JPH03252327A - カラーフィーダー用着色ペレット組成物 - Google Patents

カラーフィーダー用着色ペレット組成物

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JPH03252327A
JPH03252327A JP5061890A JP5061890A JPH03252327A JP H03252327 A JPH03252327 A JP H03252327A JP 5061890 A JP5061890 A JP 5061890A JP 5061890 A JP5061890 A JP 5061890A JP H03252327 A JPH03252327 A JP H03252327A
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JP
Japan
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glass
feeder
colorant
al2o3
melting
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JP5061890A
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Fujio Shimono
下野 富二雄
Tomio Kato
富夫 加藤
Seiichiro Kato
加藤 精一郎
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Ishizuka Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ガラス環・ガラスコツプ等のガラス製品の生
産において、フィーダーにて着色する着色組成物に関す
る物である。
(従来の技術) 従来、フィーダーにて着色する着色組成物としては、特
公昭44−24422号公報等に示される様に、濃色着
色硝子(カラーフリットと称されている)か、特公昭4
9−48447号公報等に示される様に、着色剤と溶融
剤を水硝子で固めた物(ペレットと称されている)が知
られている。
このカラーフリットは、事前に濃色着色硝子の粒状物を
生産し、これをフィーダーに添加して着色硝子を生産す
るため、濃色着色硝子の生産設備が必要であり、コスト
高になる欠点があった。
これに対し、ペレットは溶融剤と着色剤とを水硝子で固
めた物である為、生産設備が簡単な設備で良く、コスト
が安く、大量生産に向くので、近年採用が増加している
しかし、ペレットは、前記の如く、硝子原料の固まりで
あるため、その保管及び取扱での間頴、或は溶融での問
題等に於いて、満足出来る状態ではなかった。
保管及び取扱での問題として、着色剤に6価クロムを使
用する場合、ペレットの粉塵発生は避けられないので、
その有害物対策には、安全対策上の設備投資を行い、又
管理上も大変な労力を必要とするのであります。この為
、本件出願人は、クロムを使用するペレットに於いては
、クロム成分をフリット化して、クロム含有フリット+
溶融剤十着色剤+水硝子(バインダー)からなるペレッ
トを特願平1−186369号として出願したものであ
る。
又、溶融での問題では、ペレットはフィーダーに生原料
を投入する為、溶融性が不充分であり、この解決に、一
部フリットを使用していた。
このフリットに使用する低融点硝子は、溶融効率をあげ
るため、原料に長石類を使用するので、Al2O3、K
2Oを多(含んでいるのが普通である。この為、フリッ
トを使用するペレット組成中に、Al2O3、K2Oを
多(含有することになる。
ペレット組成中にに2Oが多く含まれていると、溶融時
その揮発速度が極端に増大し、同時に6価クロムの揮発
量も増大し、これらがフィーダー耐火物壁に付着し、特
に6価クロムは3価のクロムに変化して、フィーダー内
のガラス中に落下して製品欠点の・石・・の発生を促す
のである。
又、ペレット組成中にAl2O3を多く含有すると、ペ
レット溶融時に一時その中に溶けこんだクロムが、再結
晶し、板状のCr2O3の結晶を析出し、この結晶は難
溶性であり、製品欠点の・・石・の原因となる (発明が解決しようとする課組〉 本発明は、前記したような問題点、即ち、カラフィーダ
ー着色用ペレットの溶融性とそれによって発生する製品
欠点のH石・を解決することを目的として完成されたの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記課題を解決する為に、5i02B2O3
−Na2O系の成分を主成分とするカラフィーダー用着
色剤に於いて、K2Oを0.8%未満とし、Cr2O3
を1.5%以上含有する場合には、Al2O3の含有量
を1,5%未満としたことを特徴とするカラーフィーダ
ー用着色組成物を開発して、前記課題を解決し、本件出
願をした。
ここで、K2Oを0.8%未満としたのは、低融点硝子
、水ガラス、着色剤(酸化クロム粉末)から構成される
ペレットでその化学組成が次のものにおいて、 5i0250%(w t%以下同じ)、B2O315%
、Na2O2O%、Al2O30.5%、CaO4%、
CrzO310,5% Na2Oの一部をに2Oに置換し、各々のペレットの示
差熱分析にて、揮発量の温度依存性を測定した。この結
果において、K2Oが0.8%以上になると、ペレット
成分の揮発量が急激に増大することが判明したからであ
る。
Cr2O3を1.5%以上含有する場合には、Al2O
3の含有量を1.5%未満としたのは、低融点硝子、水
ガラス、着色剤(酸化クロム粉末)から構成されるペレ
ットで、着色剤を除くその化学組成が次のものにおいて
、 5i0256%(wt%以下同じ)、82O317%、
Na2O22%、Al2O30.5%、CaO4、5%
、 5i02の一部をAl2O3に置換し、更に平均粒径5
μの酸化クロム粉末を加えたペレットを1265℃で2
O分間溶融し、その溶融体の中に残留している酸化クロ
ムの板状結晶の有無を調べた。
この結果、Cr2O3を1.5%以上含有する場合には
、A I2O3の含有量を1゜5%未満にする必要があ
ったからである。
同様の実験で溶融温度が高い程、溶融時間が長い程、こ
の板状結晶は成長して大きくなる傾向をもつことを発見
した。
次に、実施例を示し、本発明を明らかにする。
(実施例) SiO272%(重量%以下同じ)、Al2O31.5
%、Na2O14.5%、Ca1l 0%、その他2%
の組成をもつソーダライムガラス15kgを保有する粘
土質ルツボ(251bs)を1250℃に保ち、表1に
示す化学組成を持つペレットを各々225g添加し、ガ
ラス表面で15分間、30分間溶融した後、撹拌し、徐
冷後、各ガラス中に、板状酸化クロム結晶の有無を観察
したその結果も第1表に記載する通りであった。
ていたのでありまず。
以上述べた如(、本発明は、取扱のより安全なカラフィ
ーダー用着色組成物を安価に提供出来、しかも、それを
使用した製品の品質が向上する効果があり、産業上極め
て有益なものである。
第1表ペレット組成とテスト結果−覧にて明らがな如く
、板状結晶の生成は、ペレット中のAl2O3の含有量
に比例していたのであり。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. SiO_2−B_2O_3−Na_2O系の成分を主成
    分とするカラーフィーダー用着色剤に於いて、K_2O
    を0.8%未満とし、Cr_2O_3を1.5%以上含
    有する場合には、Al_2O_3の含有量を1.5%未
    満としたことを特徴とするカラーフィーダー用着色組成
    物。
JP2050618A 1990-03-01 1990-03-01 カラーフィーダー用着色ペレット組成物 Expired - Lifetime JPH0825769B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102834A (ja) * 1982-11-30 1984-06-14 Ishizuka Glass Ltd カラ−フイ−ダ−によるクロムアベンチユリンガラスの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59102834A (ja) * 1982-11-30 1984-06-14 Ishizuka Glass Ltd カラ−フイ−ダ−によるクロムアベンチユリンガラスの製造方法

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