JPH03259235A - 写真作成装置 - Google Patents

写真作成装置

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Publication number
JPH03259235A
JPH03259235A JP5872990A JP5872990A JPH03259235A JP H03259235 A JPH03259235 A JP H03259235A JP 5872990 A JP5872990 A JP 5872990A JP 5872990 A JP5872990 A JP 5872990A JP H03259235 A JPH03259235 A JP H03259235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
receiving material
section
photosensitive material
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5872990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Murata
正孝 村田
Shohei Yamamoto
正平 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5872990A priority Critical patent/JPH03259235A/ja
Publication of JPH03259235A publication Critical patent/JPH03259235A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は証明写真のように、撮影した人物画像等を迅速
に処理して写真を得る場合に最適な写真作成装置に関す
る。
〔従来の技術〕
免許証、パスポート等に貼付する人物画像を撮影する写
真撮影装置として、拡散転写方式を用いた写真作成装置
が提案されている(特開平1−193824号参照)。
この写真作成装置では人物画像を熱現像感光材料へ露光
し、この感光材料へ画像形成用溶媒を付着させた後にこ
の感光材料を受像材料と密着させて現像転写を行い、そ
の後に感光材料と受像材料とを互に剥離して受像材料を
製品とするようになっている。このためこの写真作成装
置では従来のネガフィルムを用いて現像後に印画紙へ焼
付けてポジ画像とし現像処理する一般的な写真作成装置
に比べてコンパクトな構成で短時間に写真を得ることが
できる。
このような写真作成装置はハウジングの大きさが制限さ
れることから、画像転写部から製品取出口までの長さを
十分に取ることができず、画像転写部から密着状態で送
り出される感光材料と受像材料とを直ちに剥離させて製
品を製品取出口へと送り込む必要がある。このため感光
材料及び受像材料は共に転写部からの送り出し方向から
屈曲して離反した経路を搬送され、受像材料はその後に
乾燥部を経て製品取出口へと至るので、剥離部において
屈曲された状態での乾燥作業によって乾燥後も製品とし
ての受像材料に屈曲(カール〉が生ずることになる。
このカールは受像材料を写真撮影装置の撮影室に面して
設けられる製品取出口へ送り込む場合よりも、製品取出
口が撮影室ではなく撮影室の外部に面して設けられる場
合に顕著になる。すなわち製品取出口を写真撮影室では
なく写真撮影室の外部に面して配置すると、先に撮影し
た人物の画像が形成された製品の取出作業が次に撮影す
る人物の撮影作業を妨げることがなく好都合であるが、
受像材料は転写部から送り出された方向と搬送方向を略
90°屈曲させて送る必要があるので、これによっても
受像材料を転写部の後流で直ちに転写部からの送り出し
方向から屈曲させる必要があり、カールの発生原因とな
る。
〔発明が解決すべき課題〕
本発明は上記事実を考慮し、画像転写後の受像材料を感
光材料から剥離し乾燥した後に製品取出口へと送り出す
場合に、受像材料にカールを生じさせることがない写真
作成装置を得ることが目的である。
〔課題を解決する手段〕
本発明は、画像が露光された熱現像感光材料へ画像懲戒
用溶媒を付着させた後に、この感光材料を現像しかつ受
像材料へ画像を転写させて受像材料を製品とする写真作
成装置であって、前記転写部から密着状態で送り出され
る感光材料及び受像材料のうち感光材料を受像材料から
剥離すると共に前記送り出し方向から離して搬送する剥
離手段と、この剥離手段で感光材料から分離された受像
材料の送り出し方向に沿って設けられ、受像材料を乾燥
させる乾燥手段と、この乾燥手段で乾燥された受像材料
を表裏反転させる反転案内手段と、この反転案内手段で
