JPH0326770A - 水性プリント用組成物 - Google Patents

水性プリント用組成物

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JPH0326770A
JPH0326770A JP15498890A JP15498890A JPH0326770A JP H0326770 A JPH0326770 A JP H0326770A JP 15498890 A JP15498890 A JP 15498890A JP 15498890 A JP15498890 A JP 15498890A JP H0326770 A JPH0326770 A JP H0326770A
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JP
Japan
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water
composition
polymer
emulsion
composition according
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JP15498890A
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English (en)
Inventor
Richard Kline Williams Jr
リチャード・クライン・ウィリアムズ,ジュニアー
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PPG Industries Inc
Original Assignee
PPG Industries Inc
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Publication date
Application filed by PPG Industries Inc filed Critical PPG Industries Inc
Publication of JPH0326770A publication Critical patent/JPH0326770A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/03Printing inks characterised by features other than the chemical nature of the binder

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  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水性プリント用組成物に関する。より詳しく
は本発明は、エマルジョンポリマーと再湿潤剤を含む水
性プリント用組成物に関する。
[従来の技術] 、従来、エマルジョンポリマーを水性インキ組成物に使
用することが提案される。例えば、高いガラス転位温度
(Tg)を有するアクリル系エマルジョンポリマーは、
その素速い乾燥性のために有用であると考えられている
。高いTgのアクリル系エマルジョンは、粘性が低く、
更に%固形分が高いという別の有利性を持つ。このため
、基村上の水をより少なくすることが出来、その結果基
材の歪みを実質的に減少若しくは無くすことが出来る。
しかし、本発明に特に関連するグラビア印刷等の適用に
際しては、高いTgのアクリル系エマルジ3ンポリマー
を含有ずろインキ組成物は、グラビアンリンダー上に於
いてあまりに速く乾燥する傾向がある。この再湿潤性の
低さのために、高いTgのアクリル系エマルジョンポリ
マーを含むインキ組成物は、グラビアノリンダーのセル
中で永久乾燥する傾向があり、その結果基材へのインキ
転写が悪い。
[発明が解決しようとする課題] 従来技術に於いては主に、この「セル中の乾燥」の問題
を解決するためにウレア、及び補助溶剤、若しくは中和
した酸含有オリゴマー物質を使用する。しかしこの方法
は、今度はプリントしたインキの乾燥速度に悪い影響を
与える。譲渡された米国特許出願第07/123627
号(発明の名称「水性インキ組成物」、1987年It
月23日出願)では一般に、紙上への転写を良くし、素
