JPH03251816A

JPH03251816A - 表示装置

Info

Publication number: JPH03251816A
Application number: JP1624590A
Authority: JP
Inventors: Yoji Ichikawa; 市川　洋司; Yoshiyuki Furuya; 嘉之古屋
Original assignee: Yazaki Corp
Current assignee: Yazaki Corp
Priority date: 1989-11-29
Filing date: 1990-01-29
Publication date: 1991-11-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は表示装置に係り、特にヘルメットに内蔵され、
表示器からの表示情報をヘルメットを装着した状態で視
認することを可能とした表示装置に関する。

〔従来の技術］従来から、例えば、航空機、ヘリコプタ等において、そ
の速度等の表示情報を表示する表示装置を操緬者が装着
するヘルメットに内蔵したものが知られている。

第９図はこのような従来の表示装置の概略を示したもの
で、図示しないヘルメットの内部に各種表示情報を表示
する筒状のＣＲＴｌを設け、このＣＲＴｌの表示側には
、所定の方向に指向させるとともに焦点を合わせるため
の反射鏡２およびレンズ３が配設されている。このレン
ズ３の出光側には、上記ＣＲＴ］からの表示情報を視認
者方向に指向させる反射板４が配設されている。

そして、上記ＣＲＴＩから上記反射鏡２およびレンズ３
を介して送られる表示情報を、反射板４により視認者側
に反射し、視認者から視認することができるようになっ
ている。

しかし、上記表示装置においては、ＣＲＴｌを動作させ
るために高い電圧が必要であるため、視認者に対して非
常に危険である。

そのため、従来から、第１０図に示すように、ＣＲＴｌ
およびレンズ３を別体に設け、このレンズ３からの表示
情報を、先端部がヘルメット５のシールド６の内側に指
向された光ケーブル７によりヘルメット５に伝送し、上
記シールド６の内側に結像された表示情報を視認者が視
認することができるようにした表示装置がある。

しかし、このような表示装置においては、比較的フレキ
シブル性の低い光ケーブル７を接続することから、ヘル
メット５装着時に光ケーブル７が極めてじゃまになって
しまっていた。

そのため、従来、第１１図に示すように、ヘルメット５
の内側にＬＥＤデイスプレィ８を配設し、このＬＥＤデ
イスプレィ８の表示情報をプリズム９を介してヘルメッ
ト５のシールド６の内側に表示させることにより、上記
ＬＥＤデイスプレィ８からの表示情報を視認者に視認さ
せる表示装置がある。

（発明が解決しようとする課題〕しかし、上記第１１図に示す従来の表示装置においては
、表示器としてＬＥＤデイスプレィ８を用いているので
、ＣＲＴｌを用いる場合に比べて極めて安全に所定の情
報を表示することができるが、表示情報の輝度が低く、
特に、昼間等外部の光の照度が明るい場合や逆光時に、
表示情報を適正に視認することができなくなってしまう
という問題を有している。

本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、外部の光
の照度が高い場合でも適度な輝度で情報を表示すること
のできる表示装置を提供することを目的とするものであ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため本発明に係る表示装置は、ヘル
メットの内部に所定の情報を表示する表示器を配設し、
この表示器からの表示情報を上記ヘルメットのシールド
により視認者側に反射させ、上記表示器の表示情報の虚
像を視認するようにした表示装置において、上記ヘルメ
ットの表面に、外部の光を集光して上記表示器部分に発
光させる集光板を取付けたことを特徴とするものである
。

〔作　用］本発明によれば、集光板から外部の光を集光して表示器
に光を照射することにより、所定の表示信号に基づいて
表示器に表示される表示情報を発光させ、この表示情報
をシールドの内側に結像することにより視認者が視認す
ることができるものであり、晴天あるいは逆光特等外部
の光の照度が強い場合には、極めて強い光が集光板に集
光されることになるので、発光部から照射される光の照
度も高くなり、一方、曇りあるいは雨天時等外部の光の
照度が弱い場合には、弱い光が集光板に集光されること
になるので、発光部から照射される光の照度も低くなり
、その結果、上記表示器に対して外部の照度に対応した
適度な光を照射することができるものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図乃至第８図を参照して説
明する。

