JPH03250811A - フイルタ回路 - Google Patents

フイルタ回路

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JPH03250811A
JPH03250811A JP2047521A JP4752190A JPH03250811A JP H03250811 A JPH03250811 A JP H03250811A JP 2047521 A JP2047521 A JP 2047521A JP 4752190 A JP4752190 A JP 4752190A JP H03250811 A JPH03250811 A JP H03250811A
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Haruichi Emoto
晴一 江本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする課題 Elll!を解決するための手段(第1図、び第4図) F作用(第1図、第3図及び第4図) G実施例 第3図及 (G1)実施例の構成(第1図〜第11図)(Gl−1
)差データ作成回路(第3図〜第9図)(G 1−2)
デコーダ回路(第10図及び第11図)(G2)実施例
の動作 (G3)実施例の効果 (G4)他の実施例(第12図及び第13図)H発明の
効果 A産業上の利用分野 本発明はフィルタ回路に関し、例えば動画映像信号を高
能率符号化処理して伝送する映像信号伝送装置に適用し
得る。
B発明の概要 本発明は、フィルタ回路において、垂直及び水平方向に
遅延する画像データの選択出力を加電出力することによ
り、簡易な構成で特性を切り換えることができる。
C従来の技術 従来、例えばテレビ会議システム、テレビ電話システム
などのように動画映像でなる映像信号を遠隔地に伝送す
るいわゆる映像通信伝送システムにおいては、伝送路を
効率良く利用するため、映像信号のフレーム間相関を利
用して映像信号をフレーム間符号化処理するようになさ
れ、これにより有意情報の伝送効率を高めるようになさ
れている。
すなわち伝送装置側においては、動きベクトル検出回路
で、所定フレームの画像(以下基準フレームの画像と呼
ぶ)を基準にして伝送する画像の動きベクトルを検出す
る。
さらに送信装置側は、基準フレームの画像を動きベクト
ルの分だけ移動させて比較基準の画像を生成した後、伝
送する画像及び比較基準の画像の間で順次画素単位で差
データを検出し、当該差データを動きベクトルと共に伝
送する。
受信装置においては、予め伝送された基準フレームの画
像を伝送された動きベクトルの分だけ移動させた後、伝
送された差データを加電して元の画像を再現する。
これにより1フレ一ム分の画像データを直接伝送する場
合に比して、少ないデータ量で1フレ一ム分の画像デー
タを伝送し得、当該処理を繰り返すことにより、効率良
く映像信号を伝送することができる。
D発明が解決しようとする課題 ところでこの種の映像信号伝送装置においては、フレー
ム間符号化処理する際、1フレームの画像を複数の領域
(以下マクロブロックと呼ぶ)に分割し、各マクロブロ
ック毎に動きベクトルを検出するようになされている。
すなわち、所定の動きベクトル検出範囲内で、マクロブ
ロックに対して基準フレームの画像を順次移動させ、差
データのデータ量が最も小さくなる移動位置(すなわち
動きベクトルでなる)を検出する。
さらに検出した移動位置まで基準フレームの画像を移動
させ、マクロブロックに対応する領域の画像データを検
出することにより、差データ検出用の比較基準の画像デ
ータを作成する。
この処理を繰り返して、マクロブロック毎に差データを
検出し、当該差データをディスクリートコサイン変換処
理、再量子化処理、可変長符号化処理して伝送する。
従って、この種の映像信号伝送装置においては、マクロ
ブロック毎に動きベクトルを検出して処理することによ
り、マクロブロックの境界が目立つように画像データが
符号化処理される場合があった。
この境界が目立たないようにするための1つの方法とし
て、差データを検出する際に、例えば特開昭60−20
6318号公報に開示のフィルタ回路を用いて、比較基
準用画像データの高域を抑圧する方法が考えられる。
ところが、比較基準用画像データの高域を抑圧して境界
が目立たないようにするためには、画像データの位置に
応じて、フィルタ回路の特性を切り換える必要があり、
リアルタイムで処理するためには、実際上複数種類のフ
ィルタ回路が必要になる問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易に特
性を切り換えることができるフィルタ回路を提案しよう
とするものである。
8課題を解決するための手段 かかる課題を解決するため本発明においては、複数の遅
延回路76A、76Bを直列接続し、各遅延回路76A
、76Bからそれぞれ垂直走査方向に連続する画像デー
タを出力する垂直方向ディジタルフィルタ回路76A、
76Bと、垂直方向ディジタルフィルタ回路76A、7
6Bから出力される画像データを選択出力する垂直方向
選択回路78A、78B、80と、複数の遅延回路86
A、86B、86Cを直列接続し、各遅延回路86A、
86B、86Cからそれぞれ水平走査方向に連続する画
像データを出力する水平方向ディジタルフィルタ回路8
6A、86B、86Cと、水平方向ディジタルフィルタ
回路86A、86B、86Cから出力される画像データ
を選択出力する水平方向選択回路88A、88B、90
とを備え、垂直方向ディジタルフィルタ回路76A、7
6B又は水平方向ディジタルフィルタ回路86A、86
B、86Cに順次画像データDPI+を入力すると共に
、垂直方向選択回路78A、78B、80又は水平方向
選択回路88A、88B、90の出力データDv又はD
Hを水平方向ディジタルフィルタ回路86A、86B、
86C又は垂直方向ディジタルフィルタ回路76A、7
6Bに与え、垂直方向選択回路78A、78B、80及
び水平方向選択回路88A、88B、90の選択出力を
切り換えて水平方向選択回路又は垂直方向選択回路から
出力される画像データD□。を補正する。
F作用 垂直方向ディジタルフィルタ回路76A、76B及び垂
直方向選択回路78A、78B、80でそれぞれ垂直走