反転された後の受像材料の搬送方向を略直角方向に屈曲
して製品取出口へと搬送する搬送方向変更手段と、を有
することを特徴としている。
このため本発明では、人物画像が露光された感光材料は
画像懲戒用溶媒が付着された後に現像され、受像材料へ
この画像が転写される。この現像部と転写部とは別々に
設けることも可能であるが、感光材料と受像材料とを密
着させた状態で加熱して熱現像及び転写を略同時に行う
こともできる。
転写部から密着状態で送り出される感光材料と受像材料
は剥離手段によって互に剥離されるが、感光材料は送り
出し方向から離れて取出され、受像材料はこの送り出し
方向に送り出され、乾燥手段によって乾燥される。この
ため受像材料は転写部からの送り出し方向の延長上にそ
のまま送り出された状態で乾燥されるので屈曲後に又は
屈曲した状態で乾燥されるのと異なり、乾燥後にカール
を生じることはない。
乾燥された受像材料は反転案内手段で反転された後に搬
送方向変更手段によって略直角方向に搬送方向が屈曲し
て製品取出口へと取出される。従ってこの受像材料は乾
燥されているので反転部への接着等による搬送エラーが
なく、またカールを生じることもない。さらに撮影室の
内側ではなく外側へ取出し可能となるので、撮影効率も
向上する。
〔発明の実施例〕
(装置全体の説明) 第1図には本発明が適用された写真作成装置10が示さ
れている。この写真作成装置10は略箱型に形成される
ハウジング12の内部片側が撮影室14とされ、隔壁1
8を隔てで他の片側が写真作成室16となっている。撮
影室14には座席20が設けられ被撮影者22の着座用
となっている。
一方、写真作成室16内には熱現像感光材料Pを収容し
た感光材料収容部26が設けられ、熱現像感光材料Pは
この感光材料収容部26から撮影露光部28へ供給され
て被撮影者22の人物画像が露光される。撮影露光後の
熱現像感光材料Pは枠露光部30へと送られて枠露光が
行われた後に垂直案内部31、水塗布部32を介して熱
現像部36へ送られる。
この熱現像感光材料Pと密着される受像材料Rは受像材
料収容部34へ収容されており、熱現像部36へ供給さ
れて熱現像感光材料Pと密着される。熱現像部36では
熱現像感光材料Pと受像材料Rとを密着して加熱するこ
とにより熱現像感光材料Pを熱現像すると共に、現像し
た画像を受像材料Rへ転写する。
熱現像転写後の熱現像感光材料Pと受像材料Rは剥離部
38で互に剥離され、熱現像感光材料Pは廃棄ボックス
41へ収容され、受像材料Rは案内部42において熱現
像部36から直線的に送り出され、反転案内部44を経
て反転された後に搬送方向変更部46で方向転換され、
製品取出口48(第9図参照)へと送り出されるように
なっている。
次に各構成部分について詳細に説明する。
(感光材料収容部の説明) 第1.2図に示される如く感光材料収容部26では収容
箱52が配置されて感光材料マガジン54を位置決めし
て収容できると共に、内部を遮光状態に維持している。
感光材料マガジン54の取替え時には収容箱52の蓋を
開放するようになっている。
この感光材料マガジン54から引出される熱現像感光材
料Pの下流側にはニップローラ56が設けられて熱現像
感光材料Pを所定長さだけ垂直下方へと引出し、カッタ
58でこの熱現像感光材料Pの先端部が必要長さに切断
されるようになっている。案内板60にはカット時に生
じた切断クズを取り除くためゴミ取りの目的で、不織布
、長繊維紙、布等、例えば東し■製トレシー等が貼付さ
れている。
切断された熱現像感光材料Pは搬送ローラ59で収容箱
52から送り出され、撮影露光部28へと送り出される
ようになっている。
(撮影露光部28の説明) 第2図〜第4図に示される如く撮影露光部28では一対
の側板62へ一対のガイドロッド64が水平状態で掛は
渡されており、移動台66がこれらのガイドロッド64
に沿って水平方向に移動できるようになっている。この
移動台66には撮影用シャッタ68及び69が並んで取
付けられており、撮影位置に配置される熱現像感光材料
と選択的に対応されるようになっている。
これらの撮影用シャッタ68.69は熱現像感光材料P
へ各々被撮影者22の人物画像を4個露光するべく4個
の光学手段72.74が配置されている。これらの光学
手段72.74は熱現像感光材料Pへ露光する人物画像
の大きさが互に相違されている。
光学手段72.74を焼付位置へ選択的に対応させるた
めに、移動台66へねじ軸70が貫通している。このね
じ軸70はモータ71で回転し、移動台66を水平方向
へ移動させる。このため被撮影者22は希望する撮影画
像の大きさに応じて図示しない選択ボタンを操作するこ
とによってこれらの光学手段72又は74が感光材料へ
対応されるようになっている。これらの光学手段72.
