JPH03265236A - スプレッドスペクトラム変調信号の同期システム - Google Patents

スプレッドスペクトラム変調信号の同期システム

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JPH03265236A
JPH03265236A JP2307345A JP30734590A JPH03265236A JP H03265236 A JPH03265236 A JP H03265236A JP 2307345 A JP2307345 A JP 2307345A JP 30734590 A JP30734590 A JP 30734590A JP H03265236 A JPH03265236 A JP H03265236A
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signal
frequency
local
train
integration
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Jean-Paul Cornec
コルネ ジァン―ポール
Philippe Gay
ガイ フィリップ
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7087Carrier synchronisation aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/0022PN, e.g. Kronecker

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、復調器において広帯域ディジタル伝送の受信
時に、同期化及び搬送波周波数を検索するプロセス及び
装置に関するものである。
さらに特定して言えば、本発明は変調器での擬似信号列
(PN擬似雑音列)によって、直接変調を行った受信信
号に関するものであり、変調はしばしば直接信号列と呼
ばれる。復調器で受信された信号は、データ信号及びデ
ィジタル擬似信号列信号による搬送波の位相変調から生
じる信号である。この形式の伝送法では、有用な信号の
電力は同時に受信される雑音又はその他の妨害の電力よ
りかなり小さい。復調器は、受信信号の広帯域信号列位
相か、又は受信信号の搬送波周波数の精密値に関して、
事前の情報は何も持っていない。搬送波周波数の値に関
する不確かさは、相対値で104〜10−6に対応する
ことがある。
(先行技術の状態) このような伝送プロセスは特に符合分割多重アドレス伝
送(CDMA)に対して実施されている。
CDMAとは搬送波に関するある中心周波数帯域を同時
に数個の通信が共有し、各通信が常に全帯域を占有する
ものである。このような伝送は、人工衛星による固定又
は移動局の間、地上無線局と中継局の間、小さな地上移
動局間の直接短距離リンク、又同様に光ファイバに関す
るディジタルリンクに対して行うことができる。
この形式の伝送においては、広帯域信号の受信に関する
主な問題は、受信機中に誘起される局部擬似信号列を受
信信号における擬似信号列と最初に同期化させることで
ある。伝統的には、搬送波周波数に接近しているある周
波数を有する発振器によって出される局部信号とへテロ
ダインすることにより、受信信号が中間周波に向って周
波数の変化を行う。局部信号は、受信信号に含まれる信
号列に等しいが、受信信号列に関するその位相は検索し
なければならない、局部で発生されている擬似信号列に
よって予め変調される。
受信信号列と局部信号列との間の同期化は、1982年
ニューヨークのJohn Wily & 5ons社刊
行の、標題が「コヒーレントな広帯域システム」という
書物の中で、第9章、特にパラグラフ9.2.3の41
1〜419頁にJack K、HOLMESが述べてい
る位相ドリフト法によって行われる。
J、 K、 HOLMESは、受信信号と局部変調信号
の間の相関から生じる中間周波数の二重積分(又は期間
)段階を引用している。局部的に生じる信号列は、受信
信号における信号列に関して半ビットで歩進する増分(
つまり半チップ)だけ、受信信号を順次ずらせることに
より受信信号に加えられる。各シフトは、相関信号が濾
波され整流された後、第一の予め定めた期間にわたる相
関信号の積分を伴う。積分信号が予め定めたしきい値を
超える場合は、復調器は第一の期間の全倍数に通常等し
い、第二の所定の期間第二の積分を行い、この第二の積
分の終りにおいて積分信号を通常第一のしきい値に等し
い第二の電圧しきい値と比較する。積分信号が再び電圧
しきい値を超える場合は、信号列の同期化が得られてい
ると宣言する。
第−又は第二の積分の後しきい値が超えられていない場
合は、受信信号に関して復調器は再び半ビットずつ局部
信号列をずらせ、上記の二重積分サイクルを再開始する
。信号列同期化検索期間を通じて、クロック周波数を擬
似信号列発生器に供給する局部発振器の制御電圧は、ク
ロック周波数が平均の動作値に等しいような所定の値に
設定される。
しかし、連続する積分に伴う二つの判断が正しく解釈さ
れるためには、局部周波数を発生する発振器を受信搬送
波の正確な値に設定しなければならないことは言うまで
もない。一方では、信号は熱雑音に埋もれ、搬送波自身
は変調器での変調の間抑制されているが、他方搬送波の
値は数十kHz以内で不確かで、実際上例えば伝送周波
数が数GHzより大きいときは約100kHz以内で不
確かである。この不確かさは特に周波数交差から生じる
更に、これらの不確かさにはドツプラ効果によって影響
されるものも加えなければならない。
従って、復調器においては受信信号によって行おれるデ
ータ処理が受信信号に関する二つの不確かさを前辺て除
去することを前提とすることが明かである。
