JPH03251613A - セラミックヒータの通電制御方法 - Google Patents
セラミックヒータの通電制御方法Info
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- JPH03251613A JPH03251613A JP4890690A JP4890690A JPH03251613A JP H03251613 A JPH03251613 A JP H03251613A JP 4890690 A JP4890690 A JP 4890690A JP 4890690 A JP4890690 A JP 4890690A JP H03251613 A JPH03251613 A JP H03251613A
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- ceramic heater
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明はセラミックヒータの通電制御方法に関するもの
である。
である。
I従来の技術1
従来よりセラミックヒータは車両の暖房装置点火用やデ
ィーゼルエンジンの始動補助用あるいは石油ファンヒー
タの点火用等に使用され、それらの通電制御方法はグロ
ーリレーにより通電制御する方法が採用されており、前
記各種加熱装置は急速加熱が可能である反面、機械的な
構造を有するリレー接点は高速で断続させることができ
ない。
ィーゼルエンジンの始動補助用あるいは石油ファンヒー
タの点火用等に使用され、それらの通電制御方法はグロ
ーリレーにより通電制御する方法が採用されており、前
記各種加熱装置は急速加熱が可能である反面、機械的な
構造を有するリレー接点は高速で断続させることができ
ない。
とりわけ車両に搭載された場合には内燃機関の停止中及
び稼動中にかかわらず操作する必要上、−般に電源電圧
は9乃至15Vの巾を有し、該電圧がそのまま前記各種
加熱装置に印加されることから、設定された温度に達す
る時間が大きく変化し、前記各種加熱装置の着火性能及
びセラミックヒータの耐久性が悪くなるという欠点があ
ったり、セラミックヒータの温度が設定温度付近で波打
ち、安定した温度を維持し難いという欠点があった。
び稼動中にかかわらず操作する必要上、−般に電源電圧
は9乃至15Vの巾を有し、該電圧がそのまま前記各種
加熱装置に印加されることから、設定された温度に達す
る時間が大きく変化し、前記各種加熱装置の着火性能及
びセラミックヒータの耐久性が悪くなるという欠点があ
ったり、セラミックヒータの温度が設定温度付近で波打
ち、安定した温度を維持し難いという欠点があった。
そこで、前記欠点を解消するために、検出抵抗を介して
接続される有接点型リレーとトランジスタとを並列回路
として設け、はじめに電流制御装置の有接点型リレーを
断続制御してヒータが設定温度に達するまで加熱電流を
印加し、次いで制御装置の出力信号で有接点型リレーか
らトランジスタに切替え、該トランジスタを断続制御し
てヒータへの電流制御を行う通電制御方法が特公昭62
−33432号公報に提案されている。
接続される有接点型リレーとトランジスタとを並列回路
として設け、はじめに電流制御装置の有接点型リレーを
断続制御してヒータが設定温度に達するまで加熱電流を
印加し、次いで制御装置の出力信号で有接点型リレーか
らトランジスタに切替え、該トランジスタを断続制御し
てヒータへの電流制御を行う通電制御方法が特公昭62
−33432号公報に提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、前記通電制御方法ではセラミックヒータ
の設定温度付近での波打ちが緩和されるものの、有接点
型リレーを使用するためセラミックヒータの昇温時間は
電源電圧に左右され、該電源電圧が低下すると昇温時間
が規定値より遅くなり、始動遅れや点火ミスを招くこと
となる。また、前記電源電圧が高すぎると昇温時間が規
定値より早(なり、セラミックヒータを構成する発熱素
子と絶縁体との熱膨張の差からこのような電源電圧が繰
り返し印加されるとヒータを構成するセラミック体にク
ランクを生じ、発熱素子が断線しヒータとしての機能を
喪失するという課題があった[発明の目的1 本発明は上記欠点を解消するために成されたもので、そ
の目的は電源電圧の変動にかかわらずセラミックヒータ
の設定温度に達する昇温時間を一定にすることにより、
前記各種加熱装置の着火性能及びセラミックヒータの耐
久性の向上をはかるとともに、設定温度に達した後の温
度制御の波打ちを極力小さくするものである。
の設定温度付近での波打ちが緩和されるものの、有接点
