JPH03251509A - 銅イオンを含有するゲルビーズによる殺菌・殺藻剤の製造方法 - Google Patents
銅イオンを含有するゲルビーズによる殺菌・殺藻剤の製造方法Info
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- JPH03251509A JPH03251509A JP2045909A JP4590990A JPH03251509A JP H03251509 A JPH03251509 A JP H03251509A JP 2045909 A JP2045909 A JP 2045909A JP 4590990 A JP4590990 A JP 4590990A JP H03251509 A JPH03251509 A JP H03251509A
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、池、水槽等の藻類の繁殖を抑制するために
使用される銅イオンを、ゲルピース状に成し微量ずつ溶
出させることを特徴とするゲルビーズの製造に関する。
使用される銅イオンを、ゲルピース状に成し微量ずつ溶
出させることを特徴とするゲルビーズの製造に関する。
〔従来の技術］
殺藻剤として使用されて来た硫酸銅は、銅の電解を行な
う際の副産物として産出され、使用に際しては硫酸銅粉
末をそのまま投入するか、−度水に溶かし水溶液として
散布又はポンプにより液中に注入する方法が採用されて
いた。また次亜塩素酸ナトリウムの固形物を水中に投入
する方法も行なわれている。そのため効果は一時的なも
のであり、投入または注入時には高濃度となるが、徐々
に濃度低下を起し、藻類の再繁殖が見らハでいる。この
ように長期間にわたる効果を得ることがむずかしかった
ため１手間がかかり、薬剤の保管場所の確保や、装置が
大がかりであった、〔発明が解決しようとする課題〕 従来この種殺菌・殺藻剤として使用されている硫酸銅は
０本来農薬（ボルドー液）、ヨード製造（ヨウ化銅法）
、木材防腐剤５銅メツキ等に利用されており、殺菌・殺
藻剤用に開発されていないため、水中における長期溶存
性に欠けると共に、濃度を一定に維持することはむずか
しかった。
う際の副産物として産出され、使用に際しては硫酸銅粉
末をそのまま投入するか、−度水に溶かし水溶液として
散布又はポンプにより液中に注入する方法が採用されて
いた。また次亜塩素酸ナトリウムの固形物を水中に投入
する方法も行なわれている。そのため効果は一時的なも
のであり、投入または注入時には高濃度となるが、徐々
に濃度低下を起し、藻類の再繁殖が見らハでいる。この
ように長期間にわたる効果を得ることがむずかしかった
ため１手間がかかり、薬剤の保管場所の確保や、装置が
大がかりであった、〔発明が解決しようとする課題〕 従来この種殺菌・殺藻剤として使用されている硫酸銅は
０本来農薬（ボルドー液）、ヨード製造（ヨウ化銅法）
、木材防腐剤５銅メツキ等に利用されており、殺菌・殺
藻剤用に開発されていないため、水中における長期溶存
性に欠けると共に、濃度を一定に維持することはむずか
しかった。
ここにおいてこの発明は、アルギン酸ナトリウムを水溶
液として溶解し、別に硫酸銅又は塩化銅の水溶液を同様
に攪拌しながら溶解し、その中に先のアルギン酸ナトリ
ウムの水溶液を滴下することにより置換反応を起させ。
液として溶解し、別に硫酸銅又は塩化銅の水溶液を同様
に攪拌しながら溶解し、その中に先のアルギン酸ナトリ
ウムの水溶液を滴下することにより置換反応を起させ。
銅イオンを含むゲル状の粒子（ビーズ）とすることがで
きる。このゲルビーズは、水に接触することにより徐々
に溶出するため、長期間の持続効果が得られることを可
能としたものである。
きる。このゲルビーズは、水に接触することにより徐々
に溶出するため、長期間の持続効果が得られることを可
能としたものである。
添付図面中筒１図は、この発明における実施例のフロー
シートであり、市販されている粉末アルギン酸ナトリウ
ムを蒸留水に０．５％〜２．５％範囲の水溶液を作り、
オートクレーブｌで溶解し、貯留槽２で室温的２０℃ま
で自然冷却を行なう。一方、別に硫酸銅・五水和物を蒸
留水に１．０％〜５．０％範囲の水溶Ｆｉ、を貯留槽３
で攪拌機４で十分に攪拌溶解する。溶解後もさらに攪拌
を続けなから、先に作ったアルギン酸ナトリムウム溶液
を、ｔｉ、送ポンプ５により液送管６，７で、゛硫酸銅
水溶液の貯留槽３の中に滴下する。
シートであり、市販されている粉末アルギン酸ナトリウ
ムを蒸留水に０．５％〜２．５％範囲の水溶液を作り、
オートクレーブｌで溶解し、貯留槽２で室温的２０℃ま
で自然冷却を行なう。一方、別に硫酸銅・五水和物を蒸
留水に１．０％〜５．０％範囲の水溶Ｆｉ、を貯留槽３
で攪拌機４で十分に攪拌溶解する。溶解後もさらに攪拌