第１図および第２図は本発明に係る表示装置の一実施例
を示したもので、ヘルメット５の前面には、視認用の開
口１０が形成されており、この開口１０部分には、透明
なシールド６が装着されている。また、上記へルメント
５の前面には、第２図に示すように、上記ヘルメット５
の開口１０よりわずかに大きな開口１１が形成され上記
ヘルメット５の上記シールド６以外の部分を被覆する蛍
光プラスチック等からなる集光板１２が取付けられてお
り、上記集光板１２の下端中央部には、上記ヘルメット
５の下端縁から内部に延び上記集光板１２に照射された
光を集光して集中的に発光させる発光部１３が形成され
ている。

また、上記ヘルメット５の内側であって上記集光板１２
の発光部１３の近傍には、所望の表示情報を表示する表
示器としての液晶セル１４が配設されており、この液晶
セル１４は、その所定の部分に所望の情報に基づいて電
圧を印加することにより、この電圧が印加された部分の
みが透明となり、上記光源から集光板を通って発光部か
ら照射される光を透過できるようになっている。さらに
、上記ヘルメット５の内側であって上記開口１０部分に
は、上記集光板１２の発光部１３からの照射光をバック
ライトとして上記液晶セル１４の表示情報を上記シール
ド６の内側に結像させるレンズ１５が配設されている。

なお、上記液晶セル１４への表示情報の伝達手段として
は、信号ケーブルを接続する手段や上記液晶セル１４に
受信器を接続しておき、無線により信号を伝達する手段
等いずれの手段であってもよい。

次に、本実施例の作用について説明する。

本実施例においては、集光板１２から外部の光を集光し
て発光部１３から液晶セル１４の裏側に光を照射するこ
とにより、所定の表示信号に基づいて液晶セル１４に表
示される表示情報を発光させる。そして、この表示情報
は、レンズ１５を介してシールド６の内側に結像され、
この表示情報１６を視認者が視認することができるよう
になっている。

この場合に、晴天あるいは逆光特等外部の光の照度が強
い場合には、極めて強い光が集光板１２に集光されるこ
とになるので、発光部１３から照射される光の照度も高
くなり、一方、曇りあるいは雨天時等外部の光の照度が
弱い場合には、弱い光が集光板１２に集光されることに
なるので、発光部１３から照射される光の照度も低くな
り、その結果、上記液晶セル１４に対して外部の光の照
度に対応した適度な光を照射することが可能となる。

また、夜間等外部の光が集光できない場合は、図示しな
い光源により上記液晶セル１４に光を照射するものであ
り、この場合は、この光源により、上記蛍光プラスチッ
クからなる集光板１２も発光させることができるので、
ヘルメット５を外部から容易に認識することができ、安
全性を著しく高めることができる。

したがって、本実施例においては、上記液晶セル１４に
対して外部の照度に対応した適度な光を照射することが
可能となるので、従来のＣＲＴやＬＥＤを用いた表示装
置の輝度は、９０００〜１００００Ｃｄ／ｒｒｆである
のに対して、本実施例によれば、３００００Ｃｃｌ／ｒ
ｒｒの輝度を得ることができ、適度な輝度で表示情報を
シールトロに表示することができ、表示情報１６を適正
に視認することができる。

なお、上記表示装置付きへルメント５は、航空機、ヘリ
コプタのみならず、自動車、オードハイ等にも適用する
ことが可能である。

また、第３図乃至第７図は、本発明の他の実施例を示し
たもので、本実施例においては、ヘルメット５の外面に
は、スティールライト等の蛍光体を含んだアクリル等の
樹脂により形成された集光板１２が全域にわたって配設
されており、上記集光板１２の下端中央部には、上記ヘ
ルメット５の前部下端縁から内部に延び上記集光板１２
に照射された光を集光して集中的に発光させる発光部１
３が形成されている。上記集光板１２の発光部１３の近
傍には、筒状の光源１７が配設されており、この光源１
７からの光は、上記集光板１２を通って上記発光部１３
およびヘルメット５の外面部分から照射されるようにな
っている。

