JPH03259798A - 原子炉の燃料交換装置 - Google Patents
原子炉の燃料交換装置Info
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- JPH03259798A JPH03259798A JP2056500A JP5650090A JPH03259798A JP H03259798 A JPH03259798 A JP H03259798A JP 2056500 A JP2056500 A JP 2056500A JP 5650090 A JP5650090 A JP 5650090A JP H03259798 A JPH03259798 A JP H03259798A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は原子炉の燃料交換装置に係り、特に液体金属冷
却形高速増殖炉に適用するのに好適な原子炉の燃料交換
装置に関する。
却形高速増殖炉に適用するのに好適な原子炉の燃料交換
装置に関する。
(従来の技術)
液体金属冷却形高速増殖炉は、原子炉容器の上端を閉塞
する遮蔽プラグに炉心上部機構および燃料交換装置を取
付け、この燃料交換装置によって燃料集合体等の炉心構
成要素を炉内で移動させ、燃料交換等を行うように構成
されている。ところで、原子炉が大型化すると、炉心が
大径となり、また炉心構成要素の数も多くなるので、燃
料交換装置等の構造が複雑化する傾向にある。
する遮蔽プラグに炉心上部機構および燃料交換装置を取
付け、この燃料交換装置によって燃料集合体等の炉心構
成要素を炉内で移動させ、燃料交換等を行うように構成
されている。ところで、原子炉が大型化すると、炉心が
大径となり、また炉心構成要素の数も多くなるので、燃
料交換装置等の構造が複雑化する傾向にある。
例えば、現在計画されている大型原子炉用の燃料交換装
置としては、大、中、小の3つの回転プラグを重ねて設
置し、小回転プラグ上に1つの直動式燃料交換装置を搭
載したもの大小2つの回転プラグを重ねて設置し、小回
転プラグ上に直動式もしくはオフセットアーム式の燃料
交換装置を設置したもの、および1つの回転プラク−]
−にオオフセラ1ヘアームの燃料交換装置を搭載したも
の等が知られている。
置としては、大、中、小の3つの回転プラグを重ねて設
置し、小回転プラグ上に1つの直動式燃料交換装置を搭
載したもの大小2つの回転プラグを重ねて設置し、小回
転プラグ上に直動式もしくはオフセットアーム式の燃料
交換装置を設置したもの、および1つの回転プラク−]
−にオオフセラ1ヘアームの燃料交換装置を搭載したも
の等が知られている。
これらのうち3重回転プラグ直動式の燃料交換方式にあ
っては、原子炉上部におりる回転プラクの構成が複雑大
型化し、燃料交換だけのために原子炉」一部構造の大型
化を余儀な(される欠点があり、これば2重回転プラグ
直動式の燃料交換方式でも同様である。また、オフセラ
1〜アームを有する2型回転プラグ刃式及び単回転プラ
グ方式は、原子炉の大型化に伴い、オフセットアームの
長さが長くなるので、炉心構成要素取扱い−にの吊り」
二げ容量が小さくなる欠点があった。
っては、原子炉上部におりる回転プラクの構成が複雑大
型化し、燃料交換だけのために原子炉」一部構造の大型
化を余儀な(される欠点があり、これば2重回転プラグ
直動式の燃料交換方式でも同様である。また、オフセラ
1〜アームを有する2型回転プラグ刃式及び単回転プラ
グ方式は、原子炉の大型化に伴い、オフセットアームの
長さが長くなるので、炉心構成要素取扱い−にの吊り」
二げ容量が小さくなる欠点があった。
これらの欠点を解決する為に、例えば特公昭52482
75号公報及び特開昭59−15]、096号公報に記
載されるものは、19.−の回転プラグ上に細長いスリ
ットを設むづ、直動式燃料移送機をこのスリン1への方
向に走行させることと、回転プラグの回転使をイノ1用
し、全炉心領域の炉心構成要素を取扱うようにして、原
子炉上部構造の簡素化をはかっている。
75号公報及び特開昭59−15]、096号公報に記
載されるものは、19.−の回転プラグ上に細長いスリ
ットを設むづ、直動式燃料移送機をこのスリン1への方
向に走行させることと、回転プラグの回転使をイノ1用
