JPH03257721A - 避雷碍子用の耐張絶縁部材 - Google Patents

避雷碍子用の耐張絶縁部材

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Publication number
JPH03257721A
JPH03257721A JP5729890A JP5729890A JPH03257721A JP H03257721 A JPH03257721 A JP H03257721A JP 5729890 A JP5729890 A JP 5729890A JP 5729890 A JP5729890 A JP 5729890A JP H03257721 A JPH03257721 A JP H03257721A
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JP
Japan
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tension
insulating member
insulating
core materials
lightning arrester
Prior art date
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Pending
Application number
JP5729890A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Yuji Kudo
祐治 工藤
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は避雷碍子用の耐張絶縁部材に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の避雷碍子として、例えばFRP等の耐張絶縁材よ
りなる円筒状の耐張絶縁筒の上下両端部に接地側及び課
電側の電極金具を嵌合固定するとともに、前記画電極金
具の間に電圧−電流特性が非直線性の酸化亜鉛を主材と
する限流素子を介装し、更に前記耐張絶縁筒の外周面に
はゴムよりなる絶縁外套体を設けて構成されていた。又
、前記耐圧絶縁筒には絶縁外套体のモールド時に外部か
ら絶縁外套体と限流素子との間の間隙にゴムを充填する
注入孔としての機能を備えた放圧孔が多数箇所に形成さ
れ、前記耐圧絶縁筒内部が異常に圧力上昇した場合に外
部に放圧して耐圧絶縁筒の破壊を防止するようになって
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前述した避雷碍子は避雷特性上の問題はない
が、送電線路に大量に使用するにはコストダウン及び小
型軽量化を図る上で問題があった。
すなわち、前記耐圧絶縁筒は円柱状の芯棒の外周面にガ
ラスクロスをロール状に巻き、このガラスクロスよりな
る円筒状の芯材に対しエポキシ樹脂を含浸タンクあるい
は真空含浸により含浸させて円筒状に形成される。この
耐圧絶縁筒の内周面又は外周面に電極金具を螺合するた
めネジ部を形成すると、ガラスクロスの一部が切断され
るので、耐圧絶縁筒の機械的強度が低下し、それを補う
ため、予めガラスクロス及びエポキシ樹脂の量を多量に
使用すると、耐圧絶縁筒の大型、大重量化、及びコスト
アップにつながるという問題があった。
さらに、22〜66KVの低電圧用の避雷碍子に使用す
る耐圧絶縁筒は、機械的強度がそれほど必要ではないの
で、耐圧絶縁筒を薄肉化してもさしつかえないが、この
薄肉化には製造上限界があった。
この発明の目的は避雷碍子のコストダウン及び小型軽量
化を図ることができる避雷碍子用の耐張絶縁部材を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、絶縁部材本体の両
端部に対し、避雷碍子の接地側及び課電側の電極金具に
係止される係止部材を挿入するための一対の係止孔を形
成し、絶縁部材本体の内部には前記両係止孔の外側を迂
回するように耐張用絶縁芯材をループ状に巻装するとい
う手段をとっている。
〔作 用〕
この発明は避雷碍子の電極金具に係止される係止部材を
挿入するための係止孔があるにもかかわらず、それによ
って耐張用絶縁芯材が切断されることはなく、かつ応力
集中が生じるような成型後の切断加工も不要となるので
、機械的強度が低下することはない。又、内部に埋設し
た耐張用絶縁芯材はループ状に巻回されているので、避
雷碍子の両電極金具間に連結して使用した場合、必要最
小限の耐張用絶縁芯材が有効に機械的強度を分担するこ
ととなり、この結果、絶縁部材本体の体積を少なくして
小型、軽量化することができ、コストダウンが図られる
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図の1は避雷碍子用の耐張絶縁部材全体を示し、こ
の絶縁部材lはFRPあるいはエポキシ樹脂等の耐張絶
縁材よりなる上下方向に長い絶縁部材本体2と、該絶縁
部材本体2の内部に上下方向にループ状に多数巻回した
ガラス繊維3aよりなる耐張用絶縁芯材3とにより構成
されている。
前記絶縁部材本体2の上下両端部には避雷碍子への組付
は状態で係止部材としての締付ポル)12を挿入するた
めの係止孔2a、2bが透設され、絶縁部材本体2の中
間部には軽量化のため上下に長い長孔2c、2dが透設
され、さらに上下中心位置には同じく避雷碍子への組付
は状態で補強リング13を係止する係止溝2eが形成さ
れている。
次に、前記耐張絶縁部材lを複数本使用して避雷碍子を
製造する方法を第2図〜第4図に基づいて説明する。
まず、第2図に示すように上部電極金具4と下部電極金
具5との間に限流素子6を複紹個直列に介在するととも
に、最下端の限流素子6と下部電極金具5との間に電極
板7及びシャント8を有するコイルバネ9を介在した状
態で、上部電極金具4を上部治具10により、下部電極
金具5を下部治具11により支持するとともに、上部治
具10又は下部治具11を下方又は上方へコイルバネ9
の弾力に抗して移動させ、この状態で前記耐張絶縁部材
1を第3図に示すように例えば6箇所にかつ互いに平行
に立設した状態で係止孔2a、2bから締付ボルト12