速く乾燥させて良好な印刷性を付与するエマルジョンポ
リマーと界面活性剤を含む再湿潤性水性インキが開示さ
れる。本発明は、改善された再湿潤性水性インキ組成物
を提供する。
[課題を解決するための手段] 従って本発明は、水性ポリマー及び遣常ウレアを含み、
界面活性剤を実質的に含まない非イオン系水溶性化合物
含有の再湿潤剤を有効量併用し、更に湿潤剤を含む水性
プリント用組成物を包含する。本明細書中「再湿潤」若
しくは「再湿潤性」という用語は、インキを部分的に若
しくは完全に乾燥後、インキそれ自身中及び/又は水中
で、インキが再分散し得ることとして定義される。本明
細書中「湿潤」という用語は、プリントされろ基材の湿
潤を指す。有用なエマルジョンポリマーは、約50〜1
20℃若しくはそれ以上の高いTgを有するのが好まし
い。「非イオン系化合物は実質的に界面活性剤を含まな
い。」という記述は、本発明の組成物が主として再湿潤
用界面活性剤に依存しないことを,0味ずる。
高いTgのエマルジョンポリマー、非イオン系水溶性化
合物、及び通常ウレアを使用することにより、プリント
用組成物に所望のインキ特性、水再湿潤性、グラビアシ
リンダーのセル中で永久乾燥しない高いプレススピード
、及びカールしない(即ち、未引張(unrestra
in)紙シー1・の歪みが無い)速い乾燥を付与するこ
とを見出した。
乾燥しプリントした組成物を水不感受性のものとするた
めに、好ましくはエマルジョンポリマーの形態の水溶性
樹脂系添加剤(これは、高分子界面活性剤の存在下、水
中でエチレン系不飽和モノマーを共重合することにより
調製される。)を、本発明では使用する。
本発明のプリント用組成物の基本成分は、水性ポリマー
、界面活性剤を実質的に含まない非イオン系水溶性化合
物含有再湿潤剤、及び通常ウレアであり、更に湿潤剤を
含む。本発明の態様では、水仕ポリマーはエマルジョン
ポリマーを含む。典聖的には、有用なポリマーのTgは
、このポリマーを含む水性組成物の塗装温度以上である
。例えばグラビア印刷では、Tgはグラビアノリンダー
の温度以上である。
エマルジョンポリマーの具体例としては、アクリル若し
くはビニルエマルジョンポリマー等の水性付加重合体で
ある。これらのポリマーは、乳化剤の存在下水中でエチ
レン系不飽和モノマーのフリーラジカル付加重合により
調製される。一般にモノマーは、生成ポリマーが20℃
以上、好ましくは約50〜120℃、若しくはそれ以上
のTgを有することに基づいて選択される。
有用なモノマーの例としては、限定的ではないが、環状
若しくは多環状アルコールのアクリル若しくはメタクリ
ル酸エステル(例えば、イソボルニルアクリレート及び
イソボルニルメタクリレート);メチルメタクリレート
等のアクリル酸若しくはメタクリル酸エステル;及びビ
ニルモノマー(例えば、スチレン、メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、ビニルアセテート、ビニルクロライド、
ビニリデンクロライド及びその類似物)が挙げられる。
エマルジョンポリマーは、アクリル若しくはビニルモノ
マーを乳化剤の存在下水性媒体中に分散する従来のフリ
ーラジカル開始のエマルジョン重合法により調製される
。本発明に有用なフリーラジカル開始剤は、水溶性のも
のである。具体的には、例えば過酸化水素、及び過硫酸
アンモニウム、過硫酸ナトリウム若しくはカリウム、又
はメタ重硫酸ナトリウム等のイオンタイプのものが含ま
れる。
本発明に有用な乳化剤は界面活性剤である。好ましくは
イオン系界面活性剤が使用される。非イオン系界面活性
剤も、好ましくはイオン系界面活性剤と一緒に、使用し
てもよい。イオン系界而活性剤は、アニオン系でもカチ
オン系でもよいが、水溶性が好ましい。イオン系界面活
性剤の使用量は主に、そのタイプ、それと併用する非イ
オン系界面活性剤のタイプ、モノマーの選択、モノマー
の相対比率、及び他の要因(例えば、生成ポリマーの所
望の粒径)により変わる。典型的にはイオン系界面活性
剤の総量は、モノマーの全重量に対し、0.25〜5重
量%、好ましくは約0.5〜3重量%の範囲内である。
本発明に有用なアニオン系界面活性剤の具体例としては
、硫酸塩、スルホン酸塩、リン酸塩、及びカルボン酸塩
が挙げられる。本発明に有用なカチオン系界面活性剤の
具体例としては、強酸(例えば、塩酸若しくは臭酸)、
