JPH03265095A - 電子レンジ付自動販売機 - Google Patents
電子レンジ付自動販売機Info
- Publication number
- JPH03265095A JPH03265095A JP6264490A JP6264490A JPH03265095A JP H03265095 A JPH03265095 A JP H03265095A JP 6264490 A JP6264490 A JP 6264490A JP 6264490 A JP6264490 A JP 6264490A JP H03265095 A JPH03265095 A JP H03265095A
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- JP
- Japan
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- oven
- opening
- food
- product
- door body
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- Granted
Links
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- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 6
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は電子レンジ付自動販売機に関し、特に販売信号
により貯蔵庫より送り出されてくる冷蔵・冷凍の食品を
オーブン内に搬入し、マイクロ波を照射して加熱後、オ
ーブン外に搬出し、販売口へと送り出す一連の販売動作
機構の改良に関する。
により貯蔵庫より送り出されてくる冷蔵・冷凍の食品を
オーブン内に搬入し、マイクロ波を照射して加熱後、オ
ーブン外に搬出し、販売口へと送り出す一連の販売動作
機構の改良に関する。
(ロ)従来の技術
従来、この種の電子レンジ付自動販売機については、各
種の機構が提案されている0例えば、特公昭56−27
57号公報に示すものもその一例である。
種の機構が提案されている0例えば、特公昭56−27
57号公報に示すものもその一例である。
この公報に示す装置は、オーブンの側面開口を開閉する
扉体を設け、貯蔵庫からの食品を予備室で受け、扉体を
閉めるとこの扉体の裏側に取り付けである回転盤がオー
ブン内に入って食品を受けてマイクロ波加熱後、再び扉
体が開けられると、オーブンの底面開口より食品が下方
へ落下するように構成されている。
扉体を設け、貯蔵庫からの食品を予備室で受け、扉体を
閉めるとこの扉体の裏側に取り付けである回転盤がオー
ブン内に入って食品を受けてマイクロ波加熱後、再び扉
体が開けられると、オーブンの底面開口より食品が下方
へ落下するように構成されている。
(ハ)!!明が解決しようとする課題
しかし上記公報に示す従来装置によると、扉体と回転盤
とが一体となって構成され、しかもそれが動作するため
構造が複雑になる。そのため、マイクロ波照射時の電波
漏洩防止のためにオーブンを完全に遮蔽することが1部
品の寸法精度を考慮すると大変困難になる。また回転盤
と一体になって重量的に重たくなった扉体を前後動させ
るので、その馴動装置も大きなパワーを要求され、大型
化、コスト高を招いていた。更に、加熱後食品がオーブ
ンの底面より販売口へ落下送出されるように構成されて
いるため、販売口がそれより低い位置に設けられること
となる。このことは、自動販売機の全体容積に対し、商
品収納に機能しないスペース部(販売口、オーブンの設
置スペース)が多く存する状況であり、商品収納スペー
スが拡充できず、−台で沢山の商品を販売することがで
きず、販売効率の劣るものとなっている。又、販売口の
位置が低いので、食品を取出し難いと言う欠点も有して
いる。
とが一体となって構成され、しかもそれが動作するため
構造が複雑になる。そのため、マイクロ波照射時の電波
漏洩防止のためにオーブンを完全に遮蔽することが1部
品の寸法精度を考慮すると大変困難になる。また回転盤
と一体になって重量的に重たくなった扉体を前後動させ
るので、その馴動装置も大きなパワーを要求され、大型
化、コスト高を招いていた。更に、加熱後食品がオーブ
ンの底面より販売口へ落下送出されるように構成されて
いるため、販売口がそれより低い位置に設けられること
となる。このことは、自動販売機の全体容積に対し、商
品収納に機能しないスペース部(販売口、オーブンの設
