JPH0326255A - 床擦れ防止・治療用クッション装置 - Google Patents

床擦れ防止・治療用クッション装置

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JPH0326255A
JPH0326255A JP1160485A JP16048589A JPH0326255A JP H0326255 A JPH0326255 A JP H0326255A JP 1160485 A JP1160485 A JP 1160485A JP 16048589 A JP16048589 A JP 16048589A JP H0326255 A JPH0326255 A JP H0326255A
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Japan
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cushion
light
condensing
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optical fiber
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JP1160485A
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Hisashi Matsushima
松島 久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、床擦れを防止・治療するための床擦れ防止・
治療用クッション装置に係り、特に、患者が寝たきりの
状態で、床擦れの防止、治療を施すことができるものに
関する。
(従来の技術) 寝たきり老人等、長期にわたって病床についている人に
あっては、いわゆる「床擦れ」が大きな問題である。こ
こに床擦れとは、長期にわたって床についている場合に
、身体の床に当たっている部分が体重の圧迫のために擦
れ、その部分が赤くただれて痛む症状をいう。
このような床擦れに対しては、各種の予防具、治療具が
考えられており、そのようなものの一つとして、浮輪型
のクッションがある。このクッションを患者の身体と床
との間に差し込んで、患者の身体の一部を床上に浮かし
た状態とし、それによって、床擦れ発生を防止するもの
である。
又、床擦れの治療方法としては、患部に太陽光を照射さ
せたり、あるいは、患部に空気を供給することにより、
患部を乾燥させる方法がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の構或によると次のような問題があった。
まず、従来のクッシッンの場合には、床擦れを防止する
上である程度の効果はあるが限界があり、又、一旦床擦
れが生じた場合には、それを治療する効果はなかった。
又、患部に太陽光を照射する、あるいは空気を供給する
ためには、患者の患部を上向きにして、外気に晒す必要
があり、寝たきりの患者の場合には、介護者の補助が不
可欠であり、介護者に大きな負担がかかるとともに、患
部を晒すことについて大きな抵抗があった. 本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目
的とするところは、寝たきりの状態であっても、又、特
に患部を晒すことなく、床擦れの発生を防止するととも
に、それを治療することを可能とする床擦れ防止・治療
用クッション装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達或するべく本願発明の床擦れ防止・治療用
クッション装置は、内側に空間を備えたクツンツンと、
このクッションに設けられクッシッンの外側と内側を連
通ずる1個又は複数の連通部と、光ファイバーケーブル
の一端に太陽光又は人工光を集光する集光部を取付ける
とともに他端に分光部を取付けてなり上記他端を上記連
通部を通してクッシ5ンの内側に配置した集光・分光手
段と、を具備したことを特徴とするものである。
その際、空気供給チューブの一端に空気供給部を備える
とともに、空気供給チューブの他端を上記達通部を通し
てクッションの内側に配置し、クッションの内側に空気
を強制的に供給する空気供給手段を設けることが考えら
れる。
(作用) まず、クッシッンを患者の患部の下に差し込む。
次に、光ファイバーケーブルの他端を連通部に通して、
クッションの内側に配置する。
光ファイバーケーブルの一端には集光部が設けられてお
り、この集光部を介して太陽光あるいは人工光が集光さ
゜れる. 集光された光は、光ファイバーケーブルを通って分光部
に送られ、分光部を介して出力される。
上記出力された光が患部に照射されることにより、床擦
れの治療をなす。
尚、クッションを差し込むことにより、床擦れ発生を防
止できることはもとよりである。