型リレーを使用するためセラミックヒータの昇温時間は
電源電圧に左右され、該電源電圧が低下すると昇温時間
が規定値より遅くなり、始動遅れや点火ミスを招くこと
となる。また、前記電源電圧が高すぎると昇温時間が規
定値より早(なり、セラミックヒータを構成する発熱素
子と絶縁体との熱膨張の差からこのような電源電圧が繰
り返し印加されるとヒータを構成するセラミック体にク
ランクを生じ、発熱素子が断線しヒータとしての機能を
喪失するという課題があった[発明の目的1 本発明は上記欠点を解消するために成されたもので、そ
の目的は電源電圧の変動にかかわらずセラミックヒータ
の設定温度に達する昇温時間を一定にすることにより、
前記各種加熱装置の着火性能及びセラミックヒータの耐
久性の向上をはかるとともに、設定温度に達した後の温
度制御の波打ちを極力小さくするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明のセラミックヒータの通電制御方法は、マイクロ
コンピュータにセラミックヒータの設定温度と抵抗値の
相関に基づくヒータ設定抵抗値を記憶させ、制御装置へ
電源電圧を印加することにより前記マイクロコンピュー
タより高速弁の信号を出力し、基準抵抗線を介してセラ
ミックヒータに接続する半導体スイッチを断続制御し、
基準抵抗線両端の電圧を差動増幅器を通してマイクロコ
ンピュータにより流れた電流値を演算し、更に該電流値
とセラミックヒータの端子電圧からセラミックヒータの
抵抗値をそれぞれ演算し、該抵抗値と前記ヒータ設定抵
抗値とを比較しながらセラミックヒータが設定温度に達
するまでの電力の総和を常に等しくなるように制御する
ことを特徴とするものである。
コンピュータにセラミックヒータの設定温度と抵抗値の
相関に基づくヒータ設定抵抗値を記憶させ、制御装置へ
電源電圧を印加することにより前記マイクロコンピュー
タより高速弁の信号を出力し、基準抵抗線を介してセラ
ミックヒータに接続する半導体スイッチを断続制御し、
基準抵抗線両端の電圧を差動増幅器を通してマイクロコ
ンピュータにより流れた電流値を演算し、更に該電流値
とセラミックヒータの端子電圧からセラミックヒータの
抵抗値をそれぞれ演算し、該抵抗値と前記ヒータ設定抵
抗値とを比較しながらセラミックヒータが設定温度に達
するまでの電力の総和を常に等しくなるように制御する
ことを特徴とするものである。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に述べる。
第1図は車両の暖房装置点火用セラミンクヒータの通電
制御回路図である。図において、1はマイクロコンピュ
ータであり、該マイクロコンピュータ1と半導体スイン
チロ、差動増幅器7及び定電圧装置9とで制御装置3を
構成する。一方、セラミンクヒータ2は電源4の+側に
スイッチ8に通じた制御装置3と、半導体スイッチ6及
び基準抵抗線5を介して並列に接続されている。
制御回路図である。図において、1はマイクロコンピュ
ータであり、該マイクロコンピュータ1と半導体スイン
チロ、差動増幅器7及び定電圧装置9とで制御装置3を
構成する。一方、セラミンクヒータ2は電源4の+側に
スイッチ8に通じた制御装置3と、半導体スイッチ6及
び基準抵抗線5を介して並列に接続されている。
従って、セラミックヒータ2の通電電流は、電源4の+
側から半導体スイッチ6を通って基準抵抗線5からセラ
ミックヒータ2の+側へ、次いでセラミックヒータ2の
一側から電源4の一側へループ状に流れる。
側から半導体スイッチ6を通って基準抵抗線5からセラ
ミックヒータ2の+側へ、次いでセラミックヒータ2の
一側から電源4の一側へループ状に流れる。
又、温度制御に利用されるセラミックヒータ2の抵抗値
R7は、基準抵抗線5の両端の電圧V、−V2を差動増
幅器7を通してマイクロコンピュータ1へ入力して流れ
た電流値1丁を演算し、一方セラミックヒータ2の端子
電圧■2はR,、R2で分圧されてv3となり、該v3
と前記電流値Itからマイクロコンピュータ1で演算す
ることにより求められ、得られた抵抗値R7とヒータ設
定抵抗値とを比較してマイクロコンピュータ1から断続
信号を出力して半導体スイッチ6を制御することとなる
。すなわち、セラミックヒータが設定温度に達するまで
の温度制御は、前記マイクロコンピュータ1より10μ
sec乃至1sec毎に上記設定抵抗値とセラミックヒ
ータ2の抵抗値RTとを比較して半導体スイッチ6を断
続制御する。その際、セラミックヒータ2の端子電圧が
低い場合には10μSeC乃至1sec毎に半導体スイ
ッチ6を接続する状態を遮断状態より長くし、逆に上記
端子電圧が高い場合には半導体スイッチ6を接続する状
