JPH03275293A - 溶接方法 - Google Patents

溶接方法

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Publication number
JPH03275293A
JPH03275293A JP2074540A JP7454090A JPH03275293A JP H03275293 A JPH03275293 A JP H03275293A JP 2074540 A JP2074540 A JP 2074540A JP 7454090 A JP7454090 A JP 7454090A JP H03275293 A JPH03275293 A JP H03275293A
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JP
Japan
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welding
view
workpiece
parts
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP2074540A
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English (en)
Inventor
Kouzou Kouno
河野 紅三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、溶接ワークを突き合わせて接合する場合の溶
接方法に係り、特に、各接合部同士の間で位置のずれが
生じないようにした溶接方法に関する。
【従来の技術】
従来より、パイプなどを材料に用いて、例えば自動車用
ステアリングホイールに用いられるようなリング状の製
品を製作する場合がある。このような場合には、まず、
真っ直ぐなパイプがリング状に形成されて切断され、次
いで、切断された端部同士が一般に突き合わせ抵抗溶接
やアーク溶接によって接合される。このようにしてリン
グを製作する方法を第13図から第17図に示している
。 パイプ等をリング状のワーク30として形成する場合、
素材寸法や加工条件等に多少のばらつきが発生ずること
が原因で、溶接前のワーク30の正面図及び平面図であ
る第13図及び第14図に示すように、その接合端部3
0a、30b同士の芯がずれる場合がある。接合端部3
0a、30bのずれの方向としては、第13図にXで示
すようにリングの径方向に沿ってずれる場合、第14図
にyで示ずようにリングの径方向に対して直角な方向へ
ずれる場合、及びこれらを合わせた方向へずれる場合が
ある。 一般に、リング状の部材の半径方向への変形抵抗は大き
いので、両接合端部30a、30bの間でリングの径方
向へのずれが発生した場合、これを所定の形状に戻すた
めにはかなり大きな力を必要とする。そのため、両接合
部間の径方向へのずれを、例えば溶接時に治具等によっ
て矯正するのは極めて困難である。したがって、溶接後
のワーク30の正面図及びその溶接部分の拡大図を第1
5図及び第16図に、また、第16図の平面図を第17
図に示しているように、両液合端部30a。 30bが、リンクの径方向や、リングの径方向と直角な
方向へずれた状態のまま製品として形成されることにな
る。 一方、溶接後にワーク30の溶接部31に芯のずれが生
じるのは、以上説明したように溶接前のワーク形成段階
で両液合端部30a、30b同士に既にずれが生じてい
て、それを完全に矯正できないまま溶接が行なわれる場
合だけでなく、溶接前にはワークの接合端部30a、3
0b同士がずれていなくても、ワーク30を溶接治具に
セットして溶接する時にずれる場合もある。なお、この
位置のずれは、ワークがリング状に形成されたパイプ簡
略化を図ることである。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、相互に接合される溶接ワークの接合端
部の両方に、両液合端部を位置決めすべく相互に噛合す
る凹凸状係止部をレーザビームまたは電子ビームを照射
することにより形成し、次いでその係止部を相互に噛合
させた状態で任意の方法により溶接することを特徴とす
る溶接方法が提供される。
【作用・効果】
」1記構成においては、相互に接合される溶接ワークの
接合端部には、レーザビームまたは電子ビームの照射に
よって、両方の接合端部を位置決めすべく相互に噛合す
る凹凸状係止部が形成され、この係止部が相互に噛合し
た状態で任意の方法により溶接が行なわれる。この場合
において、係止部はレーザビームまたは電子ヒームによ
って非接触で高精度に加工されるため、接合端部相互の
芯合わせが確実に行なわれ、これらの位置が相互にずれ
るのか防止される。また、プレス等による接である場合
(このみ発生するのではなく、当然、真っ直ぐな2本の
パイプ等の端面同士を接合する場合などにも起こり得る
ことである。
【発明が解決しようとする課題] ワーク30におi−する両液合端部30aと30bの間
にずれが生じた状態で溶接された製品では、その外観が
良くないのはもちろんのこと、溶接強度が低下するとと
もに寸法精度も低下する。また、外観、強度、寸法精度
等の溶接品質が良好なものだけを製品とするためには、
接合端部間にずれが生じているかどうかを溶接後に検査
する必要もある。一方、上述の矯正治具によってずれの
発生を防止しようとすると、その矯正治具として大型で
複雑なものが必要となり、それが却って邪魔になって溶
接性が低下する可能性もある。 したがって、本発明の解決すべき技術的課題は、矯正治
具等を使用しなくても溶接時にワークの接合端部に芯ず
れが生じるのを防止するような溶接方法を提供し、常に
溶接品質の良好な製品を得られるようにすることであり
、また溶接後の検査の軸式の加工では切断部にパリが発
生したり加工部分が変形したりする虞があるが、レーザ
加工又は電子ヒーム加工であればそのような問題は生じ
ない。 したがって、外観、強度及び寸法精度等の溶接品質が良
好な溶接品を常に得ることができ、かつ溶接後の検査を
簡略化することができる。 【実施例】 以下に、第1図から第12図に示した本発明の実施例に
係る溶接方法について詳細に説明する。 第1図は、リング状に形成されたパイプの端部の正面図
を示しており、第2図は第1図の■−■線断面図、第3
図は第1図のTJf−11T線断面図を示している。図
示するように、相互に接合される端部1a、lbの両方
には、各接合端部1 a、 I bの位置を揃えて芯ず
れが生じない上うにするために、相互に噛合する凹凸状
の係止部2a、2bが形成されている。各係止部2a、
2bは、図から明らかなように、相手側の係止部の窪ん
だ部分が突出し、突出した部分が窪んだものとして形成
されている。 図示した係止部2a、2bでは、突出部はそれぞれ4個
であるが、2個以」二であればその数は任意に設定すれ
ばよい。 このように形成された接合端部1 a、 I bの係止
