JPH03262442A - 生きている細菌を保存し動物に供給する方法および装置 - Google Patents

生きている細菌を保存し動物に供給する方法および装置

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JPH03262442A
JPH03262442A JP2045983A JP4598390A JPH03262442A JP H03262442 A JPH03262442 A JP H03262442A JP 2045983 A JP2045983 A JP 2045983A JP 4598390 A JP4598390 A JP 4598390A JP H03262442 A JPH03262442 A JP H03262442A
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suspension
bacteria
liquid
animal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は生きている共生の(probiotic) J
!気性細菌を家畜に投与することに関するものである。
特に、本発明は、均一な濃厚懸濁液である前記細菌の水
性懸濁液を製造し、含有させ、かつ該懸濁液の希釈した
部分を動物飼料に添加する時まで該懸濁液の生存力を飼
養場において制御された温度条件下に保存して、前記細
菌を多数の動物に効果的に規則正しく投与できるように
するための方法および装置に関するものである。
(従来技術) 牛および他の動物に化学添加剤を投与して飼料を補い、
かくして完全栄養食(balanced diet)を
提供し、動物を病気から保護し、生育を刺激することは
、古くから普通に行われている。普通微量成分と呼ばれ
ているこのような添加剤を補給する物質は注意して制御
した投与量で規則正しくそれぞれの動物に投与して最適
結果が確実に得られるようにする必要があるのが普通で
ある。個々の投与量は微量成分の有効性が大きいために
代表的な例においては少量である。
個別に貯蔵されていた家畜用飼料添加剤濃厚物を希釈、
分散および懸濁させるための水のような流動性担体材料
中に飼養場において正確に分配するため、および飼料を
与える時より僅か前に家畜の飲料水または飼料中に生成
スラリを移送するために、多くの方法および装置が提案
されている。
これらの方法および装置はここに参考として記載する米
国特許第3.437.075号、同第3,498,31
1号、同第3.670.923号、同第3.806.0
01号、同第3,822゜056号および同第4.73
3.971号の明細書に開示されている。
また、添加剤補給物質は特定の生きている微生物を含む
ことがある。例えば、生きている共生細菌の投与は、牛
のような動物における最適な腸内フローラ(flora
)の回復を、特に飼養場への輸送のような緊張の多い状
態に置かれた後に、助けることができる。ゲデック、ビ
ー、(Gedek、 B、)「プロバイティクス・イン
・アニマル・フィーディングーイフエクッ・オン・パー
フォーマンス・アンド・アニマル・ヘルス」、フィード
・マガジン(Feed Ma azine)  、 1
987年11月号参照。また、共生細菌は規則正しく投
与した場合に栄養の吸収効率を高めかつ動物の消化管に
おける有害な微生物の増殖の抑制を助けることができ、
前記有害な微生物は共生細菌が存在していない場合には
病気の状態を引き起し、動物の発育および体重増加の速
度に悪影響を与える。このような目的のために牛に普通
投与される細菌種は嫌気性乳酸生成細菌であるラクトバ
チルス・アシドフィルス(Lact。
bacillus acidophilus)である。
グレンハンマーティー。アール、 (Klaenham
mer、 T、R,)  rミクロバイオロジカル・コ
ンシダレーションス・イン・セレンクシジン・アンド・
プリバレーシゴン・オブ・ラクトバチルス・ストレイン
ス・フォー・ユース・アズ・ダイエタリー・アトジャン
クツ」ジャーナル・オブ・ダイアリ−・サイエンス(L
−且I工り旦切工) 65: 1339〜1349頁参
照。このような生成物の例は米国ワシントン州すッチモ
ンド所在のバイオテクニクス・ラボラドリース、インコ
ーホレーテッド(Biotechniques Lab
oratories+Inc、)から「コバクチン(C
obactin) 」(商品名)として入手できる凍結
乾燥したラクトバチルス・アシドフィルス配合物である
嫌気性細菌は酸素、湿気、極端な温度条件および多くの
化学物質のような環境の影響に対して不利に敏感である
。最近まで細菌は希釈用乾燥増量剤および他の添加剤補
給物質と混合してプレミックスとされていた。しかし、
このような細菌含有プレミックスを使用した場合に得ら
れる動物の体重増加は一定していなかった。その理由は
、プレミックスの配合、包装および貯蔵が不適正である
ために、飼料に添加する前にプレミックス中の多数の細
菌が死亡するからである。細菌補給物質のメーカーの少
くとも1社が、微量化学成分の不存在下に細菌を凍結乾
燥し、この乾燥細菌を乾燥窒素のような不活性な乾燥し
た雰囲気下に密封した小包みに包装することにより、こ
れらの問題を部分的に克服した。このような進歩は商業
的に包装された嫌気性細菌配合物の貯蔵寿命を著しく延
長させた。しかし、適正に包装された嫌気性細菌であっ
ても、包装を開封した時に空気および湿気と接触するた
めに変化を起し易くなる。従って、このような包装は、
開封後に細菌を生きている状態に維持し、この生きてい
る細菌を多数の動物に適正な投与量で施与するという問
題を解決できなかった。生存力を延長させる何らかの手
段を講じない限り、開封した包装からの嫌気性細菌を適
正に希釈し、開封後極めて短時間内に動物に与える必要
があるが、これは広い飼養場では時間的に不可能であり
、実際的でない。従って、開封後に、正しい投与量で効
果的に規則正しく多数の動物に供給することができる既
知濃度において直ぐに使用できる生存力のある状態で細
菌を保存する方法および装置がなお必要とされている。
乾燥濃縮物からの細菌を動物に投与するにはいくつかの
既知方法が使用されているが、現在の方法はいずれも重
大な欠点を持っている。ある既知方法では、乾燥細菌を
希薄水性懸濁液中で再水和し、この懸濁液を水薬投与器