態を遮断する状態より短くすることにより、電源電圧の
変動に対して常に設定温度への昇温時間を一定とするこ
とが可能となる。よってセラミックヒータ2の設定温度
は、該設定温度と相関する抵抗値をマイクロコンピュー
タ1に記憶させておくことにより設定温度が維持される
ことになる。
R7は、基準抵抗線5の両端の電圧V、−V2を差動増
幅器7を通してマイクロコンピュータ1へ入力して流れ
た電流値1丁を演算し、一方セラミックヒータ2の端子
電圧■2はR,、R2で分圧されてv3となり、該v3
と前記電流値Itからマイクロコンピュータ1で演算す
ることにより求められ、得られた抵抗値R7とヒータ設
定抵抗値とを比較してマイクロコンピュータ1から断続
信号を出力して半導体スイッチ6を制御することとなる
。すなわち、セラミックヒータが設定温度に達するまで
の温度制御は、前記マイクロコンピュータ1より10μ
sec乃至1sec毎に上記設定抵抗値とセラミックヒ
ータ2の抵抗値RTとを比較して半導体スイッチ6を断
続制御する。その際、セラミックヒータ2の端子電圧が
低い場合には10μSeC乃至1sec毎に半導体スイ
ッチ6を接続する状態を遮断状態より長くし、逆に上記
端子電圧が高い場合には半導体スイッチ6を接続する状
態を遮断する状態より短くすることにより、電源電圧の
変動に対して常に設定温度への昇温時間を一定とするこ
とが可能となる。よってセラミックヒータ2の設定温度
は、該設定温度と相関する抵抗値をマイクロコンピュー
タ1に記憶させておくことにより設定温度が維持される
ことになる。
尚、マイクロコンピュータからの信号の出力間隔が10
μsec未満では半導体スイッチの応答性が十分でなく
温度制御の精度が悪くなり、l secを越えると従来
のグローリレーによる通電制御方法と同様となる。また
、半導体スイッチとしては、高出力用MO3形電界効果
トランジスタが好適に使用できる。
μsec未満では半導体スイッチの応答性が十分でなく
温度制御の精度が悪くなり、l secを越えると従来
のグローリレーによる通電制御方法と同様となる。また
、半導体スイッチとしては、高出力用MO3形電界効果
トランジスタが好適に使用できる。
(実験例)
セラミックヒータの温度と抵抗値の相関が、常温で30
0Ωを、1110°Cで1060+++Ωを示す窒化珪
素質セラミックなどの電気絶縁性、耐熱性及び機械強度
を有するセラミック焼結体中に、タングステン、モリブ
デン等の高融点金属から成る発熱抵抗線を埋設したセラ
ミックヒータを使用し、本発明の通電制御方法を評価し
た。
0Ωを、1110°Cで1060+++Ωを示す窒化珪
素質セラミックなどの電気絶縁性、耐熱性及び機械強度
を有するセラミック焼結体中に、タングステン、モリブ
デン等の高融点金属から成る発熱抵抗線を埋設したセラ
ミックヒータを使用し、本発明の通電制御方法を評価し
た。
上記評価にあたり、設定温度を1110°Cとし、セラ
ミックヒータの昇温時間を5sec間に設定した。
ミックヒータの昇温時間を5sec間に設定した。
次に設定抵抗値をチエツクする信号時間巾を1m5ec
、通電断続時間の最小値を10m5ecに、かつ設定抵
抗値とセラミックヒータの抵抗値との比較時間巾を1+
+secに設定した。以上の各設定値とセラミックヒー
タの制御する抵抗中、すなわち設定温度と常温との抵抗
値の差をマイクロコンピュータに記憶させた。
、通電断続時間の最小値を10m5ecに、かつ設定抵
抗値とセラミックヒータの抵抗値との比較時間巾を1+
+secに設定した。以上の各設定値とセラミックヒー
タの制御する抵抗中、すなわち設定温度と常温との抵抗
値の差をマイクロコンピュータに記憶させた。
スイッチ8により電源4を投入すると、定電圧装置から
5vの電圧がマイクロコンピュータ1に印加され、該マ
イクロコンピュータ1から1sosecの負パルスが出
力され半導体スイッチ6のゲートをトリガーすることに
より1m+sec間の電流が電源4から半導体スイッチ
6を通って基準抵抗線5へ更にセラミックヒータ2から
電源4へと流れる。
5vの電圧がマイクロコンピュータ1に印加され、該マ
イクロコンピュータ1から1sosecの負パルスが出
力され半導体スイッチ6のゲートをトリガーすることに
より1m+sec間の電流が電源4から半導体スイッチ
6を通って基準抵抗線5へ更にセラミックヒータ2から
電源4へと流れる。
前記電流値Itは基準抵抗線5の両端の電圧V、−V2
を基準抵抗値Rsで割った値となり、セラミックヒータ
2の端子電圧■2はR1% R1で分圧されて■3とな
り、前記電流値I□と端子電圧■、とからセラミックヒ
ータ2の抵抗値Rtを演算し該抵抗値R7と設定抵抗値
とを比較してマイクロコンピュータ1から断続信号を出
