JPH03259393A - 液体供給装置 - Google Patents

液体供給装置

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JPH03259393A
JPH03259393A JP5842190A JP5842190A JPH03259393A JP H03259393 A JPH03259393 A JP H03259393A JP 5842190 A JP5842190 A JP 5842190A JP 5842190 A JP5842190 A JP 5842190A JP H03259393 A JPH03259393 A JP H03259393A
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JP
Japan
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supply
liquid
whiskey
beverage
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP5842190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Ota
泰弘 太田
Hiroshi Yamamoto
浩史 山本
Kazuo Yasujima
安嶋 一夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSEI REIKI KK
Toshiba Corp
Toshiba Setsubi Kiki KK
Original Assignee
NISSEI REIKI KK
Toshiba Corp
Toshiba Setsubi Kiki KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03259393A publication Critical patent/JPH03259393A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば飲料などの液体を自動販売する自動
販売機に適用可能な液体供給装置に関する。
(従来の技術) たとえば飲料などの液体を購買者に直接供給し自動販売
する自動販売機が用いられる。この種自動販売機は、そ
の前面に商品である飲料芯が記されたプレートが並べら
れ、これら飲料芯プレートのそれぞれ近傍に、その飲料
に対応する表示ランプなどの表示機能付きスイッチが設
けられる。
たとえば前面隅部には、操作部として硬貨投入口、投入
金額表示部、返却レバーが一箇所にまとまって設けられ
、この下方部位に硬貨返却口が開口する。これら操作部
とは別に、飲料供給部が設けられる。この飲料供給部は
、装置本体前面の比較的低い位置にあって、透明板から
なる蓋体が開閉自在に枢着される凹部からなる。この凹
部内に紙コツプが自動供出され、かつその紙コツプが支
持される。そして、凹部上面に設けられる供給口体から
指定した飲料が紙コツプに供給されるようになっている
上記飲料供給部における供給口体は、機体内に設けられ
る飲料収容部と、ビニールチューブなどからなる飲料導
出路を介して連通される。上記飲料収容部は、飲料の原
液を収容するタンク、希釈水を収容するタンク、これら
原液と希釈水を加圧して飲料導出路から上記供給口体に
強制的に供出するための飲料用の圧縮したチッ素ガスを
収容するボンベ、および機種によっては同じく炭酸ガス
を集溜するボンベ(以下、これらボンベを「飲料用ガス
ボンベ」と称する)などからなる。
このような飲料の自動販売機において、購買者が硬貨を
硬貨投入口から投入すると、投入金額表示部に投入され
た金額が表示される。投入された金額が、陳列された商
品である飲料に相当する金額になったとき、その飲料用
の表示機能付きスイッチにおける表示ランプが点灯する
普通、自動販売機では販売すべき商品が複数種揃えられ
るが、金額的には一種あるいは数種に略統−されていて
、上記表示ランプは少なくとも複数個−斉に点灯される
。つぎに購買者は、購入すべき飲料のスイッチを押圧す
る。すると、そのスイッチの表示ランプのみ点灯を継続
し、他のスイッチの表示ランプは消灯する。上記飲料収