により経口投与する。
しかし、水薬投与器による投与は面倒でありまた時間的
に不可能であるので、この方法は緊急の必要がある時、
例えば、動物が飼養場に到着した直後、または動物が明
らかに病気である場合にのみ行われるのが普通である。
第2の既知方法は飼料槽内の動物飼料の上に乾燥細菌を
手で散布する方法であるが、この方法は広い飼養場では
時間的に不可能である。また、分布状態を一層均一にす
るには、濃厚な細菌を乾燥増量剤である程度予備希釈す
る必要があるが、この際濃厚な物質との接触によって細
菌の生存力がかなり損失する。さらに、多くの動物が同
し飼料槽から食べる場合には、各動物が正しい一定量を
受取ることを保証することはこの方法によっては実際上
不可能である。
第3の方法は乾燥細菌と飼料とを混合してから飼料槽に
分配する方法である。しかし、この方法は望ましくない
。その理由は、このような混合物の均一性を遠戚するの
が困難であり、また混合物を動物に施与する時までに多
数の細菌が死滅するからである。
大規模に規則正しく少ない量の共生細菌を家畜に正確に
投与する実際的な方法および装置が必要とされているに
もかかわらず、このような方法および装置は知られてい
ない。
従来、キャリヤ液体スラリ中の微量化学成分を少ない正
確な量で飼料を介して家畜に規則正しく大規模に投与す
る上述の方法および装置は、上述の種類の生きている嫌
気性細菌に適用できないと考えられていた。この理由は
、細菌の生存力が維持されかつ上述のような従来の方法
および装置において使用できる形態において、細菌添加
剤を貯蔵できる方法および手段が無かったからである。
特に、このような従来の方法および装置に通用できるよ
うにするためには、生きている細菌を、所要に応じて飼
養基において重量または容積で直ちに分配できるように
、乾燥微粒状または液状で既知の一定濃度において、長
期間貯蔵できる必要がある。この結果、ある家畜に共生
細菌を規則正しく投与することによる利点が広く知られ
ているにもかかわらず、飼養基の作業者は適当な方法お
よび装置が無いためにこれを行っていなかった。
従って、(a)所要に応じて直ぐに使用できる既知濃度
の均一な多量の細菌物質を、動物に施与する直前まで細
菌が生きている状態で保存されるように、重量または容
積で正確に分配するのを助ける形態において、飼養基に
おいて製造および貯蔵し;かつ(b)生きている状態の
細菌を多数の家畜に各動物が正しい量の生きている細菌
を、好ましくは飼料および所要に応して他の微量成分と
混合した状態で受取るように規則正しく施与する方法が
必要とされている。
従って、本発明の目的は規則正しく消化させるために既
知量の所望の生きている細菌を動物飼料と混合して多数
の動物に供給する方法および装置を提供することにある
本発明の他の目的は生きている形態の所望の細菌の既知
濃度の懸濁液を所要に応じて直ぐに動物に投与できる状
態で飼養基において保存および貯蔵する方法および装置
を提供することにある。
本発明の他の目的はある量の濃厚な既知濃度の生きてい
る共生細菌の水性懸濁液を動物の飼養基において製造お
よび貯蔵し、かつその既知量を動物飼料に添加する時ま
で生きている細菌を既知の安定な濃度で保存する方法お
よびこのためのコンパクトな装置を提供することにある
本発明の他の目的は濃厚で多量の生きている共生細菌の
水性懸濁液を製造および貯蔵し、かつその既知量を既知
量の動物飼料に添加する前にさらに希釈し他の微量成分
を添加するために移動させる時まで前記細菌を既知の安
定な濃度において生きている状態で保存する方法および
装置を提供することにある。
本発明の他の目的は前記濃厚な細菌懸濁液を重量測定器
または容積測定器に供給して所定量の濃厚な細菌懸濁液
を、他の微量成分添加物を含有する既知量の水性液体に
正確に分配し、その後に飼料を消費させるために動物に
施与する直前に既知量の家畜飼料に添加できるようにす
る方法および装置を提供することにある。
本発明の他の目的はある量の濃厚な生きている共生細菌
の水性懸濁液を製造し、かつ前記細菌を水薬投与器によ
る方法のような他の方法によって動物に治療のために投
与する前にさらに希釈し他の微量成分を添加するために
その既知量を移動する時まで既知の安定な濃度において
生きている状態で保存する方法および装置を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は濃厚な細菌懸濁液の温度を既知の安
定な濃度において生きている状態における所定の最適細
菌生存範囲内に調整し、前記温度を濃厚な細菌懸濁液の
全体にわたって均一に前記温度範囲内に調節する上述の
ような方法および装置に関するものである。
本発明の他の目的は装置内に収容されている濃厚な細菌
懸濁液を周囲温度の変化から絶縁する方法および装置を
提供することにある。
本発明の他の目的は装置内に収容されている濃厚な細菌
懸濁液を細菌濃度に関して均一に維持する上述のような
方法および装置を提供することにある。
(発明の開示) 本発明の上述の目的は、飼養基においである量の濃厚な
既知濃度の細菌懸濁液を製造しかつ収容するため、およ
びその既知量を動物飼料に添加する時まで生きている懸
濁された細菌を制御された条件下に生存力のある状態で
保存するための貯蔵および保存する方法および装置によ
って達成される。前記細菌は代表的な例においては該細
菌を消化する家畜の種類および品種に共生の利益(pr
o−biotic benefit)を授ける菌株であ
り、この細菌は重量増加速度を高め、病気に対する抵抗
性を高めるほかに他の有利な目的のために正確な有効量
で家畜に投与される。濃厚な細菌懸濁液は貯蔵装置から
重量測定装置または容積測定装W(例えば、米国特許第
4.733,971号明細書に開示されている装置)に
制御可能に供給され、ここで前記懸濁液は制御可能に分
配、計量または秤量され、次いで所定の流量または重量
において水性キャリヤ液体に供給され、該キャリヤ液体
と均一に混合される。
また、前記キャリヤ液体には他の乾燥微粒子および添加
剤濃厚液を所定量および所定濃度で供給することができ
る。次いで、生成した希薄懸濁液を消費させるために動
物に施与する直前に飼料に供給し、混合する。
本発明は共生(probiotic) 、治療または他
の目的のために正確な量の生きている細菌を多数の家畜
動物に規則正しく同時に投与することを初めて可能にし
