JPH0326481Y2 - - Google Patents
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- JPH0326481Y2 JPH0326481Y2 JP1979081491U JP8149179U JPH0326481Y2 JP H0326481 Y2 JPH0326481 Y2 JP H0326481Y2 JP 1979081491 U JP1979081491 U JP 1979081491U JP 8149179 U JP8149179 U JP 8149179U JP H0326481 Y2 JPH0326481 Y2 JP H0326481Y2
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- diffusing
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Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は各種光源を用いた表示システム或いは
照明などにおいて、点又は線状の光源を均一な面
状の発光光線に転換するために用いられる光拡散
性構造体に関するものである。
照明などにおいて、点又は線状の光源を均一な面
状の発光光線に転換するために用いられる光拡散
性構造体に関するものである。
従来、例えば発光ダイオードの点光源から発射
される光を面状の発光光線に転換させるために、
光拡散性カバーを用いることは知られている。カ
バーはダイオードのパツケージに枠縁又は接着剤
で取り付けられている。
される光を面状の発光光線に転換させるために、
光拡散性カバーを用いることは知られている。カ
バーはダイオードのパツケージに枠縁又は接着剤
で取り付けられている。
しかして上記カバーはパツケージに合つた特定
形状とされており、そのために種々の形状、大き
さ或いは用途に合つたものを多品種用意する欠点
があり、しかもカバー自体には一般に光源の光を
有効に放射させるためにフイルター特性を有する
所望の着色剤が添加されるものであるから、なお
一層多品種の品揃えを必要とするものである。
形状とされており、そのために種々の形状、大き
さ或いは用途に合つたものを多品種用意する欠点
があり、しかもカバー自体には一般に光源の光を
有効に放射させるためにフイルター特性を有する
所望の着色剤が添加されるものであるから、なお
一層多品種の品揃えを必要とするものである。
本考案は光拡散能を有する層とカバー能を有す
層を一体化することにより、種々の形状を有する
光拡散手段を簡単に提供し、しかも光拡散能を有
する層とカバー能を有する層とを生産且つ管理す
るだけでよい新規な光拡散性構造体を提供するも
のであつて、その要旨とするところは、常温で粘
着性を有するアクリル系樹脂に着色剤及び光拡散
性物質を配合して形成してなる光拡散層の両面に
透明又は半透明状のフイルムが貼着形成されてい
る光拡散性シートの一方の表面に、適用面に貼着
するための接着剤層が設けられ、他方の光拡散性
シート表面に易剥離性の保護フイルムが仮着され
ていることである。
層を一体化することにより、種々の形状を有する
光拡散手段を簡単に提供し、しかも光拡散能を有
する層とカバー能を有する層とを生産且つ管理す
るだけでよい新規な光拡散性構造体を提供するも
のであつて、その要旨とするところは、常温で粘
着性を有するアクリル系樹脂に着色剤及び光拡散
性物質を配合して形成してなる光拡散層の両面に
透明又は半透明状のフイルムが貼着形成されてい
る光拡散性シートの一方の表面に、適用面に貼着
するための接着剤層が設けられ、他方の光拡散性
シート表面に易剥離性の保護フイルムが仮着され
ていることである。
以下本考案の実例を図面を用いて具体的に説明
する。図面において、１はアクリル酸−アクリル
酸アルキルエステル共重合体の如き常温で粘着性
を有するアクリル系樹脂に着色剤及び光拡散性物
質を配合して形成してなる光拡散層、２，２′は
該層１の両面に該層１の粘着力を利用して貼着形
成した同一又は同種の透明又は半透明状のフイル
ム、３はフイルム２′の表面に形成した適用面に
貼着するための接着剤層、４は層３に仮着した剥
離性フイルム又は紙、５はフイルム２の表面に剥
離可能に仮着された易剥離性の保護フイルムであ
る。
する。図面において、１はアクリル酸−アクリル
酸アルキルエステル共重合体の如き常温で粘着性
を有するアクリル系樹脂に着色剤及び光拡散性物
質を配合して形成してなる光拡散層、２，２′は
該層１の両面に該層１の粘着力を利用して貼着形
成した同一又は同種の透明又は半透明状のフイル
ム、３はフイルム２′の表面に形成した適用面に
貼着するための接着剤層、４は層３に仮着した剥
離性フイルム又は紙、５はフイルム２の表面に剥
離可能に仮着された易剥離性の保護フイルムであ
る。
上記において、光拡散層１はアクリル酸−アク
リル酸アルキルエステル共重合体の如き常温で粘
着性を有するアクリル系樹脂などのベース樹脂に
酸化チタン、炭酸カルシユウム、タルク、シリカ
粉末、ガラスビーズの如き光拡散性物質及び顔
料、染料の如き着色剤を添加してなるものであ
る。またフイルム２，２′にはアクリル系樹脂、
ポリオレフイン、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリ塩化ビニル、アセテート類、酢酸−酪酸
セルローズ、セロフアン、ナイロン、ポリウレタ
ンなどが使用できる。
リル酸アルキルエステル共重合体の如き常温で粘
着性を有するアクリル系樹脂などのベース樹脂に
酸化チタン、炭酸カルシユウム、タルク、シリカ
粉末、ガラスビーズの如き光拡散性物質及び顔
料、染料の如き着色剤を添加してなるものであ
る。またフイルム２，２′にはアクリル系樹脂、
ポリオレフイン、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリ塩化ビニル、アセテート類、酢酸−酪酸
セルローズ、セロフアン、ナイロン、ポリウレタ
ンなどが使用できる。
本考案の構造は以上の如く、光拡散層１を構成
するベース樹脂が透明性にすぐれ且つ常温で粘着
