JPH03266381A - 信号表示を備えた端子盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電源側と負荷側とを接続する際に用いられる
端子盤に関し、より詳しくは接続された負荷側のケーブ
ルの死活を視覚的に判別することかできる信号表示を備
えた端子盤に関する。

〔従来の技術〕

従来の端子盤は、対を成す端子が複数対固定され、複数
の負荷側におけるケーブルを各端子に接続するようにし
ていた。そして、これらのケーブルか全て活きているか
否かを検査するには、テスターまたは検電器などを用い
て行うようにしていた。

（発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、一つの端子盤に多数のケーブルが接続さ
れていると、端子台全体の死活状態を確認することがで
きず、保守上、安全上不用意な事故を引き起こすなどの
課題があフた。

本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
各端子に接続された複数のケーブル全体の死活状態を視
覚的に判別することができ、保守性、安全性に優れ、活
線工事の安全性、工事の信頼性及び作業性の向上を図る
ことができる端子盤を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の信号表示を備えた端子盤は、基台上に導線を固
定する複数対の端子と、対を成す各端子間を電気的に接
続する接続体と、上記基台上に固定されたアース体とを
備え、上記アース体と上記接続体との間に光源を電気的
に接続し、上記対を成す端子にそれぞれ接続された電源
側の導線と負荷側の導線との間の導通の有無を上記光源
の点滅信号により表示するようにして構成されたもので
ある。

（作用ン 本発明によれば、端子台に電源側の導線と負荷側の導線
が接続されていると、対地電圧によって光源が点滅して
導線の死活を表示することができる。

（実施例〕 以下、第１図〜第８図に示す実施例に基づいて本発明を
説明する。尚、各図中、第１図は本発明の端子盤の一実
施例を示す平面図、第２図は第１図に示す端子盤の側面
図、第３図は第１図の？？Ｉ　−ｍ線断面図、第４図は
第１図に示す端子盤の要部のみを示す斜視図、第５図は
第１図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第１図に示す端子盤
を三相＝線式２００ｖの電源に適用した場合の動作説明
図、第７図は単相三線式２００／ｌ０ｆｌνの電源に通
用した場合の第６図相当図、第８図は単相二線式１００
Ｖの電源に適用した場合を示す第６図相当図である。

本実施例の端子盤（１）は、第１図、第２図に示す如く
、細長形状の基台（２）上に導線（ケーブル）（３ン　
を接続固定する複数対の端子（４）　、　（４）と、対
を成す端子（４）　、　（４）間を電気的に接続する接
続体（端子接続バー）（５）と、上記基台（２）上に固
定されたアース体（アースバー）（６）とを備えて構成
され、上記各端子（４）　、　（４）は基台（２）上面
に並設されたセパレーター（２Ａ）によって区画されて
いる。即ち、上記各端子接続バー（５）は、基台（２）
上でセパレータ（２Ａ）によって区画された状態で並列
配置され、また上記アースバー（６）は、第３図、第４
図に示す如く上記各端子接続バー（５）中央の上方を縦
走して基台（２）の両端間に架設され、その両端がアー
ス端子ネジ（７）によって基台（２）に固定されている
。

また、本実施例の端子盤（１）は、第３図、第４図に示
す如く、上記アースバー（δ）と上記端子接続バー（５
）との間に光源（ネオン球）（８）を備え、該ネオン球
（８）は、これら両者（５）　、　（６）　に電気的に
接続され、こわら両者（５）　、　（６）を電流が導通
ずることにより点灯するように構成されている。尚、第
１図中、（９）は接地ケーブルである。

また、基台（２）は固定ビス（１０）によフて固定され
て端子盤（１）を構成している。

而して、上記構成を有する端子盤（１）を三相三線式の
２００ｖの電源にケーブル（３）を接続する場合には、
２００Ｖ（７）　を源（１１）＋７）ケーブル（１２）
を端子盤（１）の一方の端子（４）にそれぞれ接続し、
各端子（４）と端子接続バー（５）を介して接続された
他方の端子（４）に負荷側のケーブル（３）を接続する
ことによって負荷側を電源（１１）に接続することかで
きる。尚、電源（１１）の低圧側はアースケーブル（１
３）によって接地されている。このように接続された状
態下で、外部接続ケーブル（３）が活ぎた状態にあれば
、端子接続バー（５）とアースバー（６）間の対地電圧
によりてネオン球（８）が点灯して表示し、接続ケーブ
ル（３）が活きていることを視覚によって識別すること
ができる。仮にネオン球（８）が点灯していなければそ
の外部接続ケーブル（３）は死んていることを表示する
ことになる。

尚、第６図において、電源（１１）の接地されたケーブ
ル（１２）に対応するネオン球（８）は、他方もアース
バー（６）を介して接地されているため、対地電圧がＯ
になって消灯する。

以上説明した如く、本実施例の端子盤（１）を用いて多
数のケーブル（３）　を電源（１１）に接続しても、各
ケーブル（３）の死活状態がネオン球（８）の点滅によ
って表示されるため、従来のようにテスター等の機器を
用いることなく、視覚的に死活ケーブル（３）を識別す
ることができる。従って、本実施例の端子盤を用いたも
のてあれば、端子（４）全体の死活状態を目視によって
判別することができ、ケーブル（３）を配線する際に有
効である。また、活線作業の安全性、作業性の向上を図
ることができる。

本実施例の端子盤（１）は、三相三線式の電源の他、単
相三線式２００／１００Ｖの場合（第７図参照）、単相
二線式１００■の場合（第８図参照）にも通用すること
ができることは言うまでもない。尚、電源（１１）の電
圧が低くなると、ネオン球（８）は暗くなる。

尚、本発明の端子盤は、上記実施例に何ら制限されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の態様を採る
ことができることは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば、各端子に接続された複数のケーブ
ル全体の死活状態を視覚的に判別することができ、保守
、安全性に優れ、活線工事の安全性、工事の信頼性及び
作業性の向上を図ることができる端子盤を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の端子盤の一実施例を示す平面図、第２
図は第１図に示す端子盤の側面図、第３図は第１区のｎ
ｌ　−ＩＩＩ線断面図、第４図は第１図に示す端子盤の
要部のみを示す斜視図、第５図は第１図のＶ−Ｖ線断面
図、第６図は第１図に示す端子盤を示す三相三線式２０
０ｖの電源に通用した場合を示す動作説明図、第７図は
単相三線式２００／ＩＱＱＶの電源に通用した場合の第
６図相当図、第８図は単相二線式１００ｖの電源に通用
した場合を示す第６図相当図である。 各図中、（１）は端子盤、（２）は基台、（３）はケー
ブル（負荷側の導線）、（４）は端子、（５）は端子接
続バー（接続体）、（６）はアースバー（アース体）、
（８）はネオン球（光源）、（１１）は電源、（１２）
はケーブル（電源側の導線）である。 尚、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基台上に導線を固定する複数対の端子と、対を成す各端
   子間を電気的に接続する接続体と、上記基台上に固定さ
   れたアース体とを備え、上記アース体と上記接続体との
   間に光源を電気的に接続し、上記対を成す端子にそれぞ
   れ接続された電源側の導線と負荷側の導線との間の導通
   の有無を上記光源の点滅信号により表示することを特徴
   とする信号表示を備えた端子盤。