JPH0327407A - 誘導負荷電流の調節回路 - Google Patents

誘導負荷電流の調節回路

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JPH0327407A
JPH0327407A JP2077145A JP7714590A JPH0327407A JP H0327407 A JPH0327407 A JP H0327407A JP 2077145 A JP2077145 A JP 2077145A JP 7714590 A JP7714590 A JP 7714590A JP H0327407 A JPH0327407 A JP H0327407A
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transistor
side terminal
inductive load
electronic switch
sensing transistor
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JP2077145A
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Pietro Menniti
ピエトロ メニチ
Antonella Baiocchi
アントネラ バイオッチ
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/12Control or stabilisation of current
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/03Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors
    • H02P7/04Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors by means of a H-bridge circuit

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は負荷において発生した誘導電流を検知し調節す
るための誘導負荷電流の調節回路に関する。
(従来の技術〉 一般に、負荷において発生した誘導電流を検知し調節す
るための誘導負荷電流の調節回路は、6 例えばステッピングモータあるいは一般的な誘導負荷へ
与える電流を制御する制御器あるいはリミッタのような
いろいろな装置において適用分野を有する。
電気的に調節されるステッピングモー夕の場合には、例
えば、モータの所定の単位角度の回転に合わせて対応す
るモータ内のコイルに誘導される電流をMOS型トラン
ジスタあるいはバイポーラトランジスタから構成される
電流調節段で調節するため、モータのコイルごとに設け
られた多数の上記電流調節段に電力をそれぞれ供給する
ことが必要である。
ここで、コイル内を流れる誘導電流は該電流がブリッジ
回路を介して制御されない限り無限に増加し続ける傾向
にある。
従来から、電流調節段は、例えば負荷において発生した
誘導電流を検知する検知回路からの検知信号に基づき、
モータの回転ごとに設けられるそれぞれのコイルに対応
する電流調節段を駆動させあるいは駆動停止させるいわ
ゆるチョッパモードを有する。
即ち、誘導負荷において発生した誘導電流は鋸波形を有
することになる。
その理由は、検知回路が予め決められた第1基準値に合
致する電流値を検知したとき、駆動段は電流調節段への
駆動電流の供給を止めるため動作を停止し、次いで、電
流値が降下して第2基準値に達したとき駆動段は再度動
作するからである。
ここで、負荷において発生した誘導電流を検知するため
幾つかの提案が戒されている。
誘導電流の検知は、通常、いわゆる高電位側の増幅器の
機能を実行するブリッジ回路において、一対のトランジ
スタに直列に接続され非常に小さい抵抗値を有する抵抗
器Rsからなる抵抗センサにおける電圧降下を測定する
ことにより間接的に行うことができる。
しかしなから、上記の誘導電流の検知においては以下に
指摘されるように幾つかの欠点がある。
例えば、上記抵抗器Rs及び集積された検知回路の内部
抵抗は温度の影響を受けやすく、抵抗値が大幅に変動す
る。このような抵抗値の変動は電圧降下の測定精度を損
なうことになり、結局」二記の誘導電流の検知において
はその精度に信頼がおけない。
また、負荷において発生した誘導電流が抵抗センサ内を