・広がった信号列の位相1 ・搬送波周波数の値 現在自律受信機、すなわち付加伝送媒体か又は周波数を
ずらした信号を経由して純粋搬送波を間接に受信するこ
とのない受信機用の広帯域復調器においては、復調器は
搬送波周波数の不確かさの範囲を交互に連続して走査す
ることにより、搬送波の値を探し求める。
この走査は、搬送波周波数にご(近い局部周波数を引き
出す局部発振器に、鋸歯状波又は正弦波形の電圧を加え
ることによって得られる。走査周期は普通長く、代表的
には1秒の辺にあり、同期化検索に含まれる回路の応答
及び安定時間を考慮している。この当該回路は特にフィ
ルタ、検波器及び積分器を構成している。例えば前記の
二重積分法によって繰返し信号列の同期化をはかること
が、この周波数走査に重ねられる。同期化が得られるや
否や、すなわち積分が前向きの結果を生じたときは、局
部信号列のシフトは停止する。この既知のプロセスは遅
いという欠点があり、実際上信号列の同期化と搬送周波
数を得るために数十秒も要する。
(発明の目的) 本発明の主目的は、上記の従来プロセスよりもずっと速
い、独立受信機の広帯域信号列の同期化と搬送波周波数
に対する、同時検索プロセスを提、供することである。
特に、本発明を実施するプロセスは、搬送波周波数の不
確かさの範囲の走査に遅く連続的な走査を使用しないで
、個別的な周波数値を選ぶことだけによる迅速走査を使
用する。
(発明の要約) 従って、同期化とある搬送波周波数の検索プロセスは、
データ信号によるディジタル擬似信号列の位相変調で、
そのディジタル擬似信号列が上記搬送波を位相変調し、
長さがLビットであるものから生じる復調すべき受信信
号を扱うものである。
前記搬送波の周波数に極く近い局部周波数を有する局部
信号は、受信信号中の信号列に等しい局部ディジタル擬
似信号列によって位相変調され、次いで上記受信信号と
混合されて中間周波数との混合信号となる。混合信号は
、予め定めた中間中心周波数を中心とし、所定の幅を持
っている濾波周波数帯域で濾波されて、フィルタ信号と
なる。
このプロセスは、濾波された信号を少くとも、所定の期
間積分して積分信号とし、局部周波数の所定の値及び受
信信号における信号列に関する局部信号列の所定のシフ
トに対する、少くとも一つの所定のしきい値とフィルタ
信号を比較することにある、積分−段階から成る。
本プロセスは本発明に従って、次の事項によって特徴づ
けられている。
・濾波帯域を含む広くある帯域に事実上等分に分散して
いる、第一の中間周波数に対応する局部周波数の第一の
所定の個別的値に対する、それぞれ連続する一連の積分
段階であって、各連続する段階はそれぞれ局部信号列の
連続する2L長の半ビット時間シフトに対応する、少く
とも2L積分段階であり、局部周波数の個別的な変動及
び局部信号列の半ビットシフトは、第一の見つかった中
間周波数において、また積分信号が上記所定のしきい値
を超えるや否や見つかる、見出された時間シフトにおい
て終息するもの。
・それに対して局部信号列は何も時間シフトを行わず、
その間局部周波数は、二つの第一の中間周波数間の差よ
り小さい第二の歩進増分からのそれぞれから差引かれ、
上記第一の検知周波数を中心とする、濾波帯域よりも広
い第二の周波数帯域に含まれる中間周波数に対応する、
第二のそれぞれ個別の値で推定される、所定の数の最終
積分段階であって、上記積分信号の終りにある最終段路
の各々が適合すると言われているしきい値を超えるもの
。及び、 ・最終の適合する段階にそれぞれ対応し、それによって
局部信号を前記平均の周波数で設定する、局部周波数の
平均周波数と比例して変化するパラメータの計算。
局部平均周波数は従って、数十kHz変化し得る受信信
号の搬送波の周波数に事実上等しくなる。
本発明の別の特徴によれば、前記複数の連続する一連の
積分段階の後で、前記最終の積分段階の前に、このプロ
セスは、個別の上記局部周波数の変動により、また信号
列の時間シフトなしで前記濾波帯域の中心周波数に関し
て中間周波数を中心に置くことを含んでいる。
上記周波数のセンタリングは、 その平均が第一の検知周波数に事実上等しく、その差が
濾波帯域の幅より小さいような、第三及び第四の周波数
に関する二つの積分段階を継続して行うこと、及び 第一の検知周波数及び上記第三及び第四の周波数を含み
、前記しきい値を超す積分信号を生じた、平均周波数に
等しい第二の検知周波数により、第一の検知周波数を第
二の周波数帯域の中心周波数として置換すること、から
成る。
本発明を実施するプロセスを実行する、信号列の同期化
と搬送周波数の検索を行う装置は、所定の局部周波数で
信号を引出す手段、局部ディジタル擬似信号列を発生す
る手段、及び第一の相関器から成る。第一の相関器は、
局部信号列による局部周波数信号を位相変調して変調さ
れた信号を作る第一の変調手段、変調信号により受信さ
れた信号を位相変調して混合信号とする第二の変調手段
、濾波信号を積分して積分信号とする手段、及びこの積
分信号を少くとも所定のしきい値と比較する手段から成
る。この装置は更に、積分手段における積分期間及び発
生手段における局部信号列の時間シフトを、比較手段に
よって供給される比較信号の関数として変更する、制御
手段、及び特に局部周波数をその第一の所定の個別値と
第二の個別値に等しくさせることのできる、獲得手段に
おいて上記局部周波数を変更するための制御手段で制御
される手段、とから成る。
このような装置は、直接信号列復調器と呼ばれる一つの
復調器の中に含ませることができる。その上、この装置
は、上記の受信信号を受信し、半ビットの進み及び遅れ
によって局部信号から引出される二つの擬似信号列を、
前記制御手段の制i卸のもとに、交互に受信する、第二
の相関器を含む。この第二の相関器は、周波数及び同期
化獲得位相の終了後、受信信号列と進み信号列との間、
及び受信信号列と遅れ信号列との間の各相関に対応する
