JPH03264078A - 眼部の皮膚電気刺戟装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は眼部の皮膚電気刺戟装置に関するものである。

従来の技術 従来、眼部の皮膚電気刺戟装置として専用的に使用され
る装置はない。しかし、眼部周縁の皮膚に電気的刺戟を
与えたり、指圧あるいは超音波等の刺戟を与えることに
より、仮性近視その他調節痙愉を回復したり、眼精疲労
による視力低下を軽減したりすることがあることが知ら
れている。

電気的刺戟を与える器具の一例としては、低周波発生機
あるいは直流断続機を介して、電極を先端につけた棒状
導子を設け、その一方を治療を受ける者（以下患者とい
う）が手でもち、他方を施術者がもって、電極を患者の
眼部周縁に当接する方法が用いられる。このようにする
ことにより、患者の眼部周縁と手の間に電流が流れ、そ
の間施術者が手で支えて施術を実行するようになってい
た。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような施術者による処置では、患者の眼
部周縁に当接するようにした電極を先端につけた棒状導
子が施術者の手の位置によって変動が生じ易く、従って
刺戟位置が一定せず、眼部周縁の皮膚への接触圧が一定
しない等の問題点があり、又、施術者による各部位への
刺戟時間が定しなかったり、施術者が疲れてしまうとい
う問題点がみられた。

本発明の目的とするところは、手による操作によらず、
患者の頭部を利用して、眼部前面に容易に固定されると
共に電極となる複数の導電子部による刺戟位置が一定で
安定し、接触圧が均等であり、刺戟時間は電気的プログ
ラムにより自動化することが可能な眼部の皮膚電気刺戟
装置を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、眼部周縁の皮膚に当
接可能であって電極となる複数の導電子部と、これらの
導電子部を一定位置に支持した支持部と、この支持部が
眼部前面位置に固定されるようにしたゴーグル、ヘッド
バンドその他の頭部固定部と、前記導電子部に電源制御
部を接続するケーブルと、を備えた眼部の皮膚電気刺戟
装置とした。

作用 本発明では、眼部周縁の皮膚に当接可能で、電極となる
複数の導電子部を有するので、単眼もしくは両眼の周縁
位置に導電子部が固定され、変動することなく電気刺戟
を与えることができる。支持部はこれら導電子部を固定
位置で支持すると共にゴーグルやヘッドバンドその他の
頭部固定部によって眼部前面位置に安定して固定され、
患者の動きは自由になっている。

従って、前記複数の導電子部が常に安定し、導電子部に
よる接触圧も均等に保持される。又、前記導電子部には
それぞれ電源制御部と接続するケーブルを設けているの
で、電源制御部による低周波発生、直流の断続を行なう
ことにより、眼部の皮膚への電気刺戟を可能としている
。

実施例 以下、実施例である図面に従って眼部の皮膚電気刺戟装
置を説明する。

支胤■ユ 第１図、第２図に示すようにアイマスクタイプの例であ
る。

１、ｌａ、１ｂはそれぞれ導電子部で、眼部周縁の皮膚
に当接可能なように内方へ突出している。導電子部１．
１ａ、１ｂは固定式のもの又はそれぞれ背面側にスプリ
ング等を装着して弾発支持されていてもよい。スプリン
グを介して弾発支持されている場合には、眼部周縁の皮
膚への接触圧がスプリングで緩和されると共に均等なバ
ネ圧による皮膚への当接が保証される。

導電子部１ｂは両眼の間のくぼみ部に位置し、外方に設
けた間隔調整部２により鼻のつけねの状態に合うよう調
整可能となっている。各導電子部１、ｌａ、１ｂはそれ
ぞれ第７図に示す眼部周縁の位置（Ａ〜Ｈ）と対応して
おり、それらの位置は眼部周縁の「つぼ」となっている
。

Ａ、Ｂ−・・眼中央の線上、眉毛の上 Ｃ，Ｄ−・・眼中央の線上、骨のくぼみのぶちＥ％Ｆ・
・・こめかみ Ｇ、Ｈ−・・両眼の間のくぼみ 尚、導電子部１、ｌａ、１ｂは上記の位置に限定するも
のではない。

３は支持部で、合成皮革などで作られ、アイマスク状を
している。前記各導電子部１．ｌａ、１ｂはこの支持部
３の一定位置に固定されている。

４は頭部固定部で、前記支持部３の両端に接続され、ゴ
ムベルトで形成され、頭部後方で締付けることにより前
記支持部３を固定させる。５はケーブルで、前記導電子
部ｌ、ｌａ、ｌｂに電源制御部を接続するようになって
いる。電源制御部は図示していないが、低周波発生装置
や直流電源を断続的に送電する装置等を用いることがで
きる。

図示していないが、電源制御部に接続されるケーブルは
２本一対として用い、一方は前記導電子部へ、他方は患
者が手で持つことにより、電源制御部からの電気刺戟が
患者の体を通して眼部周縁の導電子部へ伝えられるよう
になっている。

夫五廻ユ 第３図、第４図、第５図に示すようにゴーグルタイプの
例である。６．６ａ、６ｂはそれぞれ導電子部、７は支
持部で、ゴーグルタイプとなっており、前記導電子部６
．６ａ、６ｂを支持固定している。８は頭部固定部、９
はケーブルを示す。

夫胤廻ユ 第６図に示すようにヘッドバンド（額帯）タイブの例で
ある。　１０は導電子部、１１は支持部、１２は頭部固
定部としてのヘッドバンドである。支持部１１はヘッド
バンド１２より連結部１３を介して上下へ回動可能に支
持されている。Ｉ４はマジックファスナーを取付けた固
定ベルトを示す。

Ｋ胤１ 図示していないが、頭部固定部としてめがねのつるのよ
うに耳部を利用したり、吸着面を有するもの等その他意
者の頭部に安定して固定され、患者が若干自由に動きを
とれるようにするのが望ましい。

発明の効果 本発明は上記のような構成としたので、頭部固定部によ
って安定して装置を取付けることができ、この取付けた
状態で支持部が眼部前面に固定されている。従って、支
持部の内方に設けた複数の導電子部がそれぞれ眼部周縁
の皮膚に当接して、ケーブルから送電される低周波ある
いは断続的な直流電気等による刺戟が安定して与えられ
、患者の容体により各種プログラムされた電子刺戟が提
供され、刺戟位置の固定、接触圧の一定化が実現される
ようになった。従って、仮性近視や調節痙彎あるいは眼
精疲労による視力低下を予防したり、治癒させたりする
効果が認められ、さらに施術者は従来例のように通電プ
ログラムが終了するまで関与する必要なく自動化による
電気的プログラムが実行され、適宜の刺戟による治療が
可能となる等その効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例を示す斜視図、第２図は頭部への固
定状態を示す側面図、第３図は第２実施例を示す斜視図
、第４図は頭部への固定例を示す側面図、第５図は同上
面図、第６図は第３実施例を示す斜視図で、頭部に固定
した状態を示す。第７図は眼部の周縁部を示す正面図で
ある。 １、ｌａ、ｌｂ、６．６ａ、６ｂ％ＩＯ−・・導電子部
３．７．１１−・・支持部　　４．８．１２・・・頭部
固定部５．９・・・ケーブル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 眼部周縁の皮膚に当接可能であって電極となる複数の導
   電子部と、これらの導電子部を一定位置に支持した支持
   部と、この支持部が眼部前面位置に固定されるようにし
   たゴーグル、ヘッドバンドその他の頭部固定部と、前記
   導電子部に電源制御部を接続するケーブルと、を備えた
   ことを特徴とする眼部の皮膚電気刺戟装置。