置スペース)が多く存する状況であり、商品収納スペー
スが拡充できず、−台で沢山の商品を販売することがで
きず、販売効率の劣るものとなっている。又、販売口の
位置が低いので、食品を取出し難いと言う欠点も有して
いる。
また食品は扉体の裏面で単に押されてオーブン内に入れ
られているので、必ずしも回転盤の中心位置付近に載置
されるとは限らず、そのままマイクロ波加熱されると加
熱ムラが起きる。そして、予備室に落ちた食品が時には
縦長状に留まって、その姿勢のままで、オーブン内に位
置してしまうこともあり、その場合にも、加熱ムラが生
じてしまう、このように、回転盤への載置位置が不安定
であったり、回転盤上での姿勢が一定しないという不都
合で加熱ムラが生じる一方、食品の偏寄により回転盤の
動作が不安定となり、動作の信頼性が失なわれることも
ある。
られているので、必ずしも回転盤の中心位置付近に載置
されるとは限らず、そのままマイクロ波加熱されると加
熱ムラが起きる。そして、予備室に落ちた食品が時には
縦長状に留まって、その姿勢のままで、オーブン内に位
置してしまうこともあり、その場合にも、加熱ムラが生
じてしまう、このように、回転盤への載置位置が不安定
であったり、回転盤上での姿勢が一定しないという不都
合で加熱ムラが生じる一方、食品の偏寄により回転盤の
動作が不安定となり、動作の信頼性が失なわれることも
ある。
本発明は上記の点に鑑み成されたもので、大きなパワー
を必要としない簡単な機構により、食品のオーブンへの
搬入、搬出を確実に成して、安全で均一な加熱を達成す
ると共に、商品を取り出し易くしてサービス性の向上と
商品収容数を増やして販売効率を高められるように構成
した電子レンジ付自動販売機を提供することを目的とす
る。
を必要としない簡単な機構により、食品のオーブンへの
搬入、搬出を確実に成して、安全で均一な加熱を達成す
ると共に、商品を取り出し易くしてサービス性の向上と
商品収容数を増やして販売効率を高められるように構成
した電子レンジ付自動販売機を提供することを目的とす
る。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明はマイクロ波発振手段と食品を載置する回転盤を
備えると共に、前後の側面を開放して第1開口が後面に
第2開口が前面に形成されたオーブンと、上記第1開口
の前段部分に構成され、商品貯蔵庫より販売信号に基づ
いて搬出される食品を一時的に収納保持する商品保持部
と、該保持部に沿って摺動自在であって上記第1開口を
開閉可能に構成すると共に、その閉成摺動時に上記商品
保持部に保持されている食品を上記第1関口を通してオ
ーブン内に搬入する第1扉体と、上記第2開口を開閉可
能に構成する第2の扉体と、上記オーブン内に進出する
時、前記回転盤上の食品を第2開口を通してオーブン外
に搬出し、上記オーブン外へ後退する時には上記商品保
持部の底面部材を兼ねるようになっている商品押出部と
より構成したものである。
備えると共に、前後の側面を開放して第1開口が後面に
第2開口が前面に形成されたオーブンと、上記第1開口
の前段部分に構成され、商品貯蔵庫より販売信号に基づ
いて搬出される食品を一時的に収納保持する商品保持部
と、該保持部に沿って摺動自在であって上記第1開口を
開閉可能に構成すると共に、その閉成摺動時に上記商品
保持部に保持されている食品を上記第1関口を通してオ
ーブン内に搬入する第1扉体と、上記第2開口を開閉可
能に構成する第2の扉体と、上記オーブン内に進出する
時、前記回転盤上の食品を第2開口を通してオーブン外
に搬出し、上記オーブン外へ後退する時には上記商品保
持部の底面部材を兼ねるようになっている商品押出部と
より構成したものである。
また、第1扉体の裏側に一体に押圧突部を設け、販売食
品を保持する商品保持部と回転盤との間に段差を設け、
第1扉体が完全にオーブンの第1開口を閉成した時、前
記押圧突部が商品保持部先端よりオーブン内側へ出てい
るようにしたものである。
品を保持する商品保持部と回転盤との間に段差を設け、
第1扉体が完全にオーブンの第1開口を閉成した時、前
記押圧突部が商品保持部先端よりオーブン内側へ出てい
るようにしたものである。
(ホ)作 用
販売信号により食品が貯蔵庫より落下すると共に、第1
扉体が開き1食品を商品保持部で受ける。
扉体が開き1食品を商品保持部で受ける。
次に第1扉体が閉まって行く過程で1食品は扉体裏面の
押圧突部により回転盤上にズレることなく載置される。
押圧突部により回転盤上にズレることなく載置される。
これによって次のマイクロ加熱時に食品は均一加熱され
