JPH03258411A - タンデム圧延機における板厚異常の診断方法 - Google Patents
タンデム圧延機における板厚異常の診断方法Info
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- JPH03258411A JPH03258411A JP2058476A JP5847690A JPH03258411A JP H03258411 A JPH03258411 A JP H03258411A JP 2058476 A JP2058476 A JP 2058476A JP 5847690 A JP5847690 A JP 5847690A JP H03258411 A JPH03258411 A JP H03258411A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/16—Control of thickness, width, diameter or other transverse dimensions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数の圧延スタンドで構成されるタンデム圧
延機による操業において異常が発生したときの異常圧延
スタンドを同定するための診断に関する。
延機による操業において異常が発生したときの異常圧延
スタンドを同定するための診断に関する。
近年、熱間・冷間圧延における板厚精度に対する要求度
は益々厳しくなってきており、操業の異常の際は早急に
発生スタンドを同定して対応する必要がある。
は益々厳しくなってきており、操業の異常の際は早急に
発生スタンドを同定して対応する必要がある。
タンデム圧延機の総合詩法を解明するために、圧延の状
態を示す張力等のパラメータを、圧延スタンド毎に一定
量変化させて、各圧延スタンドの最終圧延スタンド出側
板厚の変動に及ぼす影響度を調べることが、「塑性と加
工Ｊ （１９６７ｐｐ、 １８８２００「コールドタン
デムミルの影響係数」美坂佳助）が開示されている。こ
れを利用して、板厚異常時に最も影響度が大きい圧延ス
タンドを、異常起点と判定することができる。
態を示す張力等のパラメータを、圧延スタンド毎に一定
量変化させて、各圧延スタンドの最終圧延スタンド出側
板厚の変動に及ぼす影響度を調べることが、「塑性と加
工Ｊ （１９６７ｐｐ、 １８８２００「コールドタン
デムミルの影響係数」美坂佳助）が開示されている。こ
れを利用して、板厚異常時に最も影響度が大きい圧延ス
タンドを、異常起点と判定することができる。
しかしなから、実操業中において、前記パラメータを一
定量変化させることは圧延を阻害することになり不可能
である。
定量変化させることは圧延を阻害することになり不可能
である。
従って、結局、異常の際の発生スタンドの特定の手法は
確立されておらず、依然として操作員の五感に頼るか、
板厚チャートを目で追うことで行っているのが現状であ
る。
確立されておらず、依然として操作員の五感に頼るか、
板厚チャートを目で追うことで行っているのが現状であ
る。
本発明において解決すべき課題は、タンデム圧延機の操
業において、発生する板厚異常の特異点を的確に把握し
、正確に異常発生スタンドを同定することができる手法
の確立であり、また、オンライン中に得られるデータの
みから影響度を算出し正確に異常発生スタンドを同定す
ることができる手法を見出すことにある。
業において、発生する板厚異常の特異点を的確に把握し
、正確に異常発生スタンドを同定することができる手法
の確立であり、また、オンライン中に得られるデータの
みから影響度を算出し正確に異常発生スタンドを同定す
ることができる手法を見出すことにある。
本発明は、板厚異常発生時に、圧延スタンド毎の圧延の
状態を示す圧延力や張力等の圧延のパラメータの変動が
最終スタンド出側板厚の変動に及ぼす影響度を、前記パ
ラメータ変動のスペクトル振幅と前言己板厚変動のスペ
クトル振幅から算出し、これらと板厚正常時に算出した
前記影響度を圧延スタンド毎に比較することにより、板
厚異常を発生させる圧延スタンドを抽出することにより
、上記課題を解決した。
状態を示す圧延力や張力等の圧延のパラメータの変動が
最終スタンド出側板厚の変動に及ぼす影響度を、前記パ
ラメータ変動のスペクトル振幅と前言己板厚変動のスペ
クトル振幅から算出し、これらと板厚正常時に算出した
前記影響度を圧延スタンド毎に比較することにより、板
厚異常を発生させる圧延スタンドを抽出することにより
、上記課題を解決した。
〔作用〕
本発明は、圧延スタンド毎の圧延の状態を示す圧延力や
