JPH03253693A - ロッド等の把持装置 - Google Patents

ロッド等の把持装置

Info

Publication number
JPH03253693A
JPH03253693A JP5166790A JP5166790A JPH03253693A JP H03253693 A JPH03253693 A JP H03253693A JP 5166790 A JP5166790 A JP 5166790A JP 5166790 A JP5166790 A JP 5166790A JP H03253693 A JPH03253693 A JP H03253693A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
wedge
piston
drifter
slope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5166790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0689626B2 (ja
Inventor
Sumio Nakano
中野 澄男
Shigeo Kokubu
茂夫 国分
Kunihiko Matsuzawa
松澤 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Taisei Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Taisei Corp
Priority to JP5166790A priority Critical patent/JPH0689626B2/ja
Publication of JPH03253693A publication Critical patent/JPH03253693A/ja
Publication of JPH0689626B2 publication Critical patent/JPH0689626B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ロッドやロックボルト〈以下rロッド等」)
をクサビにより把持して回転と打撃を伝達し、かつクサ
ビの開放機構を有する把持装置に関するものである。
〈従来の技術〉 ロッド等の尾端からドリフタにより打撃、回転を与える
装置に対して、ロッド等の中間を把持して中空ドリフタ
により打撃、回転を与える構造の装置が開発されている
この形式であると、尾端からエネルギーを与える形式の
装置に比較して打撃力や回転力が口・ンド等のたわみに
よって吸収されるといったロスがなく、作業足場の設置
も容易で迅速な作業を行うことができる。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 上記の把持装置の場合、ロッド等を掘進方向に送り出す
には、ロッド等の把持、開放を繰り返しならが後退させ
ることによって行われる。
ところで、この把持装置によって、ロッド等にドリフタ
の回転と打撃を伝達可能に把持するためには、ロッド等
の表面とクサビのロッド等の把持面に、お互いに嵌合す
る凹凸部を設けたり、またクサビの把持面にロッド等に
食い込む歯を設ける等の工夫がされている。
そのため、このような嵌合式や食込み式によって、堅固
に把持されたロッド等を開放する作業は手数がかかり、
ロッド等の打ち込み作業全体の遅延を招いていた。
特に、食込み式による把持からロッド等を開放する場合
は、把持装置の先端に取り付けた油圧クランプ等により
ロッド等を固定しておき、ドリフタによりロッド等に逆
回転及び打撃力を与えてクサビの開放を行っているため
、作業が煩雑になってしまう。
〈本発明の目的〉 本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、ロッド等を把持するクサビを容易に開放するこ
とができるロッド等の把持装置を提供することを目的と
する。
〈問題点を解決するための手段〉 すなわち本発明は、両端開放型の中空ドリフタに連結し
、このドリフタに貫通させたロッド等の周囲に、ロッド
等を把持、開放可能に配置したクサビを有する把持装置
において、前記クサビは、発条体にまりロッド等から離
れる方向に付勢したことを特徴とする、ロッド等の把持
装置である。
また、前記ロッド等の周囲に配置した複数のクサビを、
弾性を有するスプリングリングによって、周方向に連結
したことを特徴とする、ロッド等の把持装置である。
さらに、前記クサビのロッド等の把持面の反対側に外斜
面を形成し、かつこの外斜面と同一方向に傾斜する内斜
面を設け、ロッド等の周囲には、ロッドの軸方向に往復
摺動可能な中空のピストンを配置し、このピストンのク
サビ側の端部内面に、クサビの前記外斜面と係合する内
斜面を形成し、またピストンのクサビ側の端部外面に、
前記ピストンの内斜面と同一方向に傾斜し、かつ前記ク
サビの内斜面と係合する外斜面を設けたことを特徴とす
る、ロッド等の把持装置である。
