JPH0326321A - マルチウエル濾過試験装置 - Google Patents
マルチウエル濾過試験装置Info
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- JPH0326321A JPH0326321A JP1158443A JP15844389A JPH0326321A JP H0326321 A JPH0326321 A JP H0326321A JP 1158443 A JP1158443 A JP 1158443A JP 15844389 A JP15844389 A JP 15844389A JP H0326321 A JPH0326321 A JP H0326321A
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Links
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は生態学反応体及び生化学反応体の分析に於て有
益な実験室装置に関し、詳しくは、炉過実施に先立つ相
当期間、液体を保持し得るマルチーウエル冫戸過装置に
関する。
益な実験室装置に関し、詳しくは、炉過実施に先立つ相
当期間、液体を保持し得るマルチーウエル冫戸過装置に
関する。
[従来技術の説明]
独立した多数のウエル或は反応チャンバを含む試験管内
分析の為のテストプレートは実験室器具として良く知ら
れている。そうした器具は、米国特許第3,694,4
64号、4, 304, 865号、4, 276,
048号、4,154,795号、4, 427, 4
15号、4, 526, 690号そして再発行特許第
30, 562号に例示される様な広範な目的の為に使
用されてきている。微孔質膜フィルタ及びそうした微孔
質膜を含む炉過装置は、最近開発された細胞及び組織培
養技術及び分析の多く、特に生化学及び免疫学の分野に
おけるそれらに於て特に有益なものとなっている。その
幾つかの段階が炉過実施以前に数時間に渡って継続され
る複合分析を同時実施する為には、代表的に96ウエル
炉過プレートが使用される。そうした、特に前記の如き
微孔質膜を含む?戸過プレートにはウエル内の液体が毛
管現象及び重力流れによって膜を通過しそれによって反
応ウエル内の内容物の損失を引き起こすという、良く知
られた、また再発性を有する問題が存在する。実験の所
望の段階以前に於ては、生細胞或は生組織が反応ウエル
内で維持或は成長される場合は、毛管現象及び重力流れ
による液体損失の防止は非常に重要なものとなってくる
。こうした状況下では細胞或は組織の為の好ましい媒体
状況は数時間或は数日間に渡ってさえも維持されるべき
であり、また、ウエルからの液体損失は、それがいかに
少量であるとは言え、細胞の状況に影響を与えそれによ
って分析結果に影響する。膜を通してのこの様な液体損
失を防止することはまた、反応体としてしばしば体積が
100マイクロリッター以下である非常に少ない量の資
料を使用する分析の場合に極めて重要である。毛管現象
及び重力流れの如きによって膜下方に不変に形威される
液滴は典型的に体積が約50マイクロリッターであり、
従ってそうした比率での液体損失が分析に大きく影響す
ることは明らかである。
分析の為のテストプレートは実験室器具として良く知ら
れている。そうした器具は、米国特許第3,694,4
64号、4, 304, 865号、4, 276,
048号、4,154,795号、4, 427, 4
15号、4, 526, 690号そして再発行特許第
30, 562号に例示される様な広範な目的の為に使
用されてきている。微孔質膜フィルタ及びそうした微孔
質膜を含む炉過装置は、最近開発された細胞及び組織培
養技術及び分析の多く、特に生化学及び免疫学の分野に
おけるそれらに於て特に有益なものとなっている。その
幾つかの段階が炉過実施以前に数時間に渡って継続され
る複合分析を同時実施する為には、代表的に96ウエル
炉過プレートが使用される。そうした、特に前記の如き
微孔質膜を含む?戸過プレートにはウエル内の液体が毛
管現象及び重力流れによって膜を通過しそれによって反
応ウエル内の内容物の損失を引き起こすという、良く知
られた、また再発性を有する問題が存在する。実験の所
