JPH0325974Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325974Y2 JPH0325974Y2 JP18943982U JP18943982U JPH0325974Y2 JP H0325974 Y2 JPH0325974 Y2 JP H0325974Y2 JP 18943982 U JP18943982 U JP 18943982U JP 18943982 U JP18943982 U JP 18943982U JP H0325974 Y2 JPH0325974 Y2 JP H0325974Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- master
- printing
- stamp
- receiver
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 21
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 12
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 12
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims description 10
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 8
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 claims 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 claims 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はマスター印付の回転印の改良に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術)
受付印などには会社名などの不変の印字部を備
えた多孔性印材よりなるマスター印を日付のよう
な可変の多孔性材よりなる印字部を備えた回転印
本体に組み込んだものが実開昭55−177462号公報
などに見られるが、従来のこの種回転印は多孔性
印材よりなるマスター印字体がマスター印受に接
着剤で固着されているため、使用中に接着剤がイ
ンク中の溶剤により接着能をなくし、自然剥離す
るという問題があるばかりか、マスター印の印字
部は不変なため、例えば受付印では受付者が数人
いるとその全員のものを用意しなければならず、
用途が限定されるものであつた。
えた多孔性印材よりなるマスター印を日付のよう
な可変の多孔性材よりなる印字部を備えた回転印
本体に組み込んだものが実開昭55−177462号公報
などに見られるが、従来のこの種回転印は多孔性
印材よりなるマスター印字体がマスター印受に接
着剤で固着されているため、使用中に接着剤がイ
ンク中の溶剤により接着能をなくし、自然剥離す
るという問題があるばかりか、マスター印の印字
部は不変なため、例えば受付印では受付者が数人
いるとその全員のものを用意しなければならず、
用途が限定されるものであつた。
(課題を解決するための手段)
本考案は前記のような課題を解決して使用中に
マスター印字体が自然剥離することがないうえに
マスター印字体も交換できるようにして用途を拡
げた回転印を目的として完成されたもので、無数
の連続気孔を有する軟質の多孔性材よりなる印字
部を備えた印字ベルトを回転子と橋架片間に懸装
した回転印本体の下端方部に該橋架片の下面に添
わせて整列された印字部に臨む窓孔を備えたマス
ター印受を上下方向に摺動自在に装着し、該マス
ター印受の下面には上面に非多孔質の耐溶剤性の
プラスチツクス薄膜を一体化した無数の連続気孔
を有する軟質の多孔性材よりなるマスター印字体
を該プラスチツクス薄膜とマスター印受との間に
介在させた粘着剤層をもつて交換自在に貼着して
該マスター印字体に前記窓孔を対応するように透
設された窓孔を通じて前記印字部の印字面をマス
ター印字体の印字面と同一面に位置させたことを
特徴とするものである。
マスター印字体が自然剥離することがないうえに
マスター印字体も交換できるようにして用途を拡
げた回転印を目的として完成されたもので、無数
の連続気孔を有する軟質の多孔性材よりなる印字
部を備えた印字ベルトを回転子と橋架片間に懸装
した回転印本体の下端方部に該橋架片の下面に添
わせて整列された印字部に臨む窓孔を備えたマス
ター印受を上下方向に摺動自在に装着し、該マス
ター印受の下面には上面に非多孔質の耐溶剤性の
プラスチツクス薄膜を一体化した無数の連続気孔
を有する軟質の多孔性材よりなるマスター印字体
を該プラスチツクス薄膜とマスター印受との間に
介在させた粘着剤層をもつて交換自在に貼着して
該マスター印字体に前記窓孔を対応するように透
設された窓孔を通じて前記印字部の印字面をマス
ター印字体の印字面と同一面に位置させたことを
特徴とするものである。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
明する。
1は無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材よ
りなる印字部を備えた印字ベルト1で、該印字ベ
ルト1を回転子2と橋架片3間に懸装して回転印
本体4が構成されており、該回転印本体4の下端
方部には橋架片3の下面に添わせて整列された印
字部5に臨む窓孔6を備えたマスター印受7を上
下方向に摺動自在に装着してある。また、マスタ
ー印受7の下面には上面に非多孔質の耐溶剤性の
プラスチツクス薄膜8を一体成形するなどして一
体化した無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材