又は他の酸[例えばアルキルスルホン酸(例えば、メタ
ンスルホン酸)、及びリン含有酸(例えば、リン酸、亜
リン酸、次亜リン酸、アルキルリン酸エステル、又はそ
の類似物)]より誘導されるカウンターイオンを有する
アミン塩が挙げられる。本発明に有用な非イオン系界面
活性剤の具体例としては、アルキルボリオキシアルキレ
ンボリエーテル、アルキルアリールボリオキンアルキレ
ンボリエーテル、ポリビニルアルコール、アセチレン系
ジオール、及びアセチレン系ノオールのポリオキシアル
キレン誘導体が挙げられる。
連鎖移動剤(例えば、■−ドデカンチオール、Lドデン
ルメル力ブタン、イソ才クチルチ才グリコレート等のア
ルキルメルカブタン、及びクロロホルム等のクロロ炭化
水素)を、任意に使用してよい。
フリーラジカルエマルジョン重合法は、モノマーの連続
的供給、モノマーの半連続的供給、プレエマルジョン及
び/又は播種(seeding)のものであってよい。
生成エマルジョンは、固形分含量約10〜65重量%、
及び粒径約500〜5000人を有する。
本発明の好ましい態様に於いて、再湿潤剤としてはウレ
ア、及び界面活性剤を実質的に含まない非イオン系水溶
性化合物が挙げられる。本発明に好ましい再湿潤剤は、
その有効量が本発明に係る組成物の粘性に悪影響を及ぼ
さないということを更に特徴とする。それ故、高固形分
の組成物が得られる。好適な再5i潤剤は又、組成物の
連続フィルム形成促進用手段を提供する。そのため、再
湿潤剤は、組成物の融合助剤となり得る。
本発明では融合助剤(coalescing  aid
)を、付加的に使用してよい。しかし、この付加的な融
合助剤はその量及びタイプにより、再湿潤剤の作用に影
響するということに注意ずる。本発明に有用な付加的融
合助剤は、典型的にはフィルム形成用エマルジョンポリ
マーと併用されるものである。
本発明の教示するところによれば、適当な付加的融合助
剤、及びそれと併用する有用な再湿潤剤のタイプと量の
選択は、当業者の範囲内である。
再湿潤剤として有用な非イオン系水溶性化合物としては
、全て又は部分的にアルキル化アルコキンル化したポリ
オール(例えば、スクロースポリオール、ポリエステル
、及びその混合物等のエトキノル化又はプロボキシル化
ポリオール)であるアミノプラスト縮合物か挙げられる
。好適なアミノブラスト縮合物は、ホルムアルデヒドと
アミン若しくはアミドとの反応から得られる。最も一般
的なアミン若しくはアミドは、メラミン、ウレア、又は
ペンゾグアナミンである。しかし、他のアミン及びアミ
ドとの縮合物、例えばジアジン、トリアゾール、グアニ
ジン、グアナミン、及びそのような化合物のアルキル及
びアリールジ置換誘導体(例えば、アルキル及びアリー
ル置換ウレア、及びアルキル及びアリール置換メラミン
及びペンゾグアナミンを含む。)のアルデヒド縮合物も
使用してよい。そのような化合物の具体例としては、N
.N−ジメチルウレア、N−フェニルウレア、ジシアン
ジアミド、ホルモグアナミン、アセトグアナミン、6−
メチル−2.4−ジアミノ−135−トリアジン、3.
5−ジアミノトリアゾール、トリアミノピリミジン、2
.6−トリエチルトリアミン−1.3.5−トリアジン
及びその類似物が挙げられる。アルデヒドとしてはホル
ムアルデヒドが最も度々使用されるが、他のアルデヒド
(例えば、アセトアルデヒド、クロトンアルデヒド、ベ
ンズアルデヒド、及びフルフリル)を使用してもよい。
アミノプラストは、メチロール若しくは類似のアルキロ
ール基を含み、好ましくはこれらのアルキロール基のう
ち少なくとも一部は、アルコールとの反応でエーテル化
されている。どの一価アルコールも、メタノール、エタ
ノール、ブタノール及びヘキサノールであってよい。
好ましくは、使用するアミノプラストは、炭素原子を約
l〜4個含むアルコール[例えば、メタノール(これは
、好ましい。)エタノール、プタノール、又はその混合
物]でエーテル化したメラミンー、ウレアー、又はペン
ゾグアナミンーホルムアルデヒド縮合物である。
本明細書中「水溶性」という用語は、非イオン系化合物
が本発明で使用するエマルジョンポリマーの連続相及び
分故相と相溶性があることを意味する。非イオン系水溶
性化合物は、実質的に非架橋であり、インキ及び水の再
湿潤性を付与し、且つカール性、水感受性及びその類似
の特性等の他のプリント特性に妥1&Aすることのない