望の段階以前に於ては、生細胞或は生組織が反応ウエル
内で維持或は成長される場合は、毛管現象及び重力流れ
による液体損失の防止は非常に重要なものとなってくる
。こうした状況下では細胞或は組織の為の好ましい媒体
状況は数時間或は数日間に渡ってさえも維持されるべき
であり、また、ウエルからの液体損失は、それがいかに
少量であるとは言え、細胞の状況に影響を与えそれによ
って分析結果に影響する。膜を通してのこの様な液体損
失を防止することはまた、反応体としてしばしば体積が
100マイクロリッター以下である非常に少ない量の資
料を使用する分析の場合に極めて重要である。毛管現象
及び重力流れの如きによって膜下方に不変に形威される
液滴は典型的に体積が約50マイクロリッターであり、
従ってそうした比率での液体損失が分析に大きく影響す
ることは明らかである。
多くの場合、実験には液体を分析し得るようウエルから
液体を回収する段階が含まれる。従来装置に共通する問
題は、隣合うウエルからの液滴が?戸過段階中にしばし
ば混合し、それによって資料が交差汚染されることであ
る。加うるに、大きな液滴が膜構造の裏側に付いたまま
となって可変の資料移動を与える。更には、ある従来装
置に於では多孔質の疎水性表面が使用される為に、疎水
性領域を通過する空気が、ウエルからの液滴の指定回収
ウエルでの回収を妨害し且つ散乱させる。従って、可変
の培養時間を含む試験を実施し得且つ所望であれば液体
の分析の為に各ウエルから液体を別個に回収し得るマル
チーウエル炉過プレートを提供することが所望される。
液体を回収する段階が含まれる。従来装置に共通する問
題は、隣合うウエルからの液滴が?戸過段階中にしばし
ば混合し、それによって資料が交差汚染されることであ
る。加うるに、大きな液滴が膜構造の裏側に付いたまま
となって可変の資料移動を与える。更には、ある従来装
置に於では多孔質の疎水性表面が使用される為に、疎水
性領域を通過する空気が、ウエルからの液滴の指定回収
ウエルでの回収を妨害し且つ散乱させる。従って、可変
の培養時間を含む試験を実施し得且つ所望であれば液体
の分析の為に各ウエルから液体を別個に回収し得るマル
チーウエル炉過プレートを提供することが所望される。
本発明はマイクロリッター量の生態学材料及び生化学材
料の分析の為に適したシングルーウエル或はマルチーウ
エル炉過装置を提供することを目的とするものである。
料の分析の為に適したシングルーウエル或はマルチーウ
エル炉過装置を提供することを目的とするものである。
[発明の概要及び作用効果]
本発明の溌過装置には、一端が開口する複数の第1のウ
エルを具備する第1のプレートと、前記一端とは反対側
の端部を横断して位置決めされた枦過膜とが含まれる。
エルを具備する第1のプレートと、前記一端とは反対側
の端部を横断して位置決めされた枦過膜とが含まれる。
前記第1のプレートのウェルと整列する一組の第2のウ
エルを具備する第2のプレートが設けられる。第2のウ
エルは、膜を通過する液体を受けるようになっている注
ぎ口を有する小開口を具備する。前記注ぎ口及び開口の
寸法は、液体が通常の大気圧下では表面張力によって第
1のウエルに維持されるが、しかし?戸過装置に差圧が
加えられた場合にはそこを通過するよう制御される。注
ぎ口及び開口の寸法は、孔及び注ぎ口から出る液体が第
2のウエルの下側を移動するのではなく、むしろ開口及
び注ぎ口の下方に位置決めされた凹所内に落下するよう
に制御される。注ぎ口は内径が0.1mmから3.0m
mの間の寸法であり、゛゜最少外径゜゛は0.IIIl
mから5.0mmの間の寸法である。注ぎ口の外径部に
カラーが位置決めされる。該カラーは注ぎ口の縦方向軸
に実質的に直交する方向に伸延して液体が注ぎ口外径部
分を上昇するのを防止する。カラーの外径は約0. 5
mmから7mmの間である。各ウエルの液体はその他の
ウエルの液体から分離した状態に維持される。
エルを具備する第2のプレートが設けられる。第2のウ
エルは、膜を通過する液体を受けるようになっている注
ぎ口を有する小開口を具備する。前記注ぎ口及び開口の
寸法は、液体が通常の大気圧下では表面張力によって第
1のウエルに維持されるが、しかし?戸過装置に差圧が
加えられた場合にはそこを通過するよう制御される。注