し、全炉心領域の炉心構成要素を取扱うようにして、原
子炉上部構造の簡素化をはかっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、−ト述したスリン1−を持つ回転プラグ
に燃料交換機を取付けたものにおいても、なお次のよう
な解決を要する課題が残されている。
に燃料交換機を取付けたものにおいても、なお次のよう
な解決を要する課題が残されている。
すなわち、単回転プラグ上に設りる移送機で炉心全領域
をカバーするために、単回転プラグが大型化し原子炉上
部構造の不必要な大型化を余儀なくされる。また、細長
いスリット内で燃料移送機が走行するために、炉内から
の放射線の遮蔽および放射ガス漏洩防止のため複雑なシ
ール構造が必要となる。
をカバーするために、単回転プラグが大型化し原子炉上
部構造の不必要な大型化を余儀なくされる。また、細長
いスリット内で燃料移送機が走行するために、炉内から
の放射線の遮蔽および放射ガス漏洩防止のため複雑なシ
ール構造が必要となる。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、回
転プラグの大型化によって原子炉全体が大形化すること
を防11−シ、細長いスリッl〜内で燃料移送機を走行
させても信頼性が高い遮蔽及びシール構造を保有するこ
とができ、またコンバク1〜な構造で信頼性の高い動作
、位置を確実に検知できる燃料移送機を持つ小形化され
た原子炉の燃料交換装置を提供するごとにある。
転プラグの大型化によって原子炉全体が大形化すること
を防11−シ、細長いスリッl〜内で燃料移送機を走行
させても信頼性が高い遮蔽及びシール構造を保有するこ
とができ、またコンバク1〜な構造で信頼性の高い動作
、位置を確実に検知できる燃料移送機を持つ小形化され
た原子炉の燃料交換装置を提供するごとにある。
(課題を解決するための手段)
本発明においては、プラグが着装された原子炉容器に収
容された炉心の−1一方にプラグから垂設された炉心上
部機構を有する原子炉の燃料交換装置において、前記プ
ラグの一部を構成し炉心と同軸に回動自在に設けられた
回転プラグと、この回転プラグに対して更に回動自在に
垂設された炉心上部機構と、この炉心上部機構の半径を
含む上ド方向に設けられたスリットと、このスリット内
に設けられ、炉心の中心から炉心内の炉心燃料領域最外
径までの間の移動を自在とされ、またJ一部にCCDカ
メラのようなカメラを備え付けた燃料移送機と、炉心燃
料領域最外側の少なくとも一箇所に設定された中継点と
、炉心上部機構の外側で回転プラグに対し、て回転自在
に垂設されたオフセラ1〜アーム伺燃料交換機とを具備
したことを特徴どする。
容された炉心の−1一方にプラグから垂設された炉心上
部機構を有する原子炉の燃料交換装置において、前記プ
ラグの一部を構成し炉心と同軸に回動自在に設けられた
回転プラグと、この回転プラグに対して更に回動自在に
垂設された炉心上部機構と、この炉心上部機構の半径を
含む上ド方向に設けられたスリットと、このスリット内
に設けられ、炉心の中心から炉心内の炉心燃料領域最外
径までの間の移動を自在とされ、またJ一部にCCDカ
メラのようなカメラを備え付けた燃料移送機と、炉心燃
料領域最外側の少なくとも一箇所に設定された中継点と
、炉心上部機構の外側で回転プラグに対し、て回転自在
に垂設されたオフセラ1〜アーム伺燃料交換機とを具備
したことを特徴どする。
(作 用)
炉心燃料領域に配置された燃料は、どの位置にあっても
炉心]一部機構の回転と燃料移送機の移動を併用するこ
とによってその真1−に燃料移送機を持ってきてこれを
引き一部げた後、中継点に移送することができる。また
、燃料移送機は炉心中心から中継点までの径方向の動作
に関して炉心構成要素を取扱うべく適正な位置を燃料移
送機に備え付けたCC,Dカメラで検知できる。
炉心]一部機構の回転と燃料移送機の移動を併用するこ
とによってその真1−に燃料移送機を持ってきてこれを
引き一部げた後、中継点に移送することができる。また
、燃料移送機は炉心中心から中継点までの径方向の動作
に関して炉心構成要素を取扱うべく適正な位置を燃料移
送機に備え付けたCC,Dカメラで検知できる。
中継点に移送された燃料は回転プラグの回転と燃料交換
機の動作を併用してこれを炉心外に移送することができ