査方向に連続する画像データを選択出力すると共に、水
平方向ディジタルフィルタ回路86A、86B、86C
及び水平方向選択回路88A、88B、90でそれぞれ
水平走査方向に連続する画像データを選択出力するよう
にし、このとき順次画像データD□1を入力すると共に
、垂直方向選択回路78A、78B、80又は水平方向
選択回路88A、88B、90の出力データを水平方向
ディジタルフィルタ回路86A、86B、86C又は垂
直方向ディジタルフィルタ回路76A、76Bに与える
ようにすれば、垂直方向選択回路78A、78B、80
及び水平方向選択回路88A、88B、90の選択出力
に応じてフィルタ特性を切り換えることができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)実施例の構成 第1図において、10は全体としてテレビ電話装置を示
し、伝送対象との間で通話者の映像及び音声を相互に伝
送する。
すなわちテレビ電話装置10は、テレビジョンカメラ1
2を介して通話者を邊偉し、当該テレビジョンカメラ1
2から出力されるビデオ信号Swをビデオ信号処理回路
14に与える。
ビデオ信号処理回路14は、ビデオ信号Svを輝度信号
及び色差信号に変換した後、アナログディジタル変換回
路でディジタル信号に変換する。
さらにビデオ信号処理回路14は、ディジタル信号に変
換した輝度信号及び色差信号をCC■TT(inter
national telegraph and te
lephone consultative comm
ittee)勧告のフォーマットに変換する。
すなわち、所定フレーム毎に映像信号を間引きしてフレ
ーム周波数を15(Hz)に変換した後、垂直及び水平
走査方向の画素数を低減する。
これにより輝度信号に関して、水平及び垂直走査方向に
352X 288画素(すなわちCIFの画サイズでな
る)又は176X 144画素(すなわちQCIFの画
サイズでなる)の画像データDINが連続する入力映像
信号を作成する。
かくしてビデオ信号処理回路14を介して、ビデオ信号
Svに予備的な処理を施してデータ量を低減し、ライン
走査の順序で画像データD Illが連続する入力映像
信号を得ることができる。
第2図に示すように、動きベクトル検出回路16は、内
蔵の走査変換回路において、画像データDIMをメモリ
回路に一旦格納した後、所定の順番で順次読み出すこと
により、当該画像データDINの配列を所定順序に並び
換える。
すなわち動きベクトル検出回路16は、1フレームの画
像(第2図(A))を水平及び垂直走査方向に2×6の
ブロックGOB (以下ブロックグループと呼ぶ)に分
割する(第2図(B))。
さらに動きベクトル検出回路16は、各ブロックグルー
プGOBを11×3のマクロブロックB。
に分割した後、さらに当該マクロブロックBえを水平及
び垂直走査方向に8×8画素単位の微小ブロックBLに
分割する(第2図(C))。
これにより当該映像信号処理装置lにおいては、ブロッ
クグループCOB単位で画像データを転送すると共に処
理するようになされている。
さらにこのときブロックグループGOB内の画像データ
D、イの配列においては、マクロブロックBll単位で
画像データD INが連続するようになされ、マクロブ
ロックB、内においては、ラスク走査の順序で微小ブロ
ックBL単位で画像データDINが連続するようになさ
れる。
なおここでマクロブロックBkは、輝度信号に対して、
水平及び垂直走査方向方向に連続する16×16画素の
画像データ(y +〜Y、)を1つの単位とするのに対
し、これに対応する2つの色差信号においては、ビデオ
信号処理回路14でデータ量が低減処理された後時間軸
多重化処理され、それぞれ1つの微小ブロックBL  
(Cr、Cm )に16 X 16画素分のデータが割
り当てられる。
このとき動きベクトル検出回路16は、デコーダ回路1
8で再現された1フレーム前の画像を基準フレームの画
像に設定し、マクロブロックBll毎に動きベクトルを
検出する。
さらに動きベクトル検出回路16は、検出した動きベク
トルの分だけ基準フレーム画像を移動させ、現フレーム
のマクロブロックB1に対応する位置の16 X 16
画素分の画像データを作成した後、当該画像データDP
I+を差データ作成回路20に出力する。
同時に動きベクトル検出回路16は、配列を入れ換えた
画像データD、。を、動きベクトルの検出に要する時間
だけ遅延させて出力する。
さらに動きベクトル検出回路16は、画像データDIN
EIのフレーム番号、ブロックグループ及びマクロブロ
ックのアドレスデータ、動きベクトルD□、当該動きベ
クトル検出の際に得られた絶対値和でヘッダD□7を生
成し、差データ作成回路20に出力する。
差データ作成回路20は、所定フレーム毎に、画像デー
タD1.lI)を何ら処理することのなく、続くディス
クリートコサイン変換回路22に出力し、これにより所
定期間毎に、フレーム内符号化処理した画像データを伝
送対象に伝送し得るようになされている。
これに対してフレーム内符号化処理するフレーム以外に
ついては、画像データD、、、から画像データD、□を
減電し、その結果得られる差データD2をディスクリー
トコサイン変換回路22に出力する。
これにより当該映像信号伝送装置10においては、差デ
ータD2を伝送することにより、画像データをフレーム
間符号化処理し、フレーム内符号化処理及びフレーム間
符号化処理を所定周期で切り換えることにより、伝送対
象に入力映像信号を効率良く伝送するようになされてい
る。
さらにこのとき差データ作成回路20は、画像データD
□1を画像データDINDから減算する際に、必要に応
じてループフィルタ回路を用いて画像データDPI+の
高域成分を抑圧する。
これにより当該映像信号処理装置10においては、マク
ロブロックBm単位で動きベクトルを検出して差データ
D2を符号化処理しても、マクロブロック81間の境目
が目立たないようになされている。
さらに差データ作成回路20は、マクロブロックB11
単位で伝送に要するデータ量を検出し、フレーム内符号
化処理して伝送した方がフレーム間符号化処理して伝送
するよりも少ないデータ量で伝送し得ると判断した場合
は、フレーム間符号化処理するフレームのマクロブロッ
クBIIであっても、フレーム内符号化処理して伝送す