〈本発明の説明〉 次に、本発明の詳細な説明する。
なお、以下は食込み式のクサビを有する把持装置を例に
上げて説明した場合であるが、嵌合式あるいはその他の
クサビによりロッド等を把持する構造の把持装置にも適
応することができる。
〈イ〉全体の構成 本発明の把持装置Gは、たとえば第10図に示すような
方法で使用する。
すなわちロッドR等の中間を、本発明の把持装置Gで把
持し、この把持装置Gには打撃と回転を発生するドリフ
タDを一体に接続する。
なお、ドリフタDはガイドセルSにより支持されており
、このガイドセルSの先端には、ロッドR等を掴む油圧
クランプKが取り付けである。
そしてドリフタDの発生する打撃と回転は把持装置Gを
介してロッドR等に伝達され、その先端に取り付けたビ
ットによって岩盤の掘削を行う。
〈口〉ドリフタ ドリフタDは特に両端開放の中空孔を貫通した装置を使
用する。
すなわち中空のピストンD1と中空の伝達筒D2よりな
り、この伝達fiD2に対してピストンD1の軸方向の
打撃運動と、モータからの回転運動とが与えられる。
ピストンD1も伝達筒D2も、その中心にはロッドR等
が自由に貫通できる直径の中空孔を開口しである。
〈ハ〉把持装置の構造 本発明の把持装置Gは、クサビによってロッドR等の一
箇所を把持する構造のものと、ロッドR等の軸方向に間
隔をおいて三箇所を把持する構造のものとが考えられる
以下は、三箇所を把持する構造の場合について説明する
(1)クサビ収納筒(第7図) クサビ収納筒1は、中空の管体であって、軸方向にロッ
ドR等を貫通させる貫通孔を有し、かつ軸方向に間隔を
おいた外面の三箇所には、複数のクサビ収納孔11を周
方向に開設する。
クサビ収納孔11を開設する場合は、周方向に三箇所、
三箇所、四箇所等任意に開設する。
このクサビ収納孔11は、クサビ収納筒1の軸とほぼ平
行な回転伝達面12と、軸とほぼ直角な打撃伝達面13
とで囲まれている。
クサビ収納筒1の一端には、拡径した中空の連結部14
を設ける。
この連結部14の内周面には内ネジ15を刻設し、反対
側の縁部には環状溝16を形成する。
一方、クサビ収納筒11の連結部14の反対側の端部外
局面には、外ネジ17を刻設する。
なお、両側のクサビ収納孔11から等しい距離には、リ
ング状のストッパー18を突設する。
このストッパー18は、クサビ収納筒1の外周面に環状
溝を設け、この溝内にはめ込むように取り付けるとよい
(2)クサビ(第1.8図) クサビ2は、収納筒1の収納孔11内に収納可能な形状
に構成する。
このクサビ2を収納孔11内に収納したときに、収納筒
1の軸心側に位置するロッドR等の把持面には、ロッド
R等に食い込む歯を突設する。
歯の形状には、クサビ2の軸とほぼ平行な回転伝達歯2
1と、周方向の打撃伝達歯22がある。
これらの回転伝達歯21及び打撃伝達1!r22は、把
持面に一条または複数条突設する。
一方、把持面の反対側の面には、一端に向かって次第に
肉薄になるように外斜面23を形成し、その外斜面23
の反対側の縁部には、係止824を突設する。
(3)ピストン(第8図) ピストン3は、クサビ収納IIの両側のクサビ2間に外
装した二つの中空の筒体である。
これらの二つのピストン3は、クサビ収納筒1の軸と平
行に往復摺動可能に装着し、がっクサビ2側の端部内面
には、内斜面31を形成する。
この内斜面31は、クサビ2の外斜面23と係合する寸
法に形成する。
また、内斜面31の反対側の端部は拡径し、その両端面
を、それぞれ油圧作用面32.33とする。
(4)シリンダ(第1図) シリンダ4は、二つのピストン3の外周囲に遊嵌状態で
装着した中空の筒体である。
このシリンダ4には、油圧ホース等を連結するため、ド
リフタDからの回転が伝わらないようにする。
そのためには、シリンダ4の内周面にオーリング等を取
り付けて、周方向に摺動可能に構成する。
なお、前述のストッパー18は、シリンダ4の内周面に
突設してもよい。
(5)油圧回路(第1図) 油圧回路は、二つのピストン3を、ロッドR等の軸と平
行に往復摺動さるものである。
例えば、第1図に示すように、シリンダ4に油圧流出入
口5を開口し、この油圧流出入口5をビストン3の油圧
作用面32間に形成される環状の油圧室51に連通させ
る。
一方、二つのピストン3をクサビ2に完全に係合させた
状態において、各油圧作用面33の周囲に環状の油圧室
52をそれぞれ設ける。
そして、油圧室52間は、シリンダ4内に設けた油圧路
53によって連通し、また一方の油圧室52は、シリン
ダ4に開設した油圧流出入口54と連通ずる。
(6〉先端カバー(第1図〉 先端カバー6は中空の筒体であり、シリンダ4のドリフ
タDと反対側の開放端を閉塞するカバーである。
この先端カバー6の一端には内ネジ61を刻設し、クサ
ビ収納筒1の外ネジ17と螺合させる。
また、先端カバー6の他端の外周には環状溝62を形成
し、ピストン3とシリンダ4との間に位置させる。
ここで、前述の油圧室52は、ピストン3とシリンダ4
、先端カバー6とで囲まれて形成された空間であるため
、油圧漏れを防止するために、先端カバー6のピストン