た。従来、飼養場において予想される使用時の前に生き
ている細菌の懸濁液を製造し、細菌を直ぐ使用できる状
態のままその生存力を維持することができる実際的な方
法および装置は知られていなかった。
以下に説明する本発明の好適例においては、熱絶縁容器
内に所望の容積の濃厚な細菌懸濁液を入れる0重量スケ
ールまたは他の秤量手段によって容器とそのなかの液体
との合計重量を監視し、所定量の水性キャリヤ媒質を容
器に確実に正確に入れる。冷凍手段によって細菌懸濁液
を所望の温度範囲内まで冷却し、前記懸濁液の温度を前
記温度範囲内に維持する。電気的に制御された混合手段
によって容器内の細菌懸濁液をかきまぜて水性キャリヤ
媒質中における細菌の分散を促進し、温度を均一に維持
する0本発明の装置は容器およびこれに連結されている
配管のなかの濃厚な細菌懸濁液の温度および濃度の均一
性を維持するために細菌懸濁液を再循環させるための電
気的に制御された手段を具える。容器には蓋をして容器
内容物の環境による汚染を防止し、空気の循環を抑制す
る。
蓋は容器に水性キャリヤ媒質を入れることができ、かつ
乾燥細菌を新たに供給することができる蝶着された比較
的小さい開閉ドアを具える。最後に、本発明の装置はま
た、濃厚な細菌懸濁液を動物飼料に添加する前に前記懸
濁液を制御可能にさらに希釈し、所要に応して所定の配
合物中の他の添加剤と混合するために、濃厚な細菌懸濁
液を容器から別個の重量測定手段また容積測定手段に制
御可能に分配する手段を具える。
別個の計量装置または秤量装置において濃厚な細菌懸濁
液を容器からホッパまたはスラリ混合容器に容積または
重量で分配する操作は中央処理装置によって制御される
。また中央処理装置は、ここに参考として記載する米国
特許第4,733,971号明細書に開示されている別
個の秤量装置とインターフェースによって電気的に連結
することができる。
次に、本発明を図面を参照して例について説明する。
本発明は飼養場において大規模に家畜に規則正しい少な
い用量で正確に投与することができ、共生細菌として使
用される嫌気性細菌の濃厚な懸濁液を製造および貯蔵す
る新規な方法および装置を提供する。本発明の好適例に
おいては、細菌の生育または増殖を防止すると共に微生
物の生存力を維持するために、最小栄養含有量を有する
水性キャリヤ媒質中に細菌を懸濁させる。この懸濁液の
温度は生存力を低下させる同化プロセスまたは異化プロ
セスを抑制するのに十分な低い温度(普通、2.2℃〜
10.0″C(36@F〜50°F))に維持する。
この懸濁液を細菌濃度に関して均一に維持し、温度につ
いて均一に維持する。貯蔵する細菌懸濁液の容積を小さ
く維持して、直ぐ使用できる細菌を適当に供給できる量
を収容する装置として、嵩ばった大型装置が必要となる
のを回避する0例えば、400 gの乾燥細菌の包みを
4.54kg (10ポンド)の水に加えた場合には、
1回の飼料施与において10.000頭の牛に投与する
のに十分な細菌量が濃厚懸濁液中に存在する。また、本
発明の装置は、飼養場において、動物に分配する直前に
飼料バッチを配合および製造することができる場所に設
置することができる。最後に、本発明の装置は細菌を飼
料に加える直前に正確な第2希釈工程を行う現存の装置
と組合せて使用することができる。例えば、米国特許第
4,733.971号明細書には、動物飼料に加える前
に既知量の液体または乾燥形態の化学添加剤を既知量の
水のようなキャリヤ液体中に懸濁させる装置が開示され
ている。既知量の濃厚な細菌懸濁液を本発明の装置から
米国特許第4,733゜971号の装置によって製造し
た懸濁液に加えると、十分な二次希釈が遠戚される。
第1図は、毎日の家畜用共生補給物質として使用される
既知濃度の生きている細菌の濃厚な水性懸濁液を製造、
貯蔵および保存する本発明の一例の装置10を示す、装
置10は、入口手段90を有する液体保持手段または容
器20;電気駆動ミキサ80、電気駆動ポンプ40、お
よび電気作動弁30を有するかきまぜ手段;サーモスタ
ット手段70、冷凍手段50、および絶縁手段110を
有する温度制御手段;秤量手段60;液体レベル検出手
段170:および電気駆動ポンプ40、電気作動弁30
および120、および制御手段100を有する供給手段
を包含するいくつかの主要構成部品を具える。制御手段
100は中央処理袋f(CPU)140およびサイクル
タイマー130を具える。
第1図において、装置10は基本的に2個のフレーム構
造体:サブフレーム150およびフレーム160のほか
にこれらのフレーム構造体によって支持された構成部品
を具える。サブフレーム150はフレーム160の下方
に位置し、ポンプ40および秤量手段60を支持する。
普通秤量手段60は重量目盛を具え、これにより1置板
(loading pan)62上に載っている目的物
の重量を測定する。フレーム160は載置板62の上に
直接載っており、冷凍手段50、容器20、弁30、外
側側方パネル151、頂部ふた152、入口手段90、
ミキサ80、サーモスタット70、液体レベル検出手段
170、絶縁手段110、サイクルタイマー130およ
びモータ速度制御器84を支持しているのが普通である
代表的な例においては、容器20は円筒形であり、この
容器内に収容されている液体の完全な排出を容易に行う
ことができるように逆円錐様の形をした下側端部21を
有する。代表的な例においては、容器20はステンレス
鋼から作られている。しかし、容器20は腐食せず、接
触する水性液体に有毒物質を与えず、あるいは使用中に
予期される種類の水性溶液と長時間接触しても性能の低
下を示さず、かつ受入れることのできる熱的および機械
的特性を有する任意の他の適当な材料から作ることがで
きる。容器20の容積は11〜I’l!(3〜5ガロン
)の範囲内であるのが好ましいが、他の容量も可能であ
ってこの場合も本発明の範囲内にある。
代表的な例においては、容器20はフレーム160の内
側最上部において垂直に装着され、その円錐部は下方を
向いている0円錐部21の頂点は丸い開口20を有し、
この開口にバイブエルボ24が連結されている。容器2
0の上側端は水平パネルまたは頂部ふた152で覆われ
、頂部ふた152は開口153を有し、開口153は入
口手段90によって外側で閉鎖されている。容器20の
外側のまわりには蒸発器コイル51がらせん状に巻付け
