JPH0327323Y2 - - Google Patents

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JPH0327323Y2
JPH0327323Y2 JP1985044110U JP4411085U JPH0327323Y2 JP H0327323 Y2 JPH0327323 Y2 JP H0327323Y2 JP 1985044110 U JP1985044110 U JP 1985044110U JP 4411085 U JP4411085 U JP 4411085U JP H0327323 Y2 JPH0327323 Y2 JP H0327323Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、キヤツプ金具を係止したハウジング
蓋体とハウジング本体とを着脱可能に係合し、ヒ
ユーズ挿入孔内に収納されたスプリングのばね力
によつてヒユーズを押圧固定するとともにハウジ
ング蓋体とハウジング本体との係合を保持するよ
うにしたヒユーズホルダに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のヒユーズホルダは、第10図に
示すように、ハウジング本体1内に形成されたヒ
ユーズ挿入孔2にヒユーズ3を収納し、このヒユ
ーズ3の一方の端子に接触するキヤツプ金具4を
係止したハウジング蓋体5を設け、このハウジン
グ蓋体5内にスプリング6を圧入係止し、このハ
ウジング蓋体5の係合突起7,7を押圧しつつ回
動させて、ヒユーズ挿入孔2の開口部に形成され
た折曲係合孔8,8に着脱可能に係合させ、スプ
リング6のばね力によつてハウジング蓋体5とハ
ウジング本体1との係合を保持するようにしてい
た。9,10は接続端子、11は取付板、12は
ナツト、13はドライバ用のI形溝である。
[考案が解決しようとする問題点] 第10図に示す従来例では、ハウジング蓋体5
とハウジング本体1との係合保持がスプリング6
のばね力によつてのみなされていたので、ヒユー
ズ3のない状態では係合保持力が働かず、ハウジ
ング蓋体5が抜け易いという問題点があつた。ま
た、スプリング6のばね力に抗してハウジング蓋
体5を押圧しつつ回動し、その係合突起7,7を
ハウジング本体1の折曲係合孔8,8に係合して
挿着する際、両者が完全に係合保持されたか否か
が判り難いため、強く回しすぎてハウジング蓋体
5のドライバ用I形溝13が欠け易いという問題
点があつた。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、
ヒユーズのない状態においてもハウジング蓋体が
抜けることがなく、かつ挿着時において、ハウジ
ング蓋体とハウジング本体とが係合保持されたか
否かを判り易くしてハウジング蓋体のドライバ用
の溝を破壊しないようにしたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述のような問題点を解決するために
なされたもので、ハウジング本体内に形成された
ヒユーズ挿入孔にヒユーズを収納し、このヒユー
ズの一方の端子に接触するキヤツプ金具を係止し
てなるハウジング蓋体を、前記ヒユーズ挿入孔の
開口部に着脱可能に係合し、前記ヒユーズ挿入孔
内に挿入されたスプリングのばね力によつて、前
記ヒユーズを押圧固定するとともに、前記ハウジ
ング本体とハウジング蓋体との係合を保持するよ
うにしたヒユーズホルダにおいて、前記キヤツプ
金具の外側壁に接触突起を形成し、前記ハウジン
グ本体の内側壁に、前記接触突起を深さ方向に案
内する突起挿入孔を形成し、この突起挿入孔の最
深部にハウジング本体の側壁を貫通し、かつ最深
部で前記接触突起を横方向に案内する窓孔を穿設
し、この窓孔に突出する板ばね接触片を形成した
接続端子を前記ハウジング本体の外側壁に固着
し、前記板ばね接触片には、前記接触突起の接触
により弾性的に退くV字型の係合部と、前記接触
突起を係合する係合孔を形成し、前記接触突起を
前記突起挿入孔に沿つて前記ハウジング蓋体を前
記ハウジングに挿入して回動することにより、前
記キヤツプ金具の接触突起で前記板ばね接触片の
係合部を退かせ、前記接触突起を係合孔に係合係
止せしめるようにしたものである。
[作用] ハウジング蓋体をハウジング本体に挿着する場
合、ハウジング蓋体をスプリングのばね力に抗し
てヒユーズ挿入孔の開口部に押圧係合し、所定方
向に回動すると、ハウジング蓋体に係止されたキ
ヤツプ金具の接触突起がハウジング本体に係止さ
れた接続端子の板ばね接触片の係合部に弾性的に
係合した後に係合解除され、係合孔に係合され
る。ついで、ハウジング蓋体への押圧を解除する
と、キヤツプ金具の接触突起がスプリングのばね
力によつて板ばね接触片の係合孔の端縁に押圧接
触し、係止される。ヒユーズのない状態において
も、キヤツプ金具の接触突起は板ばね接触片の係
合孔内に係合保持されている。また、挿着時にお
いて、キヤツプ金具の接触突起が板ばね接触片の
係合部に弾性的に係合したのち、係合解除される
時にクリツク音がでる。