流れる場合、上記抵抗センサにおいて生する電圧降下分
に対応する電力が消費される。
この電力消費を低減するため、非常に小さい抵抗値の抵
抗器Rsを用いることが考えられるが、この場合、抵抗
センサで生ずる電圧降下は引き続いて検知回路で比較さ
れる上記の第1あるいは第2の基準値に比べて非常に小
さい。それで、この相対的に小さい電圧降下を測定しな
ければならず、結局、降下電圧の測定精度に信頼がおけ
ない。
近時、一対のトランジスタを用い、一方のトランジスタ
のドレイン側の端子と他方のトランジス夕のゲート側の
端子をそれぞれ互いに接続し誘導電流の検知を行うこと
が提案されている。
即ち、一方の第1トランジスタは誘導負荷のため増幅器
のブリッジ回路に組み込まれ、他方の第9 2トランジスタはそのソース側の端子を抵抗器RSから
なる抵抗センサを介して接地されたものである。
ここで、第2トランジスタの容量が第1トランジスタの
容量のn分の1であって小さいものであるならば、第2
トランジスタを流れる電流、即ち抵抗器Rsを流れる電
流を負荷で発生する誘導電流よりもn分の1に低くする
ことが可能である。
これによって、電流センサを介して消費される電力量を
確実に低減することができる。
しかしなから、上記の誘導電流の検知はまだ充分である
とは言えず、問題がある。
その主な理由は、抵抗器Rsが存在するので、互いに異
なる操作状態下にある第1トランジスタ及び第2トラン
ジスタにおいてゲート側−ソース側の電位差とドレイン
側−ソース側の電位差とが等しい値にならないからであ
る。
このような電位差の不一致は、」二記の互いに異なる操
作状態におかれる2つのトランジスタの容量の違いより
も、これらのトランジスタをそれそ10 れ流れる電流の大きさが異なることに起因する。
それで、誘導電流の検知は不正確なものになる。
(発明が解決しようとする課題〉 上記の如く、従来の誘導電流の検知回路にあっては検知
精度に信頼がおけないと言う問題があった。
そこで、この問題を解決するため、例えば本願出願者に
よってなされた特許出願であるイタリアの特許出願番号
22732−A786に誘導負荷電流の調節回路の構成
部材が示されている。
上記特許出願に示される誘導負荷電流の調節回路は、一
対の電界効果トランジスタ(FET)を備え、該トラン
ジスタである第1トランジスタ及び第2トランジスタの
それぞれのソース側の端子を接続して楕戒されたもので
ある。
第1トランジスタはパワートランジスタからなり誘導負
荷に接続される。一方、第2トランジスタはそのドレイ
ン側の端子を抵抗器を有する電流検知器に接続される。
更に、電圧制御器が第1トランジスタ及び第2トランジ
スタのドレイン側の端子にそれそれ接続され、各トラン
ジスタにおけるドレイン側一ソース側の各電位差は互い
に等しくなる態様となっている。
このような楕戒を有する回路では、誘導負荷電流の検知
精度を向上させる意味において有用であるけれども他の
問題がある。
即ち、上記回路では一対のトランジスタを同じ状態で用
いることができるよう増幅回路を特別に備えることが必
要であり、回路の槽或が複雑になってしまうという問題
があった。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点を解消するもの
で、その目的とするところは、簡易な構成で電力消費が
低減されると共に誘導電流の検知が確実に行なわれ、か
つ誘導電流の調節に信頼がおける誘導負荷電流の調節回
路を提供することである。
[発明の構戒] (課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するための本発明の請求項(1)の誘導
負荷電流の調節回路は、負荷において発生した誘導電流
を検知し調節するための誘導負荷電流の調節回路におい
て、ドレイン側の端子が誘導負荷の一端に接続され電界
効果トランジスタからなる第1トランジスタT2と、該
第1トランジスタT2のソース側の端子にソース側の端
子が接続され前記第1トランジスタT2に比較して内部
抵抗値の大きい電界効果トランジスタからなる第2検知
用トランジスタTsと、該第2検知用トランジスタTs
のドレイン側の端子に反転入力側端子が接続され前記第
1トランジスタT2のドレイン側の端子に非反転入力側
端子が接続される比較器3と、該比較器3から出力され
る比較信号を受けてスイッチング動作を行う電子スイッ
チ4と、該電子スイッチ4が閉状態にある場合前記第1
トランジスタT2のゲート側の端子に前記電子スイッチ