3との接触面に、オーリング等を取り付けて密閉する。
〈二〉クサビの開放機構(第2〜6図)ロッドR等に食
い込んだクサビ2を開放する手段としては、次の機構を
採用できる。
(a)第2図に示すように、周方向に配置した複数のク
サビ2内に、弾性を有するスプリングリング7を周方向
に埋め込み、スプリングリング7の拡径しようとする力
によって、ロッドR等へ食い込んだ歯を開放する構造。
(b)第3図に示すように、クサビ2の外斜面23側の
軸方向の両端部に、突起25を突設し、これらの突起2
5とクサビ収納筒1との間に、コイル状等のスプリング
71を配置する構造。
(C)クサビ収納孔11内に、第4.5図に示すような
板バネ72の両端を、クサビ収納筒lの軸方向に摺動自
在に埋設し、この板バネ72の頂点部を、クサビ2から
水平方向に張り出す当接面26に当接させる構造。
当接面26は、クサビ2に段差を設けて、この段差の境
界に形成される面である。
この場合は、板バネ72が折曲がることによって、当接
面26が板バネ72の頂点部によって押し出され、ロッ
ドR等が開放される。
(d)第6図に示すように、クサビ2の外斜面23を折
り返して、同一方向に傾斜する内斜面27を形成する。
一方、ピストン3の端部外面には、ピストン3の内斜面
31と同一方向に傾斜し、クサビ2の内斜面27と係合
する外斜面34を形成する。
これによって、ピストン3がクサビ2から離れる方向に
摺動すると、外斜面34が内斜面27を押し戻して、ク
サビ2の把持面がロッドR等から離れて、ロッドR等が
開放される。
〈ホ〉各部材の組立て(第1図) 先ず、ドリフタDの伝達筒D2の先端と、クサビ収納筒
1の内ネジ15を螺合する。
なお、伝達筒D2とクサビ収納筒1とは、予め一体に製
造しておいてもよい。
次に、連結部14側のクサビ収納孔11内に、一方の側
のクサビ2を収納する。
この場合、クサビ2の外斜面23を、ストッパー18側
に向けて収納する。
(1)スプリングリングを取り付けた場合第2図に示す
ように、クサビ2にスプリングリング7を取り付けた場
合は、スプリングリング7を広げた状態で、各クサビ2
をクサビ収納孔11内に収納する。
(2)スプリングを取り付けた場合 また、第3図に示すようなスプリング71を用いる場合
は、スプリング71の伸縮方向の一端を突起25に取り
付けた状態で、クサビ収納孔11内に収納する。
(3)板バネを取り付けた場合 また、第4.5図に示すような板バネ72を用いる場合
は、予めクサビ収納孔11内に板バネ72を装着してお
き、当接面26と板バネ72の頂点部が接触するように
クサビ2を収納する。
上記(1)〜(3)のようにクサビ2を収納した後、シ
リンダ4の一端を、クサビ収納筒1の環状溝16に遊嵌
状態ではめ合わせ、クサビ収納筒1の周囲に位置させた
状態で、クサビ2とシリンダ4との間に、一方のピスト
ン3を挿入する。
ピストン3は、内斜面31がクサビ2側に向くように装
着する。
次に、ストッパー18をクサビ収納筒lの溝にはめ合わ
せた後、もう一方のピストン3を、二つのピストン3の
油圧作用面32が面対向するように装着する。
そして、他方のクサビ収納孔11内に、上記(1〉〜(
3)と同じ様にクサビ2を収納する。
この場合も、クサビ2の外斜面23を、ストッパー18
側に向けて収納する。
最後に、先端カバー6の内ネジ61と、クサビ収納筒1
の外ネジ17を螺合させ、また先端カバー6の環状溝6
2を、ピストン3とシリンダ4との間に位置させて、先
端カバー6を装着する。
(4)内外斜面を設けた場合 第6図に示すような内斜面27と外斜面34を形成した
場合は、次のように組立てを行う。
■クサビ2の外斜面23をストッパー取付溝側に向けて
、連結部14側の収納孔11内に収納する。
■シリンダ4を上記(1)〜(3)と同じ様に取り付け
る。
■一方のピストン3をクサビ収納筒1に外装する。
この場合、ピストン3の外斜面34を形成した側をクサ
ビ2側に向け、内斜面31と外斜面23、内科面27と
外科面34がそれぞれ係合するよう装着する。
装着方法は、クサビ2を収納孔11内がら浮かせた状態
(内斜面31と外斜面23をほぼ直線上に位置させた状
態)で、ピストン3の端部を挿入するとよい。
■他方のピストン3を、ストッパー取付溝側に寄せてク
サビ収納筒1に外装する。
■他方のクサビ2をクサビ収納孔11内に収納した後、
上記■と同様の方法で、ピストン3をクサビ2と係合す
るよう装着する。
■ストッパー18を油圧流出入口5より装着する。
この場合、ストッパー18はシリンダ4側に取り付ける
最後に、先端カバー6を装着する。
〈その他の態様〉 以上は、ピストン3を二つ用いて、ロッドR等を間隔を
おいて三箇所で把持する構造であるが、勿論、ロッドR
等の一箇所を把持する構造でも同一の目的を達成するこ
とができる。
例えば第9図に示すように、クサビ収納孔11を一方の
側のみ(例えばドリフタD(IN)に開設したクサビ収
納筒19をシリンダ41内に配置し、ピストン3を一つ
だけ内装し、クサビ収納筒19の先端部を、先端カバー
63で閉塞した構造が考えられる。
この場合、ロッドR等の周囲に配置するクサビ2は、回