る。炉心の炉心燃料領域外に配置された炉心構成要素は
同じく回転プラグの回転と燃料交換機の動作を併用して
その真上に燃料交換機を持ってきて、炉心構成要素を引
1−げた後、炉心に移送することができる。
機の動作を併用してこれを炉心外に移送することができ
る。炉心の炉心燃料領域外に配置された炉心構成要素は
同じく回転プラグの回転と燃料交換機の動作を併用して
その真上に燃料交換機を持ってきて、炉心構成要素を引
1−げた後、炉心に移送することができる。
(実施例)
本発明に係る原子炉の燃料交換装置の一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第1図は本実施例が適用された原子炉の縦断面図であり
、第1図において原子炉容器1の上部開口は固定プラグ
2によって覆われている。原子炉容器1には炉心7が収
容されている。原子炉容器1内の大部分は炉心′7を浸
してたとえば液体すトリウへ等の液体金属13によって
満たさtシ、これの−に刃室間14はたとえばアルゴン
等のカバーガスが封入されている、。
、第1図において原子炉容器1の上部開口は固定プラグ
2によって覆われている。原子炉容器1には炉心7が収
容されている。原子炉容器1内の大部分は炉心′7を浸
してたとえば液体すトリウへ等の液体金属13によって
満たさtシ、これの−に刃室間14はたとえばアルゴン
等のカバーガスが封入されている、。
固定プラグ2のほぼ中心には、固定プラグ2に対して回
動自在に回転プラク3が気密に装着されでいる。回転プ
ラク3には回転プラク3に対して回動自在に炉心上部機
構4が気密に装着され、炉心′7の−L面辺くまで延長
されている1、炉心上部機構4には燃料移送機5が装着
されている。また、回転プラグ3の外周近くには炉心′
7の−[−面近くまで延長されて燃料交換機6が装着さ
れている。
動自在に回転プラク3が気密に装着されでいる。回転プ
ラク3には回転プラク3に対して回動自在に炉心上部機
構4が気密に装着され、炉心′7の−L面辺くまで延長
されている1、炉心上部機構4には燃料移送機5が装着
されている。また、回転プラグ3の外周近くには炉心′
7の−[−面近くまで延長されて燃料交換機6が装着さ
れている。
炉心7の中心部を占める炉心燃料領域にはその外周に近
く定められた中継点8が設定され、また、炉心7の外側
面近くに炉外取出ボッ1〜9が設けられでいる。
く定められた中継点8が設定され、また、炉心7の外側
面近くに炉外取出ボッ1〜9が設けられでいる。
第2図は炉心7に列する燃料移送機5、燃料交換@6等
のζ2面的な配置および移動範囲等を模式的に示したも
のである。第2図において、炉心7は中心部に主として
燃料棒等の炉心構成要素が配置された六角形状をなす炉
心燃料領域10があり、その周辺の炉心燃料外領域11
にはプランケラ1−および中性子遮蔽体が配設されてい
る。中継点8ばこの炉心燃料領域10の六角形の一角を
占める位置に設定されている。
のζ2面的な配置および移動範囲等を模式的に示したも
のである。第2図において、炉心7は中心部に主として
燃料棒等の炉心構成要素が配置された六角形状をなす炉
心燃料領域10があり、その周辺の炉心燃料外領域11
にはプランケラ1−および中性子遮蔽体が配設されてい
る。中継点8ばこの炉心燃料領域10の六角形の一角を
占める位置に設定されている。
炉心上部機構炉内部4aは炉心燃料領域10を覆うとと
もに、その外周の一部にて炉心燃料領域10の角部にか
かるように切り欠かれた切欠部4bが設置iられでいる
。また、炉心上部機構炉内部4aにはその中心から切欠
部4bに向けて放射状に縦方向のスリット4cが設けら
れ、このスリット4Cの中に燃料移送機5の主要部が挿
入されている。
もに、その外周の一部にて炉心燃料領域10の角部にか
かるように切り欠かれた切欠部4bが設置iられでいる
。また、炉心上部機構炉内部4aにはその中心から切欠
部4bに向けて放射状に縦方向のスリット4cが設けら
れ、このスリット4Cの中に燃料移送機5の主要部が挿
入されている。
回転プラグ3の外周しこ近い−点しこは燃料交換機6が
設定され、燃料把持部6aがオフセットアーム6bによ
って本体6cの回りに回動できるようにされている。燃
料把持部6aは回転プラグ3の回動と併用して中継点8