4を介して駆動電位を与える駆動段5とを備えたことを
特徴とする。
また、請求項(7)の誘導負荷電流の調節回路は、請求
項(1)の誘導負荷電流の調節回路に用いられる電界効
果トランジスタに対し、パイボーラトラ13 ンジスタを用いたものであり、負荷において発生した誘
導電流を検知し調節するための誘導負荷電流の調節回路
において、コレクタ側の端子が誘導負荷の一端に接続さ
れバイポーラトランジスタからなる第1トランジスタT
2と、該第1トランジスタT2のエミッタ側の端子にエ
ミッタ側の端子が接続され前記第1トランジスタT2に
比較して内部抵抗値の大きいバイポーラトランジスタか
らなる第2検知用トランジスタTsと、該第2検知用ト
ランジスタTsのコレクタ側の端子に反転入力側端子が
接続され前記第lトランジスタT2のコレクタ側の端子
に非反転入力側端子が接続される比較器3と、該比較器
3から出力される比較信号を受けてスイッチング動作を
行う電子スイッチ4と、該電子スイッチ4が閏状態にあ
る場合前記第1トランジスタT2のベース側の端子に前
記電子スイッチ4を介して駆動電位を与える駆動段5と
を備えたことを特徴とする。
(作用〉 本発明の請求項(1)の誘導負荷電流の調節回I A 路では、常時比較器3の反転入力側端子に適宜の電位付
与手段により所定の電位が与えられている。
それで、適宜のブリッジ回路に組み込まれた負荷におい
て誘導電流が発生しない場合、比較器3の非反転入力側
端子は低い電位に維持され比較器3は比較信号を電子ス
イッチ4へ出力しない。
即ち、誘導負荷電流の調節回路は駆動しない。
次に、上記負荷に誘導電流が発生すると、この誘導電流
は検知回路に相当する比較器3の非反転入力側端子へ伝
えられる。すると、比較器3は該比較器3の非反転入力
側端子の電位が高まったのを検知して電子スイッチ4へ
該スイッチ4を閉状態にする゛よう比較信号を送る。そ
れで、電子スイッチ4は閉状態になり、駆動段5から電
子スイッチ4を介して第1トランジスタT2のゲート側
へ駆動電位が与えられる。すると、第1トランジスタT
2は導通し、負荷において発生した誘導電流を例えばグ
ラントへ逃がす。
従って、負荷に誘導電流が発生した場合、比較器3が検
知して第1トランジスタT2を導通させるので、速やか
に誘導電流を逃がし誘導電流を調節することができる。
また、第2検知用トランジスタTsのゲート側を例えば
電子スイッチ4に接続しておけば、比較器3の反転入力
側端子に与えられている所定の電荷は負荷において誘導
電流が発生した場合のみ第2検知用トランジスタTsを
介して失われるので、電力消費の低減を計れる。
さらに、第2検知用トランジスタTs.の内部抵抗値は
第1トランジスタT2の内部抵抗値に比べて十分に低く
設定してあるので、上記の失われる電力量は更に低減さ
れる。
さらにまた、比較器3の反転入力側端子に常時与える電
位を正確に設定するのみで、比較器3による誘導電流の
検知を確実に行うことができる。
また、請求項(7)の誘導負荷電流の調節回路は、請求
項(1)の誘導負荷電流の調節回路と同様に動作する。
(実施例〉 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係わる誘導負荷電流の調
節回路のブロック図である。
図において、誘導負荷電流の調節回路は誘導負荷L及び
電界効果パワートランジスタ群から形成されるブリッジ
回路2の誘導負荷I一で発生した誘導電流を検知し調節
する集積回p1aから構戒される。
誘導負荷I一は例えばステッピングモー夕内に設けられ
るものであり、該モークが回転するごとにブリッジ回路
2から集積回路1aへ誘導電流を与えることにより、集
積回路1aはブリッジ回路2と協働する。
集積回路1aはドレイン側の端子D2が誘導負荷Lの一
端に接続されてブリッジ回路2と協働する第1トランジ
スタT2と、該第1トランジスタT2のソース側の端子
S2と共に接地されるソース側の端子Ssを有しMOS
型の電界効果トランジスタである第2検知用トランジス
タTsと、該第2検知用トランジスタTsのドレイン側
の端子17 Dsに反転(一)入力側端子が接続され第1トランジス
タT2のドレイン側の端子D2に非反転(+〉入力側端
子が接続される比較器3と、該比較器3から出力される
比較信号を受けてスイッチング動作を行う電子スイッチ
4と、該電子スイッチ4を介して第1トランジスタT2
のゲート側の端子G2及び第2検知用トランジスタTs
のゲト側の端子Gsに駆動電位を与える駆動段5aとを
備える。
また、第2検知用トランジスタTsのドレイン側の端子
