JPH03261765A - ピリドン誘導体及びその製造方法 - Google Patents

ピリドン誘導体及びその製造方法

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JPH03261765A
JPH03261765A JP5993690A JP5993690A JPH03261765A JP H03261765 A JPH03261765 A JP H03261765A JP 5993690 A JP5993690 A JP 5993690A JP 5993690 A JP5993690 A JP 5993690A JP H03261765 A JPH03261765 A JP H03261765A
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熊川 巧
Makoto Oba
大場 真
Takashi Nukui
貫井 孝士
Seiichi Uchida
誠一 内田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は強心作用及びホスホジェステラーゼ(PDEと
略す)阻害作用を有し、医薬として有用なピリドン誘導
体及びその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
強心薬としては、いくつかの開発中のものが知られてい
るが、代表的なものとして下記のものがある。
C〜 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、優れた強心作用を有し、しかも安全て
副作用のない新規物質を探索し、その工業的に有利な製
造方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一般式(I) 〔式中、Yはアルキル基、低級アルコキシ基、低級アル
キルチオ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基
又はベンジル基で置換されていてもよい炭素数1〜4の
アルキレン基又は式(式中、rl、rlはそれぞれ水素
、アルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ低
級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基又はベンジ
ル基を示す。)で表わされる基を、 R3は、水素、低級アルコキシ基で置換されていてもよ
い低級アルキル基、アセチル基又は低級アルケニル基を
、 R2は水素又はメチル基を、 R,、R,は水素、ハロゲン、ヒドロキシ基、低級アル
キル基、又は低級アルコキシ基を、R6は水素、シアノ
基、アミノ基、低級アルコキシカルボニル基又は置換さ
れていてもよいカルバモイル基を、 R6は水素又は低級アルキル基を示す。〕で表わされる
化合物及び医薬上許容される複合体、その製造方法であ
る。
なお、本発明における炭素数1〜4のアルキレン基とは
CL、 CHtC)It、 CH*CH*CHz、 C
I(tcHzcHtcH2゜て表わされる基を意味する
本発明化合物は、ミルリノン及びCl−914より、ホ
スホジェステラーゼ■型を強く選択的に阻害し、より優
れた強心作用を有し、しかもミルリノン及びCl−91
4より安全で副作用のない、経口投与可能なうっ血性心
不全の治療薬となりつる。加えて、本発明化合物は血小
板凝集を抑制し、従って抗血栓作用を有する。さらに、
本発明化合物は気管支拡張剤であり、従って、喘息およ
び気管支炎のような慢性閉塞性肺疾患の治療に有用であ
る。
さらに、本発明化合物は細胞内cAMPの濃度と関係し
た諸疾患(高血圧、潰瘍、糖尿病、癌なと)の治療に有
用である。
本発明化合物は以下に示す方法により製造することがで
きる。
(ah  R,が水素、低級アルコキシ基で置換されて
いてもよい低級アルキル基、又は低級アルケニル基のと
き、 (IF)          (I[)(式中、Rlo
は水素、低級アルコキシ基で置換されてよい低級アルキ
ル基、又は低級アルケニル基を、R2−R6は前記と同
し意味を示す。)反応は不活性有機溶媒、好ましくは、
ベンゼン、トルエン、キシレン、′低級アルコール、D
MF等の溶媒中て、好ましくは塩酸、硫酸、酢酸、パラ
トルエンスルホン酸等の酸触媒の存在下、室温〜200
°Cに加熱することによ、す、行なわれる。その際、生
成する水を共沸脱水等の手段て除くことにより、より効
果的に行うこともてきる。
(b)R,がアセチル基のとき、 σい         (■) (式中、R1”はアセチル基を、Xは低級アルコキシ基
を、R2−R6は前記と同じ意味を示す。)反応は不活
性有機溶媒、好ましくは、低級アルコール、DMF等の
溶媒中で、室温〜200℃に加熱することにより行われ
る。反応終了後は通常の後処理を行うことにより目的物
を得ることができる。
本発明化合物の構造は、IR,NMR,MS等から決定
した。
尚、本発明化合物はピリジン−2(IH)−オン類とし
て表現しているか、この部分はビリジノール、またシク
ロアルケニルアミノ部分には次に示すエノール型、ケト
型の互変異性体か存在する。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 1.2−ジヒドロ−5−(4−(3−オキソ−1−シク
ロペンテニル)アミノ〕フェニル〕−6−メチル−2−
オキソ−3−ピリジンカルボニトリル(化合物番号4)
: 1.2−ジヒドロ−5−(4−アミノフェニル)−6−
メチル−2−オキソ−3−ピリジンカルボニトリル0.
45g、シクロペンタン−1゜3−ジオン0.20g、
P−トルエンスルホン酸ナトリウム0.1 gをトルエ
ン4rnl、DMSO1m/に懸濁し、1.5時間還流
した。冷却後、析出した結晶を濾取し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(メタノール:クロロホルム=1
・10)で分離し、DMF−ヘキサン−クロロホルムか
ら再結晶して目的物0.15gを得た。
m、 p、 300 @Cut) IH,NMR(溶媒DMSOd s)  δ2.3(m
、5H) 、2.8(m、 2H)、5.5(s 、 
IH)、7.1(d、2H) 、7.4(d、2H)、
8.1(s、IH)、9.7(s 、 18)、12.