られており、コイル51は冷凍手段50の一部を構成す
る。本発明の好適例においては、例えばろう付または他
の適当な処理方法によって、蒸発器コイルを容器20の
外壁と緊密に接触させる。絶縁手段110は液体材料ま
たは適当な固体材料とすることができ、絶縁手段110
によって容器20および蒸発器コイル51を包囲する。
フレーム160の適当な部材に外側側方パネル151を
取付ける。側方パネル151は頂部ふたI52および入
口手段90と共に容器20の封入を完結する。
入口手段90は垂直パネル91、蝶着ドア93および把
手92を具える。蝶着ドア93は通常密閉位置になって
いる。水性キャリヤ液体または商業的包み95からの乾
燥細菌を新たに供給するため、または容器20の内部を
清浄にするかあるいは容器20の内容物23を点検する
ために、蝶着ドア93を開閉範囲94にわたって開いて
容器20の内部に接近できるようにすることができる。
ミキサ80は頂部ふた152の上に垂直に装着された電
気駆動モータ81、該モータ81の回転子に軸線方向に
強固に取付けられた軸82、軸82の末端に強固に取付
けられた混合羽根83、およびケーブル86によってモ
ータ81に電気的に連結された電子式モータ速度制御器
84を具える。軸82は十分に長くして限界容積の液体
が容器20内に収容されている場合には必ず混合羽根8
3が液体中に確実に入るようにする。
電子式モータ速度制御器84は、モータ81によって駆
動される混合羽根83の種々の現在の角速度をtJ4M
するためのコントロール手段87.88および89、お
よび所要に応じてモータ81を回転して混合羽根83を
予め設定された特定の角速度で連続的に回転させるため
の手動制御スイッチ85を具える。また、モータ速度制
御器84はケーブル55によって冷凍手段50(および
サーモスタット手段70)に電気的に連結されている。
普通、秤量手段60は電子式または機械式重量目盛61
を具え、重量目盛61はサブフレーム150の上面に装
着されている。(質量感知用電子式ロードセルを使用す
る電子式目盛は、機械式ビーム型または他の目盛手段よ
り、こぼれた液体、塵埃、機械的振動および機械的衝撃
のような環境上の妨害に対して感度を鈍くし、かつ信頼
性を大きくすることができる。しかし、いづれのタイプ
のものでも十分である。)秤量手段60は重量目盛61
によって支持されている装置10の部分の風袋(tar
e)重量を「零にする」点および容器2oの「空」また
は「満杯」の状態に対応する設定点のような種々の重量
データを入れることができる手段を具えることができる
普通、温度制御手段は冷凍手段50、サーモスタット手
段70、および絶縁手段110を具える。
冷凍手段50は従来設計のものである。冷凍手段50を
容器20の下方でフレーム160に装着する。普通、冷
凍手段50は圧縮1152、冷却器53、受入れタンク
54、および他の必要な構成部品から威る。冷凍手段5
0は容器20の外側にらせん形に巻付けられた蒸発器コ
イル51を具える。蒸発器コイル51は適当な冷媒で満
たされ、圧縮機52、冷却器53、受入れタンク54、
および冷凍手段50の他の構成部品に液圧的に適当に連
結されている。
本発明の装置の好適例においては、絶縁手段110は、
容器20および蒸発器コイル51の周囲に適当に被着さ
せる場合には、容器20およびその内容物23の熱絶縁
材料として使用するのに適当な繊維質材料または発泡材
料のような任意の材料から成る。
本発明の装置の第2の例(図示せず)においては、絶縁
手段110は容器20の外壁と該外壁に合致する類似し
た材料の第2の壁形成性シートとの間に設けられかつ蒸
発器コイル51を囲む密閉され流体で満たされたスペー
スを具える。このような第2の例においては、容器20
の外壁とこれに合致するシートの内壁との間のスペース
にプロピレングリコールのような熱吸収性液体物質を充
填する。
この第2の例においては、蒸発器コイル51は容器20
の外壁に緊密に接触させるか、あるいは前記液体充填ス
ペース内に自由に懸垂させることができる。容器20の
外壁に合致するシートの外壁は所要に応して、好適例に
おけるように、追加の熱絶縁用の繊維材料または発泡材
料で覆うことができる。
頂部ふた152にはサーモスタット手段70が装着され
ており、サーモスタット手段70は密封されたプローブ
71を具える。プローブ71は頂部ふた152の開口を
経て容器20内に下向きに垂直に延在させて、プローブ
71の末端を適当な深さで容器2oの液体内容物23中
に浸す。密封されたプローブ71の内側には温度感知素
子が存在している。適当な支持電子回路構成を有する電
気スイッチ73をケーブル75によって温度感知素子7
2に、またケーブル74によって冷凍手段50に電気的
に連結する。電気スイッチ73はフレーム160に装着
する。
液体レベル検出手段170は頂部ふた152に装着され
、プローブ171を具える。プローブ171は頂部ふた
152の開口を経て容器2o内に下向きに垂直に延在さ
せて、プローブ171の末端を適当な深さで容器20の
液体内容物23中に浸す、プローブ171の内側には、
隣接する液体と接触した際に作動する任意の適当なスイ
ッチング装置F172 、例えば導電セル、フロートス
イッチ、傾動スイッチ、光電デバイス、または容器20
内の液体内容物23の容積がある最低レベルより下に低
下した場合に必ず電気信号を発する他の適当な装置が存
在してし)る。
液体レベル検出手段170はケーブル173によってア
ラーム174に電気的に連結されている。アラーム17
4は聴覚手段、視覚手段、または他の適当なアラーム手
段、もしくはこれらの組合せとすることができる。
装置10は下記のように液圧的に配管されている:エル
ボ23を容器20の底に設けた開口22に連結する0通
常閉じている電気作動二方向弁30の入口31をエルボ
24の末端開口に連結する。(弁30はt磁弁であるの
が好ましいが、他のタイプの電気作動弁も使用すること
ができる。)弁30の出口32を可撓性液圧導管33に
よって、サブフレーム150に装着された電気作動ポン
プ40の入口41に連結する。
ポンプ40の出口42を可撓性液圧導管43によって電
気作動三方弁120の入口121に連結する。(弁12
0は’am弁であるのが好ましいが、他のタイプの電気
作動弁も使用することができる。)弁120を別個の秤
量装置または計量装置200(米国特許第4.733.
