JPH03254365A

JPH03254365A - プラズマ切断機での排煙処理装置

Info

Publication number: JPH03254365A
Application number: JP5049990A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Araga; 荒賀　靖
Original assignee: SEIMITSU YOUDANKI KK; Iwatani International Corp
Current assignee: SEIMITSU YOUDANKI KK; Iwatani Corp
Priority date: 1990-02-28
Filing date: 1990-02-28
Publication date: 1991-11-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、プラズマ切断機での排煙処理装置にかかり、
特にプラズマ切断に伴って発生する粉塵ヒユーム、有害
気体等の排煙を簡単な手段で処理することのできる排煙
処理装置に関するものである。

（従来技術〉従来この種の装置として、例えば、特公平１−５４１５
８号公報に示されたものかある。

これは、平行に配置したレール上を走行する機体にプラ
ズマ切断トーチを配置し、機体上に集塵機（排煙処理機
本体）を配置するとともに、集塵機から導出した排煙ダ
クトの先端部（吸引フード）をプラズマトーチ配設部と
対応する個所に固定して、吸引フードをプラズマ切断ト
ーチと同行移動させる構成となっている。

（解決しようとする課題〉ところが、この従来のものでは、集塵機を機体上に搭載
していることから、レール上を走行する走行体の重量が
重くなり、機体走行用駆動モータを能力の大きい大型の
ものを使用しなければならず、また、それに伴って機体
構成部材も強度を持たせなければならないことから、プ
ラズマ切断装置が大型化するという問題があった。

また、近年、機体にマーキング装置やピアシング用のド
リル装置を併設したものが提供されているが、従来のも
のでは粉塵ヒユームや有害気体等の発生しないマーキン
グ作業時やピアシング作業時にも重量のある集塵機を載
せたまま作業をすることになり、その作業性が低下する
という問題があった。

本発明はこのような点に着目してなされたもので、プラ
ズマ切断装置としての大型化せず、また、高い作業性を
維持することのできる排煙処理装置を提供することを目
的とする。

（課題を解決するための手段〉上述の目的を達成するために本発明は、プラズマ切断ト
ーチ配設部に対応して機体に固定されている吸引フード
と排煙処理機本体とを接続する排煙ダクトを、機体走行
用レールに沿わせた気密性撓み管で構成するとともに、
排煙処理機本体を機体移動領域の中央部に配置したこと
を特徴とじている。

（作　　用）本発明は、プラズマ切断トーチ配設部に対応して機体に
固定されている吸引フードと排煙処理機本体とを接続す
る排煙タクトを、機体走行用レールに沿わせた気密性撓
み管で構成するとともに、排煙処理機本体を機体移動領
域の中央部に配置しているので、排煙ダクトはレール長
のほぼ半分の長さで良く、吸引能力の小さな排煙処理機
で十分処理することができる。また、機体には排煙処理
機本体が搭載されていないから、能力の小さい機体走行
駆動用モータで機体を走行制御することかでき、機体を
小型に形成することができる。

（実施例）図面は本発明の実施例を示し、第１図は要部の取り出し
斜視図、第２図はプラズマ切断機の正面図、第３図はプ
ラズマ切断機の側面図である。

このプラズマ切断機は、切断定盤（１）に沿って平行に
配置された走行レール（２）上を往復移動する切断機本
体（３）と、走行レール（２）の外側に配置した集塵装
置（４）とて構成しである。

切断機本体（３）は走行レール（２）上を往復移動する
状態に配置したクロスビーム（５）と、このクロスビー
ム（５）に往復移動可能に支持されているトーチホルダ
ー（６）と、トーチホルダー（６）に昇降移動可能に支
持されたプラズマ切断トーチ（７）及びクロスビーム（
５）に載置固定されている走行駆動制御装置（８）、プ
ラズマ制御装置（９）等で構成しである。

