JPH03265911A - 蒸気の乾き度測定機能を有する減圧弁 - Google Patents

蒸気の乾き度測定機能を有する減圧弁

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JPH03265911A
JPH03265911A JP6597990A JP6597990A JPH03265911A JP H03265911 A JPH03265911 A JP H03265911A JP 6597990 A JP6597990 A JP 6597990A JP 6597990 A JP6597990 A JP 6597990A JP H03265911 A JPH03265911 A JP H03265911A
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JP
Japan
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steam
pressure
reducing valve
dryness
pressure reducing
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Pending
Application number
JP6597990A
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English (en)
Inventor
Takayuki Morii
高之 森井
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TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蒸気配管系に取り付けて、二次側の蒸気圧力を
一定の設定圧力に保つ減圧弁に関し、特に蒸気の乾き度
測定機能をも有する減圧弁に関する。
各種生産工程においては、熱源として蒸気が最も広く使
用されている。ボイラー等で発生せしめられた蒸気を、
各生産工程に適した圧力に減圧するために減圧弁か用い
られる。減圧弁により、最も生産性が高く且つ生産品の
品質を一定に維持するのに最適な圧力あるいは温度を有
する蒸気か供給せしめられる。また、更に生産性を高め
たり高品質を維持するために、おるいは、蒸気に含まれ
る液分により悪影響が予測される場合には、蒸気中に含
まれる液分の割合い、逆に言えば蒸気の乾き度を測定し
監視することが必須となってくる。
従来の技術 蒸気の乾き度を測定するものとして、従来は、蒸気の断
熱膨張による等エンタルピー変化を利用した絞り乾き度
計や、二重管構造として過熱蒸気化して測定する装置が
個別に取り付けられ用いられていた。
本発明が解決しようとする課題 上記のものでは絞りや二重管を別途設置しなければなら
ず取り付けが繁雑であり、また、装置自体も複雑大型化
して高価なものとなってしまう問題があった。
従って本発明の技術的課題は、絞りや二重管を別途設置
する必要かなく、安価に蒸気の乾き度を測定できるよう
にすることである。
課題を解決する為の手段 上記の課題を解決する為に講じた本発明の技術的手段は
、減圧弁の主弁口の一次側と二次側にそれぞれの圧力値
を検出する圧力検出部材を配置すると共に、二次側にそ
の温度値を検出する温度検出部材を配置し、上記圧力値
と温度値から減圧弁を通過する蒸気の乾き度を演算する
演算部を設けたものである。
作用 減圧弁はその主弁口の絞り作用により高圧の一次側蒸気
を一定低圧の蒸気として二次側に供給する。従って減圧
弁を通過する蒸気は、必然的に絞られ断熱膨脹による等
エンタルピー変化を行なっている。等エンタルピー変化
をする前の一次側の蒸気圧力と、変化後の二次側の蒸気
圧力および蒸気温度をそれぞれ検出部材で検出し、演算
部に入力することにより、既知の計算式を用いて蒸気の
乾き度を演算し韓出することができる。
−次側の蒸気圧力が変わる場合は、減圧弁に一般的に設
けられている設定圧力変更手段によって二次側の設定圧
力を変更し、所定の減圧比を得ることにより測定するこ
とができる。
また、より正確に蒸気の屹き度を測定する必要のある場
合は、減圧弁を保温材等で保温し断熱するものとする。
発明の効果 減圧弁の絞り作用を利用することにより、別途絞りや二
重管を設ける必要はなく、安価に蒸気の乾き度を測定す
ることができる。
減圧弁を用いたことにより二次側蒸気の圧力が常に一定
に保たれ、従来の単なる絞りによる断熱膨脹と比較して
二次側の蒸気の状態が安定に維持されることにより、乾
き度の測定精度が向上する。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する。(
第1図参照) 本実施例の減圧弁は、減圧弁部1と、通過蒸気中の液分
を分離するセパレータ部2と、分離した液分を系外に排
出するスチームトラップ部3と、減圧弁の設定圧力を自
動的に設定する設定駆動部4と、各種演算を行なう演算
部5及び減圧弁の一次側に取り付けた圧力検出部材とし
ての一次側圧力センサー6、二次側に取り付けた二次側
圧力センサー7、同じく二次側に取り付けた温度検出部
材としての温度センサー8とから成る。それぞれのセン
サー6.7.8は一次側配管60と二次側配管6]上に
取り付ける。但し、−次側圧力センサー6はセパレータ
部2の二次側、すなわち、下記に説明する減圧弁の主弁
口14の一次側に取り付けたほうが更に好ましい。
減圧弁部1は、弁ケーシング10で入口12゜主弁ロ1