74内へ配置される図示しないシャッタはモータ76で
駆動されるようになっている。
光学手段72.74の前方(被撮影者方向)には各々光
案内箱78.82が対応している。
撮影露光部28に配置される熱現像感光材料Pの移動台
66と反対側に第2.4図に示される一対の搬送ベルト
84.86が配置されている。これらの搬送ベルト84
.86は無端ベルトであり、感光材料収容部26の近く
に配置される上側プーリ88と、水塗布部32の入口部
付近に配置される下側プーリ92との間に巻掛けられ、
モータ94の駆動力で回転して熱現像感光材料Pの幅方
向両端部付近へ駆動力を付与するようになっている。
上側プーリ88と同高さ位置には水平ローラ96が軸支
されており、搬送ベルト84.86との間に熱現像感光
材料Pの幅方向両端部付近を挟持し、感光材料収容部2
Gから送り出される熱現像感光材料Pを撮影露光部28
へと送り込む搬送力を生じさせるようになっている。
撮影露光部28へ送られた熱現像感光材料Pはその感材
面が移動台66へと面して配置され、第2図に示される
如く背面には押圧板98が対応して移動台66との間に
挟持されるようになっている。この押圧板98は圧縮コ
イルばね102の付勢力で移動台66へ押圧されており
、ソレノイド104の作動によって移動台66から離間
され、熱現像感光材料Pの通過路を形成するようになっ
ている。
押圧板98の下端部付者には位置決めビン10Gが細心
を水平として貫通配置されており、ソレノイド108の
駆動力で圧縮コイルばね109の付勢力に抗して熱現像
感光材料Pの搬送路内へ軸方向に移動できるようになっ
ている。従ってこれらの位置決めビン106が熱現像感
光材料Pの搬送路へ突出した状態では上側プーリ88と
水平ローラ96とで駆動力を受ける熱現像感光材料Pが
これらの間を通過した後に自然落下する状態で下端部が
位置決めピン106上へと当接して下降動作が停止され
、これによって正確に焼付位置に位置決めされるように
なっている。
位置決めピン106付近には搬送ベルト84.86の中
間部に対応して水平ローラ102が配置されており、画
像焼付後の熱現像感光材料Pを搬送ベルト84.86と
の間に挟持して下降駆動力を与えるようになっている。
画像撮影後に熱現像感光材料Pは位置決めビン106の
退避によって自由落下するとその下端部が水平ローラ1
12と搬送ベルト84.86によって若干量だけ送られ
、枠露光部30によって枠露光が行われるようになって
いる。この枠露光部30は第3図に示される如く移動台
66の一部に形成される枠露光開口114.116ヘリ
スフイルム118が固着されている。このリスフィルム
118には露光画像部に対応した遮光部122が設けら
れ、その周囲は素抜は部124となっている。このため
このリスフィルム118へ図示しないストロボ発光手段
によって露光が行われると、撮影された人物画像の周囲
に露光が行われて製品としての画像周囲を白色とするこ
とができる。
(垂直案内部の説明) 枠露光部30において枠露光が終了した後の熱現像感光
材料Pは垂直案内部31を通って水塗布部32へと案内
されるようになっている。垂直案内部31では搬送ベル
ト84.86の垂直部と対応してガイド板132が配置
されている。このガイド板132と搬送ベルト84.8
6との間は非接触とされると共にその間隔が熱現像感光
材料Pを自由落下させるに十分な間隔となっている。
従って画像が撮影された熱現像感光材料Pは水平ローラ
112と搬送ベルト84.86との間から抜は出ると垂
直案内部31で自由落下し、ガイド板132の下部に配
置される位置決めローラ134と搬送ベルト84.86
との間に下端部が当接して停止するようになっている。
このため撮影後の熱現像感光材料Pは迅速にこの垂直案
内部31内を降下する。
なお搬送ベルト84.86は感光材料Eの自重落下速度
よりも遅い搬送速度で移動しており、垂直案内部31に
おける感光材料の閉塞を防止する。
位置決めローラ134は軸心が水平とされたフリーロー
ラであり、外周が搬送ベルト84.86と接触している
。従って自由落下した熱現像感光材料Pはその下端部が
この位置決めローラ134と搬送ベルト84.86との
間に挟持されて下方へと送り出され、垂直方向と傾斜し
て配置されるガイド板136上を滑り、水塗布部32へ
と送り込まれるようになっている。