有効量を使用する。
本発明のプリント用組成物は又、組成物を基材上にスム
ーズに積層し基材を湿潤さ仕る湿潤剤を含む。湿潤剤は
、界面活性剤(例えば、アニオン系、カチオン系、若し
くは非イオン系、又はその混合物)であってよい。使用
する界面活性剤の選択及び量は基材に依存し、又通常経
験的に決定される。使用してもよい界面活性剤の具体例
としては、上述のものが挙げられる。界面活性剤は、例
えば発泡などの関連して起こる問題を避けるために、最
少量に抑える。
本発明の特に好ましい態様では、水性ポリマーを含む本
発明の組成物は、更に「水溶性」樹脂系添加剤を含む。
樹脂系添加剤は、組成物の固形分含量を著しく低下させ
ないものである。本発明に係る如何なる特定理論に縛ら
れることなく、樹脂系添加剤はプリントした組成物の水
感受性を低下させると考えられている。この特性はプリ
ントした組成物のエージング(これは、水感受性がより
著しい。)に於いてなおさらはっきりする。
水溶性樹脂系添加剤は、アクリル系水溶性付加重合体(
例えば、酸官能性アクリル系ポリマーのアミン塩)のよ
うな酸若しくは塩基中和化ポリマーを含む。樹脂系添加
剤はエマルノヨンの形態が好ましく、これは、高分子界
面活性剤の存在下、水中でエチレン系不飽和モノマーを
重合することにより調製される。高分子界面活性剤は、
塩基で中和した酸官能性ポリマーであってよい。
これらのコポリマーの調製法は通常、エチレン系不飽和
カルボン酸含有モノマーを適当なエチレン系不飽和モノ
マーと約50〜150℃で水混和性溶媒中で重合し、そ
の後アミン若しくはアンモニア等の塩基存在下にこのポ
リマーを水に溶解させることを含む。典型的なフリーラ
ジカル開始用触媒は、如何なるものも使用出来る。具体
的には、アゾビス(α−γ一)一ジメチルバレロニトリ
ル、t−プチルバーベンゾエート、t−ブヂルパーアセ
テート、及びペンゾイルパーオキシドが挙げられる。上
述の連鎖移動剤を使用してもよい。水溶性若しくは水混
和性溶媒は、重合化に於いて使用する。好適な溶媒とし
ては、具体的にはアルコール(例えば、エチルアルコー
ル、n−プロパノール、及びイソブロパノール);ケ1
・ン(例えば、アセトン、及びメチルエチルケトン);
及びグリコールエーテル(例えば、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、及びジエチレングリコールエチルエーテル)が
挙げられる。
カルボン酸若しくはその無水物含有エチレン系不飽和モ
ノマーの具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸無水物、及びアルキル基の炭素数が1〜8で
あるマレイン酸のアルキルハーフエステルが挙げられる
。塩基若しくはアミンで中和後水に可溶となるように、
十分な量の酸含有モノマーが使用される。一般に、ポリ
マーは酸含有モノマーを15〜50%含み、ポリマーの
酸価は8 0〜4 0 0x9KOH/9である。
本発明で使用する好適なコモノマーとしては、アクリル
酸及びメタクリル酸のアルキルエステル(例えば、メチ
ル、エチル、プロビル、ブチル、若しくは2−エチルへ
キシルアクリレート及びメタクリレート);アルキル基
が炭素原子を2〜4個有するヒドロキシアルキルアクリ
レート及びメタクリレート(例えば、2−ヒドロキシェ
チルアクリレート若しくはメタクリレート、2−ヒドロ
キンプロビルアクリレート若しくはメタクリレート):
スチレン;アクリルアミド;及びメタクリルアミド、N
−アルコキシメチルアクリルアミド(例えば、N一エト
キシメチルアクリルアミド及びN一ブトキシメチルアク
リルアミド)が挙げられる。
これらは、ポリマーエマルジョン生成物内部に硬化サイ
トを付与するために、好ましい共重合性モノマーである
。コポリマーの重量平均分子量は、ボリスチレン標準を
用いたゲル透過クロマトグラフィーによれば、例えば2
000〜20000である。
重合化物質は、次いで(アンモニアを含む)アミン、若
しくは無機塩基で処理することにより水分散性のものと
する。好適なアミンとしては、アンモニア、第1吸−、
第2級一、及び第3級一アミノが挙げられる。好適な中
和化剤はアンモニアである。好適なアミンの具体例とし
ては、エタノールアミン、ジエタノールアミン、N−メ
ヂルエタノールアミン、ノメチルエタノールアミン、メ
