JPH0327008Y2 - - Google Patents

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JPH0327008Y2
JPH0327008Y2 JP10874188U JP10874188U JPH0327008Y2 JP H0327008 Y2 JPH0327008 Y2 JP H0327008Y2 JP 10874188 U JP10874188 U JP 10874188U JP 10874188 U JP10874188 U JP 10874188U JP H0327008 Y2 JPH0327008 Y2 JP H0327008Y2
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cleaning
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cam
truck
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、自動車の底面に洗浄水を噴射してそ
の底面を自動的に洗浄できるようにした、自動車
の底面洗浄装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、自動車を載置し得る基台に案内レールを
固設し、この案内レールに台車を往復走行可能に
支持し、その台車には、前記基台上の自動車の底
面に向けて洗浄水を噴射し得る洗浄ノズルを有す
るノズル配管を揺動可能に設け、このノズル配管
を前記台車の走行時に揺動作動させるようにし
た、自動車の底面洗浄装置は公知である(例えば
特開昭52−2075号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする課題 上記従来装置においては、てこクランク機構や
チエン伝動機構等を組み合せた構造複雑な連動機
構により台車の走行輪の回転をノズル配管の揺動
運動に変換するようにしているから、コストが嵩
む上、台車の走行中、ノズル配管を常に同一の揺
動角度範囲でしか揺動させることができない、と
いつた問題がある。
本考案は上記に鑑み提案されたもので、従来装
置の上記問題をすべて解決し得る構造簡単な底面
洗浄装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、自動車を
載置し得る基台に案内レールを固設し、この案内
レールに台車を往復走行可能に支持し、その台車
には、前記基台上の自動車の底面に向けて洗浄水
を噴射し得る洗浄ノズルを有するノズル配管を揺
動可能に設け、このノズル配管を前記台車の走行
時に揺動作動させるようにした、自動車の底面洗
浄装置において、前記ノズル配管と基台間には、
前記台車の走行に連動してノズル配管を揺動させ
るための連動機構が設けられ、この連動機構が、
前記案内レールに沿つて延びる板状に形成され側
面がカム面となるように前記基台に固着されたカ
ム部材と、このカム部材の前記カム面に係合する
と共に前記ノズル配管に連結される係合部材と、
その係合部材を前記カム面との係合方向へ付勢す
る付勢部材とより構成されることを特徴としてい
る。
(2) 作用 台車の走行中、ノズル配管は、上記係合部材と
カム部材との係合によつて自動的に揺動運動す
る。そしてそのノズル配管の揺動角範囲はカム部
材のカム面の形状選択によつて適宜設定すること
ができ、変更も容易である。
また板状カム部材の側面をカム面としたことに
より、そのカム面には、泥土等が堆積付着し易い
上向きの凹面は形成されず、該カム面への泥土等
の堆積付着が極力回避される。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。
第1,2図において、地上に定置される基台B
は、互いに間隔を存して並置される左右一対の乗
入台1,1より構成され、この乗入台1,1上に
洗浄すべき車両Vが自走して載置される。一対の
乗入台1,1の内側には、これらと平行に対をな
す案内レール2,2が固設され、それらの案内レ
ール2,2上に台車3が、その両側に軸架した走
行輪4…を介して往復走行可能に載設される。台
車3の前方および後方には、原動機5により鉛直
軸線回りに回転駆動される駆動スプロケツト6
と、鉛直軸回りに回転自在な従動スプロケツト7
とが軸支され、これらのスプロケツト6,7間に
有端の伝動チエン8が懸回され、該チエンの対向
両端に前記台車3の前、後端面が結着9,10さ
れる。 前記台車3には、前記車両Vの底面を洗
浄し得る洗浄装置Cが設けられる。
次にこの洗浄装置Cの構造を説明すると、台車
3の左、右には、前記案内レール2,2と平行に
左右2本の洗浄液分配管11,11がそれぞれ軸
受12,12…を介して回動自在に支承され、各
洗浄液分配管11にはそれぞれコ字形をなす一対
のノズル配管13,13が固着されている。各ノ
ズル配管13の両端には、一対の洗浄ノズル1
4,14が上向きに取付けられる。また左右2本
の洗浄液分配管11,11には、対をなす揺動ア
ーム15,15の一端がそれぞれ固着され、これ
らの揺動アーム15,15の他端に連接棒16の
両端がピン連結17,17されている。連接棒1
6と台車3間には、付勢部材としての引張ばね1