7(s、 IH,)MS  m/e 305(M’ ) 上記実施例を含め、同様に製造した本発明化合物の代表
例を第1表に示す。
第1表 (注1) IH,NMR(溶媒DMSO−d s)  61.6(
s、3H) 、2..2(ni、 5H)、2.7(m
、2H)、6.3(d 、lH)、7.3(s、 4H
)  、7.4(d 、IH)、9.0(s 、 IH
)、目、7(s、 IH)MS  m/e  294(
M”  )(注2) If(、NMR(溶媒DMSO−d g)  δ2.2
(s、3H) 、2.3(m、 2H)、2.7(m 
、2H)、5.5(s、IH)  、6.2(d 、l
H)、7.2(d 、21()、7.3(d 、2H)
、7.4(d 、 IH)、9.7(s。
IH)、11.7(s、IH) MS  m/e 280(M”  ) (注3) IH,NMR(溶媒DMSO−d @>  δ1.6(
S、3H) 、13(m、 58)、2.7(m 、 
28)、7.2(s、4H)  、  7.9(s  
、IH)、8.9(s 、IH)、12.5(s、IH
)MS  m/e  294(M”  )〔発明の効果
〕 次に本発明化合物の薬理作用についての試験例を示す。
試験例1 強心作用 モルモット摘出左心房電気刺激モデルを用いる方法 体N 350〜500gの雄性ハートレー系モルモット
を用いた。
心臓を摘出し、左心房を単離し、器官槽に懸垂した。槽
は酸素飽和(95%0.+5%CO2)した30℃のク
レプスーヘンゼライト(KrebsHenseleit
 )液20−を満たした。
栄養液の組成は、NaC1: 118mM、 KCI 
: 4.7mM。
CaCL* ” 2H20: 2.5mM、 Mg5O
a ’ 7HtO: 1. :)mM、 K)ltPo
+ 1.2mM、  NaHCOs : 25.OmM
、  glucose : 10.OmMである。
電気刺激装置により、刺激頻度60Hz、持続時間3 
m5ec、閾値電圧の1.2〜1.5倍の電圧の矩形波
で刺激した。
静止張力0.5gとし、発生張力は張力−変位トランス
デユーサ−を介してポリグラフに記録した。
標本は90〜120分間安定させた抜用いた。
試験化合物を累積的に加え、用量反応曲線から左心房の
収縮力を50%増加させる用量(EC5゜)を求めた。
結果を第2表に示す。
第2表 試験例2 ホスホジェステラーゼの抑制モルモット左心
室筋からのサイクリック・ヌクレオチド・ホスホジェス
テラーゼは、Tho+++psonら(W、J、Tho
mpson、 et at、、 Adv、 Cycli
c NucleotideRes、、10.69〜92
.1979)の方法を一部改変したWeishaarら
(R,Weishaar、  et al、、  Bi
ochem。
Pharm、、35.787〜800.1986)の方
法に準じて調製した。即ち、3つの活性ピーク(PDE
−1、PDE−It 。
PDE−I[I  )はDEAE−Cellulose
カラムクロマトグラフィー (Whatman社、DE
−52,φ2.5 X20an)上70〜800mM 
詐酸ナトリウムの濃度勾配法で溶出させることによって
できた。
ホスホジェステラーゼ活性は、Fur□utaniら(
Y。
Furutani、 et al、、J、Antibi
otics、28.558〜560゜1975)の方法
を一部改変して測定した。即ち、18M  (” H)
 −cAMPをホスホジェステラーゼで分解し、生成し
た5’−AMPと未反応のcAMPをアルミナ(Mer
k社、 activity 1.中性)により分離し、
未吸着のcAMPを液体シンチレーションカウンターに
よって計測した。
濃度阻害曲線から酵素活性を50%抑制する濃度(IC
,。)を求めた。
(注)Adv、 Cyclic Nucleotide
 Re5−AdvancesCyclic Nucle
otide Re5earch、 (単行本)Bioc
hem、 Pharm、−Biochemical P
barmacologyJ、Antibiotics−
Journal of Antibiotics結果は
第3表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、Yはアルキル基、低級アルコキシ基、低級アル
    キルチオ低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基
    又はベンジル基で置換されていてもよい炭素数1〜4の
    アルキレン基又は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、r_1、r_2はそれぞれ水素、アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルキルチオ低級アルキル基、
    低級アルコキシカルボニル基又はベンジル基を示す。)
    で表わされる基を、 R_1は、水素、低級アルコキシ基で置換されていても
    よい低級アルキル基、アセチル基又は低級アルケニル基
    を、 R_2は水素又はメチル基を、 R_3、R_4は水素、ハロゲン、ヒドロキシ基、低級
    アルキル基、又は低級アルコキシ基を、R_5は水素、
    シアノ基、アミノ基、低級アルコキシカルボニル基又は
    置換されていてもよいカルバモイル基を、 R_6は水素又は低級アルキル基を示す。〕で表わされ
    る化合物及び医薬上許容される複合体。
  2. (2)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R_1′は水素、低級アルコキシ基で置換され
    ていてもよい低級アルキル基、又は低級アルケニル基を
    、Yは前記と同じ意味を示す。)で表わされる化合物と
    一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、R_2〜R_6は前記と同じ意味を示す。)で
    表わされる化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式〔 I ′〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ′〕 (式中、R_1′、R_2〜R_6は前記と同じ意味を
    示す。)で表わされる化合物の製造方法。
  3. (3)一般式〔IV〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔IV〕 (式中、R_1″はアセチル基を、Xは低級アルコキシ
    基を、Yは前記と同じ意味を示す。)で表わされる化合
    物と一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、R_2〜R_6は前記と同じ意味を示す。)で
    表わされる化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式〔 I ″〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I ″〕 式中、Y、R_1″、R_2〜R_6は前記と同じ意味
    を示す。)で表わされる化合物の製造方法。
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