張力等の圧延のパラメータの変動が、最終圧延スタンド
出側板厚の変動に及ぼす影響度により、異常を発生させ
る圧延スタンドを同定できる。例えば、タンデム圧延機
において板厚異常の代表的な原因である、圧延ロールの
偏心、圧延ロールの表面粗度低下（スリップ）、ＡＧＣ
（自動板厚制御装置）の故障、板厚計の故障などが、あ
る圧延スタンドで発生すると、その圧延スタンドの影響
度は増加する。
張力等の圧延のパラメータの変動が、最終圧延スタンド
出側板厚の変動に及ぼす影響度により、異常を発生させ
る圧延スタンドを同定できる。例えば、タンデム圧延機
において板厚異常の代表的な原因である、圧延ロールの
偏心、圧延ロールの表面粗度低下（スリップ）、ＡＧＣ
（自動板厚制御装置）の故障、板厚計の故障などが、あ
る圧延スタンドで発生すると、その圧延スタンドの影響
度は増加する。
圧延の状態を示す張力等のパラメータが、各圧延スタン
ドの最終圧延スタンド出側板厚の変動に及ぼす影響度Ａ
１ は、例えば前記パラメータが圧圧廷力の場合、以下
の式で定義できる。
ドの最終圧延スタンド出側板厚の変動に及ぼす影響度Ａ
１ は、例えば前記パラメータが圧圧廷力の場合、以下
の式で定義できる。
＝Ａ、（八Ｐ／Ｐ） 、＋Δ２（△Ｐ／Ｐ） ２十・
・ ・ ・ Ａ Ｄ （ΔＰ／Ｐ）Ｄここで、１は圧延
スタンドの番号（ｉ ＝１．２．・・・、Ｄ）、Ｄは最
終圧延スタンド番号、ｂは板厚、Ｐは圧延力、Δは影響
度を示す。
・ ・ ・ Ａ Ｄ （ΔＰ／Ｐ）Ｄここで、１は圧延
スタンドの番号（ｉ ＝１．２．・・・、Ｄ）、Ｄは最
終圧延スタンド番号、ｂは板厚、Ｐは圧延力、Δは影響
度を示す。
前記影響度を算出するた齢に、前記パラメータ変動と前
記板厚変動を各々周波数分析して、例えば＃１圧延スタ
ンドのバックアップロールの回転周波数等の、いくつか
の周波数におけるスペクトル振幅を算出し、これらを周
波数毎に前記定義式に代入して作成した連立方程式を解
くことで影響度を算出する。
記板厚変動を各々周波数分析して、例えば＃１圧延スタ
ンドのバックアップロールの回転周波数等の、いくつか
の周波数におけるスペクトル振幅を算出し、これらを周
波数毎に前記定義式に代入して作成した連立方程式を解
くことで影響度を算出する。
第１図は、特定タンデム圧延機におけるそれぞれ＃１．
＃２．＃６圧延スタンド比側で直読した板厚変動の時系
列波形を示す。第２図は、異常板厚発生時のそれぞれ＃
１〜＃６の全圧延スタンドの圧延力変動と、＃６圧延ス
タンド比側の板厚変動のスペクトル振幅波形を示す。同
図で下向き矢印は＃１圧延スタンドのバックアップ・ロ
ールの回転周波数を示す。
＃２．＃６圧延スタンド比側で直読した板厚変動の時系
列波形を示す。第２図は、異常板厚発生時のそれぞれ＃
１〜＃６の全圧延スタンドの圧延力変動と、＃６圧延ス
タンド比側の板厚変動のスペクトル振幅波形を示す。同
図で下向き矢印は＃１圧延スタンドのバックアップ・ロ
ールの回転周波数を示す。
これらにより、前記計算方法により＃１〜＃６の全圧延
スタンドの影響度を求めた。これを第３図に示す。第１
図、第３図の横軸はデータＮｏを示し、１〜３は正常時
、４．５は異常時を示す。この影響度は、＃４圧延スタ
ンドのみ増加していることがわかった。これは、ワーク
ロールの表面粗度が限界近くに達していることが原因し
ていることがわかった。
スタンドの影響度を求めた。これを第３図に示す。第１
図、第３図の横軸はデータＮｏを示し、１〜３は正常時
、４．５は異常時を示す。この影響度は、＃４圧延スタ
ンドのみ増加していることがわかった。これは、ワーク
ロールの表面粗度が限界近くに達していることが原因し
ていることがわかった。
このことから、影響度により正確に異常起点の判定が可
能となることがわかった。
能となることがわかった。
第４図は本発明の診断方法を実施するための診断装置の
構成を示すブロック図である。同図において、１は圧延
スタンド、２は板（被圧延柑）、３は板厚計、４は圧延
力計、５は信号採取装置、６は周波数分析装置、７は演
算・判定装置、８は表示装置である。
構成を示すブロック図である。同図において、１は圧延
スタンド、２は板（被圧延柑）、３は板厚計、４は圧延
力計、５は信号採取装置、６は周波数分析装置、７は演
算・判定装置、８は表示装置である。
この診断装置における診断処理の工程を、第５図に示す
フローチャートに従って説明する。
フローチャートに従って説明する。
まず、最終圧延スタンドの板厚信号及び各圧延スタンド
の圧延力信号を板厚計３及び圧延力計４により読み込み
、信号採取装置５で収集する。次に、各信号の周波数分
