JPH032621Y2 - - Google Patents

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JPH032621Y2
JPH032621Y2 JP1983107978U JP10797883U JPH032621Y2 JP H032621 Y2 JPH032621 Y2 JP H032621Y2 JP 1983107978 U JP1983107978 U JP 1983107978U JP 10797883 U JP10797883 U JP 10797883U JP H032621 Y2 JPH032621 Y2 JP H032621Y2
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JP
Japan
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threaded
magnet
housing
screw
screwed
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JP1983107978U
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JPS6015575U (ja
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、家具などの開閉扉を磁力によつて閉
扉保持するため使用されるマグネツトキヤツチヤ
の改良に関する。
従来技術 この種のマグネツトキヤツチヤは、一般にマグ
ネツトハウジングに、磁石を収蔵させた螺筒体を
螺挿する開口部を開設しており、マグネツトハウ
ジングは合成樹脂の成形工程により成形された
後、開口部にネジ部を刻設して製造されているの
で小型の製品乍ら製造に手間がかかり製造コスト
をアツプする要因となつている。そのため従来よ
り、このような螺子部を合成樹脂の成形工程時に
形成する試みがなされており、第1図、第2図に
示すようなマグネツトハウジングもすでに公知と
なつている。
すなわち、第1図、第2図に示すものは、磁石
を収蔵させた螺筒体(不図示)を螺挿するためハ
ウジング100に開設された開口部101の略中
央内周面に一条の螺子山102を形成したもの
で、一対の成形型103,103を第2図の2点
鎖線で示すように対向配置させてハウジング10
0の成形と同時に開口部101内に螺子山102
を成形するものである。
しかしながら、このような構造のものは、螺子
山102が一条しか形成されないため螺筒体の挿
入保持が十分でなく、長い使用期間中には螺子山
102がつぶれたり、損耗して螺筒体を十分に螺
挿保持できないなどの欠点があり耐久面で問題が
あつた。
考案の目的 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、成形工程時に複数の螺子山を有した螺子部を
マグネツトハウジングの開口部内に形成できるよ
うにした製造コストの安価なマグネツトキヤツチ
ヤを提供することにある。
実施例及び効果 以下に、添付図と共にその実施例を説明する
に、第3図〜第5図は本考案のマグネツトキヤツ
チヤの要部を成すマグネツトハウジングの第一の
実施例を示しており、マグネツトハウジング1
は、一方を閉塞させた挿通路1aを開設してい
る。
マグネツトハウジング1には、前記挿通路1a
に直交し且つこのマグネツトハウジング1の底部
から前記挿通路1aに通じる貫通穴1bが形成さ
れている。そして、前記挿通路1aの内周面に
は、第4図に特に明確に示されるように、貫通穴
1bの開口面に対向する箇所にのみ部分雌螺子部
3が形成されている。この部分雌螺子部3は複数
の螺子山3aを備えており且つ後述する螺子筒2
の外周面に形設された雄螺子部22と螺合するこ
とができる。このようなハウジング1は、その製
造時には先端に挿通路1aの上部内周面に形成さ
れる螺子山3a…に応じた凹凸部を存した成形型
41と凹凸部のない成形型42とが第4図に2点
鎖線で示すように配置されることになる。
このような構造の挿通路1aには、その開口よ
り螺子筒2が螺挿されて第5図のような状態とな
り、マグネツトハウジング1の取付孔1c,1c
にビスなどの止着ネジ(不図示)を挿入して、マ
グネツトハウジング1は家具内の開閉扉の内壁に
止着され、開閉扉の対応する個所には螺子筒2内
に収蔵された磁石の磁力により吸着される銑片
(不図示)などを止着して使用される。
螺子筒2はその外周面に雄螺子部22が形設さ
れている。雄螺子筒22は螺子山22aを有して
おり、既述のように、上記挿通路1aの上部内周
面に形成された部分雌螺子部3と螺合する。第6
図に示すように、柱状の磁石板20がその一面を
挾持具21の開間隙21aより露見させるように
して挾持具21で挾持して螺子筒2内に収蔵され
ている。
挾持具21の一対の爪21b,21bは螺子筒
2の外周面に穿設された一対の係合孔22b,2
2bに係合しており、これによつて磁石板20は