なお第5図に示される如く、水塗布部32の出口部には
センサー137が設けられ、水平ローラ112(第4図
〉の回転によって感光材料が自重落下し始めてから、所
定時間経過後に感光材料Eがこのセンサー137で検出
されない場合は、エラー処理するようになっている。
(水塗布部の説明) 第5.6図に示される如く水塗布部32ではガイド板1
36の下端部に対応して一対の挟持ローラ142が熱現
像感光材料Pをガイド板136の搬送方向延長上へと送
り出すようになっている。
これらの挟持ローラ142から送り出される熱現像感光
材料Pは互に平行に配置される上ガイド板144と下ガ
イド板146との間へと送られるようになっている。下
ガイド板146はガイド板136の下端部へ一体的に連
結されている。これらの上ガイド板144、下ガイド板
146は熱現像感光材料Pの搬送方向下流側が屈曲され
、熱現像感光材料Pを略円弧状に屈曲させて斜め上方へ
と案内するようになっている。従ってこれらの上ガイド
板144、下ガイド板146は第6図に示される如く断
面形状が皿型とされ、この円弧状屈曲底部であってこれ
らの上ガイド板144、下ガイド板146の間が水貯留
部148となっている。
これらの上ガイド板144、下ガイド板146の熱現像
感光材料P搬送方向と直角方向の両端部には端板152
.154が各々固着されてこの水貯留部148からの水
流出を防止している。端板152には配管156の一端
が貫通している。この配管156は第1図に示される如
くタンク158内の画像懲戒用溶媒である水がポンプ1
62によって送り込まれるようになっている。
上ガイド板144、下ガイド板146の下流側端部には
その下方に受皿164が上端部を開放して配置されてい
る。従ってこの受皿164へは下ガイド板146の下流
側端部からオーバーフローした水が収容され、配管16
6によってタンク158へと戻されるようになっている
この配管156によって水貯留部148へと供給される
水の供給方向は第6図に矢印Aで示される如く熱現像感
光材料Pの搬送方向(矢印B方向)と直角に交差するの
で、水流が熱現像感光材料Pに付着した気泡を離脱させ
ると共に、水貯留部148内にある水中の気泡が熱現像
感光材料Pへ付着しないようにする。また気泡が感光材
料Pの搬送方向下流側へ送られることもない。
この水供給方向(矢印六方向)は必ずしも感光材料Pの
搬送方向に対して直角でなくてもよく、感光材料の搬送
方向と交差する方向であればよい。
水塗布部32の出口部には一対の搬送ローラ168が配
置され、水塗布後の熱現像感光材料Pを斜め上方に送り
出して一対のガイド板169間を通して熱現像部36へ
と送り込むようになっている。
(受像材料収容部の説明) 第1図に示される如く受像材料Rはロール状に巻取られ
て受像材料マガジン172内へ収容されている。この受
像材料マガジン172から先端部が引出される受像材料
Rは反転ローラ188を通過したあとニップローラ17
4で挟持搬送力を受けてカッタ176で所定長さに切断
されるようになっている。ニップローラ174は常時受
像材料に接触しているとローラ跡がつくことがあり、搬
送時のみ、挟持される構造になっておりコントローラに
より動作タイミングをコントロールしている。
カッタ176の下流側には一対の搬送ローラ178が配
置されており、切断後の受像材料Rを挟持して一対の案
内板182.184の間を通して熱現像部36へと送り
込むようになっている。案内板184には受像材料の表
面に付着しているゴミを取り除くため不織布、長繊維紙
、布等、例えば東し■トレシー等を貼付しである。これ
らの案内板182.184の受像材料Rを搬送する方向
は斜め下方であり、斜め上方に向けて水塗布部32から
送り出される熱現像感光材料Pと角度θのもとに貼り合
わせられて熱現像部36へと送り込まれるようになって
いる。
(熱現像部の説明) 第7図に示される如く熱現像部36は水平方向に搬送路
を有し、一対の上流側挟持搬送ローラにツブローラー)
192と、一対の下流側挟持搬送ローラにツブローラー
)194とを有しており、これらは図示しないモータの
駆動力を受けて回転し、密着された熱現像感光材料Pと
受像材料Rとを水平方向に搬送するようになっている。
上流側挟持搬送ローラ192の上流側には角度θで送り
込まれる熱現像感光材料Pと受像材料Rとを密着させる
ために略三角形のガイド板196が配置されている。ま
