JPH0326043Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0326043Y2
JPH0326043Y2 JP18879485U JP18879485U JPH0326043Y2 JP H0326043 Y2 JPH0326043 Y2 JP H0326043Y2 JP 18879485 U JP18879485 U JP 18879485U JP 18879485 U JP18879485 U JP 18879485U JP H0326043 Y2 JPH0326043 Y2 JP H0326043Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim
pad
roof
shaped
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18879485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6295958U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18879485U priority Critical patent/JPH0326043Y2/ja
Publication of JPS6295958U publication Critical patent/JPS6295958U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0326043Y2 publication Critical patent/JPH0326043Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸輌の天板の先端等に係止させ、板
状物の先端処理と意匠的効果を得るトリムルーフ
ヘツドライニング等のトリムルーフに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来この種のトリムルーフは第4図に示される
構成を有しており、第5図及び第6図の如く使用
されていた。なお、第4図は従来のトリムルーフ
の断面図、第5図及び第6図は従来のトリムルー
フの使用状態を示す断面図である。
第4図において、トリム部1はインサートをモ
ールドした合成樹脂で成型され、その断面形状が
U字状を呈しており、その内側が板状物の先端を
挾持するように弾性を有する突片2を有してい
る。パツド部3のその内側をトリム部1のU字状
の外側の6〜7割を接合面とすると共に、その外
側は意匠的効果を得るものである。そして、全体
としてパツド部3に加えられる外力を緩衝する機
能を有するものである。
前記トリム部1とパツド部3とは、前述のよう
にU字状のトリム部1の外形の6〜7割、即ち、
図のa点からb点に至る間をパツド部3と加硫接
着等の接合手段によつて接着している。
このように構成されたトリムルーフは第5図の
ように取付けられる。
車輌のボデーを形成する金属性の天板ボデー1
1の端部11aで天井シート10とを接合し、そ
の箇所にトリム部1を挿着する。これにより、ボ
デーフランジ12の端部12aとパツド部3の端
部3aが当接すると共に、パツド部3の端部3b
と天井シート10とが当接する。これによつて、
天板ボデー11及び天井シート10との接合箇所
の端部11a、ボデーフランジ12の端部12a
がパツド部3で被包され、意匠的効果をを上げる
と共に、緩衝機能を持たせたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この種のトリムルーフはボデーフラン
ジ12の端部12aと天板ボデー11の端部11
aとの相対的な位置関係により、パツド部3の端
部3aが第6図の使用状態図のように、外側に折
曲させられる場合がある。この場合にはパツド部
3の接合部以外では自己の弾性力によつて彎曲で
きるものの、トリム部1との接合部、即ち、図の
a点からb点に至る間では弾性係数が変化し、パ
ツド部3の表面に不連続線が発生し、パツド部3
の表面の見映えが良くない等の問題点があつた。
そこで、本考案は、取付けられる条件が多少変
化しても、パツド部の表面の見映えが低下するこ
とのないトリムルーフの提供を目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
天板ボデー等の板状物の先端に係止させるU字
状のトリム部と、前記トリム部の外側にあつて他
部材と当接するパツド部を具備すると共に、前記
トリム部とパツド部との連結部がトリム部のU字
状の最下端部以前とし、連結部外のトリム部とパ
ツド部との間隔が、トリム部とパツド部の両端を
トリム部のU字状の最下端部よりも互いに離反す
るように形成し、しかも、前記U字状の前記連結
部外の最下端で、所定の間隔を有するものであ
る。
〔作用〕
本考案においては、トリム部とパツド部との連
結部が、トリム部のU字状の最下端部以前の片側
で行われており、最下端部で段差を設けたものに
おいては、最下端部で変化率が変化しても、パツ
ド部の変曲点が頂点にあるものであるから、パツ
ド部の表面に不連続線が発生しない。また、トリ
ム部のU字状の最下端部より前からトリム部とパ
ツド部との間に間隔を持たせたものでは、U字状
のトリム部の最下端部までに徐々に変化すること
ができるから、この場合にも、パツド部の表面に
不連続線が発生しない。
〔実施例〕
第1図は本考案の第一実施例のトリムルーフの