さらに、空気を供給する場合には、空気供給チューブの
一端を連通部に通してクッションの内側に配置する。
そして、空気供給部より空気を供給して、空気供給チュ
ーブの一端より噴出させる.これによって、換気を促進
させて、床擦れの治療をなす。
集光・分光手段と空気供給手段の両方を兼備した場合に
は、患部に光と空気の両方が供給されることになり、治
療効果をさらに高めることができる。
(実施例) 以下第1図ないし第6図を参照して本発明の第1実施例
を説明する。第1図は本実施例による床擦れ防止・治療
用クッション装置の構戒を示す図であり、第2図は第1
図の■一■断面図である。
クッション1はドーナツ状をなしていて、通気性の良い
材料、例えば、スポンジ(海綿状のゴム又は合戒樹脂製
品)からできている。
クッション1には、軟質性のパイプ3が複数個放射状に
埋設されていて、クッション1の外側と内側とを連通し
ている。これら複数のバイプ3により、通気性をさらに
良好なものとする。
一方、集光・分光千段5が設置されている。この集光・
分光千段5は、光ファイバーケーブル7と、この光ファ
イバーケーブル7の一端に取付けられ、太陽光又は人工
光(本実施例の場合には、太陽光)を集光する集光レン
ズ9と、ファイバーケーブル7の他端に取付けられ、光
を分散して出力する分光レンズ1lとから構威されてい
る。
上記光ファイバーケーブル7の他端は、前記バイプ3の
内任意のパイプ3を通って、クッション1の内側に配置
されており、上記分光レンズ11は、クッション1の略
中心に位置している。
つまり、集光レンズ9によって、太陽光を集光し、それ
を光ファイバーケーブル7を介して移送し、分光レンズ
1lを介して、患者の患部に出力する. クッションlは、第3図及び第4図に示すように、患者
l3の肩の下、腰の下等任意の部位(患部)に差し込ま
れる. 集光・分光手段5について、第5図及び第6図を参照し
て、さらに詳細に説明する。
太陽光は、集光レンズ9によって、波長による屈折率の
違いにより、紫外線a、可視光線、赤外線b、熱線に分
光される. 本実施例においては、光ファイバーケーブル7の入力端
を、可視光線が焦点を結ぶ領域に設定しておき、可視光
線だけを光ファイバーケーブル7内に取り入れている.
したがって、それ以外の紫外線a,赤外1b,熱線は、
除外される。
集光された光は、既に述べたように、光ファイバーケー
ブル7を介して移送され、分光レンスl1を介して出力
される。
尚、太陽光の内、何を取り入れるかは任意であり、集光
レンズ9の屈折率、光ファイバーケーブル7の入力端の
位置等を適宜xmwすることにより、所望の光を取り入
れることができる。
次に、集光・分光千段5を実際に敷設する場合であるが
、例えば、第6図に示すように、集光レンズ9を組込ん
だ集光部21を屋外のベランダ23等に設置する。そし
て、光ファイバーケーブル7を室内25まで延長する. 一方、室内25に設置されたベッド27上には患者13
が横たわっており、この患者13の患部の下にクンシタ
ン1を差し込む。そして、光ファイバーケーブル7の一
端をバイブ3に通して、分光レンズ11をクッション1
の内側に位置させる。
以上の構成を基にその作用を説明する。
まず、患部l3の下にクッション1を差し込んで、集光
・分光手段5により、太陽光を集光して移送し、患部に
照射する.これによって、患部が乾燥されて、患部に被
膜が形威されるようになる。
又、複数のバイブ3を介して、患部に空気が自然に供給
されるので、それによっても、患部の乾燥、被膜の形戒
を促すことができる. 治療に際しては、適宜クッションlを移動させたり、複
数のクッションl、集光分光千段5を設置したりする。
又、クッションlは、洗濯可能なものであるので、複数
個準備しておいて、適宜交換していけば、常G;清潔な
状態を保つことができる。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
まず、横たわったままの状態で、床擦れの治療を施すこ
とができる。これは、寝たきりの状態で、集光・分光千
段5により、太陽光を患部に照射することができるから
であり、同時に、複数個設けられたバイプ3によって、
患部近傍に空気が自然に供給されるからである。
集光・分光手段5は、集光レンズ9の屈折率、光ファイ
バケーブルの入力端の位置を適宜調節することにより、
太陽光の内、所望の光を取り入れることかできる。
集光・分光手段は5は、太陽光を利用するものであるの
で、コスト的にも好都合である.クッションlを適宜移
動させることにより、身体の所望部位に対して、治療を
施すことができる。
クッシヲン1、集光・分光手段5等を複数準備すること
により、同時に身体の複数の患部を治療することができ
る。
尚、クッション1を差し込むことにより、従来通りの床
擦れ発生防止機能を発揮できることはもとよりである。
次に、第7図を参照して本発明の第2実施例を説明する
.既に述べたように、クッション1に埋設されたバイプ
