JPH03271333A - 活性金属のプラズマ溶解方法 - Google Patents

活性金属のプラズマ溶解方法

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JPH03271333A
JPH03271333A JP7022990A JP7022990A JPH03271333A JP H03271333 A JPH03271333 A JP H03271333A JP 7022990 A JP7022990 A JP 7022990A JP 7022990 A JP7022990 A JP 7022990A JP H03271333 A JPH03271333 A JP H03271333A
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JP
Japan
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melting
plasma
raw material
active metal
vessel
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Pending
Application number
JP7022990A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Ishio
博明 石尾
Tatsuhiko Sodo
龍彦 草道
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、活性金属のプラズマ溶解方法に係わり、詳細
にはチタン、ジルコニウム等、あるいは希土類元素等の
活性金属からなる鋳塊を得るに際してのプラズマ溶解方
法に関するものである。
[従来の技術] チタン等の活性金属からなる鋳塊を得るための溶解方法
としては、従来より真空アーク再溶解法(以下VAR法
と称する)が汎用されている。このVAR法は、予め活
性金属からなる電極を製造し、高真空下(10−”〜1
0−’torr程度)で電極と水冷るつぼ内溶湯間にア
ークを発生させ、アーク熱により電極を溶解させる方法
である。ところがこのVAR法では、上述したように溶
解に先立ち活性金属からなる電極を製造する必要があり
、また電極の製造をも含め工程が複雑で鋳塊の生産性が
低いという難点があった。
一方、近年、真空技術の進歩および高エネルギ加工技術
の発達に伴いプラズマ溶解方法を利用したプラズマ熔解
・鋳造方法が提案され注目されている。この方法は、不
活性ガスあるいは真空の雰囲気下(760〜to−”t
orr程度)で溶解原料にプラズマを照射して溶解し、
得られた溶湯を順次水冷鋳型へ供給して鋳塊を得る方法
である。この方法であれば、電極を製造することなくス
クラップ等を切屑状に加工したままでプラズマ溶解する
ことができる。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、上記プラズマ溶解・鋳造方法は種々の長所を
有する反面、活性金属のプラズマ溶解に際しては問題も
ある。すなわち、溶解原料として、上記スクラップ等を
切屑状に加工した切屑材が含まれる溶解原料の場合には
、切屑材にプラズマを照射すると、プラズマの噴射力に
よって小さく加工された切屑材が飛散する現象が発生し
、またスポンジチタンの如きスポンジ材が含まれる溶解
原料の場合には、溶解時スポンジ材のために溶湯が発砲
状態を呈しつつ飛散するという極めて好ましくない現象
(スプラッシュ現象と称する)が発生する。このため、
歩留りの低下を招くばかりでなく飛散した切屑や溶湯が
プラズマトーチや炉壁等の広い範囲に付着するためトー
チ詰まりや、付着物の異なる溶湯内への落下等の操業上
のトラブルを誘発し、またこのようなトラブルを避ける
ためには頻繁に付着物等の除去メンテナンスをしなけれ
ばならない。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになした
ものであって、その目的は、溶解原料として切屑材やス
ポンジ材を含む活性金属原料をプラズマ溶解するに際し
、切屑や溶湯を広い範囲に飛散するのを防止して溶解歩
留りを向上させた活性金属のプラズマ溶解方法を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明に係わる活性金属のプ
ラズマ溶解方法は、スポンジ材および/または切屑材を
含む活性金属原料をプラズマ溶解する方法であって、溶
解用容器におけるプラズマ照射領域を囲繞する如く原料
と同種の活性金属からなる壁材を溶解用容器上に立設し
てプラズマ溶解するものである。
〔作  用〕
溶解原料と同種の活性金属からなる壁材を、溶解用容器
におけるプラズマ照射領域を囲繞する如く溶解用容器上
に立設することにより、プラズマ照射によって飛散する
切屑や溶湯が壁材に付着捕捉される他、溶解用容器内に
還流するので、炉内壁への飛散が防止され溶解歩留りが
向上する。さらに飛散した切屑や溶湯を付着捕捉させた
壁材を同一溶解の直後に、または同種の活性金属の別熔
解時に溶解することにより、より溶解歩留りを向上させ
たプラズマ溶解ができる。
そして、上記作用を得るには、壁材の高さを、溶解用容
器の内径(角形の溶解用容器の場合は内壁間の長い方の
