JPH03267636A - 集合住宅の冷暖房システム - Google Patents

集合住宅の冷暖房システム

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Publication number
JPH03267636A
JPH03267636A JP6280090A JP6280090A JPH03267636A JP H03267636 A JPH03267636 A JP H03267636A JP 6280090 A JP6280090 A JP 6280090A JP 6280090 A JP6280090 A JP 6280090A JP H03267636 A JPH03267636 A JP H03267636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
ceiling
air
floor
hot air
Prior art date
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Pending
Application number
JP6280090A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yasuda
安田 寿夫
Osamu Kamiya
修 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
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Publication of JPH03267636A publication Critical patent/JPH03267636A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、集合住宅の各戸に設けた一つの空調機によ
り各居室を個別に冷暖房できる集合住宅の冷暖房システ
ムに関する。
(従来の技術) 従来の集合住宅では、通常各居室に設置された個々の空
調機により個別に冷暖房を行っている。
そして、例えばヒートポンプ式空調機では、室内ユニッ
トと屋外ユニットとの設置位置の制約のために、空調機
の取付は位置が居室内の特定の箇所に限定されている。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の個別空調方式では、空調機の取付は位
置の制約のために空調機を設置した居室の使い勝手が制
限され、家具の配置や間仕切の移動を自在に対応できな
いをいう問題があった。
また、空調機は壁の上部などに固定的に設置されるため
、暖房時には居室内の上部が暖まり過ぎ、冷房時には下
部が冷え過ぎるなどの不快な状態が生じることともなっ
ていた。
また空調機を各居室毎に設備するようにしていたため、
各居室で個別に空調を行なわねばならず不経済であった
さらに、この種の集合住宅では各戸別に集中式の冷暖房
シ′ステムを採用することが理想であるが、各居室に対
する配管スペースあるいは吹出口ユニットの設置場所の
自在性の確保、居室内の温度調整並びに還気の処理など
が問題となっていた。
この発明は以上の課題を解決するもので、各居室に対す
る配管上の問題や還気処理などに多くのスペースを取ら
れることがなく、吹出口ユニットの設置場所の自在性が
得られ、さらには天井面および床面を輻射冷暖房に利用
することのできる集合住宅の冷暖房システムを提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この発明は、住宅の各居室を
二重床及び二重天井となし、二重床の間に形成される空
間部を温風送風チャンバ並びに二重天井の間に形成され
る空間部を冷風送風チャンバとし、これらチャンバをそ
れぞれ空調機の温風及び冷風の送風口に接続すると共に
、チャンバを介して空調機からの温風または冷風を各居
室へ導入する温風吹出しユニット及び冷風吹出しユニッ
トをそれぞれ各居室の法例及び天井側に設け、各居室に
通ずる共有空間を介して空調機に還気を還流させるよう
にしたことを特徴とする。
(作 用) 暖房時には、空調機から各居室の床下に温風が送風され
る。必要に応じて居室の法例に設けた吹出口ユニットに
より温風を床面がら居室内に取入れることができる。ま
た、吹出口ユニットによらなくても床面からの温熱輻射
により暖房効果を得られる。この還気は廊下などの共用
空間を通じて空調機側に還流される。
冷房時には、空調機から各居室の天井裏に冷風が送風さ
れる。必要に応じて居室の天井側に設けた吹出口ユニッ
トにより冷風を天井側がら居室内に取入れることができ
る。また、吹出口ユニットによらなくても天井面がらの
冷熱の輻射により冷房効果を得られる。この還気は廊下
などの共用空間を通じて空調機側に還流される。
(実 施 例) 以下、この発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図はこの発明の冷暖房システムの基本的な構成の一
例を示す説明図である。
図において、床スラブ1.天井スラブ2および外壁3.
窓4で囲われた内部に集合住宅が形成され、仕切り壁5
a、5b、5cによって、図の左から順に洋室6.トイ
レ7、廊下81機械室9゜廊下8.浴室10.リビング