容部において指定された飲料の原液と希釈水が混合タン
クに供出されて混合する。ついで飲料用ガスボンベが所
定時間開放され、混合タンクの混合酸である飲料は圧縮
空気で加圧され、飲料導出路を介して飲料供給部に導か
れ、供給口体から紙コツプに供給される。
(発明が解決しようとする課題) ところでこのような飲料の自動販売機においては、機体
の内部スペースをほとんど飲料収容部が占めていると言
っても過言ではない。すなわちこの飲料収容部は、飲料
の原液を収容するタンク、希釈水を収容するタンク、圧
縮ガスを収容する飲料用ガスボンベなど、複数の大型容
器を配置しなければならないことがその要因である。
したがって、機体そのものが極めて大型化してしまい、
機体製作側においてはコスト高や搬送作業の手間がかか
り、販売側においては配置場所のスペースをとるととも
に、特に上記飲料用ガスボンベは、圧縮ガスがなくなれ
ばボンベごと交換しむければならず、その手間がかかっ
て面倒である。
飲料の原液を収容するタンクや希釈水を収容するタンク
、あるいは炭酸水を収容するボンベなどは販売すべき飲
料のいわば原材料であるので、必要不可欠なものである
。しかしながら、これらを加圧供給するための飲料用ガ
スボンベは、特に大型でありスペースを取るとともに交
換する作業が面倒であるので、これに代わる小型で交換
手間のかからない何らかの加圧供給手段の採用が望まれ
ている。
あるいは機種によっては、飲料を加圧する飲料用ガスボ
ンベを不要とするものもある。これは、飲料の原液を収
容するタンクおよび希釈水を収容するタンクなどの飲料
収容部と供給口体などの飲料供給部との間に高低差をつ
けた状態で配置し、これらの落差を利用して飲料を供給
する、いわゆるドロップ式のものである。
この場合には、少なくとも飲料用ガスボンベを備えるた
めのスペースが不要となるので、機体の小型化に寄与す
る利点がある。
しかしながら、上記飲料収容部と飲料供給部との間に充
分な高低差をつけないと、飲料を円滑に、かつ短時間で
供給することができない。このことから、飲料供給部位
置を一定の基準にして飲料収容部をかなり上部に配置し
、上記飲料用ガスボンベを備えた機種よりも機体の高さ
寸法をかなり高くするか、飲料収容部の位置は変えずに
、すなわち機体の高さ寸法は変えずに、飲料供給部をか
なり低い位置に変更するかの、いずれかを選択しなけれ
ばならない。
機体の高さを高くすれば、操作性が損なわれない反面、
コスト的に悪影響が生じるとともに配置場所を限定され
る恐れがある。機体の高さを変更しなければ、コスト的
および配置場所に問題がない反面、液体供給部位置がか
なり低くなって操作性が非常に悪くなる。
また、いずれの機種の自動販売機であっても、購買者は
硬貨投入などの必要な操作をなした後、飲料がコツプに
供給されているか、あるいは供給が終了したかを確認す
る必要がある。ところが上述したように、上記飲料供給
部は機体前面の凹部に設けられていて、この位置は比較
的低い位置にあり、普通身長の人は凹部内にあるコツプ
を見るのに腰を屈め、凹部内を覗き込まなければならな
い。そしてまた供給の終了を確認した後コツプを取り出
すのであるが、このとき凹部を開閉する蓋体の開放を確
保した上でコツプを持ち、飲料をこぼさないようにして
凹部から取り出す。無理な姿勢をとりながら行う操作で
もあり、操作性が悪いものである。
そしてまた、上記飲料供給部にはチューブ類や電気配線
等が接続されていて、メンテナンス時には機体のパネル
一部を取り外し、これらを露出した上で行う必要がある
。したがって非常に面倒な作業となり、ランニングコス
トに悪影響を与えている。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、液体を供給するための加圧構造を
小型化および簡略化して、液体供給部を最適位置に確保
した状態で装置の高さ寸法の低減および全体的な小型化
を図れるとともに、特に液体供給部に対する操作性の向
上化とメンテナンスの容易化を図り得る成体供給装置を
提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段および作用)すなわち本発
明は、装置本体の内部に液体を収容する液体収容部を備
