JPH03270727A - 粒子製造方法 - Google Patents

粒子製造方法

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JPH03270727A
JPH03270727A JP2069833A JP6983390A JPH03270727A JP H03270727 A JPH03270727 A JP H03270727A JP 2069833 A JP2069833 A JP 2069833A JP 6983390 A JP6983390 A JP 6983390A JP H03270727 A JPH03270727 A JP H03270727A
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JP
Japan
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liquid
droplets
fall
particles
vibrator
Prior art date
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Pending
Application number
JP2069833A
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English (en)
Inventor
Tadanori Aki
安芸 忠徳
Hiroshi Naoki
直木 洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被造粒液体を液滴に断裂したのち、固化液を
用いて固化造粒する粒子製造方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、固定化生体触媒担体、ゲル状食品及び高分子樹脂
等の粒子を製造する方法において、被造粒液体を液滴に
断裂する方法としては、被造粒液体をノズルや多孔板等
の孔から自然落下させ、当該孔部における液体の表面張
力によって球状化する方法、被造粒液体を空気圧等で加
圧し、ノズルや多孔板等の孔から液流として吐出し、当
該液流に一定周波数の振動を付与し、伝搬する振動によ
り液滴に断裂する方法又は被造粒液体を断裂用ガスと共
に二流体ノズルから噴出して液滴に断裂する方法等が用
いられている。上記断裂された液滴は落下する間にその
表面張力によって球状化し、固化液中に落下して固化さ
れることにより粒子が製造される。しかし、上記従来の
方法では、液滴が固化液面上に落下するときの衝撃によ
り、液滴の分散や扁平化が起り、均一な粒径の粒子を製
造するのが困難であった。本出願人は上記事情に鑑みて
、常に均一な粒径の粒子を歩留りよく製造する方法とし
て、被造粒液体の液滴が落下する途中で固化液と接触さ
せ、液滴表面を固化することにより、固化液面との衝突
による液滴の分散や扁平化を防止する方法を特願平1−
35002号にて提供した。
〔発明が解決しようとする課題〕
先に出願した上記の粒子製造方法にあっては、従来より
も多量の均一粒径粒子を歩留りよく製造することが可能
となったが、まだ下記の問題があった。液滴を液柱状又
は液膜状の固化液流と接触させる方法において、多量の
粒子を製造するために同時に多数の液滴を落下させる場
合には、固化液の液量が極めて多量に必要となり、且つ
固化液流面との衝突の衝撃緩和が不充分であり粒子の扁
平化が若干生じた。又スプレーにより噴霧した固化液と
接触させる方法においては、液滴表面の固化が充分行な
われれずに、落下したり、又粒子が吹きとばされる恐れ
等もあった0本発明は上記方法を改良し、更に均一な粒
径の粒子を多量に歩留りよく製造する方法を提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の要旨は、被造粒液体を液滴に断裂し、固化液中
に落下せしめて固化造粒する粒子製造方法において、上
記液滴を、気体を散気して気泡を混在させた固化液中に
落下せしめることを特徴とする粒子製造方法であり、又
固化液中に起泡剤を添加したのち気体を散気して液面上
に泡沫層を形成させたのち液滴を落下せしめることを特
徴とする粒子製造方法である。
〔作  用〕
被造粒液体は、液滴生成部で適宜断裂され液滴として落
下する。当該液滴は、落下する間に液の表面張力で球状
化して下方に配設された固化液槽中の固化液面に落下す
る。静態の固化液であると落下した液滴は、液面との衝
突の衝撃により分散及び扁平化が起るが、固化液には散
気装置により多数の微細気泡が混在されているため、気
泡による緩衝作用で落下の衝撃が緩和され、上記現象が
惹起せず、均一粒径の粒子が製造される。又固化液に起
泡剤を添加して散気する場合には、気泡の発生が促進さ
れ、且つ気泡の安定化が計られて固化液面上に泡沫層が
底形されるため、当該泡沫層の緩衝作用により落下した
液滴の衝撃が更に緩和される。
〔実施例〕
以下本発明を一実施例を示した図面に基いて詳述する。
第1図は系統図、第2図は他の実施例の要部概略図であ
る。1は被造粒液体である原液Aを貯留する原液槽であ
り、上部に原液Aを圧力で押し出すための圧力ガス導入
管lOを接続し、下部には原液Aの供給管11が接続さ
れた気密な槽である62は原液Aに一定周波数振動を加
振し、均一に断裂された液滴Bを生成する加振器であり
、側部に原液Aの供給管11を接続し、下端に原液Aの
落下孔5及び上部に振動子3aを具備している。振動子
3aは落下孔5に対向する位置に配置し、又加振器内の
原液Aと直接接触してもよいが、振動板3bを介して原
液Aと直接接触しないように具備するのが好ましい、4
は振動子3aに一定周波数信号を発信し、振動子3aを
振動させる発信器である。6は固化液りを貯留し、落下
してくる液滴Bを受は入れて固化する粒子受槽であり、
底部に固化液り中へ空気等の気体を散気して気泡を混在
せしめる散気器7を具備しており、又内部に粒子Cを受
は入れ、且つ取り出すための金網能9が配設されている
。散気器7はセラミックスや焼結金属等の多孔管が好ま
しいが、それに限定されない。8は散気器7に気体導入
管12を介して気体を供給するエアポンプである。上記
構成の装置により粒子を製造する方法の作用について以
下詳述する。圧力ガスを圧力ガス導入管IOから原液槽
1内に導入し、原液Aを供給管11から押し出して加振
