JPH03260530A - 多室冷暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多室冷暖房装置の冷媒サイクルに関するもので
ある。

従来の技術 従来、冷媒サイクルを熱源側と利用側に分離した多室冷
暖房装置は、特開昭６２−２７２０４０号公報に表され
第２図のように示されている。

第２図は従来の多室冷暖房装置の冷媒サイクルを示すも
のである。第２図において、１１は圧縮機、１２は四方
弁、１３は熱源側熱交換器、１４は冷房用減圧装置、１
６は暖房用減圧装置、１６は暖房時冷房用減圧装置１４
を閉成する逆止弁、１７は冷房時暖房用減圧装置１５を
閉成する逆止弁、１８は第１補助熱交換器でこれらを環
状に連接し、熱源側冷媒サイクルを形成している。１９
は第２補助熱交換器で第１補助熱交換器１８と熱交換す
るように一体に形成されている。２０は冷媒量調整タン
クで冷房時と暖房時の冷媒量を調整している。２１は冷
媒搬送装置で冷房時と暖房時で冷媒の流出方向が反対と
なる可逆特性をもっておシ、これらは室外ユニッ）ｆに
収納されている。

２２ａ　、２２ｂは利用側熱交換器で室内ユニットｑ、
ｄに収納され接続配管’ｔｉ′＋］＋］’で室外ユニッ
）ｆと接続されている。前記第２補助熱交換器１９と冷
媒量調整タンク２０．冷媒搬送装置２１、利用側熱交換
器２２ａ　、２２ｂｉよび接続配管’ｅ’′、Ｉ＋１’
を環状連接し利用側冷媒サイクルを形成している。

以上のように構成された多室冷暖房装置について、その
動作を説明する。

冷房運転時は図中実線の冷媒サイクルとなう、熱源側冷
媒サイクルでは、圧縮機１１からの高温高圧ガスは四方
弁１２を通り熱源側熱交換器１３で放熱して凝縮液化し
、逆止弁１６を通って冷房用膨脹弁１４で減圧され第１
補助熱交換器１８で蒸発して四方弁１２を通ジ圧縮機１
２へ循環する。

この時利用側冷媒サイクルの第２補助熱交換器１９と前
記第１補助熱交換器１８が熱交換し、利用側冷媒サイク
ル内のガス冷媒が冷却されて液化し、冷媒量調整タンク
２０を通って冷媒搬送装置２１に送られ、この冷媒搬送
装置２１によって接続配管’＋ｊを通って利用側熱交換
器２２ａ　、２２ｂへ送られて吸熱蒸発し、ガス化して
接続配管１／。

