JPH0326658B2 - - Google Patents

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JPH0326658B2
JPH0326658B2 JP58075977A JP7597783A JPH0326658B2 JP H0326658 B2 JPH0326658 B2 JP H0326658B2 JP 58075977 A JP58075977 A JP 58075977A JP 7597783 A JP7597783 A JP 7597783A JP H0326658 B2 JPH0326658 B2 JP H0326658B2
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JP
Japan
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platen
sheet
paper
roller
feeding device
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JP58075977A
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JPS59201881A (ja
Inventor
Masabumi Sato
Takeshi Tsucha
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59201881A publication Critical patent/JPS59201881A/ja
Publication of JPH0326658B2 publication Critical patent/JPH0326658B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はプリンタ・タイプライタ等の事務機に
着脱自在に装着され事務機への紙葉供給を行なう
紙葉供給装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
プリンタ・タイプライタ等はプラテンにピンチ
ローラを周接させ、プラテンを正回転させること
によりプラテンとピンチローラとの間に介挿され
た紙葉を所定の方向へ送るように構成されてい
る。この種の事務機では、一般に紙葉保持部を有
する紙葉供給装置を装着し、紙葉保持部に積層保
持された紙葉を分離ローラにより1枚ずつ取出し
てプラテンとピンチローラとの間へ供給するよう
にしている。この給紙方法としては、例えばプラ
テンが逆回転することにより、これと連動して分
離ローラを回動レバーを介して回動させ紙葉保持
部に積層保持された複数枚の紙葉の内最端位置の
紙葉の表面に圧接させ給紙方向に回転させる方法
がとられている。そしてプラテンが正回転すなわ
ち印字方向に回転したときには分離ローラは紙葉
保持部側から離脱する構成である。
〔背景技術の問題点〕 一般に紙葉に印字する場合、紙葉の上部から下
部に向けて順次行を改めて印字していき、したが
つてプラテンは改行する際所定範囲回転し、これ
を間欠的に繰り返す。しかしながら紙葉における
印字の態様としては例えば第1図に示すように左
右2段別々に行なう場合がある。このような場合
にはまず左側(図中A部)を上部から下部に向つ
て順次印字し、その後右側(図中B部)の印字を
行なう。したがつてプラテンを正回転させて左側
の印字を行なつた後、プラテンを逆回転させて紙
葉1を再度元の印字開始位置に戻す必要がある。
しかしながら前述した従来の場合には、プラテン
を逆回転させると分離ローラが紙葉保持部側に回
動して給紙が開始され次の紙葉がプラテンおよび
ピンチローラ間に送られてくる為に第1図に示し
たような態様での印字を行なうことができないと
いう不具合があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、例えば左右2段
別々に印字するといつたように一旦印字方向に送
つた紙葉を逆送りして再度印字することを可能に
する紙葉供給装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明による紙葉供給装置は、プラテンにピン
