JPH0325881A - 面状発熱体 - Google Patents

面状発熱体

Info

Publication number
JPH0325881A
JPH0325881A JP15973789A JP15973789A JPH0325881A JP H0325881 A JPH0325881 A JP H0325881A JP 15973789 A JP15973789 A JP 15973789A JP 15973789 A JP15973789 A JP 15973789A JP H0325881 A JPH0325881 A JP H0325881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
heating element
holes
insulating layer
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15973789A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Furukawa
勝 古河
Kazutoshi Haraguchi
和敏 原口
Katsumi Yamamura
山村 勝美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
Priority to JP15973789A priority Critical patent/JPH0325881A/ja
Publication of JPH0325881A publication Critical patent/JPH0325881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は面状発熱体に関するものである。
く従来技術〉 近年、土木、建築分野において面状発熱体の活用が進め
られている。例えば土木分野においては特に融雪用とし
て道路、橋梁、あるいは歩道等に用途開発が進み、又、
建築分野においては床暖房、!11融雪用等に使用され
ている.加えてホームエレクトロニクスあるいはビルの
インテリジェント化の進行で今後面状発熱体の消費量は
大巾に増加することが予想される. 従来、この面状発熱体の発熱素子としては箔状繊維状あ
るいは粉末状の導電体を熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂あ
るいは無機質材料等のマトリックスと組合せでつくられ
ている.例えば、金属箔タイプ、金属粉塗料タイプ、カ
ーボンブラック練込みタイプ、炭素繊維分散タイプ等を
挙げることができる。これらの発熱体素子は、いずれも
最終的には絶縁を施す必要があるが、従来この方法とし
て抵抗体シート等に電極線を接続したものを絶縁性材料
でできた袋に密封する、該シートの両面に絶縁性シート
あるいはボードを接着する、あるいは抵抗体、電極線、
絶縁層を一体戒形する方法が一般に採用されている.こ
れらの絶縁された面状発熱体は、通常直接床面、道路等
へ敷き樹脂、コンクリート、アスファルト等を流し込ん
だりして使用される.しかし、これらの面状発熱体とし
ての威形加工、あるいは面状発熱体の直接敷き込み等の
際に上下の絶縁又はマトリックス層間の接着が問題とな
る。
く発明が解決しようとする課題〉 本発明は、面状抵抗体あるいは面状発熱体を被覆する上
下層の接着を容易に、しかも確実にした面状発熱体を提
供する. く課題を解決するための手段〉 本発明は、複数個の貫通穴を有する面状抵抗体の上面及
び下面に絶縁層が被覆され、且つ該貫通穴を通して連続
していることからなる面状発熱体、上記抵抗体の貫通穴
に相当する絶縁層部分にその穴より小さな貫通穴を設け
てなる面状発熱体及びそれをマトリックス中に埋め込ん
でなる面状発熱体を提供する. 本発明での面状抵抗体とは金属箔、金属粉、カーボンブ
ラック等の導電性粉末と樹脂、ゴム系あるいはセラミッ
クス系等のマトリックスとの複合体;金属繊維、炭素繊
維等、導電性繊維の抄紙あるいは他の絶縁バルプ、繊維
等を含む数種の繊維の混抄紙等及びこれらの複合体で、
シートあるいは板状の抵抗体ならいずれでも良く特に限
定するものではない. 又、面状抵抗体の貫通穴の形状は、円形、方形等いずれ
でも良く、又、貫通穴の大きさ及び数は抵抗体の大きさ
及び該抵抗体と絶縁層の接着力から適宜決定される.尚
、該貫通穴の総面積Sφと面状抵抗体の面積Sとの比(
Sφ/S)を開穴率と定義すると、それは10〜70%
、望ましくは30〜60%が適当である.かかる開六率
(開口率)が上記の範囲内であれば、上下の絶縁層が面
状抵抗体の貫通穴を通じてよく接着され、又、発熱させ
た場合、局部発熱が小さくすることができる.又、面状
抵抗体の抵抗値は開穴によって大きくなり、例えば図−
4に示す正三角格子状で円形の貫通穴を開けた場合、そ
の間穴後の抵抗値は、開穴前の抵抗値と比較して開穴率
32%で2倍、開穴率52%で3倍となる.従って、面
状発熱体の電気特性の設計の際には、抵抗率変化を考慮
しておく必要がある.尚、上記貫通穴の数は、面状抵抗
体の面積によって異なるが、通常10〜10.000個
、好ましくは100〜10,000個である,本発明に
おいて、面状抵抗体に開穴する方法は使用される抵抗体
の物性、性状によって種々異なるが、フレキシブルタイ
プあるいは箔状の抵抗体の場合は機械加工する方法が一
般的であり、又、熱硬化性樹脂、セラミック系をマトリ
ックスに使ったハードタイプの抵抗体の場合は機械加工
の他に戒形時にあらかじめ開穴部のある型を使用して戒
形する方法等が採用される. 又、本発明の絶縁層とは、通常体積固有抵抗が109Ω
0以上の素材で形威されるものである.かかる素材とし
ては、塩化ビニル樹脂、ふっ素樹脂、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合体、ボリア逅ド、ポリアセタール等の熱可塑
性樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル、エボキシ樹脂
