JPH03267308A - 高炉原料の装入方法 - Google Patents

高炉原料の装入方法

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JPH03267308A
JPH03267308A JP6438590A JP6438590A JPH03267308A JP H03267308 A JPH03267308 A JP H03267308A JP 6438590 A JP6438590 A JP 6438590A JP 6438590 A JP6438590 A JP 6438590A JP H03267308 A JPH03267308 A JP H03267308A
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Shoji Miyagawa
宮川 昌治
Takeshi Uchiyama
武 内山
Kanji Takeda
武田 幹治
Yoshitaka Sawa
義孝 澤
Takuo Eto
江渡 卓穂
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高炉原料の装入方法に関する。
[従来の技術] 高炉の操業において鉱石中にコークスの一部を混入して
混合装入を行う技術が知られている。
例えば、特開昭50−35883号公報、特開昭60−
149707号公報、特開昭61−243107号公報
などが開示されている。これらはいずれも、鉱石とコー
クスの2つの炉頂ホッパの排出弁を同時に開き、高炉内
に鉱石、コークスの混合層を形成させる技術である。
このような旋回シュート上で混合された鉱石とコークス
の混合装入物は、炉内において炉中心側に流れ込みを起
こすので、その結果鉱石とコークスは偏析を起こす。特
に、コークスとして篩下コークスを使用すると、第8図
に示すように篩下コークス13が混合装入物12層上部
の炉中心側に集まり、炉中心のLo/Lc(鉱石層とコ
ークス層の層厚比)が上昇し、炉中心部の通気抵抗が増
大し、炉全体の圧力損失も大となる。炉中心部のコーク
ス粒径が小さくなると炉芯不活性となり、円滑な高炉操
業が阻害され、生産低下を招来することとなる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、鉱石に篩下コークスを混入して混合装入を行
うに当たり、上記問題点を排除して高能率の高炉操業を
可能とする改善を行うものである。
〔課題を解決するための手段1 本発明は上記問題を解決するために次の技術手段を講じ
たものである。
■ ベルレス高炉に3個以上の炉頂ホッパを備えること
■ 各炉頂ホッパにコークス、鉱石、篩下コークスを装
入すること。
■ 炉頂ホッパから鉱石を排出する工程中、旋回シュー
トから落下する鉱石の落下位置が高炉の無次元半径の0
.7倍以上の位置にある期間中に、篩下コークスを同時
排出して高炉内に混合装入すること。
〔作用] 本発明では、炉頂ホッパを3個以上備え、鉱石と篩下コ
ークスとをそれぞれ炉頂ホッパに装入し、鉱石と篩下コ
ークスとを混合装入する。その時の篩下コークスの混入
割合を排出時期に応じて変化させる。すなわち、篩下コ
ークスを旋回シュートの傾動角が大きいとき(水平に近
いとき)に混入する。
篩下コークスは高炉内の炉壁近傍に装入されるので、高
炉内で装入原料の高炉中心側への流れ込みが起きても、
高炉の中心部に堆積する篩下コークスの量は従来の混合
装入に比べて少な(なる。
旋回シュートが高炉内に原料を散布するとき、傾動角が
大きい方(旋回シュートが水平に近い方)から小さい方
(旋回シュートが垂直に近い方)へ変化する場合は、鉱
石装入工程の前半に篩下コークスを装入する。この場合
、装入前半に装入された混合装入物が高炉中心方向に流
れ込んで堆積した上に鉱石が装入されるので、流れ込み
時に偏析した篩下コークスを鉱石が巻き込んで混合層が
形成される。
旋回シュートが傾動角の小さい方から大きい方へ変化す
るように操作するときは、鉱石装入工程の後半に篩下コ
ークスを装入する。
以上のようにして、鉱石中に篩下コークスを混入すると
通気阻害等のトラブルを生じないので、従来使用されて
いなかった粉粒の篩下コークスをコークス源として有効
に利用することができるようになった。
[実施例] 並列3ホツパーを有する内容積4000rn”のベルレ
ス高炉を用いて行った本発明法による試験結果について
示す。
第1図及び第2図には、旋回シュートの傾動角を26〜
52°まで6段階変更しなから12旋回で1回の混合層
の装入を行った時の充填調査結果を示した。装入は第6
図に示すように、壁側から中心側に向かって行う方法(