た上流側挟持搬送ローラ192と下流側挟持搬送ローラ
194との間には搬送路の両側に案内板198が夫々配
置され、上流側挟持搬送ローラ192から送り出された
熱現像感光材料Pと受像材料Rとを下流側挟持搬送ロー
ラ194へと案内するようになっている。
上流側挟持搬送ローラ192及び下流側挟持搬送ローラ
194の搬送路の反対側の外周及び案内板198の搬送
路と反対側にはヒータ202が配置され、これらの上流
側挟持搬送ローラ192、下流側挟持搬送ローラ194
及び案内板198を加熱するようになっている。従って
上流側挟持搬送ローラ192、下流側挟持搬送ローラ1
94及び案内板198は密着された状態の熱現像感光材
料P及び受像材料Rを加熱し、最初に熱現像感光材料P
を熱現像し、その後にこの現像された画像を受像材料R
へと転写するようになっている。
この感光材料Pと受像材料Rとの密着状態は、第10図
に示される如く、受像材料Rの先端が感光材料Pよりも
突出し、かつ感光材料Pの後端及び両側部が受像材料R
よりも突出する配置となっている。受像材料Rの後端が
感光材料Pの後端と一致していると、感光材料の後端が
他部よりも付着水が多いためこの部分で画像転写不良の
原因となる。
(剥離部の説明) 第7図及び第10図に示される如く熱現像部36の下流
側には一対の挟持搬送ローラ212.214が配置され
、密着した状態の熱現像感光材料Pと受像材料Rとを水
平方向に送り出すようになっている。上側にある挟持搬
送ローラ212には幅方向両端部にリング溝215が形
成され、無端ベルト216の一部が巻掛けられている。
この無端ヘル)216の他の一部は挟持搬送ローラ21
4の下流側であって、かつ挟持搬送ローラ214よりも
下方に配置される巻掛ローラ218へと巻掛けられてい
る。従って挟持搬送ローラ212と巻掛ローラ218と
の間の無端ベルト216は一方が直線的に配置され、他
の一方は挟持搬送ローラ214の外周に沿って巻掛けら
れた状態となる。
これらの無端ベルト216は受像材料Rの幅方向両端部
に対応しない位置、すなわち熱現像感光材料Pの幅方向
両端部に対応して配置されている。
このため挟持搬送ローラ212と挟持搬送ローラ214
との間から送り出される受像材料Rはこの無端ベルト2
16に影響されることなく水平に送り出され、熱現像感
光材料Pは幅方向両端部が巻掛ローラ218と対応して
矢印Cで示される如く下方に屈曲され、廃棄ボックス4
1内へと収容されるようになっている。
挟持搬送ローラ212と挟持搬送ローラ214の下流側
には支持台222が配置されている。この支持台222
は上流側端部の頂面が傾斜された案内部222Aを有す
ると共に、上流側端部は挟持搬送6−ラ212と挟持搬
送ローラ214とへ接近して配置されている。すなわち
この支持台222の頂面は挟持搬送ローラ212と挟持
搬送ローラ214との間から水平方向に送り出される受
像材料Rを安定して支持できる高さとなっており、かつ
上流側端部と挟持搬送ローラ214との間隔は、挟持搬
送ローラ212と挟持搬送ローラ214との間から熱現
像感光材料Pの先端部が送り出される前にこの熱現像感
光材料Pの先端部よりも先行して送り出される受像材料
Rの先端部を案内部222A上へと受取ることができる
寸法にする。
支持台222の中間部に対応して一対の挟持搬送ローラ
224が、下流側端部に対応して一対の送り出しローラ
226が配置されている。
またこの剥離部38の下方には温風ヒータ228が配置
されて温風を上方向へ向けて送り出し、通過する受像材
料Rを乾燥させるようになっている。従って受像材料R
はこの支持台222上を水平方向に直進状態で送り出さ
れながら乾燥されることになる。
(反転案内部の説明) 第7.8図に示される如く反転案内部44には内側ガイ
ド板232と外側ガイド板234とが配置され、送り出
される受像材料Rを略半円状の移動軌跡を描きながら反
転させ画像面を上向きに変更して搬送方向変更部46へ
と送り込むようになっている。この反転案内部44は第
1図に示される如く撮影室14と写真作成室16との間
を区切る隔壁18に接近して配置されており、乾燥後の
受像材料Rを剥離部38の延長上に第1図の右方向へ案
内する場合における写真作成室16のスペース増大をな
くしている。
(搬送方向変更部の説明) 第7図〜第9図に示される如く搬送方向変更部46では