ルーム11が配置された構成例を示している。
機械室9を除く各部屋は二重床および二重天井となって
おり、断熱材が敷き詰められた床スラブ1上には所定の
空間を開けて床12が形成されている。また、断熱材を
内貼りした天井スラブ2の下面には所定の空間を開けて
天井14が形成されている。
なお、前記仕切り壁5aは各スラブ1,2まで到達して
室内を仕切るもので、居室である洋室6゜リビングルー
ム11と他の部屋を仕切っている。
なお、この実施例では洋室6およびリビングルーム11
の冷暖房を目的としているが、図示しない哀室、和室9
台所、洗面所その他の居室も空調の対象とされ、また図
示例ではトイレ7も暖房の対象とされている。
また、仕切り壁5bは床12と天井14との間に到達す
るもので、水周りとなるトイレ7、浴室10と各廊下8
とを仕切る。
更に、仕切り壁5cは機械室9と各廊下8とを仕切るも
ので、その下部は床スラブ1に、上部は天井14に到達
し、機械室9を天井スラブ2と天井14との間の空間に
連通させている。
機械室9内には空調機16が設置されている。
この空調機16は、冷暖房およびその他の空調に兼用さ
れるものであって、冷水コイル、温水コイル、送風用の
ファン、空気清浄用のフィルタ、加湿器、除湿器、香り
発生器などを備えている。
また、冷温水の供給管路は集合住宅で一括管理される冷
却水配管経路および温水配管経路などに接続されている
この空調機6の上部側には外気取入れダクト16a、還
気取入れダクト16bが設けられ、下部側には冷温風送
気用ダクト16cが設けられている。
外気取入れダクト16aは天井スラブ2と天井14との
隙間および仕切り壁5aを貫通してリビングルーム11
側の外壁3から外方に開口し、外気と連通している。
還気取入れダクl−16bは、仕切り壁5Cを通じて廊
下8側に開口し、廊下8を介して各室内に連通している
送気用ダクト16cは仕切り壁5c、5aの下部側を貫
通して、温風送風のためのチャン/<HCとしての各部
屋の床スラブ1と床12との空間に連通している。
また、送気用ダクト16cは、洋室6.リビングルーム
11の壁面に一体的に組み込まれた物入れ6a、lla
の背面に配置された立上がりダクト18にダンパ18a
を介して連通している。
このダンパ18aは、冷房時には開き、暖房時には閉じ
る機能があり、冷房時のみ立上がりダクト18を通じて
洋室6.リビングルーム11の仕切り壁5a、天井スラ
ブ2.天井14.外壁3で囲われた冷風送風用のチャン
バCCとしての上部空間に連通ずる。
また、洋室6の窓4廊下部に一体化した家具6bおよび
前記物入れ6aの下部側には温風吹出しユニット20が
設けられ、またトイレ7内に設けた洗面台7aの下部に
も温風吹出しユニット20が設けられ、更にリビングル
ーム11の物入れ11aの下部にも温風吹出しユニット
20が設けられている。
各温風吹出しユニット20は第2図に示すようにチャン
バHCに連通ずる家具仕上げ材20aの開口部に嵌め込
み固定された枠部20bと、この枠部20bの背面に一
体化されたケース20Cと、ケース2Oc内に組み込ま
れたシロッコファン20dと、枠部2Ob内に設けた風
向および風量調整用のルーバ20eからなっている。
さらには、洋室6の天井14の隅部には冷風吹出しユニ
ット21が設けられているほか、リビングルーム11の
天井14にも冷風吹出しユニ・ソト21が設けられる。
各冷風状き出しユニット21は前記温風吹出しユニット
20と類似する構造であり、第3図に示すようにチャン
バCCに連通ずる天井14に形成された開口部に嵌め込
み固定された枠部21aと、この枠部21aの背面に一
体化されたケース21bと、ケース21b内に組み込ま
れたシロ・ノコファン21cと、枠部21a内に設けた
風向および風量調整用のルーバ21dからなっている。
この各ユニット20.21は該当する室内に設けたコン
トロールスイッチ22によって制御される。
なお、図中23はトイレ7の天井14に設けた換気ファ
ンであり、ダクト24を通じて洋室6側外壁3外方の外
気に連通され、トイレ7内部を換気する。このような独
立した個別換気設備は前記浴室10などにも設けられる
以上の構成において、空調機16の暖房時には、チャン
バHCに温風が送風され、各部屋の床が輻射熱によって
暖房される。
また、必要に応じて温風吹出しユニット20によりチャ
ンバHCに供給された温風を室内に取入れることができ
、更に暖房効果を高めることができる。
この暖房時の還気は各居室に通ずる廊下8から還気取入
れダクト16bを通じて空調機16側に還流され、清浄
化されて再びチャンバHCに再循環される。
次に空調機16の冷暖房切り替えによって冷房を行う場
合には、チャンバCCを通じて洋室6゜リビングルーム
11などの居室は天井14からの輻射冷熱によって冷房
される。
また必要に応じて冷風吹出し゛ユニット21によりチャ
ンバCCに供給された冷風を室内に取入れることができ
る。
還気は各居室に通ずる廊下8から還気取入れダクト16
bを通じて空調機16側に還流され、清浄化されて再び
チャンバCCに再循環される。
また、冷暖房以外であってもこの空調機16は換気、加
湿、除湿のいずれにも使用でき、空調機16を目的とす
るモードで稼動するとともに、ユニット20.21を適
宜作動することで、目的とする空調空気を室内に取入れ