集塵装置（４）は切断機本体（３）の移動領域における
中央部に対応させて走行レール（２）の外側部分に配置
した集塵機等の排煙処理機本体（ｌＯ）と、この排煙処
理機本体（１０）から走行レール（２）に沿わせて導出
した排煙ダクト（１１）と、この排煙ダクト（１１）の
先端部に装着した吸引フード（１２）とて構成してあり
、排煙ダクト（１１）は二次元方向に湾曲自在な気密性
を有する金属製撓み管で構成しである。また、吸引フー
ド（１２）はプラズマ切断トーチ（７）の配設部と対応
する個所での切断機本体（３）に切断定盤（１）の側面
に近接する状態で固定されており、切断作業時にプラズ
マ切断トーチ（７）と同行移動するようになっている。

なお、切断定盤（１）は被切断材載置面の下側に形成さ
れる空間を複数の仕切り板で一定間隔毎にレールと直交
する方向に仕切って、横方向に連通ずる複数の仕切り空
間に形成しである。

このように構成した排煙処理装置では、吸引フード（１
２）がプラズマ切断トーチ（７）と同行移動することか
ら、切断作業時に発生した粉塵ヒユームや有害気体をト
ーチ（７）とともに移動する吸引フード（７）で吸引し
、この吸引した粉塵ヒユーム等を排煙タフｌ−（１１）
で排煙処理機本体く１０）に送り、排煙処理機本体（１
０）で排煙処理することになる。

しかも、このとき、排煙処理機本体（１０）は切断機本
体（３）外に配置されていることから、切断機本体（３
）の重量が軽く、軽快に走行移動して切断作業を行うこ
とになる。また、排煙処理機本体（ｌＯ）が走行レール
（２）の長さ方向中央部に配置してあり、排煙ダクト（
ｌｌ）を走行レール（２）に沿わせて配置した気密性を
有する金属撓み管で形成してあることから、気密性金属
撓み管の長さは走行レール長のほぼ半分でよく、排煙処
理機本体（１０）の能力も小さいもので良い。

なお、上記実施例では排煙ダク）　（１１）を気密性を
有する金属撓み管て形成したか、これを樹脂製撓み管で
構成するようにしてもよく、またケーブルへア等の気密
性のない金属撓み管とその内部に配管した気密性を有す
る撓み管とて構成するようにしてもよい。この場合、金
属撓み管の内部に配管する気密性撓み管の材質、本数は
限定されることはない。

さらに、上記実施例では排煙処理機本体（ｌＯ）を走行
レール（２）の外側での長さ方向中央部に配置したか、
排煙処理機本体（１０）を走行レール（２）と切断定盤
（１）との間での長さ方向中央部に配置するようにして
もよい。

（効　　果）本発明では、プラズマ切断トーチ配設部に対応して機体
に固定されている吸引フードと排煙処理機本体とを接続
する排煙ダクトを、機体走行用レールに沿わせた気密性
撓み管で構成するとともに、排煙処理機を機体移動領域
の中央部に配置しているので、排煙ダクトはレール長の
ほぼ半分の長さで良く、吸引能力の小さな排煙処理機本
体で十分処理することができる。

また、機体には排煙処理機本体が搭載されていないから
、能力の小さい機体走行駆動用モータで機体を走行制御
することがてき、機体を小型に形成することかできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は要部の取り出し
斜視図、第２図はプラズマ切断機の正面図、第３図はプ
ラズマ切断機の側面図である。２・・・レール、３・・・機体、７・・・プラズマ切断
トーチ、１０・・・排煙処理機本体、１１・・・排煙ダ
クト、１２・・・吸引フード。

Claims

【特許請求の範囲】１、平行なレール（２）上を走行する機体（３）上にプ
ラズマ切断トーチ（７）を機体（３）の走行方向と直角
方向に走行可能に装着するとともに、排煙処理機本体（
１０）から導出した排煙ダクト（１１）の先端に装着し
た吸引フード（１２）をプラズマ切断トーチ（７）の配
設位置に対応させて機体（３）に固定したプラズマ切断
機での排煙処理装置において、排煙ダクト（１１）をレール（２）に沿わせた気密性撓
み管で構成するとともに、排煙処理機本体（１０）を機
体移動領域の中央部に配置したことを特徴とするプラズ
マ切断機での排煙処理装置