、二つの相関信号を交互に生じる。第−及び第二の相関
器は、それぞれの制御手段によって制御される、可変利
得増幅器を含む。各増幅器は、第二の相関器によって生
じる二つの相関信号の和の関数として得られる利得を有
している。
(実施例) 事象を確定するため、信号列同期化及び搬送波周波数検
索装置1のこれ以降の説明は、提案する例として提供さ
れる数個の数値を伴う。この装置は以下に詳細に述べる
モデムの位相復調器に含ませることができる。
入力側では、本装置1は約100kHz以内に定められ
た搬送波周波数FP−70MHzを有する、無線周波信
号RFを受信する。実際に、信号RFは送信変調器によ
って、例えば数GHzで転置される電波チャンネルを経
由して伝送される。復調器では、DD= 16にビット
/秒の低速を有するデータ・ディジタル信号は、変調さ
れたディジタル信号に擬似ディジタル信号列の流れを位
相変調する。この変調ディジタル信号はそれ自身がFP
270MHzの高周波搬送波を約DI/2=±70kH
zの位相変調する。信号列は予め定めたL = 127
ビットの長さを持っており、データとは独立している。
全位相変調は2−又は4−状態変調、代表的には2−状
態形MDP2としよう。実際には、搬送波を上記無線周
波信号RFにMDP2又はMDP4変調する変調された
ディジタル信号に、データ信号及び信号列の流れがモジ
ューロ−2加算される。このような信号は、広帯域変調
の二つのカテゴリーの一つに基づいてくる変調である、
擬似信号列による直接変調の信号である。
第1図に基づくと、信号列同期化及び搬送波周波数検索
装置1は主として、信号列相関器2、発振器30と関連
する局部擬似(擬似雑音)信号列発生器3、マイクロプ
ロセッサを組込んだコントローラ4、及び局部周波発振
器5がら成り立っている。
相関器2の第一の入力は、信号RFを増幅し、帯域フィ
ルタで濾波する入力段6を経由して、無線周波信号RF
を受信する。第一の発振器5は搬送波周波数FPに接近
した局部周波数FLを持っており、ディジタル・ポテン
ショメータ5工を経てコントローラ4によって電圧制御
されている。局部周波数PLの公称周波数は69.54
5MHzである。第二の発振器30は、周波数2 FS
= 8 MHzのクロック信号を半ビットシフト回路3
1に加える。回路31は、周波数FSのクロック信号を
信号列発生器3に供給する。
このとき、周波数FSは一定で受信した擬似信号列SQ
の速度、すなわちFS= 4 MF(zに等しいと仮定
している。回路31内のシフトはコントローラ4で制御
され、受信した信号列に関して評価される。発生器3の
出力は、相関器2に含まれるリング変調器21の第一人
力に加えられる局部擬似信号SLを周期的に伝送する。
変調器21の第二人力は、第一の発振器5によって生じ
る局部搬送周波数FLにおける信号が、局部信号列SL
で位相変調されるように、この信号を受信する。
相関器2はまた第二のリング変調器22を持っており、
その一つの入力は入力段6を経て遠方の送信変調器によ
って送信された無線周波信号RFを受信し、その第二人
力は第一の変調器21の出力に接続されている。リング
変調器22は、その出力で、発振器5の周波数FLによ
る搬送波FPの周波数転換から生ずる、中間周波数FI
= FP −FL = 455kHzを有する混合信号
SMを得る。信号列の位相と搬送波周波数の両方に関し
て同期化が得られたとき、すなわち、復調器の恒久的動
作においては、信号SMは、搬送波を変調する速さDD
の情報しかもはや含まない。信号列が同期しているとき
、局部信号列によって制御されて、信号RFの位相跳躍
によりRFを二回目にリング変調器22が変調するとい
う事実により、擬似信号列は混合信号SM中に見えなく
なってしまっている。こうして相関器2はヘテロゲイン
検波器と等価となり、変調された局部信号と受信した信
号RFとの間の相関が中間周波数において処理されるこ
とができるようにする。
リング変調器22の出力には、相関器2の中で帯域通過
フィルタ23、全波整流器24、コントローラ4で制御
される積分器25、及びその論理出力がコントローラ4
に接続される電圧比較器26が直列に接続されている。
帯域通過フィルタ23は、有用なデータ信号に対応する
周波数帯域をとり、従って受信した妨害の大抵を減らす
ために使用される。帯域通過フィルタ23は、その通過
帯域が幅DFIL= 60kHzで予め定めた周波数F
Cを中心としている能動フィルタである。周波数FCが
実際上一定で455kHzに等しいから、第一の発振器
5の局部周波数FLは、中間周波数FI= FP−FL
が実際上DI= 140kHzの不確かさ範囲を有する
帯域DFILの中心になるように、受信信号RFの未知
の搬送周波数FPの関数として調整しなければならない
。この場合、発生器3によって生じる信号列が信号RF
中の受信信号列SQと同期化されるならば、フィルタ2
3から出て行く中間周波数FIを有するフィルタを通っ
た信号SFは適当に位相変調されて、搬送波を消去しD
Dの速さのデータ信号を見出すことができる。
整流器24と積分器25の目的は、清流器24を出てゆ
くフィルタ信号SFの包絡線、及びバス41を経てコン
トローラ4で決る積分周期の間色絡線を積分することか
ら生じる、積分信号SIを導くことである。積分信号S
■の振幅は、発生器3で生じる信号列SLと信号RFに
含まれる受信信号列との間の相関の量を定める。実際、
信号SIの振幅増加は広帯域信号列が受信信号RFに含
まれた状態で、発生器3が生じる広帯域信号列の同期化
の第一の現れである。電圧比較器26では、積分器25
から出てくる積分信号SIの振幅が所定の電圧しきい値
SEと比較される。Sr>SEのときは、比較器26か
ら出て行く論理比較信号SCは、代表的に“l”の状態
から“O”の状態へ跳躍し、少くとも積分器25におけ
