JPH03271714A - 液晶表示用バックライト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （概　要］ 液晶表示用バックライトに関し、 装置表面に光センサ用の窓明けを無くする、簡単な構成
で低コストなバックライト付液晶表示用パネルを提供す
ることを目的とし、 周縁に外光を遮るように設けた遮光枠の一部に透過光用
に窓を開口させた、エレクトロルミネ。

センス（以後ＥＬと略記）のバックライトを一体に備え
る液晶表示パネル（以後ＬＣＤと略記）と、前記遮光枠
の外側に取付けられ、窓の透過光のみを受光する光セン
サと、ＬＣＤの表示信号の持続中で、且つ光センサの出
力信号から外界が所定の暗さに到達したことを検出した
時のみ、バックライトを点灯させ、−旦点灯後は表示信
号の継続中は点灯させ、表示信号が終了したら、消灯さ
せる如くバックライトの点滅を制御する制御部とから構
成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、液晶表示用バックライトに関する。

各種の装置には、用途に応じた表示装置が用いられる。

各種の表示情報を同一の画面に表示するには、ＴＶ画面
を表示するＣＲＴからランプ表示によるものまで各種の
表示方法があり、装置の小形化と共に、表示装置も小形
化、高品質化、低コスト化が益々要求されている。

〔従来の技術〕

第５図に従来の一例のＬＣＤ使用装置を示す。

携帯型装置に用いる表示装置は、画面表示は見易く最小
限に小形であり、厚み寸法は出来るだけ薄形が望ましく
、消費電力も小さいことが要求される。

このため、腕時計や携帯型電算機等には、低電圧動作で
低消費電力の液晶を用いたＬＣＤが良く用いられる。

しかし、一般の捩れネマチツク型液晶は、通過光を阻止
するのみで表示の明るさに限界がある。

このためバックライトを付加してコントラストを上げて
、相対的に明瞭度を増やす手段が取られる。

従来の一例のバックライト付ＬＣＤは、第５図に示す如
く、小形の携帯型電子装置９５の表示部にＬＣＤ１５が
実装され、図示省略のバックライトが裏側に有り、この
バックライトの点灯を司る光センサ５５の採光用の窓３
５が装置表面に設けである。

外界の明るさを光センサ５５で常時感知しており、ＬＣ
Ｄ１５が表示している場合に限り、外界の明るさが所定
以下に暗くなると、光センサ５５の出力を検出して、図
示省略のバックライトの点灯制御用の制御部が応動して
、バックライトを点灯させ、暗くても表示が確認出来る
ようにしである。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、 ■　装置表面に光センサ５５の採光用の窓３５を設け、
窓用部品が必要となる。

■　更に、装置のデザインの点においても、窓３５によ
り制約を受けねばならない。

等の問題点がある。

本発明は、かかる問題点に鑑みて、装置表面に光センサ
用の窓明けを無くする、簡単な構成で低コストなバック
ライト付ＬＣＤを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、第１図に示す如く、 周縁に外光を遮るように設けた遮光枠２の一部に透過光
用に窓３を開口させた、ＥＬのバックライト４を一体に
備えるＬＣＤＩと、前記遮光枠２の外側に取付けられ、
窓３の透過光のみを受光する光センサ５と、ＬＣＤＩの
表示信号の持続中で、且つ光センサ５の出力信号から外
界が所定の暗さに到達したことを検出した時のみ、バッ
クライト４を点灯させ、−旦点灯後は表示信号の継続中
は点灯させ、表示信号が終了したら消灯させる如くバッ
クライト４の点滅を制御する制御部４と、から威る、本
発明の液晶表示用バックライトにより遠戚される。

〔作　用〕

即ち、ＬＣＤＩは、第１図の原理図に示す如く、液晶１
１を挟んで、表示パターンを形成する透明電極１２、密
封用の透明ガラス板１３とがあり、更に視覚側面に偏光
板１４、反対側面に反射面付のＥＬのバックライト４を
配し一体に構成されて、周縁を密封しである。

このＬＣＤＩの表示面には、外界の光が当たり内部に入
り込み、屈折、反射、散乱が行われ、ＬＣＤＩの厚みを
構成するガラス板１３その他の縁端面からも透過光が出
てくる。

従って、ＬＣＤＩの周縁に遮光枠２を密着させ、その一
部に窓３明けを行えば、該窓３を通過する透過光量は、
表示面積が固定であるので、外界の明るさに関係して変
化する。

この窓３の透過光量を光センサ５で検知させているので
、装置表面には特別な窓は不用となる。

又、光センサ５の出力は制御部６に入力されて監視して
おり、所定値以下に達したことを検出すると制御部６が
バックライト４を点灯駆動させる。

しかし、ＬＣＤＩの表示信号が持続中でないと点灯させ
ない。

又、バックライト４が点灯されていても、表示信号が終
了すれば、直ちに消灯させる。

ここで、バックライト４が点灯すると、その光が窓３を
介して光センサ５に入力され、その量は、点灯前の所定
値より十分に大きな値となり、制御部６で点灯域から逸
脱する場合も生じるので、旦点灯駆動が行われた後には
、光センサ５の出力監視の結果が如何様であらうと、バ
ックライト４は点灯を持続させるようにし、表示信号の
終了によってのみバックライト６を消灯させ、元に服す
るようにしてあれば、バックライト６が点滅を繰り返す
異常状態は起こらない。

