JPH0327457B2 - - Google Patents

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JPH0327457B2
JPH0327457B2 JP61193779A JP19377986A JPH0327457B2 JP H0327457 B2 JPH0327457 B2 JP H0327457B2 JP 61193779 A JP61193779 A JP 61193779A JP 19377986 A JP19377986 A JP 19377986A JP H0327457 B2 JPH0327457 B2 JP H0327457B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
powder
rotor
rotary valve
scraper
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61193779A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6351220A (ja
Inventor
Yasuaki Kobari
Toshiro Mochiji
Sohei Ikegami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Original Assignee
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
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Publication date
Application filed by Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan filed Critical Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Priority to JP19377986A priority Critical patent/JPS6351220A/ja
Publication of JPS6351220A publication Critical patent/JPS6351220A/ja
Publication of JPH0327457B2 publication Critical patent/JPH0327457B2/ja
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は粉体の安定供給を目的としたロータリ
バルブに係り、とりわけ粉体の閉塞や摩耗および
食い込みによるロータの破損を防止することがで
きるロータリバルブに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
定量の粉体を供給することができるロータリバ
ルブは、一般に、粉体の流入口および流出口を有
する略中空円筒状のケーシングと、このケーシン
グ内に回転可能に配設され、粉体を移送するロー
タと、このロータを回転させるシヤフトとを有し
ている。このロータリバルブのロータをケーシン
グ内で回転させると、流入口よりケーシング内に
流入する粉体はケーシング内面とロータの外面と
の間に入り流出口へ移送され、ロータの1回転に
ついて所定の粉体が供給される。
しかしながら、このようなロータリバルブにお
いては、供給される粉体の性状によつて種々の問
題が生じる場合がある。
例えば粉体が水分を含み付着性が強いものであ
れば、この粉体がロータに付着しケーシング内が
付着粉体によつて閉塞し安定した供給ができない
ことがある。このような事態を修復するにはロー
タリバルブを解体してロータに付着した粉体を除
去しなければならないが、粉体が含水UO3粉体の
ような核燃料物質等であれば、このような修復作
業を行うには安全上かなりの制約を受けることに
なる。
また、粉体が硬質のものであればロータの外面
が摩耗や食い込みにより破損してしまうことがあ
る。この場合の修復作業はロータリバルブを解体
してロータを交換して行うが、核燃料物質等の粉
体であれば、上記と同様安全上修復作業に制約を
受ける。
さらに、このロータリバルブのシヤフトがケー
シングを貫通する部分は、一般に、オイルシール
等の単一のシール部により粉体の漏洩を防止して
いるが、このシール部から粉体が通過した場合は
粉体は直ちにケーシング外へ漏洩してしまう。核
燃料物質等の粉体であれば、このような粉体の漏
洩は安全上非常に危険である。
〔発明の目的〕
本発明はこのような点を考慮してなされたもの
であり、付着粉体によるケーシング内部の閉塞
や、粉体によるロータの破損を防止することがで
き、さらに粉体がケーシングのシヤフト貫通部よ
り外部へ漏洩することを防止することができるロ
ータリバルブを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕 本発明は、ケーシングと、このケーシング内に
回転可能に配設したロータと、前記ケーシングを
貫通して設けた前記ロータを回転させるシヤフト
と、を有するロータリバルブであつて、前記ケー
シング内の流出口側には前記ロータの外面に接触
するスクレーパを取り付け、前記シヤフトが前記
ケーシングを貫通する部分には第1シール材およ
び第2シール材を直列に取り付け、前記第1シー
ル材と第2シール材との間には前記ケーシング内
の流出口側と連通するシール室を形成したことを
特徴としている。
本発明によれば、ロータに付着した粉体はスク
レーパにより掻き落されるので、付着粉体による
ケーシング内の閉塞を防止することができる。ま
たケーシング内部から第1シール材を通過した粉
体は第1シール材と第2シール材との間に形成さ
れたシール室に滞留しその後ケーシングの流出口