、あるいは炉心7の外側−辺の傍らに設置された燃料取
出ポット9に到達できるようにオフセラ1−アーム6b
の長さが定められている1゜第3図は燃料移送機5の詳
細をそれぞれ取付(づられている炉心上部機構4の要部
とともに取出して示す断面図である。第3図において、
回転プラグ3(図示省略)に取(=lけらJしる炉心−
1一部機構−I。
設定され、燃料把持部6aがオフセットアーム6bによ
って本体6cの回りに回動できるようにされている。燃
料把持部6aは回転プラグ3の回動と併用して中継点8
、あるいは炉心7の外側−辺の傍らに設置された燃料取
出ポット9に到達できるようにオフセラ1−アーム6b
の長さが定められている1゜第3図は燃料移送機5の詳
細をそれぞれ取付(づられている炉心上部機構4の要部
とともに取出して示す断面図である。第3図において、
回転プラグ3(図示省略)に取(=lけらJしる炉心−
1一部機構−I。
板4dの上面には駆動装置〕5が設けられ、下面には放
射線および熱の遮蔽機能をもつ遮蔽層16が設けられて
いる。
射線および熱の遮蔽機能をもつ遮蔽層16が設けられて
いる。
燃料移送機5の主要部は遮蔽N16のさらに下方に設け
られており、以下第73図のA−A線矢視断面図を示す
第4図と併用して説明する。
られており、以下第73図のA−A線矢視断面図を示す
第4図と併用して説明する。
第4図に示すように、炉心上部機構炉内部4aに設けら
れたスリノh4c内に燃料取扱具17が収容されている
。なお、スリンlへ4cは炉心」一部機構炉内部4aの
底面において、符号4eで示すようにスリット幅が狭く
されている。
れたスリノh4c内に燃料取扱具17が収容されている
。なお、スリンlへ4cは炉心」一部機構炉内部4aの
底面において、符号4eで示すようにスリット幅が狭く
されている。
駆動装置15からは遮蔽層16を貫通して駆動1lll
1118aと1921が垂ドされ、それぞれ歯車装置2
0ど21を経てスリン1−4c内に伝達され、カイトレ
ール23に沿った燃料取扱具17の第3図の矢符方向へ
の移動、一 およびグリッパ22の、−に下運動を行わせるようにな
っている。なお、図中符号24は制御棒駆動装置の案内
管を示す。
1118aと1921が垂ドされ、それぞれ歯車装置2
0ど21を経てスリン1−4c内に伝達され、カイトレ
ール23に沿った燃料取扱具17の第3図の矢符方向へ
の移動、一 およびグリッパ22の、−に下運動を行わせるようにな
っている。なお、図中符号24は制御棒駆動装置の案内
管を示す。
燃料取扱具17の駆動部への結合部分の詳細は第5図に
示すように、燃料取扱具17の上端に設けられたローラ
25がガイドレール23に沿って転勤できるようにされ
ており、たとえば傘歯車を使った歯車装置20を介して
駆動軸1.8aに接続されたねじ軸18bが燃料取扱具
17の上端部しこねし結合されている。
示すように、燃料取扱具17の上端に設けられたローラ
25がガイドレール23に沿って転勤できるようにされ
ており、たとえば傘歯車を使った歯車装置20を介して
駆動軸1.8aに接続されたねじ軸18bが燃料取扱具
17の上端部しこねし結合されている。
グリッパ22の一ヒ下運動駆動部の詳細は第3図および
第6図に示すように、たとえば傘歯車を使った歯車装置
21を介して駆動軸19aに接続された第6図に示すス
プライン軸19aに、燃料取扱具17の上端部に設りら
れだボス26が結合され、グリッパ22とねし駆動結合
された駆動軸27がたとえば傘歯車からなる歯車装置2
8を介してボス26と接続されている。
第6図に示すように、たとえば傘歯車を使った歯車装置
21を介して駆動軸19aに接続された第6図に示すス
プライン軸19aに、燃料取扱具17の上端部に設りら
れだボス26が結合され、グリッパ22とねし駆動結合
された駆動軸27がたとえば傘歯車からなる歯車装置2
8を介してボス26と接続されている。
また、第5図に示したように燃料取扱具17を案内する
ガイトレール23の上面しこは炉心構成要素の位置を表
示する目盛りが刻まれた目盛り盤39が取り付いており
、この目盛り盤39を覗くように燃料取扱具17の上部
には小型カメラとしてCCDカメラ38が取付部材40
を介して設置されている。
ガイトレール23の上面しこは炉心構成要素の位置を表
示する目盛りが刻まれた目盛り盤39が取り付いており