[実施例] 第1図から第9図までは本考案の一実施例を示
すもので、これらの図において、15は合成樹脂
材料で一体成形され、内空部をヒユーズ挿入孔1
6とした有底円筒状のハウジング本体である。前
記ハウジング本体15の開口部には鍔部17が形
成され、この鍔部17の端面には係合用の第1段
部18と、第2段部19,19と後述する窓孔2
1,21に連通する突起挿入孔20,20とが形
成されている。前記ハウジング本体15の中間部
には、上下の側面に窓孔21,21が穿設される
とともに、左側面に係止突起22が突設されてい
る。
前記ハウジング本体15の中間部には、前記係
止突起22を係止する係止孔23が穿設された金
属製円筒状の接続端子24が被嵌されている。前
記接続端子24の側壁部には、前記ハウジング本
体15に弾性嵌合するための間隙25が軸方向に
沿つて穿設されている。前記接続端子24の端縁
には舌片状の端子部26が延設され、前記接続端
子24の上下の側壁部には、コ字形の打抜孔2
7,27によつて広幅舌片状に切り抜かれ、かつ
前記窓孔21,21に臨設する板ばね接触片2
8,28が形成されている。この板ばね接触片2
8,28は、連接部において一旦内側に折曲さ
れ、ついで円弧状に形成され、前記折曲部には係
合孔29,29が穿設され、前記円弧状部の端部
には断面がV字形の係合部30,30が形成され
ている。
前記ヒユーズ挿入孔16は、ヒユーズ3を収納
するヒユーズ収納部31と、このヒユーズ収納部
31より大径のスプリング収納部32とからな
り、前記ヒユーズ収納部31の底部には、接続端
子33が設けられている。この接続端子33は、
前記ヒユーズ3の他方の端子に接触する膨出部3
4と、この膨出部34に連設された平板部35,
35とからなり、この平板部35,35には係止
片36,36が切り起こして形成され、この係止
片36,36を前記ハウジング本体15の底板部
の係止孔37,37に係止することよつて固定さ
れている。
38は合成樹脂材料で一体成形されたハウジン
グ蓋体で、このハウジング蓋体38は蓋部39と
有底円筒部40とからなつている。前記蓋部39
の表面には、ドライバ挿入用のI形溝41が形成
され、裏面には、前記I形溝41の補強と前記第
2段部19,19に係合するとともにその回動範
囲を規制するストツパとを兼ねた肉厚部42が形
成されている。前記有底円筒部40の側壁には、
係止突起43,43が突設されるとともに、内部
に形成されたスプリング挿入孔44に連通する貫
通孔45,45が穿設されている。
46は、導電材で形成され、かつ側壁部に軸方
向に沿つて間隙47が形成された円筒状のキヤツ
プ金具である。前記キヤツプ金具46は、前記ヒ
ユーズ挿入孔16のスプリング収納部32内に圧
入嵌合する嵌合部48と、前記ヒユーズ3の一方
の端子を弾接被嵌する弾接被嵌部49とからな
り、前記嵌合部48内の一部には前記ハウジング
蓋体38の有底円筒部40が挿嵌されている。前
記嵌合部48の左側の側壁には、前記有底円筒部
40の係止突起43,43を係止する係止孔4
9,49が穿設されるとともに、切り起こして内
側へ折曲することにより前記貫通孔45,45を
介してスプリング挿入孔44内へ突出する抜け止
め片50,50が形成されている。そして、この
抜け止め片50,50はスプリング挿入孔44内
に配置されたスプリング51の一側を係止してい
る。このスプリング51の他側は前記ヒユーズ3
の一方の端子を押圧している。前記嵌合部48の
右側の側壁外面には、前記接続端子24の係合孔
29,29に係合して、その端縁に押圧接触する
接触突起52,52が突設されている。なお、前
記係合孔29,29の端縁には、第7図で示すよ
うに、前記接触突起52,52との接触面を大き
くするための接触片53を連設するようにしても
よい。
つぎに、前記実施例のヒユーズホルダの組立お
よび作用について説明する。
まず、ハウジング蓋体38の有底円筒部40の
スプリング挿入孔44内へスプリング51の一側
を遊嵌し、ついで、ハウジング蓋体38の有底円
筒部44にキヤツプ金具46の嵌合部48の一方
の側壁を被嵌する。このとき、係止突起43,4
3と係止孔49,49とが係止する。ついで、キ
ヤツプ金具46の抜け止め片50,50を内側へ
折曲し、貫通孔45,45を介してスプリング挿
入孔44内へ突出させ、スプリング51の一側を
係止すると第6図に示す状態となる。ついで、キ
ヤツプ金具46の接触突起52,52を突起挿入
孔20,20に位置合わせしつつ、ハウジング蓋
体38をヒユーズ挿入孔16内に圧入すると、接
触突起52,52が第4図の一点鎖線および第7
図の一点鎖線で示すように打抜孔27内に位置す
る。ついで、ドライバなどによつてハウジング蓋
体38を押圧しつつ回動し、その肉厚部42が第
2段部19,19でストツプされると、接触突起
52,52は板ばね接触片28,28のV字形の
係合部30,30に係合し、ついで係合が解除さ
れ、第4図実線および第7図の二点鎖線で示すよ
うに係合孔29,29に係合される。ついでハウ
ジング蓋体38への押圧を解除すると、スプリン
グ51のばね力によつて、接触突起52,52は