ぎ口及び開口の寸法は、孔及び注ぎ口から出る液体が第
2のウエルの下側を移動するのではなく、むしろ開口及
び注ぎ口の下方に位置決めされた凹所内に落下するよう
に制御される。注ぎ口は内径が0.1mmから3.0m
mの間の寸法であり、゛゜最少外径゜゛は0.IIIl
mから5.0mmの間の寸法である。注ぎ口の外径部に
カラーが位置決めされる。該カラーは注ぎ口の縦方向軸
に実質的に直交する方向に伸延して液体が注ぎ口外径部
分を上昇するのを防止する。カラーの外径は約0. 5
mmから7mmの間である。各ウエルの液体はその他の
ウエルの液体から分離した状態に維持される。
本発明によれば、真空を使用しての或は加圧下での渚過
による各ウエルからの液体除去に引き続く所望の培養期
間中、ウエル内で液体を保持することが可能な改良マル
チーウエル炉過装置が提供される。各ウエルからのろ液
はその他のウエルのろ液とは別個に回収され、斯くして
、ウエル間の交差汚染のない残留物及び或は炉液分析が
可能とされる。
による各ウエルからの液体除去に引き続く所望の培養期
間中、ウエル内で液体を保持することが可能な改良マル
チーウエル炉過装置が提供される。各ウエルからのろ液
はその他のウエルのろ液とは別個に回収され、斯くして
、ウエル間の交差汚染のない残留物及び或は炉液分析が
可能とされる。
第1図を参照するに、通常各々約400マイクロリッタ
ーまでの量の複数の試験資料を同時にプロセス処理し得
る真空アセンブリが示される。この真空アセンブリは、
真空チャンバとして作用するベース2と、調節式の外部
真空源へとホース5を介して結合する為のホース継手3
とを具備する。
ーまでの量の複数の試験資料を同時にプロセス処理し得
る真空アセンブリが示される。この真空アセンブリは、
真空チャンバとして作用するベース2と、調節式の外部
真空源へとホース5を介して結合する為のホース継手3
とを具備する。
ベース2の内部には収集トレー6及び或は、炉液収集の
為の複数の容器或は独立チャンバ9を具備する受取りプ
レート8を含む液体収集手段4が位置決めされる。独立
チャンバ9は各々枦液プレート或は第1のプレートl2
の単一ウエル11と関係付けされる。複数のウエル15
を有する第2のプレート13が設けられる。第2のプレ
ートl3は以下に詳細が記載される様式で第1のプレー
ト12と弾発的に押し嵌めされる。第1のプレートl2
を液体収集手段4上方に保持するプレート支持体10は
、ガスケットl4及び16によって離間される。ガスケ
ットl4及びl6は、ホース5を介して行使される真空
力の存在下に機密シールを形成する。別様には、プレー
ト支持体lOは第2のプレー}13を保持し且つシール
を形成し得る。
為の複数の容器或は独立チャンバ9を具備する受取りプ
レート8を含む液体収集手段4が位置決めされる。独立
チャンバ9は各々枦液プレート或は第1のプレートl2
の単一ウエル11と関係付けされる。複数のウエル15
を有する第2のプレート13が設けられる。第2のプレ
ートl3は以下に詳細が記載される様式で第1のプレー
ト12と弾発的に押し嵌めされる。第1のプレートl2
を液体収集手段4上方に保持するプレート支持体10は
、ガスケットl4及び16によって離間される。ガスケ
ットl4及びl6は、ホース5を介して行使される真空
力の存在下に機密シールを形成する。別様には、プレー
ト支持体lOは第2のプレー}13を保持し且つシール
を形成し得る。
第2図及び3図を参照するに、第2のプレート13は複
数のウエル15を具備している。各ウエル15は内側周
囲表面20と外側周囲表面22とを具備する。各ウエル
l5の底部には内側周囲表面20に沿って伸延する棚2
4が設けられる。リブ26が底プレート28に設けられ
る。従って、t戸過膜30が棚24及びリブ26上に位
置決めされると、炉過膜30は底プレート28と接触し
ない状態に維持され、それにより炉過膜30の実質的に
全表面に渡る冫戸過が増長される。孔32が底プレート
28を貫いて伸延し、内側周囲表面36及び外側周囲表
面38を具備する注ぎ口34が孔32から下方へと伸延
する。第2のプレート13はウエル15の内側周囲表面
20及びウエル11の外側周囲表面40間の摩擦力によ
って第1のプレー}12内に弾発係合或は押し嵌めされ