断面図で、第2図は本考案の第二実施例のトリム
ルーフの断面図、第3図は第一実施例のトリムル
ーフの使用状態を示す断面図である。なお、図に
おいて、従来例と同一符号及び同一記号は、従来
例の構成部分と同一または相当部分を示すもので
ある。
特に、本実施例の説明では従来例と相違する部
分のみ記載する。
トリム部1とパツド部3との連結部はa〜b間
で行われており、パツド部3側の連結部は、トリ
ム部1のU字状の最下端部が前記連結部の端部b
となつている。前記パツド部3は連結部の端部b
で段差3cが形成されている。前記連結部のa〜
b間は加硫接着等の接着手段で接合したものであ
る。なお、前記連結部のa〜b間は接着手段で接
合してもよいし、トリム部1とパツド部3とを一
体に成型してもよい。前者のように接着手段で連
結したものでは、パツド部の厚みを均一化できる
からその表面にヒケが生ずることがない。また、
一体に成型したものにおいては、製造コストが有
利である。
このように、パツド部3側の連結部の端部bで
段差を設けたものにおいては、最下端部で変化率
が変化しても、パツド部3の変曲点がトリム部1
のU字状の最下端部の頂点にあるものであるか
ら、パツド部3の表面に不連続線が発生しない。
なお、前記実施例では、パツド部3側の連結部
の端部bに段差3cを形成していたが、パツド部
3の変曲点がトリム部1のU字状の最下端部の頂
点に設定されればよいことから、トリム部1のU
字状の最下端部に段差を設けてもよい。特に、こ
の場合には、パツド部3の厚みに極端な変化を与
えないことから、パツド部3にヒケが生ずること
がない。
上記実施例では、トリム部1のU字状の最下端
部の頂点で段差を設けたもので、その段差が弾性
係数の急変するパツド部3の変曲点となるもので
あるが、弾性係数を徐々に変化させることによつ
解決できる。第2図がその実施例である。
トリム部1とパツド部3との連結部はa〜b間
で行われており、パツド部3側の連結部は、トリ
ム部1のU字状の最下端部が前記連結部の端部b
となつている。前記パツド部3は連結部の端部b
からトリム部1のU字状の最下端部の頂点まで、
徐々に厚みが薄くなつている。換言すれば、トリ
ム部1のU字状の最下端部の頂点から、パツド部
3の連結部の端部bまでを徐々に厚みを増す構造
にしたものであり、その間はトリム部1とパツド
部3との間に間隔を持たせたものであるから、弾
性係数がU字状のトリム部1の最下端部までに
徐々に変化することができる。したがつて、この
場合にも、U字状のトリム部1の最下端部までに
徐々に彎曲することができるから、パツド部の表
面に不連続線が発生しない。
なお、前記連結部のa〜b間は加硫接着等の接
着手段で接合したものであるが、前記実施例と同
様に、前記連結部のa〜b間は接着手段で接合し
てもよいし、トリム部1とパツド部3とを一体に
成型してもよい。
上記の如く、本考案の各実施例では、天板ボデ
ー11等の板状物の先端に係止させるU字状のト
リム部1と、前記トリム部1の外側にあつて、ボ
デーフランジ12、天井シート10等の他部材と
当接するパツド部3を具備すると共に、前記トリ
ム部1とパツド部3との連結部(a〜b)がトリ
ム部のU字状の最下端部以前とし、そして、連結
部(a〜b)外のトリム部1とパツド部3との間
隔が、トリム部1とパツド部3の両端をトリム部
1のU字状の最下端部よりも互いに離反するよう
に形成し、しかも、前記U字状の前記連結部(a
〜b)外の最下端で、所定の間隔を有するもので
ある。
したがつて、その間隔の変化がトリム部1とパ
ツド部3との連結部が、トリム部1のU字状の最
下端部以前の片側で行われており、最下端部で段
差を設けたものにおいては、最下端部で変化率が
変化しても、パツド部3の変曲点が頂点にあるも
のであるから、第3図の使用状態図に示すよう
に、パツド部3の表面に不連続線が発生しない。
また、トリム部1のU字状の最下端部より前か
らトリム部1とパツド部3との間に間隔を持たせ
たものでは、U字状のトリム部1の最下端部まで
に徐々に変化することができるから、この場合に
も、パツド部3の表面に不連続線が発生しない。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案のトリムルーフは、トリ
ム部とパツド部との連結部がトリム部のU字状の
最下端部以前の片側とすると共に、連結部外のト
リム部とパツド部との間隔が、トリム部とパツド
部の両端をトリム部のU字状の最下端部よりも互
いに離反するように形成し、しかも、前記U字状
の前記連結部外の最下端で、所定の間隔を有する
ものであるから、この間隔の変化によつて、トリ
ムルーフの取付けられる条件が多少変化しても、
前記間隔を利用して弾性係数を徐々に変化させ、
或いは、変曲点を用いることによりパツド部の表
面に不連続線が現れないように処理できるから、
パツド部の表面の見映えが低下することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例のトリムルーフの
断面図、第2図は本考案の第二実施例のトリムル
ーフの断面図、第3図は本考案の第一実施例のト
リムルーフの使用状態を示す断面図、第4図は従
来のトリムルーフの断面図、第5図及び第6図は
従来のトリムルーフの使用状態を示す断面図であ
る。 図において、1……トリム部、2……突片、3
……パツド部、10……天井シート、11……天
板ボデー、12……ボデーフランジである。な
お、図中、同一符号及び同一記号は、同一または
