JPH03261942A - ボード類 - Google Patents

ボード類

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Publication number
JPH03261942A
JPH03261942A JP6174890A JP6174890A JPH03261942A JP H03261942 A JPH03261942 A JP H03261942A JP 6174890 A JP6174890 A JP 6174890A JP 6174890 A JP6174890 A JP 6174890A JP H03261942 A JPH03261942 A JP H03261942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
group
formula
fluorine
denotes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6174890A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Horikawa
堀川 幸雄
Ritsuo Sumiya
角谷 律夫
Makoto Kabasawa
誠 椛澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP6174890A priority Critical patent/JPH03261942A/ja
Publication of JPH03261942A publication Critical patent/JPH03261942A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光によって書いたり、消したりするボードに
係り、更に詳しくは、フォトクロミンク化合物の光によ
る着色、消色を利用して、文字や図を書き込めるボード
に関するものである。
(従来の技術) 従来より、文字や図を書いたりするボードとして、チョ
ークを用いる黒板や水性マーカーを用いるホワイトボー
ド等が広く使用されている。
しかしながら、チッークを用いる黒板では手がチッーク
で汚染されたり、消す時にチョーク粉が飛散したり、あ
るいは黒板消しを長期間使用するときれいに消せないと
いった問題がある。又、水性マーカーを用いるホワイト
ボードではチョーク粉が飛散するといった問題は解決で
きるものの、黒板消しを長期間使えない、あるいは間違
って油性マーカーを用いると通常の黒板消しでは消セな
くなってしまうという欠点がある。
又、従来の黒板やホワイトボードを用いた駅構内の伝言
板等では定期的に不要になった伝言を消す作業が必要で
あり、更に会議等で使用した場合、消し忘れによる機密
の漏洩の恐れがあるといった欠点がある。
ところで、フォトクロミンク化合物を表示に用いる提案
がなされているものの、例えばベンゾスピロピラン頬、
ナフトオキサジン頻あるいはフルギド類といった従来よ
く知られたフォトクロミンク化合物では、光により着色
させても短時間で消色してしまう、あるいは繰り返し着
色消色が多数回できない、といった欠点があり、前述の
黒板やホワイトボードのような目的に使用できなかった
(発明が解決しようとする謀B) 本発明は、このような事情に鑑み、なされたものであっ
て、その目的とするところは、文字や図を自由に書き、
消すことができ、環境を汚染せず、又、一定時間が経過
すると自然に消えてしまうボードを提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的は、ボード表面の少なくとも一方に、下記一
般式(1) で示されるジアリールエテン系フォトクロミンク化合物
を含有せしめたことを特徴とするボード類によって達成
される。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用するジアリールエテン系フォトクロミック
化合物は、前記一般式(1)で示されるものであり、n
は2〜5の整数であるが、特にnが3又は4の5員環又
は6員環構造のものが書き込み、消去の繰り返し耐久性
に優れており、好ましい。
A、 A’は であり、R1,R4は脂肪族炭化水素基、フッ素置換炭
化水素基、シアノ基、アルコキシ基であるが、メチル基
、トリフルオロメチル基、シアノ基。
メトキシ基が好ましい、Rz 、  R3、R5、R1
は水素原子、フン素原子、脂肪族炭化水素基、芳香族基
、フ、素置換炭化水素基、シアノ基、アシル基又はアル
コキシ基であるが、R1,R3についてはメチル基、シ
アノ基、メトキシ基が好ましい。
本発明に使用するジアリールエテン系フォトクロミンク
化合物は、−例として1.2−ビス(2−メチル−3−
ベンゾチエニル)−3,3,4゜4.5.5−ヘキサフ
ルオロシクロペンテンは、下記(2)式のように 紫外光を照射すると閉環反応を起こし、無色から赤色に
変化する0次に着色したものに可視光を照射すると、元
の開環構造の無色に戻る。そして、これら一般式(1)
にて示される化合物は、本発明者らが先に特許出願し、
係属中の明細書中に記載された方法により容易に得られ
る。
本発明のボード類は、前述のジアリーJレエテン系フォ
トクロミック化合物を基板上に含有せしめて作製するが
、公知の適宜方法で行えばよい。
