JPH03252864A - 情報検索システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は検索を行うユーザが検索条件式を登録し、デ
ータベースに追加・更新されたレコードに対して登録さ
れた検索条件式に合致したレコードを保存しておき、必
要に応じてそのレコードを取得する選択配布方式の情報
検索システムに関する。

「従来の技術」 情報検索システムは、一般に索引語とデータベース内の
その索引語を含むレコードへのポインタ群から権威され
るインデックスを有し、そのインデックスの索引語を用
いてデータベースの検索を行っている。オンラインから
検索を行うユーザの検索方法としては、データベース内
に既に存在するレコードを検索する“遡及検索”と、あ
らかじめ検索条件式を登録しておき、データベースに追
加・更新されるレコードに対して登録した検索条件式に
合致したレコードを取得する“選択配布（ＳＤＩ：５ｅ
ｌｅｃｔｉｖｅ　　Ｄｉｓｓｅｍｉｎａｔｉｏｎ　　ｏ
ｆ　　Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）″とがある。なお、こ
の種の検索方式については、例えば「情報検索」　（中
原啓−著、電子通信学会編　昭和５５年第４版）の第１
９８頁から第２０１頁に解説されている。ＳＤＩにおい
ては、登録した検索条件式に合致するレコードが追加・
更新された際に即座にユーザに通知する方式と、合致し
たレコードを保存しておきユーザからの配布依頼があっ
た際、あるいは検索条件式の登録の際に指定された配布
周期に従って配布する方式とがある。

従来は、ＳＤＩにおける検索条件式に合致したレコード
の保存方式として、合致したレコードそのものをユーザ
対応のファイルに格納していた。

なお、データベース内のレコード実体あるいはインデッ
クス内のポインタにどの検索条件式に合致したかを表す
フィールドを設ける方法も考えられる。

「発明が解決しようとする課題」 上記従来技術においては、レコードそのものをユーザ対
応のファイルに格納しているため、保存対象となるレコ
ードが多い場合にユーザ対応のファイル量が膨大になり
、またユーザが多い場合にはファイル数が膨大になると
いった問題があった。

また、データベース内のレコード実体あるいはインデッ
クス内のポインタにフィールドを追加する方法ではデー
タ構造を変更させなければならず、多数のユーザを区別
するためにはそのフィールドが大きくなり、場合による
とフィールドからあふれるという問題がある。

「課題を解決するための手段」 この発明の情報検索システムにおいては、データベース
のレコード中にある情報を索引語とするインデックスに
加えて、ユーザの登録した検索条件式に対応するエント
リを索引語とし、その検索条件式に合致するレコードへ
のポインタをその索引語の配下に設けたエントリインデ
ックスを用意し、ＳＤＩ実行部によりデータベースに追
加・更新されたレコードの内、ユーザにより登録されて
いる検索条件式に合致したレコードのポインタをインデ
ックスから求めてその検索条件式に対応するエントリイ
ンデックスの索引語配下に追加することにより、ＳＤＩ
実行実高全果存する。ＳＤＩ実行部は一定時間間隔にて
ＳＤＩを実行する。配布処理部ではエントリインデック
スのユーザにより登録された検索条件式に対応する索引
語配下のポインタを取得し、そのポインタに対応するレ
コードをデータベースから取り出してユーザへ通知する
ことにより保存されているＳＤＩ実行実高全果−ザに配
布する。

「作　用」 インデックスは、データベースのレコード中にある情報
を索引語とし、その配下にレコードへのポインタをつな
げ、索引語に対応するレコードの格納場所を管理してい
る。一方、エントリインデックスは、ユーザが登録した
ＳＤＩ用の検索条件式に対応するエントリを索引語とす
る。

データベースに対して追加・更新されるレコードの効率
よい管理方法については、特願昭６３−１７０２３２号
に示されている。追加・更新されたレコードに対して一
定時間間隔にユーザの登録した検索条件式を実行し、つ
まり、一定時間間隔で登録した検索条件式に合致するレ
コードのポインタをインデックスから求め、エントリイ
ンデックス上の検索条件式に対応する索引語配下に格納
する。