4.出口16が形成される。入口12は一次側の高圧流
体源に、出口16は二次側低圧域に接続する。主弁口1
4は弁座部材13で形成する。
ピストン20をシリンダ22内に摺動自在に配置し、ピ
ストン棒15を主弁口14を通して主弁18に当接せし
める。
入口12とピストン20の上部空間、即らピストン至1
7を連通する一次圧通路24にパイロット弁26を配置
する。
ダイヤプラム28をその外周縁を7ランジ30゜32の
間に挟んで取り付ける。ダイヤプラム28の下方空間は
二次圧通路34を通して出口16に連通する。また、パ
イロット弁26の弁棒36の頭部端面がダイヤフラム2
8の中央下面に当接する。弁棒36は一次側流体圧力と
、パイロット弁26の弁体を付勢するコイルばねの弾性
力でダイヤフラム28に押し付けられている。
ダイヤフラム28の上面にばね座38を載置し、圧力設
定用のコイルばね40をばね座38とばね受け42の間
に配置する。
設定駆動部4のカバー50内に配した駆動用モータ51
の出力軸52の先端をばね受け42に当接せしめる。駆
動用モータ51の回転により、ばね受け42が上下に変
位し、圧力設定ばね40のダイヤフラム28を押し、下
げる弾性力が変る。この圧力設定ばね40の弾性力を基
準値として、ダイヤフラム28はその下面に作用する二
次側圧力に応じて湾曲し、弁棒36を変位せしめてパイ
ロット弁26を開閉せしめる。この結果、−次側流体が
ピストン至17に導入さ−れ、ピストン20が駆動され
、主弁18が変位せしめられる。参照番号66は、圧力
設定を行なうための設定部(図示せず)を含む制御部で
ある。また、参照番号65は、設定圧力や、下記に述べ
る演算算出した蒸気の乾き度や、二次側蒸気圧力等を表
示するための表示部である。
セパレータ部2は、入口12から流入してきた蒸気を旋
回せしめる旋回羽根55と、旋回して遠心力によりその
液分が分離された後の蒸気が主弁口14へ至るための円
筒状の隔壁部材56とからなる。ピストン20が駆動さ
れ、主弁18が変位ぜしめられると、入口12の蒸気が
主弁口14を通って出口16に流れる。これは二次側の
蒸気圧力が低下すると主弁口14が開き、上昇すると閉
じる様に自動的に作動する。
スチームトラップ部3は、セパレータ部2で分離された
液分が、弁ケーシング10の内周を治って滴下し溜った
分だけ自動的に排出するもので、中空フロート57をフ
ロートカバー58で覆い、フロート57に対向して配置
したトラップ弁座59を取り付けたものである。
入口12から流入してきた液分を含む蒸気は、セパレー
タ部2で水滴状の液分がほとんど遠心力で分離され、乾
き度が比較的高い状態となる。
セパレータ部2でほとんどの液分が分離された後の蒸気
の乾き度を測定する場合、温度センサー8の検出値が安
定した状態で、−次側配管60に取り付けた一次側圧力
センサー6により一次側蒸気圧力P it検出し、同時
に主弁口14を通過して絞られた後の蒸気の圧力P2を
二次側圧力センサー7で、温度T2を温度センサー8で
検出し、演算部5へ入力することにより、演算部5内の
記憶部(図示せず〉に記憶しておいたモリエール線図よ
り既知の方法にて演算算出する。あるいは、更に正確に
求めるには、同じく記憶しておいた飽和蒸気衣及び過熱
蒸気衣から、−次側蒸気圧力P1の飽和水のエンタルピ
I  1− −次側蒸気圧力P1の飽和蒸気のエンタル
ピ11″、二次側蒸気の圧力P2、温度T2での過熱蒸
気のエンタルピI 2を求め、 !1″−12 乾き度:X=1− 11″−1− 式より演算算出することができる。この式を用いる場合
は、二次側の蒸気が過熱蒸気とならなければ演算できな
いが、本実施例においては、減圧弁にセパレータを組込
んだことにより、減圧弁の主弁口]4にて絞られる直前
の蒸気の屹き度が比較的高くなり、主弁口14通過後の
蒸気が過熱蒸気となりやすくなり、従って、上記式を用
いて演綽糠出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の蒸気の乾き度測定機能を有する減圧弁
の実施例を示す断面構成図である。 1:減圧弁部      2:セパレータ部4:設定駆
動部     5:演算部 6:−次側圧力センサー 7:二次側圧力センサ8:温
度センサー   14:主弁口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、減圧弁の主弁口の一次側と二次側にそれぞれの圧力
    値を検出する圧力検出部材を配置すると共に、二次側に
    その温度値を検出する温度検出部材を配置し、上記圧力
    値と温度値から減圧弁を通過する蒸気の乾き度を演算す
    る演算部を設けた蒸気の乾き度測定機能を有する減圧弁
JP6597990A 1990-03-15 1990-03-15 蒸気の乾き度測定機能を有する減圧弁 Pending JPH03265911A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015111643A1 (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 日立造船株式会社 廃熱回収装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169277A (ja) * 1987-12-25 1989-07-04 Matsushita Refrig Co Ltd ヒートポンプ式空気調和機

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