JPH03272664A - 整腸用組成物 - Google Patents

整腸用組成物

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JPH03272664A
JPH03272664A JP2071106A JP7110690A JPH03272664A JP H03272664 A JPH03272664 A JP H03272664A JP 2071106 A JP2071106 A JP 2071106A JP 7110690 A JP7110690 A JP 7110690A JP H03272664 A JPH03272664 A JP H03272664A
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JP
Japan
Prior art keywords
composition
yucca
intestinal regulation
intestinal
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP2071106A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hirai
良明 平井
Keiichi Watanabe
敬一 渡辺
Masayasu Hasegawa
昌康 長谷川
Shigetoshi Kawada
成利 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH03272664A publication Critical patent/JPH03272664A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は整腸用組成物に関する。さらに詳しくは、一般
食品、健康食品、機能性食品などの食品素材をはじめ、
食品添加剤などとして使用しうる整腸用組成物に関する
[従来の技術] 食物繊維は、ヒトの腸内に生息しているビフィズス菌を
増殖させ、便通をよくするという整腸作用を有し、しか
も大腸内で癌が発生するのを抑制するという作用を呈す
るものであるので、従来より種々の健康食品などに使用
されつつある(食品と開発、24[2]  (1989
) 9.6O−67)。
しかしながら、食物繊維は確かに整腸作用などを有する
とはいうものの、充分な整腸作用などを発揮せしめよう
とすれば食物繊維を大量に摂取しなければならなかった
。さらに、食物繊維含量の高い食品や個々の繊維成分を
多量に、しかも長期にわたって摂取しつづけていると、
カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などの吸収効率が
低下するようになり、それらの血中濃度が低下するとい
われている。また、高繊維食では腸内ガスの発生量が増
加するという問題がある(食品科学大辞典、昭和56年
11月18日発行、講談社9.406)。
そこで、近年、食物繊維が有する整腸作用などに着目し
、前記問題を解決するために、少量の食物繊維を摂取す
るだけでこれらの作用を充分に発揮する整腸用組成物に
ついて研究が進められているが、未だかかる整腸用組成
物は見出されていないのが現状である。
[発明が解決しようとする課題] そこで、本発明者らは、前記従来技術に鑑みて食物繊維
を少量で使用するだけですぐれた整腸作用などを発揮す
る整腸用組成物をうるべく鋭意研究を重ねたところ、驚
くべきことに、ユッカ(Yucea)またはその抽出液
がヒトや動物の排泄物の減臭、腸内有用細菌の増殖効果
などの作用を有することを見出し、さらには食物繊維と
ユッカを併用したばあいには食物繊維を少量使用するだ
けで整腸作用などが格段に向上するという従来技術から
は予期されえないすぐれた作用が呈されることを見出し
、本発明を完成するにいたった。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、ユッカおよび食物繊維が配合され
てなる整腸用組成物に関する。
[作用および実施例] 本発明の整腸用組成物は、前記したごとくユッカと食物
繊維が配合されてなるものである。
前記のごとく、本発明はユッカと食物繊維とを併用した
ばあいには食物繊維のみを用いたばあいに比べて格段に
すぐれた整腸作用が呈されるという知見に基づいてなさ
れたものである。
なお、ここで本明細書にいう整腸作用とは、腸内のビフ
ィズス菌の増殖が促進されることによる排便促進や腸内
の有害菌の抑制、腸内フローラの正常化、腸管内圧の正
常化、便量の増加による大腸内の有害物質の希釈および
腸壁に付着している油状汚物を除去することによる吸収
作用の正常化などの作用をいう。
本発明の整腸用組成物は、前記のような整腸作用を有す
るので、便秘の予防などのために好適に使用しうるちの
であり、ヒトおよび動物の排泄物の臭気抑制効果があり
、さらに成人病をも予防しうるちのである。
本発明に用いられる食物繊維の具体例としては、たとえ
ばセルロース、ヘミセルロース、メチルセルロース、カ
ルボキシメチルセルロース、コンニャクマンナン、ペク
チン、グアーガム、小麦麩、サイクロデキストリン、ア
ルギン酸、寒天、キノコ培養物、カラギーナン、キチン
、コラーゲン、キトサン、ポリデキストロース、コーン