え、この装置本体の上記液体収容部に収容される液体液
面をエアーポンプで加圧して液体収容部から液体を導出
させ、このエアーポンプで加圧され液体収容部から導出
される液体の流通を開閉自在な液体供給部で遮断し、こ
の液体供給部を操作部で開閉駆動して外部へ液体を供給
遮断し、装置本体の前面に開閉自在に枢着される開閉扉
に上記液体供給部を設けたことを特徴とする液体供給装
置である。
上記エアーポンプを液体の加圧供給源としたので、装置
本体に占めるスペースが極めて小さくてすみ、装置本体
が小型化するとともにメンテナンスが容易化する。しか
も、上記エアーポンプは充分な加圧供給力があるから、
液体収容部を高くしたり、液体供給部を低くする必要が
なく、装置本体の高さ寸法を抑えられる。また上記液体
供給部を装置本体の前面の開閉扉に設けたので、楽な姿
勢で供給状態を確認でき、より操作性が向上するととも
に、開閉扉を開放すればメンテナンスができるので、作
業性が良好となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明するに、
供給すべき液体である飲料として、たとえばウィスキー
を適用する。したがって、説明する液体供給装置を、「
ウィスキーサーバー」と呼ぶこととする。
第1図は、液体供給装置であるウィスキーサーバーを示
す。図中1は装置本体であり、これは前面側の中央上部
に突出する棚板2の上部であるライスキサ−バ一部3と
、下部である収容庫4とから構成される。上記ウィスキ
ーサーバ一部3は、後述するようにウィスキーを販売す
るところであり、この前面に下部側をガラス板などの透
明板5aとし、上部側を通常の板体5bとした開閉扉5
が開閉自在に設けられている。上記収容庫4は、その内
部にたとえばウィスキーボトルやアイスボックスその他
の道具類を収容できるようになっている。この前面にも
、開閉扉6が開閉自在に設けられている。
上記ウィスキーサーバ一部3は、第1図ないし第3図に
示すように構成される。
すなわち、上記開閉扉5の板体5bには液体供給部7が
設けられる。この液体供給部7は、所定間隔を存して突
設される複数の供給口体であるフォーセット8・・・か
ら構成される。上記フォーセット8の内部には電磁弁で
ある開閉弁9がそれぞれ収容され、かつその下端面から
供給口10が突出し、さらに供給口10の奥方に位置す
るとともに供給口10よりも下方に長く突出する操作レ
バー11を備えている。この操作レバー11はフォーセ
ラl−8外部から操作可能であり、後述する必要条件が
揃った状態で操作することにより、上記開閉弁9を所定
時間開放できるようになっている。
また第1図にのみ二点鎖線で示すように、上記開閉扉5
の板体5b裏面側には、各フォーセット8・・・に接続
されるチューブ類や電気配線等からなる接続条体8aが
束ねられ、図示しない保持具を介して取付固定される。
上記接続条体8aは、板体5b裏面側から後述する機械
室20内に延出し必要な回路に接続されていて、当然な
がら、上記開閉扉5開閉の円滑さを損なわないよう余裕
をもって処理される。
第4図に示すように、上記供給口10はその基端部であ
る上端部の直径よりも先端部である下端開口部の直径が
小さいテーバ状である。上記操作レバー11は、供給口
10の下端部よりもさらに下方部位に突出し、その中途
部はわずかに折曲される。必要条件が揃ったときコツプ
を供給口10の下部に対向させ、そのコツプで上記操作
レバー11を奥方へ押圧付勢することにより上記開閉弁
9が所定時間開放し、後述するようにして供給口10か
らウィスキーが供給されるようになっている。
再び第1図ないし第3図に示すように、上記開閉扉5に
よって開閉される上記ウィスキーサーバ一部3内は、上
記透明板5aに対向する部分のみ空間室となっていて、
ここに複数本のウィスキーボトル12・・・を配置する
液体収容部13が形成される。この液体収容部13にお
いては、前後方向に同一銘柄の上記ウィスキーボトル1
2が2本並べて配置され、かつ左右方向に異なる銘柄の
ウィスキーボトル12がたとえば3本配置される。そし
て、液体収容部13を形成する空間室の周面をたとえば
ガラス張りにするとともに下面側に照明灯を埋設して上
記ウィスキーボトル12・・・を照明することにより、
ウィスキーボトル12・・・およびそれぞれに収容され