転及び打撃を伝達できるように歯を組み合わせる。
例えば、一方のクサビ2に回転伝達歯21を形成し、他
方のクサビ2に打撃伝達歯22を形成するか、あるいは
一つのクサビ2の把持面に設けること等が考えられる。
〈本発明の作動〉 以下本発明の作動を詳細に説明する。
〈イ〉ロッド等の把持 上記のように構成した把持装置G及びドリフタDに、ロ
ッドR等を貫通させる。
次に、油圧流出入口5から油圧室51内に圧力をかけ、
ピストン3の油圧作用面32を、クサビ2側に押圧する
すると、ピストン3の内斜面31とクサビ2の外斜面2
3が係合するため、クサビ2の回転伝達歯21及び打撃
伝達歯22がロッドR等に食い込んで把持する。
そのため、ロッドR等にドリフタDの回転及び打撃力を
伝達することができる。
〈口〉ロッド等の開放 ロッドR等を開放する場合は、油圧流出入口54より油
圧室52に圧力をかけ、ピストン3の油圧作用面33を
、シリンダ4の中央に向けて押し戻す。
これによって、クサビ2の外斜面23と、ピストン3の
内斜面31との係合が外れる。
すると、スプリングリング7を用いた場合は、このスプ
リングリング7の拡径しようとする力によって、クサビ
2がロッドR等から離れる方向に自然に押し戻される。
そのため、クサビ2の歯がロッドR等から抜けて開放さ
れる。
また、コイル状のスプリング71を用いた場合は、その
伸長力により、板バネ72を用いた場合は、その折れ曲
がり力によって、クサビ2をロッドR等から離れる方向
に押し戻して、開放することができる。
さらに、第6図のような開放機構の場合は、ピストン3
をクサビ2から離れる方向に摺動させて、ピストン3の
外斜面34によってクサビ2の内斜面27を押し戻し、
クサビ2の把持面をロッドR等から離して開放すること
ができる。
なお、油圧室51内の中間にはストッパー18が設けで
あるため、ピストン3の戻り時に、一方のピストン3だ
けが戻りすぎて、油圧のバランスが崩れるのを防止でき
る。
また、クサビ2には、係止部24が設けられており、ロ
ッドR等を引き抜いた時に、係止部24がクサビ収納孔
11の縁部に係止されるため、クサビ収納孔11内に落
ち込むのを防止することができる。
〈本発明の効果〉 本発明は上記したような構造であるから、次のような効
果を達成することができる。
即ち、従来、嵌合式や食込み式のクサビによって、堅固
に把持されたロッド等を開放する作業は手数がかかり、
ロッド等の打ち込み作業全体の遅延を招いていた。
特に、食込み式による把持からロッド等を開放する場合
は、把持装置の先端に取り付けた油圧クランプ等にまり
ロッド等を固定しておき、ドリフタによりロッド等に逆
回転及び打撃力を与えてクサビの開放を行っているため
、作業が煩雑になってしまう。
それに対して本発明は、スプリングリングを用いた場合
は、このスプリングリングの拡径しようとする力によっ
て、クサビをロッド等がら離れる方向に自然に押し戻し
て開放することができる。
また、コイル状のスプリングを用いた場合は、その伸長
力により、板バネを用いた場合は、その折れ曲がり力に
よって、クサビをロッド等から離れる方向に押し戻して
、開放することができる。
さらに、ピストンをクサビから離れる方向に摺動させた
ときに、ピストンの外斜面によってクサビの内斜面を押
し戻し、クサビの把持面をロッド等から離して、開放さ
せるよう構成することもできる。
従って、ロッド等が嵌合式や食込み式等のクサビによっ
て堅固に把持されていても、ロッド等を開放する作業を
容易に行うことができ、ロッド等の打ち込み作業全体の
迅速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:2ピストンタイプの把持装置の説明図第2〜6
図:クサビの開放機構の説明図第7図:クサビ収納筒の
斜視図 第8図:クサビ及びピストンの斜視図 第9図:1ピストンタイプの把持装置の説明間第1註

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端開放型の中空ドリフタに連結し、このドリフ
    タに貫通させたロッド等の周囲に、ロッド等を把持、開
    放可能に配置したクサビを有する把持装置において、 前記クサビは、発条体によりロッド等から離れる方向に
    付勢したことを特徴とする、 ロッド等の把持装置。
  2. (2)両端開放型の中空ドリフタに連結し、このドリフ
    タに貫通させたロッド等の周囲に、ロッド等を把持、開
    放可能に配置したクサビを有する把持装置において、 ロッド等の周囲に配置した複数のクサビを、弾性を有す
    るスプリングリングによって、周方向に連結したことを
    特徴とする、 ロッド等の把持装置。
  3. (3)両端開放型の中空ドリフタに連結し、このドリフ
    タに貫通させたロッド等の周囲に、ロッド等を把持、開
    放可能に配置したクサビを有する把持装置において、 前記クサビのロッド等の把持面の反対側に外斜面を形成
    し、かつこの外斜面と同一方向に傾斜する内斜面を設け