ファイバーなどの水溶性や非水溶性の食物繊維があげら
れるが、これらの食物繊維はいずれも従来より食料品な
どに使用されているものであり、人体に対する安全性が
確認されているものである。これらの食物繊維は通常単
独でまたは2種以上を組合わせて用いられる。
本発明に用いられるユッカは、非アルコール性飲料やア
イスクリームなどの添加剤として用いられているもので
あり、生体に安全であることが確認されている。
またユッカまたはその抽出物には、有害バクテリアから
の毒素が要因であるといわれる関節炎やリューマチに効
能があり、また、飼料に添加すると家畜の成長を促進し
、牛肉や牛乳の産出量を増加させる効果があるといわれ
ている。
本発明においてユッカは、ユッカのすべての部分、すな
わち花、種子、種子莢、果実、葉、茎および根を用いる
ことができ、常法により乾燥してえられる粉末や抽出液
などとして用いられる。
なお、前記ユッカの抽出物をうる方法としては、たとえ
ば前記ユッカを沸騰水により煮沸する方法、アルコール
などの有機溶媒で抽出する方法、ユッカを単に圧搾する
方法などがあげられるが、本発明はこれらの方法のみに
限定されるものではない。
前記ユッカと食物繊維は、その混合比(ユッカ/食物繊
維:重量基準、以下同様)が10/90〜90/ 10
、好ましくは20/ 80〜8072Gとなるように調
整されることが望ましい。前記混合比が90/ 10を
こえるばあいおよび10/ 90未満であるばあいのい
ずれのばあいにも目的とする整腸作用が充分に発揮され
にくくなる傾向がある。
かくしてえられる本発明の整腸用組成物の使用量は、成
人に対して通常1日あたり1〜15gであり、1日に1
〜3回に分けて使用されることが整腸作用などを充分に
発揮させるうえで好ましい。
本発明の整腸用組成物は、用途に応じて種々の形態、た
とえば粉末、乾燥固型、水飴状、懸濁液、水溶液などの
任意の形態で用いられる。
なお、本発明の整腸用組成物は、そのままの状態で使用
されてもよいが、さらにたとえばヨーグルト、豆乳、牛
乳などの飲物やビスケットなどの菓子類などの種々の食
物に混合されて使用されてもよい。本発明の整腸用組成
物を食物に混合するばあいには、該整腸用組成物の食物
中における含有率は1〜20%(重量%、以下同様)、
なかんづく2〜lO%となるように調整されるのが整腸
作用が大きく発現されるという点で好ましい。
なお、本発明の整腸用組成物にはさらに薬理学的に許容
しうる、たとえば保存剤、ソルビン酸、デヒドロ酢酸、
酢酸ナトリウムなどの添加剤が適宜配合されていてもよ
い。
つぎに本発明の整腸用組成物を実施例に基づいてさらに
詳細に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定さ
れるものではない。
実施例1 ユッカ茎の乾燥粉末およびコーンファイバー粉末を17
1の混合比(重責比)で混合し、本発明の整腸用組成物
をえた。
つぎに卵黄、卵白、砂糖、コーンスターチ、薄力粉を適
量混合したものに含有率が10%となるように前記整腸
用組成物を添加し、通常の方法により焼きあげてビスケ
ットをえた。
つぎに、成人(男=25〜40才)5名、成人(女:2
1〜25才)3名、老人(男:55〜65才)2名およ
び老人(女=BO〜70才)3名の計13名からなるパ
ネラ−によって、以下に示すパネルテストを行なった。
その結果を第1表に示す。
[パネルテスト] 前記パネラ−13名が前記ビスケットを朝、夕の2回5
0gずつ1週間続けて摂取したときの各パネラ−の排便
の状態、排便の悪臭および体調を以下の方法にしたがっ
て調べた。
(排便の状態) 以下の判定基準に基づき、排便の状態をパネルテスト前
後を比較して評価した。
(判定基準) ◎:便通が非常によくなった。
○:便通がよくなった。
Δ:便通が以前と変わらない。
×:便通がわるくなった。
(排便の悪臭) 以下の判定基準に基づき、排便の悪臭をパネルテスト前
後を比較して評価した。
(判定基準) ◎:悪臭がかなり少なくなった。
○:悪臭がやや少なくなった。
△:悪臭が以前と変わらない。
×:悪臭が多くなった。
(体 調) 以下の判定基準に基づき、体調をパネルテスト前後を比
較して評価した。
(判定基準) ◎:疲労が極端に減少した。
○:疲労がやや減少した。
△:疲労が以前と変わらない。
×:疲労が増加した。
実施例2および3 ユッカ茎の乾燥粉末とコーンファイバー粉末の混合比(
重量比)を812(実施例2)または218(実施例3
)に変えた以外は実施例1と同様にして整腸用組成物が
含有されたビスケットをえた。
つぎにえられたそれぞれのビスケットを用いて実施例1
と同様にしてパネルテストを行なった。その結果を第1
表に示す。
比較例1および2 実施例1と同様にして、前記ユッヵ茎の乾燥粉末が第1
表に示す含有率となるように配合されたビスケットをえ
た。
つぎに、えられたそれぞれのビスケットを用いて実施例
1と同様にしてパネルテストを行むった。その結果を第
1表に併せて示す。
比較例3および4 実施例1と同様にして、前記コーンファイバー乾燥粉末
が第1表に示す含有率となるように配合されたビスケッ
トをえた。
つぎに、えられたそれぞれのビスケットを用いて実施例
1と同様にしてパネルテストを行なった。その結果を第
1表に併せて示す。