るウィスキーがともに浮かび上がって極めて美麗な展示
を可能とする。
それぞれのウィスキーボトル12の上端開口部には、第
5図ないし第7図に示すようなボトルキャップ14が嵌
め込まれる。上記ボトルキャップ14はたとえば合成樹
脂材からなり、その上端部にフランジ状の掴み部14a
が設けられ、さらにこの下面に上部から下部に亘って漸
次直径を小さくしたテーバ状の嵌め込み部14bが一体
に設けられる。この嵌め込み部14bの周面には螺旋状
の筋目14cが突設されていて、上記掴み部14aを掴
んで上記嵌め込み部14bをウィスキーボトル12の上
端開口部に嵌め込みかつ抜き出しができ、しかも嵌め込
んだ状態で螺旋状の筋目14cがエアー漏れのないよう
完全な気密保持を容易に可能にしている。
上記ボトルキャップ14の上端面には、それぞれ上端面
および下端面から突出する一対のチューブ継手15a、
15d (以下、チューブ継手15a、15dのボトル
キャップ14の上端面より突出する部分を上端面部、同
じくボトルキャップ14の下端面より突出する部分を下
端面部という)が設けられ、軸方向一方のチューブ継手
15Hの上端面部15bにはウィスキー供給用チューブ
(以下、単に供給用チューブと呼ぶ)16aが接続され
、他方のチューブ継手15dの上端面部15eにはエア
ーチューブ17が接続される。これらチューブ16a、
17は液体収容部13の天井面からその内部に突出し、
かつ接続部位までの中途部は螺旋状に巻逍されている。
すなわち、各チューブ16a、17の液体収容部13天
井面からの突出位置はそのままで、ボトルキャップ14
の位置を自由に変更できるようになっている。
上記ボトルキャップ14の下端面から突出する一方のチ
ューブ継手15aの下端面部15cには、直状の供給用
チューブ16bが接続される。この供給用チューブ16
bはボトルキャップ]4をウィスキーボトル12の上端
開口部に嵌め込んだ状態でウィスキーボトル12の内底
部まで略延出する長さを有する。そして先端部は略45
@の角度をもって切断されていて、たとえその先端部が
ウィスキーボトル12の内底部に当接するようなことが
あっても、先端部が内底部によって完全に塞がれないよ
うに配慮される。なお、他方のチューブ継手15dの下
端面部15fには、何らのチューブも接続されない状態
とする。
再び第1図ないし第3図に示すように、上記液体収容部
13の上部は後述するエアーポンプ18などを収容する
機械室1つとなっていて、その前面開口部に蓋体20が
開閉自在に枢着される。すなわち、販売する商品である
飲料がたとえばウィスキーであるので、清潔感および高
級感を確保するうえで機械室1つの閉成は必要であり、
メンテナンス時には当然上記蓋体20を開放しなければ
ならない。
上記エアーポンプ18は、第8図に示すように、市販の
小型軽量のものでよく、機械室19内に設けられる取付
金具21にタイラップ22によって取付固定されている
。その一端部から電源コード23が延出され、コネクタ
24を介して布中電源に接続される。他端部にエアーチ
ューブ25が接続され、後述するような回路が構成され
る。
すなわち上記機械室1つには、第9図に示すような回路
が収容される。上記エアーポンプ18のエアーチューブ
25は、主分流器26の導入部に接続される。この主分
流器26は3つの分配導出部を備えていて、それぞれ補
助分流器27・・・の導入部にエアーチューブ28・・
・を介して連通する。
各補助分流器27・・・は、上記主分流器26と同様に
3つの分配導出部を備えているが、ここではそのうちの
1つの分配導出部が閉塞され、残りの2つの分配導出部
に上記ウィスキーボトル12のボトルキャップ14から
延出するエアーチューブ17が接続される。なお、上記
補助分流器27に接続される2つのエアーチューブ17
.17は、液体収容部13に前後方向に並んで配置され
る同一銘柄のウィスキーボトル12.12のボトルキャ
ップ14.14から延出されるものを選択しなければな
らない。このようにして、上記エアーポンプ18から主
分流器26と補助分流器27を介してボトルキャップ1
4からそれぞれのウィスキーボトル12に収容されるウ
ィスキーの液面に対向するチューブ継手15dまで連通
する、エアー加圧路29が構成される。
一方、同一銘柄のウィスキーボトル12.12に嵌め込