チローラを周接させそのプラテンを正回転させる
ことによりプラテンとピンチローラとの間に介挿
された紙葉が所定の方向に送られるように構成さ
れた事務機に対して着脱自在に装着される供給装
置本体と、この供給装置本体に設けられ紙葉保持
部に積層保持された複数枚の紙葉の内最端位置の
紙葉の表面に圧接し所定の方向へ回転することに
よりその最端位置の紙葉を前記プラテンとピンチ
ローラとの間へ供給する分離ローラと、この分離
ローラを支持し分離ローラと一体回転するローラ
軸と、このローラ軸との間に回転方向の遊び角を
有しプラテンの回転をローラ軸に伝達する伝達機
構と、通電されることにより前記分離ローラを紙
葉側に付勢し最端位置の紙葉に当接させるプラン
ジヤ機構と、給紙指令及び逆送り指令に応じてプ
ラテンを逆回転させかつ印字指令に応じてプラテ
ンを正回転させるプラテン制御手段と、給紙指令
のみに応じて上記プランジヤ機構を通電しプラテ
ンが逆回転から正回転に切替つた後微少時間をお
いて上記プランジヤ機構の通電を停止するプラン
ジヤ制御手段とを具備した構成である。
したがつて制御手段によりプラテンが給紙を行
なうべく逆回転したときのみプランジヤ機構に通
電して分離ローラを紙葉側に付勢し最端位置の紙
葉に当接させているので、例えば左右2段の印字
を行なう場合左側の印字が終つて紙葉を逆送りす
るべくプラテンを逆回転させても分離ローラは紙
葉側に回動することはなく左右2段の印字等一旦
送つた紙葉を逆送りして再度印字するといつた操
作が可能となる。また伝達機構により給紙後プラ
テンが正回転し始めてから微少時間分離ローラの
回転を停止させているので、給紙した紙葉がプラ
テンおよびピンチローラ間に噛み合う前に分離ロ
ーラの反給紙方向への回転により紙葉が引き戻さ
れてしまうことはなく装置としての信頼性を向上
させることができる。
〔発明の実施例〕
第2図ないし第10図を参照して本発明の一実
施例を説明する。第2図はプリンタ・タイプライ
タ等の事務機11の上面に紙葉供給装置12を装
着した状態を示している。また第3図は紙葉供給
装置12を事務機11側と関連づけ、かつ一方
(手前側)の側板を省略して示す縦断面図である。
第3図に示す如く、事務機11はプラテン1
3、これに周接するピンチローラ14a,14b
プラテン13の外周に沿つて配設されたペーパガ
イド15およびプラテン駆動用のモータ16等を
備えている。
一方、紙葉供給装置12は供給装置本体17の
底部に着脱可能な取付台18を備えている。
前記プラテン13の軸(プラテン軸)19には
プラテン歯車20およびプラテンプーリ21が取
付けてあり、モータ16側のモータプーリ22は
ベルト23を介してプラテンプーリ21を駆動す
るように構成されている。
前記紙葉供給装置12の取付台18は、前部左
右(片側のみ図示する)に設けられた脚部24を
プラテン軸19に載置して事務機11に装着され
るが、一方の脚部24には上下1対の伝達歯車2
5,26が設けられ、下方の伝達歯車26をプラ
テン歯車20に噛合させている。
また、前記供給装置本体17の一方の側板下部
には受動歯車27および駆動プーリとしてのタイ
ミングプーリ28が同軸上に設けられ、受動歯車
27を前記伝達歯車25に噛合させている。さら
に、上記一方の側板の前部にはタイミングプーリ
29が設けられており、また供給装置本体17の
左右側板(片側のみ図示する)にはそれぞれ回動
レバー32a,32bが設けられ、両レバー32
a,32bにはローラ軸33が両端部を回動自在
に軸支されている。このローラ軸33には左右1
対の分離ローラ34および一端側には作動回転体
としてのタイミングプーリ35がそれぞれ一体的
に取付けられている。そしてこれらのタイミング
プーリ28,29,35にはタイミングベルト3
6が掛渡され、前記伝達歯車25,26と共に回
転伝達機構37が構成されている。なお、図中3
8a,38b;39a,39bは回動レバー32
a,32bの回動範囲で制限するためのストツパ
である。
前記タイミングプーリ29は、左右側板間に支
持された軸51に回動自在に軸支されている。そ
してこの軸51には紙葉受入れローラ52が一体
的に取付けてある。
また前記供給装置本体17の左右側板(片側の
み図示する)内面にはカセツト装填溝54が設け