る場合と同様に画像データDIHDを何ら処理すること
のなく続くディスクリートコサイン変換回路22に出力
する。
か(して映像信号伝送装置10においては、フレーム間
符号化処理する際に、伝送に要するデータ量に応じて、
画像データD0の高域成分を抑圧すると共に、フレーム
間符号化処理からフレーム内符号化処理に処理方法を切
り換えるようになされ、これより選択予測の手法を用い
て効率良く映像信号を伝送するようになされている。
同時に差データ作成回路20は、動きベクトル検出回路
16から伝送されたヘッダD HETから絶対値和のデ
ータを除去した後、フレーム間符号化処理及びフレーム
内符号化処理の識別データ、ループフィルタ回路を介し
て得られた差データか否かの識別データを付加してディ
スクリートコサイン変換回路22に出力する。
ディスクリートコサイン変換回路22は、映像信号の2
次元相関を利用して、差データ作成回路20から出力さ
れる画像データDINO及び差データD2を微小ブロッ
クB、単位でDCT変換(discrete cosi
ne transform) L/、その結果得られる
変換データD Octを再量子化回路24に出力する。
このときディスクリートコサイン変換回路22は、差デ
ータ作成回路20から伝送されたヘッダに変換データD
I)cTの累積コード長等のデータを付加して出力する
再量子化回路24は、変換データDDCTを再量子化し
て出力する。
このとき再量子化回路24は、ディスクリートコサイン
変換回路22から出力されるヘッダに基づいて変換デー
タD actの累積コード長及びデータ量を検出すると
共に伝送バッファ回路33の残量を検出し、当該検出結
果に基づいて量子化ステップサイズを切り換える。
これにより再量子化回路24は、伝送に要する1フレー
ム当たりのデータ量が所定値になるように保持する。
さらに再量子化回路24は、ディスクリートコサイン変
換回路22から出力されるヘッダがら変換データI)a
tの累積コード長のデータ等を除去した後、量子化ステ
ップサイズのデータを付加して出力する。
逆再量子化回路26は、再量子化回路24から出力され
るヘッダに基づいて再量子化回路24と逆の変換処理を
実行し、これにより伝送対象側で再現されるディスクリ
ートコサイン変換回路2゜の変換データD。Cアを当該
伝送側で再現する。
これに対してディスクリートコサイン逆変換回路28は
、逆再量子化回路26を介して伝送されるヘッダに基づ
いてディスクリートコサイン変換回路22の逆変換処理
を実行する。
これにより映像信号伝送装置10においては、伝送対象
側で再現されるディスクリートコサイン変換回路22の
入力データを当該伝送側で再現することができる。
すなわち、ディスクリートコサイン逆変換回路28を介
して、フレーム内符号化処理されて伝送される映像信号
については、画像データD1゜を再現することができの
に対し、フレーム間符号化処理して伝送する映像信号に
ついては、差データD2を再現することができる。
デコーダ回路18は、フレームメモリ回路及び加算回路
で構成され、ディスクリートコサイン逆変換回路28を
介して伝送されるヘッダに基づいて動作を切り換える。
すなわちデコーダ回路18は、ディスクリートコサイン
逆変換回路28からフレーム内符号化処理されたデータ
(すなわち画像データD0゜を再現した画像データでな
る)が出力される場合、当該画像データを直接フレーム
メモリ回路に格納する。
さらに、フレームメモリ回路に格納された画像データに
対して、次フレームの画像データDINが動きベクトル
検出回路16に入力されるタイミングで、当該フレーム
メモリ回路に格納された画像データD3vを動きベクト
ル検出回路16に出力する。
これにより動きベクトル検出回路16においては、フレ
ーム内符号化処理したフレームに続くフレームについて
、当該フレーム内符号化処理されたフレームを基準フレ
ームに設定して動きベクトルを検出することができる。
さらにデコーダ回路18は、ディスクリートコサイン逆
変換回路28からフレーム間符号化処理されたデータ(
すなわち差データD2を再現したデータでなる)が出力
される場合、フレームメモリ回路に格納された画像デー
タD、Vを当該差データD2の動きベクトルの分だけ移
動させた後、当該移動させた画像データを差データD2
に加算してフレームメモリ回路に格納する。
これにより加電回路を介して、フレーム間符号化処理し
たフレームの元の画像データを再現することができ、か
くして伝送対象側に伝送される画像を順次再現して、フ
レームメモリ回路に格納することができる。
さらにデコーダ回路18は、当該フレームメモリ回路に
格納された画像データに対して、次フレームの画像デー
タDINが動きベクトル検出回路16に入力されるタイ
ミングで、当該フレームメモリ回路に格納された画像デ
ータI)svを動きベクトル検出回路16に出力する。
これにより動きベクトル検出回路16においては、1フ
レーム前のフレームを基準フレームにして、順次現フレ
ームの動きベクトルを検出することができる。
さらにこのときデコーダ回路18においては、ループフ
ィルタ回路を介して作成された差データD2については
、ループフィルタ回路を用いて高域成分を抑圧して動き
ベクトルの分だけ移動させるようになされ、これにより
差データ作成回路20と連動してループフィルタ回路を
切り換え、マクロブロック8.間の境目が目立たないよ
うにする。
可変長符号化回路30は、バッファ回路32を介して得
られる再量子化回路24の出力データを動きベクトルの
データ等と共に可変長符号化処理した後、ヘッダと共に
伝送バッファ回路33に出力する。
伝送バッファ回路33は、可変長符号化回路30の出力
データを一旦格納した後、所定の順序で順次出力する。
スタッフビット付加回路34は、伝送バッファ回路33
の出力データを誤り訂正回路3′6に出力し、このとき
伝送バッファ回路33の入出力データのデータ量を検出
して、回線Llの伝送速度に比して伝送バッファ回路3
3の入力データ量が極端に少なくなると、所定のタイミ
ングでデータ間にスタッフビットを介挿する。
誤り訂正回路36は、スタッフビット付加回路34の出
力データに応じてBCHコード(bose chaud
huri hocquenghes code)を生成
し、スタッフビット付加回路34から出力される出力デ
ータに付加して出力する。