まれる上記ボトルキャップ14.14から延出する供給
用チューブ16a、16aは、同一のヘッダ30に接続
される。上記ヘッダ30は、上記供給用チューブ16a
、16gが接続される2つの導入部を備え、かつ1つの
導出部を備えている。この導出部は、上記フォーセット
8に収容される開閉弁9と供給用チューブ31を介して
接続される。このようにして、ウィスキーボトル12内
のウィスキーに浸漬される状態の供給用チューブ16b
からボトルキャップ14、供給用チューブ16a5ヘツ
ダ30およびフォーセット8内の開閉弁9に連通ずる液
体導出路32が構成される。
なお、上記ヘッダ30と各フォーセット8・・・の開閉
弁9・・・とを連通する供給用チューブ31・・・およ
び上記開閉弁9・・・を制御するここでは図示しない電
気配線類で、第1図のみ示す上記接続条体8aを構成す
ることになる。
一方、再び第1図ないし第3図に示すように、装置本体
1前面における上記開閉扉5の側方部位は操作部33が
設けられる。この操作部33は上下部に分かれていて、
その上部側に硬貨投入口34が設けられるとともに、こ
の硬貨投入口34から投入された硬貨の合計金額を表示
する投入金額表示部35が設けられる。そして、硬貨投
入口34の直下部に返却レバー36が設けられ、誤投入
時など上記返却レバー36を操作することにより、この
下方部位に設けられる硬貨返却口37から投入した硬貨
が返却されるようになっている。
なお上記硬貨返却口37からは、釣銭の返却もなされる
。上記投入金額表示部35の下方部位には、表示機能付
きスイッチである一対の注入量選択ボタン38g、38
bが設けられる。すなわち、たとえば一方の注入量選択
ボタン38aは「シングル注文」であり、他方の注入量
選択ボタン38bは「ダブル注文」である。
このようにして構成される操作部33の裏面側である装
置本体1内部には、ここでは図示しないコインノックお
よび制御回路が収容されている。
上記コインメックは、上記硬貨投入口34から投入され
る硬貨を受は入れて合計金額を演算し、上記制御回路を
介して投入金額表示部35にその合計金額を表示させ、
かつ釣銭などの返却硬貨を上記硬貨返却口に返却する作
用をなす。上記制御回路は、上記各開閉弁8・・・、エ
アーポンプ18、操作部33の投入金額表示部35、注
入量選択ボタン38g、38b、コインメックなどに電
気的に接続され、各種のスイッチ、リレー ソレノイド
、タイマおよびカウンタなどからなる。
つぎに、このようにして構成されるウィスキーサーバー
の作用について説明する。
上記エアーポンプ18は、制御回路が通電状態にある限
り常時運転駆動して、加圧したエアーをエアー加圧路2
つに供給している。この加圧エアーは全てのウィスキー
ボトル12・・・内に均等に送られ、ここでウィスキー
の液面は所定のエアー圧を受ける。その影響でウィスキ
ーは各供給用チューブ16b・・・から液体導出路32
を押し上げられ、各フォーセット8・・・内の閉成状態
にある開閉弁9−・・まで常に充満されている。
購買者は、所定の金額の硬貨を硬貨投入口34から投入
する。投入された硬貨の合計金額が投入金額表示部35
に表示される。予め定められた金額の硬貨が投入される
と、注入量選択ボタン38a、38bのいずれか一方も
しくはその両方が点灯する。「シングル注文」よりも「
ダブル注文」の設定金額が高くなっているのは当然であ
り、「ダブル注文」をなす場合には、「シングル注文」
の注入量選択ボタン38aが点灯してもなお上記注入量
選択ボタン38bが点灯するまで硬貨を投入しなければ
ならない。
必要な金額に到達して表示点灯がなされたら、購買者は
別途用意したコツプを持って購買すべきウィスキーボト
ル12の前に移動し、そのフォーセット8の供給口10
下方部位に対向するとともに操作レバー11をコツプで
押圧する。すると、そのフォーセット8内の開閉弁9が
開放され、指定した銘柄の2本のウィスキーボトル12
,1.2から同量づつのウィスキーが供給口10を介し
てコツプに供給される。上記制御回路のタイマは開閉弁
9の開放時間をカウントし、設定時間が経過したら開閉
弁9に閉成信号を出して閉成させる。
結局、「シングル注文」もしくは「ダブル注文」に相当
する量のウィスキーが販売されることとなる。