Dsは集積回路1aの外部に設置される基準電位供給源
Vrに集積回路1aの外部の基準抵抗器Rrを介して接
続される。
ここで、第2検知用トランジスタTsの容量は第1トラ
ンジスタT2の容量と一致するものである。そして、第
2検知用トランジスタTsの内部抵抗Rtsは第1トラ
ンジスタT2の内部抵抗Rt2よりもn倍大きい。
また、第1トランジスタT2及び第2検知用トランジス
タTsが電子スイッチ4を介して駆動段18 5aから受ける導通指令により導通した場合、第1トラ
ンジスタT2と第2検知用トランジスタTsにおいてそ
のゲート側−ソース側の各電位差は全く等しくなる態様
となっている。
なお、上記の集積回路1aの外部に設置される基準電位
供給源Vr及び基準抵抗器Rrは、第2図に本発明の第
2実施例に係わる誘導負荷電流の調節回路の集積回路1
bのブロック図を示すように、基準定電流源Irに置き
換えても良い。
また、第2図に示す集積回路1bは第1図に示す集積回
路1aに対し、第1トランジスタT2のゲート側の端子
G2はVg電位供給端子V g ,を有する駆動段5b
に電子スイッチ4を介して接続され、第2検知用トラン
ジスタTsのゲート側の端子GsはVg電位供給端子V
 g 2に直接に接続されたものである。
以上の集積回路1aあるいは集積回路1bの構成におい
て、集積回Nlaあるいは集積回路1bの稼働時には、
比較器3の非反転側入力端子の電位は第1トランジスタ
T2のドレイン側一ソース19 側聞の電圧降下に一致し、比較器3の反転側入力端子の
電位は第2検知用トランジスタTsのドレイン側一ソー
ス側間の電圧降下に一致する。
」二記の電圧降下はそれぞれのトランジスタ内での内部
抵抗によって生ずるものである。
また、比較器3の反転側入力端子の電位Vsは集積回路
1の外部に設置される基準電位供給源■rの電位Vr及
び基準抵抗器Rrの抵抗値Rr、あるいは第2図に示さ
れるように基準定電流源1rの電流値Irを用いて表現
できる。即ち、第2検知用トランジスタTsを流れる電
流値Isは、I s=Vr/ (Rr+Rts) = V r / R r      (集積回li!8
1 a )T s=I r         (集積回
路1b)であるので、比較器3の反転側入力端子の電位
VSは、 Vs=Vr−Rts/Rr  (集積回路1a)Vs=
Ir−Rts     (集積回路1b)ここで、第2
検知用トランジスタTsの内部抵抗Rtsは高い精度で
調整されるものであり、基20 準抵抗器Ryrの抵抗値Rrに比較して無視できるもの
である。
上記の式で示されるように第2検知用トランジスタTs
を流れる電流値Isは、集積回Nlaの外部に設置され
る基準電位供給源Vrの電位Vr及び基準抵抗器Rrの
抵抗値Rr、あるいは第2図に示されるように基準定電
流源Irの電流値■rに特に依存するので、電位Vr及
び電流値Irは正確に設定され、基準抵抗器Rrは高精
度に作製される。
このように、本発明に係わる第1実施例の誘導負荷電流
の調節回路である集積回Fl?I1a及び第2実施例の
誘導負荷電流の調節回路である集積回路1bは非常に簡
単な構戒からなり、高精度に作製すべき部材及び正確に
設定すべき入力条件は非常に少ない。
また、上記集積回路1aでは、誘導負荷I一において誘
導電流が発生し、この誘導電流を比較器3が検知して第
2検知用トランジスタTsが導通した場合のみ該トラン
ジスタTsを電流が流れるの21 で、消費される電力量は非常に少ない。
さらに、第2検知用トランジスタTsの内部抵抗は大き
く設定されているので、上記消費電力は更に低減される
一方、上記集積回路1bでは、第2検知用トランジスタ
Tsは常時導通しているので、比較器3の反転入力側端
子の電位は変化しない。即ち、比較器3の動作は更に確
実である。
また、第2検知用トランジスタTsを介して常時電力が
消費されるが、第2検知用トランジスタTsの内部抵抗
は大きく設定されているので、上記消費電力は少ない。
次に、第3図に本発明の第3実施例に係わる誘導負荷電
流の調節回路の集積回路1cのブロック図を示す。
図において、第1図に示した第1実施例と同等の部材は
同じ符号で示される。
第3図に示した第3実施例は第1図に示した第1実施例
の電子スイッチ4及び駆動段5に対し、比較器3から出
力される比較信号を入力し所定の99 時間をおいて遅延した前記比較信号を出力端7、8から
出力するタイマ回路6と、該タイマ四B6の一方の出力
端7からの第1遅延比較信号を受けて第1トランジスタ
T2のゲート側のラインでスイッチング動作を行う電子