旋回シュートを傾動角が大きい方から小さい方へ動かす
方法:方法■)と、第7図に示すように、中心から壁に
向かって行う方法(方法■)の2つの方法で行った。ま
た篩下コークスの炉頂ホッパ排出ゲートの開度及びゲー
ト開時刻を調節して、篩下コークスが落下する高炉内最
小半径位置を第5図に示すように、落下点31〜32間
を変更した。
第1図は、横軸に篩下コークスが落下する最小無次元半
径位置をとり、縦軸に無次元半径が0.5以内の部分に
堆積した篩下コークス量の全篩下コークス量に対する割
合をとって、両者の関係を示したものである。使用した
コークスの粒度分布を第4図に示した。全体コークス粒
度は第4図の曲線21、篩下コークスは一25mmの曲
線22である。この場合、篩下コークスの比率は0、1
76、鉱石/篩下コークス比は21.6の条件下となる
。また方法■、方法■は上記の旋回シュートの運動方法
による区別である。
従来法による混合装入方法では、篩下コークスと鉱石の
排出時間(ゲート開時間)が等しいか又は大きな違いが
ないために、中心側に約70%の篩下コークスが流れ込
みにより堆積した。これに対し、本発明による方法では
10〜50%に抑制することができることが第1区より
分る。
第2図には篩下コークスが落下する最小無次元半径位置
と無次元半径0.1以下の範囲内に堆積した平均コーク
ス粒径dp (mm)との関係を示した。篩下コークス
比率、鉱石/篩下コークス比、旋回シュートの運動方向
等は第1図と同様である。篩下コークスを混入しないと
きはコークスの平均粒径dpは55 m m 前後であ
るのに対し、篩下コークスを鉱石層に混合して装入する
混合装入を従来法で行うと、コークス平均粒径dpは4
5mm程度に低下していた。本発明によればこれを50
〜55mmに回復させることができる。
試験中の平均的な試験条件を第1表に示す。期間中これ
らの条件はほとんど一定であった。
第3図に試験中の固定ゾンデによる中心ガス温度、炉底
芯温度差、滓指数の推移を示した。固定ソンデ中心ガス
温度は従来法と本発明では530℃から750℃に上昇
しており、中心の通気性が本発明により十分確保された
ことがわかる。炉底芯温度は54℃から80℃に上昇し
ており、炉心の活性化が本発明により達成されたことが
わかる。また滓指数も0.45から0.58に改善され
ており、これも炉芯の活性化がなされたことを示してい
る。
以上の結果により、本発明法によれば混合装入による従
来の問題点を解決し、高炉を安定に操業できるようにな
った。
[発明の効果] 本発明方法によれば、鉱石と篩下コークスの混合層が整
然と形成され、高炉中心部の鉱石層とコークス層の比が
上昇し、炉芯コークス粒径の低下を防止し、高炉中心部
の通気性の低下、炉芯の不活性化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の効果を示すグラフ、第3図は
操業推移を示すチャート、第4図はコークスの篩分は粒
度な示すグラフ、第5図は旋回シュートからの落下位置
の説明図、第6図、第7図は旋回シュートの傾動角の経
時変化を示すチャート、第8図は従来の炉内堆積を示す
模式断面図である。 1・・・高炉 2・・・旋回シュート 11・・・コークス層 12・・・混合層 13・・・篩下コークス 出  願  人 川崎製鉄株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベルレス高炉に3個以上の炉頂ホッパを備え、各炉
    頂ホッパにコークス、鉱石、篩下コークスを装入し、炉
    頂ホッパから排出している鉱石の旋回シュートからの落
    下位置が高炉の無次元半径の0.7倍以上の位置にある
    期間中に、該篩下コークスを同時排出して混合装入する
    ことを特徴とする高炉原料の装入方法。
JP6438590A 1990-03-16 1990-03-16 高炉原料の装入方法 Expired - Fee Related JP2723644B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111996323A (zh) * 2020-09-22 2020-11-27 中冶赛迪工程技术股份有限公司 用于高炉群的联合式矿焦槽布置工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111996323A (zh) * 2020-09-22 2020-11-27 中冶赛迪工程技术股份有限公司 用于高炉群的联合式矿焦槽布置工艺
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