971号明細書に記載されているような装置)に装着す
る。弁120の通常開している123に出口ノズル12
4を取付ける。分配された容積の濃厚な細菌懸濁液はこ
のノズル124を通ってから、さらに希釈され、所要に
応じて他の微量の化学添加剤と混合し、動物飼料と混合
する6可撓性液圧導管125を弁120の通常開いてい
るバイパス口122に連結する。可撓性液圧導管125
の末端を開口126において頂部ふた152に垂直に通
して出口ノズル127に連結する。
サイクルタイマー130は任意の適当な電気駆動時計ま
たはタイマースイッチであって、フレーム160に装着
されている。サイクルタイマー130はケーブル132
によりポンプ40に、ケーブル133により弁30に、
ケーブル131により電気的モータ速度制御器84に電
気的に連結されている。サイクルタイマー130は、弁
30を開閉し、ポンプ40およびモータ81を始動およ
び停止させるのに十分な数およびタイプの、プログラム
可能な内部時間タイマーによって作動するリレーまたは
スイ・ンチング手段を具える。
中央処理装置(CPtl)はキーボードおよびデイスプ
レィを有する任意の適当なプログラム可能なマイクロコ
ンピュータである。CPU 140はポンプ駆動回路1
42およびケーブル141を経由してポンプ40に、ま
た弁駆動回路144およびケーブル143を経由して弁
120に電気的に連結されている。ポンプ駆動回路14
2および弁駆動回路144は、CPU140から論理信
号を受取った時に、それぞれポンプ40および弁120
を作動させるのに十分な電流を供給する適当な電子スイ
ッチング装置である。CPU140は、代表的な例にお
いては、装置lOを米国特許第4,733,971号明
細書に記載されているような別個の秤量および/または
計量手段200と一緒に使用する場合に使用される。な
おCPU 140は前記米国特許明細書において符号2
0で示されている装置である。また装置EIOを単独で
使用する場合には、CPU 140の行う機能をサイク
ルタイマーまたはプロセス制御器によって行わせること
ができる。しかし、後者の場合にも、目盛61によって
測定される量の測定を監視するため、オペレータが容器
20から分配しようとする所望量の細菌懸濁液(この量
は分配中に目盛61によって測定される減量によって示
される)をキーインできるようにするため、および所望
量が正確に分配されるまでCPIJ 140によって弁
およびポンプの作動を自動的に制御できるようにするた
めに、CPUを使用することができる。
容器120は濃厚な細菌懸濁液23の製造中および貯蔵
中には前記懸濁液を収容している。−例では、容器20
に充填する操作は、蝶着ドア93を開き、重量目盛61
によって測定した所望量の水のような水性キャリヤ媒質
を注入することにより達成される。
所望の菌株の凍結乾燥した細菌の商業的包み95の円味
を容器20内の液体に加える。装填後に、蝶着ドア93
を閉じた位置に維持する。例えば、米国ワシントン州し
ッドモンド所在のバイオテクニクス・ラボラトリーズ・
インコーホレーテッドから人手できる「コハクチン」 
(商品名)のような凍結乾燥した細菌の400 gの包
みを37.91!、(10ガロン)の水に加えると、牛
の場合には1匹の動物に対して10,000回投与でき
る量が生成する。
あるいはまた、容器20には水のような水性キャリヤ媒
質を、該媒質の供給源に連結された適当な弁および配管
を経て頂部ふた152からのような好都合な位置で容器
20に入れるかあるいは底(図示せず)から入れること
により、制御可能に装填することができる。
上述のいずれの例においても、オペレータは重量目盛6
1によって、容器20に正確な量の液体、例えば、新た
らしい水性キャリヤ媒質が装填されたことを、既知量の
細菌が前記媒質に加えられる前に知らされる。風袋重量
は空の容器20を包含する装置10のすべての構成部品
の重量である。容器20はフレーム160に装着され、
フレーム160は載置板62上に着座している。空の容
器20にはそのなかに小容積の限界量の液が残っている
ことがある。
満杯時の重量は風袋重量と容器20およびこれに連結さ
れた配管内に収容されている所望量の液体との合計量に
等しい。
冷凍手段50は容器20の液体内容物を、オペレータに
よって予め設定されかつサーモスタット手段70によっ
て感知される温度(普通2.2〜10.0℃(36〜5
0°F)の範囲内の温度)まで冷却する。
サーモスタット手段70はスイッチ73および他の適当
な電子回路を経て冷凍手段5oに電気的熱フィードバッ
ク信号を供給し、容器20内に収容されている液体の温
度がオペレータの予め設定した上限温度を越えて上昇し
た場合には必ず圧縮1152を付勢し、前記温度がオペ
レータの予め設定した下限温度より低下した場合には必
ず圧縮機52を減勢する。
オペレータによる上限および下限温度の設定はスイッチ
73におけるサーモスタット設定点を手で調節すること
により達成することができる。
ミキサ80は濃厚な細菌懸濁液を容器2o内に貯蔵され
ている間定期的にかきまぜて前記懸濁液の温度を確実に
均一にしかつ、細菌濃度を確実に均一にする。また、ミ
キサ8oは、濃厚な細菌懸濁液の新たなバッチを製造し
ている場合には必ず、また容器内に収容されている濃厚
な細菌懸濁液の一部を容器20から分配している場合に
は必ず作動している。
ミキサのモータ81の回転子の角速度はモータ速度制御
器84によって制御される。モータ81は、オペレータ
が容器20内に収容されている液体に乾燥細菌95を加
えている場合には必ず、制御手段87によって予め手で
設定した高い速度で作動させて分散を容易にする。(オ
ペレータは手動制御スイッチ85を入れて混合速度を高
める。スイッチ85は他のすべての時間の間オフ位置に
維持されている。)濃厚な細菌懸濁液が容器20内に貯
蔵されている間、モータ81を制御手段88によって手
で予め設定した中間速度で定期的に作動させて懸濁液の
全体にわたって温度および細菌濃度を確実に均一にする
代表的な期間は、ケーブル131によってモータ速度制
御器84に電気的に連結されているサイクルタイマー1
30によってトリガーされるように、15分毎に1分の
作動期間である。また、モータ81は、懸濁液が容器2
0から分配されている場合には必ず、中間速度で作動す
る。モータ81は、冷凍手段50が作動している場合に
は必ず、制御手段89によって手で予め設定した低い速
度で作動して、容器20の壁に接触している濃厚な細菌
懸濁液が局部的に冷凍されることがないようにする。
弁30および120とポンプ40とを協力させて容器2
0から濃厚な細菌懸濁液23を排出し、かつ該懸濁液を
再循環させてその温度および濃度を確実に均一にする。
弁30およびポンプ40を同時に付勢して、容器20か
ら懸濁液が可撓性導管33および43を通って流れるよ
うにする。弁30およびポンプ40を付勢しかつ弁12
0を減勢した場合には、容器20からの懸濁液は開口2
2からポンプ輸送され、弁30.導管33、ポンプ40
、導管43、およびバイパス口122に通ずる弁120
を通り、さらに可撓性液圧導管125を通って出口ノズ
ル127から流出して容器20内に戻り、これにより容
器20内の液体内容物の再循環が行われる。
弁30および120およびポンプ4oを同時に付勢した
場合には、容器20からの懸濁液は開口22からポンプ
輸送され、弁30、導管33、ポンプ40.導管43、
および出口123に通ずる弁120を通り、ノズJし1
24から流出し、これにより容器20からの濃厚な細菌
懸濁液の分配が行われる。弁120は上述のように分配
および再循環の両方に使用されるので、再循環および分
配が同時に起ることはない。
サイクル多イマ−130によって切換えられた電力はポ
ンプ40および弁30を同時に付勢して容器20の内容
物を再循環させる。オペレータは、15分間毎に1分間
付勢するというように、サイクルタイマー130に付勢
および非付勢の期間を予め設定しておく。
弁30および120、およびポンプ40を同時に付勢し
て濃厚な細菌M濁液の一部を容器20から分配すること
は、CPU 40からの電気信号によって行われる。本
発明の装置を米国特許第4,733,971号明細書に
記載されているような別個の秤量および/または計量手
段200と組合せて使用する場合には、CPU 140
を目盛手段(第1図)および場合によっては秤量および
/または計量手段200の他の構成部品にインターフェ
ースで電気的に連結して、飼料への配合、製造および供
給を行うための一体化された装置を得ることができる。
あるいはまた、本発明の装置を単独で使用する場合には
、弁30および120およびポンプ40は、マイクロプ
ロセスサより簡単なプロセス制御器、例えば、リレーま
たは同様なスイッチング装置によって、同時に付勢する
ことができる。
第1図は本発明装置を従来の別個の秤量装置(例えば、
米国特許第4.733,971号明細書に記載されてい
る装置)と組合せた第1の例を示す。この秤量装置によ
って、液状および乾燥状態の両方の微量成分添加剤を、
既知容積の水を入れた混合タンクに制御可能に分配し、
しかる後に生成スラリを既知量の動物飼料と混合する。
この第1の例においては、装置10からの濃厚な細菌懸
濁液は、ポンプ40および弁30および120が同時に
付勢されると、ノズル124から流出して別個の秤量手
段200の重量または容積計量ホ・ンバ207に入る。
ホッパ207は代表的な例においては複数個の別個の室
に区分され、各室毎に他の微量成分の1種が微量成分容
器201.202および203からそれぞれ弁204.