以降、ユーザによる配布依頼、あるいは配布周期まで上
記処理を繰り返す。ただし、エントリインデックスへの
ポインタの格納の際には、同一値のポインタが既に格納
されている場合は、重複排除のため、そのポインタにつ
いては格納しない。

以上により、ＳＤＩの配布対象となるレコードの保存を
インデックスやデータベースの構造を変更することなく
実現でき、また保存のためのファイル量を削減すること
が可能となる。

「実施例」 以下、この発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る６ 第１図はこの発明の一実施例を示す、第１図において、
データベース１１は複数のレコードを格納する。インデ
ックス１２はレコード内の複数箇所の情報を索引語とし
ており、それぞれの箇所対応にインデックスが存在し、
索引語に対応するレコードがデータベース１１中のどこ
に存在するかをポインタをもって管理している。このイ
ンデックス１２は従来より設けられている。エントリイ
ンデックス１３はこの発明で設けられたものであり、ユ
ーザが登録した検索条件式対応に定めたエントリを索引
語とし、その検索条件式と合致するレコードへのポイン
タがその索引語の配下に格納される。ＳＤＩ実行部１４
は一定時間間隔で登録された検索条件式をインデックス
を用い電実行し、追加・更新部１５により追加・更新さ
れたレコードの内、検索条件式に合致するレコードのポ
インタをエントリインデックス１３の、その検索条件式
に対応する索引語配下に追加する。配布処理部１６は、
ユーザからの配布依頼、あるいは検索条件式の登録時に
指定された配布周期に従っ７、エントリインデックス１
３のそのユーザが登録した検索条件式に対応する索引語
配下のポインタを取得し、そのポインタに対応するレコ
ードをデータベース１１から取り出してユーザに通知す
る。

第２図は、インデックス１２とエントリインデックス１
３の形式例を示したものである。インデックス１２はデ
ータベース１１内のレコード中の情報をそれぞれ索引語
１２１とし、その索引語１２１に関するレコードがデー
タベース１１のど１丁に格納されているかを示すポイン
タ１２２を持っている。エントリインデックス１３は、
ユーザが登録した検索条件式に対応するエントリを索引
語１３１とし、その索引語に対応する検索条件式を対応
表１７より求め、その検索条件式を実行して合致したレ
コードへのポインタ１３２をその索引語１３１の配下に
持っている０例えば、インデックス１２に索引語として
「コンピュータ」、「ネットワーク」があり、エントリ
インデックス１３のエントリ１に対応する検索条件式と
し７て、「コンピュータ　ＡＮＤ　　ネットワーク」が
対応表１７に登録されている場合、各索引語に対応する
インデックス１２のポインタ１２２より、「コンピュー
タ」、「ネットワーク」のいずれの索引語からもポイン
トされるレコードであるレコード１をデータベース１１
より求め、つまり「コンピュータ」のポインタと「ネッ
トワーク」のポインタとで等しいものを求め、そのポイ
ンタをエントリインデックス１３のエントリ１に対応す
るポインタ１３２に格納する。

第３図は、追加・更新部１５の処理フローを示す。追加
・更新部１５はユーザのレコード追加・更新の指示によ
り動作する。ステップ３１では、追加の場合、指定され
たレコードをデータベース１１に格納し、更新の場合、
すでにデータベース１１に存在するレコードを指定内容
に従って直き換える。ステップ３２では、ステップ３１
で追加・更新したレコードに対しインデックス１２を更
新する。追加の場合、追加するレコード中の索引語とす
る情報をインデックス１２の中の索引語１２１より見つ
け、その配下に追加レコードのポインタ１２２を追加す
る。更新の場合は、以前のレコード中の索引語となって
いた情報をインデックス１２の中の索引語１２１より見
つけ、その配下に存在する更新レコードのポインタ１２
２を削除し、更新後のレコード中の索引語とする情報を
同様にインデックス１２の中の索引語１２１より見つけ
、その配下に更新レコードのポインタ１２２を追加する
。なお、追加・更新したレコードに対して、インデック
ス１２の中に該当する索引語が存在しない場合には、新
しく索引語を生威し、その配下に追加・更新レコードの
ポインタを設定する。

