JPH03258456A - ロータリーノズル減速機 - Google Patents

ロータリーノズル減速機

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Publication number
JPH03258456A
JPH03258456A JP5841690A JP5841690A JPH03258456A JP H03258456 A JPH03258456 A JP H03258456A JP 5841690 A JP5841690 A JP 5841690A JP 5841690 A JP5841690 A JP 5841690A JP H03258456 A JPH03258456 A JP H03258456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
nozzle
rotary nozzle
gear
lubricant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5841690A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Watanabe
渡辺 倖三
Katsunori Matsuo
松尾 勝徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP5841690A priority Critical patent/JPH03258456A/ja
Publication of JPH03258456A publication Critical patent/JPH03258456A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶湯通流路の開閉を調節するロータリーノズ
ル減速機に関する。
[従来の技術] 例えば、連続鋳造において溶湯を取鍋から鋳型に注入す
る場合は、鋳造速度に応じて、取鍋下部のロータリーノ
ズルの開度を調節し、溶湯注入量を制御する。この場合
に、ロータリーノズルの開度調節は、一対のノズルプレ
ートの一方を他方に対して摺動させ、両者の溶湯通流路
を互いにずらすことにより通流面積を増減させて行う。
このノズルプレートの摺動はロータリーノズル減速機に
より制御されている。ロータリーノズル減速機とノズル
プレートはギアを介して連結されている。
ノズルプレートの摺動によるロータリーノズルの開度調
節には、非常に大きな力を必要とする。
このため、ロータリーノズル減速機には、そのギア駆動
による摩耗を防止するために多量の潤滑剤を使用してい
る。従来、潤滑剤として、インヒビター入りの鉱油、例
えば、コスモフルードW−460(コスモ石油社製、商
品名)等が使用されている。
また、ロータリーノズル減速機は、このように多量の潤
滑剤を使用するので、油洩れ防止のためにシール部材を
用いている。従来、シール部材として耐熱性を有するフ
ッ素ゴム、例えば、パイトン(デュポン社製、商品名)
等が使用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、ロータリーノズル減速機は、取鍋底部に
取り付けられており、ノズル孔の近傍に設けられている
ので、ノズルを開にしたときに溶湯の放射熱を受けて、
かなりの高温(270〜280℃)となる。このため、
経時の使用によって、ロータリーノズル減速機内に使用
される液体潤滑剤が劣化する。液体潤滑剤は、劣化する
と粘度が上昇し、減速機内部の部品の損耗が増大する。
この結果、潤滑効果が低下し、ギアが円滑に駆動しなく
なる。
また、ロータリーノズル減速機はかなりの高温となるた
め、一般的に300”C程度の耐熱性を有するフッ素ゴ
ムであっても劣化する。フッ素ゴムは、劣化によって硬
度が上り、オイルシール効果が著しく低下する。このた
め、オイル洩れが生じる。ロータリーノズル減速機自身
が高温であるので、オイル洩れにより非常に危険な状態
となる。
通常は、このように潤滑剤またはオイルシールの劣化が
起こり操業に悪影響が及んだと争は、減速機自体を交換
していた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、長期間
にわたって、安全に、しかも、効率よくノズルプレート
の開度を調節することができるロータリーノズル減速機
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、溶湯容器の底部に取付けられ、互いに重ね合
わされた一対のノズルプレートの摺動量を制御すること
によって溶湯通流路の開閉を調節するロータリーノズル
減速機において、駆動軸のシール部材が金属製のリング
であり、かつ、潤滑剤がグリースであることを特徴とす
る。
[作用〕 本発明のロータリーノズル減速機によれば、シール部材
を金属とし、かつ、潤滑剤に耐熱グリースを使用してい
る。
このため、ロータリーノズル減速機の温度か高くても潤
滑剤の劣化が起こらず、かつ、シール部材の劣化が起こ
らない。したがって、長期間にわたってギア駆動を安定
して行うことができ、しかもオイル洩れを阻止して安全
に操業することができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して具体的に説
明する。
M1図は、本発明の一実施例に係るロータリーノズル減
速機を使用したロータリーノズルを取り付けた取鍋の底
面図である。図中10は取鍋である。取鍋10にはトラ
ニオンリング11が嵌められている。トラニオンリング
11には、軸対称にトラニオン軸12.13が取付けら
れている。このトラニオン軸12.13は、図示しない
固定部材に回転可能に連結されている。
取鍋10の底部には、孔部14が設けられている。また
、取鍋10の底部には、孔部14と連通ずることにより
溶湯通流路を形成するようにロータリーノズル15が取
付けられている。さらに、ロータリーノズル減速機16
が、取鍋10の底部に取付けられており、同時にロータ