る。ウエルl1は枦過膜30が棚24及びリブ26に接
触する様な位置へと下方に伸延する。容器9が第1のプ
レート12及び第2のプレート13の各対の下方に於て
、注ぎ口34から出る液体が他のウエルと関連付けされ
た他の容器へと移動することなく差し向けられるよう位
置決めされる。
数のウエル15を具備している。各ウエル15は内側周
囲表面20と外側周囲表面22とを具備する。各ウエル
l5の底部には内側周囲表面20に沿って伸延する棚2
4が設けられる。リブ26が底プレート28に設けられ
る。従って、t戸過膜30が棚24及びリブ26上に位
置決めされると、炉過膜30は底プレート28と接触し
ない状態に維持され、それにより炉過膜30の実質的に
全表面に渡る冫戸過が増長される。孔32が底プレート
28を貫いて伸延し、内側周囲表面36及び外側周囲表
面38を具備する注ぎ口34が孔32から下方へと伸延
する。第2のプレート13はウエル15の内側周囲表面
20及びウエル11の外側周囲表面40間の摩擦力によ
って第1のプレー}12内に弾発係合或は押し嵌めされ
る。ウエルl1は枦過膜30が棚24及びリブ26に接
触する様な位置へと下方に伸延する。容器9が第1のプ
レート12及び第2のプレート13の各対の下方に於て
、注ぎ口34から出る液体が他のウエルと関連付けされ
た他の容器へと移動することなく差し向けられるよう位
置決めされる。
第1のプレート12及び第2のプレート13間で押圧す
ることだけによって、炉過膜30を第1のプレート12
に結合し得或は然るべき位置に保持し得る。第1のプレ
ート12へのろ過膜の結合に際しては、従来からの任意
の結合方法を使用し得る。代表的な適宜の多孔質膜は、
ニトロセスロース、セルロースアセテート、ボリカーボ
ネート及びポリビニリデンフッ化物多孔質膜を含む。別
様には枦過膜は限外渚過膜を含み得る。該限外i戸過膜
は約100ダルトンといった小分子並びに一般に約2,
000, 000ダルトンもの大分子を保持する為に使
用し得る。そうした限外炉過膜例は、ボリスルホン、ポ
リビニリデンフッ化物或はセルロースその他を含む。限
外炉過膜はまた紙或はグラスファイバの様な深さフィル
タ媒体を含み得る。
ることだけによって、炉過膜30を第1のプレート12
に結合し得或は然るべき位置に保持し得る。第1のプレ
ート12へのろ過膜の結合に際しては、従来からの任意
の結合方法を使用し得る。代表的な適宜の多孔質膜は、
ニトロセスロース、セルロースアセテート、ボリカーボ
ネート及びポリビニリデンフッ化物多孔質膜を含む。別
様には枦過膜は限外渚過膜を含み得る。該限外i戸過膜
は約100ダルトンといった小分子並びに一般に約2,
000, 000ダルトンもの大分子を保持する為に使
用し得る。そうした限外炉過膜例は、ボリスルホン、ポ
リビニリデンフッ化物或はセルロースその他を含む。限
外炉過膜はまた紙或はグラスファイバの様な深さフィル
タ媒体を含み得る。
本発明に従えば、培養期間中に冫戸過プレートのウエル
に液体を保持する為、そして更には注ぎ口から出る液体
の所望されざる移動を防止する為には、注ぎ口34の形
状が非常に重要であることが分った。ウエル内の液体の
表面張力が注ぎ口の表面力よりも大きい場合は注ぎ口の
内径は、培養中に液体をウエル内に維持する為に、ウエ
ル内の液体高さに関して重要であると予測される。関与
する寸法が小さいこと及び液体にしばしば界面活性剤が
存在することに依存して、注ぎ口の外径を限定すべきで
あることが分った。例えば、水性資料をその上面が注ぎ
口の最下端4lの上方1.0センチメートルとなるよう
に充填した場合は、注ぎ口の外側表面38の直径は約3
.0ミリメートルよりも小さくすべきであり、好ましく
は1.5ミリメートル以下とすべきである。そして更に
、注ぎ口の外側寸法は、真空炉過中に注ぎ口34から出
る液体が注ぎ口34の外側表面38を上昇しそして第2
のプレート13の底面42に沿って拡散するのを防止す
る為に重要である。そうした上昇及び拡散は液滴の寸法
を増大させるとともに、一つのウエルの内容物が所定の
注ぎ口34の直下に位置決めされた容器9ではない容器
に移動する恐れを増大させることから、所望されざるも
のである。こうした所望されざる拡散は注ぎ口34を取
巻く壁44によって防止される。壁44は一般に、0.