られ、両装填溝54には紙葉保持部としての紙葉
保持カセツト55が供給装置本体17に対してや
や後方へ傾斜した角度で上方より装填されてい
る。
前記紙葉保持カセツト55は内部に紙葉載置板
56を有するもので、この紙葉載置板56はカセ
ツト55内部に上端縁部を回動自在に枢支されて
いる。そしてこの紙葉載置板56には一定寸法の
紙葉57が積層保持される。また紙葉載置板56
は下端部を下面側よりばね58で外方へ付勢され
ているが、その付勢方向への最大回動量は、積層
保持した紙葉57の最上位置のものの表面をスト
ツパ59に当接させることにより制限されるよう
に構成されている。
前記両回動レバー32a,32bと紙葉保持カ
セツト55とは、回動レバー32a,32bの回
動により前記分離ローラ34を最上位置の紙葉5
7の表面下部に選択的に接触させ得る関係になつ
ている。そして各回動レバー32a,32bは、
それぞれ復帰ばね60a,60bによつて分離ロ
ーラ34を紙葉57の表面より引離す方向へ常時
付勢され、前記ストツパ38a,38bに当接保
持されている。
さらに、前記カセツト装填溝54の前方位置に
は、事務機11側より送出された処理済みの紙葉
57を受入れるストツカ63が設けられている。
そして前記紙葉受入れローラ52はこのストツカ
63の下部位置にあり、受入れ用ピンチローラ6
4を周接させている。
図中65はプランジヤ機構を示し、このプラン
ジヤ機構65はプランジヤ66およびソレノイド
67から構成されており、プランジヤ66はばね
68を介して前記回動レバー32aに連結されて
いる。すなわちソレノイド67に通電してプラン
ジヤを図中矢印で示す方向に移動させることによ
り回動レバー32aおよび32bを紙葉57側に
回動させ分離ローラ34を最上端の紙葉57に当
接させる構成である。上記プランジヤ機構65は
その通電を前記事務機11に設けられた制御部6
9(第5図に示す)に制御されている。次に制御
部69によるプランジヤ機構65の制御について
第5図ないし第7図を参照して説明する。第5図
は紙葉供給装置12を制御する事務機11側の制
御部69を示す図である。まず事務機11外に設
けられた図示しない制御部からフオーマツト信号
(F・S)が入力されそれによつてCPU70は
ROM71のプログラムに従つて制御を開始す
る。そして給紙を行なうべく入出力ポート72を
介して給紙指令信号であるシートフイーダー制御
信号をワンシヨツトマルチ73に出力する。ワン
シヨツトマルチ73はこの信号によりあらかじめ
設定された時間マグネツトドライブ74に信号を
出力し、前記プランジヤ機構65のソレノイド6
7を励磁してプランジヤ66を第3図中矢印の方
向に移動させ第4図に示すように分離ローラ34
を最上端の紙葉57に当接させる。一方これと同
時に前記入出力ポート72およびプラテンドライ
ブ75を介してプラテンモータ16に制御信号が
出力されプラテン13を逆回転させる。これで給
紙が開始される。これを第6図で説明すると
CPU70はまずエラーの有無の確認を行なう。
このエラーとは例えばリボンが無いとかあるいは
ペーパカバーが有るとかいつたことである。そし
てエラーが有つた場合にはエラーランプを点灯さ
せBUSY信号を出力する。エラーが無い場合に
はRAM77のデータバツフア内におけるデータ
の有無の確認を行なう。そしてデータが有ること
を確認した後データの判別を行なう。そして給紙
データであることを確認して前述した制御すなわ
ちシートフイーダ制御信号を出力して所定時間の
ソレノイド67を励磁させプラテン13を所定量
(A量)逆回転させる。そして前記分離ローラ3
4の給紙方向への回転により最上端の紙葉57は
プラテン13およびピンチローラ14b間に送り
込まれる。その後CPU70は印字指令によりプ
ラテンドライブ75、プラテンモータ16を介し
てプラテン13を所定量(B量)正回転させる。
これによつて紙葉57は印字開始位置まで送り込
まれる。これで前記RAM77に印字開始条件が
そろつたことを示す表示(T・O・Fセツト)が
なされ印字が開始される。そして例えば紙葉57
に左右2段の印字を行なう場合には、左側の印字
を行なつた後紙葉57を一旦逆送りして元の位置
(印字開始位置)に戻さなければならない。すな