さらに誤り訂正回路36は、多重変換回路38を介して
伝送対象から得られるデータを当該データに付加されて
伝送されるBCHコードに基づいて誤り訂正し、これに
より伝送中にエラーが発生しても画質劣化を有効に回避
し得るようになされている。
多重変換回路38は、誤り訂正回路36の出力データに
ディジタル音声信号を多重化した後、回線L1に送出す
る。
これにより、ビデオ信号Sv及び音声信号を伝送対象に
効率良く伝送することができる。
同時に多重変換回路38は、回線L1を介して伝送対象
から伝送されたデータを入力し、多重化された映像信号
とディジタル音声信号とを分離する。
さらに分離したディジタル音声信号を所定の復号回路に
出力すると共に、映像信号をスタッフビット除去回路4
0に出力する。
スタッフビット除去回路40は、伝送対象例のスタッフ
ビット付加回路34で介挿されたスタッフビットを除去
する。
バッファ回路42は、スタッフビットが除去されたデー
タを一旦格納した後、ヘッダを分離して復号回路44に
出力する。
復号回路44は、伝送対象側の可変長符号化回路30の
逆処理を実行する。
遊興量子化回路46は、複合回路44を介して入力され
るヘッダに基づいて、復号回路44の出力データを遊興
量子化処理し、これにより伝送対象側で再量子化処理さ
れた再量子化回路240入カデータを再現する。
ディスクリートコサイン逆変換回路48は、ディスクリ
ートコサイン逆変換回路28と同様に、ヘッダに基づい
て遊興量子化回路46の出力データを処理し、これによ
り伝送対象側でディスクリートコサイン変換処理された
データを再現する。
デコーダ回路50は、伝送されたヘッダに基づいて、デ
コーダ回路18と同様の処理を実行し、これにより伝送
対象側で符号化処理された画像データを再現する。
ビデオ信号処理回路52は、補間演冨の手法を用いて、
ビデオ信号処理回路14の逆処理を実行した後、その結
果得られるビデオ信号をモニタ装置54に出力し、これ
により伝送対象から送出された通話対象の映像をモニタ
することができる。
(Gl−1)差データ作成回路 第3図に示すように、差データ作成回路20は、動きベ
クトル検出回路16から出力される画像データDINi
lをバッファメモリ回路60を介して選択回路62に出
力する。
これにより差データ作成回路20は、フレーム内符号化
処理して映像信号を伝送する場合、選択回路62及びバ
ッファメモリ回路64を介して、当該画像データDIN
I+を続くディスクリートコサイン変換回路22に出力
する。
減算回路構成の算術論理回路66は、画像データD0゜
から画像データDP□を減算して差データD2を作成し
、当該差データD2をバッファメモリ回路68を介して
選択回路70に出力する。
これにより差データ作成回路20は、フレーム間符号化
処理して映像信号を伝送する場合、選択回路62及び7
0の接点を切り換えて、差データD2を続(ディスクリ
ートコサイン変換回路22に出力する。
減算回路構成の算術論理回路72は、ループフィルタ回
路74を介して画像データDp□を入力し、画像データ
D、s+yから画像データD□。を減算して差データD
2□を作成する。
さらに算術論理回路72は、当該差データ[)rzをバ
ッファメモリ回路69を介して選択回路70に出力する
ようになされ、これにより当該選択回路70の接点を切
り換えて、差データD2に代えて差データDF□を続く
ディスクリートコサイン変換回路22に出力し得るよう
になされている。
第4図に示すように、ループフィルタ回路74は、遅延
回路76A及び76Bを直列接続し、遅延回路76Aに
画像データD、□を与える。
第5図に示すように、遅延回路76A及び76Bは、そ
れぞれ画像データD、□のクロック周波数で動作する8
段のフリップフロップ回路を直列接続して構成され、こ
れにより微小ブロック単位で、順次ラスク走査のタイミ
ングで入力する画像データD□1を、当該微小ブロック
の1水平走査期間だけ遅延させるようになされている。
従って、遅延回路76Aの入力データD、□及び遅延回
路76Bの出力データにおいては、それぞれ遅延回路7
6Aの出力データ(以下現ラインの画像データと呼ぶ)
に対して、垂直走査方向及び垂直走査方向とは逆方向に
隣接する画素の画像データDPI+  (以下それぞれ
次ライン及び前ラインの画像データと呼ぶ)が順次連続
することになる。
選択回路78Aは、現ライン及び次ラインの画像データ
Dp□を接点a及びbに入力するのに対し、選択回路7
8Bは、現ライン及び前ラインの画像データD□1を接
点a及びbに入力する。
さらに選択回路78A及び78Bは、制御回路80から
出力される切換信号SEL 1及びSEL2に基づいて
接点を切り換え、その選択出力を加算回路80で加算す
る。
すなわち第6図及び第7図に示すように、微小ブロック
BLの始めの1ラインARI、AR2及びAR3と最後
の1ラインAR7、AR8及びAR9の画像データD□
1が遅延回路76Aから出力される期間の間、選択回路
78A及び78Bは、接点aを選択する。
これにより当該期間の間、加算回路80を介して、2倍
に重み付けされた現ラインの画像データDPI+  (
記号A00.で表す)を得ることができる。
これに対して、残りの領域AR4、AR5及びAR6の
画像データDP□が遅延回路76Aから出力される期間
の間、選択回路78A及び78Bは、接点すを選択する
これにより当該期間の間、加算回路80を介して、次ラ
イン及び前ラインの画像データDp*+  (それぞれ
記号A<1.−1、A6.1で表す)の加算データ(A
o、−8+A1. I)を得ることができる。
これに対して東軍回路82は、現ラインの画像データD
□1を2倍した後、加算回路84で加算回路80の出力
データDvに加算する。
これにより加算回路84の出力データD voにおいて
は、領域ARI、AR2、AR3、ART、AR8及び
AR9の画像データDPI+が遅延回路76Aから出力
される期間の間、4倍に重み付けされた現ラインの画像
データ4A0.。を得ることができる。
これに対して、残りの領域AR4、AR5及びAR6の
画像データDPI+が遅延回路76Aから出力される期
間の間、2倍に重み付けされた現ラインの画像データA
0.。を加算データ(A6.−1+Ao、+)に加算し
た加算データ(Ao、−++2A0.。+A01)を得
ることができる。