る。加熱後商品押出部が前方へ移動して、その先端部に
より、確実に加熱後の食品は開放した第2開口より押し
出されて販売口へと至る。商品押出後、商品押出部は後
退して、次に販出されてくる食品を受ける底面部材とし
て待機する。このように、単に扉体だけを往復動するだ
けで1食品のオーブンへの搬入が行える。
る。加熱後商品押出部が前方へ移動して、その先端部に
より、確実に加熱後の食品は開放した第2開口より押し
出されて販売口へと至る。商品押出後、商品押出部は後
退して、次に販出されてくる食品を受ける底面部材とし
て待機する。このように、単に扉体だけを往復動するだ
けで1食品のオーブンへの搬入が行える。
(へ)実施例
以下1本発明の一実施例を図面の簡単な説明する。第1
図は本発明に係る電子レンジ付自動販売機の内部構成を
示す概略説明図にして、同図において、食品1を縦積み
に収納した複数の商品コラム2を内設した貯蔵庫3は、
本体4の下部に設けた冷却ユニット5により一定の低温
状態に保持されている。顧客が本体4正面の食品選択ボ
タン6を操作すると、該当するコラム2の搬出装置(図
示せず)が作動して、食品1が商品シュート7に放出さ
れる。放出された食品1は商品シュート7の下部にある
水平方向にスライド自在な庫内搬出扉8を開成すること
によって商品取出口9より、貯蔵庫3の下方に位置する
商品保持部10へと落下し、−時的に収納保持される。
図は本発明に係る電子レンジ付自動販売機の内部構成を
示す概略説明図にして、同図において、食品1を縦積み
に収納した複数の商品コラム2を内設した貯蔵庫3は、
本体4の下部に設けた冷却ユニット5により一定の低温
状態に保持されている。顧客が本体4正面の食品選択ボ
タン6を操作すると、該当するコラム2の搬出装置(図
示せず)が作動して、食品1が商品シュート7に放出さ
れる。放出された食品1は商品シュート7の下部にある
水平方向にスライド自在な庫内搬出扉8を開成すること
によって商品取出口9より、貯蔵庫3の下方に位置する
商品保持部10へと落下し、−時的に収納保持される。
商品保持部10は誘電体材料からなる棒(以下、誘電体
棒と称す)が複数本、上下方向に所定間隔を存して配置
され、しかもそれらが左右に相対向して並ぶものと、底
面に水平方向に同様に所定間隔を存して配置されたもの
とから構成されている。第1図では、底面に配置された
誘電体棒11のみを図示しているが、詳しい構造は第2
図〜第5図に示されており、その点に付いては後述する
。ところで、上下方向に配置した誘電体棒は固定状態で
動かないが、この落下してくる食品1を受は止める誘電
体棒11の方は、前後方向(矢印方向a)に移動自在と
されている。すなわち、左右両側をガイド部12に嵌め
られて、電動機、ピニオン、ラックギア等の適宜な駆動
手段に連結されて往復動する固定板13に前記誘電体棒
11の後端は取り付けられている。また、誘電体棒11
の先端には、それらを横架するように商品押出部材14
(第2図等参照)が水平に装着されている。この商品押
出部分(14)は回転盤(20)上の商品(1)と当接
する関係にあって商品(1)を後述する第2開口を通し
てオーブン(16)外へ搬出するものとなっている。さ
て、15は電子レンジであり、商品保持部10と連設さ
れた位置関係にあり、オーブン16内にはその上方に導
波管17によって導入されたマイクロ波を均等に撹散す
るスタラーファン18が設けられていると共に、下方に
は、電動機等の駆動手段19により回転される回転盤2
0が設けられている。なお、この回転盤20およびスタ
ラーファン18はマイクロ波発振中は通常回転する。そ
して、この電子レンジ15はその前後面を開放され、後
方は食品搬入用の第1開口21とされ、前方は食品搬出
用の第2開口22とされている。前記第1開口21と前
記商品保持部10との間には矢印す方向に摺動自在とさ
れた第1扉体23が設けられている。この第1扉体23
は前記往復動する固定板と同様に、電動機、ピニオン、
ラックギア等からなる駆動手段により往復動されるよう
になっている。そして、第1Ji体23には前記誘電体
棒11を貫通させる孔24(第2図等参照)が穿設され
、第1扉体23と誘電体棒11が相互に摺動可能に構成
されている。勿論、上下方向の誘電体棒と第1扉体23
との間でも貫通孔が形成されている。
棒と称す)が複数本、上下方向に所定間隔を存して配置
され、しかもそれらが左右に相対向して並ぶものと、底
面に水平方向に同様に所定間隔を存して配置されたもの
とから構成されている。第1図では、底面に配置された