を挿入して耐張絶縁部材lの上下両端部を上部電極金具
4及び下部電極金具5の外周面に締付固定する。又、前
記締付ボルト12の締付前において各耐張絶縁部材1の
外周面に形成した係止溝2eには補強リング13が嵌合
される。
このようにして得られた限流素子ユニットを図示しない
成形型に収容し、該成形型内にゴムを注入して、第4図
に示すように筒部14aを有する絶縁外套体14を一体
にモールド形成して避雷碍子を得る。
次に、前記耐張絶縁部材1の製造に使用される成形装置
を第5図〜第7図に基づいて説明する。
第5図において下側に位置する型板15の上面にはピン
16.17が立設固定され、該ピン16゜17には前記
ガラス繊維3aよりなる耐張用絶縁芯材3がループ状に
巻装される。又、前記型板15の上面には前記長孔2c
、2dを成形し得る中子18.19が設けられている。
前記中子18゜19の上面には型板20が載置され、該
型板20の左右両端部には前記ピン16.17を係止す
る係止孔20aが形成されている。さらに前記型板20
の外周縁には絶縁部材本体2の外周面を成形するための
ループ状の型枠21が配置され、該型枠21は位置決め
用ピン22により所定位置に支持されている。前記型板
20の下面には係止溝2eを成形するための突条23が
形成されている。
上記型板15.20の内面は第6図に示すように前記電
極金具4.5の外周面の曲率と同じ曲率となっている。
前述した成形型内に、図示しない樹脂の注入孔から溶融
樹脂が注入されると、第1図に示すような耐張絶縁部材
lが成形される。
このように成形された耐張絶縁部材lは締付ボルト12
が挿通される係止孔2a、2bの外側にガラス繊維3a
よりなる耐張用絶縁芯材3がループ状に多数巻回されて
いるので、係止孔2a。
2bを後加工する必要がなく、従ってガラス繊維3aを
切断することはなく、機械的強度を向上することができ
、又、耐張用絶縁芯材3が効率よく引っ張り荷重を分担
できるので、該耐張用絶縁芯材3及び絶縁部材本体2の
体積が少なくなり、小型、軽量化を図ることができると
ともに、コストダウンを実現できる。
なお、前記実施例では耐張用絶縁芯材3としてガラス繊
維3aを巻回して形成したが、これに変えて、ガラステ
ープを巻回したり、ガラス繊維以外の耐張絶繊維やテー
プを巻回したりすることもできる。又、絶縁部材の数は
相互の間隙から限流素子が雷撃で破損したような場合、
続流アークで飛び出さないよう選定するのがよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は避雷碍子の電極金具に
係止される係止部材を挿入するための係止孔により絶縁
部材本体の内部に埋設した絶縁芯材が切断されることが
なく、絶縁芯材自身もループ状にコンパクトに埋設され
ているので、耐張用絶縁部材を小型、軽量化し、コスト
ダウンを図ることができ、従ってこれを使用した避雷碍
子の小型、軽量化及びコストダウンを図ることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の避雷碍子用耐張絶縁部材の一部破断
斜視図、第2図は限流素子ユニットの組立方法を説明す
るための縦断面図、第3図は第2図のA−A線拡大断面
図、第4図は避雷碍子の縦断面図、第5図は耐張絶縁部
材を成形するための成形装置を示す断面図、第6図は第
5図のB−B線断面図、第7図は第5図のC−C線断面
図である。 1・・・避雷碍子用耐張絶縁部材、2・・・絶縁部材本
体、3・・・耐張用絶縁芯材、4,5・・・上部(下部
)電極金具、12・・・係止部材としての締付ボルト、
2a、2b・・・係止孔、2c、2d・・・長孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、絶縁部材本体の両端部に対し避雷碍子の接地側及び
    課電側の電極金具に係止される係止部材を挿入するため
    の一対の係止孔を形成し、絶縁部材本体の内部には前記
    両係止孔の外側を迂回するように耐張用絶縁芯材をルー
    プ状に巻装したことを特徴とする避雷碍子用の耐張絶縁
    部材。
JP5729890A 1990-03-07 1990-03-07 避雷碍子用の耐張絶縁部材 Pending JPH03257721A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5729890A JPH03257721A (ja) 1990-03-07 1990-03-07 避雷碍子用の耐張絶縁部材

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JP5729890A JPH03257721A (ja) 1990-03-07 1990-03-07 避雷碍子用の耐張絶縁部材

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JPH03257721A true JPH03257721A (ja) 1991-11-18

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JP5729890A Pending JPH03257721A (ja) 1990-03-07 1990-03-07 避雷碍子用の耐張絶縁部材

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JP (1) JPH03257721A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010010016A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Viscas Corp 鳥害防止ポリマー碍子及びポリマー型避雷器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010010016A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Viscas Corp 鳥害防止ポリマー碍子及びポリマー型避雷器

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