ｊ′を通って第２補助熱交換器１９に循環することにな
る。

一方、暖房運転時においては、図中破線の冷媒サイクル
となり、熱源側冷媒サイクルでは、圧縮機１１かもの高
温高圧冷媒は四方弁１２から第１補助熱交換器１８に送
られ、放熱して凝縮液化し、逆止弁１７から暖房用減圧
装置１５で減圧し、熱源側熱交換器１３で吸熱蒸発し、
四方弁１２を通って圧縮機１１へ循環する。この時利用
側冷媒サイクルの第２補助熱交換器１９と前記第１補助
熱交換器１８が熱交換し、利用側冷媒サイクル内の液冷
媒が加熱されてガス化し、接続配管ｉ／　、　］／を通
って利用側熱交換器２２へ送られ、暖房して放熱液化し
接続配管’＋１を通って冷媒搬送装置２１へ送られ、冷
媒量調整タンク２０から第２補助熱交換器１９へ循環す
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、各室外ユニント毎の冷媒
搬送装置としているため、室外ユニットと室内ユニット
の接続配管が長くなったシ、室外ユニットに対して室内
ユニットの台数が多くなれば冷媒搬送装置の能力不足と
なる。従って各室内ユニットの能力低下や能力制御が不
安定になる課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、室外ユニットと室内ユニット
の配管長さが長くなったシ、室外ユニットと室内ユニッ
トのアンバランス運転になっても冷媒搬送装置の能力を
最適に調整し、システムを常に安定させた運転ができる
多室冷暖房装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の多室冷暖房装置は、
圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装置および第１補助熱交
換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと、この
第１補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第２補助熱
交換器と、冷媒搬送装置を有する複数の室外ユニットと
、この各室外ユニットに設けられた各第２補助熱交換器
に冷媒を流通する各第２補助熱交換器接続管の一方を集
合する第１集合管と、各第２補助熱交換器接続管の他方
と各冷媒搬送装置に冷媒を流通する各冷媒搬送装置接続
管の一方とを集合する第２集合管と、各冷媒搬送装置接
続管の他方を集合する第３集合管と、前記各第２補助熱
交換器、前記第１集合管、各室内ユニットに設けられて
いる複数の利用側熱交換器、前記第３集合管、各冷媒搬
送装置及び前記第２集合管を連接してなる利用側冷媒サ
イクルとを備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、室外ユニットと室内ユ
ニットの配管長さや室外ユニットと室内ユニント運転状
況に最適な冷媒搬送能力に調整できることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例の多室冷暖房装置について、図面
を参照しながら説明する。

第２図は本発明の多室冷暖房装置の冷媒サイクル図であ
るが、従来例とほぼ同一でありここでは変わっている所
だけを説明する。

室外ユニツ）　ｆ　、　ｆ’内の第２補助熱交換器１９
と冷媒搬送装置２１は分離されてかり、それぞれ接続管
１９ａ、１９ｂ及び接続管２１ａ、２１ｂが設けられて
いる。

筐た、前記各接続管１９ａを集合する第１集合管２３ａ
と、前記各接続管１９ｂと２１ａを集合する第２集合管
２３ｂと、前記各接続管２１ｂを集合する第３集合管２
３Ｃを備え、前記第１集合管２３ａと第３集合管２３ｃ
の一端には接続配管ｚ　、　ｉ／がそれぞれ連通してい
る。

動作についても従来例とほぼ同一であるが、変わってい
る利用側冷媒サイクルについて説明する。

冷房運転時は各第２補助熱交換器１９で第１補助熱交換
器１８と熱交換された多液冷媒は冷媒調整タンク２０か
ら第２補助熱交換器接続管１９ｂを通って第２集合管２
３ｂに一旦集合され、集合された多液冷媒は第２集合管
２３ｂから冷媒搬送装置接続管２１ａを通って各冷媒搬
送装置２１に流通し、冷媒搬送装置接続管２１ｂから第
３集合管２３ｃへ送られる。この第３集合管２３ｃから
接続配管’＋］を通って利用側熱交換器２２ａ。

２２ｂに送られ蒸発冷房を行ない少液冷媒となり、接続
配管ｉ／、ｊ／を通って第１集合管２３ａへ流通し、こ
の第１集合管２３ａから第２補助熱交換器接続管１９ａ
を通って各第２補助熱交換器へ循環する。

暖房については逆の流れでありここでは省略する。

以上のように本実施例によれば、各室外ユニットに冷媒
搬送装置と第２補助熱交換器を分離して備え、それぞれ
の接続管を設け、各第２補助熱交換器接続管の一方を集
合する第１集合管と、各第２補助熱交換器接続管の他方
と各冷媒搬送装置接続管の一方とを集合する第２集合管
と、各冷媒搬送装置接続管の他方を集合する第３集合管
と、前記各第２補助熱交換器、前記第１集合管、各室内
ユニットに設けられている複数の利用側熱交換器、前記
第３集合管、各冷媒搬送装置及び前記第２集合管を連接
してなる利用側冷媒サイクルとを備えたので、室外ユニ
ットの運転台数や室外ユニットと室内ユニットの配管長
さや室内ユニットの運転台数及び室内外負荷に合った最
適な冷媒搬送装置の運転容量を選択できる。従って冷媒
搬送装置の能力不足による室内ユニットの能力低下がな
く能力制御も安定し、システムの効率的な運転が可能と
なる。