、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂、エチレン・プロピレ
ンゴム、シリコンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム等
の各種ゴム、ガラス、磁器、せつこう等の無機素材等が
挙げられる. 貫通穴を有する面状抵抗体の上下に絶縁層を施す方法と
しては、選択される絶縁マトリックスの物性、性状によ
って適宜選ばれるが、熱可塑性樹脂、ゴム系のものの場
合、カレンダー威形法、プレス戒形法、又、熱硬化性樹
脂の場合、ハンドレイアップ法、注型加工法、プレス法
、流動コーティング法、又、セメント系の場合は注型加
工法等を挙げることができる.又、得られた面状発熱体
に穴を開ける方法としては機械加工あるいは注型加工法
等が採用される. 本発明の面状発熱体は、又、上下の絶縁層が面状抵抗体
の貫通穴に相当する部分に、該貫通穴に連通し、それよ
りも若干小さめの貫通穴を有するものでもよく、そのよ
うな面状発熱体は使用に際して他の材料で固着するのに
、絶縁層および面状抵抗体を連通ずる貫通穴が有効に作
用することによって有利となる. 尚、本発明の面状発熱体は、通常面状抵抗体の貫通穴に
絶縁層を形成する材質のものが入っており、又、その部
分に絶縁層を連通ずる貫通穴を有するものでもある. 上記面状発熱体は、更に、ポリ塩化ビニル、ポリオレフ
ィン、ポリアミド等の熱可塑性樹脂、ポリプタジエン、
エチレン・プロピレンゴム等のゴム、エポキシ樹脂、ウ
レタン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、瀝青物
、セメント等の担持体の埋め込まれたものでもよい.こ
の際、絶縁層に貫通穴を有する面状発熱体は、該貫通穴
に上記担持体(マトリックス)が充填されたものとなる
.尚、本発明の面状発熱体について図面で説明する.図
−1は貫通穴eを有する面状抵抗体aに絶縁層bを被覆
したものであり、絶縁層bが貫通穴eにも満たされてい
る.又、図−2は図−1の面状発熱体の面状抵抗体aの
貫通穴eの部分に相当する絶縁層に貫通穴fが開いてい
るものである.更に、図−3は、図−2に示すものに担
持体dが被覆されているものである. 図−1に示す例の場合、面状抵抗体の上下層の絶縁層は
貫通穴の部分で上下層が連絡されており、そのような貫
通穴が無い場合と比較して、抵抗体と上下の絶縁層間の
ハクリ等の問題が無い.図一3に示す例の場合には、図
−2に示す如き面状発熱体を直接敷込み、有機賞あるい
は無機質等のマトリックスを流し込むことによって貫通
穴を通して上下層が確実に連結される。かかるマトリッ
クスは面状発熱体の貫通穴を通して連続層をなしており
、その層状の剥離が生じない. 〈実施例〉 次いで本発明を実施例により、更に説明する。
裏腹梃土 ピッチ系炭素繊維、ドナカーボS−2 3 2((株)
ドナック製)とパルプを30:70(wt比)で配合し
、エボキシバインダーにて抄紙して単量50g/w”、
面積抵抗400Ωの混抄紙(面状抵抗体)を得た.この
混抄紙を図−4に示す様に正6角パターンで、穴と穴と
の間隔(l)=20閣、半径(r)−7閣の貫通穴を開
けた(開穴率44%).この間穴シートに電極線900
mm間隔で取り付け、次いでプチルゴム(絶縁層)をカ
レンダー或形で該シートの両面に施こして厚さ1. 5
 w X巾950WX長さ1mの面状発熱体を得た。こ
の面状発熱体の抵抗値はlkΩで眉間剥離強度は3.3
kgf/25mであった.止較拠上 実施例1において、穴を開けずに他は同様な方法で戒形
し厚さ1.5wX巾950×長さ1mの面状発熱体を得
た。この面状発熱体の抵抗値は400Ωであり、層間剥
離強度は0. l 5kgf/2 5mであった・ 夫脂囲1 ピッチ系炭素繊維ペーパー ドナカーボS−256((
株)ドナック製)に実施例1と同様な6角パターンで穴
と穴との間隔(f)=30m、半径(r)=10mの貫
通穴を多数開けた(開穴率40%)。このペーパー(面
状抵抗体)を450mmX450msにカットし相対す
る2辺に電極線を取り付け、これを絶縁層として恢質塩
ビシート(JIS K6732− 1種)にて表裏各3
枚ではさみ込み圧縮成形にて溶融圧着させた。さらにこ
の戒形シートのペーパーの各々の穴に相当する部分に同
じ円状に絶縁層を貫通するr−8mの穴を開け470×
470■の面状発熱体を得た.この面状発熱体抵抗は5
5Ωであった. 次いで、この面状発熱体を使用し、該発熱体が中心部に
はさみ込まれた構造の500X500X30mのセメン
ト発熱ボードを作威した.本発熱ボードの曲げ強度を測
定したところ、3 0 kgf/cm”であった. 五較廻1 実施例2においてペーパーと塩ビシートの成形体に穴を
開けず、他は同様な方法で500 x 500 x 3
0■のセメント発熱ボードを作威した.本発熱ボードの
曲げ強度を測定したところ、1 2. 5 kgf/c
m”であった. 〈発明の効果〉 本発明の面状発熱体は、上下面の絶縁層同士を連結させ
ることで、抵抗体と絶縁層との接着が難しい場合でも両
者の高い接着強度のものであり、さらに、絶縁層に貫通
穴を有する面状発熱体を用いることによって床、道路等
に広い面積で施行する場合において、その上に流し込ま
れる樹脂、セメント等のマトリックスが穴を通して面状
発熱体の下面と強固に結び付くため、マトリックス量を
少なくでき、その結果として面状発熱体の熱効率が高い
等の利点もある.
【図面の簡単な説明】
図−1は面状抵抗体と絶縁層とからなる面状発熱体の平
面図(イ)とA−A’断面図(ロ)であり、図−2は図
−1の面状発熱体の絶縁層に貫通穴を有するものの平面
図(イ)とA−A’断面図(ロ)であり、.図−3は図
−2の面状発熱体に担持体が被覆されたものの断面図で
あり、図−4は面状抵抗体に正6角パターンで貫通穴が
開穴されたものの平面図である.尚、図中の符号は次の
とおりである. a:面状抵抗体 b:絶縁層 C:電極線 d:担持体 e:面状抵抗体の貫通穴 f:絶縁層の貫通穴 l:貫通穴と貫通穴の間隔 r:貫通穴の半径

