JPH03252678A

JPH03252678A - 走査記録装置

Info

Publication number: JPH03252678A
Application number: JP2051368A
Authority: JP
Inventors: Hajime Sato; 肇佐藤; Keisuke Iguchi; 恵介井口
Original assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Current assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date: 1990-03-02
Filing date: 1990-03-02
Publication date: 1991-11-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（Ａ）産業上の利用分野本発明は、光ビームを走査して画像を記録媒体へ記録す
る走査記録装置に関するものである。

（Ｂ）従来の技術近年、ハロゲン化銀写真感光材料や電子写真感光材料を
レーザービームで走査露光し、画像の記録を行なうこと
が盛んに行なわれるようになってきた。また、記録材料
として、例えば銀錯塩拡散転写法を利用する走査記録用
のオフセット印刷版が公知である。かかるオフセット印
刷版を用いて頁物印刷を行うには、大判のオフセット印
刷版に複数頁の画像情報を記録する必要がある。このよ
うな大きなサイズの記録材料に画像の記録を行う装置と
して、走査記録部および副走査方向へ往復動可能な記録
材料載置台を有し、そ、れらの少なくとも一方は主走査
方向へ往復動可能とし、走査記録部の走査幅より広い幅
の記録材料への複数回の記録を行なうことのできるもの
が先に提案した。

（Ｃ）発明が解決しようとする問題点走査記録用の大判のオフセット印刷版等への画像の記録
は、前記の走査記録装置により行なうことができる。こ
の場合、印刷版上への記録は正確に所望の位置に行なわ
れることが必要である。この記録位置は、記録材料載置
台および走査記録部の相対位置関係により決まる。この
相対位置関係は記録材料載置台および走査記録部、それ
ぞれの基準点からの移動量により算出可能である。（記
録材料載置台、走査記録部どちらか一方のみが往復動可
能である場合は、往復動可能であるものの移動量から算
出する。）これらの移動量は、移動を行なわせるモータ
ーの回転量、あるいはステッピングモーター等をパルス
によって駆動するものであれば、そのパルス数を数える
ことにより可能である。しかし、このような手段に得ら
れた記録材料載置台および走査記録部両者の移動量（ど
ちらか一方のみが移動可能である場合は、その一方の移
動量）から得られる、記録材料載置台と走査記録部との
相対位置は、あくまで間接的に得られたものであり、温
度の変動等による各部寸法の変化の影響を補正すること
ができず、長期的には、記録位置がずれてしまう可能性
がある。

（Ｄ）発明の目的本発明の目的は、大サイズの記録材料に複数回の画像の
記録が行なえる走査記録装置において、記録材料上の正
確な位置への記録を行なうことを可能とする手段を提供
することである。

（Ｅ）問題点を解決するための手段本発明の上記目的は、走査記録部、および副走査方向へ
往復動可能な記録材料載置台を有し、それら少なくとも
一方は主走査方向へ往復動可能であり、走査記録部の走
査幅より広い幅の記録材料への複数回記録を行なうため
の走査記録装置であって、光ビーム検出手段を記録材料
載置台上に設け、記録材料載置台と走査記録部との相対
位置を直接検出することを可能としたことを特徴とする
走査記録装置によって達成された。即ち、記録材料載置
台を、記録材料より若干大きなものとし、記録材料のか
からない部分を設け、この部分に光ビーム検出手段を設
置する。さらに、この光ビーム検出手段を走査記録部か
らの走査光により走査可能な構成とする。

この光ビーム検出機構上を走査光が走査されるタイミン
グより、記録材料載置台と走査記録部との相対位置を直
接検出し、両者の位置関係の正確な制御を行なう。

以下、本発明を図面の実施例に基づいて説明する。

（Ｆ）実施例第１図は、本発明の走査記録装置の一具体例の主要部を
示す斜視図である。この装置は、コリメーターレンズ及
びシリンドリカルレンズと組み合わされたレーザーダイ
オード等のレーザー発振器１、ポリゴンミラー２、ｆθ
レンズ３、ミラー４、走査位置検出器５等からなる走査
記録部６、ならびに記録材料が載置される部分７と、載
置されない部分８からなり、８の部分には、直線状に受
光素子が並んだ受光部９を設けたことを特徴とする記録
材料の載置台（プラテン）１０から成っている。

