JPH03265045A - 計算機間共用データの管理方法 - Google Patents

計算機間共用データの管理方法

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JPH03265045A
JPH03265045A JP25197190A JP25197190A JPH03265045A JP H03265045 A JPH03265045 A JP H03265045A JP 25197190 A JP25197190 A JP 25197190A JP 25197190 A JP25197190 A JP 25197190A JP H03265045 A JPH03265045 A JP H03265045A
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JP25197190A
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English (en)
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Tatsutoshi Sakuraba
健年 櫻庭
Toshiaki Arai
利明 新井
Nobuo Yamamoto
伸夫 山本
Masamitsu Nomura
野村 雅光
Kazuo Imai
今居 和男
Michio Tandai
美智夫 丹代
Toru Yamamoto
徹 山本
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Hitachi Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Seibu Software Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の計算機からアクセスすることができる
共用の記憶装置を有するマルチプロセッサシステムにお
ける共用の記憶装置に格納されるデータの管理方法に係
る。特に、共用の記憶装置として拡張記憶’ (Ext
ended Storage、以下rEsJという)を
利用する共用データの管理方法に関する。
〔従来の技術〕
疎結合マルチプロセッサシステム(以下LCMPと略記
)システムでは、岩波情報料学辞典(1990年)IS
BN4−00−080074−4  第438頁から4
39頁の[多重プロセッサー」の項に記載されているよ
うに、複数の独立した計算機システムが入出力装置を共
用し、それぞれからアクセスできるように構成されてい
る。ここで独立した計算機システムとは、1台のCPU
、あるいはメモリを共有して結合している複数のCPU
(密結合マルチプロセッサ:以後TCMPと略記)を中
心として構成される計算機システムであって、各々制御
プログラム(オペレーティングシステム=O8)が独立
に稼働しているものをいう。
以後、単にシステムまたは計算機システムといえば独立
した計算機システム又は計算機のことを指すものとする
。また、独立した計算機システム間で共用している入出
力装置とは、複数の独立した計算機システムから入出力
が可能であるように入出力インタフェースが構成されて
いる入出力装置のことをいう。例えば1つのディスク上
のデータを複数のシステムで使用する場合に、当該ディ
スクを共用する。このようなデータにはデータベースや
カタログなどがある。
LCMPシステムでは、複数の計算機が共用しているデ
ィスク装置上のデータの更新に際して、複数の計算機か
らのアクセスが交錯することによりデータの整合性が損
なわれることを防ぐために、計算機間で共用資源(共用
のディスク装置)の排他制御を行なわなければならない
。そのためには計算機間で排他制御するための通信が必
要である。
従来、通信のための計算機接続はチャネル間通信機構を
用いている。チャネル間通信機構は、各計算機から見る
と、人出刃装置である。第1の計算機がチャネル間通信
機構に対してデータを出方すると、結合されている第2
の計算機に対して割り込みが入る。割り込まれた第2の
計算機はチャネル間通信機構に対して入力要求を出し、
第1の計算機が出力したデータを入力する。チャネル間
通信機構に関してはHITACマニュアル「チャネル間
結合装置J 8080−2−072に詳述されている。
LCMPシステムにおける共用データセットの排他制御
方法として、各計算機が共用資源に対するENQ(逐次
再使用可能資源使用要求)/DEQ(同使用終了要求)
を発行する方法がある。前述のチャネル間通信機構を用
いて排他制御のための情報等をやりとりして、各計算機
からの共用資源へのアクセスを順序付けすることができ
る。
また、共用データセットのアクセス時に当該共用データ
セットを含むディスク装置全体を他の計算機からアクセ
スできない状態にする方法がある。
この方法では、ディスクに対する入出力コマンドに基づ
いて、ディスク制御装置が他計算機からのアクセスを受
は付けないようにする。アクセスが終われば、この状態
を解除する。この方法では。
計算機間の通信は必要ない。
一方、ディスク上のデータに対するアクセスの高速化の
ために次のような方法をとる場合がある。
主メモリ(以下、単に「メモリ」という)の一部の領域
を確保して、その領域にデータの一部または全部を配置
(保持)しておく。計算機は、ディスクに対するアクセ
スの代りに、メモリ上の確保領域に保持したデータをメ
モリ上のデータを読み出すべき位置へ転送する。メモリ
上へのデータのステージング、すなわち初期書き込みは
、例えば最初のアクセス時にそのコピーデータをメモリ
上の確保領域に保存することにより行なわれる。
LCMPシステムの場合、共用データセットに対してこ
のような高速化手法は無条件には適用できない。これは
共用データが更新されると、各計算機システム上の更新
されたデータに対応するコピーデータに不一致が生ずる
からである。例えば、次のような状況になる。あるデー
タのコピーを異なる2つの計算機システムの主メモリ上
にそれぞれステージングする。その後、一方の計算機シ