、この目盛り盤39を覗くように燃料取扱具17の上部
には小型カメラとしてCCDカメラ38が取付部材40
を介して設置されている。
グリッパ22の先端の燃料棒などの把持部分の詳細は、
第7図および第8図に示すように、本体32は、ばね3
0によって外筒29から抜は出る方向に付勢され、且つ
駆動軸27に螺合されて駆動軸27の回動に従って上下
に移動できるようにされている。
第7図および第8図に示すように、本体32は、ばね3
0によって外筒29から抜は出る方向に付勢され、且つ
駆動軸27に螺合されて駆動軸27の回動に従って上下
に移動できるようにされている。
本体32の先端には支軸36によって爪33が装着され
、爪33の外側に配設されたカムフォロア34が外筒2
9に固定されたカムトラック35に接するようにされて
いる。
、爪33の外側に配設されたカムフォロア34が外筒2
9に固定されたカムトラック35に接するようにされて
いる。
第7図は第6図に示したグリッパ22が最下端に達し、
駆動軸27の先端に設けられたストッパ31に当接した
状態を示し、爪33の先端は閉じている。
駆動軸27の先端に設けられたストッパ31に当接した
状態を示し、爪33の先端は閉じている。
さらに駆動軸27のグリッパ22を下降させる方向へ回
転が続けられると、第8図に示すように、本体32のみ
がばね30を圧縮しながらさらに下降し、カムフォロア
34がカムトラック35上を転動して爪33の先端を開
くようにされている。なお第7図および第8図中筒号3
7は爪33のロック機構である。
転が続けられると、第8図に示すように、本体32のみ
がばね30を圧縮しながらさらに下降し、カムフォロア
34がカムトラック35上を転動して爪33の先端を開
くようにされている。なお第7図および第8図中筒号3
7は爪33のロック機構である。
次に上記構造に係る燃料交換装置の作用について述べる
。
。
原子炉が一定時間運転された後、第2図に示した炉心燃
料領域10に配置されている使用済炉心構成要素、たと
えば使用済燃料集合体を炉心7外に取出すときには、炉
心−■二部機構4の回転プラグ3に対する回転と、駆動
装置15の操作による燃料移送機5の燃料取扱具17の
スリット4c内での移動を併用して、炉心燃料領域内に
おける取出そうとする使用済燃料集合体の真上に燃料取
扱具17を位置させる。
料領域10に配置されている使用済炉心構成要素、たと
えば使用済燃料集合体を炉心7外に取出すときには、炉
心−■二部機構4の回転プラグ3に対する回転と、駆動
装置15の操作による燃料移送機5の燃料取扱具17の
スリット4c内での移動を併用して、炉心燃料領域内に
おける取出そうとする使用済燃料集合体の真上に燃料取
扱具17を位置させる。
その時、燃料取扱具17はその上部に設置したCCDカ
メラ38からガイドレール23の上面の目盛り盤39−
にの炉!ら・構成要素の径方向の位置を表示する目盛り
を読み取ることにより取り扱うべく使用済燃料集合体の
真上に位置決めさせる。
メラ38からガイドレール23の上面の目盛り盤39−
にの炉!ら・構成要素の径方向の位置を表示する目盛り
を読み取ることにより取り扱うべく使用済燃料集合体の
真上に位置決めさせる。
そこで駆動装置15を操作してグリッパ22を降下させ
、その最低位置で前述したように開いた爪331 によって使用済燃料集合体を掴んだ後、グリッパ22を
上昇させれば使用済燃料集合体は燃料取扱具17の中に
引上げられる。なお、このときスリット4cの幅は最低
部4eで燃料集合体の直径程度に狭くされているので、
取出そうとする燃料集合体の弓上げに伴うその周囲に位
置する燃料集合体の浮上りが防止される。
、その最低位置で前述したように開いた爪331 によって使用済燃料集合体を掴んだ後、グリッパ22を
上昇させれば使用済燃料集合体は燃料取扱具17の中に
引上げられる。なお、このときスリット4cの幅は最低
部4eで燃料集合体の直径程度に狭くされているので、
取出そうとする燃料集合体の弓上げに伴うその周囲に位
置する燃料集合体の浮上りが防止される。
次に燃料取扱具】7をスリン1〜4Gの最外側に移動さ
せ、炉心上部機構4を回転プラグ3に対して回転させて
燃料取扱具】7を中継点8の直上に移動させ、グリッパ
22を下降させれば把持されていた使用済燃料集合体は