なお本実施例では室外二ニットを２台としているが何台
でもよく、能力の違う冷媒搬送装置を備えてもよいこと
は言う壕でもない。

また、前記第２集合管と第３集合管に別設置の冷媒搬送
装置を設けることによシさらに冷媒搬送装置の増強もで
きる効果がある。

発明の効果 以上のように本発明の多室冷暖房装置は、圧縮機、熱源
側熱交換器、減圧装置および第１補助熱交換器を環状に
連接してなる熱源側冷媒サイクルと、この第１補助熱交
換器と一体に形威し熱交換する第２補助熱交換器と、冷
媒搬送装置を有する複数の室外ユニットと、この各室外
ユニットに設けられた各第２補助熱交換器に冷媒を流通
する各第２補助熱交換器接続管の一方を集合する第１集
合管と、各第２補助熱交換器接続管の他方と各冷媒搬送
装置に冷媒を流通する各冷媒搬送装置接続管の一方とを
集合する第２集合管と、各冷媒搬送装置接続管の他方を
集合する第３集合管と、前記各第２補助熱交換器、前記
第１集合管、各室内ユニットに設けられている複数の利
用側熱交換器、前記第３集合管、各冷媒搬送装置及び前
記第２集合管を連接してなる利用側冷媒サイクルとを備
えた室外ユニットの運転台数や室外ユニットと室内ユニ
ットの配管長さや室内ユニットの運転台数及び室内外負
荷に合った最適な冷媒搬送装置の運転容量を選択できる
。従って冷媒搬送装置の能力不足による室内ユニットの
能力低下がなく能力制御も安定し、システムの効率的な
運転が可能となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における多室冷暖房装置の冷
媒サイクル図、第２図は従来の多室冷暖房装置の冷媒サ
イクル図である。 １３・・・・・・熱源側熱交換器、１８・・・・・・第
１補助熱交換器、１９・・・・・・第２補助熱交換器、
１９ａ。 １９ｂ・・・・・・第２補助熱交換器接続管、２１・・
・・・・冷媒搬送装置、２１ａ、２１ｂ・・・・・・冷
媒搬送装置接続管、２２ａ　、２２ｂ・・・・・・利用
側熱交換器、２３ａ・・・・・・第１集合管、２３ｂ・
・・・・・第２集合管、２３Ｃ・・・・・・第３集合管
、ｆ　、　ｆ’・・−・・・室外ユニット、ｑ。 ｑ′・・・・・・室内ユニット。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）圧縮機、熱源側熱交換器、減圧装置および第１補
   助熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと
   、この第１補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第２
   補助熱交換器と、冷媒搬送装置を有する複数の室外ユニ
   ットと、この室外ユニットに設けられた各第２補助熱交
   換器に冷媒を流通する各第２補助熱交換器接続管の一方
   を集合する第１集合管と、各第２補助熱交換器接続管の
   他方と各冷媒搬送装置に冷媒を流通する各冷媒搬送装置
   接続管の一方とを集合する第２集合管と、各冷媒搬送装
   置接続管の他方を集合する第３集合管と、前記各第２補
   助熱交換器、前記第１集合管、各室内ユニットに設けら
   れている複数の利用側熱交換器、前記第３集合管、各冷
   媒搬送装置及び前記第２集合管を連接してなる利用側冷
   媒サイクルとを備えた多室冷暖房装置。
2. （２）圧縮機に能力制御圧縮機を搭載した請求項１記載
   の多室冷暖房装置。
3. （３）熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒サイクルの使用
   冷媒が異なる請求項１記載の多室冷暖房装置。
4. （４）第１補助熱交換器と第２補助熱交換器に積層式熱
   交換器を使用した請求項１記載の多室冷暖房装置。