チルアミン、エチルアミン、ノエチルアミン、トリメチ
ルアミン、トリエチルアミン及びモルホリンが挙げられ
ろ。好適なflit機塩基としては、水酸化カリウム、
及び水酸化ナトリウムが挙げられろ。
アミン若しくは無機塩基の使用量は、生成ポリマ一が水
に可溶となる量である。一般に理論的全中和化量の少な
くとも25%を中和化する量が必要である。ポリマーは
完全に中和化してもよい。通常水性分散液のpHは、最
終的に約7.5〜11に調整される。こうして生成ポリ
マーは、実際に水濤性アニ才ン系付加重合体となる。
エマルジョンポリマーは、水溶性ポリマー溶夜中でエマ
ルジョン重合することにより調製される。
これは、エマルジョン重合に通常用いられる触媒を使用
し、モノマー混合物を水熔性ポリマー溶岐に加えること
により行なわれる。水溶性ポリマーは粒子を安定化する
ので、一般に乳化剤として界面活性剤は使用されない。
しかし界面活性剤を、特定の最終結果を達成するために
使用してもよい。
重合化は、通常約50〜100℃で行なわれる。
使用する触媒は、水溶性であり、エマルジョン重合に使
用する上述のものである。有用なエチレン系不飽和モノ
マーは、エマルノヨン重合に典型的に使用されるもので
ある。しかし、ポリマーのTgが比較的高く(即ち、5
0℃以上に)なるようにモノマーを選択することが重要
である。得られる分子量は、エマルジョン重合に特徴的
なもので、典型的には200000−1000000以
上である。上述の連鎖移動剤を使用してもよい。エマル
ジョンの粒径は、約500〜3000人である。
ピギーバックエマルジョン固形分の最終組成は、水溶性
ポリマーが約lO〜40重量%、エマルジョンポリマー
が約90〜45%である。最終エマルジョンの%固形分
は約30〜50%であり、p}lは約7 5から11ま
で変えてもよい。
本発明のインキに使用する各成分の相対比は、各成分の
タイプ及び量に依存する。それ故、(樹脂系添加剤のエ
マルジョンポリマーを含む)エマルジョンポリマーの総
使用量は、樹脂の総固形分の約60〜95%であってよ
い。再湿潤剤として使用するウレアの量は、樹脂固形分
の約20〜60%、好ましくは約30〜40%であって
よい。
再湿潤剤として使用する非イオン系水溶性化合物の量は
、樹脂固形分の約15〜85重量%、好ましくは約30
〜50重量%であってよい。界面活性剤は、基材の湿潤
化等の別の理由で、添加剤として使用してしよい。使用
量は、樹脂固形分の約1〜15重量%、好ましくは約1
〜10重量%である。
本発明の水性プリント用組成物の調製に際し、典型的な
添加剤(例えば、ワックス、脱泡剤、エキステンダー、
可塑剤、補助溶剤、及びその類似物)を使用してもよい
。組成物の残余分は水を含む。インキ組成物には、勿論
有機若しくは無機顔料又はその混合物、又は顔料プレス
ケーキを使用してもよい。顔料の重量%は、総インキ組
成物の約2〜20%、好ましくは約3〜15%である。
インキ組成物の重量%固形分は、典型的なインキ粘性で
塗装される場合は、約40〜50%固形分である。
生成インキ組成物は、グラビアシリンダーのセル中で永
久乾燥することなく、ハイープレススピードでプリント
される。プリントされたインキはカールすることなく素
速く乾燥する。本発明のこの態様及び他の態様を、次の
実施例で更に説明するが、これらに限定するものではな
い。
実施例A 本発明のインキ組成物の調製に使用する高Tgのアニオ
ン系アクリル系エマルジョンポリマーを、次のようにし
て調製した。
リアクターチャージ 暖一住             重全部(9)脱イオ
ン水          774.7S■PEX  U
B1)        5.0重炭酸ナトリウム   
        0.5AEROSOL  MA802
)    5.21):アルコラク(A lcolac
.)より市販のラウリル硫酸ナトリウム(水中で30%
活性)。
2)゜アメリカン・ンアナミド(A merican 
 C yanamid)より市販のノヘキンルスルホコ
ハク酸ナトリウム(80%店性)。
フィードA M一住 脱イオン水 過硫酸カリウム 重罪部(タ) 100.0 40 フィードB 区一江       重量%   重量部(9)メチル
メタクリレート54.1   841.2スチレン  
    39.6   6122 −エチルへ1シルア
クリレート      5,4        77.