炉心燃料領域10内の中継点8に一時装填される。
せ、炉心上部機構4を回転プラグ3に対して回転させて
燃料取扱具】7を中継点8の直上に移動させ、グリッパ
22を下降させれば把持されていた使用済燃料集合体は
炉心燃料領域10内の中継点8に一時装填される。
ここで燃料取扱具】7をスリン1〜4cの内側に移動さ
せた後、回転プラグ3を回転して中継点8に燃料交換機
6を接近させ、オフセットアーム6bを回転させて燃料
把持部6aを中継点8の直」二に位置させ、移動されて
中継点8に収容されている使用済燃料集合体を燃料交換
機6によって取出し、オフセットアーム6bを回転して
燃料把持部6aに炉心上2 部機構炉内部4aを外れた位置を取らせた後、再び回転
プラグ3を回転し、燃料交換機6がボット9に近付いた
ところでオフセットアーム6bを回転させれば燃料交換
機6に把持されていた使用済燃料集合体をポット9に収
容することができる。
せた後、回転プラグ3を回転して中継点8に燃料交換機
6を接近させ、オフセットアーム6bを回転させて燃料
把持部6aを中継点8の直」二に位置させ、移動されて
中継点8に収容されている使用済燃料集合体を燃料交換
機6によって取出し、オフセットアーム6bを回転して
燃料把持部6aに炉心上2 部機構炉内部4aを外れた位置を取らせた後、再び回転
プラグ3を回転し、燃料交換機6がボット9に近付いた
ところでオフセットアーム6bを回転させれば燃料交換
機6に把持されていた使用済燃料集合体をポット9に収
容することができる。
また炉心7の炉心燃料領域10の外側に配置されている
炉心構成要素、たとえばブランケット燃料集合体などは
燃料交換機6を用いて直接取出し、ボット9に収容する
ことができる。
炉心構成要素、たとえばブランケット燃料集合体などは
燃料交換機6を用いて直接取出し、ボット9に収容する
ことができる。
ポット9に収容されたこれらの炉心構成要素は、図示を
省略した炉外取出し装置によって原子炉容器1外に取出
される。
省略した炉外取出し装置によって原子炉容器1外に取出
される。
本実施例によれば、炉心燃料領域内に中継点を設け、取
出された燃料集合体は回転プラグに垂下されたオフセッ
トアーム付燃料交換機を用いてこの中継点から炉心外に
運びだすようにしているので、回転プラグの直径は炉心
の最大外径より小さくすることが可能となる。また、回
転プラグは炉心中心に対して偏心させる必要もないので
、回転プラグは小型で且つ簡素なもので十分となり、こ
れによって原子炉の外形を小さく保つことができる。
出された燃料集合体は回転プラグに垂下されたオフセッ
トアーム付燃料交換機を用いてこの中継点から炉心外に
運びだすようにしているので、回転プラグの直径は炉心
の最大外径より小さくすることが可能となる。また、回
転プラグは炉心中心に対して偏心させる必要もないので
、回転プラグは小型で且つ簡素なもので十分となり、こ
れによって原子炉の外形を小さく保つことができる。
また燃料移送機の直線移動範囲は炉心上部機構炉内部の
外径内に収まっているため、燃料移送機の移動のために
要するスリットを通過する放射線の原子炉容器外への漏
洩に対する遮蔽手段は炉心上部機構の外径内に収めるこ
とができるので、放射性ガスのシールも兼ねて炉心上部
機構に固定された遮蔽手段を設けることによってこれを
容易に達成することができる。
外径内に収まっているため、燃料移送機の移動のために
要するスリットを通過する放射線の原子炉容器外への漏
洩に対する遮蔽手段は炉心上部機構の外径内に収めるこ
とができるので、放射性ガスのシールも兼ねて炉心上部
機構に固定された遮蔽手段を設けることによってこれを
容易に達成することができる。
また、燃料移送機の燃料移送機をコンパクトな構造で適
正な位置を目視管理により確実に検知できる。
正な位置を目視管理により確実に検知できる。
本発明によれば、原子炉が大形化して炉心直径が増大し
ても、それに伴って原子炉上部機構も大型になって原子
炉の外壁が拡大することを避けることが可能となり、そ
れにもがかわらず原子炉の−1一部方向の放射線遮蔽な
らびに漏洩ガスのシルに対して機能する。また、燃料移
送機の動作の様子および適正位置を検知して位置決め精
度後高めることができることがら信頼性の高い原子炉の
燃料交換装置を提供することができる。