反転案内部44から反転して運び出された受像材料Rを
水平方向に送り出すための一対の挟持搬送ローラ242
が設けられている。これらの挟持搬送ローラ242から
送り出される受像材料Rは水平支持板244.246の
間へと剥離部38での搬送方向と逆方向(矢印り方向)
に送り出すようになっている。
水平支持板246には開口248が形成されており、搬
送ローラ252が挿入されて受像材料Rの搬送路へと入
り込み、水平支持板244との間に受像材料Rを挟持し
て受像材料Rを直角方向く矢印E方向)に送り出すよう
になっている。
この搬送ローラ252は回動ブラケット254の一端へ
シャフト256で軸支されている。回動ブラケット25
4は中間部が水平支持シャフト258を介して軸支され
、引張コイルばね264によって搬送ローラ252が水
平支持板244へ接触する方向に付勢力を受けている。
回動ブラケット254の他端部に対応されるソレノイド
266は引張コイルばね264の付勢力に抗して搬送ロ
ーラ252を水平支持板244から離すことができるよ
うになっている。
また水平支持シャフト258へ固着されたかさ歯車26
1はかさ歯車262とかみ合っておりこのかさ歯車26
2がモータ268の出力軸へ固着されている。水平支持
シャフト258へ固着されたスプロケットホイル272
へ無端チェノ274の一部が巻掛けられている。この無
端チェノ274の他の一部はシャフト256へ固着され
たスプロケットホイル276へ巻掛けられ、搬送ローラ
252へ回転力を付与できるようになっている。
水平支持板244.246間から矢印E方向に送り出さ
れる受像材料Rの下流側には一対の挟持搬送ローラ28
2、ガイド板284、挟持搬送ろ−ら286が配置され
ている。挟持搬送ローラ282.286がモータの駆動
力を受けて回転することにより受像材料Rを矢印F方向
へと駆動して製品取出口48へと落下させるようになっ
ている。
(除湿装置の説明) 第1図に示される如く写真作成室16内には上部に除湿
装置302が設けられている。この除湿装置302はケ
ース304内に圧縮器306が配置され、循環管路30
8内で冷媒を循環させるようになっている。循環管路3
08は圧縮器306の下流側にコンデンサー312が配
置されて外気に面し、圧縮された冷媒が凝縮されるよう
になっている。このコンデンサー312の下流側には膨
張弁314を介してエバポレータ316が配置されてい
る。このエバポレータ316では膨張弁314を通過し
た冷媒が膨脂して撮影室14内の空気から吸熱し、空気
内の水分を凝縮させるようになっている。この凝縮水は
トレー318で集められ、配管322を通して水塗布部
32のタンク158へと送り込むようになっている。ま
たエバポレータ316付近にはヒータ324が配置され
、冷却された後の空気を再び所定温度に上昇して写真作
成室16内へと戻すようになっている。
これによってこの除湿装置302はファン326が写真
作成室16内の空気をエバポレータ316へ送り込んで
冷却し、凝縮水を発生させた後にヒータ324で再び元
の温度に又は所望温度に加熱して写真作成室16へと供
給するので写真作成室16内の湿度が常に所定湿度に維
持されて熱現像感光材料P及び受像材料Rの保存性能(
生経時)が安定する。
本発明では、上記の除湿構造に限らず、−船釣に広く用
いられている各種の除湿構造が適用できる。例えば、電
子冷却方式で日本ブロアー■製す−モクーラーES−1
7FF、サーモクーラーES−32FFが適用できる。
〔実施例の作用〕
被撮影者22は写真作成室16内へ入り座席20へ着座
した後に図示しない撮影開始ボタンを操作する。
これによって感光材料収容部26の感光材料マガジン5
4から熱現像感光材料Pがニップローラ56によって引
き出され、カッタ58で所定長さに切断される。切断さ
れた熱現像感光材料Pは搬送ローラ59を通って撮影位
置へと送り込まれ、位置決めピン106で位置決めがな
される。また機内のゴミ、塵埃等を取り除くため、除塵
機(例えばフィルタ一方式電気集塵方式のもの等)を適
用できる。
これと共に被撮影者22が選択した画像大きさに対応す
るためモータ71が作動して移動台66は光学手段72
又は光学手段74を撮影光軸に対応させる。ここで撮影
用シャッタが作動して撮影露光部28の人物画像が熱現
像感光材料P上へと露光される。
