JPH03267270A

JPH03267270A - テーピング装置

Info

Publication number: JPH03267270A
Application number: JP6933190A
Authority: JP
Inventors: Norimasa Shoda; 庄田　典正
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-03-19
Filing date: 1990-03-19
Publication date: 1991-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】従来、ワイヤーハネスの製作においては、その最終工程
として、適当に配線された電線束を、作業台から取出す
時に、バラバラにならない様に、あらかじめ、ビニール
テープ等で固定する工程が必要である。

この作業は、ビニールテープに、一定の張力を与えつつ
、電線束を巻きつけ結束していくため、作業者は、手首
に力を入れつつ、巻きつけ動作を繰り返し行うことにな
る。そのため、特に、手首には負担かががることになる
。

従って、一般的には、ワイヤーハーネスの製作を行って
いる職場においては、作業者は、手首の耐鞘炎にかかり
易く、現在では職業病となっており、やむを得ないもの
として、その対策に苦慮しているのが現状である。

また、一般的に、ワイヤーハーネスは、全体の形状とし
ては、電線束が各所で分岐した枝状の構造を有し、且つ
、その中間部にはブツシュやカバー等が取付けられた構
成となっているため、一定の作業状態で継続して作業す
ることが出来ず、電線束の分岐部分やブツシュ及びカバ
ー等の部分に到達する毎に、新たに、ビニールテープの
設定をやり直す必要が生じ、且つ、これが、ひんばんに
繰り返されるため、テーピングの自動化及び機械化は困
鉗であった。

本発明は、以上の様なワイヤーハーネスにおけるビニー
ルテープの巻っけ作業上の問題点を解決するために行っ
たものである。

以下、図面に従い説明する。

第１図は、本発明によるテーピング装置の一実施例であ
る。ｌはカバーであり、２はモーター取付はカバーであ
る。１．２の両力バーにはそれぞれ切欠ｆ１４３ａが設
けられている。

この切欠溝３ａ内には、ワイヤーハーネスの電線束Ａを
導入する０次に、ビニールテープ９の先端部を、ワイヤ
ーハーネスの電線束Ａに半回転程度、巻きつけ、あらか
じめ固定しておく、４はモーターであり、その出力軸に
ハヒニオン５が固定されている。このビニオン５の両側
に、中間歯車６が２個、それぞれ、ビニオン５と噛合、
且つ、切欠ｆｉ３ｂを有するテーピング歯車７とも、そ
れぞれ、同時に噛合っている。ここで、中間歯車６を２
ケ使用しているのは、切欠１３ｂを有するテーピング歯
車７を、その全周にわたり、スムースに回転させるため
のものである。すなわち、テーピング歯車７の切欠溝３
ｂが中間歯車６のいずれか一方との噛合部分に到達し、
噛合がはずれ中間歯車６の回転がテーピング歯車７に伝
達されなくなった時には、他方の中間歯車６がテーピン
グ歯車７と噛合状態を保つことが出来る様に、それぞれ
各歯車の条件を定めている。

従って、モーター４が回転することにより、ビニオン５
が回転し、これと噛合う中間歯車６が回転する。従って
、更に、これと噛合うテーピング歯車７が回転すること
になる。

テーピング歯車７には、ビニールテープ９の取付は軸８
が固定されており、この取付は軸８のまわりにビニール
テープ９が回転出来る様に、取付けし、設置されている
。

従って、ビニールテープ９の先端を、切欠溝３ａ及び３
ｂに導入した電線束Ａに、あらかじめ、半回転程度、回
転方向に巻きつけ固定しておくことにより、以後のテー
ピング歯車７の回転により、自動的にビニールテープ９
を巻き戻しつつ、電線束Ａにビニールテープ９を巻きつ
けるテーピング作業を続行することが出来る。

また、装置全体の大きさ及び重量は、いずれも、作業者
が片手で持って作業を続けることが出来る程度のものと
する。

従って、本発明によるテーピング装置を片手で保持し、
モーター４を駆動させながら、切欠ｊｌ１３ａ及び３ｂ
内に導入した電線束Ａと平行に目視によって、左右の方
向に適当な速度で移動させることにより、ビニールテー
プ９の重ね巻きつけ状態をコントロールすることが出来
る。

なお、リミットスイッチ１０によって、カバー１及びモ
ータ取付はカバー２の切欠＊３ａとテーピング歯車７の
切欠１３ｂとが、常に一致した位置で停止する様になっ
ている。１１は押しボタンスイッチであり、オルタネイ
トタイプの押しボタンスイッチである。従って、モータ
ー４を停止させるため１１の押しボタンスイッチを押し
ても、モーター４は必ずしも直ちに停止することがなく
、カバー１及びモーター取付はカバー２の切欠溝３３と
テーピング歯車７の切欠１１１３ｂが一致するまで回転
し、その位置でリミッチスインチｌＯにより自動的に停
止する。

１２は握手であり、作業者は、この握手によって本発明
によるテーピング装置を片手で保持しながら、電線束Ａ
に沿って、テーピング歯車７の回転と共に、左右方向に
移動させる。

また、テーピング作業中、電線束Ａの分岐部分に達した
時には、本装置を一旦停止させ、電線束Ａから引き離し
、分岐部分を飛び越えて、新たな電線束Ａを切欠１１３
ａ及び３ｂ内に挿入する。この間、ビニールテープ９を
切断することなく、モーター４の停止中であっ４゜ても、本装置に取付けたままの状態で、ビニールテープ
９を手動で、電線束Ａのまわりに回転させることが出来
るため、電線束への分岐部分においても、円滑に作業を
続行することが出来るところに特徴がある。

従って、作業者の手作業による従来のテーピング作業に
比較しても、作業能率は低下することはなく、しかも、
職業病となっている手首の肘鞘炎を防止することが出来
る。非常に効果的であり、且つ、安価に提供し得るテー
ピング装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるテーピング装置の一実施例につ
いての上図面であり、第２図は正面図である。ｌはカバー、２はモーター取付はカバー３ａはｌ及び２
の切欠溝、３ｂはテーピング歯車の切欠溝、４はモータ
ー、５はビニオン、６は中間歯車、７はテーピング歯車
、８は取付は軸、９はビニールテープ、ｌＯはリミッタ
、１１は押しボタンスイッチ、１２は握手であＡはワイ
ヤーハーネスの電線束を示す。

Claims

【特許請求の範囲】常時、いずれか一方が、歯面の一部に切欠溝３ｂを有するテーピング歯車７と噛合を保つことが出
来得る様に設置した２枚の中間歯車６とそれぞれ噛合う
テーピング歯車７にビニールテープ９を回転し得る様に
軸支し、切欠溝３ａ及び３ｂ内に電線束＾を導入し、テ
ーピング歯車７を回転させることにより、ビニールテー
プ９を電線束Ａのまわりに巻きつけることが出来る様に
構成したテーピング装置。