を続けなから、先に作ったアルギン酸ナトリムウム溶液
を、ｔｉ、送ポンプ５により液送管６，７で、゛硫酸銅
水溶液の貯留槽３の中に滴下する。
この時液送管７の先端部分を数本に分岐し滴下管７′を
置いて、この口径の寸法により直径２ｍ＋〜６ｍ位のア
ルギン酸・銅の球状ゲルビーズを得ることができる。
置いて、この口径の寸法により直径２ｍ＋〜６ｍ位のア
ルギン酸・銅の球状ゲルビーズを得ることができる。
この時アルギン酸ナトリウムと硫酸銅・五水和物は次式
のように置換反応が行なわれる。
のように置換反応が行なわれる。
（Ｃ／ＩＨ／３０／Ｊ Ｎ ａ２ ） ｎ＋ ｎ ＣＩ
Ｊ ＳＣ２（アルギン酸ナトリウム） （硫酸銅９−
＋ （Ｃ７ｚＨＩＪＯ７３Ｃｕ） ｎ ＋
ｎ Ｎａ ＳＯ４（アルキン酸・銅）
（硫酸ナトリウム）となり、銅イオンを含有するゲル
ビーズ８となる。これが第１吹製品であり、このゲルビ
ーズを更に乾燥させることにより水分を除去すると、乾
燥したゲルビーズを得ることができる。こ、れか第２吹
製品となり、共に銅イオン溶出が長期間にわたる効果を
得ることができた。
Ｊ ＳＣ２（アルギン酸ナトリウム） （硫酸銅９−
＋ （Ｃ７ｚＨＩＪＯ７３Ｃｕ） ｎ ＋
ｎ Ｎａ ＳＯ４（アルキン酸・銅）
（硫酸ナトリウム）となり、銅イオンを含有するゲル
ビーズ８となる。これが第１吹製品であり、このゲルビ
ーズを更に乾燥させることにより水分を除去すると、乾
燥したゲルビーズを得ることができる。こ、れか第２吹
製品となり、共に銅イオン溶出が長期間にわたる効果を
得ることができた。
第２図は、二の発明により製造さハた銅イオンを含有し
たゲルビーズを使用した実験装置である。この時使用し
たゲルピースは１キログラムで、硫酸鋼・五水和物とし
て２４．９グラムを含有しているものを用いた。
たゲルビーズを使用した実験装置である。この時使用し
たゲルピースは１キログラムで、硫酸鋼・五水和物とし
て２４．９グラムを含有しているものを用いた。
当該ゲルビーズ８を蒸留水でよく洗った後５円筒状のガ
ラス製容器９に充填し、たｉ濾過装置】０を作製し、上
向流；濾過方式による方法で脱塩水ｌＯリットルの入っ
た木樽１１に、循環ポンプＩ２をポリチューブ１３を介
して接続し、前記脱塩水を毎分１００ミリリツトルで送
液するように設置した。
ラス製容器９に充填し、たｉ濾過装置】０を作製し、上
向流；濾過方式による方法で脱塩水ｌＯリットルの入っ
た木樽１１に、循環ポンプＩ２をポリチューブ１３を介
して接続し、前記脱塩水を毎分１００ミリリツトルで送
液するように設置した。
なお図に１４はゲルビーズ８の保持網で、１５は開閉弁
】６を備える排水路である、 なお上記においては、ｌｉｔ酸銅を用いた場合について
説明したか２塩化鋼を用いても同様な結果が得ら才１．
その反応式を示すと次のとおりである。
】６を備える排水路である、 なお上記においては、ｌｉｔ酸銅を用いた場合について
説明したか２塩化鋼を用いても同様な結果が得ら才１．
その反応式を示すと次のとおりである。
（Ｃ＋２）（１３０＋３Ｎａ２１ ｎ＋ ｎ Ｃ，ｕＣ
Ｑ２（アルギン酸ナトｌｌウム） （塩化第二銅）→（
Ｃ１２Ｈ１３０１３ＣＨ１ｎ＋ ２ｎ Ｎａ（： Ｑ
（アルギン酸・銅） （発明の効果〕 従来技術では、藻類の発生を見てから薬剤を投入または
注入を行なっていたが、この発明の製品を使用する二と
により、ｆ＆順の発生を初めから抑止することが可能で
あり、装置としてもカートリッジ状にして取り付けるだ
けですみ、低原価で長期間効果が維持することか可能と
なった。
Ｑ２（アルギン酸ナトｌｌウム） （塩化第二銅）→（
Ｃ１２Ｈ１３０１３ＣＨ１ｎ＋ ２ｎ Ｎａ（： Ｑ
（アルギン酸・銅） （発明の効果〕 従来技術では、藻類の発生を見てから薬剤を投入または
注入を行なっていたが、この発明の製品を使用する二と
により、ｆ＆順の発生を初めから抑止することが可能で
あり、装置としてもカートリッジ状にして取り付けるだ
けですみ、低原価で長期間効果が維持することか可能と
なった。
第１図はこの発明の方法に関するフローシートで、第２
図はこの発明により製造された銅イオンを含有したゲル
ピースを使用した実験装置の図である。
図はこの発明により製造された銅イオンを含有したゲル
ピースを使用した実験装置の図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）硫酸銅又は塩化銅の水溶液１．０％〜５．０％にア
ルギン酸ナトリウム水溶液０．５％〜２．５％を滴下し
、置換反応させ、アルギン酸・銅の球状ゲルビーズを作
ることにより、水中に設置することにより微量ずつ銅イ
オンが溶出し、長期間にわたり殺菌・殺藻の効果を得る
ことを特徴とする銅イオンを含有するゲルビーズの製造
方法。 ２）前記ゲルビーズを乾燥し水分を除去した請求項１の