わちCPU70は逆送り指令により入出力ポート
72、プラテンドライブ75およびプラテンモー
タ16を介してプラテン13を所定量逆回転させ
る。その際CPU70からシートフイーダー制御
信号は出力されず、ソレノイド67は励磁されな
い。したがつて分離ローラ34は紙葉57に当接
することはなく給紙も行なわれない。紙葉57が
所定位置まで逆送りされた後、CPU70はプラ
テン13を正回転させ右側への印字を開始させ
る。そして右側への印字終了後紙葉57を前記ス
トツカ63内に送り込む。
以上給紙からストツカ63への送り込みに到る
までの一連の動作を第7図のタイムチヤート図で
説明する。まず時間(T0)でソレノイド67が
励磁され微少時間ΔT遅れてプラテン13の逆回
転が開始する(T1時)。微少時間ΔTの遅れを設
けたのは、ソレノイド67を励磁しても2つの分
離ローラ34が同時に紙葉57に当接するとは限
らず、確実に2つの分離ローラ34を紙葉57に
当接させた後プラテン13を逆回転させる為であ
る。そして時間(T2)でプラテン13は正回転
を開始し紙葉を所定の印字位置まで送る。このと
きソレノイド67は微少時間(ΔT′)励磁された
ままの状態にある。これは第4図に示すように紙
葉57が給紙されたときには分離ローラ34側の
紙葉57にたわみが発生しており、このたわみに
より紙葉57をプラテン13およびピンチローラ
14b間に付勢し、紙葉57の送りを円滑にして
いる。したがつてプラテン13が正回転したと同
時に分離ローラ34が離脱した場合には、上記た
わみの効果を得ることができなくなり、紙送りを
円滑に行なうことができなくなる恐れがある。そ
こで前述したようにプラテン13が正回転を開始
しても微少時間(ΔT′)ソレノイド67を励磁
し、分離ローラ34により紙葉57を押圧してい
るのである。そして紙葉57を所定の印字位置ま
で送つた後左側の印字を開始する(T3〜T4間)。
左側の印字終了後プラテン13を逆回転させ紙葉
57を印字位置まで戻す。(T4〜T5間)。このと
きソレノイド67は励磁されない。そして右側の
印字を行ない(T5〜T6間)印字終了後ストツカ
63に紙葉57を送り込む(T6〜T7間)。
なお第5図中78はインターフエイス、79は
キヤリツジドライブ、80はキヤリツジモータ、
81はリボンドライブ、82はリボンモータ、8
3はハンマドライブ、84はハンママグネツト、
85はD・Pスイツチをそれぞれ示す。
前記タイミングプーリ35には第8図および第
9図に示すように扇形(例えばθ=120°)の凸起
部86が形成されており、一方ローラ軸33には
係止部87が突設されている。これは給紙が終了
してプラテン13が正回転を開始するとき前述し
たようにソレノイド67は微少時間(ΔT′)励磁
されていて分離ローラ34は紙葉に当接してい
る。したがつてプラテン13が正回転を開始した
と同時に分離ローラ34が回転(反給紙方向)す
ると、給紙された紙葉57が戻る恐れがあるの
で、これを防止する為に、上述した凸起部86お
よび係止部87を設け、凸起部86が係止部87
に当接する迄は分離ローラ34が回転しないよう
にしているのである。
次に給紙あるいは逆送りの際紙葉57を案内す
る部分の構成について第10図を参照して説明す
る。図中88は紙葉57を紙葉57の上面側から
プラテン13およびピンチローラ14b間に案内
する上部案内板を示す。この上部案内板88の先
端は紙葉57側に湾曲している。この上部案内板
88と紙葉57を挾んで相対する側には、紙葉5
7を下面側から案内する下部案内板89が設けら
れている。またこの下部案内板89と事務機11
との間には第3の案内板90が設けられており、
下部案内板89との間に逆送りされた紙葉57を
収納する紙葉収納部91を形成している。そして
前記下部案内板89はその延長線が上部案内板8
8の先端より上方に位置するように設けられてい
る。これは上記紙葉収納部91を広くして逆送り
された紙葉57が上部案内板88と下部案内板8
9との間に戻らず確実に紙葉収納部91内に収納
されるようにする為である。
なお第3図および第4図中92は受入用ペーパ
ーガイドであり、93は印字体をそれぞれ示す。
次に、動作を説明する。
まず一定寸法の紙葉57を紙葉保持カセツト5
5の紙葉載置板56上に積層し、そのカセツト5