露光後はソレノイド108の作動により位置決めピン1
06が退避するので熱現像感光材料Pは搬送ベルト84
.86と水平ローラ112との間に挟持されて枠露光が
行われる。その後、感光材料Pは搬送ベルト84.86
と案内板132との間を通って自重で落下し迅速に移動
する。この落下した熱現像感光材料Pはその下端部が位
置決めローラ134と搬送ベルト84.86との接触点
へ至って自由落下が阻止される。
位置決めローラ134の駆動によってガイド板136を
通し、水塗布部32へ送られた熱現像感光材料Pは水貯
留部148を通過する。この水貯留部148へはタンク
158の水がポンプ162の駆動により矢印A方向へと
供給されるので熱現像感光材料Pの搬送方向とこの水供
給方向が交差しており、水中の気泡が感光材料へ付着し
難く、熱現像感光材料P上にある気泡も除去される。さ
らに気泡が感光材料と共に感光材料の搬送方向下流側へ
と送られることがないので、これによって気泡付着が少
ない。またこの水貯留部148は上ガイド板144と下
ガイド板146との間の狭い空間に設けられるので、タ
ンク158から所定温度に維持されて供給された水の熱
伝導による温度低下が少ない。
水塗布部32から送り出される熱現像感光材料Pは受像
材料収容部34から送り出されて所定長さに切断された
後の受像材料Rと密着されて無現像部36へと送られる
。この熱現像部36ではガイド板198を通って下流側
挟持搬送ローラ194へ至る間にヒータ202で加熱さ
れて熱現像感光材料Pが熱現像すると共にその画像が受
像材料Rへ転写される。
次に、水塗布部における塗布水量と熱現像部36におけ
る挟持搬送ローラ192.194の挟持力と画像ズレ及
び画像ムラへの影響について説明する。
水塗布量が少ないと感光材料の現像不良や受像材料との
密着力が弱く、画像ムラの原因となる。
また水塗布量が多いと、感光材料と受像材料とが挟持力
で互にズレを生じ画像ズレの原因となる。
また挟持搬送ローラ192.194の挟持力が大きいと
画像ズレの原因となる。
第1表はこれらの関係を示したものであり、表中の「○
」印は画像ズレなし、及びスティンが低く良好な画像が
得られる(メーライト濃度測定器によるDv<  0.
3)を示し、「×」印はズレ発生(格子じまを撮影した
場合のラインボケ)、及びスティンが高く不良画像を示
している。
この第1表から明らかなように、感光材料への水塗布量
が10g/c++!以上で20g/am以下であり、貼
り合わせ挟持圧は2 kg以下が必要であるのが判る。
次に熱現像部36の入口部における感光材料Pと受像材
料Rとの貼り合わせ角度θ及び挟持搬送ローラ192.
194による挟持圧が画像ズレ及び画像ムラに与える影
響について説明する。
この貼り合わせ角度θが小さいとこれらの間に空気が入
り込んだり、塗布された水中の泡が巻き込まれ画像ムラ
を生ずることになる。また挟持圧が強いとこの挟持圧の
ために感光材料と受像材料とがズレを生じ、画像ズレの
原因となる。
第2表はこれらの関係を示したものであり、表中の「○
」印は画像ズレや画像ムラの発生が無く、「×」印はズ
レ発生(ラインのボケ)やムラ発生があることを示して
いる。また「△」印は画像ムラがわずかに確認できるこ
とを示している。
この第2表から明らかなように、感光材料Pと受像材料
Rとの貼り合わせ角度θは30度以上であり、貼り合わ
せ挟持力は2kg以下が必要であることが判る。
熱現像部36から送り出された熱現像感光材料Pと受像
材料Rは剥離部38へと至り、熱現像感光材料Pが受像
材料Rから剥離される。この熱現像感光材料Pは無端ベ
ルト216によって下降され矢印C方向に搬送されて廃
棄ボックス41内へと収容される。一方受像材料Rは熱
現像部36から水平方向に送り出されて支持台222上
を水平方向に移動しながら温風ヒータ228によって乾
燥される。従って直線状態に搬送されながら乾燥するの
で乾燥後に受像材料Rがカールを生ずることはない。剥
離部38から水平方向に送り出された受像材料Rは反転
案内部44を経て上方へと反転された後に搬送方向変更
部46へと至る。
搬送方向変更部46では水平支持板244と246との
間へ矢印り方向に送られる。この水平支持板244と2
46との間に受像材料Rが入り込む前にソレノイド26
6が作動して搬送ローラ252は回動ブラケット254
と共に上方に退避している。受像材料Rが水平支持板2