8が張設され、この引張ばね18の引張力は連接
棒16を一方向(第3図左方)に牽引して左右の
ノズル配管13,13が第3図に示すように一方
向に傾くように付勢される。また連接棒16の一
端には係合部材としての案内ローラ19が回転自
在に支持される。一方の案内レール2の内側面に
は、該レール2に沿つて延びる波板状のカム部材
20の一側面が固着される。このカム部材10の
他側面は本考案のカム面20aを構成するもので
あつて、前記引張ばね18の付勢力により前記案
内ローラ19が常に圧接される。従つて台車3が
案内レール2,2に沿つて走行するとき、案内ロ
ーラ19はカム面20aの凹凸に追従して移動す
るので、連接棒16および一対の揺動アーム1
5,15を介してノズル配管13,13を第3図
矢印R方向に左右に揺動させることができる。
而して前記付勢部材としての引張ばね18、係
合部材としての案内ローラ19、及びカム部材2
0は互いに協働して本考案の連動機構Mを構成し
ている。
左右の洗浄液分配管11,11はそれぞれ分配
ホース21,21を介して台車3の前面に固着し
た分岐管22に接続されている。前記分岐管22
には、可撓性洗浄液供給ホース23の一端が接続
されている。このホース23は台車3の前方に延
び、案内移動体24に軸架した案内輪25を経由
したのち折返して地上に固定される固定部材26
に接続され、こゝで洗浄液供給源27に導管28
を介して連通される。前記案内移動体24は台車
3の前方において前記案内レール2,2と平行に
地上に敷設される他の案内レール29,29上に
転動輪30…を介して走行自在に載設されてい
る。そしてこの案内移動体24は台車3が第1,
2図右方に走行するとき、前記可撓性の洗浄液供
給ホース23に牽引されて右方に走行し得る。
前記案内移動体24の前面には、索条31の一端
が結着され、該索条31は、前記案内移動体24の
前方に立設される支柱32に軸支された、下部固
定滑車33および上部固定滑車34を経由したの
ち、さらに一つの動滑車35を経由してその自由
端が支柱32の上端に結着されている。前記動滑
車35の支持枠351には第1偏倚部材としての
重錘36が吊下されている。したがつてこの重錘
36の重力は常時索条31を介して案内移動体24
を第1,2図左方に牽引し、可撓性洗浄液供給ホ
ース23に一定の張力が与えられる。また支柱3
2には、前記索条31を挿通して可動枠38が設け
られ、この可動枠38の下面には、支柱32の下
部に下端を結着した第2偏倚部材としての一対の
引張ばね37,37の上端が結合されている。そ
してこれらの引張ばね37,37の引張力は、前
記可動枠38を支柱32に固設したストツパ部材
39,39に当るまで下方に牽引する。可動枠3
8の下面中央部は前記動滑車35の支持枠351
と対面しており、動滑車35が上昇されると、そ
の支持枠351は可動枠38の下面に衝合し、引
続く動滑車35の上昇により可動枠38も動滑車
35とともに引張ばね37,37の引張力に抗し
て上昇し得る。
前記乗入台1,1の左右外側方には走行レール
40,40が前記案内レール2,2と略平行に敷
設され、該走行レール40,40上に従来公知の
自走式門型洗車機Wが往復走行可能に載設され、
該洗車機Wには図示しないが、洗浄ブラシ、乾燥
機等が装備される。
而してこの門型洗車機Wの走行速度と前記台車
3の走行速度は同じになるように設定され、スタ
ート位置から洗車機Wを始動したのち若干遅れて
台車3が始動するようになつている。
なお、図中41は洗車機Wに設けた超音波検知
装置で車両Vの有無を検知するためのものであ
る。
次に主に第4図を参照してこの実施例の作用に
ついて説明すると、 第4図イに示すように洗車機Wと台車3が何
れも左端のスタート位置にある状態で洗浄すべ
き車両Vを乗入台1上に乗り入れる。
次に洗車機Wに設けたスタートスイツチ(図
示せず)を閉じると、洗車機Wは洗車ブラシが
回転すると同時に右方向へ走行しはじめ、第4
図ロに示すように洗車機Wの走行方向の中央部
に台車3が位置すると、洗浄液供給源27から
の洗浄液を洗浄装置Cに供給して洗浄ノズル1
4から洗浄液を噴射し始めると同時に台車3の
右方向への往行を開始させる。台車3が走行す
ると、案内ローラ19はカム部材20のカム面
20aに圧接しながら移動するので、ノズル配
管13…は左右に揺動する。台車3の往行によ
り洗浄液供給ホース23を介して案内移動体2
4を重錘36の重力に抗して同方向に移動させ
る。そして台車3が車両Vの下に至れば洗浄ノ
ズル14…からの洗浄液は車両Vの底面の全域
に亘つて噴射され、該底面を洗浄することがで
きる。
なお、台車3は、洗車機Wの中央部にあり、
しかも台車3と洗車機Wは同速度で走行するの
で、洗浄ノズル14…から噴射される洗浄液が
四方に飛散することがない。
台車3がさらに往行を継続して台車3と案内
移動体24間の距離が長くなりそれら間の供給
ホース23の長さが長くなると、第4図ハに示
すように動滑車35の上昇により、その支持枠
351が可動枠38の下面に衝合するに至り、
この可動枠38は引張ばね37,37の引張力
に抗して重錘36とともに上昇する。したがつ
て索条31には、重錘36の重力と引張ばね3
7,37の引張力とを和した引張力が作用し、
この力は案内移動体24を介して洗浄液供給ホ
ース23にも作用し、該ホース23にかゝる張