1から 2ミリメートルの長さを有する。注ぎ口の外側
表面には、注ぎ口の縦方向軸に対し実質的に直交方向へ
と伸延するカラー37が設けられる。このカラーは外側
表面38に沿ってのウエル15の底面に向かう液体上昇
を阻止する作用を為す。注ぎ口は、底プレート28の底
面42から測定して少なくとも0.2ミリメートル、通
常は約5ミリメートルまでの長さを有する。
に液体を保持する為、そして更には注ぎ口から出る液体
の所望されざる移動を防止する為には、注ぎ口34の形
状が非常に重要であることが分った。ウエル内の液体の
表面張力が注ぎ口の表面力よりも大きい場合は注ぎ口の
内径は、培養中に液体をウエル内に維持する為に、ウエ
ル内の液体高さに関して重要であると予測される。関与
する寸法が小さいこと及び液体にしばしば界面活性剤が
存在することに依存して、注ぎ口の外径を限定すべきで
あることが分った。例えば、水性資料をその上面が注ぎ
口の最下端4lの上方1.0センチメートルとなるよう
に充填した場合は、注ぎ口の外側表面38の直径は約3
.0ミリメートルよりも小さくすべきであり、好ましく
は1.5ミリメートル以下とすべきである。そして更に
、注ぎ口の外側寸法は、真空炉過中に注ぎ口34から出
る液体が注ぎ口34の外側表面38を上昇しそして第2
のプレート13の底面42に沿って拡散するのを防止す
る為に重要である。そうした上昇及び拡散は液滴の寸法
を増大させるとともに、一つのウエルの内容物が所定の
注ぎ口34の直下に位置決めされた容器9ではない容器
に移動する恐れを増大させることから、所望されざるも
のである。こうした所望されざる拡散は注ぎ口34を取
巻く壁44によって防止される。壁44は一般に、0.
1から 2ミリメートルの長さを有する。注ぎ口の外側
表面には、注ぎ口の縦方向軸に対し実質的に直交方向へ
と伸延するカラー37が設けられる。このカラーは外側
表面38に沿ってのウエル15の底面に向かう液体上昇
を阻止する作用を為す。注ぎ口は、底プレート28の底
面42から測定して少なくとも0.2ミリメートル、通
常は約5ミリメートルまでの長さを有する。
第4図を参照するに、注ぎ口34aは外側表面38aを
有し該外側表面38aは好ましくは円滑であり且つ表面
に凹凸が無く、最下端41aとの交点が鋭い角部を形成
する。これら全ての形状は所望されざる液滴の移動を防
止する為に有益である。カラー37は更に、液滴が振動
その他の原因によって外側表面38aを濡らした場合で
も、所望されざる液滴移動を防止する。カラー37の直
径を大きくするほど、液滴と外側表面38aとの間に形
成される角度はそれ以上の濡れを少なくするものとなる
。外側表面38aは、縁部35が残留する液滴の表面を
貫いて突出することを保証しそしてそれにより、外側表
面38aの直径によってその上方のウエルに保持し得る
液体高さを決定可能ならしめるよう、少なくともカラー
37の直径の半分だけカラーの下方へと伸延されるべき
である。炉過性能は、やはり外側表面38aが円滑であ
り且つ縁部33及び35が鋭利である場合に助長される
。第5図ではカラー46は円滑な曲線44によって表面
38eと結合され、これが、そうでない場合には表面3
8eとカラー46との交点によって創出される角部での
液体保持を防止する。円滑な曲線44は、プレートの底
面42を連結する円滑曲線45もまた然りであるように
、鋳型成型の為の設計の適切性をも改善する。表面38
eはまた、端部表面41eの最下端における注ぎ口の外
径を注ぎ口の内径36eとほぼ同程度に小さなものとす
ることを可能にし、それにより注ぎ口をして所定の内径
に対してずっと大きい液滴ヘッドを保持可能ならしめる
。既述の如く、縁部43は好ましくは鋭利であり且つ端
部表面41eの少なくとも半分の直径だけ、端部表面4
1eの上方に位置決めされる。
有し該外側表面38aは好ましくは円滑であり且つ表面
に凹凸が無く、最下端41aとの交点が鋭い角部を形成
する。これら全ての形状は所望されざる液滴の移動を防
止する為に有益である。カラー37は更に、液滴が振動
その他の原因によって外側表面38aを濡らした場合で
も、所望されざる液滴移動を防止する。カラー37の直
径を大きくするほど、液滴と外側表面38aとの間に形
成される角度はそれ以上の濡れを少なくするものとなる
。外側表面38aは、縁部35が残留する液滴の表面を
貫いて突出することを保証しそしてそれにより、外側表
面38aの直径によってその上方のウエルに保持し得る
液体高さを決定可能ならしめるよう、少なくともカラー
37の直径の半分だけカラーの下方へと伸延されるべき
である。炉過性能は、やはり外側表面38aが円滑であ
り且つ縁部33及び35が鋭利である場合に助長される
。第5図ではカラー46は円滑な曲線44によって表面
38eと結合され、これが、そうでない場合には表面3
8eとカラー46との交点によって創出される角部での
液体保持を防止する。円滑な曲線44は、プレートの底