遅延回路86A、86B及び86Cは、それぞれ画像デ
ータD、□のクロック周波数で動作するフリップフロッ
プ回路で構成され、直列接続された状態で、一端に加算
回路84の出力データDv。
を入力する。
従って遅延回路86A及び遅延回路86Cを介して、遅
延回路86Bの出力データD、□ (以下現画素の画像
データと呼び、それぞれ前ライン、現ライン及び次ライ
ンの画像データのうち、現画素の画像データを記号A1
.。、A、、。及びA −l、。
で表す)に対して、水平走査方向に隣接する画素及び水
平走査方向とは逆方向に隣接する画素の画像データD□
1 (以下それぞれ次画素及び前画素の画像データと呼
び、現画素の画像データに対応して記号A ++ −1
s A @+ −1、A −1、−1及びA3.1、A
@+ I 、A−II 1で表す)を得ることができる
選択回路88Aは、現画素及び次画素の画像データDP
□を接点a及びbに入力するのに対し、選択回路88B
は、現画素及び前画素の画像データD□1を接点a及び
bに入力する。
さらに選択回路88A及び88Bは、制御回路80から
出力される切換信号5EL3及び5EL4に基づいて接
点を切り換え、その選択出力を加算回路90で加算する
すなわち、微小ブロックB、の水平走査開始位置ARI
、AR4及びARTと水平走査終了位置AR3、AR6
及びAR9の画像データD□、が遅延回路86Bから出
力される期間の間、選択回路88A及び88Bは、接点
aを選択する。
これにより現画素の画像データとして、領域AR1、A
R3、ART及びAR8の画像データD、□が出力され
る期間の間、8倍に重み付けされた現画素の画像データ
8八〇、。を得ることができる。
これに対して領域AR4及びAR6の画像データD□、
が現画素の画像データとして出力される期間の間、加算
回路84の出力データDvoを2倍に重み付けした加算
データ(2Ao、−++ 4 AO,。
+ 2 A11. l )を得ることができる。
これに対して残りの領域AR2、AR5及びAR8の画
像データD□、が現画素の画像データD、□として出力
される期間の間、選択回路88A及び88Bは、接点す
を選択する。
これにより領域AR2及びAR8の画像データD、□が
現画素の画像データとして出力される期間の間、加算回
路90を介して、4倍に重み付けした次及び前画素の画
像データA〜1.。及びA1.。
の加算データ(41,、。+4A3.。)を得ることが
できる。
これに対して領域AR5の画像データD□1が現画素の
画像データとして出力される期間の間、加算回路90を
介して、現画素を囲む周囲の画像データを重み付けして
加算した加算データ(A−1+−1+2A〜1.。+A
−+、 1+A1.−++2.A+、。
+ A In 1 )を得ることができる。
東軍回路92は、現画素の画像データAo、。を2倍し
た後、加算回路94で加算回路90の出力データDMに
加算する。
割算回路96は、加算回路94の出力データDイ。を1
/16に割り算して、算術論理回路72に出力する。
これにより、微小ブロックBLの4隅の領域AR1、A
R3、AR7及びAR9の画像データD□1が現画素の
画像データとして出力される期間の間、加算回路94を
介して16倍に重み付けされた現画素の画像データ16
A+1.。を得ることができ、割算回路96で割り算す
ることにより、現画素の画像データAo、。を出力する
ことができる。
すなわち第8図及び第9図に示すように、各画像データ
A l t I〜A−、、−、を第6図に対応して配置
すると、現画素の画像データ八〇、。のみを値1の重み
付は処理した3×3の2次元フィルタ回路の出力データ
を得ることができる。
これに対して領域AR2及びAR8の画像データD□1
が現画素の画像データとして出力される期間の間、それ
ぞれ次、現及び前画素の画像データA−3,。、Ao、
。及びA1.。を重付は加算した加算データ(4A−1
,0+8A、、。+4A4.。)を得ることができ、こ
れにより割算回路96で割り算して画像データ(A−h
 、。+2A0.。+A1.。)/4を得ることができ
る。
すなわち、水平方間に連続する3ii1素の画像データ
を値1.2.1だけ重み付は加算して正規化した3×3
の2次元フィルタ回路の出力データを得ることができる
これに対して領域AR4及びAR6の画像データI)p
+uが現画素の画像データとして出力される期間の間、
それぞれ次、現及び前ラインの画像データA6.−1、
Ao、。及びA02.を重付は加算した加算データ(4
Ao、 −+ + 8 Ao、。+4A、、、)を得る
ことができ、これにより割算回路96で割り算して画像
データ(Ao、 r + 2 Ao、。+Ao、−+)
/4を得ることができる。
すなわち、垂直方向に連続する3画素の画像データを値
1.2.1だけ重み付は加算して正規化した3×3の2
次元フィルタ回路の出力データを得ることができる。
これに対して領域AR5の画像データDP□が現画素の
画像データとして出力される期間の間、画像データA 
−1、−1〜A 1 、1を重付は加算した加算データ
(A−1,−t  42 A−1,。+A−t、t+ 
  2A o、 −r + 4 A @、。+2 Ao
、+ + A+、−+ + 2 A1.。
+ A In + )を得ることができ、割算回路96
で割り真して画像データ(A−+、−r + 2 A−
1,。+A−++ 1 + 2 Ao、−1+ 4 A
a、。+2 As、 + + A+、−++2AI、。
+A+、 r ) / 16を得ることができる。
すなわち、水平及び垂直方向に連続する9画素の画像デ
ータを順次重み付は加算をして正規化した3×3の2次
元フィルタ回路の出力データを得ることができる。
すなわち、東軍回路82及び92の乗算値をa及びbと
おき、割算回路96の割算値Cを(a+2)(b + 
2 )で表すと、選択回路78A、78B及び88A、
88Bの接点を切り換えることにより、次式 で表される特性のフィルタ回路を得ることができる。
かくして、微小ブロック内における画像データD□1の
位置に応じて、選択回路78A、78B及び88A、8
8Bの接点を切り換えることにより、フィルタ回路74
の特性を切り換えることができる。
従って、複数種類のフィルタ回路を用いる必要がなく、
その分会体として簡易な構成で、マクロブロックの境界
を目立なくすることができる。