力して半導体スイッチ6を制御する。尚、この過程で半
導体スイッチ6が接続される間隔は、印加される電源電
圧により変化し、昇温時間は5sec間で設定温度に到
達する。
を基準抵抗値Rsで割った値となり、セラミックヒータ
2の端子電圧■2はR1% R1で分圧されて■3とな
り、前記電流値I□と端子電圧■、とからセラミックヒ
ータ2の抵抗値Rtを演算し該抵抗値R7と設定抵抗値
とを比較してマイクロコンピュータ1から断続信号を出
力して半導体スイッチ6を制御する。尚、この過程で半
導体スイッチ6が接続される間隔は、印加される電源電
圧により変化し、昇温時間は5sec間で設定温度に到
達する。
上記セラミックヒータを使用し、本発明の通電制御方法
と従来のグローリレーによる方法とで電・源電圧を9乃
至15Vに種々設定した場合の1110°Cに門する昇
温時間を測定した結果を第2図に示す。
と従来のグローリレーによる方法とで電・源電圧を9乃
至15Vに種々設定した場合の1110°Cに門する昇
温時間を測定した結果を第2図に示す。
同様にして車両の暖房装置に組み込み、電源電圧を14
Vとしてセラミックヒータへ30sec間通電して燃料
に着火し、該燃料を5m1n間燃焼させ5m1n間冷却
する操作を1サイクルとした耐久試験を実施し、試料数
各50個について100サイクル毎にそれぞれのセラミ
ックヒータの抵抗値を測定し、該抵抗値が無限大となっ
たもの、及びクラックが認められるものを不良とした。
Vとしてセラミックヒータへ30sec間通電して燃料
に着火し、該燃料を5m1n間燃焼させ5m1n間冷却
する操作を1サイクルとした耐久試験を実施し、試料数
各50個について100サイクル毎にそれぞれのセラミ
ックヒータの抵抗値を測定し、該抵抗値が無限大となっ
たもの、及びクラックが認められるものを不良とした。
その結果を第3図及び第4図に示す。
第2図から明らかなように、電源電圧が9vまで低下す
ると従来の通電制御方法では12sec間かかってした
のが、本発明に係る通電制御方法では7sec以内で所
定の温度に達することから、低電圧時でも確実に着火す
ることができる。
ると従来の通電制御方法では12sec間かかってした
のが、本発明に係る通電制御方法では7sec以内で所
定の温度に達することから、低電圧時でも確実に着火す
ることができる。
また、耐久試験では第4図の従来の通電制御方法では4
000サイクルで不良の発生が認められたが、本発明に
係る通電制御方法では第3図に見られるように8000
サイクルで初めて不良の発生が認められ、約2倍の耐久
性が確認された。その上、14000サイクル後の良品
数も従来の通電制御方法ではわずか11個であったのに
対し、本発明の通電制御方法では36個の3倍強と極め
て優れていることが明らかとなった。
000サイクルで不良の発生が認められたが、本発明に
係る通電制御方法では第3図に見られるように8000
サイクルで初めて不良の発生が認められ、約2倍の耐久
性が確認された。その上、14000サイクル後の良品
数も従来の通電制御方法ではわずか11個であったのに
対し、本発明の通電制御方法では36個の3倍強と極め
て優れていることが明らかとなった。
尚、昇温時間を一定にして電源電圧をlO乃至15Vと
変化させて設定温度に対する温度バラツキを種々測定し
たところ、従来の通電制御方法では前記温度バラツキが
80°C以上あるのに対して、本発明の通電制御方法で
は前記温度バラツキが20″C以内と極めて優れている
ことが確認できた。
変化させて設定温度に対する温度バラツキを種々測定し
たところ、従来の通電制御方法では前記温度バラツキが
80°C以上あるのに対して、本発明の通電制御方法で
は前記温度バラツキが20″C以内と極めて優れている
ことが確認できた。
尚、本発明のセラミックヒータの通電制御方法は、上述
の実施例及び実験例に限定されるものではなく、ディー
ゼルエンジンの始動補助用のグロープラグ等にも通用可
能である。
の実施例及び実験例に限定されるものではなく、ディー
ゼルエンジンの始動補助用のグロープラグ等にも通用可
能である。
[発明の効果1
畝上のように本発明のセラミックヒータの通電制御方法
によれば、電源電圧の変動にかかわらずセラミックヒー
タの設定温度に達する昇温時間を一定にすることができ
、各種加熱装置の始動遅れや点火ミスが皆無となり、着
火性能が著しく向上するとともにセラミックヒータの耐
久性も著しく向上させることができ、各種加熱装置に好
適なセラミックヒータの通電制御方法を提供することが
できる。
によれば、電源電圧の変動にかかわらずセラミックヒー
タの設定温度に達する昇温時間を一定にすることができ
、各種加熱装置の始動遅れや点火ミスが皆無となり、着