性を有するアクリル系樹脂（例えばアクリル酸−
アクリル酸アルキルエステル共重合体）で、これ
に光拡散性物質及び着色剤を添加しているので、
該層１は粘着性を有し、従つてフイルム２，２′
を直接貼着形成することができると共に、フイル
ム２′が光拡散層１と接着剤層３との隔壁として
機能し、光拡散層１に含有せしめてなる染料など
の物質が接着剤層３に移行してきて該層３の接着
力を低下せしめたり、移行してきた物質が適用面
の他の個所に移着するのを有効に防止するという
特徴を有する。
するベース樹脂が透明性にすぐれ且つ常温で粘着
性を有するアクリル系樹脂（例えばアクリル酸−
アクリル酸アルキルエステル共重合体）で、これ
に光拡散性物質及び着色剤を添加しているので、
該層１は粘着性を有し、従つてフイルム２，２′
を直接貼着形成することができると共に、フイル
ム２′が光拡散層１と接着剤層３との隔壁として
機能し、光拡散層１に含有せしめてなる染料など
の物質が接着剤層３に移行してきて該層３の接着
力を低下せしめたり、移行してきた物質が適用面
の他の個所に移着するのを有効に防止するという
特徴を有する。
また本考案の光拡散性構造体は、所定の寸法、
形状に打抜いて使用されるが、このとき保護フイ
ルム５が仮着されているので、フイルム２の損傷
及び損傷による異常拡散が防止できるものであ
る。
形状に打抜いて使用されるが、このとき保護フイ
ルム５が仮着されているので、フイルム２の損傷
及び損傷による異常拡散が防止できるものであ
る。
本考案の光拡散性構造体は以上の如く構成した
から、接着性、可撓性及び適用面への非汚染性に
優れ、所定寸法に打抜きして貼着するだけで、点
光源を所望の面状光源に転換できるという特徴を
有する。また光拡散層は前記の如く樹脂と光拡散
性物質と着色剤とで構成されているので良好な光
拡散機能とフイルター機能を有し、しかも樹脂は
流動性に富み、従つて貼着形成されるフイルムと
の間に膨張係数の差があつても光拡散層で吸収さ
れ、よつて光拡散性シートが一方に湾曲すること
がないという利点を有する。
から、接着性、可撓性及び適用面への非汚染性に
優れ、所定寸法に打抜きして貼着するだけで、点
光源を所望の面状光源に転換できるという特徴を
有する。また光拡散層は前記の如く樹脂と光拡散
性物質と着色剤とで構成されているので良好な光
拡散機能とフイルター機能を有し、しかも樹脂は
流動性に富み、従つて貼着形成されるフイルムと
の間に膨張係数の差があつても光拡散層で吸収さ
れ、よつて光拡散性シートが一方に湾曲すること
がないという利点を有する。
なお本考案の構造によれば接着剤層には接着性
を阻害する成分（例えば光拡散性物質）を添加す
る必要がないので、適用面に強固に貼着できると
いう利点もある。
を阻害する成分（例えば光拡散性物質）を添加す
る必要がないので、適用面に強固に貼着できると
いう利点もある。
図面は本考案の実例を示す部分拡大断面図であ
る。 １……常温で粘着性を有するアクリル系樹脂に
着色剤及び光拡散性物質を配合して形成してなる
光拡散層。２，２′……透明又は半透明状のフイ
ルム、３……接着剤層。
る。 １……常温で粘着性を有するアクリル系樹脂に
着色剤及び光拡散性物質を配合して形成してなる
光拡散層。２，２′……透明又は半透明状のフイ
ルム、３……接着剤層。
Claims (1)
- 常温で粘着性を有するアクリル系樹脂に着色剤
及び光拡散性物質を配合して形成してなる光拡散
層の両面に透明又は半透明状のフイルムが貼着形
成されている光拡散性シートの一方の表面に、適
用面に貼着するための接着剤が設けられ、他方の
光拡散性シート表面に易剥離性の保護フイルムが
仮着されている光拡散性構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979081491U JPH0326481Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979081491U JPH0326481Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55181201U JPS55181201U (ja) | 1980-12-26 |
| JPH0326481Y2 true JPH0326481Y2 (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=29314767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979081491U Expired JPH0326481Y2 (ja) | 1979-06-13 | 1979-06-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0326481Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8247026B2 (en) | 2006-03-20 | 2012-08-21 | Mitsui Chemicals, Inc. | Optical film and method for producing same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5543361Y2 (ja) * | 1975-11-19 | 1980-10-13 |
-
1979
- 1979-06-13 JP JP1979081491U patent/JPH0326481Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8247026B2 (en) | 2006-03-20 | 2012-08-21 | Mitsui Chemicals, Inc. | Optical film and method for producing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55181201U (ja) | 1980-12-26 |
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