【以下余白] 第1表に示された結果より、本発明の整腸用組成物が含
有された実施例1〜3でえられたビスケットは比較例1
〜4でえられたものよりも排便の状態、排便の悪臭およ
び体調を改善する効果にすぐれていることがわかる。
実施例4 ユッカの葉および茎を沸騰水により煮沸してえられたユ
ッカ抽出液の凍結乾燥品およびポリデキストロースを7
/3の混合比(重量比)で混合することにより整腸用組
成物をえた。えられた整腸用組成物を牛乳に配合してそ
の含有率が3%となるように調整した。
つぎに、小人(男=5〜8才)3名、小人(女:5〜8
才)3名、底入(男:20〜28才)5名、底入(女=
21〜25才)5名、老人(男=55〜75才)2名お
よび老人(女=60〜80才)2名の計20名からなる
パネラ−によって以下に示すパネルテストを行なった。
その結果を第2表に示す。
【パネルテスト] 前記パネラ−20名が前記整腸用組成物が配合された牛
乳100ccを1日1回、夕方に1力月間飲用したとき
の各パネラ−の排便の状態、排便の悪臭および体調を実
施例1のパネルテストと同様にして調べた。
実施例5および6 前記ユッカ抽出液の凍結乾燥品とポリデキストロースの
混合比(重量比)を1/1(実施例5)または3/7(
実施例6)に変更した以外は、実施例4と同様にして整
腸用組成物の含有率が3%である牛乳をえた。
つぎに、かかる牛乳を用いて実施例4と同様にしてパネ
ルテストを行なった。その結果を第2表に併せて示す。
比較例5および6 実施例4で用いたものと同じ牛乳に前記ユッ力抽出液の
凍結乾燥品を第2表に示す含有率となるように配合し、
かかる牛乳を用いて実施例4と同様にしてパネルテスト
を行なった。その結果を第2表に併せて示す。
比較例7および8 実施例4で用いたものと同じ牛乳に前記ポリデキストロ
ースを第2表に示す含有率となるように配合し、かかる
牛乳を用いて実施例4と同様にしてパネルテストを行む
った。その結果を第2表に併せて示す。
【以下余白] 第2表に示された結果より、実施例4〜6でえられた本
発明の整腸用組成物が含有された牛乳は、比較例5〜8
でえられたものよりも排便の状態、排便の悪臭および体
調を改善する効果にきわめてすぐれていることがわかる
[発明の効果] 本発明の整腸用組成物は、食物繊維とユッカとの併用に
よる相乗効果によって少量で非常にすぐれた整腸作用を
有するので便秘などの予防などにきわめてすぐれた効果
を奏し、したがって成人病を予防することを期待しうる
ちのである。
また、本発明の整腸用組成物は前記整腸作用により排泄
物の臭気抑制作用を有するので、ペットに与えればペッ
トの排泄物の臭気を抑制しうるという効果を奏する。
さらに、本発明の整腸用組成物は、食物などに容易に配
合しうるので、一般食品や健康食品などに整腸作用を有
する食品素材または添加剤として好適に配合して使用し
うるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ユッカおよび食物繊維が配合されてなる整腸用組成
    物。 2 ユッカ/食物繊維(重量比)が10/90〜90/
    10となるように配合されてなる請求項1記載の整腸用
    組成物。
JP2071106A 1990-03-20 1990-03-20 整腸用組成物 Pending JPH03272664A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2071106A JPH03272664A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 整腸用組成物

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JPH03272664A true JPH03272664A (ja) 1991-12-04

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JP2071106A Pending JPH03272664A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 整腸用組成物

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JP (1) JPH03272664A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005092122A1 (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Nihon Medicine Co., Ltd. ユッカ抽出物、キラヤ抽出物及び乳酸菌からなる組成物及び同組成物を含有する飲食品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005092122A1 (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Nihon Medicine Co., Ltd. ユッカ抽出物、キラヤ抽出物及び乳酸菌からなる組成物及び同組成物を含有する飲食品

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