JPH03254549A - 文字情報の送信装置および受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 文字情報を伝送するための送信装置および受信装置に関
し、 伝送の高速化、回線利用効率の向上を実現するための送
信装置および受信装置を提供することを目的とし、 送信装置は、文字情報を区分して１区分を原文ファイル
に格納する原文格納手段と、該原文ファイル内の文字情
報から符号の連続を抽出し、該連続符号の各々を短縮符
号化し、該連続符号および該短縮符号の各々を対応付け
て辞書コード表として辞書コードファイルに格納する辞
書コード表格納手段と、該辞書コードファイル内に格納
された辞書コード表に基づき、該原文ファイル内の連続
符号を短縮コードに置換して短縮情報を作威し、短縮情
報ファイルに格納する短縮情報格納手段と、核辞書コー
ドファイル内の辞書コード表および短縮情報ファイル内
の短縮情報を送信する送信手段とを具備して構成し、 受信装置は、該辞書コード表および短縮情報を受信して
それぞれ辞書コードファイルおよび短縮情報ファイルに
格納する受信手段と、該辞書コードファイルに格納され
た辞書コード表に基づき、該短縮情報ファイル内に格納
された短縮情報内の前記短縮コードを前記連続符号に置
換して該文字情報を復元する文字情報復元手段とを具備
して構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は公衆回線または無線もしくは有線の専用データ
回線を利用して文字情報を伝送するための送信装置およ
び受信装置に関する。

近年、公衆回線あるいは専用回線による文字情報の伝送
が益々盛んになっている。それに伴って、文字情報の伝
送速度を高速化して情報の伝達速度を速めること、ある
いは伝送コストを削減するために回線を有効利用するこ
とが要望されている。

〔従来の技術〕

伝送時間の高速化および回線の利用効率の向上のための
方式として、差分を計算して差分のみを送る等による信
号圧縮方式あるいはＣＡＭ等の多値変調方式等がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

これらはいずれも伝送路上での改善すなわち、Ｄ　ＣＥ
　（ｃｌａｔａ　ｃｏ＋ｎｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ　ｅｑ
ｕｉｐｍｅｎｔ）における改善に関するものであり、Ｄ
　Ｔ　Ｅ　（ｄａｔａ　ｔｅｒｍｉｎａｌｅｑｕｉｐｍ
ｅｎｔ）においては、単に文字を一文字毎にＪＩＳ符号
あるいはＩＳＯ符号等に変換するのみであった。

したがって本発明の目的は、符号化された文字データそ
のものを圧縮して伝送することによって、伝送の高速化
、回線利用効率の向上を実現するための送信装置および
受信装置を提案することにある。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の文字情報の送信装置および受信装置の
原理構成を表わす図である。

送信装置２０は、文字情報６０を区分して１区分を原文
ファイル６２に格納する原文格納手段２２と、原文ファ
イル６２内の文字情報から符号の連続を抽出し、連続符
号の各々を短縮符号化し、連続符号および短縮符号の各
々を対応付けて辞書コード表として辞書コードファイル
６４に格納する辞書コード表格納手段２４と、辞書コー
ドファイル６４内に格納された辞書コード表に基づき、
原文ファイル６２内の連続符号を短縮コードに置換して
短縮情報を作威し、短縮情報ファイル６６に格納する短
縮情報格納手段２６と、辞書コードファイル６４内の辞
書コード表および短縮情報ファイル６６内の短縮情報を
送信する送信手段２８とを具備している。

受信装置４０は、辞書コード表および短縮情報を受信し
てそれぞれ辞書コードファイル６６′および短縮情報フ
ァイル６４′に格納する受信手段４２と、辞書コードフ
ァイル６６′　に格納された辞書コード表に基づき、短
縮情報ファイル６４′内に格納された短縮情報内の前記
短縮コードを前記連続符号に置換して該文字情報６０を
復元する文字情報復元手段４４とを具備している。

〔作　用〕

短縮コードに置換することで送出すべき情報の冗長度が
減少し、伝送速度の高速化および回線使用の効率化が達
成される。

〔実施例〕

第２図は本発明の送信装置および受信装置の一実施例を
表わし、この装置は送信機能および受信機能を兼ね備え
たものである。したがって公衆回線網３０２を介して、
同一の形式の他の装置と接続することにより、他の装置
への文書の送信および受信が可能である。