へ排出されてしまうので、ケーシングの外部へ粉
体が漏洩することを確実に防止できる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
第1図乃至第4図は本発明によるロータリバル
ブの一実施例を示す図である。第1図および第2
図において符号11は粉体の流入口12、流出口
14を有するケーシングである。ケーシング11
内には流入口12、流出口14と連通し粉体の流
れ方向に対し直交する軸線を有する略中空円筒状
の空間16が形成されている。またケーシング1
1の内部には、ケーシング11の内面に接触する
ロータ13が空間16の軸線と同一の軸線を有し
て回転可能に設けられている。このロータの外面
13aには凹部が設けられ、ロータの外面13a
とケーシングの内面11aとの間に粉体の送り部
屋18が8ケ所形成されている。またロータ13
は回転駆動装置(図示していない)によつてシヤ
フト15およびキーを介して回転駆動される。
ケーシング11内部の流出口側にはロータの外
面13aに接触してロータの外面13aに付着し
た粉体を掻き落すためのスクレーパ35が取り付
けられている。スクレーパ35を第3図および第
4図により、さらに詳細に説明する。第3図およ
び第4図において、スクレーパ35はロータの外
面13aと軸方向略全域にわたつて接触してい
る。スクレーパ35はスクレーパ保持ピン35a
によつて揺動自在に保持され、またスプリングピ
ン37に巻着されたスプリング39によつてスク
レーパ35はロータの外面13aに対して付勢さ
れている。
第1図において、空間16の両側部にはシヤフ
ト15を貫通させて一対のサイドリング17a,
17bが取り付けられている。一対のサイドリン
グ17a,17bの外側には一対のオイルシール
19a,19bが取り付けられている。サイドリ
ング17は第1シール材として、オイルシール1
9は第2シール材としての役割を果すものであ
り、一対のサイドリング17a,17bと一対の
オイルシール19a,19bとの間には一対のシ
ール室23a,23bが形成されている。また、
一対のシール室23a,23bとケーシングの流
出口14側との間には一対の連通孔24a,24
bが形成され、さらに一対のシール室23a,2
3bとケーシング11の外部とはブローバツク用
のブロー孔27a,27bが開口されている。ブ
ロー孔27a,27bには空気管(図示していな
い)が取り付けられ、必要に応じて空気を送り込
みシール室23a,23b内の粉体をケーシング
流出口側へ排出することが可能となつている。
また、第1図においてケーシング11には、ケ
ーシング11の外部よりシール室23aを観察す
ることが可能なサイトカバー25が取り付けられ
ている。さらに第2図においてケーシング11に
は、ケーシング11の外部よりスクレーパ35の
動きを観察することが可能なサイトカバー41が
取り付けられている。サイトカバー25,41は
いずれも透明な合成樹脂材(例えばアクリル製樹
脂等)によつて作成されている。
また、第1図および第2図において、符号21
はボールベアリングであり、符号29はスクレー
パ35を両側部から支持するスクレーパリングで
あり、符号31は粉体の漏洩を防止するOリング
である。さらに、ケーシングの内面11aの全面
およびロータの外面13aの全面にはチタニウム
コーテイング等の金属コーテイングが施されてい
る。
次にこのような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。
回転駆動装置(図示していない)によりロータ
13を第2図、第3図および第4図の矢印L1
向へ回転させると、粉体は流入口12より送り部
屋18に入り、ロータ13の回転に伴つてケーシ
ング11内部を移送され、その後流出口14へ送
られる。このようにロータの1回転について一定
量の粉体がこのロータリバルブによつて供給され
ることになる。
粉体が水分を含み付着性の強い性状の場合、粉
体がロータの外面13aに付着することがある
が、この付着粉体はロータの外面13aに接触し
て取り付けられたスクレーパ35によつて掻き落
され流出口14側へ落下する。従つて、ケーシン
グ内が付着粉体によつて閉塞することはなく、ロ
ータリバルブの安定した定量運転が可能となる。
スクレーパ35により掻き落とし作業はサイトカ
バー41によつてケーシング11の外部より観察
することができる。
また、ロータ13の回転中、ケーシング11内
の粉体の漏洩は一対のサイドリング17によつて
防止されるが、この一対のサイドリング17a,
17bを粉体が通過して漏洩しても一対のサイド
リング17の外側の一対のオイルシール19a,
19bによつて粉付の漏洩は二重に防止されるこ
とになる。一対のサイドリング17a,17bよ
り漏洩した粉体は一対のシール室23a,23b
に滞留するが、この一対のシール室23a,23
bに滞留した粉体はサイトカバー25により外部
より確認できる。一対のシール室23a,23b
内に粉体が滞留したことを確認した場合、ロータ
13の回転を止めブローバツク用のブロー孔27
よりエアーを吹き込むと、一対のシール室23
a,23b内の粉体は一対の連通孔24a,24
bを通つてケーシングの流出口14側へ排出され
る。一対のシール室23a,23b内に粉体の滞
留がなくなつたことを確認した後、再度ロータ1
3を回転させる。このようにしてケーシング内部
の粉体が外部へ漏洩することを確実に防止するこ
とができる。
また、ロータの外面13aおよびケーシングの
内面11aにはチタニウムコーテイング等の金属
コーテイングが施されているので、粉体の噛み込
み等によりロータ13の摩耗や破損が防止され、
ロータの耐用年数を長くとることができる。な
お、コーテイングに金属コーテイングを施した例
を示したが、これに限らずセラミツクコーテイン
グもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ロータ