ステムが当該データについてメモリ上、及びディスク上
の共用データセットの双方を更新する。このような場合
、他方の計算機システムは、1計算機システムのメモリ
上のコピーデータにアクセスしても、そのデータに関す
る更新内容を知ることはできない、更に当該他方の計算
機システムでも当該データを更新すると、ディスクおよ
び各メモリ間における当該データの整合性が失われてし
まう。
従って上記のようなアクセスの高速化手法を適用する場
合には、データセットに対するアクセスは参照のみであ
ると限定するか、または更新を許す場合には、計算機シ
ステム間でなんらかの一致制御を行なう必要がある。
一致制御の方法として、次のような方法がある。
いずれかの計算機システムをホストシステムとして定め
る。ホストシステムが更新データを管理する。他の計算
機システムはデータアクセス毎に、ホストシステムに対
して更新データに関する情報の間合せ、及び報告をする
また、データを更新する度に、更新したデータを共用す
る他の計算機システムに更新情報を割り込みにより知ら
せるという方法もある。
さらに、ニー・シー・エム、トランザクションズ オン
 コンピュータ システムズVoQ、3゜N13 (1
985年)第161頁から第203頁(A C’M  
Trans、  on  Computer  Sys
tems  Vo Q 、3  。
8113(1985)PP161−203)に記載のよ
うに、ディスクの制御装置に、高速アクセス可能なメモ
リ(ディスクキャッシュメモリ)を備え、何回も使うデ
ータをこのディスクキャッシュ上におき、ディスクに対
するアクセスをディスクキャッシュメモリに対するアク
セスで代用する方法もある。この方法をLCMPシステ
ムに適用する場合には、ディスク装置とともにディスク
制御装置、なかんずくディスクキャッシュメモリが計算
機システム間で共用される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のホストシステムを定める方法及びデータ更新
の度に更新情報を他の計算機システムに知らせる方法い
ずれも、計算機システム間の通信のためにチャネル間通
信機構を用いる。そのため、ディスク入出力処理が減る
代りに、チャネル間通信機構による入出力処理が加わる
。したがって入出力処理のための処理ステップは必ずし
も削減できない。前者の場合、通信は往信/復信の2度
必要であり、オーバヘッドが大きい。後者では他の計算
機システムに割り込むため、更新頻度の高いデータでは
、他の計算機システムの割り込み処理が増し、適用でき
ない。
また、上記従来のディスクキャッシュを用いる方法では
、各計算機システムのプログラムは、単にデータセット
にアクセスすれば、共用されるディスクキャッシュにデ
ータが残るので、データアクセスの高速化が図られる。
しかし、このアクセスは、入出力であることには変りな
く、その入出力処理のための入出力コマンド作成、入出
力完了割込み処理などに伴なう処理ステップは削減され
ない。
また、ディスクキャッシュ方式では、ディスク制御装置
内のプロセッサがディスク装置及びディスクキャッシュ
(データ及び該データの管理情報を保持している)を管
理しており、ディスクキャッシュ上のデータへのアクセ
ス及び制御はディスク制御装置内のプロセッサが専ら行
う。したがって、ディスクキャッシュ上のデータ及びデ
ータ管理情報に対するアクセスを、各独立した計算機シ
ステムから直接実行することはできない、そのため、各
独立した計算機システムはディスクキャッシュ上のデー
タ管理情報を利用した細かい制御ができない。
また、計算機システムの実装メモリを増設しても、デー
タアクセスの高速化に直接つながらない。
これは、実装メモリ増大のトレンドを鑑みると、見逃せ
ないデメリットとなっている。
また、ディスクキャッシュを用いる方法では。
1つのディスク制御装置に複数のディスクを接続できる
。例えキャッシュ上の異なるデータにヒツトした場合で
も、同時アクセスはできず、後からのアクセス要求は待
たされる。そのため、ディスクの使用率が高い場合は、
アクセス時間が長くなるという問題がある。
また、各計算計システムがそれぞれキャッシュ制御を行
なうと、各々の計算機システムに同一のデータが重複し
てステージングされたり、一方のキャッシュ領域が不足
しても他方の空き領域を融通することができないなど、
いわゆる分割損が生ずる。計算機システムの数が多くな
るほど分割損に伴う無駄が大きくなる。
本発明の目的は+ LCMPシステムにおいて、独立し
た計算機システム(プロセッサシステム)間の一致制御
のために長時間のオーバヘッドを要することなく、また
システム間の分割損なくデータの転送制御を行なって、
システム間で共用するデータセットに対するアクセスを
高速化する独立(計算機)システム間共用データの管理
方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、メモリ容量を増大した時に、その
効果を実効的に共用データセットのアクセスを高速化す
ることに結び付けるようにした独立システム間共用デー
タの管理方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、入出力制御に伴う排他制御
を効率よく行なう独立システム間共用データの管理方法
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明では拡張記憶装置(
ES)を共用化すること、すなわち、共用拡張記憶(C
ommon Extended Srorage、以下
rcEsJと略記する)を利用することを前提とする。
そして、更に、以下のように構成する。
(1)前記拡張記憶装置に、入出力装置上の共用データ
セットの一部または全てのデータのコピー及び、このコ
ピーされたデータを管理するコピーデータ管理情報(コ
ピーされたデータの識別情報、該データのCES上の位
置情報を含む)を格納する。
(2)各独立の計算機システム(プロセッサ)内で発生
するアクセス要求が入力要求の場合、前記コピーデータ
管理情報を検索して要求データが前記共用拡張記憶上に