析を周波数分析装置６により実行する。周波数分析装置
６では、いくつかの周波数における各信号のスペクトル
振幅を抽出する。演算・判定装置７では周波数毎に各信
号のスペクトル振幅を影響度定義式に代入し、連立方程
式を作成する。次にその連立方程式を解き、各圧延スタ
ンドの影響度を算出する。その影響度を正常時の影響度
と比較し、最も増加した圧延スタンドを抽出する。
の圧延力信号を板厚計３及び圧延力計４により読み込み
、信号採取装置５で収集する。次に、各信号の周波数分
析を周波数分析装置６により実行する。周波数分析装置
６では、いくつかの周波数における各信号のスペクトル
振幅を抽出する。演算・判定装置７では周波数毎に各信
号のスペクトル振幅を影響度定義式に代入し、連立方程
式を作成する。次にその連立方程式を解き、各圧延スタ
ンドの影響度を算出する。その影響度を正常時の影響度
と比較し、最も増加した圧延スタンドを抽出する。
以上の抽出結果は、表示装置８に表示される。
本発明により、以下の効果を奏することができる。
（１）操業中であっても、精度よく板厚異常を発生させ
る圧延スタンドの特定診断が可能である。
る圧延スタンドの特定診断が可能である。
（２）制御に利用するパラメータを利用するため、格別
大規模な診断のための装置を必要としない。
大規模な診断のための装置を必要としない。
（３）シたがって、板厚異常を最小に抑えることができ
る。
る。
第１図は特定タンデム圧延機における板厚変動の時系列
波形図、第２図は異常板厚発生時の板厚変動のスペクト
ル振幅波形図、第３図は各圧延スタンドの影響度を示す
グラフ、第４図は本発明に係る診断装置の構成を示すブ
ロック図、第５図は同装置の処理を示すフローチャート
である。 １：圧延スタンド ２：板（被圧延材）３コ板厚計
４：圧延力計 ５：信号採取装置 ６：周波数分析装置７：演算・判
定装置 ８：表示装置 筒 図 第２図 第３図
波形図、第２図は異常板厚発生時の板厚変動のスペクト
ル振幅波形図、第３図は各圧延スタンドの影響度を示す
グラフ、第４図は本発明に係る診断装置の構成を示すブ
ロック図、第５図は同装置の処理を示すフローチャート
である。 １：圧延スタンド ２：板（被圧延材）３コ板厚計
４：圧延力計 ５：信号採取装置 ６：周波数分析装置７：演算・判
定装置 ８：表示装置 筒 図 第２図 第３図
Claims (1)
- １、板厚異常発生時に、圧延スタンド毎の圧延の状態を
示す圧延力や張力等の圧延のパラメータの変動が最終ス
タンド出側板厚の変動に及ぼす影響度を、前記パラメー
タ変動のスペクトル振幅と前記板厚変動のスペクトル振
幅から算出し、これらと板厚正常時に算出した前記影響
度を圧延スタンド毎に比較することにより、板厚異常を
発生させる圧延スタンドを同定することを特徴とするタ
ンデム圧延機における板厚異常の診断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2058476A JPH03258411A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | タンデム圧延機における板厚異常の診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2058476A JPH03258411A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | タンデム圧延機における板厚異常の診断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03258411A true JPH03258411A (ja) | 1991-11-18 |
Family
ID=13085488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2058476A Pending JPH03258411A (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | タンデム圧延機における板厚異常の診断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03258411A (ja) |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP2058476A patent/JPH03258411A/ja active Pending
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