器2内に供給する。加振器2内の原液Aは発信器4から
の一定周波数信号により周波数に基いて振動する振動子
3aにより振動板3bを介して加振され、落下孔5から
液流として吐出される。吐出された液流は落下する間に
、液流を伝搬する上記振動によって断裂され、且つ液の
表面張力により球状化して落下する。尚液滴Bの粒径は
落下孔5の孔径、吐出流速及び振動数等により決定され
るので、それらを適宜設定することにより任意の粒径の
液滴Bを生成することができる。液滴Bは固化液槽6中
の固化液り面に落下されるが、散気器7から導入される
多数の微細気泡による緩衝作用を受け、落下の衝撃が緩
和され、分散や扁平化が防止される。又起泡剤を添加し
て固化液り面上に泡沫層Eを形成する方法にあっては、
更に大きな緩衝作用が得られ、均一粒径化が計られる。
使用される起泡剤としては、界面活性剤、合成洗剤、そ
の他固化液りを起泡させ泡沫層Eを形成できるものであ
ればよいが、製造粒子の用途や固化液性等に留意して適
宜選定される。固化液りに落下した液滴Bは固化液り中
で固化されて粒子Cが製造される。又粒子Cは固化液り
中での滞留時間、温度、液性等によって、内部まで固化
することも、又表面部のみ固化してカプセル化した粒子
を製造することも可能である。任意の均一粒子製造後は
、金網籠9を引き揚げることにより取り出して固化液り
と分離し、均一な粒子を得ることができる。
以下本発明と従来技術とを上記槽底の装置を用いて比較
した結果について述べる。
(実MPAI) 被造粒液体としてアルギン酸ナトリウム2wt%水溶液
を用い、孔径0.8園のノズルから40〜60rnl/
winで通液しながら振動数70〜300Hzで同調さ
せて落下させた。固化液として塩化カルシウム1wt%
水溶液を用い、51容器中に2,51/winの空気を
焼結金属製の散気器から供給して気泡を混在せしめ、液
滴を落下して造粒した。その結果同調振動数ごとに2.
3〜3.7■径の均一な球状粒子が夫々100%の歩留
りで製造された。
(実施例2) 固化液中に起泡剤として合成洗剤を滴加し、液面上に泡
沫層を形成した以外は実施例1に同じである。その結果
同調振動数ごとに2.3〜3.7m径の均一な球状粒子
が夫々100%の歩留りで製造された。
(比較例1) 固化液を散気せず静態で用いた以外は実施例1に同じで
ある。その結果はとんどが扁平状の粒子となり、又一部
分散し細かい粒子が混入していた。この傾向は特に流量
が多くなるほど著しかった。
〔発明の効果〕
本発明の粒子製造方法は下記効果を奏する。
固化液面に落下された液滴は、固化液に混在する多数の
気泡により緩衝作用を受は衝突の衝撃が緩和されるため
液滴の球形状を変えることなく均一な粒径粒子を製造す
ることができ、又起泡剤を添加し固化液面上に泡沫層を
形成した方法にあっては、より緩衝作用が良好となる。
更に、多孔板等を用いて同時に多数の液滴を落下させて
多量の粒子を製造する場合でも、上記と同一の効果が得
られるため均一な粒径粒子を多量に歩留りよく製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に適用した装置の系統図、第
2図は他の実施例の装置の要部概略図である。 板、4;発振器、5:落下孔、6:粒子受槽、7;散気
器、8;エアポンプ、9;金網籠。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被造粒液体を液滴に断裂し、固化液中に落下せしめ
    て固化造粒する粒子製造方法において、上記液滴を、気
    体を散気して気泡を混在させた固化液中に落下せしめる
    ことを特徴とする粒子製造方法。 2)被造粒液体を液滴に断裂し、固化液中に落下せしめ
    て固化造粒する粒子製造方法において、上記液滴を、起
    泡剤を添加したのち気体を散気して液面上に泡沫層を形
    成させた固化液中に落下せしめることを特徴とする粒子
    製造方法。
JP2069833A 1990-03-22 1990-03-22 粒子製造方法 Pending JPH03270727A (ja)

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JP2069833A JPH03270727A (ja) 1990-03-22 1990-03-22 粒子製造方法

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JP2069833A JPH03270727A (ja) 1990-03-22 1990-03-22 粒子製造方法

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JPH03270727A true JPH03270727A (ja) 1991-12-02

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JP2069833A Pending JPH03270727A (ja) 1990-03-22 1990-03-22 粒子製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040802A1 (es) * 1998-02-11 1999-08-19 Transucrania, S.A. Procedimiento para la obtencion de productos granulados y dispositivo para la puesta en practica del mismo

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040802A1 (es) * 1998-02-11 1999-08-19 Transucrania, S.A. Procedimiento para la obtencion de productos granulados y dispositivo para la puesta en practica del mismo
US6471894B1 (en) 1998-02-11 2002-10-29 Transucrania, S.A. Process and device for producing granulated products

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