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数個の貫通穴を有する面状抵抗体の上面及び下面
    に絶縁層が被覆され、且つ該貫通穴を通して連続してい
    ることからなる面状発熱体。 2、面状抵抗体の貫通穴に相当する絶縁層部分にその穴
    より小さな貫通穴を設けてなる請求項1記載の面状発熱
    体。 3、請求項2記載の面状発熱体を樹脂、ゴム、セメント
    等のマトリックス中に埋め込むことによりなる面状発熱
    体。
JP15973789A 1989-06-23 1989-06-23 面状発熱体 Pending JPH0325881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15973789A JPH0325881A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 面状発熱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15973789A JPH0325881A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 面状発熱体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0325881A true JPH0325881A (ja) 1991-02-04

Family

ID=15700169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15973789A Pending JPH0325881A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 面状発熱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0325881A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003282393A (ja) * 2002-03-20 2003-10-03 Kyocera Corp ウエハ加熱装置
JP2011101354A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Qinghua Univ 熱音響装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003282393A (ja) * 2002-03-20 2003-10-03 Kyocera Corp ウエハ加熱装置
JP2011101354A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Qinghua Univ 熱音響装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3657516A (en) Flexible panel-type heating unit
US8618445B2 (en) Heating system
EP0460109B1 (en) Electrical heating device and method of producing the same
KR20100053434A (ko) 전기전도 발열재 및 전기전도 발열재를 이용한 바닥재와 그 제조방법
CA2699966A1 (en) Surface heating system
KR20040035844A (ko) 저온 열상 방지 전기식 바닥 난방 시스템, 전기식 바닥난방용 패널, 바닥 난방용 바닥재, 및 전기식 바닥 난방장치
JPH0325881A (ja) 面状発熱体
US4565728A (en) System and method for application of internal heating to thermally responsive structures
JPH0282485A (ja) 平らなセラミック複合エレメント
JP2001138420A (ja) 補強用シート及びこの補強用シートを用いる道路の強化法
CN206646668U (zh) 一种建筑用复合型保温板
JP3163541B2 (ja) 埋設用シート状電気発熱体及びその製造方法
CN210553469U (zh) 一种抗撕裂复合防水卷材
CN113147130A (zh) 预铺柔钢混凝型高分子岩石防水卷材及结构型防水
CN206506776U (zh) 一种fr‑4材料板
WO1987003158A1 (en) Electric resistance sheet and method of producing such
CN215956673U (zh) 一种发热瓷砖的连接结构和发热瓷砖
WO2003017721A2 (en) Electrical heating device
KR200433719Y1 (ko) 면상발열체
FI81873B (fi) Plattformigt, keramiskt element med el-ledande ytglasyr pao framsidan.
JPS639118Y2 (ja)
KR20120014959A (ko) 천공형 카본 면상발열체와 그 제조방법
JPS6337744Y2 (ja)
JPS607152Y2 (ja) 板材
JPH1197157A (ja) 埋設用面状ヒータ