る積分期間に関して、且つここに論じられている他の基
準を考慮しないで、信号列の同期化が得られたことを示
している。
コントローラ4は積分期間を変更するように積分器25
にあるスイッチを働かせることによって積分器を制御し
、発生器3でFS= 4 MHzにおけるクロック信号
の引出しをほぼ停止するようにシフト回路31を制御し
、このようにして受信信号列SQに関して半ビットだけ
局部信号列SLを「シフト」し、最後に発振器5のアナ
ログ制御電圧に対応するポテンショメータの滑り線のデ
ィジタル位置の値を供給することにより、ディジタル・
ボテンシ。
ヨメータ51を制御する。コントローラからの異なる命
令が、バス41を経由して伝送される。
受信した擬似信号列の位相及び搬送波周波数の値を検索
するプロセスを説明する前に、受信信号の列に関して、
局部周波数FLの所定の値及び局部信号SLの列の所定
のシフトに対する、信号列積分段階の手順を先ず思い出
してみよう。
代表的には1半ビットである予め定めた時間シフトに引
続き、帯域通過フィルタ23から出て行く信号SFが安
定化できるように、コントローラ4は42μsの待ち時
間を一杯に過ごす。この時間経過の間に、積分器25内
の積分容量は、コントローラで制御されるCMO5のス
イッチで側路される。次いでコントローラ4は信号列の
周期にできるだけ近く、すなわち127ビットの信号列
長に対してTI=32μs、第一の所定期間T1の間C
MOSスイッチを開く。従って積分器25は濾波され、
整流された信号を積分し、第一のこの期間TIの終りに
、コントローラ4は比較器26の出力で論理信号SCの
状態を読み取る。
SE> SIの場合、すなわち信号SCが好ましくない
状態“1”にある場合は、コントローラ4は積分器25
をリセットし、局部信号列の更に半ビットの時間シフト
にある可能性のある、次に示す段階に移動する。
比較器26の出力からの論理信号SCが、好ましい状態
“O”にあるならば、コントローラ4は、最初の期間T
Iのに倍(Kは整数)に等しい期間T2、つまりT2=
 K−Tl、の間、第二の積分を行う。ここで、Kは代
表的には1.0に等しく、T2=320μsに相当する
。積分信号SIと、最初のしきい値SEよりも大きい、
あるいはこの実施例によるSEに等しい第二のしきい値
との比較、したがって比較器26の出力の新たな読みは
、コントローラ4に、試験された信号列の位相が受信信
号RFの信号列の位相に半ビット以内で実質的に等しい
かどうかを最終決定させる。
期間Tlの後にSC=″O”であり、期間T2= K−
Tlの後にSC= 1であるとき、比較器26の出力は
、期間T2の第二の積分に引続いて、好ましくない状態
“1”にある。この結果は、受信信号内の雑音ピーク又
は相関によって引き起こされた“偽警報”と解釈できる
。この試験された信号列の位相は不合格とされ、コント
ローラ4は次の段階に移行する。
逆に、比較器26の出力が再び第二の積分に続いてSC
=“O”の状態にあるとき、信号列の同期化が得られた
と表わされる。これから先わかってくるように、粗い周
波数の走査が停止され、局部信号列の位相が維持され、
コントローラは、搬送波の値をもっと精密に定義する段
階に移動する。
前記の二重積分段階は、信号列の同期化及びそのプログ
ラムがコントローラ4に前辺て記憶されている搬送波の
値の検索によって、何回も繰返す基本の段階である。こ
のプログラムは本質的に、局部信号列及び受信信号列の
同期化の検索、及び受信搬送波の大まかな評価に関係し
、次いでフィルタの帯域DFILにおける局部周波数F
Lの大体の中心配置に、最後に受信搬送波の値の精密な
検索に関係する、三つの主段階から成る。第二の中間段
階は、コントローラ4のプログラムが本発明を実施する
プロセスのより簡単な実施例においては抑制されること
があるけれども、このプログラムに含まれることが好ま
しい。
装置1の電源が入るや否や、第一の段階がコントローラ
4によって行われる。発振器Sの局部周波数FLは、こ
の場合140kHzに等しいと考えられる幅DIを有し
、中間周波数FI=455−70=385k11zに対
応する、搬送波周波数の不確かさの範囲の周波数下限に
設定されるが、この下限は理論的には69545− (
140/2) =69475kHzである。第2図〜第
4図のグラフは中間周波数FIに関係するものである。
但し局部周波数FLは並進によって推論することができ
る。
第一の段階は範囲DIで個別の周波数値による走査にあ
る。これらの個別値は逐次算術級数にグループ化され、
この級数ではある個別周波数値は、体表的にはDI/N
lに等しい第一の周波数歩進増分Pi < DFILの
加算又は減算によって、前回値から演繹される。ここで
Nlは代表的には4に等しい、すなわち第2図に示すと
おり、PI = 35kHzである。
逐次級数は2/2でインターレースされ交互に増加、減
小する級数である。第一の級数は従って逐次周波数Fl
、 F1+Pl、 F1+2(PL)、 Fl +3(
Pi)、及びF1+4(PL) =Fl+DIから成る
。ここでF2=F1+DIは不確かさの範囲DIの周波
数上限である。それで第二の級数は逐次周波数F2−P
I/2. F2−3・P1/2. F2−5・P1/2
及びF2−7・PI/2から成る。
そこで走査は上記の第一級数につき、Flにおいて再開
始される。
ポテンショメータ51の抵抗の個別の変動によって選ば
れる局部周波数FLの各個別の値において、コントロー
ラ4は、局部信号列SLにおける2L逐次半ビット時間
シフトに対応する多くとも2L積分段階を実行する。第
−又は第二の積分が適していない間は、各積分段階の終
りには、回路31における更に半ビットのシフトに対応
して次の段階が伴う。2Lの逐次シフトがSC=”l”
で適していなかったときは、コントローラ4は、上で定
義された信号列当り次に示す周波数歩進増分に移動する