205および206を経て制御可能に分配される。ある
いはまた、さらに多数のホッパを使用することができる
。ホッパ207は回転させてその内容物(図示せず)を
空にすることができ、あるいは内容物を底のドアから排
出するかあるいは弁208から排出することができる。
弁20Bはホッパ207の各室に1個づつ設けられてい
る。ホッパ207の内容物を混合タンク211に排出す
る。タンク211には既知の容積または重量のキャリヤ
水を予め弁216を経て入れておいて、既知濃度の希薄
微量成分懸濁液を生成する。この希薄懸濁液をミキサ2
15でかきまぜて均一な混合物を生成し、次いでポンプ
212を使用して飼料トランク213内に排出する。飼
料トラックには予めビン209から弁210を経て既知
の容積または重量の動物飼料を入れておく。希薄微量成
分懸濁液をトラック213内の飼料に加える際には、飼
料を回転混合するかあるいは他の方法でかきまぜて飼料
の全体にわたって懸濁液を確実に均一に分布させる。そ
の後に、飼料を動物に施与するために飼料槽214に供
給する。
第2図に示す例においては、生きている細菌の濃厚懸濁
液は単に、所要に応して他の微量成分と配合するために
入手することができかつ飼料トラック213の隣のCP
U 140の遠隔制御ターミナル(図示せず)を介して
飼料トラックのオペレータによって選択されたいくつか
の微量成分のうちの1種になっている。すなわち、第2
図に示す装置は本質的に米国特許第4,733.971
号明細書に記載されているように操作される。
第3図は本発明装置を従来の混合タンクと組合せた第2
の例を示す。混合タンクには既知の容積または重量の水
を入れておき、この水に既知の容積または重量の濃厚細
菌懸濁液を加え、しかる後に生成した懸濁液を動物飼料
に加えて混合するか、あるいは例えば水薬投与器により
液体として個々に動物に投与する。
この第2の例においては、装置10からの濃厚な細菌懸
濁液23は所要に応じてノズル124から流出して混合
タンク211に入る。混合タンク211には予め弁21
6を経て既知の容積または重量の水を入れておく。この
第2の例においては、秤量および/または計量装置を使
用しない。その代りに、重量目盛61を使用して容器2
0から分配される懸濁液を(正味の重を減として)監視
する。混合タンク211内の既知の容積または重量の水
に既知重量の1厚な細菌懸濁液23を加えると、適正な
既知の希釈程度の希薄細菌懸濁液が生成する。この希薄
懸濁液をミキサ215でかきまぜて均一な混合物を生成
し、次いでポンプ212を使用して飼料トラック213
内に排出する。飼料トラック213には予め弁210を
経て既知の容積または重量の動物飼料を入れておく。希
薄細菌懸濁液をトランク213内の飼料に加える際には
、飼料を回転混合するかあるいは他の方法でかきまぜて
飼料の全体にわたって懸濁液を確実に均一に分布させる
。その後に飼料を動物に施与するために飼料槽214に
供給する。
また、第3図に示す本発明の装置の第2の例を使用して
動物飼料に添加する以外の目的の希薄細菌懸濁液を製造
することができる。例えば、混合タンク211内の希薄
懸濁液を水薬投与器に導いて動物に治療量の希薄懸濁液
を直接経口投与することができる。
上述の第1および第2の例のいずれにおいても、濃厚な
細菌懸濁液を装置10から分配して消費させるために動
物に施与するまでの全プロセスは僅かに数分を必要とす
るにすぎず、これは有意な細菌の死亡が起きない十分に
短い時間である。
混合タンク211内に収容されているN’fiJ細菌懸
濁の濃度および容積は、希薄細菌懸濁液を加えた飼料の
全量が過剰の懸濁液をむだにすることなく細菌で確実に
均一に覆われるように注意して適合させることができる
。さらに、混合タンク211内に収容されている希薄懸
濁液中の細菌濃度は飼料施与の際に各動物が受入れる細
菌量を最適にするために、飼料の全重量または全容積、
飼料の平均粒度、粒子密度、表面積、および1回の飼料
施与において各動物によって通常消費される飼料の量の
ような変量に注意して適合させることができる。
第2図の装置および第3図の装置はいずれも、最初に濃
厚懸濁液を水性液体キャリヤで希釈し、次いで動物飼料
と混合する場合には、懸濁液中の正確な少量の生きてい
る細菌を、規則正しく、所要に応して商業的飼養場にお
ける牛のような多数の動物に供給することができる。
本発明の思想を主要ないくつかの例について示しかつ説
明したが、かかる発明思想から逸脱することなく本発明
を配置および詳細な点で変更できることは当業者にとっ
て明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一例の主要な構成部品を示す断面
図、 第2図は第1図の装置を従来の別個の秤量装置の一例と
組合せた第1の例のブロック線図、第3図は第1図の装
置を従来の混合タンクの一例と組合せた第2の例のブロ
ック線図である。 工0・・・本発明の一例装置 20・・・容器(液体保
持手段)21・・・容器の下側端部(円錐部) 22・・・開口 23・・・容器内部(内容物、 24・・・パイプエルボ 31・・・入口 33・・・導管 41・・・入口 43・・・導管 51・・・コイル 53・・・冷却器 55・・・ケーブル 61−・11目盛 70・・・サーモスタット手段 71・・・プローブ 73・・・スイッチ 80・・・ミキサ 82・・・軸 84・・・モータ速度制御器 86・・・ケーブル 87〜89・・・コントロール手段 細菌懸濁液) 30・・・弁 32・・・出口 40・・・ポンプ 42・・・出口 50・・・冷凍手段 52・・・圧縮機 54・・・受入れタンク 60・・・秤量手段 62・・・載置板 72・・・温度感知素子 74、75・・・ケーブル 81・・・モータ 83・・・混合羽根 85・・・スイッチ 90・・・入口手段     91・・・垂直パネル9
2・・・把手       93・・・蝶着ドア94・
・・開閉範囲     95・・・包み(乾燥細菌)1
00・・・制御手段    110・・・絶縁手段12