かくして、表示中に外界の明るさが所定に暗くなれば、
バックライト４が自動的に点灯して、明瞭度を上げ、表
示終了では消灯させて無駄を省き、又、外界がそれ以上
に明るく明瞭度が得られれば、無駄なバックライト４の
点灯はさせないように動作するＬＣＤＩであり、装置表
面に光センサ用の窓明けを無くする、簡単な構成で低コ
ストなバックライト付ＬＣＤを提供することが可能とな
る。

〔実施例〕

以下図面に示す実施例によって本発明を具体的に説明す
る。全図を通し同一符号は同一対象物を示す。第２図に
本発明の一実施例の構成国、第３図に本発明の一実施例
のブロック図、第４図に本発明の一実施例の動作チャー
ト図を示す。

本実施例は携帯型小形無線装置に通用したもので、第２
図に示す如く、携帯型電子装置９の装置表面に通信情報
を表示する約５０　Ｘ　１５ｍｍの表示面を有するＬＣ
ＤＩが実装しである。

ＬＣＤＩは、捩れネマチック型液晶及び内部部材を２枚
のガラス板間に内蔵させ、ＥＬのバックライト４を裏側
に一体に構成させてあり、前面は透明なガラス板とし周
縁は密封してあり、更に全周に亘り外光を遮るための合
成樹脂成型の遮光枠２が密着してあり、後面縁部に端子
接続用のパッドが配設してあり、コネクタを介して装置
の主プリント配線板９１に接続しミ遮光枠２に一緒に設
けられた固定機構によりＬＣＤＩを固定させる。

この遮光枠２の一面に透過光用の約５Ｘ３ｍｍの窓３が
開口してあり、別にプリント配線板９１に実装するフォ
トダイオードの光センサ５の採光部が、外界と遮光して
填まる如く、フードが一体に形威しである。

ＬＣＤ用バックライトに関する回路構成は、第３図のブ
ロック図に示す如くで、ＬＣＤＩ及びそのバックライト
４と、外界の明るさを感知する光センサ５と、光センサ
５の出力を監視し設定暗さ以下を判定して、バックライ
ト４を点灯駆動させる制御部６とから構成される。

各々の時系列動作は、−例を第４図の動作チャート図に
示す如くで、ＬＣＤＩがＡ点で表示開始し、Ｂ点、０点
では持続し、Ｄ点で表示終了したものとする。

外界の明るさに応じて、光センサ５の出力監視判定を次
に示し、−例として、Ａ点で明い状態でＢ点に至り暗い
状態に転し、又、０点で明い状態に変わり、Ｄ点以後も
継続したとする。

このような場合に、バックライト４の点滅は制御部６に
て、以下の如く行われる。

Ａ点で表示開始但し外界は明い状態のため消灯のまま、
Ｂ点に至り表示中且つ暗い状態に変わったので点灯開始
、０点に至り表示中且つ明い状態に転したが点灯を継続
、Ｄ点に至り表示終了したことによりバックライト４も
消灯し、以後衣の表示が開始されるまで制御休止状態と
なる。

即ち、表示中に暗い状態になれば直ちにバックライト４
を点灯させ、以後明暗状態に無関係に表示が終了するま
で点灯させ、バックライト４の点灯により明い状態に反
転しても点灯を持続させる。

勿論、表示中でなければ、バックライト４は一切点灯さ
せないようにしである。

上記実施例は一例を示し、各部の構造、形状、材料、寸
法は上記の者に限定するものではない。

〔発明の効果〕

以上の如く、本発明により、装置表面に光センサ用の窓
明けを無くする、簡単な構成で低コストなバックライト
付ＬＣＤが得られ、更に装置のデザイン的にも何ら制約
を与えずに済み、実用的高価は大である。

９１はプリント配線板である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の一実施例の構成国、 第３図は本発明の一実施例のブロック図、第４図は本発
明の一実施例の動作チャート図、第５図は従来の一例の
ＬＣＤ使用装置である。 図において、 １．１５は液晶表示パネル（ＬＣＤ）、６は制御部、 １１は液晶、 １３はガラス板、 ９．９５は携帯型電子装置、 １２は電極、 １４は偏光板、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 周縁に外光を遮るように設けた遮光枠（２）の一部に透
   過光用に窓（３）を開口させた、エレクトロルミネッセ
   ンスのバックライト（４）を一体に備える液晶表示パネ
   ル（１）と、 前記遮光枠（２）の外側に取付けられ、該窓（３）の透
   過光のみを受光する光センサ（５）と、 該液晶表示パネル（１）の表示信号の持続中で、且つ該
   光センサ（５）の出力信号から外界が所定の暗さに到達
   したことを検出した時のみ、該バックライト（４）を点
   灯させ、 一旦点灯後は表示信号の継続中は点灯させ、表示信号が
   終了したら、消灯させる如く該バックライト（４）の点
   滅を制御する制御部（４）と、から成ることを特徴とす
   る液晶表示用バックライト。