かくしてこの実施例において、遅延回路76A及び76
Bは、複数の遅延回路76A及び76Bを直列接続し、
各遅延回路76A及び76Bからそれぞれ垂直走査方向
に連続する画像データを出力する垂直方向ディジタルフ
ィルタ回路を構成するのに対し、選択回路T8A、78
B及び加算回路80は、垂直方向ディジタルフィルタ回
路から出力される画像データを選択出力する垂直方向選
択回路を構成する。
これに対して遅延回路86A、86B及び86Cは、複
数の遅延回路86A、86B及び86Cを直列接続し、
各遅延回路86A、86B及び86Cからそれぞれ水平
走査方向に連続する画像データを出力する水平方向ディ
ジタルフィルタ回路を構成し、選択回路88A、88B
及び加算回路90は、水平方向ディジタルフィルタ回路
から出力される画像データを選択出力する水平方向選択
回路を構成する。
さらに、このようにループフィルタ回路74を構成すれ
ば、入力された画像データの順序で画像データD□。を
出力することができ、その分当該ループフィルタ回路7
4の入出力回路の構成を簡易化することができる。
2東回路98.100及び102は、それぞれ画像デー
タDIN11、差データD2及び差データDF2の2乗
値を出力する。
加算回路構成の算術論理回路104.106.10B及
び110は、それぞれ画像データDIND、2東回路9
8.100及び102の出力データをラッチ回路112
.114.116及び118の出力データと加算し、加
算結果をそれぞれラッチ回路112.114.116及
び118に出力する。
これにより算術論理回路104.106.108及び1
10は、画像データDIND及びDP□の値をA及びB
、ループフィルタ回路74の出力データDPIIOの値
をFBとおいて、それぞれ、次式%式%(2) (3) (4) (5) で表される評価データDMI、DH,、DH!及びDH
4をマクロブロック毎に検出し、当該評価データDMI
、DH!、Do及びD114をディジタル信号処理回路
120に出力する。
ディジタル信号処理回路120は、演算処理回路で構成
され、システムクロック信号Sctに同期して制御回路
122から出力される所定の基準信号に基づいて動作す
る。
さらにディジタル信号処理回路120は、動きベクトル
検出回路16から出力されるヘッダD METに評価デ
ータD311% DNzs DH3及びD 84を付加
し、バッファメモリ回路124を介してディジタル信号
処理回路126に出力する。
ディジタル信号処理回路126は、ディジタル信号処理
回路120と同様に演算処理回路で構成され、ヘッダD
□アに基づいて、選択回路62及び70を切り換え制御
する。
すなわち、ヘッダI)nttOフレーム番号に基づいて
、所定フレーム毎に画像データDINDを続くディスク
リートコサイン変換回路22に出力する。
これにより当該映像信号伝送装置においては、所定フレ
ーム毎にフレーム内符号化処理して映像信号を伝送する
ことができる。
これに対して、残りのフレームにおいては、差データD
2□をディスクリートコサイン変換回路22に出力し、
フレーム間符号化処理した映像信号を伝送する。
このときディジタル信号処理回路126は、評価データ
D。、DH!及びD114の比較結果を得、評価データ
D、I!が評価データD、13及びD□よりも小さいと
き、差データDFZに代えて画像データD1゜をディス
クリートコサイン変換回路22に出力する。
すなわち(3)〜(5)式より、評価データI)nzが
評価データD■及びDNAよりも小さいとき、差データ
I)rzに代えて画像データDIll。を伝送すれば、
その分効率良く画像データを伝送することができる。
さらにディジタル信号処理回路126は、評価データD
や、が評価データDN2及びDN3よりも小さいとき、
差データDvzに代えて差データD2をディスクリート
コサイン変換回路22に出力する。
すなわち映像信号によっては、差データD2を符号化処
理しても、マクロブロックの境界が目立たない場合があ
り、さらに差データI)rzに代えて差データD2を符
号化処理した方が効率良(伝送することができる場合が
ある。
従ってこの実施例のように、評価データDNI、])N
x、DH!及びD114に基づいて、符号化処理を切り
換えることにより、全体として効率良く映像信号を伝送
することができる。
さらにディジタル信号処理回路126は、ディジタル信
号処理回路120から出力されたヘッダD□、から評価
データDH1% Dxz、0M3及びり。4を除去した
後、選択回路62及び70の切り換え情報を付加してヘ
ッダD−7を更新し、更新したヘッダDI4Eアをバッ
ファメモリ回路128を介して続くディスクリートコサ
イン変換回路22に出力する。
(Gl−2)デコーダ回路 第10図に示すように、デコーダ回路18は、ディスク
リートコサイン逆変換回路28から出力される画像デー
タDINV%DZ及びヘッダD HETを、それぞれ加
算回路130及びヘッダ検出回路132に与える。
ヘッダ検出回路132は、ヘッダD HETからフレー
ム番号、ブロックグループ、マクロブロック、微小ブロ
ックのアドレスデータ及び動きベクトルを分離してアド
レスデータ作成回路134及び135に出力する。
アドレスデータ作成回路134及び135は、それぞれ
フレームメモリ回路136.138及び140の書込み
用アドレスデータを生成すると共に、動きベクトルに基
づいてフレームメモリ回路136の読出し用アドレスデ
ータを作成する。
さらにヘッダ検出回路132は、フレーム間及びフレー
ム内符号化処理の識別データをモード表示回路142に
出力すると共に、当該フレーム間及びフレーム内符号化
処理の識別データ、ループフィルタ回路のオンオフ情報
に応じて切換信号5EL5及び5EL6を出力する。
これによりヘッダ検出回路132は、選択回路144及
び146の接点を切り換え、ディスクリートコサイン逆
変換回路28で再現された画像データDr sv 、D
 zに応じて、当該デコーダ回路18の動作を切り換え
る。
すなわち、フレーム内符号化処理された画像データD 
INVを処理する場合、ヘッダ検出回路132は、選択
回路144のアース側接点を選択制御する。
これにより、ディスクリートコサイン逆変換回路28で
再現された画像データD1□においては、加算回路13
0、クリッピング回路148を介して出力され、アドレ