誘電体棒11のみを図示しているが、詳しい構造は第2
図〜第5図に示されており、その点に付いては後述する
。ところで、上下方向に配置した誘電体棒は固定状態で
動かないが、この落下してくる食品1を受は止める誘電
体棒11の方は、前後方向(矢印方向a)に移動自在と
されている。すなわち、左右両側をガイド部12に嵌め
られて、電動機、ピニオン、ラックギア等の適宜な駆動
手段に連結されて往復動する固定板13に前記誘電体棒
11の後端は取り付けられている。また、誘電体棒11
の先端には、それらを横架するように商品押出部材14
(第2図等参照)が水平に装着されている。この商品押
出部分(14)は回転盤(20)上の商品(1)と当接
する関係にあって商品(1)を後述する第2開口を通し
てオーブン(16)外へ搬出するものとなっている。さ
て、15は電子レンジであり、商品保持部10と連設さ
れた位置関係にあり、オーブン16内にはその上方に導
波管17によって導入されたマイクロ波を均等に撹散す
るスタラーファン18が設けられていると共に、下方に
は、電動機等の駆動手段19により回転される回転盤2
0が設けられている。なお、この回転盤20およびスタ
ラーファン18はマイクロ波発振中は通常回転する。そ
して、この電子レンジ15はその前後面を開放され、後
方は食品搬入用の第1開口21とされ、前方は食品搬出
用の第2開口22とされている。前記第1開口21と前
記商品保持部10との間には矢印す方向に摺動自在とさ
れた第1扉体23が設けられている。この第1扉体23
は前記往復動する固定板と同様に、電動機、ピニオン、
ラックギア等からなる駆動手段により往復動されるよう
になっている。そして、第1Ji体23には前記誘電体
棒11を貫通させる孔24(第2図等参照)が穿設され
、第1扉体23と誘電体棒11が相互に摺動可能に構成
されている。勿論、上下方向の誘電体棒と第1扉体23
との間でも貫通孔が形成されている。
従って、第1開口21はこの第1扉体23で自由に開閉
される。そして第1扉体23の裏面には、それが閉めら
れる過程に於いて、商品保持部10内、すなわち誘電体
棒11上の食品1を押してオーブン16内へと送り入れ
る商品抑圧部25が一体に設けられている。ここで、商
品押圧部25は第1扉体23の閉成時、誘電体棒11の
先端よりオーブン16内側に出る構成となっていると共
に、誘電体11の先端は回転盤20より上方に位置させ
、それらの間に段差26を作っている。
される。そして第1扉体23の裏面には、それが閉めら
れる過程に於いて、商品保持部10内、すなわち誘電体
棒11上の食品1を押してオーブン16内へと送り入れ
る商品抑圧部25が一体に設けられている。ここで、商
品押圧部25は第1扉体23の閉成時、誘電体棒11の
先端よりオーブン16内側に出る構成となっていると共
に、誘電体11の先端は回転盤20より上方に位置させ
、それらの間に段差26を作っている。
一方、オーブン16の第2開口22にも第2扉体27が
設けられ、この第2Jj体27は第2開口面に沿って上
下方向(矢印C方向)に摺動自在とされている。28は
この第2扉体27の開成により、第2開口22を通して
、オーブン16外へ搬出される加熱後の食品1が受は入
れられる販売口で、位置的に第2開口22と高さが変わ
らず、販売口28が低い位置にならず、食品1の取り出
しがし易くなっている。29は上端を枢支した販売目鼻
である。
設けられ、この第2Jj体27は第2開口面に沿って上
下方向(矢印C方向)に摺動自在とされている。28は
この第2扉体27の開成により、第2開口22を通して
、オーブン16外へ搬出される加熱後の食品1が受は入
れられる販売口で、位置的に第2開口22と高さが変わ
らず、販売口28が低い位置にならず、食品1の取り出
しがし易くなっている。29は上端を枢支した販売目鼻
である。
次に、本発明の要部である電子レンジ部の構成およびそ
の動作を説明する第2図〜第5図に従い更に詳述する。
の動作を説明する第2図〜第5図に従い更に詳述する。
30は前述した商品保持部1oの左右側面部材となり、
貯蔵庫3からの落下食品1を確実に商品保持部lO内へ
と案内する誘電体棒である。この誘電体棒10は前端を
オーブン16内の内壁に、また後端を別途設けた取付板
31にそれぞれ着脱自在に係止されている。14は誘電
体棒11の先端に取り付けた商品押出部材で、゛その両
端は、オーブン16内の壁面に対向形設したコ字型の案
内溝32.32に摺動自在に嵌合されている。上記誘電
体棒11はその後退位置にて商品保持部(10)の底面
部材を兼ね、そのオーブン(16)内に進入する状態に