面42を連結する円滑曲線45もまた然りであるように
、鋳型成型の為の設計の適切性をも改善する。表面38
eはまた、端部表面41eの最下端における注ぎ口の外
径を注ぎ口の内径36eとほぼ同程度に小さなものとす
ることを可能にし、それにより注ぎ口をして所定の内径
に対してずっと大きい液滴ヘッドを保持可能ならしめる
。既述の如く、縁部43は好ましくは鋭利であり且つ端
部表面41eの少なくとも半分の直径だけ、端部表面4
1eの上方に位置決めされる。
第6図を参照するに、液滴による外側表面38eの所望
されざるぬれを低減する為に拡大部47が注ぎ口の下端
34dに追加されている。縁部49dの直径は、ウエル
内に保持し得る液体高さを決定する。縁部49dは好ま
しくは前述の如く鋭利である。拡大部47の上方表面は
好ましくは水平或はそれに近いものであるが、水平から
約60度までの角度は性能改善をもたらす。
されざるぬれを低減する為に拡大部47が注ぎ口の下端
34dに追加されている。縁部49dの直径は、ウエル
内に保持し得る液体高さを決定する。縁部49dは好ま
しくは前述の如く鋭利である。拡大部47の上方表面は
好ましくは水平或はそれに近いものであるが、水平から
約60度までの角度は性能改善をもたらす。
以上の全ての設計形状は、第2のプレートl3がポリテ
トラフルオロエチレンの如き表面エネルギーの小さい材
料から作成された場合或は少なくとも注ぎ口及びプレー
トの裏側が表面エネルギーの小さい材料でコーティング
された場合に性能を助長する。
トラフルオロエチレンの如き表面エネルギーの小さい材
料から作成された場合或は少なくとも注ぎ口及びプレー
トの裏側が表面エネルギーの小さい材料でコーティング
された場合に性能を助長する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用し得る真空アセンブリの平面図で
ある。 第2図は本発明の第2のプレート部分を含む炉過装置の
分解斜視図である。 第3図は部分組立状態における本発明のろ過装置の断面
図である。 第4図は本発明のろ過装置の注ぎ口形状の部分断面図で
ある。 第5図は消過装置の別態樺の注ぎ口形状の部分断面図で
ある。 第6図は炉過装置の別態様の注ぎ口形状の部分断面図で
ある。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 2:ベース 4:液体収集手段 6:収集トレー 9:容器 10:プレート支持体 l2:第1のプレート l 6 1 3 : 1 5 : 1 4, 2 4 : 2 8 : 3 0 : 3 4 = 3 7 = 第2のプレート ウエル 16:ガスケッ シート 底プレート 炉過膜 注ぎ口 カラー ト
ある。 第2図は本発明の第2のプレート部分を含む炉過装置の
分解斜視図である。 第3図は部分組立状態における本発明のろ過装置の断面
図である。 第4図は本発明のろ過装置の注ぎ口形状の部分断面図で
ある。 第5図は消過装置の別態樺の注ぎ口形状の部分断面図で
ある。 第6図は炉過装置の別態様の注ぎ口形状の部分断面図で
ある。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 2:ベース 4:液体収集手段 6:収集トレー 9:容器 10:プレート支持体 l2:第1のプレート l 6 1 3 : 1 5 : 1 4, 2 4 : 2 8 : 3 0 : 3 4 = 3 7 = 第2のプレート ウエル 16:ガスケッ シート 底プレート 炉過膜 注ぎ口 カラー ト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、各々第1の開口端部及び第2の端部、そして外側周
囲表面を具備する少なくとも一つの第1のウェルを有す
る第1のプレートと、 第1の開口端部及び第2の閉鎖端部、そして内側周囲表
面を具備し、前記第2の閉鎖端部がその厚さ部分を貫い
て伸延する孔を有する少なくとも一つの第2のウェルを
有する第2のプレートにして、前記第1のプレートの外
側周囲表面及び前記第2のプレートの内側周囲表面間に
於て前記第1のプレートに固定された前記第2のプレー
トと、前記第1のプレートの第2の端部及び前記第2の
プレートの第2の閉鎖端部間に位置決めされたフィルタ
と、 開放端部を有する開放された注ぎ口にして、前記第2の
閉鎖端部の厚さ部分を貫いて伸延する孔と流通し、内径
が0.1及び3.0mmの間であり外径が0.1及び5
.0mmの間である前記注ぎ口と、該注ぎ口の縦方向軸
に対し実質的に直交方向に伸延するカラーにして、0.
5及び7.0mmの間の外径を有する前記カラーと より構成されるろ過装置。 2、フィルタは微孔質膜である特許請求の範囲第1項記
載のろ過装置。 3、フィルタは限外ろ過膜である特許請求の範囲第1項
記載のろ過装置。 4、フィルタは深さフィルタである特許請求の範囲第1