力を増加させることができ、この張力は前記ホ
ース23がたるもうとする力に略拮抗する。
洗車機Wおよび台車3がさらに走行を継続し
て、車体検知装置41が車両Vの後端を検知す
ると、これよりタイマ回路のタイムアツプによ
り台車3の往行が停止され、該台車3は第4図
ハ位置に停止する。
一方、洗車機Wはさらに往行を継続し、洗浄
ブラシによる車体面の洗浄等を終了して第4図
ニ位置に停止する。
洗車機が終端位置より復行しはじめ、その往
行のときと同じように台車3が洗車機Wの走行
方向の中央部に位置すると、台車3は復行を開
始し、再び洗浄ノズル14…より洗浄液を噴射
して車両Vの底面洗浄を再開する。
台車3の復行継続により、可動枠38および
重錘36は案内移動体24を介して洗浄液供給
ホース23に張力を与えながら次第に下降し、
台車3と案内移動体24間の距離が次第に短縮
してそれら間のホース23の長さが短くなれ
ば、可動枠38はストツパ39,39に当つて
その下降が停止されるので、洗浄液供給ホース
23には重錘36の重力のみによる張力が作用
するようになる。
台車3は左端位置(第4図ロ位置)に達して
停止し車両Vの底面洗浄を終了し、次いで洗車
機Wが左端位置(第4図イ位置)に達して停止
する。
以上〜により車両Vの底面洗浄の一工程が
終了する。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、自動車を載置し
得る基台に案内レールを固設し、この案内レール
に台車を往復走行可能に支持し、その台車には、
前記基台上の自動車の底面に向けて洗浄水を噴射
し得る洗浄ノズルを有するノズル配管を揺動可能
に設け、このノズル配管を前記台車の走行時に揺
動作動させるようにした、自動車の底面洗浄装置
において、前記ノズル配管と基台間には、前記台
車の走行に連動してノズル配管を揺動させるため
の連動機構が設けられ、この連動機構は、基台に
固着されて案内レールに沿つて延びるカム部材
と、このカム部材のカム面に係合すると共にノズ
ル配管に連結される係合部材と、その係合部材を
前記カム面との係合方向へ付勢する付勢部材とよ
り構成されるので、ノズル配管を台車の走行に連
動して自動的に揺動作動させることができ、また
そのノズル配管の連動機構は、基台側にカム部材
を、ノズル配管側に係合部材をそれぞれ配して、
その両部材を相互に係合させただけの構造の極め
て簡単なものであるから、コストの低減及び組立
性の向上に寄与することができる。しかも上記カ
ム面の形状を適宜選定するだけで、ノズル配管の
揺動角範囲を容易に設定することができ、またそ
の揺動角範囲を台車の往行或いは復行途中で変更
することも可能であるから、自動車の底面形状に
合せてノズル配管を的確に揺動させることができ
る。
また特に上記カム部材は板状に形成されて側面
がカム面となるように基台に配設されるので、そ
のカム面には、泥土等が堆積付着し易い上向きの
凹面は形成されず、該カム面への泥土等の堆積付
着を極力回避することができ、従つて、その泥土
等に邪魔されずに該カム面に係合部材を常に的確
に係合させることができるから、その係合部材に
連動するノズル配管の揺動運動を安定させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示すもので、第
1図はその側面図、第2図はその平面図、第3図
は第2図−線に沿う拡大断面図、第4図イ〜
ニは本考案装置の作用図である。 B……基台、M……連動機構、2……案内レー
ル、3……台車、14……洗浄ノズル、18……
付勢部材としての引張ばね、19……係合部材と
しての案内ローラ、20……カム部材、20a…
…カム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車を載置し得る基台Bに案内レール2を固
    設し、この案内レール2に台車3を往復走行可能
    に支持し、その台車3には、前記基台2上の自動
    車の底面に向けて洗浄水を噴射し得る洗浄ノズル
    14を有するノズル配管13を揺動可能に設け、
    このノズル配管13を前記台車3の走行時に揺動
    作動させるようにした、自動車の底面洗浄装置に
    おいて、前記ノズル配管13と基台3間には、前
    記台車3の走行に連動してノズル配管13を揺動
    させるための連動機構Mが設けられ、この連動機
    構Mは、前記案内レール2に沿つて延びる板状に
    形成され側面がカム面20aとなるように前記基
    台Bに固着されたカム部材20と、このカム部材
    20の前記カム面20aに係合すると共に前記ノ
    ズル配管13に連結される係合部材19と、その
    係合部材19を前記カム面20aとの係合方向へ
    付勢する付勢部材18とより構成されたことを特
    徴とする、自動車の底面洗浄装置。
JP10874188U 1988-08-19 1988-08-19 Expired JPH0327008Y2 (ja)

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JPH0174955U JPH0174955U (ja) 1989-05-22
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