(以下余白) 比較信号SCが、期間T2の第二の積分後退している状
態“O”へ変化すると直ちに、信号列の半ビット時間シ
フトが止り、コントローラ4は広帯域擬似信号列の同期
化が得られたことを示す。コントローラ4は周波数FL
に関して見出された現在値、すなわち対応する中間周波
数FTIもつと精密に言えば実際にはポテンショメータ
51の位置を記憶する。次いでコントローラ4はプログ
ラムの第二の段階に移行し、見出された時間シフトすな
わち局部信号列SLの位相が維持される。
この第二の段階は、濾波帯域DFrL= 60kHzで
見出されたFTIという周波数をほぼ「再び中心に持っ
てゆくJことにある。これを行うために、コントローラ
4はディジタルポテンショメータ51を、P2<PL及
び2P2 <DFILすなわち例えばP2二DFIL/
3〜2.P1/3〜22kH2においてF3=FT1−
P2及びF4=FT1+P2のような、中間周波数F3
及びF4に対応する、発振器5の二つの局部周波数FL
に順次位置させる(第3図参照)。基本的な積分段階は
周波数F3及びF4のそれぞれについて行われる。それ
ぞれの周波数F3及びF4による基本的積分段階の一つ
だけが適合二重積分を生じた場合、すなわち期間T2の
後SI>SEでSC2“○”ならば、コントローラ4は
発振器5を、FTIと維持されている周波数F3又はF
4の平均、すなわちFT2 =FTl±P2/2、つま
りFT2 = (FT1+F3)/2又はFT2 = 
(FT1+ F4)/2に対応する局部周波数に設定す
る。FT2という第二の周波数は従って周波数FTIよ
りも、濾波帯域DFILの中心周波数FCに近くなる。
この二つの基本的段階が適合する二重積分を生じる場合
は、第一の段階の終りに先立っている局部周波数がその
まま残り、FT2 =FT1であり、周波数FTIは従
って中心周波数FCに近くなる。
第三及び最終の段階は、FT2の値に関して受信搬送波
周波数の検索値を見出すことにある。この見つけ出しは
、値FT2の周りにあり、DFILよりも大きい幅DF
2を有する周波数範囲の、小さい歩進増分P3<(PI
による個別的走査から生ずる。帯域DF2は、FT2が
事実上帯域DFILの中心部分にあり、ある幅を超えた
所では、雑音が受信信号RF中で支配的になる故、信号
列の同期化検証結果がはっきりと悪いことを演繹的に知
っている限り、広過ぎることはない。典型的な例として
、第4図を見れば幅DF2は、2・DFIL= 120
kHzに等しい。
周波数FT2の周りの短周波数範囲DF3は、誤差を最
小にするために小さい歩進増分P3による個別的走査か
ら除外されることが好ましく、このことは帯域DF3内
での全同期化検証が期間T2の後適合する結果、SC2
”O”を確かに生じること、及び第三段階を短縮するた
めこの検証を行うことは従って価値がないと考えること
と同じである。
代表的には、DF3はDFIL/2より短い、例えばP
2= 22kHzに等しい、またP3はほぼ1.7kH
zに等しい。このことは継続して行われたN2= (D
F2− DF3)/P3 =58という基本積分段階に
対応する。例えばF5=FT2−DF2/2からFT2
−DF3/2まで、それからFT2 +DF3/2から
F6=F12 +DF2/2までである。
第三段階の初めに、コントローラ4はカウンタのような
2個の内部レジスタをリセットする。それぞれの適合す
る基本積分段階において、これらレジスタの第一のもの
が、例えば周波数F5での段階のランクが1に等しく、
周波数F6=FT2 +DF2/2に対応する段階のラ
ンクがN2+N3に等しいと仮定して、歩進増分P3の
ランクで歩進的に漸増される。ここでN3= DF3/
P3は、禁止されている帯域DF3における歩進増分P
3の数である。同時に、第二のレジスタは各適合基本積
分段階に応じて一単位だけ歩進される。
第三段階の終りに、N3個の基本段階終了後、受信搬送
波周波数FPの値は、局部周波数値FLEであると推定
される。FLEは中心周波数FCに非常に近く、コント
ローラ4によって計算される次に示す平均のランクRM
によって選ばれる中間周波数FIEに対応するものであ
る。
RM=Σ/δ ここでΣは適合する段階のランクの和、δ=適合する段
階の数 である。すなわち、FIE =F5+ (P3・Σ)/
δコントローラ4は次にポテンショメータ51を調節し
て局部周波数値FLEに合せる。
本発明を実施する本プロセスの利点は数多くあり、次の
ような事を示すことができる。
本発明を実施する同期化検索技術は、この検索に含まれ
る回路22から26までの応答と安定時間の問題を解決
する。発振器5の周波数FLの各個別的変化に引続いて
、コントローラ4は信号列同期化検索を出発させる前に
、これらの回路の出力が静定するのに、数マイクロ秒し
か待つ必要がない。
更に、本発明を実施するプロセスは、シフト歩進増分だ
け離れている数点Fl、Fl +P1.・・・において
、搬送波周波数の不確かさの範囲DIを探すだけという
点で、検索を加速する。妥当に拡がっている試験を、普
通はF1+2・PL、 F1+3・PI、 F2−3・
PL/2. F2−5・P1/2のような3個か4個だ
けの隣接周波数値がフィルタ23の帯域DFILに含ま
れる見込であるようなふうに行うことで十分である。
二つの最初の不確かさは、従って、同時に相補的に除か
れる。広帯域信号列が同期化できるのは受信搬送波周波
数の値のアプローチであり、装置1の回路での調節がこ
の搬送周波数に関して見出すことができるのは、信号列
同期化状態である。
同期化検索に参加する重要な構成部分はディジタル・ポ
テンショメータ51であって、個別的な校正済の周波数
変化を発振器5に印加することができる。更にこれらの
変化は、コントローラ4のレジスタ中の、ランクと呼ば
れる数が各周波数歩進増分に対応するから、コントロー
ラ4によって完全に制御可能である。
