JPH03251538A - 外用鎮痒剤 - Google Patents

外用鎮痒剤

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JPH03251538A
JPH03251538A JP2172797A JP17279790A JPH03251538A JP H03251538 A JPH03251538 A JP H03251538A JP 2172797 A JP2172797 A JP 2172797A JP 17279790 A JP17279790 A JP 17279790A JP H03251538 A JPH03251538 A JP H03251538A
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JP
Japan
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scutellariae
weight
antipruritic agent
external
scutellaria
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JP2172797A
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English (en)
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Mitsuhiko Maeda
前田 満彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は皮膚疾患等により生じた痒みや、化粧品、医薬
部外品、医薬品等を使用した際に生した痒み等を止める
新規な外用鎮痒剤に関するものである。
(従来技術と問題点) 従来、痒みに対しては坑ヒスタミン剤の内服または外用
により治療が行われている。しかし。
疾患の軽重を問わず鎮痒効果はあるが少ない。また、公
知の外用合成副腎皮質ホルモン剤を適用した場合、鎮痒
効果はあるが、副作用も大きく、長期間の投与は危険で
ある。
このように痒みに対する患者の苦痛を安心してやわらげ
る鎮痒剤がないというのが、治療者および患者にとって
大きな問題となっている。したがって、かかる問題を完
全に解決する鎮痒剤を開発することが強く要望されてい
る。
本発明の目的は、上述した問題点を解決し、患部に単に
塗布するだけで瞬時にかつ完全に痒みを止め、また痒み
止め効果を持続した新規な外用鎮痒剤を提供せんとする
にある。
(問題点を解決する手段) すなわち1本発明はオウレン、オウバク サンシンおよ
びオウゴンから選択した少なくとも1種を有効成分とす
る外用鎮痒剤にある。
本発明の好適例においては、該有効成分がいずれか1種
の場合使用量は少なくとも20重量%で、少なくとも2
種以上の組み合わせの場合使用量は合計で少なくとも2
0重量%、好ましくは70−80重量%である。特に、
前記有効成分が4種すべての組み合わせの場合、混合割
合を1−30重量%のオウレン、5−40重量%のオウ
バク、10−50重量%のサンシシ、15−60重量%
のオウゴンとする。また、副成分として1−50重量%
のオリーブ油若しくはラノリン油またはスクワラ油と、
1−50重量%の尿素またはカルバミドを含有する。
(作用) 本発明の外用鎮痒剤は、前述したオウレン、オウバク、
サンシンおよびオウゴンから選択した少なくとも1種の
有効成分を所定量の水に加え、はぼ20−70%の濃度
になるまで煎じることにより得られる。この前液をその
まま痒み部分に塗布するか、または通常使用されている
基剤や溶剤を用いてローション、クリーム、リニメント
または軟膏にしてもよい。
本発明に係る有効成分の内、オウレンは黄連(Copt
is japonica Makino)の根茎を乾燥
したものである。また、オウバクはキハダ(Phell
odendronamurense Ruprecht
)またはその他同属植物の樹皮を乾燥したものである。
さらに、サンシンはクチナシ(Gardenia ja
sminoides Ellis)またはその間属植物
の果実である。また、オウゴンはコガネバナ(Scut
ellaria baicalensis Georg
i)の層成を除いた根である。これらはいずれも生薬で
、その個々の効能については十分に知られている。しか
し、各生薬が鎮痒作用を示すことは全く知られておらず
、本発明者の種々の研究の結果、各生薬を上述した使用
量で用いた際に鎮痒作用を見い出したものである。なお
、該生薬を単独で使用した場合よりも、少なくとも2種
以上組み合わせると、−層鎮痒効果が高まる。特に、前
記4種の有効成分を前述した好適割合で組み合わせて使
用すると、鎮痒効果を速やかに発揮させることができる