存在するか否かを判定する。その結果、要求データが共
用拡張記憶上に存在するときには共用拡張記憶から該要
求データを転送して入力処理を完了することとする。
また、要求データが共用拡張記憶上に存在しないときに
は、該要求データを前記共用データセットから入力する
とともに、この入力データを前記共用拡張記憶にコピー
しておき、更に、このコピーしたデータの識別情報及び
共用拡張記憶における位置情報を含む前記コピーデータ
管理情報を前記拡張記憶に格納する。
(3)各独立の計算機システム内で発生するアクセス要
求が出力要求の場合、前記共用の入出力装置に対してデ
ータ出力を行なうとともに、前記コピーデータ管理情報
を検索して当該出力データの出力前の状態のコピーが前
記共用拡張記憶上に存在するか否かを判定する。その結
果が存在のときには当該コピーを前記出力データに書き
換える。不存在のときには、新たに共用拡張記憶の領域
を用意してそこに前記出力データを書き込むとともに、
当該コピー管理用のコピーデータ管理情報を新たに作成
して共用拡張記憶に格納し、その後に共用データセット
の当該データのアクセスを共用拡張記憶に対するアクセ
スにより代行する。
(4)コピーデータ管理情報は管理情報本体及びバージ
ョン情報を含む、そして、共用拡張記憶アクセス命令と
して、以下に示す一連のステップを、他の独立計算機シ
ステムからの当該共用拡張記憶上の所定領域に対するア
クセスを禁止して1命令で実行するシリアライズ命令(
CDSES命令)を備える。この一連のステップは、共
用拡張記憶上のコピーデータ管理情報を主記憶にコピー
するステップと、このコピーされた主記憶上のコピーデ
ータ管理情報のバージョン情報を旧バージ9ン情報とし
て退避しておくとともに、このコピーされた主記憶上の
コピーデータ管理情報に対し所要の更新処理を施してバ
ージョンアップされたコピーデータ管理情報を得るステ
ップと、前記共用拡張記憶上のバージョン情報と前記主
記憶上の旧バージョン情報とを比較するステップと、比
較の結果両バージョン情報が等しいとき前記共用拡張記
憶上のコピーデータ管理情報を前記主記憶上のバージョ
ンアップされた内容のコピーデータ管理情報に書き換え
るステップと、前記比較の結果両バージョン情報が等し
くないとき(更新失敗のとき)には再び前記共用拡張記
憶装置上のコピーデータ管理情報を主記憶にコピーして
当該命令を再試行するステップとにより構成する。更新
失敗のときには、新たに読み込まれたコピーデータ管理
情報をもとに必要な変更処理を施し、更新回数をカウン
トアツプし、更新が成功するまでシリアライズ命令を繰
り返して実行することにより、独立システム間でコピー
データ管理情報の更新をシリアライズする(第3図参照
)。
(5)コピーデータ管理情報を格納する管理テーブルを
、アクセス中に不変な部分と変更のある部分に分けて構
成する。また、各計算機システムの制御手段(制御プロ
グラム)は、予め前記不変な部分を前記共用拡張記憶装
置から各計算機システム内に読み込んでおく。当該計算
機システムによるコピーデータのアクセス処理では、コ
ピーデータ管理情報の不変部分を参照する際には既に計
算機システム内に読み込んであるコピーデータ管理情報
の不変部分の情報を用い、コピーデータ管理情報の変更
のある部分を参照する際には共用拡張記憶上のコピーデ
ータ管理情報をその都度読み込むようにする(第4図参
照)。
(6)共用拡張記憶上に既に書き込まれたコピーデータ
の削除は行なわないようにする。ここでアクセス要求が
あった場合、既に計算機システム内に読み込んであるコ
ピーデータ管理情報を参照してコピーデータの有無を判
定し、その結果コピーデータが存在すると判定されたと
きには、当該共用拡張記憶上のコピーデータにアクセス
する。一方、前記判定の結果、コピーデータが存在しな
いと判定されたときには、共用拡張記憶上のコピーデー
タ管理情報を改めて計算機システム内に読み込み、当該
改めて読み込んだコピーデータ管理情報を参照してコピ
ーデータが共用拡張記憶上に存在するか否かを再判定し
、再判定の結果コピーデータが存在すると判定されたと
きには当該共用拡張記憶上のコピーデータにアクセスし
、前記再判定の結果存在しないと判定されたときには、
共用入出力装置を構成する共用ディスク上のデータにア
クセスして、処理を行なうようにする(第7図、第8図
参照)。
(7)システム間で共用されるデータとしては、データ
ベースのデータを対象とすることもできるし、カタログ
データセット(データセットを管理するデータセット)
のデータを対象とすることもできる。
〔作用〕
上記構成に基づく作用を説明する。
本発明で利用されるCESへのアクセスは、共用のディ
スクキャッシュに対するアクセスの場合と違って、入出
力処理は必要とせず、各計算機システム(各プロセッサ
IPI、IP2.・・・・・・)における1語の機械語
命令によってアクセス可能であるため、入出力の準備や
入出力の後始末処理を省くことができ、CPUオーバヘ
ッドを少なくしてデータアクセスを完了することができ
る。これに加え、本発明は、以下の作用を有する。
(1)本発明では各システムがアクセスした共用データ
セットのデータのコピーをCESにステージング(CE
Sへの転送/保存/管理)しておき、次に当該システム
、ないし他のシステムが当該データをアクセスするとき
にはCES上のコピーを使用する。
本発明では更に、CES上のコピーの管理情報もCES
上に格納しておき、あるシステムがステージングしたデ
ータに関する情報を他のシステムが容易に知り得るよう
にする。
このように、LCMPシステムの共用データセットのア
クセスの高速化を図る場合、LCMPシステム内の各シ
ステムのメモリ上ではなく、各システムから共用される
CES上に共用データセットのコピー及びこのコピー管
理情報を含むデータを保持することにより、システム間
でのデータ一致制御を行なわなくてもよい。
CESの容量を増加させることにより、メモリ増設に伴
うLCMPシステムのトータルな性能向上が図られる。
また、本発明によれば、CES上のコピーデータ管理情
報は、2つのプロセッサにより同時にアクセスすること