第４ＵｇＪは、ＳＤＩ実行部１４の処理フローを示す。

ＳＤＩ実行部１４は常時動作しており、ステップ４１に
て一定時間（例えば１日）経過したかを判断する。経過
した場合はステップ４２に進み、経過していない場合は
ステップ４１をループする。

ステップ４２では、登録されている各検索条件式をイン
デックス１２を用いて実行し、条件に合致するレコード
のポインタをインデックス１２より求める。ステップ４
３では、実行した検索条件式に対応するエントリ名を対
応表１７より求め、エントリインデックス１３の索引語
１３１の該当するエントリ配下にステップ４２で得られ
たポインタ１３２を追加する。この際、同一エントリ配
下のポインタ１３２に追加しようとしたポインタと同一
値のものが存在した場合、そのポインタについては追加
処理は行わない。

第５図は、配布処理部１６の処理フローを示す。

配布処理部１６は常時動作しており、ステップ５１にて
ユーザにより検索条件式の登録が行われた際に指定され
る配布周期であるか、あるいはユーザから配布依頼が行
われたかを判断する。上記いずれかの場合にはステップ
５２に進み、それ以外の場合はステップ５１をループす
る。ステップ５２では、ユーザの検索条件式に対応する
エントリを対応表１７から知ってエントリインデックス
１３の索引語１３１を索引し、そのエントリの配下から
配布対象レコードに対するポインタ１３２を求める。ス
テップ５３では、ステップ５２で得られたポインタに対
応するレコードをデータベース１１から求め、そのレコ
ードをユーザに配布する。

このように、この情報検索システムにおいてはレコード
の追加・更新がなされると、これと対応して同時にイン
デックス１２に対する追加・更新が行われ、一定時間ご
とに、各登録されている検索条件式を、インデックス１
２を用いて実行して、その検索条件式に合致するレコー
ドのポインタを、その検索条件式と対応するエントリイ
ンデックス１３のエントリに格納することにより、追加
・更新レコード中の検索条件式に合致したもののポイン
タをエントリインデックス１３に格納し、一方配布処理
部１６は配布が必要となった時に、そのユーザに対する
検索条件式と対応するポインタをエントリインデックス
１３から求めて、そのポインタのレコードをデータベー
スから読み出してユーザへ配布する。

「発明の効果」 以上説明したように、この発明の情報検索システムによ
れば、ＳＤＩ対象とするデータベースのレコードを、無
駄なファイルを使用せずに、かつデータベースやインデ
ックスの構造を変更することなく、効率的に保存・管理
することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の情報検索システムの一実施例の概略
構成を示すブロック図、第２図はインデックス、エント
リインデックスの形式例を示す図、第３図乃至第５図は
それぞれ第１図における、追加・更新部、ＳＤＩ実行部
、配布処理部の処理フローを示す図である。 １１：データベース、１２：インデックス、１３：エン
トリインデックス、１４：ＳＤＩ実行部、１５：追加・
更新部、１６：配布処理部。 ５ 木　１目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）データベースと、索引語および上記データベース
   内の上記索引語を含むレコードへのポインタよりなるイ
   ンデックスとを備え、これらデータベースおよびインデ
   ックスに対してレコードの追加、更新を行うことができ
   、かつ上記インデックスにより上記データベースのレコ
   ードの検索を行う情報検索システムにおいて、 ユーザが登録した検索条件式対応にエントリを定め、そ
   のエントリを索引語とし、その検索条件式に合致するレ
   コードへのポインタをその索引語の配下に設けたエント
   リインデックスと、上記追加・更新されたレコードの内
   、上記検索条件式に合致するレコードのポインタを上記
   インデックスから求めて上記エントリインデックスの該
   当する索引語の配下に追加するＳＤＩ実行部と、 ユーザからの配布依頼あるいは指定された配布周期で、
   上記エントリインデックスのそのユーザにより登録され
   た検索条件式に対応する索引語配下のポインタを取得し
   、そのポインタに対応するレコードを上記データベース
   から取り出してそのユーザに通知する配布処理部と、を
   設けたことを特徴とする情報検索システム。