スデータ作成回路134から出力されるアドレスデータ
に基づいて、フレームメモリ回路136.138及び1
40に格納される。
これに対してフレーム間符号化処理された画像データD
2を処理する場合、ヘッダ検出回路132は、選択回路
144の選択回路146側接点を選択制御する。
これにより選択回路146は、ループフィルタ回路14
9又はレジスタ回路150を介して、フレームメモリ回
路136から動きベクトルの分だけずれたタイミングで
出力される画像データを加算回路130に出力する。
従って、ディスクリートコサイン逆変換回路28で再現
された差データD2においては、動きベクトルの分だけ
移動させてフレームメモリ回路136から読み出された
画像データに、加算回路130で加算された後、フレー
ムメモリ回路136.138及び140に格納され、こ
れにより元の画像データを再現することができる。
このとき選択回路146においては、差データ作成回路
20でループフィルタ回路74が選択された場合は、対
応する画像データを再現する際に、ループフィルタ回路
149側接点を選択するように制御され、これにより差
データD2を作成する場合と同様に高域を抑圧した前フ
レームの画像データを基準にして元の画像データを再現
する。
これによりループフィルタ回路74を介して作成された
差データDF□においては、ループフィルタ回路149
を介して再現することができ、これによりマクロブロッ
クの境界を目立た無くすることができる。
このときループフィルタ回路149においては、ループ
フィルタ回路74と同一構成の2次元フィルタ回路で構
成され、これにより選択回路の接点を切り換えるだけで
複数種類の特性を選択することができ、デコーダ回路1
8の構成を簡略化することができる。
これに対してフレームメモリ回路138は、加算回路1
30を介して得られる画像データを順次格納することに
より、再現された画像データを一旦格納した後、動きベ
クトル検出回路16から出力されるアドレスデータに基
づいて、動きベクトル検出回路16にブロックグループ
単位で画像データDsvを出力する。
これにより動きベクトル検出回路16においては、再現
された画像データDsvに基づいて、順次動きベクトル
を検出することができる。
これに対してフレームメモリ回路140は、選択回路1
54を介して、加算回路130を介して得られる画像デ
ータ及びモード表示回路142の出力データを選択的に
取り込むと共に、取り込んだデータを表示装置156に
出力する。
すなわちモード表示回路142は、フレーム内符号化処
理及びフレーム間符号化処理に応じて表示色の異なる色
差信号の画像データを出力する。
選択回路154は、所定の操作子がオン操作されると、
加算回路130から出力される画像データのうち、輝度
信号に関する画像データをフレームメモリ回路140に
出力すると共に、モード表示回路142から出力される
色差信号に関するデータを当該フレームメモリ回路14
0に出力する。
これにより表示装置156を介して、フレーム内符号化
処理及びフレーム間符号化処理に応じて表示色の異なる
画像を得ることができる。
従って、保守作業員等においては、伝送側において伝送
対象で再現される画像を目視確認することができる。こ
れにより、当該映像信号伝送装置10の動作を確認する
ことができ、このとき表示色の違いに基づいて、フレー
ム内符号化処理及びフレーム間符号化処理を確認するこ
とができる。
これに対して第10図との対応部分に同一符号を付して
示す第11図に示すように、デコーダ回路50において
は、フレームメモリ回路138を省略すると共に、フレ
ームメモリ回路140の出力データをビデオ信号処理回
路52に出力する。
これにより、モニタ装置54を介して伝送対象側から送
出された画像をモニタすることができるのに対し、必要
に応じて所定の操作子をオン操作することにより、伝送
対象側のフレーム内符号化処理及びフレーム間符号化処
理を確認することができる。
かくして当該デコーダ回路50においても、差データ作
成回路20と同一構成のループフィルタ回路149を用
いることにより、全体構成を簡略化することができる。
実際上、この種の映像信号伝送装置にループフィルタ回
路を用いる場合、同一特性のループフィルタ回路が3個
必要になり、個々のループフィルタ回路の構成が煩雑に
なると、その分映像信号伝送装置全体として構成が大型
化する。
ところがこの実施例にように、選択回路の接点を切り換
えるだけで複数種類の特性を選択し得るようなループフ
ィルタ回路を用いれば、その分映像信号伝送装置10全
体の構成を簡易化することができる。
(G2)実施例の動作 以上の構成において、テレビジョンカメラ12から出力
されるビデオ信号Svは、ビデオ信号処理回路14で予
備的処理が施されてデータ量が低減され、CCITT勧
告フォーマットの画像データDI)lに変換される。
画像データDI)lは、動きベクトル検出回路16で画
像データの配列が並び換えられた後、マクロブロック毎
に動きベクトルが検出される。
ここで、検出された動きベクトルに基づいて比較基準の
画像データD PH1が生成され、当該画像データDP
□が画像データDIHDと共に差データ作成回路20に
出力される。
差データ作成回路20において、直接画像データDIH
Dから画像データD□1が減算されて差データD2が作
成される。
同時に画像データDPml は、ループフィルタ回路7
4において、遅延回路76A及び76Bに与えられ、こ
れにより前、現及び次ラインの画像データが作成される
前、現及び次ラインの画像データは、現ラインの画像デ
ータに応じて、選択回路78A及び78Bを介して選択
出力され、加算回路80で加算された後、重み付は処理
された現ラインの画像データに加算回路84で加算され
る。
これにより、垂直走査方向に、選択回路78A及び78
Bの選択出力に応じた周波数特性の画像データI)vo
を得ることができる。
当該画像データI)voは、遅延回路86A、86B及
び86Cに与えられ、ここで前、現及び次画素の画像デ
ータが作成される。
前、現及び次画素の画像データは、現画素の画像データ
に応じて、選択回路88A及び88Bを介して選択出力
され、加算回路90で加算された後、重み付は処理され
た現画素の画像データに加算回路94で加算される。
これにより、水平走査方向に、選択回路88A及び88