0・・・弁       121・・・入口122・・
・バイパス口   123・・・出口124・・・ノズ
ル     125・・・導管126・・・開口   
   127・・・ノズル130・・・サイクルタイマ
ー 131、132.133・・・ケーブル140・・・中
央処理装置(CPU) 141、143・・・ケーブル  142・・・ポンプ
駆動回路144・・・弁駆動回路   150・・・サ
ブフレーム151・・・側方パネル   152・・・
頂部ふた153・・・開口      160・・・フ
レーム170・・・液体レベル検出手段 171・・・プローブ 172・・・スイッチング装置 173・・・ケーブル 174・・・アラーム 200・・・秤量および/または計量手段201、20
2.203・・・微量成分容器204、205.206
・・・弁  207・・・ホッパ208・・・弁   
   209・・・ビン210・・・弁       
211−・・混合タンク212・・・ポンプ     
213・・・飼料トラ・ンク214・・・飼料槽   
  215・・・ミキサ216・・・弁       
217・・・目盛手段FIG、 1 0;−9s

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、生きている嫌気性共生細菌を保存し動物に供給する
    に当り、 生きている細菌をキャリヤ液体中に導入し、この際前記
    細菌の生育または増殖を実質的に促進することなく前記
    細菌を生きている状態に維持する温度範囲内に前記細菌
    を維持し、さらに前記キャリヤ液体を前記温度範囲内 に維持すると共に前記細菌を前記液体中に懸濁させ、 前記細菌を前記キャリヤ液体中に懸濁した 状態に維持すると共に前記液体を前記温度範囲内に維持
    し、 生きている細菌が懸濁している測定した量 の前記キャリヤ液体を、消費させるために動物に供給す
    る ことを特徴とする生きている細菌を保存し動物に供給す
    る方法。 2、生きている細菌が乳酸を生成する細菌種である請求
    項1記載の方法。 3、懸濁液の温度を約2.2℃(32°F)〜約10.
    0℃(50°F)の範囲に維持する請求項1記載の方法
    。 4、懸濁液を少くとも断続的にかきまぜることにより懸
    濁液の凍結を防止する請求項1記載の方法。 5、キャリヤ液体中に導入する細菌を実質的に酸素の存
    在しない雰囲気から移送する請求項1記載の方法。 6、飼料を消費させるために動物に施与する直前に測定
    した量の懸濁液を動物の飼料中に供給する請求項1記載
    の方法。 7、測定した量の懸濁液を所定量の飼料と共に動物に供
    給する請求項1記載の方法。 8、懸濁液を動物に供給する前に、測定した量の懸濁液
    を既知容積の液体キャリヤにより希釈する請求項1記載
    の方法。 9、キャリヤ液体を動物の飼料と混合する請求項8記載
    の方法。 10、測定した量の懸濁液を所定量の飼料と混合して懸
    濁液を飼料全体に分散させる請求項7記載の方法。 11、測定した量を秤量によって求める請求項7記載の
    方法。 12、測定した量を容積基準の計量によって求める請求
    項7記載の方法。 13、測定した量を秤量と容積計量との組合せによって
    求める請求項7記載の方法。 14、キャリヤ液体中に導入する細菌は凍結乾燥され、
    乾燥微粒状媒質中に存在する請求項1記載の方法。 15、キャリヤ液体を断続的に冷却して所望の温度範を
    維持する請求項1記載の方法。 16、測定した量の細菌を既知量のキャリヤ液体中に導
    入し、懸濁させて所定濃度の細菌懸濁液を生成し;次い
    で少くとも断続的にかきまぜることにより懸濁液中に細
    菌を実質的に均一に分散させ、この分散状態を維持する
    請求項1記載の方法。 17、細菌を実質的に酸素の存在しない雰囲気からキャ
    リヤ液体中に導入し、 生成した懸濁液を冷却しながら少くとも断 続的にかきまぜて懸濁液の凍結を防止すると共に懸濁液
    中において細菌を実質的に均一に分散した状態に維持し
    、 測定した量の懸濁液を所定量の飼料と共に 消費させるために動物に供給する 請求項3記載の方法。 18、家畜および家禽の体重増加を増強するに当り、 所定量の生きている乳酸生成細菌を含有す る測定した量の懸濁液を既知量のキャリヤ液体で希釈し
    、次いでこの希釈した懸濁液を動物に供給することによ
    り、動物に懸濁液を施与することを特徴とする家畜およ
    び家禽の体重増加を増強する方法。 19、懸濁液を約10.0℃(50°F)以下の温度に
    維持し、施与前における懸濁液の凍結を防止する請求項
    18記載の方法。 20、希釈した懸濁液を動物の飼料に混入することによ
    り飼養を行う請求項18記載の方法。 21、希釈した懸濁液を動物飼養場において動物の飼料
    に適用することにより飼養を行う請求項18記載の方法
    。 22、水薬投与器を使用して動物に希釈した懸濁液を投
    与することにより飼養を行う請求項18記載の方法。 23、動物の腸における栄養の吸収を改善するに当り、 既知量の生きている嫌気性共生細菌を既知 量のキャリヤ液体中に分配して既知濃度の細菌懸濁液を
    生成し、 この懸濁液の凍結を防止しながら、懸濁液 の温度を前記生きている細菌の生育および増殖を抑制す
    る温度範囲内に制御し、 前記細菌を前記懸濁液中に実質的に均一に 分散されている状態に維持し、 前記懸濁液を所要に応じて測定した量で動 物に投与する ことを特徴とする動物の腸における栄養吸収を改善する
    方法。 24、懸濁液を動物に投与する前に液体キャリヤで希釈
    する請求項23記載の方法。 25、前記細菌の種は乳酸生成タイプである請求項23
    記載の方法。 26、生きている嫌気性共生細菌を保存し動物に供給す
    る装置において、 供給されたキャリヤ液体および該供給液体 中の生きている細菌を含有する乾燥した微細状媒質を収