5をカセツト装填溝54に挿入する。
そこで紙葉57を供給するための所定の操作が
行なわれると、ソレノイド67が励磁され事務機
11側のモータ16が起動してプラテン13を逆
回転(第3図における反時計方向への回転)させ
る。そしてプラテン歯車20の回転力が伝達歯車
26,25を順次介して受動歯車27へ伝達され
る。そしてさらにタイミングベルト36を介して
タイミングプーリ35,29を図中時計方向へ回
転させる。
そこで分離ローラ34が第4図の如く、最上位
置の紙葉57の表面に圧接し、分離ローラ34の
回転により1枚だけ紙葉57が取出され、プラテ
ン13とピンチローラ14との間へ供給されるこ
とになる。なお、このときプラテン13は逆回転
しているので上方より供給された紙葉57がプラ
テン13とピンチローラ14との間へ引込まれる
ことはなく、紙葉57の下端はプラテン13とピ
ンチローラ14に当接する一定位置に保持され
る。
ここで、上記紙葉57は下端をプラテン13と
ピンチローラ14に当接させ、上端部には分離ロ
ーラ34を当接させて上方への戻りを禁止され、
中央部を若干たわませて、上下へ伸びる弾性力を
内在させた状態に保持される。
次に紙葉57に対する処理、たとえば印字を開
始するための操作が行なわれると、モータ16が
プラテン13を正回転させる方向へ駆動され、プ
ラテン13の回転力は伝達歯車26,25、受動
歯車27およびタイミングベルト36を介してタ
イミングプーリ29,35へ伝達される。
そこでプラテン13とピンチローラ14に下端
を当接させて待機状態にあつた紙葉57は、プラ
テン13の回転開始と同時にこのプラテン13と
ピンチローラ14との間に引込まれ、プラテン1
3の回転によりペーパガイド15に沿つてプラテ
ン13の外周に巻付くような紙送りがなされ例え
ば左側の印字が開始される。その後左側の印字が
終了した後プラテン13を逆回転させ紙葉57を
元の印字開始位置まで戻す。このとき逆送りされ
た紙葉57は前記紙葉収納部91内に収納され
る。またこのときソレノイド67は励磁されてい
ない。紙葉57が所定位置まで戻つたらプラテン
13は正回転を開始し右側の印字を開始する。そ
して印字終了後紙葉を受入用ペーパガイド92お
よび受入用ピンチローラ64を介してストツカ6
3内に送る。
以上本実施例によると、制御部69によりプラ
テン13が給紙を目的として逆回転したときのみ
ソレノイド67を励磁して分離ローラ34を紙葉
57に当接させているので、例えば左右2段別々
に印字を行なう場合、左側の印字終了後プラテン
13を逆回転させて紙葉57を逆送りさせること
ができ、その際ソレノイド67が励磁されて給紙
が開始されてしまうことはない。したがつて左右
2段別々に印字するといつたように一旦印字方向
に送つた紙葉57を再度印字開始位置迄戻すとい
つた操作が可能となる。そしてタイミングプーリ
35に凸起部86を設け、一方ローラ軸33に係
止部87を設けることにより、給紙が終了してプ
ラテン13を正回転させた場合ある時間分離ロー
ラ34の回転(反給紙方向)を停止させることが
できるので、給紙された紙葉57が戻つてしまう
といつたこともなく、確実にプラテン13および
ピンチローラ14b間に巻回されていく。さらに
給紙あるいは逆送りの際紙葉57を案内する部分
の構成において、下部案内板89をその延長線が
上部案内板88の先端より上方に位置するように
設け、第3の案内板90との間に形成された紙葉
収納部91を広くしているので、例えば左側の印
字終了後プラテン13を逆回転させ紙葉57を逆
送りした場合、紙葉57を確実に紙葉収納部91
に収納させることができる。
〔発明の効果〕 本発明による紙葉供給装置は、プラテンにピン
チローラを周接させそのプラテンを正回転させる
ことによりプラテンとピンチローラとの間に介挿
された紙葉が所定の方向に送られるように構成さ
れた事務機に対して着脱自在に装着される供給装
置本体と、この供給装置本体に設けられ紙葉保持
部に積層保持された複数枚の紙葉の内最端位置の
紙葉の表面に圧接し所定の方向へ回転することに
よりその最端位置の紙葉を前記プラテンとピンチ
ローラとの間へ供給する分離ローラと、この分離
ローラを支持し分離ローラと一体回転するローラ
軸と、このローラ軸との間に回転方向の遊び角を