が可能であるので、これによって、CES上のコピーデ
ータ自体も(それぞれ別のデータであれば)同時にアク
セスすることが可能となる(これに対し、従来のディス
クキャッシュ方式では、前述のように、キャツシュヒツ
トしても同一ディスクへのアクセスの場合各プロセッサ
による同時アクセスはできない)。
(2)アクセス要求が入力要求の場合、要求データがC
ES上に存在すればCESから主記憶に当該データを転
送し、存在しなければ周辺装置(ディスク)上の共用デ
ータセットから主記憶に当該データを転送するとともに
CESにも転送コピーする、更に、CESには、この転
送コピーしたデータの識別情報やCES上の位置情報を
含むコピーデータ管理情報も格納される。
これによって以後、このデータに対するアクセスはCE
S上のデータに対して行なわれるので、アクセス時間が
短縮される。
(3)アクセス要求が出力要求の場合、共用周辺装置(
ディスク)にデータ出力が行なわれる。また、当該出力
データに係る出力前の状態のコピーがCES上に存在す
れば当該コピーをこの出力データに書き換え、存在しな
ければ、CES上の新しい領域にこの出力データを書き
込むとともに、当該コピーに係るコピーデータ管理情報
を新たに格納する。これによって以後、このデータに対
するアクセスはCES上のデータに対して行なわれ、ア
クセス時間が短縮される。
(4)前記のように、CESは、入出力を介することな
く、各システムから1つの機械語命令により、各システ
ムの主記憶との間でデータ転送できる記憶装置であり、
データ転送単位は4KBである。
CESアクセス命令には、主記憶からCESにデータ転
送するWE S (Illrite E S)命令、C
ESから主記憶にデータ転送するRES(Read E
 S )命令がある。更にCES上の資源のシリアライ
ズ(1つの領域に2つのプロセッサが同時に入り込めな
いようにすること)のためのCD S E S (Co
mpare Data Swap E S )命令、共
用している他のシステムに対して割り込みをかけるS 
I GE S(Signal E S)命令かある。
CD5ES命令はCESの4KBページの先頭8バイト
と、主記憶上の4KBページの先頭8バイトを比較する
。一致の場合は比較した8バイトを含む、引き続く主記
憶領域の内容を前記のCES領域に転送してCESの内
容を更新する。不一致の場合は逆にCESの領域を主記
憶の領域に転送する。転送データ長は命令に指定できる
。転送中は転送に関わるCESの領域に対する他のアク
セスは禁止され、比較内容とデータの同時性が保証され
る(第3図参照)。
5IGES命令はCESを共用する他のシステムに対し
て割り込みをかけ、同時に割り込み情報としてメツセー
ジデータを送り届けることができる。
そこで1本発明では、コピー情報を集めた領域の先頭の
ページの8バイトに当該領域の更新カウンタ、即ちバー
ジョン番号を設け、コピー管理情報の更新を、CD5E
S命令を用いて。
当該フィールドに示されたバージョン番号が変わってい
ないことを確かめながら当該領域の更新、即ちバージョ
ンアップを行なう。
具体的には、共用データセットに対するアクセス要求に
対する処理を以下のように実行する(第1図参照)。
CES上のコピーデータ管理情報を主記憶上に転送し、
当該情報を用いてアクセス要求されたデータのコピーが
CES上にあるか否か、及びアクセス可能か否かを判定
し、判定の結果、アクセス可能の場合は、主記憶に読み
込んだコピー管理情報の写しの上で、当該コピーデータ
の管理情報にアクセス中であることを表示する情報を書
き込み、かつ更新番号をカウントアツプし、前記C3D
ES命令を、主記憶上のデータとして、この主記憶上で
更新したコピーデータ管理情報の写しを指定し、CES
上のデータとしてコピーデータ管理情報の領域を指定し
て実行する。この時CD5ES命令が失敗したときは、
当該命令失敗時に新たに読み込まれたコピーデータ管理
情報に対して同様の処理を繰り返す、成功したときは、
コピーデータ管理情報に従って当該コピーデータに対す
るデータ転送をRES命令、ないしWES命令で行なう
。更にデータ転送完了後、主記憶上のコピーデータ管理
情報の写しにアクセス完了情報を書き込み、かつ更新番
号をカウントアツプし、再び前記CD5ES命令を、主
記憶上のデータとして、この主記憶上で更新したコピー
データ管理情報の写しを指定し、CES上のデータとし
てコピーデータ管理情報の領域を指定して実行する。
この時CD5ES命令が失敗したときは、当該命令失敗
時に新たに読み込まれるコピーデータ管理情報に対して
同様の処理を繰り返す。成功すればアクセス処理は終了
である。
以上のようにして、CES上のコピーデータの管理情報
の更新処理のシステム間で必要な排他制御を行なうため
、CESのCD5ES命令を領域のバージョン番号を比
較しながら実行するようにしたので、順序正しいパージ
ョンアップが可能であり、CESアクセスオーバヘッド
のみで上記の排他制御が実現できる。
(5)CESのアクセス速度は一般に入出力装置よりは
るかに高速であるが、メモリ参照よりは遅く、また、ア
クセス単位が大きいので転送完了に時間が必要以上かか
り、しかもCPUによる機械命令として実行するため、
CESの一回のアクセスコストは大きい、そこでコピー
データ管理情報のアクセスは回数、転送長ともに少なく
する必要がある。
本発明では、コピーデータの管理情報を、内容がアクセ
ス中に更新されない部分と、アクセスに応じて更新され
る部分に分け(すなわち、構造化し、)前者は各システ
ムの主記憶上にその写しを保持しておき、アクセス処理
では当該写しを(システム内の主記憶上で)参照し、更
新の起こり得る部分のみをCESがら読み込んでコピー
データの存在の判定を行なう。
このように、コピーデータ管理情報を構造化して小部分
に分割し、更に更新のない小部分と更新のある小部分に
分け、前者(更新のない部分)のアクセスを各システム
の主メモリに保持した写しに対して行なうことにより、
CESアクセスによるオーバヘッドを削減することがで
きる。
(6)また1本発明ではコピーデータ管理情報のCES