部2a、2bを噛み合わせた状態を第4図から第6図に
示している。第4図は係止部2a、2bが噛合した状態
の接合端部1a、Ibの正面図であり、第5図は第4図
の■−V線断面図、第6図は第4図の平面図である。図
示するように、各係止部2a2bがはまり合うことによ
って接合端部1a、Ibの間で芯のずれは生じておらず
、その芯は確実に一致している。 この状態で抵抗溶接又はアーク溶接を行なえば、各接合
端部1 a、 I b間で芯のずれが発生することはな
い。したがって、第8図に示すような各接合端部1a、
Ibの芯が一致した溶接品を得ることができる。また、
係止部2a、2bを設けたことにより接合端部1 a、
 l b間の接触面積が従来よりも増加するため、溶接
後の信頼性も向上する。 各接合端部1 a、 ] bの係止部2a、2bは、第
7図部+a、lbをレーザ溶接によって接合することも
可能である。そうすれば、1台のレーザ加工機でリング
の切断から溶接まで行なうことができるから、溶接品の
完成までの効率が良くなる。勿論、切断と溶接とでは設
定条件を変更する必要の生じる場合もあり得るが、それ
は容易に行なうことができる。 第9図及び第10図は、係止部の変形例を示すワーク接
合端部の正面図及び平面図である。このワークlOでは
、各接合端部10a、10bに鋸歯状の係止部11a、
Ilbが形成されている。また、第11図及び第12図
は係止部の別の実施例を示すワーク接合端部の正面図及
び平面図であるが、このワーク20では、各接合端部2
0a、20bには、波状の係止部21a、21bが形成
されている。 これらのいずれの場合にも、接合端部の係止部をレーザ
加工によって精度良く形成することによって、接合端部
の芯ずれのない溶接品を得ることができ、かつ溶接後の
検査を簡略化することができる。 において、集光レンズを3、レーザビームを4、その焦
点を5で示しているように、ワ・−リlに対して非接触
で行なわれるレーザ加工によって形成される。レーザに
は、YAG(イツトリウム・アルミニウム・ガーネット
の略)レーザ及びC02(炭酸ガス)レーザ等が用いら
れるが、いずれにしても、係止部2a、2bは、ワーク
lを固定してレーザ側を移動させるか、レーザ側を固定
してワーク1を移動させるかによって形成される。 接合端部1a、Ibは、プレス等によって行なう接触式
の加工では、切断によるパリが生じたり、加工部分が変
形したりすることがあるが、接合端部1a、lbの係止
部2a、2bをレーザ加工によって形成する場合には、
そのような問題は生じず、また、加工を高精度で行なう
ことができるから、接合端部1a、lbの芯合わせに好
適である。さらに、リングの直径やパイプの外径等の寸
法を変更した場合でも、レーザ加工であれば制御装置の
設定値を変更するだけで容易に対応することができる。 また、このレーザビーム4を用いて、各接合端以上は、
レーザ加工による接合端部の係止部形成の例であるが、
レーザ加工と同じく非接触加工である電子ビーム加工を
用いた場合でも同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第12図は本発明の実施例に係る溶接方法を
示し、第1図は係止部を形成した直後のワークの接合端
部を示す正面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第
3図は第1図のIII−III線断面図、第4図は係止
部が係止した状態におけるワークの接合端部を示す正面
図、第5図は第4図の■−V線断面図、第6図は第4図
の平面図、第7図はワークの接合端部にレーザ加工に上
り係止部を形成する状態を示す正面図、第8図は溶接後
のワークの正面図、第9図仕及び第1O図は変形例に係
る係止部が形成された溶接ワークの接合端部を示す正面
図及びその平面図、第11図及び第12図は別の変形例
に係る係止部が形成された溶接ワークの接合端部を示す
正面図及びその平面図、第13図から第17図は従来の
溶接方法を示し、第13図及び第14図は溶接前の溶接
ワークの正面図及び平面図、第15図、第16図及び第
17図はそれぞれ溶接後の溶接ワークの正面図、溶接部
拡大正面図及びその平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、溶接ワーク(1)を相互に突き合わせて接合す
    る溶接方法において、 相互に接合される溶接ワーク(1)の接合端部(1a、
    1b)の両方に、両接合端部(1a、1b)を位置決め
    すべく相互に噛合する凹凸状係止部(2a、2b)をレ
    ーザビームまたは電子ビームを照射することにより形成
    し、次いで、該係止部(2a、2b)を相互に噛合させ
    た状態で溶接することを特徴とする溶接方法。
JP2074540A 1990-03-23 1990-03-23 溶接方法 Pending JPH03275293A (ja)

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JP2074540A JPH03275293A (ja) 1990-03-23 1990-03-23 溶接方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5601736A (en) * 1994-08-22 1997-02-11 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Butt welding process using high density energy beam
JP2012200773A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 溶接接合体およびタービンロータ
JP2017013129A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ コンポーネントを付加製造するための方法及びこの方法から形成されるコンポーネント

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2012200773A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 溶接接合体およびタービンロータ
JP2017013129A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ コンポーネントを付加製造するための方法及びこの方法から形成されるコンポーネント
US10086567B2 (en) 2015-07-01 2018-10-02 General Electric Company Method for additively manufacturing component and component made therefrom

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