JPH03274199A - 彫金テレホンカード - Google Patents

彫金テレホンカード

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JPH03274199A
JPH03274199A JP2074240A JP7424090A JPH03274199A JP H03274199 A JPH03274199 A JP H03274199A JP 2074240 A JP2074240 A JP 2074240A JP 7424090 A JP7424090 A JP 7424090A JP H03274199 A JPH03274199 A JP H03274199A
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JP
Japan
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telephone card
thickness
plate
electroformed
electroformed plate
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Norio Kato
紀夫 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、和彫りという彫金の深彫りイメージをこわさ
ないで、所定の薄さを維持する彫金テレホンカードおよ
びその製法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕昨今の
磁気情報手段の発達に伴い、電話器あるいは自動販売器
等のコイン投入の代替手段としてカード類が多様化され
ている。特にテレホンカードにおいては、その携帯性お
よび趣味性の観点から表面に写真あるいは印刷が施され
、マニアにとってはその趣味性に重点が移行しつツする
。一方当該テレホンカードは、コインの代替手段として
の機能も有し、電話器のカードリーダーに投入できる厚
さを維持しなければならない。例えば現在普及している
電話器は6種類の多種に亘り、このうちカードリーダー
は、0.30mmの間隙で形成されたカード投入口が一
般的である。
従って、テレホンカードは当該所定厚以下のものが要求
され、これ以上のものは実用に添ぐわない。
一方テレホンカード表面に施された図柄においては、趣
味性に富んだものがマニアには好まれる傾向がある。例
えば、日本古来より伝統民芸品としての和彫り彫金加工
品は、その深彫りの加工の線の力強さから、装飾品とし
て知られている。当該相形り彫金加工は、創作者が饗に
て金属板に彫り刻んだものを原型とするために、電鋳成
形された電鋳型は凹凸に富み、薄片板としての彫金装飾
品の製作は困難とされていた。
かかる観点から、前記テレホンカードの表面に当該相形
り彫金を貼付することは、その厚さによりカードリーダ
ーへの投入が出来ず、マニア等にとっては、その商品価
値とともに実用性も期待できるものではなかった。
そこで電鋳板の薄片処理であるが、一般に銅製の電鋳型
においては、高精度に研摩するために粒子の細かい粉体
ローラでは、被研摩機が軟質金属であるためにローラの
粒子間が目詰まりし、連続加工処理ができないのが現状
であった。
一方塩化ビニル系の合成プラスチックからなるテレホン
カードにおいても、前記同様にその薄片であるがために
、内面に含有する磁気情報を崩壊しない程度に研削する
ことは至難であった。
〔課題を解決するための手段およびその作用〕本発明は
、和彫り彫金加工の深彫りのイメージをこわさずに、装
飾あるいは観賞的価値を維持しつつ、電話器のカードリ
ーダー投入口へ投入できる程の許容厚さの彫金テレホン
カードおよびその製法を提供するために、テレホンカー
ド素材表面と電鋳板裏面とを均一に高精度に研削する複
数連のダイヤローラと、当該ダイヤローラとラバーロー
ラ間の接点圧を付勢しない程度に当接するスプリング手
段とによって、テレホンカードの素材厚さを略半分に削
り取り、さらに前記和彫り彫金の裏面を、彫金溝部底面
を基準にわずかに残る程度まで研削し、貼着剤を中間に
介して接着するようにした、彫金テレホンカードおよび
その製法を提出するものである。
かかる手段によって、本願発明は薄片であるテレホンカ
ード素材をさらに半分程度の厚さに削り取り、一方相形
り彫金加工する際の電鋳板裏面を所定厚までに研削でき
、よって双方を接着することによって従来の創作的価値
を損傷することなく、しかも所定厚以下の薄片である彫
金テレホンカードおよびその製法を提供することができ
る。
〔実施例〕
以下本発明による彫金テレホンカードおよびその製法を
詳細に説明する。
第1図(イ)(ロ)は本発明による彫金テレホンカード
の斜視図およびその断面図である。当該彫金テレホンカ
ードは、和彫り彫金加工した電鋳板1と、原型に和彫り
された模様、絵柄の線溝2と、その裏面にテレホンカー
ドのホワイトボード(表面に絵柄等の印刷がないもの)
3が接着剤4により接着されている。本カードは電話器
のカードリーダー投入口の間隙が一触的に0゜30mm
で形成されているために、全幅が0.28mmに成形さ
れている。従って、例えば電鋳板1の厚さが0.10m
m、接着剤4の厚さが0.03mmおよびホワイトボー
ド3の厚さが0.15rnmより構成される。