項記載のろ過装置。 5、注ぎ口はその内径に向って約5度及び70度間の角
度で傾斜する外径を有している特許請求の範囲第1、2
、3項或は4項記載のろ過装置。 6、第1のプレート及び第2のプレートは機械的相互連
結体によって互いに固定される特許請求の範囲第1、2
、3項或は4項記載のろ過装置。 7、第1のプレート及び第2のプレートは熱的結合によ
って相互固定される特許請求の範囲第1、2、3項或は
4項記載のろ過装置。 8、第1のプレート及び第2のプレートは接着結合によ
って相互固定される特許請求の範囲第1、2、3項或は
4項記載のろ過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1158443A JP2739499B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | マルチウエル▲ろ▼過試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1158443A JP2739499B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | マルチウエル▲ろ▼過試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0326321A true JPH0326321A (ja) | 1991-02-04 |
JP2739499B2 JP2739499B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=15671881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1158443A Expired - Lifetime JP2739499B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | マルチウエル▲ろ▼過試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2739499B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006181567A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-07-13 | Becton Dickinson & Co | 透析膜を備えたマイクロプレート |
JP2013165705A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-29 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 処理具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6956203B2 (ja) * | 2017-05-10 | 2021-11-02 | イー・エム・デイー・ミリポア・コーポレイシヨン | 可変圧縮封止部を備えるマルチウェル板 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62502706A (ja) * | 1985-04-18 | 1987-10-15 | ベツクマン インスツルメンツ インコ−ポレ−テツド | 免疫分析装置および方法 |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP1158443A patent/JP2739499B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62502706A (ja) * | 1985-04-18 | 1987-10-15 | ベツクマン インスツルメンツ インコ−ポレ−テツド | 免疫分析装置および方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006181567A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-07-13 | Becton Dickinson & Co | 透析膜を備えたマイクロプレート |
JP2013165705A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-29 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 処理具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2739499B2 (ja) | 1998-04-15 |
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