本発明を実施するプロセスの信頼性は、発振器の周波数
について述べられたディジタル値、フィルタ23の帯域
DFILの幅、周波数探索歩進増分P1〜P3、前記で
定義された異る周波数範囲DI、 DF2、及びDF3
 、又はディジタル・ポテンショメータ51の滑り線の
位置の数、には全く依存していないこともまた記憶すべ
きことである。上記ディジタル値は、提案する実施例に
従ってプロセスが仕上げられている、モデムの特性的特
徴である。
さて第5図を参照すれば、第1図と同じ回路が示されて
いるが、これらがモデムの復調器に含まれている。この
復調器は、既に述べた信号列相関器2及び別の進み/遅
れ相関器2aによって入力で実現される、二つの並列チ
ャンネルから成る。第一の相関器2は「相関器O」と呼
ばれ、受信信号列SQと局部信号SLが同相にあるとき
、この相関器の局部信号列は何ら遅れを行わないことを
示している。他方第二の相関器2aにおいては、受信信
号列SQと相関をとった二つの局部信号列SAとSRは
、相関器2における同位相局部信号列SLに関して、従
ってSQが信号列SLと同位相にあるとき、この受信信
号列SQに関して、半ビットだけ進み又は遅れを受けて
いる。同期化に際し受信信号RFの信号列SQに関して
、三つの局部信号列SL、 SA及びSRは、それぞれ
同位相、半ビットだけ進み、半ビットだけ遅れているが
、擬似信号列発生器3の出力に直列に接続されている、
DフリップフロップBA、 BL及びBH3個の出力が
供給され、発振器30から出てくる周波数2FSの信号
でクロックが与えられる。
第二の相関器は、信号列SA及びSRを生じるフリップ
フロップBA及びBRの出力の中−つを選択するための
、バス41を経由するコントローラ4で制御されるスイ
ッチ27を含む。信号列SLを生じるフリップフロップ
BLの出力は相関器2のリング変調器21の第1の入力
に接続されている。
相関器2のように、相関器2aは局部周波数発振器5の
出力に接続された第二の入力を有する第一のリング変調
器21a 、復調器21aと入力段階6の各出力にそれ
ぞれ接続される入力を有する第二のリング変調器22a
、のみならずフィルタ23に同じ帯域通過フィルタ23
a、全波整流器24a、積分器25a、及ヒAD変換器
26aから成り、このフィルタ以下は直列に変調器22
aの出力に接続されている。コントローラ4は、積分器
25aでの積分期間及びバス41の導線を経て変換器2
6aでのサンプル読取りを制御する。
第二の相関器2aは、前に詳記した本発明のプロセスに
従ってこの瞬間に同期が得られた後、これを維持するの
に使用される。同期化は相関器2aと、ポテンショメー
タ51を経て局部周波数発振器5に、及び周波数2FS
を有する他の発振器3oに加見られる主として順序との
間の、制御ループ番こよって維持される。実際において
は、発振器30は、スイッチング回路33、DA変換器
34、フォロワー増幅器35及び低域通過フィルタ36
を経て電圧制御される発振器である。変換器34及びフ
ィルり364よ、信号列同期化及び搬送波周波数の検索
の間は、コントローラ4による動作から外される。そう
するために、スイッチング回路33の移動接点は、コン
トローラ4の制御のもとにある変換器34のディジタル
入力に接続されている、スイッチング回路の第一の出力
接点に対して適用される。同期化の閉ループ制御におい
ては他の制御信号も生じることがある。例えばフィルタ
23の出力に接続され、慣例的に適切に再波形整形され
たDD−速度のデータ信号を伝送する、復調回路7その
ものの位相回路に含まれるフィルタによって出される信
号がある。
簡単に言うと、同期化の閉ループ制御プロセスは次のと
おりである。コントローラ4は交互にスイッチ27を制
御し、その出力は信号列SA及びSRと相関がとられる
中間周波数信号FIの、受信信号列SQに関する変調器
21aの第一の入力に接続されている。それぞれ積分器
25a中での約2msの二つの積分の後、変換器26a
を出てゆく二つのディジタル「進み及び遅れ」電圧信号
VA及びVRはコントローラ4で差引される。第6A図
及び第6B図に示すように、信号VA及びVRの振幅は
、受信信号列SQに関して信号列SAの進み、及び信号
列SRの遅れの関数として可変であり、信号列SA及び
SRが信号列SQと同期しているときそれぞれ最大とな
る。第7図に示すとおりコントローラ4で計算された差
VA−VRの関数として、厳密な同期化からのドリフト
をオフセットするために、特に発振器30に対して補止
信号が引き出される。
二つの相関器2及び2aは、図示していない増幅器と同
様可変利得の増幅器28及び28aを伝統的に含んでお
り、後者の利得はコントローラ4で制御されている。増
幅器28及び28aの目的は、復調回路7の入力におい
てだけでなく、積分器25及び25aの出力においても
、最適の信号レベルを維持することである。特に、積分
器25の出力における信号SIは、同期化の時にのみし
きい値SEを超えなければならない。従って最適信号レ
ベルは復調器における信号列の同期化の関数である。
先行技術によれば、増幅器28及び28aの自動利得調
整信号(AGC)は、積分器25の出力での信号の関数
として引き出される。この事は濾波された信号の包絡線
を供給する整流器24のような、振動数検出器を使用す
ることを必要とする。
先行技術の欠点は、利得が半ビットよりずっと少い範囲
内までの同期化に僅かだけ依存するというので無く、従
って同期化の閉ループ制御に依存するということである
。第6A図及び第6B図に示すように、半ビットだけ早
いにしろ遅いにしろ、局部信号列SLが事実上受信信号
列SQとの同期から外れているときは、受信電力の情報
はひどく誤差があって電力ゼロを示し、それによって受
信増幅器28及び28aの利得の増加を禁止的にする。
本発明によれば、コントローラ4はまた第8図に示すよ