スイッチ4と、上記タイマ回11’86の他方の出力端
8からの第2遅延比較信号を受けて第2検知用トランジ
スタTsのゲート側のラインでスイッチング動作を行う
電子スイッチつと、電子スイッチ4、9を介して第1ト
ランジスタT2のゲート側ないし第2検知用トランジス
タTsのゲート側に駆動電位を与える駆動段5aとを備
えたものである。
ここで、タイマ回路6は例えばカウンタなどからなり、
所定時間に渡って継続して比較信号を入力した場合、遅
延した比較信号を出力する。
なお、上記の集積回路1cの外部に設置される基準電位
供給源Vr及び基準抵抗器Rrは、第4図に本発明の第
4実施例に係わる誘導負荷電流の調節回路の集積回路1
dのブロック図を示すように、基準定電流源Irに置き
換えても良い。
また、第4図に示す集積回路1dは、第3図に示した駆
動段5a及び電子スイッチ9に対し、Vg電位供給端子
V g ,を有する駆動段5bから電子スイッチ4を介
して第1トランジスタT2のゲート側に駆動電位を与え
、第2検知用トランジスタTsのゲート側の端子Gsに
Vg電位供給端子V g 2から直接にVg電位を与え
たものである。
以上の集積回路ICあるいは集積回路1dの構成におい
て、例えば第1トランジスタT2が非導通状態から導通
状態へ切り替わった瞬間に比較器3の非反転入力側へい
わゆる誤信号が短時間送られた場合においても、タイマ
回路6の遅延動作により第1トランジスタT2は最小の
誘導時間、即ち誘導電流を通過させるまでの時間を確保
するので導通しない。
換言すれば、タイマ回路6は所定時間に渡って継続した
比較信号を入力しない限り遅延した比較信号を出力しな
いので、上記誤信号が発生しても第1トランジスタT2
は非導通状態を維持する。
比較器3の反転入力側へは基準電流Isが供給される。
この基準電流Isは基準電位供給源Vrの電位Vr及び
基準抵抗器Rrの抵抗値Rr、あるいは第4図に示され
るように基準定電流源Irの電流値Irのいずれかによ
って制御されるものである。
また、第3図に示した集積回路ICにおいて電子スイッ
チ4と共に電子スイッチ9を設けたことにより、タイマ
回路6から送られる第1遅延比較信号あるい◆よ第2遅
延比較信号を電子スイッチ4あるいは電子スイッチ9が
それそれ互いに関連なく受け、次いで第1トランジスタ
T2あるいは第2検知用トランジスタTsがそれぞれ互
いに関連なく導通するので、第1トランジスタT2が非
導通状態であっても第2検知用トランジスタTsは導通
状態になることができる。
さらに、第4図に示される集積回FI?t1dにあって
は、常時第2検知用トランジスタTsを導通状態におく
ことができる。
従って、本発明に係わる第1実施例乃至第4実25 施例の集積回路1a乃至1dによれば、複数のトランジ
スタを流れる誘導負荷に基づく電流を検知すると共に調
節することができる。
また、集積回路IC、1dに設けられた適宜のタイマ回
路6を用いることにより集積回路IC、1dへの割り込
みのタイミングを調節することができる。
以上の集積回路1a乃至1dにおいてはMOS型トラン
ジスタを用いたが、トランスファコンダクタンスが大き
く高い電流値であっても高速動作が容易なバイポーラト
ランジスタを用いても良い。
この場合には、集積回路1a乃至1d及びブリッジ回路
2は共にバイポーラトランジスタで楕戒され、電界効果
トランジスタのゲート側端子はバイポーラトランジスタ
のベース側端子に対応し、電界効果トランジスタのドレ
イン側端子及びソース(llI端子はバイポーラトラン
ジスタのコレクタ側端子及びエミッタ側端子にそれぞれ
対応する。
また、第3図及び第4図に示したタイマ回路6の出力端
は出力端7、8に限られることなく多数26 設けても良い。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更により、適宜の態様で実施し得るものであ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の請求項(1)によれば、ド
レイン側の端子が誘導負荷の一端に接続され電界効果ト
ランジスタからなる第1トランジスタT2と、該第1ト
ランジスタT2のソース側の端子にソース側の端子が接
続され前記第1トランジスタT2に比較して内部抵抗値
の大きい電界効果トランジスタからなる第2検知用トラ
ンジスタTsと、該第2検知用トランジスタTsのドレ
イン側の端子に反転入力側端子が接続され前記第1トラ
ンジスタT2のドレイン側の端子に非反転入力側端子が