最初に送信モードについて説明する。コンピュータ２２
０内に格納された文書データはその区切り毎に原文格納
用のメモリ６２０へ転送される。文書の区切りはページ
毎でも、内容の区切り毎でも良い。制御部２００はメモ
リ６２０に格納された文書データ中のすべての単語を抽
出し、辞書コード表格納用のメモリ６４０に格納すると
ともに、その出現頻度をカウントする。単語の抽出にあ
たっては、必ずしも文章の意味を解釈して、それに従っ
て抽出する必要はなく、文字コードの連続パターンとし
て抽出する方法で充分である。また、句読点、助詞を区
切りとすることもできる。制御部２００は次に、メモリ
６４０に格納された単語の各々に対して短縮符号を決定
し、各単語に対応付けて辞書コード表を作威し、メモリ
６４０へ格納する。短縮コードのビット長は抽出された
単語の数に応じて定めるのが好適である。短縮符号の格
納が終了したら、メモリ６４０の内容を参照しながら、
これに基づきメモリ６２０に格納された文書データを逐
次短縮符号に変換して短縮情報格納用メモリ６６０へ格
納する。この場合、メモリ６４０に格納されたすべての
単語について変換するのでなく、所定値以上例えば２回
以上の頻度で出現する単語のみについて変換する方式を
とっても良い。

変換が終了したら、制御部２８０はメモリ６４０内の変
換に用いた辞書コード表およびメモリ６６０に格納され
た短縮情報をシリアル信号に変換し、モデム３００へ出
力する。

前述の過程で、制御部２００の処理が終了したら、コン
ピュータ２２０は次の文書データのメモリ６２０への格
納を開始するといった、並列処理が可能である。また、
制御部２８０はオペレータの指定に応じて、短縮処理を
行なわない文書データをメモリ６２０から送出可能とす
ることが好適である。

受信モードにおいては、制御部２８０は公衆回線または
専用回線３０２からモデム３００を経て受は取った辞書
コード表および短縮情報をそれぞれメモリ６４０および
６６０に格納する。制御部２００はメモリ６４０に格納
された辞書コード表を参照することによって短縮情報に
含まれる短縮符号を単語に置換し、元の文書を復元して
メモリ６２０に格納する。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように本発明によれば、文書データを送
信する際の伝送時間が短縮されて高速化されるとともに
、回線の占有時間が短縮され、伝送コストが低減される
。

また、短縮情報のみを割り込んで受信しても、意味がた
だちには解らない等、秘匿性も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成を表わす図、第２図は本発明
の一実施例を表わす図。 図において、 ２０・・・送信装置、　　　４ｏ・・・受信装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、符号化された文字の連続からなる文字情報を送信す
   る送信装置において、 該文字情報（６０）を区分して１区分を原文ファイル（
   ６２）に格納する原文格納手段（２２）と、該原文ファ
   イル（６２）内の文字情報から符号の連続を抽出し、該
   連続符号の各々を短縮符号化し、該連続符号および該短
   縮符号の各々を対応付けて辞書コード表として辞書コー
   ドファイル（６４）に格納する辞書コード表格納手段（
   ２４）と、該辞書コードファイル（６４）内に格納され
   た辞書コード表に基づき、該原文ファイル（６２）内の
   連続符号を短縮コードに置換して短縮情報を作成し、短
   縮情報ファイル（６６）に格納する短縮情報格納手段（
   ２６）と、 該辞書コードファイル（６４）内の辞書コード表および
   短縮情報ファイル（６６）内の短縮情報を送信する送信
   手段（２８）とを具備することを特徴とする文字情報の
   送信装置。２、請求項１記載の送信装置で送信された辞
   書コード表および短縮情報を受信して前記文字情報を復
   元する受信装置であって、 該辞書コード表および短縮情報を受信してそれぞれ辞書
   コードファイル（６６′）および短縮情報ファイル（６
   ４′）に格納する受信手段（４２）と、該辞書コードフ
   ァイル（６６′）に格納された辞書コード表に基づき、
   該短縮情報ファイル（６４′）内に格納された短縮情報
   内の前記短縮コードを前記連続符号に置換して該文字情
   報（６０）を復元する文字情報復元手段（４４）とを具
   備することを特徴とする文字情報受信装置。