よりなるマスター印字体9を該プラスチツクス薄
膜8とマスター印受7との間に介在させた粘着剤
層10をもつて交換自在に貼着してあり、該マス
ター印字体9に前記窓孔6を対応するように透設
された窓孔11を通じて前記印字部5の印字面を
マスター印字体9の印字面と同一面に位置させて
ある。なお、12は回転印本体4の上端に設けら
れる把手、13は回転印本体4のカバー14に対
する上下位置を調節する調節子、15および16
はマスター印受7を回転印本体4の下端方部に摺
動自在に装着するための横軸および該横軸15を
挿通させる縦長孔、17は内底部にインク吸蔵板
18を備えた回転印受けである。
りなる印字部を備えた印字ベルト1で、該印字ベ
ルト1を回転子2と橋架片3間に懸装して回転印
本体4が構成されており、該回転印本体4の下端
方部には橋架片3の下面に添わせて整列された印
字部5に臨む窓孔6を備えたマスター印受7を上
下方向に摺動自在に装着してある。また、マスタ
ー印受7の下面には上面に非多孔質の耐溶剤性の
プラスチツクス薄膜8を一体成形するなどして一
体化した無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材
よりなるマスター印字体9を該プラスチツクス薄
膜8とマスター印受7との間に介在させた粘着剤
層10をもつて交換自在に貼着してあり、該マス
ター印字体9に前記窓孔6を対応するように透設
された窓孔11を通じて前記印字部5の印字面を
マスター印字体9の印字面と同一面に位置させて
ある。なお、12は回転印本体4の上端に設けら
れる把手、13は回転印本体4のカバー14に対
する上下位置を調節する調節子、15および16
はマスター印受7を回転印本体4の下端方部に摺
動自在に装着するための横軸および該横軸15を
挿通させる縦長孔、17は内底部にインク吸蔵板
18を備えた回転印受けである。
(作用)
このように構成されたものは、印字ベルト1の
印字部およびマスター印字体9がポーラスゴムな
どの無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材より
なるものであるから、インク吸蔵板18に印字面
を接触させておくなどしてこれにインクを吸蔵さ
せておけば、マスター印受7の窓孔6および該窓
孔6に対応するようにマスター印字体9に透設し
た窓孔11を通じて露呈されている印字部5およ
びこれと印字面が同一面に位置するようにマスタ
ー印受7の下面に貼着されているマスター印字体
9によつて捺印の都度インクを印字面に付着させ
ることなく反覆捺印を行うことができるものであ
り、また、橋架片3の下面に添わせて整列された
回転印本体4の印字部5を変えたい場合には、回
転印本体4の下端方部に上下方向に摺動自在に装
着されているマスター印受7を下方に一端引つ張
つて橋架片3の位置を窓孔6より上方に位置させ
たうえ回転子2を操作して各印字ベルト1の回動
操作を行えばよいものであるが、本考案によれば
マスター印受7の下面に貼着されている無数の連
続気孔を有する軟質の多孔性材よりなるマスター
印字体9はその上面に耐溶剤性のプラスチツクス
薄膜8を一体化して得られた非多孔質面が形成さ
れているので、該非多孔質のプラスチツクス薄膜
8によりマスター印字体9に吸蔵されているイン
クが上側に浸出することを確実に防ぐこととな
り、このためプラスチツクス薄膜8が層着さない
るマスター印字体9とマスター印受7とを貼着し
ている粘着剤層10の接着能がインク中の溶剤に
よつて劣化することがなく、マスター印字体9の
自然剥離は完全に防止できる。しかも、マスター
印字体9のマスター印受7への貼着はプラスチツ
クス薄膜8とマスター印受7間に介在する粘着剤
層10により行われるものであつて、前記したよ
うに粘着剤層10がインク中の溶剤によつて劣化
することがないので、マスター印字体9を反覆し
て交換することが可能となり、従来はマスター印
字体9は不変とされていたこの種回転印の用途が
著しく拡大される。
印字部およびマスター印字体9がポーラスゴムな
どの無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材より
なるものであるから、インク吸蔵板18に印字面
を接触させておくなどしてこれにインクを吸蔵さ
せておけば、マスター印受7の窓孔6および該窓
孔6に対応するようにマスター印字体9に透設し
た窓孔11を通じて露呈されている印字部5およ
びこれと印字面が同一面に位置するようにマスタ
ー印受7の下面に貼着されているマスター印字体
9によつて捺印の都度インクを印字面に付着させ
ることなく反覆捺印を行うことができるものであ
り、また、橋架片3の下面に添わせて整列された
回転印本体4の印字部5を変えたい場合には、回
転印本体4の下端方部に上下方向に摺動自在に装
着されているマスター印受7を下方に一端引つ張
つて橋架片3の位置を窓孔6より上方に位置させ
たうえ回転子2を操作して各印字ベルト1の回動
操作を行えばよいものであるが、本考案によれば
マスター印受7の下面に貼着されている無数の連
続気孔を有する軟質の多孔性材よりなるマスター
印字体9はその上面に耐溶剤性のプラスチツクス
薄膜8を一体化して得られた非多孔質面が形成さ
れているので、該非多孔質のプラスチツクス薄膜
8によりマスター印字体9に吸蔵されているイン
クが上側に浸出することを確実に防ぐこととな
り、このためプラスチツクス薄膜8が層着さない
るマスター印字体9とマスター印受7とを貼着し
ている粘着剤層10の接着能がインク中の溶剤に
よつて劣化することがなく、マスター印字体9の
自然剥離は完全に防止できる。しかも、マスター
印字体9のマスター印受7への貼着はプラスチツ
クス薄膜8とマスター印受7間に介在する粘着剤
層10により行われるものであつて、前記したよ
うに粘着剤層10がインク中の溶剤によつて劣化
することがないので、マスター印字体9を反覆し
て交換することが可能となり、従来はマスター印