からの参照回数削減を可能とする別の方法として、次の
方法を提供する。
共用ディスクからCES上への新たなステージングでは
、既にステージングは削除せず、新たにデータのコピー
を付は加えるのみとし、第1のデータの存在の判定処理
では各システムが既に読み込み、保持しているコピーデ
ータ管理情報の写しを用いて行ない、この時、存在と判
定されなければ、共用拡張記憶から最新のコピーデータ
管理情報を読み込み、これを用いて第2の判定処理を行
なって、CESにアクセスするか、共用ディスクにアク
セスするかを決める。
書き加えのみを許すことにより、システム内に管理情報
があった場合には検索のためのCESアクセスを避ける
ことができる。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施8例を添付図面により説明する。
第2図は本発明が対象とするLCMPシステムの概要を
示すブロック図である。
LCMPシステム250は独立システムA241゜及び
他の独立システムB242を含む6両独立システム24
1及び242は、それぞれ入出力インタフェース291
または292を通じて共用ディスク210にアクセスで
きるように構成されている。チャネル間通信機構230
は従来のLCMPシステムにおいて、独立システム間の
通信(信号線295および296による)のために設け
られる装置であるが、本発明の実施には必ずしも必要で
ない。なお、第2図には2つの独立システムが示されて
いるが、無論、3つ以上の独立システムによってLCM
システムを構成してもよい。また共用入出力装置も他の
デバイス、複数のディスクに渡ることがあってもよい。
LCMPシステム250は更に共用拡張記憶CES20
0を備えており、各独立システム241゜242からア
クセスインタフェース293または294を通じてアク
セスすることができる。
本実施例ではCES200には共用データセット220
のデータのコピーがコピーデータ領域280に格納され
ており、更にコピーデータの管理情報27(lcEs2
00内ニアル。
第内国アルいて、CES200上の資源利用のシリアラ
イズのためのCD5ES命令を説明する。
CES200にコピーデータ管理情報の領域270を設
ける。その領域270は、真の管理情報311と当該管
理情報の更新回数を示す更新番号310の領域を持つ。
独立システム241の主記憶350には、当該コピーデ
ータ管理情報270のコピー320がある。
主記憶350上に更新番号を退避するフィールドである
口実新番号325を設ける。コピーデータ管理情報27
0の更新処理では、コピーデータ管理情報のコピー32
0の新更新番号321を口実新番号325へ退避し、同
番号に1を加えた値を新更新番号としてフィールド32
1に格納する。
真のコピーデータ管理情報のコピー322に対しては所
望の更新処理を施しておく。
CD5ES命令は、一方のシステム、例えばシステムA
241がCES200より主記憶350にデータを読み
込んでから、処理の終わったデータを主記憶350より
CES200上に書き出すまでの間に、他のシステム、
例えばシステムB242によりCES200上のデータ
が書き換えられていないことを保証する。
このため、CD5ES命令を発行する各システムの制御
プログラムは、CES200上のコピーデータ管理情報
270と、主記憶350上の新コピーデータ管理情報3
20と、口実新番号325を指定する。当該命令を実行
すると、CE S 200上の更新番号310と主記憶
上の口実新番号325が比較される。一致すれば(すな
わち、他のシステムによりCESが書き換えられていな
ければ)、当該コピーデータ管理情報270に新コピー
データ管理情報320を転送し、更新は完了する。また
不一致ならば(すなわち、他のシステムによりCES2
00が書き換えられていれば)、コピーデータ管理情報
270が改めて主記憶350上の領域320に転送され
、下記のりトライを行なう。
以上がCD5ES全5ES命令実作である。
CD5ES全5ES命令実、C:ES200上の領域2
70の更新に失敗した場合は、主記憶350上に改めて
読み込まれた最新のコピーデータ管理情報に対して上記
の処理、即ちコピーデータ管理情報のコピーにおける更
新処理、及び更新番号の退避、新更新番号321のカウ
ントアツプを行ない、再度CD5ES命令による更新を
リトライする。以下は上記処理をC:DSES命令が成
功するまで繰り返す。
以上の更新処理によると更新番号が1つずつ計数されて
行き、コピーデータ管理情報の更新は連続的に行なわれ
、各システムの制御プログラムが意図した通りの、即ち
正しい更新を実現することができる。例えばもう1つの
独立システムB242とが、独立システムAが内部処理
をしている間にコピーデータ管理情報270を主記憶3
60のデータ330に書き換えたとする。この更新処理
はシステムB242においても上記と同様に行なわれる
ため、更新番号はカウントアツプされており、システム
Aが口実新番号としている値とはもはや一致しない。従
ってCD5ES命令による更新は失敗し、システムAが
改めて更新処理をシステムBが書き換えた値をもとに遂
行することになる。
次に、第1図を用いて、上記のコピーデータ管理情報更
新処理方法を適用してCES200上のコピーデータに
アクセスする方法について述べる。
1つの独立システムにおける、共用データセットに対す
るアクセス要求処理100ではまずステップ101にお
いてコピーデータ管理情報270を主記憶350上の領
域320に読み込む。次にステップ102では、読み込
んだコピーデータ管理情報322を参照して、アクセス
要求があったデータのコピーはCB5200上にあるか
、またアクセス可能な状態にあるかを調べる。
アクセス可能な状態にあるならば、ステップ103に進
み、アクセスしたいコピーデータの管理情報にアクセス
中であることを示す情報を書き込み、また更新番号の退
避/カウントアツプを行ない、ステップ104において
CD5ES命令を発行する。ステップ105で本命令が
失敗した場合にはステップ102に戻る(131)。ま
た成功した場合は、ステップ106に進み、コピーデー