あっては商品(1)の押出し部材の作用をする。
貯蔵庫3からの落下食品1を確実に商品保持部lO内へ
と案内する誘電体棒である。この誘電体棒10は前端を
オーブン16内の内壁に、また後端を別途設けた取付板
31にそれぞれ着脱自在に係止されている。14は誘電
体棒11の先端に取り付けた商品押出部材で、゛その両
端は、オーブン16内の壁面に対向形設したコ字型の案
内溝32.32に摺動自在に嵌合されている。上記誘電
体棒11はその後退位置にて商品保持部(10)の底面
部材を兼ね、そのオーブン(16)内に進入する状態に
あっては商品(1)の押出し部材の作用をする。
上記構成からなる搬送機構の動作を以下に説明する。食
品選択ボタン6を操作すると、貯蔵庫3内の搬送装置が
作動すると同時に第1扉体23を摺動する電動機にも電
力が供給され、第1扉体23を作動させてオーブン16
の第1開口21を開成状態にし、食品1を受は取める保
持部10を形成して、貯蔵庫底面から送出された食品l
を第3図の如く保持部10の底面部材を構成する誘電体
棒11上に保持する。
品選択ボタン6を操作すると、貯蔵庫3内の搬送装置が
作動すると同時に第1扉体23を摺動する電動機にも電
力が供給され、第1扉体23を作動させてオーブン16
の第1開口21を開成状態にし、食品1を受は取める保
持部10を形成して、貯蔵庫底面から送出された食品l
を第3図の如く保持部10の底面部材を構成する誘電体
棒11上に保持する。
次に第1扉体23が第1開口21を閉成する方向に摺動
すると1食品1は第1扉体23の側壁にある商品押圧部
25に押し当って第1扉体23の開成動作と共に第4図
の如くオーブン16内に搬入され、回転盤20上に載置
される。第1扉体23が第1開口21を完全に閉成した
ことを検知して回転盤20が作動し、マイクロ波が照射
開始する。予め設定されたマイクロ波照射時間が終了す
ると回転盤20は作動を停止し、第2開口22を開成す
るため第2扉体27を摺動する電動機に電力が供給され
、第2扉体27を作動させて第2開口22を開成状態に
する。第2開口22が開成状態になったことを検知して
誘電体棒11の固定板13を摺動する電動機に電力が供
給され、固定板13を作動することにより誘電体棒11
を第5図の如く第2開口方向に作動させて、棒先端部の
商品押出部材14でオーブン外へ押出す6食品1は第2
開口22の前面に設けられた販売口28に搬出される。
すると1食品1は第1扉体23の側壁にある商品押圧部
25に押し当って第1扉体23の開成動作と共に第4図
の如くオーブン16内に搬入され、回転盤20上に載置
される。第1扉体23が第1開口21を完全に閉成した
ことを検知して回転盤20が作動し、マイクロ波が照射
開始する。予め設定されたマイクロ波照射時間が終了す
ると回転盤20は作動を停止し、第2開口22を開成す
るため第2扉体27を摺動する電動機に電力が供給され
、第2扉体27を作動させて第2開口22を開成状態に
する。第2開口22が開成状態になったことを検知して
誘電体棒11の固定板13を摺動する電動機に電力が供
給され、固定板13を作動することにより誘電体棒11
を第5図の如く第2開口方向に作動させて、棒先端部の
商品押出部材14でオーブン外へ押出す6食品1は第2
開口22の前面に設けられた販売口28に搬出される。
搬出が終了して固定板13が待期位置に戻ると同時に第
2扉体27が閉成して一連の動作を終了し、第2図の如
く待期状態となる。このように商品保持部10から電子
レンジ15へ、更に販売口28へと食品lは横方向に移
動して搬出するようにしたので、これらの占めるスペー
スが高さ方向に小さくでき、その分貯蔵庫3の容積を拡
大でき、商品収容数を増やせる。
2扉体27が閉成して一連の動作を終了し、第2図の如
く待期状態となる。このように商品保持部10から電子
レンジ15へ、更に販売口28へと食品lは横方向に移
動して搬出するようにしたので、これらの占めるスペー
スが高さ方向に小さくでき、その分貯蔵庫3の容積を拡
大でき、商品収容数を増やせる。
又、販売口28を下方に設置せずともよくなり、商品取
出しが容易となる。
出しが容易となる。
ところで、回転盤20と誘電体棒11の先端との間に段
差26を設け、又、第1扉体23の裏側に商品押圧部2
5を設けることによって、次のような利点が得られる。
差26を設け、又、第1扉体23の裏側に商品押圧部2
5を設けることによって、次のような利点が得られる。
すなわち、第6図〜第8図に示すように、例えば縦長の
食品IAが第6図のように貯蔵庫3より搬出され、その
縦方向の姿勢のまま商品保持部10で保持され、そのま