    、 ロッド等の周囲には、ロッドの軸方向に往復摺動可能な
    中空のピストンを配置し、 このピストンのクサビ側の端部内面に、クサビの前記外
    斜面と係合する内斜面を形成し、またピストンのクサビ
    側の端部外面に、前記ピストンの内斜面と同一方向に傾
    斜し、かつ前記クサビの内斜面と係合する外斜面を設け
    たことを特徴とする、 ロッド等の把持装置。
JP5166790A 1990-03-05 1990-03-05 ロッド等の把持装置 Expired - Lifetime JPH0689626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5166790A JPH0689626B2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 ロッド等の把持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5166790A JPH0689626B2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 ロッド等の把持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03253693A true JPH03253693A (ja) 1991-11-12
JPH0689626B2 JPH0689626B2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=12893236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5166790A Expired - Lifetime JPH0689626B2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 ロッド等の把持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0689626B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0689626B2 (ja) 1994-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2125506C1 (ru) Патрон для зажима инструмента с возможностью его освобождения
US4049297A (en) Pipe coupling apparatus
JPH04310375A (ja) クランプ装置
US3662451A (en) Hydraulic puller apparatus for attaching a coupling to a hose
CA2367202C (en) Pressure-containing plug for a tubular passageway
JP3286791B2 (ja) 加工物を固定するための機械万力
CA2008982A1 (en) Method, anchoring element and device for tensioning a rod
JPH0438522B2 (ja)
US4785716A (en) Pneumatic cylinder and brake mechanism therefor
JP2002539960A (ja) 変形可能な把持スリーブを備えた液圧チャック
US4062574A (en) Fitting assembly
BR0318253A (pt) cabeçote propulsor de bomba com engaxetamento e conjunto de sujeição por braçadeiras incorporado
TW200422118A (en) Nut-plate riveter
JPH03253693A (ja) ロッド等の把持装置
US4109940A (en) Coupling apparatus
JPH03256605A (ja) ロッド等の把持装置
US6817075B1 (en) Device for mounting and/or dismantling hoses onto or from connectors
JP2779690B2 (ja) 穿孔装置及び穿孔方法
JPH0612041Y2 (ja) 杭圧入引抜機の挾持装置
KR20010021792A (ko) 관 이음매
JP2010089157A (ja) 摩擦圧接機に用いるチャック装置
GB2060453A (en) Stud Rotating Power Wrench
JPS5851507Y2 (ja) パイプカップリング装置
JPH0361071B2 (ja)
US5224255A (en) Hydraulic bearing puller

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 16