タにアクセスする(読み込み、ないし更新のためのデー
タ転送)。この時、アクセスが出力ならば(141で判
定)、共用ディスク上の共用データセットに対し実出力
もしておく (143)、アクセスが完了したら、ステ
ップ107では上記のステップ103で書き込んだアク
セス中を示す情報をリセットし、また更新番号を更にカ
ウントアツプし、ステップ108にて再びCD5ES命
令を発行する。ステップ109ではCD5ES命令が成
功したか否かを判定し、失敗ならばステップ107に戻
り(132)、成功ならばリターン(120)する。
一方、ステップ102でアクセス不可であった場合、即
ちコピーデータが存在しない、またはコピーデータがア
クセス中であった場合は、実入出力により共用ディスク
上のデータセットにアクセスする(ステップ110/ス
テツプ144)。コピーデータがアクセス可能な場合で
も、出力要求の場合(142で判定)はステップ143
において実出力も行なう(ライトスル一方式)ので今回
の実入力では正しい値を共用ディスクから入力すること
ができる。ステージングが必要な場合は、ステップ14
0でコピーデータを格納する領域を確保し、ステップ1
01で読み込んだコピーデータ管理情報320に対し、
当該データをアクセス中であると表示し、また更新番号
を325に退避し、更新番号321をカウントアツプし
てステップ112においてCD5ES命令を実行し、C
H3上のコピーデータ管理情報270の更新を試みる。
失敗すれば適当な処理の後、ステップ111に戻る。成
功した場合はステップ114に進み、ステージングのた
めのコピーデータ書き込みを行なう。
最後にアクセス中情報をリセットするためにステップ1
15,116、及び117を行なう。処理内容はステッ
プ107,108、及び109と同様である。
第4図はコピーデータ管理情報270をアクセスに判い
更新されない部分410と、更新の有り得る部分421
〜424、とに分けた状態を示すブロック図である。
LCMPシステムの初期設定時にCES200上にはコ
ピーデータを格納する領域280、コピーデータ管理情
報を格納する領域270を確保し。
これ等の領域の初期化を行なう。コピーデータ管理情報
270は第1種の管理テーブル410と第2種の管理テ
ーブル421〜424に分かれる。
第1種の管理テーブル410のエントリ411゜412
などは第2種の管理テーブル421 、422、などを
それぞれ指し示している。第2種の管理テーブル421
〜424の各エントリはコピーデータ、例えば480を
指し示すことができる。
第1種の管理テーブル410の各エントリには、初期設
定処理により第2種の管理テーブルを指し示しており、
これは以後のアクセスを通じて変更されない。一方、第
2の管理情報421〜424に設定される情報は、アク
セスにより、データがステージングされればそのデータ
のデータ識別子。
コピーデータの所在情報などを格納したり、アクセス中
であることの表示/リセットなどの更新がある。
データアクセスでは、データ識別子440が与えられた
時に、当該データ識別子440の第1のフィールド44
1により第1種の管理テーブル410のエントリ、例え
ば411を選び、当該エントリが示す第2種のテーブル
421のエントリを前記データ識別子440の第2のフ
ィールド442を用いて、例えば433を選び、当該エ
ントリの内容からコピーデータの有無、存在すればその
場所、状態を知ることができる。
各システム(各システムの制御プログラム)は予め、例
えばデータアクセス開始要求(OPEN)処理時に、第
1種の管理テーブル410の写しを当該システムの主記
憶460上の領域450に読み込み、保持している(第
5図、ステップ510)。
当該システムにおけるアクセス要求の処理(第6図、6
00)では、第1種の管理テーブルの参照はその写し4
50の参照で代替しくステップ610)、CES上の管
理テーブル410にはアクセスしない。以下、CES上
の第2種の管理テーブルを読み込み(ステップ620)
 、CES上の領域470におけるコピーデータ480
にアクセスすることができる(ステップ630)。
第7図は、既にCES上に書き込んであるコピーデータ
に対して、参照/更新は行なうが、削除せず、また新た
なデータの書き込みでは空き領域に書き加え、既存のコ
ピーデータに対して上書きしないという制御を行なう場
合のコピーデータ管理情報アクセスの削減方法を説明す
るためのブロック図である。上記の書き加え制御は1例
えばアクセスデータ量が決まっており、それ以上の容量
の領域をCES上に確保してキャッシュ制御を行なう場
合に、可能となる条件である。
第7図ではあるシステムの主記憶350上にコピーデー
タ管理情報270の写し320がある。
当該写し320のエントリ721〜725までは既にコ
ピーデータを指し示しているが、エントリ726〜72
9は空き状態であり、なんらのデータも指し示していな
い。一方、当該写し350のオリジナルであるCES2
00上のコピーデータ管理情報270ではエントリ71
1〜715までは上記写し320と同様のコピーデータ
を指し示しているが、写し320上では空き状態である
エントリ726、及び727に対応するエントリ716
、及び717はコピーデータ736、及び737を指し
示している。この違いはシステムが写し320を読み込
んでから後、他のシステムがこれ等のデータ736,7
37を新たにステージングしたからである。前記の制御
条件に基づき、新たなデータ736,737は、データ
既存のコピーデータに上書きされず、新たに書き加えら
れている。
第8図にこの場合のアクセス処理のフローを示す。ステ
ップ811では、まず主記憶上のコピーデータ管理情報
の写し320を用いてアクセス要求のあったデータのコ
ピーがCES上にあるか否かを調べる。この結果、存在
が分かればステップ817に進み、コピーデータにアク
セスする。そうでない場合は、ステップ813に進む(
ステップ812)。
ステップ813ではCESから最新のコピーデータ管理
情報270を新たな写し320として読み込む。ステッ
プ814では新たに読み込んだコピーデータ管理情報を