むお、たとえば上記棚板2に氷を入れたアイスボックス
や水を入れた容器を置き、好みに応じて氷と水をウィス
キー供給前あるいは供給後にコツプに入れるのは自由で
ある。
このウィスキーサーバ一部3におけるウィスキーの販売
動作を、第10図に示すタイムチャートから説明する。
はじめコインメックの端子に所定の電源が供給されてい
て、そのためコインメックのクレームコイルはONして
硬貨受は入れの状態になっている。ただしこの場合、コ
インメックからベンド信号(コイン投入後設定金額に達
すると送出される信号)が出ていないため、上記注入量
選択ボタン38a、38bを押してもは販売動作は行わ
れない。購買者が硬貨投入口34から投入した硬貨の合
計金額がコインメックの設定金額ニ達すると、コインメ
ックはベンド信号を出す。この送出されたベンド信号に
より、その金額に対応した注入量選択ボタン38aもし
くは38bのセレクトランプが点灯する。そこで購買者
が希望の注入量選択ボタンであるセレクトスイッチを押
すと、セレクションリレーがONして自己保持し、この
セレクションリレーのONによってデリバリリレー(販
売開始信号を伝えるためのリレー)もONする。なお上
記セレクトスイッチはデリバリリレーがONすると電源
を断たれるため、他のセレクトスイッチを押しても、そ
のセレクションリレーはONLない。
また上記セレクトスイッチを押すことにより、上記デリ
バリリレーはペンドリレーを介して上記コインメックの
端子に販売開始信号を送り、コインメックのベンド信号
はOFFとなる。上記デリバリリレーと自己保持してい
るセレクションリレーの接点を通してコインメックに価
格選択信号が送られ、コインメックは釣銭の払い出しを
行う。
購買者がコツプで上記操作レバー11を押すと、ここに
連結する取出スイッチがONしてペンドリレー(取出ス
イッチの指令をソレノイドに伝えるリレー)が働き、タ
イマおよびペンドソレノイドに通電される。上記タイマ
は、「シングル注文」もしくは「ダブル注文」に応じた
時間調整をなす。
上記ペンドソレノイドは品物を取出すソレノイドであり
、ONすることによって上記開閉弁9を開放状態に保持
し、ウィスキーの供給をなす。
また、それぞれの銘柄別のウィスキーボトル12におけ
る販売回数を計測するプリセットカウンタ、これら合計
の販売回数を計測するトータルカウンタにも通電され、
タイマがOFFになると販売待機状態に戻る。
販売回数が重なって所定銘柄ウィスキーボトル12のウ
ィスキーが売切れたときは、その銘柄のプリセットカウ
ンタが切替って売切れランプが点灯し、セレクションス
イッチを押してもセレクションリレーがONせず販売状
態でなくなる。
なおこのときは、同一銘柄の2本のウィスキーボトル1
2.12におけるウィスキー残量がともにないことであ
り、2本とも新品のものと交換しなければならない。す
なわち、図示しないポンプスイッチをOFFにしてから
第6図に示すようにボトルキャップ14をウィスキーボ
トル12の上端開口部から抜き出す。ここで、必ずボト
ルキャップ14の掴み部14aを持って抜くようにする
2本のウィスキーボトル12.12からボトルキャップ
14.14を抜いたら、第7図に示すように、いずれか
一方の供給用チューブ16b下端部をウィスキーボトル
12内の残りのウィスキーよりも高く上げる。すなわち
、他方の供給用チューブ16bと差Hをもたせることに
より、数秒で供給用チューブ16a、16b内の全ての
ウィスキーは他のウィスキーボトル12に戻される。
このように、上記エアーポンプ18でウィスキーを加圧
して供給するようにしたので、加圧エアーの補充作業な
ど不要となって手間がかからないとともに、エアーポン
プ18と液体収容部13にあるウィスキーボトル12と
の配置関係に制限がなくなった。しかも、上記エアーポ
ンプ18は小型であるから、装置本体1を必要最小限の
高さにするとともに配置スペースを小さくして、小型化
が可能になる。上記フォーセット8および上記操作部3
3を最も操作し易い高さ位置に選択でき、購買者の購買
操作が楽な姿勢となり操作性が良好化する。
また、上記液体供給部7を開閉扉5の前面に設けたので
、供給操作が楽な姿勢で行えるとともに供給状態の確認
が極めて容易になった。すなわち、上記エアーポンプ1
8の採用により液体供給部7の高さ位置を最適位置に設