3による自然換気によって、患部に空気を供給すること
はできるが、この実施例では、これを空気供給手段30
によって強制的に行うものである。
まず、空気供給チューブ3lが設けられており、この空
気供給チューブ3lの一端33は、パイブ3を通って、
クッション1の内側に配置されている。
一方、空気供給チューブ31の他端には、コンプレッサ
35が接続されている。このコンプレッサ35より供給
される圧縮空気を、空気供給チューブ31を介して、患
部の下方に強制的に供給するものである。その際、圧力
は、例えば、1.5気圧程度である。
したがって、クッシゴン1を患部の下方に差し込んで、
コンブレッサ35より供給される圧縮空気を、空気供給
チューブ31を介して患部の下方に供給して、床擦れの
治療を施すことができる.尚、集光・分光千段5につい
ては、前記第1実施例の場合と同様である。
したがって、光を照射すること、及び空気を強制的に供
給すること、の両方により、床擦れの防止、治療を施す
ことができる。
尚、本発明は前記各実施例に限定されるものではない。
まず、クッシゴンの大きさ、形状等については種々のも
のが考えられる。
バイブの数、径、配置等についても、これを特に限定す
るものではない。
又、連通部としては、パイプを埋設するだけでなく、ク
ッションの下面側に、半割り状の溝を形成する、等種々
の構成が考えられる. (発明の効果) 以上詳述したように本発明による床擦れ防止・治療用ク
ッション装置によると、床擦れの防止及び治療を、寝た
きりの状態で施すことができる。
特に、集光・分光手段と空気供給手段を併設することに
より、その効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例を示す図で、
第1図は床擦れ防止・治療用クッション装置の構或を示
す平面図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は治
療の状態を示す平面図、第4図は治療の状態を示す側面
図、第5図は集光・分光手段の集光部近傍の構戒を示す
図、第6図は集光・分光手段の敷設例を示す側面図、第
7図は第2実施例による床擦れ防止・治療用クッション
装置の構戒を示す斜視図である。 1・・・クッション、3・・・パイプ、5・・・集光・
分光手段、7・・・光ファイバーケーブル、9・・・集
光レンズ、1l・・・分光レンズ、30・・・空気供給
手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内側に空間を備えたクッションと、このクッショ
    ンに設けられクッションの外側と内側を連通する1個又
    は複数の連通部と、光ファイバーケーブルの一端に太陽
    光又は人工光を集光する集光部を取付けるとともに他端
    に分光部を取付けてなり上記他端を上記連通部を通して
    クッションの内側に配置した集光・分光手段と、を具備
    したことを特徴とする床擦れ防止・治療用クッション装
    置。
  2. (2)請求項1記載の床擦れ防止・治療用クッション装
    置において、空気供給チューブの一端に空気供給部を備
    えるとともに空気供給チューブの他端を上記連通部を通
    してクッションの内側に配置しクッションの内側に空気
    を強制的に供給する空気供給手段を設けたことを特徴と
    する床擦れ防止・治療用クッション装置。
JP1160485A 1989-06-22 1989-06-22 床擦れ防止・治療用クッション装置 Granted JPH0326255A (ja)

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JP1160485A JPH0326255A (ja) 1989-06-22 1989-06-22 床擦れ防止・治療用クッション装置

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JPH0326255A true JPH0326255A (ja) 1991-02-04
JPH0466592B2 JPH0466592B2 (ja) 1992-10-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06343708A (ja) * 1993-06-04 1994-12-20 Egawa:Kk 放射線治療具
JP2003062017A (ja) * 2001-08-22 2003-03-04 Taiheiyo Boeki Kk ベット、敷き布団および寝具用パット
US8347846B2 (en) 2009-06-09 2013-01-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for internal combustion engine

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