また、上記ヘルメット５の前部内側であって上記集光板
Ｉ２の発光部１３の近傍には、はぼく字状に折曲形成さ
れた表示ユニット１８が配設されており、この表示ユニ
ット１８は、その上下端部がヘルメット５の前側に位置
するように配置されている。上記表示ユニット１８の下
端部分には、所望の表示情報を表示する表示器としての
液晶セル１４が配設されており、この液晶セル１４は、
その所定の部分に所望の情報に基づいて電圧を印加する
ことにより、この電圧が印加された部分のみが透明とな
り、上記光源１７から集光板１２を通って発光部１３か
ら照射される光を透過できるようになっている。また、
上記表示ユニット１８の上記曲成部分内側には、反射板
１９が配設されており、上記表示ユニット１８の上端部
には、複数枚のレンズからなり上記液晶セル１４からの
表示情報を上記シールド６の内面に結像させる図示しな
い光学ユニットが配設されている。

また、第６図に示すように、上記集光板１２の表面の任
意の位置には、文字、図形等のエンブレム２０が形成さ
れており、このエンブレム２０は、第７図に示すように
、集光板１２０表面に切欠き溝２１を形成することによ
り形成されている。上記エンブレム２０は、上記光源１
７から光を照射して集光板１２を発光させた場合に、上
記切欠き溝２１部分から集中的に発光されることになり
、上記エンブレム２０部分が浮き出るように表示される
ようになっている。

本実施例においては、集光板１２から外部の光を集光し
て発光部１３から表示ユニット１８の液晶セル１４の裏
側に光を照射することにより、所定の表示信号に基づい
て液晶セル１４に表示される表示情報を発光させ、この
表示情報は、反射板１９により反射されて上記光学ユニ
ットを介してシールド６の内側に結像され、この表示情
報を視認者が視認するものである。

本実施例においても、上記実施例と同様に、上記液晶セ
ル１４に対して外部の光の照度に対応した適度な光を照
射することができるので、適度な輝度で表示情報をシー
ルド６の内側に表示することができ、表示情報を適正に
視認することができる。さらに、外部の光が集光できな
い場合は、上記光源１７から上記集光板に光を照射する
ことにより、集光板１２の発光部１３から液晶セル１４
に光を照射するものであり、この場合は、この光源１７
により、集光板１２も発光させることができるので、ヘ
ルメット５を外部から容易に認識することができ、安全
性を著しく高めることができる。

さらに、第８図は本発明の他の実施例を示したもので、
ヘルメット５の後部下方に光源１７を配置したものであ
り、その他の部分は、上記第３図に示すものと同様であ
るので、その説明を省略する。

本実施例においても、上記実施例と同様に、外部の光の
照度に対応した適度な光を照射することができるので、
適度な輝度で表示情報をシールド６の内側に表示するこ
とができ、表示情報を適正に視認することができる。さ
らに、上記光源１７から上記集光板１２に光を照射する
ことにより、集光板１２の発光部（図示せず）から光を
照射することができ、この場合は、集光板１２も発光さ
れ、ヘルメット５を外部から容易に認識することができ
、安全性を著しく高めることができる。

〔発明の効果］以上述べたように本発明に係る表示装置は、集光板によ
り表示器に対して外部の照度に対応した適度な光を照射
することが可能となるので、適度な輝度で表示情報をシ
ールドに表示することができ、表示情報を適正に視認す
ることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２回は第１
図の集光板の斜視図、第３図は本発明の他の実施例を示す構成図、第４図は第
３図の表示ユニ７）部分の縦断面図、第５図は第４図の
横断面図、第６図は第４図の一部の正面図、第７図（ａ）　、　（ｂ）はそれぞれ第６図のエンブレ
ム部分の拡大図および断面図、第８図は本発明のさらに他の実施例を示す構成図、第９図は従来の表示装置の概略を示す構成図、第１０図
は従来の表示装置を示す構成図、第１１図は従来の表示
装置を示す一部の縦断面図である。５・・・ヘルメット、６・・・シールド、１２・・・集
光板、１３・・・発光部、１４・・・液晶セル、１５・
・・レンズ、１７・・・光源、１８・・・表示ユニット
、１９・・・反射板、２０・・・エンブレム。

Claims

【特許請求の範囲】　ヘルメットの内部に所定の情報を表示する表示器を配
設し、この表示器からの表示情報を上記ヘルメットのシ
ールドにより視認者側に反射させ、上記表示器の表示情
報の虚像を視認するようにした表示装置において、上記ヘルメットの表面に、外部の光を集光して上記表示
器部分に発光させる集光板を取付けたことを特徴とする
表示装置。