機能を有する乾燥ゲルビーズの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2045909A JPH03251509A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 銅イオンを含有するゲルビーズによる殺菌・殺藻剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2045909A JPH03251509A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 銅イオンを含有するゲルビーズによる殺菌・殺藻剤の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03251509A true JPH03251509A (ja) | 1991-11-11 |
Family
ID=12732374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2045909A Pending JPH03251509A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 銅イオンを含有するゲルビーズによる殺菌・殺藻剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03251509A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998017117A1 (fr) * | 1996-10-18 | 1998-04-30 | Zaidan Hojin Shiniryozaidan | Melange fluide bactericide |
| WO2009114116A2 (en) * | 2008-03-11 | 2009-09-17 | Gowan Co. | Plant treatment compositions and methods for their use |
| WO2010101659A1 (en) * | 2009-03-06 | 2010-09-10 | Gowan Co. | Plant treatment compositions and methods for their use |
| CN104947265A (zh) * | 2015-07-09 | 2015-09-30 | 厦门百美特生物材料科技有限公司 | 一种具有良好抗菌效果的低成本纱线 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49102848A (ja) * | 1973-02-10 | 1974-09-28 | ||
| JPS5372819A (en) * | 1976-12-04 | 1978-06-28 | Tokyo Yuuki Kagaku Kougiyou Kk | Nonnmedical bactericide and algae killing agent |
| JPS6274933A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-06 | Kibun Kk | 球形ゼリ−の製造法 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP2045909A patent/JPH03251509A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49102848A (ja) * | 1973-02-10 | 1974-09-28 | ||
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| WO2009114116A3 (en) * | 2008-03-11 | 2010-09-10 | Gowan Comercio Internacional E Servicios L | Plant treatment compositions and methods for their use |
| WO2010101659A1 (en) * | 2009-03-06 | 2010-09-10 | Gowan Co. | Plant treatment compositions and methods for their use |
| CN104947265A (zh) * | 2015-07-09 | 2015-09-30 | 厦门百美特生物材料科技有限公司 | 一种具有良好抗菌效果的低成本纱线 |
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