Bの選択出力に応じた周波数特性の画像データD4゜を
得ることができる。
ループフィルタ回路74の出力データDPIOは、画像
データDINtlから減算され、差データDF2が作成
される。
画像データDIND、差データD2及びD2□は、算術
論理回路104〜110で、(2)〜(5)式の評価デ
ータD)II、D工2、DM3及びD工、が検出され、
当該評価データD0、DH□、D113及びDHaに基
づいて続くディスクリートコサイン変換回路22に選択
出力される。
これにより、フレーム間符号化処理するフレームにおい
ては、差データD2又はり、□がディスクリートコサイ
ン変換回路22に出力されるのに対し、フレーム内符号
化処理するフレームにおいては、画像データD、、、が
直接ディスクリートコサイン変換回路22に出力される
ディスクリートコサイン変換回路22を介して得られる
変換データDDCTは、再量子化回路24で再量子化処
理された後、バッファ回路32を介して可変長符号化回
路30で可変長符号化処理され、その出力データが順次
伝送バッファ回路33、スタッフデータ付加回路34、
誤り訂正回路36及び多重変換回路38を介して伝送対
象に送出されるう さらに再量子化回路24の出力データは、遊興量子化回
路26及びディスクリートコサイン逆変換回路28を順
次介して、デコーダ回路18で元の画像データに戻され
、当該画像データが動きベクトル検出用の前フレームの
画像データDSVとして出力される。
このとき、ループフィルタ回路74を介して作成された
差データD、□を処理する場合は、フレームメモリ回路
136から出力される前フレームの画像データがループ
フィルタ回路149を介して差データDF2に加算処理
され、これによりマクロブロックの境界を目立たなくす
ることができる。
(G3)実施例の効果 以上の構成によれば、前、現及び次ラインの画像データ
を選択出力すると共に、前、現及び次画素の画像データ
を選択出力することにより、当該選択出力を切り換えて
簡易な構成でループフィルタ回路の特性を切り換えるこ
とができる。
(G4)他の実施例 なお上述の実施例においては、ループフィルタ回路の特
性を第9図に示すように切り換える場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えば第12図に示すよう
に接点a及びbを選択すれば、第13図に示すようなフ
ィルタ特性を得ることができ、必要に応じて種々の特性
を得る場合に広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、加算回路80及び90
の加算データに現ライン及び現画素の画像データを重み
付けして加算する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、必要に応じて当該加算処理を省略するように
してもよい。
さらに上述の実施例においては、始めに垂直走査方向に
特性を設定した後、水平走査方向に特性を設定する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、遅延回路8
6Aに画像データD□1を入力すると共に加算回路94
の出力データを遅延回路76Aに出力し、加算回路84
の出力データを割算回路96で割り算するようにしても
よい。
さらに上述の実施例においては、音声信号と共に映像信
号を伝送する映像信号伝送装置に本発明を適用した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、映像信号を
高能率符号化処理して伝送する場合、記録媒体に記録す
る場合、さらには画像データの周波数特性を補正する2
次元フィルタ回路に広(通用することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、垂直及び水平方向に遅延
する画像データの選択出力を切り換えて加算出力するこ
とにより、簡易な構成で特性を切り換えることができる
フィルタ回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による映像信号伝送装置を示
すブロック図、第2図は動きベクトル検出回路の動作の
説明に供する路線図、第3図は差データ作成回路を示す
ブロック図、第4図はループフィルタ回路を示すブロッ
ク図、第5図〜第9図はその動作の説明に供する路線図
、第10図及び第11図はデコーダ回路を示すブロック
図、第12図及び第13図は他の実施例を示す路線図で
ある。 10・・・・・・映像信号伝送装置、18.50・・・
・・・デコーダ回路、20・・・・・・差データ作成回
路、74.149・・・・・・ループフィルタ回路、7
6A、76B、86A〜86C・・・・・・遅延回路、
78A、78B、88A、88B・・・・・・選択回路
、80.84.90.94・・・・・・加算回路、82
.92・・・・・・東軍回路、96・・・・・・割算回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の遅延回路を直列接続し、各遅延回路からそれぞれ
    垂直走査方向に連続する画像データを出力する垂直方向
    ディジタルフィルタ回路と、上記垂直方向ディジタルフ
    ィルタ回路から出力される画像データを選択出力する垂
    直方向選択回路と、 複数の遅延回路を直列接続し、各遅延回路からそれぞれ
    水平走査方向に連続する画像データを出力する水平方向
    ディジタルフィルタ回路と、上記水平方向ディジタルフ
    ィルタ回路から出力される画像データを選択出力する水
    平方向選択回路と を具え、上記垂直方向ディジタルフィルタ回路又は上記
    水平方向ディジタルフィルタ回路に順次画像データを入
    力すると共に、上記垂直方向選択回路又は上記水平方向
    選択回路の出力データを上記水平方向ディジタルフィル
    タ回路又は上記垂直方向ディジタルフィルタ回路に与え
    、上記垂直方向選択回路及び上記水平方向選択回路の選
    択出力を切り換えて上記水平方向選択回路又は上記垂直
    方向選択回路から出力される画像データを補正するよう
    にした ことを特徴とするフィルタ回路。
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