リーノズル15とギアを介して連結されている。
第2図は、ロータリーノズル15およびロータリーノズ
ル減速機16の平面図である。図中20はロータリーノ
ズルユニットである。ロータリーノズルユニット20は
、上下に重ね合わされた円盤状の一対のノズルプレート
21.22を有している。両ノズルプレート21.22
のそれぞれには、軸対称に一対の通流路23.24が形
成されている。一方の通流路23は取#A10の溶湯貯
留領域に連通し、他方の通流路24は溶湯通流路23の
予備として設けられている。下側のノズルプレート22
には一対の通流路23.24にそれぞれ連通するように
ノズル25.26が設けられている。なお、下側のノズ
ルプレート22は、コイルスプリング(図示せず)によ
り上側のノズルプレート21に押し付けられており、両
ノズルプレートが摺動可能となるようになっている。
また、下側のノズルプレート22と一体化している大径
ギア27は、ギアボックス28のギア29と歯合されて
いる。ギアボックス28には、ギア29の回転駆動力を
出力するためのモーター30が連結部31を介して連結
されている。連結部31は、ギアボックス28に接続し
ているギアケース32、ギアケース32内に載置された
ホイールセンター33、ホイールセンター33とモータ
ー30との接続部をシールするためのシールカラー34
、並びにシール部材であるピストンリング35を具備し
ている。ギアボックス28にはギア29の潤滑剤として
グリース(エマループLまたはM:難燃性合成油)が使
用されている。なお、潤滑剤としてグリースの代わりに
粉体潤滑剤を用いてもよい。
第3図は、ロータリーノズル減速機のシール部材部の一
部を示す拡大図である。シールカラー34の外周面には
二つの溝が設けられており、その溝にピストンリング3
5が嵌め込まれている。
ピストンリング35の材質は、耐熱性を有する金属であ
ればいずれのものでもよく、このような金属としてリッ
クロイブロンズ、ダクタイル鋳鉄等が挙げられる。また
、シールカラー34のピストンリング35を固定するた
めにシールカラー34の外周面にスリーブ36が取り付
けられている。
このような構成のロータリーノズルノズル15を使用し
て鋳造する場合、取鍋10内の溶湯は、溶湯通流路23
を経てタンデイツシュ内に注入される。この場合、溶湯
注入量を制御する時はモーター30の出力によりギア2
つを回転させ、同時にギア2つに歯合されているロータ
リーノズル15の大径ギア27を回転させる。これによ
って、ノズルプレート22か回転する。このため、ノズ
ル孔とノズル25の孔により形成される溶湯通流路23
の面積が変化する。この結果、溶湯の注入量の制御かな
される。このとき、金属製のピストンリング35をシー
ル部材に用い、しかも、ギアの潤滑剤に耐熱グリースを
用いているので、熱によって劣化しない。したがって、
操業中の油洩れを充分に防止することができ、安全に操
業することができる。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明のロータリーノズル減速機は
、金属製のピストンリングを使用し、かつ、固体潤滑剤
を使用することにより、長期間にわたって、安全に、し
かも、効率よくノズルプレートの開度を調節することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るロータリーノズル減速
機を使用したロータリーノズルを取り付けた取鍋の底面
図、第2図はロータリーノズルおよびロータリーノズル
減速機の平面図、第3図はロータリーノズル減速機のシ
ール部材の一部を示す拡大図である。 16・・・ロータリーノズル減速機、27・・・大径ギ
ア、28・・・ギアボックス、2つ・・・ギア、30・
・・モーター 31・・・連結部、34・・・シールカ
ラー35・・・ピストンリング、36・・・スリーブ。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶湯容器の底部に取付けられ、互いに重ね合わされた一
    対のノズルプレートの摺動量を制御することによって溶
    湯通流路の開閉を調節するロータリーノズル減速機にお
    いて、駆動軸のシール部材が金属製のリングであり、か
    つ、潤滑剤がグリースであることを特徴とするロータリ
    ーノズル減速機。
JP5841690A 1990-03-09 1990-03-09 ロータリーノズル減速機 Pending JPH03258456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5841690A JPH03258456A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 ロータリーノズル減速機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5841690A JPH03258456A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 ロータリーノズル減速機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03258456A true JPH03258456A (ja) 1991-11-18

Family

ID=13083779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5841690A Pending JPH03258456A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 ロータリーノズル減速機

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JP (1) JPH03258456A (ja)

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