有しプラテンの回転をローラ軸に伝達する伝達機
構と、通電されることにより前記分離ローラを紙
葉側に付勢し最端位置の紙葉に当接させるプラン
ジヤ機構と、給紙指令及び逆送り指令に応じてプ
ラテンを逆回転させかつ印字指令に応じてプラテ
ンを正回転させるプラテン制御手段と、給紙指令
のみに応じて上記プランジヤ機構を通電しプラテ
ンが逆回転から正回転に切替つた後微少時間をお
いて上記プランジヤ機構の通電を停止するプラン
ジヤ制御手段とを具備した構成である。
したがつてプラテン制御手段によりプラテンが
給紙を行なうべく逆回転したときのみプランジヤ
制御手段によりプランジヤ機構に通電して分離ロ
ーラを紙葉側に付勢し最端位置の紙葉に当接させ
ているので、例えば左右2段の印字を行なう場合
左側の印字が終つて紙葉を逆送りするべくプラテ
ンを逆回転させても分離ローラは紙葉側に回動す
ることはなく左右2段の印字等一旦送つた紙葉を
逆送りして再度印字するといつた操作が可能とな
る。また伝達機構により給紙後プラテンが正回転
し始めてから微少時間分離ローラの回転を停止さ
せているので、給紙した紙葉がプラテンおよびピ
ンチローラ間に噛み合う前に分離ローラの回転に
より紙葉が引き戻されてしまうことはなく装置と
しての信頼性を向上させることができる等その効
果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は左右2段別々に印字する場合を示す紙
葉の平面図、第2図ないし第10図は本発明の一
実施例を示す図で、第2図は事務機に紙葉供給装
置を装着した状態を示す図、第3図は紙葉供給装
置を事務機と関連づけて示す縦断面図、第4図は
分離ローラが最上端の紙葉に当接した状態を示す
同上図、第5図は制御部の構成を示す図、第6図
は制御部の制御を説明する為の図、第7図はプラ
テンおよびソレノイドの動作を説明する為の図、
第8図は回動レバーおよび分離ローラ等の斜視
図、第9図は第8図の一部詳細を示す正面図、第
10図はプラテン近傍の一部縦断面図である。 11……事務機、12……紙葉供給装置、13
……プラテン、14a,14b……ピンチロー
ラ、33……ローラ軸、34……分離ローラ、3
7……回転伝達機構、65……プランジヤー機
構、69……制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラテンにピンチローラを周接させそのプラ
    テンの正回転によりプラテンとピンチローラとの
    間に介挿された紙葉が所定の方向に送られるよう
    に構成された事務機に対して着脱自在に装着され
    る供給装置本体と、 この供給装置本体に設けられ紙葉保持部に積層
    保持された複数枚の紙葉の内最端位置の紙葉の表
    面に圧接し所定の方向へ回転することによりその
    最端位置の紙葉を前記プラテンとピンチローラと
    の間へ供給する分離ローラと、 この分離ローラを支持し分離ローラと一体回転
    するローラ軸と、 このローラ軸との間に回転方向の遊び角を有し
    プラテンの回転をローラ軸に伝達する伝達機構
    と、 通電されることにより前記分離ローラを紙葉側
    に付勢し最端位置の紙葉に当接させるプランジヤ
    機構と、 給紙指令及び逆送り指令に応じてプラテンを逆
    回転させかつ印字指令に応じて上記プラテンを正
    回転させるプラテン制御手段と、 前記給紙指令のみに応じて前記プランジヤ機構
    を通電しプラテンが逆回転から正回転に切替つた
    後微少時間をおいて上記プランジヤ機構の通電を
    停止するプランジヤ制御手段と、 を具備したことを特徴とする紙葉供給装置。
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JPS61115664U (ja) * 1984-12-29 1986-07-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571780A (en) * 1980-06-03 1982-01-06 Ricoh Co Ltd Paper feeder for printer

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