距離)の5倍以上にすることが望ましい。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
実−」L−例−」− 第1図は、本発明に係わるプラズマ溶解方法を適用した
プラズマ溶解・鋳造装置の概略断面説明図である0図に
おいて、1はシールドケース、2はプラズマトーチ、3
は原料供給ホッパ、4は原料溶解用容器、5は真空排気
系統、6は原料と同一組成の壁材、7は鋳片引抜装置、
8は直流電源9はプラズマ炎、10は鋳片、11は活性
金属原料、12は金属溶湯を各々示す。
このように構成された装置を使用し、先ず、シールドケ
ースl内を、真空排気系統5を作動させて減圧Arガス
雰囲気に置換し、この後、チタン切屑材(75%)と、
直径10III111程度の粒状に底形されたスポンジ
チタン(25%)を略均等に混合した活性金属原料11
を、原料供給ホッパ3よりシュータ−13を介して鋳型
を兼用する原料溶解用容器4に投入しながらプラズマト
ーチ2によりプラズマ溶解を行った。
溶解後、壁材6の表面を観察した結果、金属溶湯12に
近かった下方部には沢山の飛散した切屑や溶湯の付着が
認められたが、上方に行くにつれその量は少なくなり、
溶解用容器の内径の5倍以上の部位では殆ど付着が認め
られなかった。またこの溶解での歩留り(鋳塊/供給原
料X 100%)は壁材6を設けなかった時の歩留りに
比べて約4%改善され93%であった。
さらに、上記切屑や溶湯が付着した壁材6を粉砕し、次
溶解の原料に使用し上述した要領でプラズマ溶解を行っ
た結果、歩留りを98%まで向上させることができた。
尚、上記実施例では壁材6として円筒形のものを例に説
明したが、第2図に示すように、上方部14が円錐状あ
るいはL字状に絞られた形状に加工された壁材6aであ
ってもよい。
実−14−供一」− 第3図は、本発明に係わるプラズマ溶解方法を適用した
別態様のプラズマ溶解・鋳造装置の概略断面説明図であ
る。図において、lはシールドケース、2a、 2bは
プラズマトーチ、3は原料供給ホッパ、4は原料溶解用
容器、5は真空排気系統、6は原料と同一組成の壁材、
7は鋳片引抜装置、8a、 8bは直流電源、9はプラ
ズマ炎、10は鋳片、11は活性金属原料、12は金属
溶湯、15は水冷鋳型、16は水冷せきを各々示す。尚
、17は塩化物捕捉用トラップであって壁材6の開口部
上方に必要により設けられ、原料11特にスポンジ材に
残留している塩化マグネシウム等の塩化物を捕捉するも
のである。
このように構成された装置を使用し、先ず、シールドケ
ース1内を、真空排気系統5を作動させて減圧Arガス
雰囲気に置換し、この後、直径1O1111程度の粒状
に底形されたスポンジチタンからなる活性金属原料11
を、原料供給ホッパ3よりシュータ−13を介して原料
溶解用容器4に投入しながらプラズマトーチ2aにより
プラズマ溶解を行った。この溶解により得られた溶湯1
2を、溶滓等の浮遊物の流出を水冷せき16で防ぎなが
ら水冷鋳型15に注湯すると共に、水冷鋳型15に注湯
された溶湯上面をプラズマトーチ2bで加熱しつつ鋳造
した。
このような形式の活性金属のプラズマ溶解方法であって
も、上記実施例1と同様に、飛散した切屑や溶湯は壁材
6で捕捉されシールドケース1の内壁には殆ど付着が認
められなかった。因みに熔解歩留りも、上記実施例1と
ほぼ同し結果であった。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明に係わる活性金属のプラズマ溶
解方法によれば、溶解原料としてスポンジ材や切屑材を
含む活性金属原料を用いて、これら原料の溶解歩留りを
低下させることなく、溶解効率を向上させたプラズマ溶
解ができる。
また、飛散した切屑材や溶湯の、プラズマトーチや炉壁
への付着が抑制されるので、トーチ詰まりや、付着物の
異なる溶湯内への落下等の操業上のトラブルが減少し生
産性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わるプラズマ溶解方法を適用した
プラズマ溶解・鋳造装置の概略断面説明図、第2図は、
本発明に係わる壁材の断面説明図、第3図は、本発明に
係わるプラズマ溶解方法を適用した別態様のプラズマ溶
解・鋳造装置の概略断面説明図である。 1 シールドケース  3 原料供給ホッパ2、2a、
 2b  プラズマトーチ 4 原料溶解用容器  5 真空排気系統6.6a  
壁材     7 鋳片引抜装置8、8a、 8b  
直流電源 9 プラズマ炎10  鋳片       
11  活性金属原料12  金属溶湯     15
  水冷鋳型16  水冷せき 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スポンジ材および/または切屑材を含む活性金属
    原料をプラズマ溶解する方法であって、溶解用容器にお
    けるプラズマ照射領域を囲繞する如く原料と同種の活性
    金属からなる壁材を溶解用容器上に立設してプラズマ溶
    解することを特徴とする活性金属のプラズマ溶解方法。
JP7022990A 1990-03-20 1990-03-20 活性金属のプラズマ溶解方法 Pending JPH03271333A (ja)

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