かかるテレホンカード表面に貼着された和彫り彫金加工
された絵柄は、和彫り彫金の深彫りのイメージを維持し
つつ、その溝深さは最深長でも電鋳板1の厚さと路間−
の0.10mmと成形されている。従って当該彫金テレ
ホンカードを観賞する際には、原型に施された深彫りの
繋等の線幅は維持されているために、その絵柄の線図の
イメージは崩されずに線溝深さのみが0.10mm以下
に押さえられ、全幅でも0.28mmに維持されている
第2図(イ) (0) (ハ)に)(ホ)は本彫金テレ
ホンカードの薄片電鋳板1の製造工程を断面で示すもの
である。例えば、日本百景あるいは花等の絵柄を霊にて
原板(銅板)に創作者のイメージで線図を描き(イ)、
当該原板(銅板)を陰極とし、その表面に離型剤を塗布
した上層部に陽極からの銅製電鋳型(逆型)が形成され
る(口)。当該逆形の形成には腐蝕液により形成しても
よい。
当該逆型の線溝に対応した凸部を、後述する研削方法に
より各々の線幅が崩れない程度まで削り落す(ハ)。こ
のようにしてできた銅製の逆型を陰極として、その表面
に本製品の本体となる銀製の電鋳板を形成しく:)、そ
の上に銅・金等の差メツキを施して電鋳板1製作する(
ホ)。
第3図は本発明の電鋳板あるいはテレホンカード本体の
研削に用いる研摩装置である。ダイヤモンド粒子の粗さ
が、例えばJIS規格140番の粒子が埋め込まれたダ
イヤローラ31と、当該ダイヤローラ31に対向して軸
支された搬送用ラバーローラ32と、ダイヤローラ31
の軸に被研摩機を挿通した際に、その厚さに応じて接点
圧が付勢されない程度に、接触維持するスプリング33
とが一単位として構成される。本方法は、当該研摩装置
が搬送同軸上に10連並設され、各々の研摩接点圧は、
前記した様j二その段階により肉厚に対応して付勢しな
いようにスプリングで調整される。
以上の構成でテレホンカードのホワイト面(印刷されて
いない面)をダイヤローラ31側に向け、冷却水ととも
に研摩し、最終研摩にて、所定の0.15mmまで削り
落とす。一方前記した第2図(ハ)の逆型凸部の研摩お
よび第2図に)における銀製電鋳板の裏面を、電鋳時の
厚みの不均一を平均化するために、同様に10連の研摩
装置にて所定の0.10mm程度まで削り落とす。
以上のように形成された電鋳板およびテレホンカードの
ホワイトボードを、接着剤をその中間に介してプレス機
にて接着する。
〈発明の効果〉 以上説明した通り本発明の彫金テレホンカードによれば
、テレホンカード素材表面と電鋳板裏面とを均一に高精
度に研削する複数連のダイヤローラと、当該ダイヤロー
ラとラバーローラ間の接点圧を付勢しない程度に当接す
るスプリ4゜ ング手段とによって、テレホンカードの素材厚さを略半
分に削り取り、さらに前記和彫り彫金の裏面を、彫金溝
部底面を基準にわずかに残る程度まで研削し、貼着剤を
中間に介して接着するようにしたため、和彫り彫金加工
の深彫りのイメージをこわさずに、装飾あるいは観賞的
価値を維持しつつ、電話器のカードリーグ投入口へ投入
できる程の許容厚さとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)(ロ)は本発明の彫金テレホンカードの斜
視図およびその断面図、第2図(イ) (D) (ハ)
に)(ホ)は 本発明の電鋳板製造工程を示す断面図、
第3図は本方法に用いられる研摩装置の説明図を示す。 符号の説明 1・・・電鋳板       2・・・線溝3・・・ホ
ワイトボード   4・・・接着剤31・・・ダイヤロ
ーラ    32・・・ラバーローラ第1図 図面の浄書 第 図 手 続 補 正 書 (方式) %式% 事件の表示 平成2年特許願第74240号 2゜ 発明の名称 彫金テレホンカード 補正をする者 事件との関係

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テレホンカード表面に、原型に描かれた線図の線
    溝幅を有し、当該線溝深長が所定長に調整された電鋳板
    を貼着したカードリーダー読み出し用であることを特徴
    とする彫金テレホンカード。
  2. (2)前記テレホンカードが0.15mm以下の厚さで
    、前記電鋳板が0.10mm以下である請求項1記載の
    彫金テレホンカード。
  3. (3)電鋳板逆型において、当該表面に形成された凸部
    を凸部基部と略同一面まで研削することを特徴とする彫
    金テレホンカードの製法。
  4. (4)各々所定厚に研削した電鋳板とテレホンカードを
    接着剤にて接着することを特徴とする彫金テレホンカー
    ドの製法。
  5. (5)電鋳板およびテレホンカード表面の研削において
    複数連のダイヤローラと、当該ダイヤローラに対向軸支
    されたラバーローラとの間において、接点圧を付勢しな
    い程度に当接するスプリング手段を有することを特徴と
    する研摩装置。
JP2074240A 1990-03-23 1990-03-23 彫金テレホンカード Granted JPH03274199A (ja)

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JPS61158497U (ja) * 1985-03-20 1986-10-01
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