接続される比較器3と、該比較器3から出力される比較
信号を受けてスイッチング動作を行う電子スイッチ4と
、該電子スイッチ4が閉状態にある場合前記第1トラン
ジスタT2のゲート側の端子に前記電子スイッチ4を介
して駆動電位を与える駆動段5とを備えたので、簡易な
構成で電力消費が低減されると共に誘導電流の検知が確
実に行なわれ、かつ誘導電流の調節に信頼がおける。
また、請求項(7)によれば、コレクタ側の端子が誘導
負荷の一端に接続されバイポーラトランジスタからなる
第1トランジスタT2と、該第1トランジスタT2のエ
ミッタ側の端子にエミッタ側の端子が接続され前記第1
トランジスタT2に比較して内部抵抗値の大きいバイポ
ーラトランジスタからなる第2検知用トランジスタTs
と、該第2検知用トランジスタTsのコレクタ側の端子
に反転入力側端子が接続され前記第1トランジスタT2
のコレクタ側の端子に非反転入力側端子が接続される比
較器3と、該比較器3から出力される比較信号を受けて
スイッチング動作を行う電子スイッチ4と、該電子スイ
ッチ4が閉状態にある場合前記第1トランジスタT2の
ベース側の端子に前記電子スイッチ4を介して駆動電位
を与える駆動段5とを備えたので、簡易な槽戒で電力消
費が低減されると共に誘導電流の検知が確実に行なわれ
、かつ誘導電流の調節に信頼がおける。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係わる誘導負荷電流の調
節回路のブロック図、 第2図は本発明の第2実施例に係わる誘導負荷電流の調
節回路のブロック図、 第3図は本発明の第3実施例に係わる誘導負荷電流の調
節回路のブロック図、 第4図は本発明の第4実施例に係わる誘導負荷電流の調
節回路のブロック図である。 1a、1b、IC、ld−・・集積回路2・・・ブリッ
ジ回路 3・・・比較器 4・・・電子スイッチ 5a、5b・・・駆動段 L・・・誘導負荷 T2・・・第1トランジスタ Ts・・・第2検知用トランジスタ 29 −49−

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負荷において発生した誘導電流を検知し調節する
    ための誘導負荷電流の調節回路において、ドレイン側の
    端子が誘導負荷の一端に接続され電界効果トランジスタ
    からなる第1トランジスタT2と、 該第1トランジスタT2のソース側の端子にソース側の
    端子が接続され前記第1トランジスタT2に比較して内
    部抵抗値の大きい電界効果トランジスタからなる第2検
    知用トランジスタTsと、該第2検知用トランジスタT
    sのドレイン側の端子に反転入力側端子が接続され前記
    第1トランジスタT2のドレイン側の端子に非反転入力
    側端子が接続される比較器3と、 該比較器3から出力される比較信号を受けてスイッチン
    グ動作を行う電子スイッチ4と、該電子スイッチ4が閉
    状態にある場合前記第1トランジスタT2のゲート側の
    端子に前記電子スイッチ4を介して駆動電位を与える駆
    動段5とを備えたことを特徴とする誘導負荷電流の調節
    回路。
  2. (2)第2検知用トランジスタTsはそのドレイン側の
    端子が所定の抵抗値を有する抵抗器Rrを介して基準電
    位供給源Vrに接続され、該基準電位供給源Vrから前
    記第2検知用トランジスタTsへ所定電流が流れること
    を特徴とする請求項(1)記載の誘導負荷電流の調節回
    路。
  3. (3)第2検知用トランジスタTsはそのドレイン側の
    端子が基準定電流源Irに接続され、該基準定電流源I
    rから前記第2検知用トランジスタTsへ所定電流が流
    れることを特徴とする請求項(1)記載の誘導負荷電流
    の調節回路。
  4. (4)比較器3から出力される比較信号を入力し所定の
    時間をおいて遅延した前記比較信号を電子スイッチ4へ
    出力するタイマ回路6を備えたことを特徴とする請求項
    (1)記載の誘導負荷電流の調節回路。
  5. (5)比較器3から出力される比較信号を入力し少なく
    とも二以上の出力端から所定の時間をおいて遅延した前
    記比較信号をそれぞれ出力するタイマ回路6と、該タイ
    マ回路6の一の出力端から出力される遅延した前記比較
    信号を受けてスイッチング動作を行う第2電子スイッチ
    9とを備え、該第2電子スイッチ9が閉状態にある場合