9メククリル酸     0.9    1501DT
3) −40 脱イオン水          775.2GEPAL
  CO8974) −80 SIPEXUB        −  .   20.
2AEROSOL MA80           2
 0  43)1−ドデカンヂオール。
4):G A Fより市販の約40モルオキシド含有ノ
ニルフェノールボリエトキンレート(80%活性)。
フィートC 成分 脱イオン水 重1部(9) 200 4 予め混合したモノマーを、かき混ぜた水含有界面活性剤
に加えることにより、フィードBを予め乳化した。
適切に装着した反応容器にリアクターチャージを加え、
これを窒素でガスンールして78℃に加熱し、そこへフ
ィードBを49.59加えた。次いてフィードAを加え
、反応混合物を約80℃で30分間保持した。その後、
フィードBの残余分を3時間かけて加えた。次いで、フ
ィードCをその混合物に加え、これを80℃で1時間保
持した後冷却した。分析(2時間105℃に於いて)4
6.9%固形分;酸価は4.30、粒径は1110人で
あった。
ブレンド用ワニス中の上記アクリル系ラテックス、ウレ
ア−ホルムアルデヒド樹脂、及び以下の上うにして調製
したその他のエマルジョンポリマーを配合してインキ組
成物を調製した。
実施例B 本発明に使用するエマルジョンポリマーを以下のように
して調製した。
A   悦イオン水        14001) J oncryl  6 7 8        2 
5 0Aerosol  MA − 8 0     
 3 0(3.0%固形分) 8    28%アンモニア      78C   
ベルオキン2硫酸アンモニウム 8.0脱イオン水  
      3o D   スヂレン        550E   スチ
レン          4oプチルアクリレ−1− 
    150F   スチレン          
10G   ペルオキシ2硫酸アンモニウム 1.0脱
イオン水        1o 適切に装着された反応容器にチャージAを加え、これを
40℃に加熱した。フィードBを約40〜85℃の温度
範囲で10−15分間かけて滴下して加えた。添加が終
了後、その反応混合物を80℃に加熱し、フィードCを
そこへ加え、10分間870 保持した。83℃に於いてフィードDを1−1/2時間
かけて加えた。次いでフィードEを81〜80℃の温度
範囲でl/2時間かけて加え、次いで1時間保持した。
フィードFを80℃で10分間かけて加え、次いで1時
間保持した。その後フィードGを約79〜82℃で10
分間かけて加え、次いで1時間保持した。
反応生成物は、pH8〜9であり、固形分含量4 0.
6 9、30回転/分(rpm)に於けるNO.3スピ
ンドルでのプルックフィールド(B rookf ie
ld)粘性32.0センチボアズであった。
亙巣旦旦 インキ組成物を以下のように調製した。
実施例八の高Tg乳化剤ポリマー  74.4脱泡剤(
XP−66)1)       0.2SURFONY
L  SE2)     0.1ジメチルエタノールア
ミン      0.31)・ザンテック・ケミカルズ
(Sarlek  Chemicals)より市販の炭
化水素/エステルブレンドXP一〇6脱泡剤。
2):2,4,7.9−テトラメチル−5−デシン4,
7−ジオールより誘導される100%活性非イオン系界
面活性剤。
上記のものを撹拌しながら混合し、次のものとブレンド
した。
成 分             重量部(g)BET
TLE  653)      25  03)・アメ
リカン・シアナミドより市販の部分メチル化ウレアーホ
ルムアルデヒト樹脂。
実施例D クレーワニス 閃一分 実施例Aの高Tgエマルノヨン ポリマー 脱泡剤(XP−66)1) 重量部(9) 55 2 17 SU[IFONYL   SE 1.7 l):ザンテック・ケミカルズより市販。
上記のものをよく混合し、次のものと混合した。
成分 ウレア 重量部(9) 2 1.0 クレー 21.0 実施例E インキ組威物用のワニスを次のように調製した。
?−■             重量部(9)実施例
Cのブレンド用ワニス    71.2実施例Dのクレ
ーワニス      14,3実施例Bのエマルジョン