うに電圧信号の和VA+VRを計算し、この和の関数と
して増幅器28及び28aの利得を制御する。
第5図に説明する実施例によれば、増幅器28及び28
aの利得は、スイッチング回路33の可動接点が回路3
3の出力における第二の接点に対して適用されるとき、
同期化の維持の間コントローラ4によって制御される。
この第二の接点は、DA変換器294、フォロワー増幅
器295、及び低域通過フィルタ296から成る直列の
組合せ回路を経由して、増幅器28及び28aの利得制
御用入力に接続されている。変換器34又はフィルタ3
6は同期化維持の開発振器30における制御電圧を維持
する。ただし、他の実施例によれば、この制御電圧は、
スイッチング回路33を止めて変換器34と294から
コントローラ4に直接接続することにより、コントロー
ラ4によって任意に変えることができる。
第8図の破線で示すように、信号RFの受信信号列SQ
に関して信号列S[、の位相を半ビットだけ多く、又は
少く変えることは信号VA+VRの振幅に影響を与えな
い。実際には、和の信号VA+VRとコントローラ4の
予め定めたしきい値との差は、増幅器28と28aの利
得を直接決定する。この利得は従って、シフトの補正が
信号列の半ビットを多少なりとも超えない限りは、同期
化の閉ループ制御期間及び復調器の正常使用時の間は、
実際上一定である。
更に、比較器26における比較しきい値SEは従って、
同期取得期間の間で、変調器と復調器との間の同期がと
れてない時に、相関器2aで測定可能な変調器と復調器
との間のリンク中の、雑音の関数として選択される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施するある信号列同期化並びに搬
送波検索装置の線図的ブロック図である。 第2図は、受信信号列及び局部信号列の同期化の検索、
及び受信した搬送波の周波数の概略的評価とに関係する
、本発明を実施するプロセスの第一の主段階を説明する
、周波数ダイアグラムである。 第3図は、復調器の帯域通過フィルタの濾波帯域に関す
る、局部周波数の大略のセンタリングに関係した、本発
明を実施するプロセスの第二の主段階を説明する周波数
ダイアグラムである。 第4図は、受信した搬送波周波数の値の精密な検索に関
係する、本発明を実施するプロセスの第三の主段階を説
明する周波数ダイアグラムである。 第5図は、二個の相関器から成る、本発明を実施する広
帯域復調器のブロック図である。 第6A図と第6B図は、第5図の復調器に含まれている
第二の進み/遅れ相関器で積分された二つの信号の振幅
変動をそれぞれ示す、タイミング図である。 第7図は第6A図と第6B図に示す、二つの信号間の差
を示すタイミング図である。 第8図は、第6A図と第6B図に示す二つの信号の和の
タイミング図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)データ信号による擬似信号列の位相変調から生じ
    る受信信号を復調するために、同期化と搬送波周波数を
    検索するプロセスであって、上記擬似信号列が上記搬送
    波を位相変調しており、長さLビットを有するものであ
    ると同時に、 このプロセスによって、上記搬送波の上記周波数に非常
    に近い局部周波数を有する局部信号が、上記受信信号の
    上記信号列に等しい局部ディジタル擬似信号列で位相変
    調され、次いで中間周波数を有する混合信号へと上記受
    信信号と混合され、この上記混合信号が予め定めた中間
    中心周波数を中心とし、濾波信号への予め定めた幅を有
    する濾波周波数帯域で濾波されるようなプロセスであり
    、また、 少くとも予め定めた期間積分した信号へと濾波した上記
    信号を積分すること、及び上記濾波した信号を、予め定
    めた上記局部周波数の値と上記受信信号の上記信号列に
    関して上記局部信号列の予め定めたシフトとに対する、
    予め定めた少くとも一つのしきい値と比較することにあ
    る積分段階を含むプロセスであって、以下の各項によっ
    て特徴づけられる方法; (a)広く上記帯域を含む帯域中に事実上均等に分布し
    ている第一の中間周波数に対応する、上記局部周波数の
    第一の予め定めた個別的な値に対する、各積分段階の複
    数の逐次に連なる段階。この各連なる段階はそれぞれ上
    記局部信号列の2Lの逐次半ビット時間シフトに対応す
    る、少くとも2Lの積分段階から成り、上記局部周波数
    の個別的変化及び上記信号列の半ビットシフトは、上記
    積分した信号が上記予め定めたしきい値を超えると直ち
    に、第一に見出された中間周波数と見出された時間シフ
    トにおいて終息すること、 (b)上記局部信号列が何ら時間シフトを行わず、その
    間上記局部周波数がそれぞれ第二の個別的な値において
    推定されるような、予め定めた数の最後の積分段階;こ
    の第二の個別値は、二つの第一の中間周波数の間の差よ
    りも小さい第二の周波数歩進増分から互いに演繹され、
    上記第一の見出された周波数を中心とし、上記の濾波帯
    域よりも広い第二の周波数帯域に含まれる、中間周波数
    に対応する;その段階の終りに上記積分信号が上記しき
    い値を超える上記の各最終段階は適していると宣言され
    ること;及び、 (c)それぞれ最終の適合する段階に対応し、それによ
    って上記平均の周波数で上記局部信号を設定する、上記
    局部周波数の平均周波数に対して比例して変化するパラ
    メータの計算。
  2. (2)前記第一の中間周波数は、それぞれ同じ第一の歩
    進増分を有し、第一の歩進増分の半分のシフトにより2
    /2にインタレースされる二つの算術級数を構成する請