    容する液体保持手段、 液体保持手段内のキャリヤ液体の温度を所 定の温度範囲内に維持する温度制御手段、 キャリヤ液体中の前記細菌含有媒質を実質 的に均一に分散させて細菌懸濁液を生成する懸濁手段、
    および 供給すべき量の懸濁液を使用個所に供給す る手段 を具えることを特徴とする生きている細菌を保存し動物
    に供給する装置。 27、使用個所が、測定した量の微量成分を家畜の飼料
    中に分配する分配手段である請求項26記載の装置。 28、分配手段は測定した量を重量で測定する手段を具
    える請求項27記載の装置。 29、分配手段は測定した量を容積で測定する手段を具
    える請求項27記載の装置。 30、懸濁手段はキャリヤ液体をかきまぜるためのかき
    まぜ手段を具える請求項26記載の装置。 31、かきまぜ手段は液体保持手段内に混合手段を具え
    る請求項30記載の装置。 32、かきまぜ手段はポンプ手段を具え、該ポンプ手段
    は前記供給手段の一部を構成する請求項30記載の装置
    。 33、供給手段は懸濁液を液体保持手段からポンプ輸送
    するポンプ手段、および第1位置において懸濁液の一部
    がポンプ手段から使用個所に供給されるように選択的に
    作動させることができかつ第2位置において懸濁液がポ
    ンプ手段から再循環されて液体保持手段に戻るように選
    択的に作動させるこができる弁手段を具える請求項26
    記載の装置。 34、供給手段は液体保持手段の出口からポンプ手段へ
    の懸濁液の流れを制御する第2弁手段を具える請求項3
    3記載の装置。 35、温度制御手段は前記液体保持手段を取囲む関係に
    ある絶縁手段を具える請求項26記載の装置。 36、温度制御手段は液体保持手段内の懸濁液の温度を
    冷却する冷却手段を具える請求項26記載の装置。 37、冷却手段は冷凍手段を具える請求項36記載の装
    置。 38、温度制御手段は懸濁液温度を制御する前記冷却手
    段と共に作動させることができるサーモスタット手段を
    具える請求項36記載の装置。 39、液体保持手段は懸濁液を保持するための液体保持
    タンクであり、該タンクは密閉された頂部ふたおよび乾
    燥細菌を液体保持タンク内に供給するための密閉可能な
    入口を具える請求項26記載の装置。 40、液体保持タンクは液体出口および該出口からの懸
    濁液の流れを制御する弁手段を具える請求項39記載の
    装置。 41、懸濁手段が液体保持タンク内に混合手段を具える
    請求項40記載の装置。 42、温度制御手段は液体保持タンク内にサーモスタッ
    ト手段を具える請求項41記載の装置。 43、供給手段は測定した量の懸濁液を使用個所に供給
    する手段を具える請求項26記載の装置。 44、供給手段は液体保持手段の出口を液体保持手段に
    連結して懸濁液の前記出口から前記入口への再循環を可
    能にする液体導管手段、該液体導管手段に設けられ前記
    再循環を行わせるポンプ手段、および導管手段に設けら
    れ第1位置において懸濁液が使用個所に供給されるよう
    に作動させることができかつ第2位置において懸濁液が
    液体保持手段の出口からポンプ手段を経て液体保持手段
    の液体入口に再循環されるように作動させることができ
    る弁手段を具える請求項43記載の装置。 45、さらに、懸濁液の再循環および供給を制御する制
    御手段を具え、該制御手段は使用個所に供給される懸濁
    液量を制御する手段を具える請求項44記載の装置。 46、温度制御手段は断続的に作動して液体保持手段内
    の懸濁液の温度を低下させて懸濁液温度を前記温度範囲
    内に維持することができる冷却手段および懸濁液再循環
    中懸濁手段を作動させかつ冷却手段作動中断続的に懸濁
    手段を作動させる制御手段を具える請求項45記載の装
    置。 47、制御手段は冷却サイクル中に再循環が起らないよ
    うに冷却手段および再循環手段の作動を制御する請求項
    46記載の装置。 48、制御手段は懸濁液の再循環サイクルの断続期間を
    制御するタイミング手段を具える請求項45記載の装置
    。 49、制御手段は再循環サイクル中に断続的に懸濁手段
    を作動させる手段を具える請求項48記載の装置。 50、前記供給手段が 懸濁液を分配する分配手段 キャリヤ液体、分配手段によって分配され た懸濁液、および所要に応じて微量成分である他の飼料
    添加剤を受入れる受入れタンク手段、 受入れタンク手段内に設けられキャリヤ液 体と懸濁液と他の微量成分との液体スラリを形成するた
    めの混合手段、 前記スラリを受入れタンク手段から飼料に 移送するスラリ供給手段、および 受入れタンク手段内に導入するために測定 した量の懸濁液を分配する分配手段と共に作動させるこ
    とができる測定手段 を具える請求項26記載の装置。 51、測定手段は分配する懸濁液量を秤量しかつ所定量
    の懸濁液を分配する際に懸濁手段の作動を中断するため
    の手段を具える請求項50記載の装置。 52、秤量手段は懸濁液が分配される目盛ホッパ手段を
    具え、該目盛ホッパ手段は所定重量の懸濁液を受入れタ
    ンク内に排出する手段を具える請求項51記載の装置。 53、供給手段は、懸濁液を使用個所に供給する前に、
    懸濁液をキャリヤ液体で希釈する手段を具える請求項2
    6記載の装置。 54、供給手段は希釈手段に供給される懸濁液量を測定
    する測定手段を具える請求項53記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021531879A (ja) * 2018-07-25 2021-11-25 アプライド ライフサイエンシズ アンド システムズ エルエルシー 循環システム及び方法

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