例えば、木板、金属板、プラスチック板などの基板上に
本発明のフォトクロミック化合物を単独で、又はその色
変化が明瞭に分かる白色顔料や着色顔料とともに塗料中
に分散又は溶解せしめて、塗布する方法。
本発明のフォトクロミンク化合物を、ポリニスポリ酢酸
ビニル樹脂、ポリビニルブチラール#M脂。
ポリメチルメタクリル酸樹脂、ポリカーボネイト樹脂、
フェノール樹脂あるいはエポキシ樹脂等に練り込んだフ
ィルムを適当な基板上に貼り合わせる方法。
本発明のフォトクロミンク化合物と前述のような樹脂と
共に、ベンゼン、トルエン、ヘキサン。
シクロヘキサン、アセトン、メチルエチルケトン。
メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン。
シt *す7 、四塩化炭素、クロロホルム等の溶媒に
分散又は溶解させて、適当な基板上に塗布する方法、等
によりボード類とすることができる。
フォトクロミンク化合物を含有したボードに文字や図形
を描くためには、用いるフォ・ドクロミンク化合物が色
変化する波長の光を照射すれば良く、通常水銀ランプ、
キセノンランプ等の紫外光が好適に用いることができ、
適当なカントフィルターや干渉フィルターを併用して不
要な波長の光を除くこともできる。照射にはペン型のケ
ースに光源を組み込む、あるいは光源からフレキシブル
な光ファイバーで光を導く等の方法で行なうことができ
、光のオン・オフはシャッター等を手元にスイッチある
いはボードとの接触で開閉する方法などにより容易に行
うことができる。
ボード上に描いた文字や図形を消去するためには通常強
い可視光を照射すれば良く、光源としては白熱灯、蛍光
灯、ハロゲンランプあるいは紫外光をカントするフィル
ターを装着した超高圧水銀灯やキセノンランプなどが使
用可能である。
(発明の効果) 以上のように、本発明のボードは黒板のようなチッーク
粉の発生といった問題がなく、容易に文字や図形を書い
たり、消したりすることができるとともに書かれた文字
や図形は数10分ないし数時間で自然に消えてしまうの
で、伝言板等での消す作業や会議等での消し忘れによる
秘密の漏洩を防ぐことができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1 フォトクロミック化合物として下記構造式(3)%式% オロシクロペンテンを1gとポリ酢酸ビニルllJjW
20gを500mlのアセトンに熔解し、市販のホワイ
トボード(コクヨ社製75X90cm)に塗布して、ボ
ード類とした。
書き込み用光源として100Wの超高圧水銀灯(オスラ
ム社製)を用い、フィルター(HOYA社製v−s o
 o >とシャッターを装着、直径5mmの石英ガラス
光ファイバーを通して書き込み用ペンとした。
この光源装置を用い、前述のボードに文字を書き込んだ
ところ、白地に赤色の文字が鮮明に現れ、通常の蛍光灯
による天井照明の室内で約1時間のあいだ判別が可能で
あった。
又、書き込みと100Wの白熱灯による消去を同一部分
で繰り返し行なったところ、1000回繰り返しても明
瞭に判別できた。。
実施例2 フォトクロミック化合物として下記構造式(4)を用い
、バインダー樹脂としてポリメチルメタクリル酸樹脂を
用いる以外は実施例1と同様にしてボード類を作製した
紫外光により書き込むと、白地に青紫色の文字が鮮明に
現われ、室内光の下で1時間のあいだ判読が可能であっ
た。又、繰り返し書き込み回数も1000回以上可能で
あった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ボード表面の少なくとも一方に、下記一般式(1) (▲数式、化学式、表等があります▼)……(1) 〔ただし 式中、nは2〜5の整数を表わす。A、 A′は ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ を表わし、R^1、R^4は脂肪族炭化水素基、フッ素
    置換炭化水素基、シアノ基、アルコ キシ基を表わす。R^2、R^3、R^5〜R^6は水
    素原子、フッ素原子、脂肪族炭化水素 基、芳香族基、フッ素置換炭化水素基、シ アノ基、アシル基又はアルコキシ基を麦わ す。AとA′は同一の基でも異なる基でも 良い。〕 で示されるジアリールエテン系フォトクロミック化合物
    を含有せしめたことを特徴とするボード類。
JP6174890A 1990-03-13 1990-03-13 ボード類 Pending JPH03261942A (ja)

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ID=13180098

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JP (1) JPH03261942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8075982B2 (en) 2004-11-15 2011-12-13 Kevin Gerard Donahue Device for making illuminated markings

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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