相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板状物の先端に係止させるU字状のトリム部
    と、前記トリム部の外側にあつて他部材と当接
    するパツド部からなるトリムルーフにおいて、 前記トリム部とパツド部との連結部がトリム
    部のU字状の最下端部以前の片側とすると共
    に、前記連結部外のトリム部とパツド部との間
    隔が、トリム部とパツド部の両端をトリム部の
    U字状の最下端部よりも互いに離反するように
    形成し、しかも、前記U字状の前記連結部外の
    最下端で、所定の間隔を有することを特徴とす
    るトリムルーフ。 (2) 前記連結部外のトリム部とパツド部との間の
    間隔は、トリム部のU字状の最下端で前記パツ
    ド部との間に段差を設けて形成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のト
    リムルーフ。 (3) 前記トリム部のU字状の最下端でパツド部と
    の間に設けた段差は、パツド部にその厚みの段
    差を設けることにより形成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第2項記載のトリム
    ルーフ。 (4) 前記トリム部のU字状の最下端でパツド部と
    の間に設けた段差は、トリム部にその厚みの段
    差を設けることにより形成したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第2項記載のトリム
    ルーフ。 (5) 前記連結部外のトリム部とパツド部との間の
    間隔は、トリム部のU字状の最下端以前で前記
    パツド部との間に徐々に広がる間〓を設けて形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のトリムルーフ。 (6) 前記トリム部のU字状の最下端以前でパツド
    部との間に設けた徐々に広がる間〓は、パツド
    部の厚みを徐々に変更して形成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第5項記載のト
    リムルーフ。 (7) 前記U字状のトリム部とパツド部を一体に形
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のトリムルーフ。 (8) 前記連結部は接着としたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のトリムルー
    フ。
JP18879485U 1985-12-07 1985-12-07 Expired JPH0326043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879485U JPH0326043Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879485U JPH0326043Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6295958U JPS6295958U (ja) 1987-06-18
JPH0326043Y2 true JPH0326043Y2 (ja) 1991-06-05

Family

ID=31140489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18879485U Expired JPH0326043Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0326043Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6295958U (ja) 1987-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60182222U (ja) 自動車用ドアガラスラン
JPH0326043Y2 (ja)
JPS6040962U (ja) 蓄電池
JPS58130150U (ja) ダンパ
JPS60167262U (ja) シ−ル用リングの構造
JPS6097348U (ja) リング付きガスケツト
JPS6145896U (ja) 吊り込みを有するシ−ト
JPS58100188U (ja) 弾性無限軌道帯
JPS6315619Y2 (ja)
JPH0311892Y2 (ja)
JPS6040829Y2 (ja) 合成樹脂製シユラウドの取付構造
JPS5893547U (ja) ラジエ−タグリル
JPS58100116U (ja) モ−ルデイングの端末構造
JPS5918661U (ja) 車両用たわみ風道
JPS5986418U (ja) 外れ防止リング付オイルシ−ル
JPS6138245U (ja) 自動車用マ−ク類の取付け構造
JPS615195U (ja) 固型石鹸用受皿
JPS60174646U (ja) ドアミラ−装着用ウエザ−ストリツプ
JPS5941241U (ja) ラジエ−タ用キヤツプ
JPS5813394U (ja) ゴム製シ−ル材の屈曲部材
JPS5831446U (ja) ディスクブレ−キのパッドホルダ
JPS5975903U (ja) 圧入部材の抜け止め構造
JPS59144256U (ja) ダンパプ−リ
JPS60122011U (ja) スプリングクリツプ
JPS60168655U (ja) ウエルトボデイサイド