定でき、各フォーセット8・・・を開閉扉5から突出さ
せたので、コツプをフォーセット8の下部にあてがい易
く、かつ供給状態を目視できる。供給が終了した後の取
出しも容易に行なえ、こぼすようなことはない。
そして、上記液体供給部7のメンテナンスにあたっては
、上記開閉扉5を開放すればこの裏面側に設けられるチ
ューブ類等の接続条体8aが露出するので、楽な姿勢で
速やかに行なえる。
なお購買者は、指定するウィスキーのウィスキーボトル
12の前にあるフォーセット8の下部にコツプを当てが
い、その操作レバー11を操作するのであるから、さら
に多数種銘柄のウィスキーボトル12が用意されるウィ
スキーサーバ一部3であっても、選択間違いが生じるよ
うなことはない。
上記開閉扉5の下部を透明板5aにして、液体収容部1
3を透視できるようにしたので、ウィスキーボトル12
のウィスキー残量を容易に確認できる。
上記実施例においては販売すべき飲料商品としてウィス
キーを適用したが、これに限定されるものではなく、た
とえば日本酒仙のアルコール飲料、ジュース類、炭酸飲
料水などを適用できる。そしてさらに、これら飲料ばか
りでなく、醤油や酢および味醗などの液体調味料、液体
洗剤や液体漂白剤などの液体洗濯剤、液体化粧品類、そ
の地金ての液体を供給するための装置として役立つ。
したがって、上記液体収容部13にウィスキーボトル1
2のごとき液体収容容器を配置することに限定されず、
たとえば液体収容部13をシール構造にして、直接液体
を収容するようにしてもよい。
あるいは、必ずしも商品販売構造を採用する必要はなく
、硬貨を不要にした無料の液体供給装置としても適用可
能であって、液体供給部7構造および操作部33構造は
使用目的に応じた最適な構造に変り得る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、エアーポンプを液
体の加圧供給源としたので、装置本体に占めるスペース
が極めて小さくてすみ、しかも上記エアーポンプは充分
な加圧供給力があるから、特に液体収容部を高くしたり
、液体供給部を低くする必要がなく、装置本体の高さ寸
法を抑え、配置スペースを縮小して装置本体の小型化を
図れ、加圧供給源としての上記エアーポンプのメンテナ
ンスが容易化する。また、上記液体供給部を装置本体の
前面の開閉扉に設けたので、楽な姿勢で供給操作ができ
るとともに供給状態の確認が可能となり、開閉扉を開放
すればメンテナンスができるので作業性が良好となるな
どの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第1O図は本発明の一実施例を示し、第1
図は液体供給装置であるウィスキーサーバの斜視図、第
2図はその正面図、第3図はその要部を拡大した正面図
、第4図は要部である供給口と操作レバーの斜視図、第
5図はボトルキャップの斜視図、第6図はボトルキャッ
プとウィスキーボトルの相対関係を示す斜視図、第7図
はその概略構成図、第8図はエアーポンプの斜視図、第
9図はエアー加圧路および液体導出路の構成図、第10
図は販売動作のタイムチャート図である。 13・・・液体収容部、1・・・装置本体、18・・・
エアーポンプ、7・・・液体供給部、33・・・操作部
、5・・・開閉扉。 II 図 第2図 664− 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 液体を収容する液体収容部を内部に備えた装置本体と、
    この装置本体の上記液体収容部に収容される液体液面を
    加圧して液体収容部から液体を導出させるエアーポンプ
    と、このエアーポンプで加圧され液体収容部から導出さ
    れる液体の流通を遮断する開閉自在な液体供給部と、こ
    の液体供給部を開閉駆動し外部へ液体を供給遮断する操
    作部とを具備し、上記液体供給部は、装置本体の前面に
    開閉自在に枢着される開閉扉に設けたことを特徴とする
    液体供給装置。
JP5842190A 1990-03-09 1990-03-09 液体供給装置 Pending JPH03259393A (ja)

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