参照して、コピーデータの有無を調べる。ステップ81
5ではこの結果により、コピーデータの存在が分かれば
ステップ817へ進み、CES上のコピーデータにアク
セスする。
また、存在しない場合は、ステップ816に進み、共用
データセットのデータにアクセスする。
〔発明の効果〕
以上詳しく述べたように、本発明によれば、LCMPシ
ステムにおいて、CESを設けると共に、このCES上
に共用入出力装置の共用データセットのコピー及びこの
コピーされたデータを管理するコピーデータ管理情報を
格納したので、LCMPシステムの共用データセットの
アクセスの制御をこのCES上のコピーに対して行なえ
ばよく、システム間のデータ一致制御のオーバベツドな
く行なうことができる。CESの容量を増やせばヒツト
率が向上し、メモリ増設のメリットを直接、共用データ
セットアクセスの高速化として利用することができる等
、優れた効果を奏する。
また、CESアクセス命令には、シリアライス命令(C
DSES命令)が用いられ、各システム内メモリとCE
S間のデータの一致が図られるので、コピーデータの管
理テーブルの整合性を簡単に実現することができるとい
う効果を奏する。
コピーデータ管理情報を不変部分と変更のある部分に分
けてそれぞれ主記憶、共用拡張記憶にアクセスして参照
することにより、共用拡張記憶に対するアクセス回数を
少なくすることができるという効果を奏する。
また、コピーのステージングは書き加えのみとし、各シ
ステムに読み込まれているコピーデータ管理情報の写し
を用いてデータの存在が判定できた場合は、やはり共用
拡張記憶に対するアクセス回数を減らし、処理効率を向
上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるCES上のデータア
クセスの制御方法を示すフローチャート、第2図は本発
明が対象とするLCMPシステムの概要を示すブロック
図、第3図は本発明の一実施例におけるCD5ES命令
とその利用方法を示す説明図、第4図は本発明の一実施
例におけるコピーデータ管理情報のデータ構造の一例と
そのアクセス方法の説明のためのブロック図、第5図及
び第6図は第4図のデータ構造を用いるための初期処理
及びアクセス処理方法を示すフローチャート、第7図は
コピーデータ管理情報アクセスの削減方法を説明するた
めのブロック図、第8図は第7図におけるアクセス処理
を示すフローチャートである。 100・・・アクセス要求処理、200・・・共用拡張
記憶、210・・・共用ディスク、220・・・共用デ
ータセット、230・・・チャネル間通信機構、241
゜242・・・独立計算機システム、250・・・LC
MPシステム、270・・・コピーデータ管理情報、2
80・・・コピーデータ領域、292〜296・・・イ
ンタフェース、310・・・更新番号、311・・・コ
ピーデータ管理情報本体、320,330・・・コピー
データ管理情報、321,331・・・新更新番号、3
22゜332・・・コピーデータ管理情報本体、325
゜335・・・口実新番号、350,360・・・各計
算機システムの主記憶、410・・・CES (共用拡
張記憶)上の第1種の管理テーブル、421〜424・
・・CES上の第2種の管理テーブル、411゜412
.433,451,452・・・各エンド1ハ440・
・・データ識別子、450・・・第1種の管理テーブル
410の写し、460・・・独立計算機システムの主記
憶、470・・・CES上の領域の一部、480・・・
CES上のコピーデータ、711〜719及び721〜
729・・・コピーデータ管理情報の工第 4 閉 30 η 図 舅 7 目 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の計算機間で少なくとも一つの周辺装置を共用
    してなるマルチプロセッサシステムにおいて、各計算機
    により共用して制御される拡張記憶装置を設け、前記各
    計算機は該拡張記憶装置上に、前記周辺装置上の少なく
    とも一部のデータのコピーと、このコピーされたデータ
    を管理するための管理情報とを格納し、前記管理情報を
    用いて、前記コピーされたデータを管理することを特徴
    とする計算機間共用データの管理方法。 2、前記計算機内で発生するアクセス要求が前記周辺装
    置が有するデータの入力要求の場合、前記計算機は前記
    管理情報を参照して前記要求に対応するデータが前記拡
    張記憶装置に格納されているか否かを判定し、前記拡張
    記憶装置に格納されているならば、前記拡張記憶装置か
    ら前記要求に対応するデータを入力し、前記拡張記憶装
    置に格納されていないならば、前記要求に対応するデー
    タを前記周辺装置から入力し、前記入力したデータを前
    記拡張記憶装置にコピーし、該コピーしたデータに関す
    る管理情報を前記拡張記憶装置に格納することを特徴と
    する請求項1記載の計算機間共用データの管理方法。 3、前記計算機内で発生するアクセス要求が前記周辺装
    置へのデータの出力要求の場合、前記周辺装置に対して
    データ出力を行なうとともに、前記管理情報を検索して
    当該出力データの出力前の状態のデータのコピーが前記
    共用拡張記憶装置上に存在するか否かを判定し、存在す
    るときには当該コピーを前記出力データに書き換え、存
    在しないときには、前記共用拡張記憶装置内に新たに領
    域を用意してそこに前記出力データを書き込むとともに
    、当該コピーを管理するため管理情報を新たに作成して
    前記共用拡張記憶装置に格納し、その後に前記周辺装置
    内の当該データのアクセスを前記共用拡張記憶装置に対
    するアクセスにより代行することを特徴とする請求項1
    記載の計算機間共用データの管理方法。 4、前記管理情報は管理情報本体及びバージョン情報を
    含み、前記共用拡張記憶装置へのアクセス命令として、
    他の計算機からの当該共用拡張記憶装置上の所定領域に
    対するアクセスを禁止して、一連のステップを1命令で