記録材料（感光性平版印刷版）は、プラテン１０上に位
置決めされ、吸引手段によりプラテン１０に密着される
。

プラテン１０は走査記録時、サーボモーター（あるいは
ステッピングモーター）１１により副走査方向（χ方向
）へ移動することによって記録材料に所定幅の画像を走
査記録できる。

さらに第１図の装置に於ては、走査記録部を主走査方向
（ｙ方向）へ往復動させるためのサーボモーター（ある
いはステッピングモーター）１２が設けられており、第
１回目の所定幅の走査記録が終了した後、走査記録部６
をサーボモーター１−２で次の記録位置まで移動して第
２回目の走査記録を行う。

以下、同様の操作を必要な回数だけ、繰り返し行う。

この装置で、走査記録部７の位置の制御を以下の手順で
行なう。

（１）走査記録部７は、所定の量だけ移動した後プラテ
ン１０の受光部９のある部分８の走査を行なう。

（２）走査位置検出器５と、受光部９とで受ける走査光
ビームの検出信号の時間間隔を調べる。

第２図を使って説明すると、１３は走査位置検出器５か
らの信号、１４は受光部９からの信号である。この両者
の発生時間の差ｔを調べる。

（３）この時間間隔ｔにより、走査記録部６とプラテン
１０の相対的な位置関係（第１図のχ方向の）が所定の
値に対してどれだけずれているかがわかる。このずれの
量だけ走査記録部６を移動させて、相対位置の補正を行
なう。

（４）以上の操作を必要な場合は繰り返し行ない、プラ
テン１０と操作記録部６の相対位置を所定の誤差範囲内
に収める。

さらに、受光部９の各受光素子の受光量を比較すること
により副操作方向でのプラテン１０と走査記録部６との
相対位置を知ることができる。第３図は、受光部９の各
素子の出力例を示したものである。基準位置での出力１
５に対して、１６のようにずれていれば走査記録部６に
対して、プラテン１０は＋χ力方向ずれており、１７で
示す出力の場合は−χ力方向ずれていることがわかる。

これをもとに副走査開始のタイミングを決めることによ
り常に正確な位置への記録が行える。

第４図に示すようにプラテン１０に対して斜め方向に受
光素子を配置し、副走査方向から見て、受光素子の密度
を見かけ上高くし、相対位置の検出精度を上げることも
考えられる。

（Ｇ）発明の効果本発明によれば、季節的な変動や経時的な変動なしに、
記録材料上の正確な位置に記録を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の走査記録装置の主要部を概略的に示
す斜視図である。第２図は走査位置検出器５と受光部９
との出力の関係を示す模式図、第３図は１つの受光部９
内での各受光素子の出力を示す模式図、第４図は、受光
部９の配置方法の第１図とは別な例を示す図である。１・・・光ビームユニット　２・・・ポリゴンミラー３
・・・ｆθレンズ　　　　４・・・ミラー５・・・走査
位置検出器　　６・・・走査記録部９・・・受光部　　
　　　１０・・・プラテン１１・・・副走査用モーター１２・・・走査記録部移動用モーター育４層潴５問イｆＬ　δ限

Claims

【特許請求の範囲】

走査記録部、および副走査方向へ往復動可能な記録材料
載置台を有し、それら少なくとも一方は主走査方向へ往
復動可能であり、走査記録部の走査幅より広い幅の記録
材料への複数回記録を行なうための走査記録装置であっ
て、光ビーム検出手段を記録材料載置台上に設け、記録
材料載置台と走査記録部との相対位置を直接検出するこ
とを可能としたことを特徴とする走査記録装置。