第1図中左方向に力を受け係合孔29,29の端
縁に押圧接触して係止され、ヒユーズ3も右方向
に押圧固定される。また、接触突起52,52と
V字形の係合部30,30との係合解除時にはク
リツク音が発生する。
[考案の効果] 本考案によるヒユーズホルダは、上記のよう
に、ハウジング蓋体とハウジング本体との係合が
ハウジング蓋体に係止されたキヤツプ金具の接触
突起を、ハウジング本体に係止された接続端子の
板ばね接触片のV字形の係合部との弾性係合を介
した後に係合孔に係合係止するように構成したの
で、ヒユーズがなく、スプリングのばね力がハウ
ジング蓋体に作用しない状態においても、接触突
起と板ばね接触片の係合孔との係合は保持され
る。このため、従来のようにハウジング蓋体が抜
けることがない。さらに、接触突起とV字形の係
合部との弾性係合解除時にクリツク音が発生する
ので、ハウジング蓋体とハウジング本体との係合
の有無がはつきり判る。このため従来のようにハ
ウジング蓋体を必要以上に回しすぎてドライバ用
のI形溝を欠くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるヒユーズホルダの一実施
例を示す断面図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4図は
第1図のC−C線断面図、第5図は第1図のD−
D線断面図、第6図は第1図の一部を示す拡大断
面図、第7図は接続端子の平面図、第8図は接続
端子の左側面図、第9図は接続端子の正面図、第
10図は従来例を示す断面図である。 3……ヒユーズ、15……ハウジング本体、1
6……ヒユーズ挿入孔、21……窓孔、24……
接続端子、28……板ばね接触片、29……係合
孔、30……V字形の係合部、38……ハウジン
グ蓋体、46……キヤツプ金具、51……スプリ
ング、52……接触突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジング本体内に形成されたヒユーズ挿入孔
    にヒユーズを収納し、このヒユーズの一方の端子
    に接触するキヤツプ金具を係止してなるハウジン
    グ蓋体を、前記ヒユーズ挿入孔の開口部に着脱可
    能に係合し、前記ヒユーズ挿入孔内に挿入された
    スプリングのばね力によつて、前記ヒユーズを押
    圧固定するとともに、前記ハウジング本体とハウ
    ジング蓋体との係合を保持するようにしたヒユー
    ズホルダにおいて、 前記キヤツプ金具の外側壁に接触突起を形成
    し、前記ハウジング本体の内側壁に、前記接触突
    起を深さ方向に案内する突起挿入孔を形成し、こ
    の突起挿入孔の最深部にハウジング本体の側壁を
    貫通し、かつ最深部で前記接触突起を横方向に案
    内する窓孔を穿設し、この窓孔に突出する板ばね
    接触片を形成した接続端子を前記ハウジング本体
    の外側壁に固着し、 前記板ばね接触片には、前記接触突起の接触に
    より弾性的に退くV字型の係合部と、前記接触突
    起を係合する係合孔を形成し、 前記接触突起を前記突起挿入孔に沿つて前記ハ
    ウジング蓋体を前記ハウジングに挿入して回動す
    ることにより、前記キヤツプ金具の接触突起で前
    記板ばね接触片の係合部を退かせ、前記接触突起
    を係合孔に係合係止せしめるようにしたことを特
    徴とするヒユーズホルダ。
JP1985044110U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPH0327323Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985044110U JPH0327323Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JPS61161860U JPS61161860U (ja) 1986-10-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814656B2 (ja) * 1976-08-31 1983-03-22 旭光学工業株式会社 回転コ−ダ型バイナリ電気シヤツタ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814656U (ja) * 1981-07-22 1983-01-29 エコ−電子株式会社 ヒユ−ズホルダ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814656B2 (ja) * 1976-08-31 1983-03-22 旭光学工業株式会社 回転コ−ダ型バイナリ電気シヤツタ

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JPS61161860U (ja) 1986-10-07

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