ても、それに伴って原子炉上部機構も大型になって原子
炉の外壁が拡大することを避けることが可能となり、そ
れにもがかわらず原子炉の−1一部方向の放射線遮蔽な
らびに漏洩ガスのシルに対して機能する。また、燃料移
送機の動作の様子および適正位置を検知して位置決め精
度後高めることができることがら信頼性の高い原子炉の
燃料交換装置を提供することができる。
第1図は本発明に係る原子炉の燃料交換装置の一実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図における炉心から上方
の平面的配置を示す模式図、第3図は第1図の燃料移送
機の詳細を炉心上部機構の要部とともに示す断面図、第
4図は第3図のAA線を矢視した横断面図、第5図およ
び第6図はそれぞれ第3図の燃料取扱具の要部の詳細を
示す断面図、第7図および第8図はそれぞれ第6図のグ
リッパの詳細を示す断面図である。 1・・・原子炉容器 2・固定プラグ3・・・
回転プラグ 4・・炉心上部機構4a・・炉心
上部機構炉内部 4b・・・切欠部4c・・スリット
4d・・炉心上部機構4θ・・・スリン1〜
幅 5・燃料移送機6・・燃料交換機
6a 燃料把持部6b・・・オフセラ1−アーム
6c・本体7・・炉心 9・・・炉外取出ボッ1へ 11・・炉心燃料外領域 14・上方空間 16・・遮蔽層 18a・・駆動軸 19a・駆動軸 20・・歯車装置 22・・・グリッパ 24・・制御棒駆動装置 26・・ボス 28・・・歯車装置 30・・・ばね 32・・・本体 34・・・カムフォロア 36・・支軸 38・CCDカメラ 40・取付部材 5 8・・・中継点 10・・・炉心燃料領域 13・・・液体金属 15・・駆動装置 17・・・燃料取扱具 18b・・・ねじ軸 1.9b・・スプライン軸 21・・歯車装置 23・・ガイドレール 25・・ローラ 27・・・駆動軸 29・・・外筒 31・・・ス1〜シバ 33・・・爪 35・・カムトラック 37・・・ロック機構 39−・目盛り盤 6 (8733) 代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ばか1名) 第1図 第 2 図 第 図 第 図 第 図
を示す縦断面図、第2図は第1図における炉心から上方
の平面的配置を示す模式図、第3図は第1図の燃料移送
機の詳細を炉心上部機構の要部とともに示す断面図、第
4図は第3図のAA線を矢視した横断面図、第5図およ
び第6図はそれぞれ第3図の燃料取扱具の要部の詳細を
示す断面図、第7図および第8図はそれぞれ第6図のグ
リッパの詳細を示す断面図である。 1・・・原子炉容器 2・固定プラグ3・・・
回転プラグ 4・・炉心上部機構4a・・炉心
上部機構炉内部 4b・・・切欠部4c・・スリット
4d・・炉心上部機構4θ・・・スリン1〜
幅 5・燃料移送機6・・燃料交換機
6a 燃料把持部6b・・・オフセラ1−アーム
6c・本体7・・炉心 9・・・炉外取出ボッ1へ 11・・炉心燃料外領域 14・上方空間 16・・遮蔽層 18a・・駆動軸 19a・駆動軸 20・・歯車装置 22・・・グリッパ 24・・制御棒駆動装置 26・・ボス 28・・・歯車装置 30・・・ばね 32・・・本体 34・・・カムフォロア 36・・支軸 38・CCDカメラ 40・取付部材 5 8・・・中継点 10・・・炉心燃料領域 13・・・液体金属 15・・駆動装置 17・・・燃料取扱具 18b・・・ねじ軸 1.9b・・スプライン軸 21・・歯車装置 23・・ガイドレール 25・・ローラ 27・・・駆動軸 29・・・外筒 31・・・ス1〜シバ 33・・・爪 35・・カムトラック 37・・・ロック機構 39−・目盛り盤 6 (8733) 代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ばか1名) 第1図 第 2 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- プラグが蓋装された原子炉容器に収納された炉心の上
方に前記プラグから垂設された炉心上部機構を有する原
子炉の燃料交換装置において、前記プラグの一部を構成
し前記炉心と同軸に回動自在に設けられた回転プラグと
、この回転プラグに対して更に回動自在に垂設された前
記炉心上部機構と、この炉心上部機構の半径を含む上下