火性能が著しく向上するとともにセラミックヒータの耐
久性も著しく向上させることができ、各種加熱装置に好
適なセラミックヒータの通電制御方法を提供することが
できる。
第1図は本発明のセラミックヒータの通電制御方法を説
明するための通電制御回路図、第2図は本発明のセラミ
ックヒータの通電制御方法の一実施例を具体的に示した
電源電圧と昇温時間の関係を示す図、第3図は本発明の
セラミンクヒータの通電制御方法によるセラミ・7クヒ
ータの耐久試験の結果を示す図、第4図は従来の通電制
御方法によるセラミックヒータの耐久試験の結果を示す
図である。 1・・・マイクロコンピュータ 2・・・セラミックヒータ 3・・・制御装置 4・・・電源 5・・・基準抵抗線 6・・・半導体スイッチ 7・・・差動増幅器 8・・・スイッチ
明するための通電制御回路図、第2図は本発明のセラミ
ックヒータの通電制御方法の一実施例を具体的に示した
電源電圧と昇温時間の関係を示す図、第3図は本発明の
セラミンクヒータの通電制御方法によるセラミ・7クヒ
ータの耐久試験の結果を示す図、第4図は従来の通電制
御方法によるセラミックヒータの耐久試験の結果を示す
図である。 1・・・マイクロコンピュータ 2・・・セラミックヒータ 3・・・制御装置 4・・・電源 5・・・基準抵抗線 6・・・半導体スイッチ 7・・・差動増幅器 8・・・スイッチ
Claims (1)
- マイクロコンピュータによりセラミックヒータへの供給
電力を制御するセラミックヒータの通電制御方法におい
て、マイクロコンピュータにセラミックヒータの設定温
度と抵抗値の相関に基づくヒータ設定抵抗値を記憶させ
、制御装置へ電源電圧を印加することにより前記マイク
ロコンピュータより高速の信号を出力し、基準抵抗線を
介してセラミックヒータに接続する半導体スイッチを断
続制御し、基準抵抗線両端の電圧を差動増幅器を通して
マイクロコンピュータにより流れた電流値を演算し、更
に該電流値とセラミックヒータの端子電圧からセラミッ
クヒータの抵抗値を演算し、該抵抗値と前記ヒータ設定
抵抗値とを比較しながらセラミックヒータが設定温度に
達するまでの電力の総和を常に等しくなるように制御す
ることを特徴とするセラミックヒータの通電制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4890690A JPH03251613A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | セラミックヒータの通電制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4890690A JPH03251613A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | セラミックヒータの通電制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03251613A true JPH03251613A (ja) | 1991-11-11 |
Family
ID=12816312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4890690A Pending JPH03251613A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | セラミックヒータの通電制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03251613A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6803544B1 (en) * | 2000-10-06 | 2004-10-12 | Emerson Electric Co. | Ignitor distinguishing control system and method therefor |
JP2009168319A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Autonetworks Technologies Ltd | グロープラグ制御装置及び制御方法 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4890690A patent/JPH03251613A/ja active Pending
Cited By (2)
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