ポリマー  11.OJONWAX  262)   
    3.OMAZAWET  DF       
  O.52):S.C.ジョンソン・アンド・サン・
カンパニ(S.C.Johnson  and  So
n  Co.)より市販のポリエチレンワックスエマル
ジョン。
上記各戚分を、5〜30%ベース農度の従来の水性顔料
分散液[例えば、サン・ケミカル・カンパニ(S un
  Chemical  Co.)より市販のもの]と
十分にブレンドし、固形分含,fll9.o、No.2
ザーン(No. 2 Zahn)の粘性1 7.0 0
 〜1 8.00秒のインキ組成物を調製した。
上記インキを、1800フィート/分のスピードでグラ
ビアプリントによりクレー塗装紙に塗装した。インキは
、良好なインキ及び水再湿潤性を有し、且つ良好なプリ
ント性及び乾燥速度を有した。
再湿潤は、標準150−ラインンリンダーを備え300
フィート/分のラボラトリーガイガープレスセットのN
o.2シエルカップを用い、紙上に固形分力ヴエレッノ
(coverage)をプリントして、18.00秒の
プレス粘性のインキに関して決定した。
ドクターブレードでこのプリントを30分間掻取り、シ
リンダーセル中でインキを乾燥させた。
その後、プレスを再び開始し、シリンダーの乾燥したイ
ンキ領域が等しい濃度にプリントされる迄、紙上に全固
形分力ヴエレッジをプリントした。本発明のインキは、
このプレスの再開始から30秒で再湿潤を示した。
上記のように本発明の態様を説明したが、本発明の範囲
又は思想から逸脱することなく当業者により種々の改良
が容易に想到され、又成され得ることは明らかである。
従って本発明の特許請求の範囲は、本発明が関係する分
野の当業者により等価として扱われる本発明の全ての態
様を包含するものと解釈すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)高Tgのエマルジョンポリマーを含む水性ポリマ
    ー、再湿潤剤および湿潤剤を含有する高固形分プリント
    用組成物において、該再湿潤剤が実質上界面活性剤を含
    まない非イオン系水溶性化合物を含むことを特徴とする
    高固形分印刷組成物。 (2)エマルジョンポリマーのTgが約50〜120℃
    である請求項(1)記載の高固形分プリント用組成物。 (3)非イオン系水溶性化合物が、全部若しくは部分的
    にアルキル化されたアミノブラスト樹脂、アルコキシル
    化ポリオール、ポリエステル、及びそれらの混合物より
    成る群から選択される請求項(1)記載の高固形分組成
    物。 (4)非イオン系水溶性化合物が部分メチル化されたウ
    レア−ホルムアルデヒド樹脂である請求項(1)記載の
    高固形分組成物。 (5)再湿潤剤がウレアを含み非イオン系水溶性化合物
    と併用する請求項(1)記載の高固形分組成物。 (6)更にアニオン系水溶性付加重合体を含む請求項(
    1)記載の高固形分水性組成物。(7)高Tgエマルジ
    ョン付加重合体が少なくとも部分的にエマルジョン付加
    重合体であり、高分子界面活性剤の存在下、水中でエチ
    レン系不飽和モノマーを共重合することにより調製され
    る請求項(1)記載の高固形分組成物。 (8)高分子界面活性剤が、アミンで中和した水溶性ア
    クリル系ポリマーである請求項(7)記載の高固形分組
    成物。 (9)総固形分含量が、インキ組成物総重量に対して、
    約35.0〜55.0%である請求項(1)記載の高固
    形分組成物。 (10)請求項(1)記載の組成物を基材に塗装するこ
    とを含むプリント法。 (11)請求項(5)記載の組成物を基材に塗装するこ
    とを含むプリント法。 (12)請求項(6)記載の組成物を基材に塗装するこ
    とを含むプリント法。 (13)請求項(7)記載の組成物を基材に塗装するこ
    とを含むプリント法。
JP15498890A 1989-06-14 1990-06-13 水性プリント用組成物 Pending JPH0326770A (ja)

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