46の下方へと入り込むと、ソレノイド266のソレノ
イド266への通電が遮断されると共にモータ268が
駆動される。これによって開口248から入り込んだ搬
送ローラ252は水平支持板244との間に受像材料R
を挟持し、受像材料Rの送り込まれた方向(矢印り方向
〉と直角方向(矢印E方向)に受像材料Rを搬送して挟
持搬送ローラ282へと案内する。この挟持搬送ローラ
282から送り出された受像材料Rはガイド板284、
挟持搬送ローラ286を経て製品取出口48へと供給さ
れる。
従って製品取出口48は撮影室14の内部ではなくハウ
ジング12の外側に面して設けられることになり、前に
撮影した被撮影者22がこの製品取出口48から受像材
料Rを取出す操作が次の被撮影者22が撮影室14内で
撮影作業を行う動作の妨げとなることはない。
またこの写真作成装置10の作動中に除湿装置302は
常に写真作戊室16内の湿度を所定値に維持するので熱
現像感光材料Pと受像材料Rは保存性能が向上されてお
り、かつ除湿した後の凝縮水は水塗布部32のタンク1
58へと供給されて再利用される。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、乾燥後の受像材料を反
転搬送させても反転部への接着もなく(搬送エラー)カ
ールを生じさせることがない優れた効果を有 第1表 第2表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された写真作成装置を示す縦断面
図、第2図は感光材料収容部及び撮影露光部を示す拡大
図、第3図は撮影露光部の主要部を示す分解斜視図、第
4図は垂直案内部を示す斜視図、第5図は水塗布部を示
す第1図の拡大図、第6図は水塗布部の主要部を示す分
解斜視図、第7図は熱現像部及びその後流側を示す第1
図の拡大図、第8図は反転案内部から後流側を示す分解
斜視図、第9図は乾燥方向変更部を示す第7図のIX−
IX線断面図、第10図は剥離部を示す斜視図である。 R・・・受像材料、 P・・・熱現像感光材料、 工0・・・写真作成装置、 14・・・撮影室、 16・・・写真作成室、 22・・・被撮影者、 26・・・感光材料収容部、 28・・・撮影露光部、 32 ・ ・ 36 ・ ・ 38 ・ ・ 44 ・ ・ 46 ・ ・ 48  ・ 222 ・ 228 ・ 232 ・ 234 ・ 242 ・ 244. 248 ・ 254 ・ 264 ・ 266 ・ 水塗布部、 熱現像部、 剥離部、 反転案内部、 搬送方向変更部、 製品取出口、 ・支持台、 ・温風ヒータ、 ・内側ガイド板、 ・外側ガイド板、 ・挟持搬送ローラ、 46・・・水平支持板、 ・開口、 ・回動ブラケット、 ・引張コイルばね、 ・ソレノイド、 第 2 6 図 2 第 図 と1d

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像が露光された熱現像感光材料へ画像形成用溶
    媒を付着させた後に、この感光材料を現像しかつ受像材
    料へ画像を転写させて受像材料を製品とする写真作成装
    置であって、 前記転写部から密着状態で送り出される感光材料及び受
    像材料のうち感光材料を受像材料から剥離すると共に前
    記送り出し方向から離して搬送する剥離手段と、 この剥離手段で感光材料から分離された受像材料の送り
    出し方向に沿って設けられ、受像材料を乾燥させる乾燥
    手段と、 この乾燥手段で乾燥された受像材料を表裏反転させる反
    転案内手段と、 この反転案内手段で反転された後の受像材料の搬送方向
    を略直角方向に屈曲して製品取出口へと搬送する搬送方
    向変更手段と、 を有することを特徴とした写真作成装置。
JP5872990A 1990-03-09 1990-03-09 写真作成装置 Pending JPH03259235A (ja)

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JP5872990A JPH03259235A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 写真作成装置

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