方向に設けられたスリットと、このスリット内に設けら
れ前記炉心の中心から前記炉心内の炉心燃料領域最外側
までの間を移動自在で、かつカメラを備え付けた燃料移
送機と、前記炉心燃料領域最外側の少なくとも一箇所に
設定された中継点と、前記炉心部機構の外側で前記回転
プラグに対して回動自在に垂設されたオフセットアーム
付燃料交換機とを具備したことを特徴とする原子炉の燃
料交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056500A JPH03259798A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 原子炉の燃料交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2056500A JPH03259798A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 原子炉の燃料交換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03259798A true JPH03259798A (ja) | 1991-11-19 |
Family
ID=13028829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2056500A Pending JPH03259798A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 原子炉の燃料交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03259798A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997014154A1 (fr) * | 1995-10-13 | 1997-04-17 | Systel Electronique | Procede de visualisation et d'identification sous l'eau d'assemblages de combustible nucleaire et installations le mettant en oeuvre |
CN104269197A (zh) * | 2014-09-27 | 2015-01-07 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种用于液态重金属反应堆堆内换料系统的验证装置 |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP2056500A patent/JPH03259798A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997014154A1 (fr) * | 1995-10-13 | 1997-04-17 | Systel Electronique | Procede de visualisation et d'identification sous l'eau d'assemblages de combustible nucleaire et installations le mettant en oeuvre |
FR2743444A1 (fr) * | 1995-10-13 | 1997-07-11 | Systel Electronique | Procede de visualisation et d'identification sous l'eau d'assemblage de combustible nucleaire et installations le mettant en oeuvre |
CN104269197A (zh) * | 2014-09-27 | 2015-01-07 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种用于液态重金属反应堆堆内换料系统的验证装置 |
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