    求項1に記載の方法。
  3. (3)前記第一の中間周波数は前記濾波帯域の事実上2
    倍に等しい周波数帯域に含まれている、請求項2に記載
    の方法。
  4. (4)前記複数の逐次に連る積分段階の後で、前記最終
    の積分段階の前に、前記局部周波数の個別的変化及び信
    号列時間シフトなしに前記濾波帯域の前記中心周波数に
    関して、上記中間周波数を中心にもってゆくことを含み
    、上記周波数中心化は、第三及び第四の周波数に対する
    二つの積分段階を逐次行い、その周波数の平均は事実上
    前記第一の見出された周波数に等しく、その差は上記濾
    波帯域の幅より小さいこと、及び 上記第三及び第四の周波数及び第一の見出された周波数
    を含み、上記しきい値を超える積分信号(SI)を生じ
    ている、周波数の平均に等しい第二の見出された周波数
    によって、上記第二の周波数帯域の中心周波数として、
    上記第一の見出された周波数を置換えることにあるよう
    な、請求項1に記載の方法。
  5. (5)前記第一の見出された周波数と、第三及び第四の
    周波数との差が、二つの引続く中間周波数の間の差より
    も小さいような、請求項4に記載の方法。
  6. (6)前記第二の周波数帯域が前記第一の見出された周
    波数を中心とする、短い周波数帯域を含まず、上記短い
    周波数帯域は前記濾波帯域の前記幅の半分より小さい幅
    を有している、請求項1に記載の方法。
  7. (7)前記第二の周波数帯域の幅が前記濾波帯域の前記
    幅よりも大きく、事実上上記濾波帯域の上記幅の2倍に
    等しい、請求項1番こ記載の方法。
  8. (8)データ信号によるディジタル擬似信号列の位相変
    調から生じる受信信号を復調する、位相復調器に含まれ
    、上記ディジタル擬似信号列は前記搬送波を位相変調し
    ており、予め定めた長さLビットを有するような、信号
    列同期化並びに搬送波周波数検索装置であって、 この装置が上記搬送波の周波数に非常に近い、予め定め
    た局部周波数において信号を引出す手段、上記受信信号
    の上記信号列に等しい局部ディジタル擬似信号列を発生
    するための手段、及び第一の相関器から成る装置であり
    、 上記第一の相関器が、上記局部信号列によって上記局部
    周波数信号を変調信号に位相変調する第一の変調手段、
    上記変調された信号によって上記受信信号を中間周波数
    を有する混合信号に位相変調する第二の変調手段、上記
    混合信号を濾波帯域において濾波された信号に濾波する
    手段、上記濾波された信号を少くとも予め定めた積分期
    間の間積分された信号に積分する手段、及び上記積分さ
    れた信号を少くとも一つの予め定めたしきい値と比較し
    、それによって比較信号を供給する手段から成り、 上記装置が更に、上記積分手段で上記積分期間を、又上
    記比較信号の関数として上記発生手段における局部信号
    列時間シフトを、変更する制御手段、並びに上記局部周
    波数が第一の個別的値及び第二の個別的値に等しくなる
    ことができるようにする上記導出手段における、上記局
    部周波数を変更するための制御手段によって制御される
    手段とから成り、 上記局部周波数の上記第一の個別的値は、上記濾波帯域
    を含み広く帯域中に広く事実上均等に分布している上記
    混合信号中の、第一の中間周波数に対応しており、上記
    第一の局部周波数の個別的値は、それぞれ複数の逐次連
    る積算段階の間上記制御手段の制御下で、上記導出手段
    において導出を行っており、各一連の段階は上記信号列
    発生手段における上記局部信号列の2L逐次半ビット時
    間シフトに対応して、上記積分手段における少くとも2
    L個の積分段階を含んでおり、上記制御手段は上記局部
    周波数の個別的変化を停止させ、上記積分された信号に
    応答する上記局部信号列の半ビット・シフトは、上記予
    め定めたしきい値を超えており、 上記局部周波数の上記第二の個別的値は、二つの第一の
    中間周波数の間の差よりも小さい第二の周波数を歩進さ
    せる増分から互いに演繹され、且つ上記第一の見出され
    た周波数を中心とし、上記濾波帯域よりも広い第二の周
    波数帯域に含まれる、中間周波数に対応しており、 上記第二の局部周波数の個別値は、上記局部信号列が何
    ら時間シフトを行わない、最終の積分段階の間上記制御
    手段の制御のもとに、上記導出手段によって導出されて
    いる、 ような信号列同期化並びに搬送波周波数検索装置。
  9. (9)前記変更手段が前記制御手段によって制御される
    ディジタル・ポテンショメータから成る、請求項8に記
    載の装置。
  10. (10)更に前記局部信号列に関して半ビットだけ進め
    又は遅れさせた擬似信号列を演繹するための、上記局部
    信号列発生手段に接続された手段、相関された前記受信
    信号用で、交互に前記制御手段の制御下にある第二の相
    関器を含み、二つの相関信号への上記進め及び遅れさせ
    た擬似信号列はそれぞれ、上記受信信号列と上記進み信
    号列との間の相関及び、上記受信信号列と上記遅れ信号
    列との間の相関に対応しており、 上記相関器が上記制御手段により制御されるそれぞれ可
    変利得の増幅器を含み、上記増幅器が上記第二の相関器
    からの上記の二つの相関信号の和の関数としてある利得
    を有しているような、請求項8に記載の装置。
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