    実行するシリアライズ命令を備え、前記一連のステップ
    は、前記共用拡張記憶装置上の管理情報を主記憶装置に
    コピーするステップと、このコピーされた主記憶装置上
    の管理情報のバージヨン情報を旧バージョン情報として
    退避しておくとともに、このコピーされた主記憶装置上
    の管理情報に対し所要の更新処理を施してバージヨンア
    ップされた管理情報を得るステップと、前記共用拡張記
    憶装置上のバージョン情報と前記主記憶装置上の旧バー
    ジョン情報とを比較するステップと、比較の結果両バー
    ジョン情報が等しいとき前記共用拡張記憶装置上の管理
    情報を前記主記憶装置上のバージョンアップされた内容
    の管理情報に書き換えるステップと、前記比較の結果両
    バージョン情報が等しくないときには再び前記共用拡張
    記憶装置上の管理情報を主記憶装置にコピーして当該命
    令を再試行するステップとにより構成したことを特徴と
    する請求項1から3のいずれか1項記載の計算機間共用
    データの管理方法。 5、前記管理情報を格納する管理テーブルを、アクセス
    中に不変な部分と変更のある部分に分けて構成し、各計
    算機の制御手段は、予め前記不変な部分を前記共用拡張
    記憶装置から各計算機内に読み込んでおき、当該計算機
    システムにおけるコピーデータのアクセス処理では、前
    記管理情報の不変部分を参照する際には既に前記計算機
    内に読み込んである管理情報の不変部分の情報を用い、
    前記管理情報の変更のある部分を参照する際には前記共
    用拡張記憶装置上の管理情報をその都度読み込むことを
    特徴とする請求項1から4のいずれか1記載の計算機間
    共用データの管理方法。 6、前記共用拡張記憶装置上に既に書き込まれたコピー
    データの削除は行なわないようにし、アクセス要求があ
    った場合、既に前記計算機内に読み込んである管理情報
    を参照してコピーデータの有無を判定し、その結果コピ
    ーデータが存在すると判定されたときには当該共用拡張
    記憶装置上のコピーデータにアクセスし、前記判定の結
    果コピーデータが存在しないと判定されたときには、前
    記共用拡張記憶装置上の管理情報を改めて計算機内に読
    み込み、当該改めて読み込んだ管理情報を参照してコピ
    ーデータが前記共用拡張記憶装置上に存在するか否かを
    再判定し、再判定の結果コピーデータが存在すると判定
    されたときには当該共用拡張記憶装置上のコピーデータ
    にアクセスし、前記再判定の結果存在しないと判定され
    たときには、前記周辺装置のデータにアクセスして、処
    理を行なうようにしたことを特徴とする請求項1から4
    記載のいずれか1記載の計算機間共用データの管理方法
    。 7、前記計算機間で共用されるデータとしてカタログデ
    ータセットのデータを対象としたことを特徴とする請求
    項1から6のいずれか1記載の計算機間共用データの管
    理方法。 8、前記計算機間で共用されるデータとしてデータベー
    スのデータを対象としたことを特徴とする請求項1から
    6のいずれか1記載の計算機間共用データの管理方法。
JP25197190A 1990-02-09 1990-09-25 計算機間共用データの管理方法 Pending JPH03265045A (ja)

Priority Applications (1)

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US07/649,891 US5363498A (en) 1990-02-09 1991-02-04 Method of controlling shared data among computers

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JP2840690 1990-02-09

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JP25197190A Pending JPH03265045A (ja) 1990-02-09 1990-09-25 計算機間共用データの管理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9565013B2 (en) 1998-09-10 2017-02-07 International Business Machines Corporation Controlling the state of duplexing of coupling facility structures

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9565013B2 (en) 1998-09-10 2017-02-07 International Business Machines Corporation Controlling the state of duplexing of coupling facility structures
US9860315B2 (en) 1998-09-10 2018-01-02 International Business Machines Corporation Controlling the state of duplexing of coupling facility structures
US10491675B2 (en) 2001-10-01 2019-11-26 International Business Machines Corporation Controlling the state of duplexing of coupling facility structures

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