まの状態で、第1扉体23の開成により電子レンジ15
内に搬送された場合にも第7図のように、商品押圧部2
5と段差26により、回転盤20上に載置される時、食
品Aは転倒し、第8図のように安定した姿勢で載置され
る。これによって、回転盤20上に偏って載置されるこ
とも無くなり、食品は均一に加熱されるようになる。そ
して、第8図のように第1扉体21が完全に閉成された
時、商品押圧部25が商品保持部先端、すなわち誘電体
棒11の先端より、オーブン内部へ出るため確実に食品
IAが回転盤20上に搬送されることになる。
食品IAが第6図のように貯蔵庫3より搬出され、その
縦方向の姿勢のまま商品保持部10で保持され、そのま
まの状態で、第1扉体23の開成により電子レンジ15
内に搬送された場合にも第7図のように、商品押圧部2
5と段差26により、回転盤20上に載置される時、食
品Aは転倒し、第8図のように安定した姿勢で載置され
る。これによって、回転盤20上に偏って載置されるこ
とも無くなり、食品は均一に加熱されるようになる。そ
して、第8図のように第1扉体21が完全に閉成された
時、商品押圧部25が商品保持部先端、すなわち誘電体
棒11の先端より、オーブン内部へ出るため確実に食品
IAが回転盤20上に搬送されることになる。
(ト)発明の効果
以上のように本発明によれば、貯蔵庫より商品保持部に
受は入れられた商品は、この商品保持部に沿って前後摺
動する第1扉体によって、オーブン後面の商品搬入口よ
り入れられ、オーブン内の回転盤上に載置される。加熱
後オーブンの前面に形成した商品搬出口を開閉する第2
扉体の開成作動と、オーブン内に進入する商品押出部材
により、商品は側方へと搬出される。よって、オーブン
への商品搬入は単に第1扉体を前後移動するだけで行え
、その駆動装置は動力の小さい小型のもので十分であり
、構成を簡単にできる。構成の簡単化により、マイクロ
波漏洩防止のためのオーブン遮蔽構造が簡単に得られる
。そして、オーブンへの商品の搬入、搬出を一切水平方
向への移動により達成できるので、加熱装置の構造部が
高さ方向にスペースを大きく取らずとも、自動販売機本
体内に組み込むことができ、その結果、貯蔵庫容積が増
やせ、商品収納数が増して、販売効率が上げられる。又
、加熱後の食品がオーブン側面より搬出されるため、販
売口を必要に応じて高い位置にすることもでき、その場
合には商品を取り出し易くなる。更に、商品保持部の先
端と回転盤との間に段差を作り、かつ第1扉体の裏面に
商品押圧部を設けることによって商品は安定した一定の
低い姿勢で回転盤上に載るので、加熱むらが発生しにく
く、また回転盤の回転時にも商品が安定し、動作の信頼
性が得られる。
受は入れられた商品は、この商品保持部に沿って前後摺
動する第1扉体によって、オーブン後面の商品搬入口よ
り入れられ、オーブン内の回転盤上に載置される。加熱
後オーブンの前面に形成した商品搬出口を開閉する第2
扉体の開成作動と、オーブン内に進入する商品押出部材
により、商品は側方へと搬出される。よって、オーブン
への商品搬入は単に第1扉体を前後移動するだけで行え
、その駆動装置は動力の小さい小型のもので十分であり
、構成を簡単にできる。構成の簡単化により、マイクロ
波漏洩防止のためのオーブン遮蔽構造が簡単に得られる
。そして、オーブンへの商品の搬入、搬出を一切水平方
向への移動により達成できるので、加熱装置の構造部が
高さ方向にスペースを大きく取らずとも、自動販売機本
体内に組み込むことができ、その結果、貯蔵庫容積が増
やせ、商品収納数が増して、販売効率が上げられる。又
、加熱後の食品がオーブン側面より搬出されるため、販
売口を必要に応じて高い位置にすることもでき、その場
合には商品を取り出し易くなる。更に、商品保持部の先
端と回転盤との間に段差を作り、かつ第1扉体の裏面に
商品押圧部を設けることによって商品は安定した一定の
低い姿勢で回転盤上に載るので、加熱むらが発生しにく
く、また回転盤の回転時にも商品が安定し、動作の信頼
性が得られる。
第1図は本発明を適用した自動販売機の内部構成の概略
説明図、第2図乃至第5図は本発明装置の動作説明をも
兼ねた要部側断面図、第6図乃至第8図は商品保持部に
商品が縦状に保持された場合のオーブンへの搬入動作を
説明する要部側断面図である。 1・・・食品、3・・・貯蔵庫、10・・・商品保持部
、11・・・誘電体棒、15・・・電子レンジ、20・
・・回転盤、21・・・第1開口、22・・・第2開口
、23・・・第2扉体、24・・・商品押出部材、25
・・・商品押圧部、26・・・段差。
説明図、第2図乃至第5図は本発明装置の動作説明をも