ることができる。
また、各ユニット20.21を適宜停止した状態では、
空調機16はユニット20.21の風量調節に応じた動
作状態となるため、使用状況に応じて動力を節約できる
ことになる。
また各居室に対しては、これら居室空間を占有する空調
設備ではなく、単にユニット20.21を設置するのみ
の設備であるため、家具の配置や間取りの変更に対して
は、各ユニット20.21を移動して配置するだけで良
く、簡単な工事で所望の空調並びに室内レイアウトを自
由に確保することができる。
(発明の効果) 以上実施例によって詳細に説明したように、この発明に
よる集合住宅の冷暖房システムにあっては、各居室に対
する配管上の問題や、還気処理などに多くのスペースを
取られることがなく、一つの空調機によって各居室の冷
暖房を個別に行うことができる。
また、吹出ユニットの設置場所に自在性があり、間取り
変更、家具の移動などに対する吹出ユニットの移設を簡
単に行うことができる。
温風は法例、冷風は天井側から吹き出すことができるの
で、居室内の上下の極端な温度差がなくなり、快適な冷
暖房効果を得られる。
床および天井を輻射冷暖房に利用できるので、一般的な
空調に比べて冬期には設定温度を低めに、夏期では高め
に設定でき、省エネルギー効果を得ることができる。
空調機は、各ユニットの使用状況に応じて動力を調節で
きるので、省エネルギー効果を得ることができる。
さらには、二重床や二重天井のスペースを電気配線など
の配線スペースに利用できるので、将来の配線の変更、
増設などにも容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の冷暖房システムの基本的な構成の一
例を示す説明図、第2図および第3図は温風および冷風
吹き出しユニットの説明図である。 1・・・床スラブ     2・・・天井スラブ3・・
・外壁       4・・・窓5a〜5c・・・仕切
り壁 6.11・・・居室(洋室、リビングルーム)8・・・
廊下       9・・・機械室12・・・床   
    14・・・天井16・・・空調機 16b・・・還気取入れダクト 16c・・・送気用ダクト 18・・・立上がりダクト 18a・・・ダンパ20・
・・温風吹出しユニット 21・・・冷風吹出しユニット HC・・・温風送風チャンバ CC・・・冷風送風チャンバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 住宅の各居室を二重床及び二重天井となし、該二重床の
    間に形成される空間部を温風送風チャンバ並びに上記二
    重天井の間に形成される空間部を冷風送風チャンバとし
    、これらチャンバをそれぞれ空調機の温風及び冷風の送
    風口に接続すると共に、チャンバを介して上記空調機か
    らの温風または冷風を上記各居室へ導入する温風吹出し
    ユニット及び冷風吹出しユニットをそれぞれ上記各居室
    の床側及び天井側に設け、上記各居室に通ずる共有空間
    を介して上記空調機に還気を還流させるようにしたこと
    を特徴とする集合住宅の冷暖房システム。
JP6280090A 1990-03-15 1990-03-15 集合住宅の冷暖房システム Pending JPH03267636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6280090A JPH03267636A (ja) 1990-03-15 1990-03-15 集合住宅の冷暖房システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP6280090A JPH03267636A (ja) 1990-03-15 1990-03-15 集合住宅の冷暖房システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03267636A true JPH03267636A (ja) 1991-11-28

Family

ID=13210783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6280090A Pending JPH03267636A (ja) 1990-03-15 1990-03-15 集合住宅の冷暖房システム

Country Status (1)

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JP (1) JPH03267636A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146801A1 (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Daikin Industries, Ltd. 加湿機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146801A1 (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Daikin Industries, Ltd. 加湿機

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