字体9は不変とされていたこの種回転印の用途が
著しく拡大される。
(考案の効果)
本考案は前記説明から明らかなように、マスタ
ー印字体の上面に耐溶剤性のプラスチツクス薄膜
を一体成形しておき、このプラスチツクス薄膜を
マスター印受に粘着剤で貼着するだけで粘着剤層
の接着能がインク中の溶剤によつて劣化しマスタ
ー印字体が自然剥離することを完全に防止できる
のみならず、従来は不変とされていたマスター印
字体の反覆交換が可能となつてこの種回転印の用
途を拡げたもので、従来のマスター印付の回転印
の問題点を解決したものとして実用的価値極めて
大なものである。
ー印字体の上面に耐溶剤性のプラスチツクス薄膜
を一体成形しておき、このプラスチツクス薄膜を
マスター印受に粘着剤で貼着するだけで粘着剤層
の接着能がインク中の溶剤によつて劣化しマスタ
ー印字体が自然剥離することを完全に防止できる
のみならず、従来は不変とされていたマスター印
字体の反覆交換が可能となつてこの種回転印の用
途を拡げたもので、従来のマスター印付の回転印
の問題点を解決したものとして実用的価値極めて
大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面
図、第2図は一部切欠斜視図、第3図は一部切欠
平面図である。 1:無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材よ
りなる印字部を備えた印字ベルト、2:回転子、
3:橋架片、4:回転印本体、5:印字部、6:
窓孔、7:マスター印受、8:耐溶剤性のプラス
チツクス薄膜、9:無数の連続気孔を有する軟質
の多孔性材よりなるマスター印字体、10:粘着
剤層、11:窓孔。
図、第2図は一部切欠斜視図、第3図は一部切欠
平面図である。 1:無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材よ
りなる印字部を備えた印字ベルト、2:回転子、
3:橋架片、4:回転印本体、5:印字部、6:
窓孔、7:マスター印受、8:耐溶剤性のプラス
チツクス薄膜、9:無数の連続気孔を有する軟質
の多孔性材よりなるマスター印字体、10:粘着
剤層、11:窓孔。
Claims (1)
- 無数の連続気孔を有する軟質の多孔性材よりな
る印字部を備えた印字ベルト1を回転子2と橋架
片3間に懸装した回転印本体4の下端方部に該橋
架片3の下面に添わせて整列された印字部5に臨
む窓孔6を備えたマスター印受7を上下方向に摺
動自在に装着し、該マスター印受7の下面には上
面に非多孔質の耐溶剤性のプラスチツクス薄膜8
を一体化した無数の連続気孔を有する軟質の多孔
性材よりなるマスター印字体9を該プラスチツク
ス薄膜8とマスター印受7との間に介在させた粘
着剤層10をもつて交換自在に貼着して該マスタ
ー印字体9に前記窓孔6を対応するように透設さ
れた窓孔11を通じて前記印字部5の印字面をマ
スター印字体9の印字面と同一面に位置させたこ
とを特徴とする回転印。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18943982U JPS5991854U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 回転印 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18943982U JPS5991854U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 回転印 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5991854U JPS5991854U (ja) | 1984-06-21 |
JPH0325974Y2 true JPH0325974Y2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=30408433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18943982U Granted JPS5991854U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 回転印 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5991854U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006035545A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | 印判 |
JP2006205483A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Shachihata Inc | 浸透印 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP18943982U patent/JPS5991854U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006035545A1 (ja) * | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | 印判 |
JP2006205483A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Shachihata Inc | 浸透印 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5991854U (ja) | 1984-06-21 |
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