゛ 本発明の外用鎮痒剤に副成分として前記割合のニー
オリーブ油若しくはラノリン油またはスクワラ油と、尿
素またはカルバミドを添加することにより。
保湿効果を保持しながら塗布部分の乾燥を防ぎ。
また鎮痒効果の持続時間を延ばすことができる。
また、公知の外用合成副腎皮質ホルモン剤を本発明の外
用鎮痒剤に配合することにより、痒みの掻破による皮疹
の増大を軽減化し、上記ホルモン剤による治療効果速度
をさらに高めることもできる。
本発明の鎮痒剤は湿疹、皮膚炎群(接触皮膚炎。
進行性指掌角皮症、アトピー性皮膚炎、ビダール苔癖1
日光皮膚炎等を含む〕、痒疹群(奪麻疹。
痒疹等を含む)、薬療、虫さされ、凍瘉等による生ずる
痒みを止めるのに極めて有効である。
(実施例) 次に1本発明を実施例ならびに薬理効果について説明す
る。
実施例 1 オウレン、オウバク、サンシン、オウゴンの各成分を所
定量の水に添加し、ついでかきませながら次の第1〜4
表に示す濃度まで煎じて前液を得た。これら前液を用い
てアトピー性皮膚炎の痒みに対する臨床試験を行って第
1〜4表に示す結果を得た。比較のため、従来のシフエ
トラミンを主成分とするレスタミンコーワ軟膏を用いて
上記と同じ臨床試験を行ない、その結果を100として
指数表示した。この場合、指数数値が大きくなるほど、
痒み止め効果が優れている。
なお、他の痒みに対しても上記前液は第1〜4表の結果
とほぼ同様の傾向を示すことを確かめた。
実施例 2 3gのオウレンと、3gのオウバクと、4gのサンシシ
と、6gのオウゴンとを600m1の水に添加し2次い
でかきまぜながら50%の濃度まで煎じて前液を得た。
これら前液を用いて皮膚炎群、痒疹群、薬療、虫さされ
及び凍瘉を対象とした各130症例の二重盲検による臨
床試験を行って下表に示す結果を得た。
疾患名      治癒有効率 皮膚炎群   86.9%(113/130)痒疹群 
  83.1%(108/130)薬療    800
%(104/130)虫さされ   93.1%(12
1/130)凍瘉    92.3%(120/130
)次いで、上記前液を従来の代表的な鎮痒剤と比較して
その鎮痒効果を示すと9次のとおりである。
すなわち、上述した種々の痒みに対する鎮痒効果を指数
で表示すれば、従来のシフエトラミンを主成分とするレ
スタミンコーワ軟膏を100とした場合、上記前液は1
50で、極めて優れていた。
また、鎮痒効果の持続時間を指数で表示すれば上記従来
のレスタミンコーワ軟膏を100とした場合、上記前液
は250と著しく優れていた。
実施例 3 15gのオウレンと、3gのオウバクと、3gのサンシ
シと、3gのオウゴンとを600m1の水に添加し9次
いでかきまぜながら50%の濃度まで煎じて前液を得た
実施例 4 2gのオウレンと、2gのオウバクと、2gのサンシシ
と、2gのオウゴンとを600m/の水に添加し1次い
でかきまぜながら50%の濃度まで煎じて前液を得た。
実施例3および4の各前液を用いて実施例2と同様の臨
床試験を行ったところ、はぼ実施例2と同じ結果が得ら
れた。
軟膏製造例 実施例2,3または4の前液10%に5gの尿素と、5
gの加水ラノリンと、適量の親水軟膏とを添加し1通常
の製法により軟膏を製造した。
(発明の効果) 上述したように9本発明の外用鎮痒剤によれば。
種々の痒みに対し瞬時に痒みを止め、またその持続時間
も長く、著しく優れた鎮痒効果を示すもので、痒みに悩
む患者に多大の効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オウレン、オウバク、サンシシおよびオウゴンから
    選択した少なくとも1種を有効成分とする外用鎮痒剤。 2、前記有効成分が1種のみの場合、使用量は少なくと
    も20重量%である特許請求の範囲第1項記載の外用鎮
    痒剤。 3、前記有効成分が少なくとも2種以上の組み合わせの
    場合、使用量は合計で少なくとも20重量%である特許
    請求の範囲第1項記載の外用鎮痒剤。 4、使用量が合計で70−80重量%である特許請求の
    範囲第3項記載の外用鎮痒剤。 5、前記有効成分の4種の混合割合が1−30重量%の
    オウレン、5−40重量%のオウバク、10−50重量
    %のサンシシ、15−60重量%のオウゴンとする特許
    請求の範囲第1項記載の外用鎮痒剤。 6、副成分として1−50重量%のオリーブ油若しくは
    ラノリン油またはスクワラ油と、1−50重量%の尿素
    またはカルバミドを含有する特許請求の範囲第1項記載
    の外用鎮痒剤。
JP2172797A 1990-01-29 1990-07-02 外用鎮痒剤 Pending JPH03251538A (ja)

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