に付着した粉体はスクレーパにより掻き落とされ
るので、付着粉体によるケーシング内の閉塞を防
止することができる。従つて粉体の閉塞によつて
ロータリバルブを解体する必要はない。また、ケ
ーシング内部から第1シール材を通過した粉体
は、第1シール材と第2シール材との間に形成さ
れたシール室に滞留し、その後ブロー孔からブロ
ーを行なうことにより連通孔を通つてケーシング
の流出口へ排出されてしまうので、粉体がシヤフ
トがケーシングを貫通する部分よりケーシング外
部へ漏洩することを確実に防止することができ
る。さらにシヤフトをシール室の中央部に配置し
たので、シール室に流入した粉体はシヤフトの回
りに付着することなくシール室の底部に滞留す
る。このためシヤフトに沿つて粉体が外部へ漏洩
することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるロータリバルブの一実施
例を示す断面図、第2図は第1図−線断面
図、第3図はスクレーパをロータの外面に接触さ
せて取り付けた場合を示す斜視図、第4図はスク
レーパをロータの外面に接触させて取り付けた場
合の部分拡大図である。 11…ケーシング、12…流入口、13…ロー
タ、14…流出口、15…シヤフト、16…空
間、17…サイドリング、18…送り部屋、19
…オイルシール、23…シール室、24…連通
孔、25…サイトカバー、27…ブロー孔、35
…スクレーパ、37…スプリングピン、39…ス
プリング、41…サイトカバー、L1…ロータ回
転方向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーシングと、このケーシング内に回転可能
    に配設したロータと、前記ケーシングを貫通して
    設けた前記ロータを回転させるシヤフトと、を有
    する粉体供給用のロータリバルブにおいて、前記
    ケーシング内の流出口側には前記ロータの外面に
    接触するスクレーパを取り付け、前記シヤフトが
    前記ケーシングを貫通する部分には内側から順に
    第1シール材および第2シール材を直列に取り付
    け、前記第1シール材と第2シール材との間にシ
    ール室を形成するとともに、このシール室内の中
    央部に前記シヤフトを配置し、前記シール室と前
    記ケーシング内の流出口側との間に前記シール室
    内の粉体を前記流出口側へ排出させる連通孔を形
    成し、シール室にケーシングの外部と連通するブ
    ローバツク用のブロー孔を形成したことを特徴と
    するロータリバルブ。 2 ケーシングの内面およびロータの外面には硬
    質のコーテイングが施されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のロータリバルブ。 3 コーテイングは金属コーテイングであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のロータ
    リバルブ。 4 コーテイングはセラミツクコーテイングであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    ロータリバルブ。 5 ケーシングにはスクレーパおよびシール室を
    外部より観察することができるサイトカバーが取
    り付けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のロータリバルブ。
JP19377986A 1986-08-19 1986-08-19 ロ−タリバルブ Granted JPS6351220A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19377986A JPS6351220A (ja) 1986-08-19 1986-08-19 ロ−タリバルブ

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JP19377986A JPS6351220A (ja) 1986-08-19 1986-08-19 ロ−タリバルブ

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Publication Number Publication Date
JPS6351220A JPS6351220A (ja) 1988-03-04
JPH0327457B2 true JPH0327457B2 (ja) 1991-04-16

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JP19377986A Granted JPS6351220A (ja) 1986-08-19 1986-08-19 ロ−タリバルブ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001253544A (ja) * 2000-03-14 2001-09-18 Masaru Okamura ロータリーフィーダー
JP5835008B2 (ja) * 2012-02-28 2015-12-24 株式会社デンソー 粉体供給装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5369362A (en) * 1976-11-30 1978-06-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd Rotary valve with adhesion preventive structure
JPS5815387U (ja) * 1981-07-21 1983-01-31 シャープ株式会社 コ−ドの収納装置

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