    駆動段5から前記第2電子スイッチ9を介して第2検知
    用トランジスタTsのゲート側の端子に駆動電位が与え
    られ、かつ電子スイッチ4は前記タイマ回路6の他の出
    力端から出力される遅延した前記比較信号を受けてスイ
    ッチング動作を行うことを特徴とする請求項(1)記載
    の誘導負荷電流の調節回路。
  6. (6)第2検知用トランジスタTsはそのゲート側の端
    子が定電位供給源Vgに接続され、前記第2検知用トラ
    ンジスタTsは常時導通状態であることを特徴とする請
    求項(1)記載の誘導負荷電流の調節回路。
  7. (7)負荷において発生した誘導電流を検知し調節する
    ための誘導負荷電流の調節回路において、コレクタ側の
    端子が誘導負荷の一端に接続されバイポーラトランジス
    タからなる第1トランジスタT2と、 該第1トランジスタT2のエミッタ側の端子にエミッタ
    側の端子が接続され前記第1トランジスタT2に比較し
    て内部抵抗値の大きいバイポーラトランジスタからなる
    第2検知用トランジスタTsと、 該第2検知用トランジスタTsのコレクタ側の端子に反
    転入力側端子が接続され前記第1トランジスタT2のコ
    レクタ側の端子に非反転入力側端子が接続される比較器
    3と、 該比較器3から出力される比較信号を受けてスイッチン
    グ動作を行う電子スイッチ4と、該電子スイッチ4が閉
    状態にある場合前記第1トランジスタT2のベース側の
    端子に前記電子スイッチ4を介して駆動電位を与える駆
    動段5とを備えたことを特徴とする誘導負荷電流の調節
    回路。
  8. (8)第2検知用トランジスタTsはそのコレクタ側の
    端子が所定の抵抗値を有する抵抗器Rrを介して基準電
    位供給源Vrに接続され、該基準電位供給源Vrから前
    記第2検知用トランジスタTsへ所定電流が流れること
    を特徴とする請求項(7)記載の誘導負荷電流の調節回
    路。
  9. (9)第2検知用トランジスタTsはそのコレクタ側の
    端子が基準定電流源Irに接続され、該基準定電流源I
    rから前記第2検知用トランジスタTsへ所定電流が流
    れることを特徴とする請求項(7)記載の誘導負荷電流
    の調節回路。
  10. (10)比較器3から出力される比較信号を入力し所定
    の時間をおいて遅延した前記比較信号を電子スイッチ4
    へ出力するタイマ回路6を備えたことを特徴とする請求
    項(7)記載の誘導負荷電流の調節回路。
  11. (11)比較器3から出力される比較信号を入力し少な
    くとも二以上の出力端から所定の時間をおいて遅延した
    前記比較信号をそれぞれ出力するタイマ回路6と、該タ
    イマ回路6の一の出力端から出力される遅延した前記比
    較信号を受けてスイッチング動作を行う第2電子スイッ
    チ9とを備え、該第2電子スイッチ9が閉状態にある場
    合駆動段5から前記第2電子スイッチ9を介して第2検
    知用トランジスタTsのベース側の端子に駆動電位が与
    えられ、かつ電子スイッチ4は前記タイマ回路6の他の
    出力端から出力される遅延した前記比較信号を受けてス
    イッチング動作を行うことを特徴とする請求項(7)記
    載の誘導負荷電流の調節回路。
  12. (12)第2検知用トランジスタTsはそのベース側の
    端子が定電位供給源Vgに接続され、前記第2検知用ト
    ランジスタTsは常時導通状態であることを特徴とする
    請求項(7)記載の誘導負荷電流の調節回路。
JP2077145A 1989-03-28 1990-03-28 誘導負荷電流の調節回路 Pending JPH0327407A (ja)

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KR100199231B1 (ko) 1999-06-15
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EP0389832A1 (en) 1990-10-03
IT1228755B (it) 1991-07-03
US5140515A (en) 1992-08-18
DE69009262D1 (de) 1994-07-07
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