螺子筒2内に強固に収蔵保持されている。
なお、23はスポンジなどの弾性体であり、開
閉扉の開閉時にマグネツトハウジング1が受ける
衝撃を吸収するダンパーとして機能するものであ
る。
第7図、第8図は、本考案の要部を成すマグネ
ツトハウジングの他例を示すものであり、このも
のは挿通路1aの両端を開口させたものである
が、挿通路1aの略中央には底部より開口部内に
通じる貫通穴1bが形成されている。このような
ハウジング1は、第一の実施例と同様に製造時に
は先端に挿通路1aの上部内周面に形成される螺
子山3a…に応じた凹凸部を有した成形型41と
凹凸部のない成形型42とが第4図に2点鎖線で
示したように配置されることになる。
なお、3b,3bはこのような成形工程時に下
部内周面にも設けた一条の螺子山であり、このよ
うな螺子山を付加すれば螺子筒2の螺挿保持が一
層強固になるものである。
以上、本考案のマグネツトキヤツチヤによれば
樹脂成形工程時に開口部の上部内周面に複数の螺
子山を有した部分雌螺子部を形成できるので、従
来のように樹脂成形してから挿通路に逐一螺子山
を刻設するという面倒な手間は要らず、それだけ
工程が省略できるので製造コストの安価なマグネ
ツトハウジングが量産できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知のマグネツトキヤツチヤのマ
グネツトハウジングを底面側より見た斜視図、第
2図は第1図−線縦断面図、第3図〜第6図
は本考案のマグネツトキヤツチヤのマグネツトハ
ウジングの一実施例を示しており、第3図はその
斜視図、第4図は第3図−線縦断面図、第5
図は螺子筒を螺挿した状態を示す斜視図、第6図
は螺子筒の縦断面図、第7図および第8図は本考
案のマグネツトキヤツチヤのマグネツトハウジン
グの他例を示しており、第7図はその斜視図、第
8図は第7図−線縦断面図である。 図において、1はマグネツトハウジング、1a
は挿通路、1bは貫通穴、2は螺子筒、3は部分
雌螺子部、3aは螺子山である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁石20を保持し且つ外周面に雄螺子部22が
    螺設された螺筒体2をマグネツトハウジング1に
    螺挿してなるマグネツトキヤツチヤにおいて、 前記マグネツトハウジング1には、螺筒体2を
    挿入する挿通路1aが形成されているとともに、
    この挿通路1aと直交し且つマグネツトハウジン
    グの底部からこの挿通路1aに通じる貫通穴1b
    が形成されており、 しかも、前記挿通路1aの内周面には、前記貫
    通穴1bの開口面に対向する箇所にのみ、前記螺
    筒体2の雄螺子部22と螺合することができ且つ
    複数の螺子山3aを有する部分雌螺子部3が形設
    されていること、 を特徴とするマグネツトキヤツチヤ。
JP10797883U 1983-07-11 1983-07-11 マグネツトキヤツチヤ Granted JPS6015575U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10797883U JPS6015575U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 マグネツトキヤツチヤ

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JP10797883U JPS6015575U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 マグネツトキヤツチヤ

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Publication Number Publication Date
JPS6015575U JPS6015575U (ja) 1985-02-01
JPH032621Y2 true JPH032621Y2 (ja) 1991-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160155554A1 (en) * 2013-05-22 2016-06-02 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Oxide superconducting bulk magnet

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253831U (ja) * 1975-10-14 1977-04-18
JPS57143369U (ja) * 1981-03-03 1982-09-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6015575U (ja) 1985-02-01

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