兼ねた要部側断面図、第6図乃至第8図は商品保持部に
商品が縦状に保持された場合のオーブンへの搬入動作を
説明する要部側断面図である。 1・・・食品、3・・・貯蔵庫、10・・・商品保持部
、11・・・誘電体棒、15・・・電子レンジ、20・
・・回転盤、21・・・第1開口、22・・・第2開口
、23・・・第2扉体、24・・・商品押出部材、25
・・・商品押圧部、26・・・段差。
Claims (2)
- (1)マイクロ波発振手段と食品を載置する回転盤を備
えると共に、前後の側面を開放して第1開口が後面に第
2開口が前面に形成されたオーブンと、上記第1開口の
前段部分に構成され、商品貯蔵庫より販売信号に基づい
て搬出される食品を一時的に収納保持する商品保持部と
、該保持部に沿って摺動自在であって上記第1開口を開
閉可能に構成すると共に、その閉成摺動時に上記商品保
持部に保持されている食品を上記第1開口を通してオー
ブン内に搬入する第1扉体と、上記第2開口を開閉可能
に構成する第2の扉体と、上記オーブン内に進出する時
、前記回転盤上の食品を上記第2開口を通してオーブン
外に搬出し、上記オーブン外へ後退する時には上記商品
保持部の底面部材を兼ねるようになっている商品押出部
とより構成したことを特徴とする電子レンジ付自動販売
機。 - (2)第1扉体の裏側に一体に押圧突部を設け、販売食
品を保持する商品保持部と回転盤との間に段差を設け、
第1扉体が完全にオーブンの第1開口を閉成した時、前
記押圧突部が商品保持部先端よりオーブン内側へ出てい
ることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ付自動販
売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2062644A JP2532963B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 電子レンジ付自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2062644A JP2532963B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 電子レンジ付自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03265095A true JPH03265095A (ja) | 1991-11-26 |
JP2532963B2 JP2532963B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=13206247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2062644A Expired - Fee Related JP2532963B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 電子レンジ付自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532963B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06309550A (ja) * | 1993-04-20 | 1994-11-04 | Csk Corp | 自動販売機 |
JP2017536855A (ja) * | 2014-10-11 | 2017-12-14 | ヂュー,ユアンジ | 自動食品調理システムおよび方法 |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP2062644A patent/JP2532963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06309550A (ja) * | 1993-04-20 | 1994-11-04 | Csk Corp | 自動販売機 |
JP2017536855A (ja) * | 2014-10-11 | 2017-12-14 | ヂュー,ユアンジ | 自動食品調理システムおよび方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532963B2 (ja) | 1996-09-11 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |