JPH03250555A - 高圧放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［０００１］

【産業上の利用分野】

本発明はランプ　キャップを有する外側バルブによって
形成される空間内に収容されている放電容器を具え、か
つ電圧従属コンデンサを有する点弧回路を具えてなる高
圧放電灯に関するものである。 ［０００２］

【従来の技術】

この種放電灯は、ドイツ国特許ＤＥ−Ｃ−３，３３０，
２６６号に開示されている。この既知の放電灯は、半導
体ブレークダウン素子を点弧回路に設けていて、安定バ
ラストと直列にして、ＡＣ電源で使用するに適している
。半導体ブレークダウン素子は、電圧従属コンデンサと
直列に接続する。この装置の有利な点は、ブレークダウ
ンレベルを適当に選択することにより供給電源より加わ
るＡＣ電圧に対し、電圧従属コンデンサがその容量を大
幅に変化される瞬時を有利に選択しうろことである。こ
れによって３．５ｋＶもの極めて高い電圧ピークを得る
ことができる。 ［０００３］ 付層」士３−ど；ｂｕｂｂｂｔｏノ さらにこの種放電灯の有利な特徴は、ブレークダウン　
レベルを適当に選択することによって、放電灯の動作状
態中点皿回路を遮断しうろことである。 ［０００４］ この既知の放電灯では、発生した電圧パルスは放電灯の
端子間に加わり、従って直接ランプ　キャップに加わる
。このため既知の放電灯には安全上の要求、すなわちバ
ラストのオーバーロードに関し、主要な部分を占める制
限が加わる。 ［０００５］

【発明の開示】

本発明は点弧回路により発生する電圧パルスを制限する
と共に上述の有利な特徴をそのまま維持することをその
目的とする。 ［０００６］ 本発明による上述の放電灯では、かかる目的を達成する
ため、電圧従属抵抗を前記コンデンサと直列に接続した
ことを特徴とする。 ［０００７］ 本発明による放電灯の有利な点は、点弧回路に設けた電
圧従属抵抗の抵抗特性によって電圧パルスのレベルを制
限することができ、かつ電圧パルス発生瞬時の調整の可
能性を維持しうる点である。さらに他の有利な特徴、す
なわち放電灯の動作状態で点弧回路を有効に遮断できる
特性も保持しうる。付加的な利点は、電圧従属抵抗は一
般に半導体ブレークダウン素子よりもより一層耐熱性が
大であることである。 ［０００８］ 点弧回路にフェーズを設けるとさらに改良が可能である
。かくすると、極めて不都合な条件、例えばコンデンサ
の短絡時にも、大電流が流れることによる安定用バラス
トの過負荷は、フェーズの溶断によって防止することが
できる。 ［０００９］ 点弧回路は外側バルブ内に収容しても良く、またランプ
　キャップ内に設けても良い。さらに点弧回路の一部を
ランプ　キャップ内とし、他の一部を外側バルブ内とし
ても良い。 ［００１０］ 特開平；＜−２５ｏ５５５（４） コンデンサを外側バルブ内に配置するときは、ガスを充
填した気密容器内にコンデンサを収容して配置すると有
利である。これによると放電灯の動作中電圧従属コンデ
ンサの強熱による不利な点を打消すことができる。この
ガス圧によって電圧従属コンデンサの構成成分の解離あ
るいは蒸発が抑制される。このガスの組成は放電灯の動
作中の条件下でもコンデンサの構成成分に影響を及ぼさ
ないようなものとする。これに適しているガスは、例え
ば、希ガス、窒素、酸素および６弗化硫黄である。ガス
充填は、単一のガスとしても良く、複数のガスを組合せ
て充填することも可能である。 ［００１１］ 別個のカプセルを使用することなく外側バルブ自体に適
当なガスを充填することも可能であるカミその実用上の
利点は少ない。この方法によると電圧従属コンデンサに
保護を与えることは可能であるが、外側バルブ内のガス
の対流と伝導による熱損失が増大する。この熱損失は放
電灯の発光効率にマイナスの影響を及ぼす。 ［００１２］ 電圧従属コンデンサをガス充填カプセルに収容して、あ
るいは収容しないでランプ　キャップ内に配置してコン
デンサの過熱の影響を打消すこともできる。電圧従属コ
ンデンサをカプセルに収容して外側バルブ内に配置する
ときは、カプセルの内側または外側に放射反射層を設け
ると良い。 ［００１３］ 放電灯の放電容器に外部補助電極を設けることもできる
。 ［００１４］

【実施例】

以下図面により本発明を説明する。 ［００１５］ 図１において、本発明による放電灯２は、放電容器３を
有する。放電容器３は外側バルブ３０によって形成され
る空間内に収容されている。外側バルブ３０には、ラン
プ　キャップが設けられている。放電容器３には、放電
灯の電極４．５が装着されており、放電灯の動作状態で
はこれらの電極間に放電が生ずる。放電灯の電極４は剛
性導体４０を通じてランプ　キャップ３１のランプ接点
Ｃに接続されている。同様に、放電灯電極５は、剛性導
体５０を通じてランプ　キャップ３１のランプ接点りに
接続されている。さらに点弧回路（図示せず）をランプ
　キャップ３１内に装着する。 ［００１６］ 図２では、図１と同一部分は同一番号で示しである。図
中Ａ及びＢは交流供給主電源に接続する接続端子である
。接続端子Ａは安定用バラスト１を通じてランプ接点Ｃ
に接続されている。接続端子Ｂはランプ接点りに接続さ
れている。点弧回路１０は、フェーズ７、電圧従属コン
デンサ８、電圧従属抵抗９を含む回路で構成されている
。この回路は、安定用バラスト１も含む回路によって既
知の如くしてランプ接点Ｃ，Ｄ間に起動用の点弧電圧パ
ルスを発生し、この電圧は放電灯の電極４，５に加わる
。 ［００１７］ 本発明の実際の例では、本放電灯は、フィリップス社製
型式番号ＢＨＬ　１２５Ｌ安定用バラストと組合せて、
２２０ｖ、５０ＨｚのＡＣ電圧で動作させて使用する１
１０Ｗ定格出力の高圧ナトリウム蒸気放電灯である。こ
の実施例の放電灯は、ＴＤＫ社製型式番号ＮＬＢ　１２
５０の電圧従属コンデンサと、フィリップス社製型式番
号２３２２５９５０６電圧従属抵抗で構成されている点
弧回路が組込まれている。放電灯の放電容器には外部補
助電極が設けられている。 ［００１８］ 放電灯の動作状態において、放電灯電極間の電圧は約１
１５ｖである。電圧従属抵抗は１３５ｖ以上の印加電圧
で大幅に導電度を増加させる。２２０■、５０Ｈｚの電
源電圧に接続したとき、１００ＯＶのレベルの電圧パル
スが生ずる。電圧従属抵抗の導電度急増レベルとして１
３５■を選択することによって、ＡＣ供給電圧の各零レ
ベル通過後的３ｍ５（ミリ秒）に、電圧パルスが生ずる
。かく発生する電圧パルスは放電灯を急速に点弧状態と
する。放電灯の点弧電圧は約７００ｖであることが観測
された。電圧従属抵抗のインダクタンス増加レベルとし
て１３５ｖを選択すると、放電灯の動作中点弧回路を有
効に遮断することが確保できる。 ［００１９］

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は本発明の放電灯の側面図、

【図２】 図２は図１と放電灯のバラストの電気回路を示す回路図
である。 ［００２０］

【符号の説明】

１　安定用バラスト ２　放電灯 ３　放電容器 ４．５　電極 ７　フェーズ ８　電圧従属コンデンサ ９　電圧従属抵抗 １０　　点弧（起動）回路 １１　　気密容器（カプセル）

【書類基】

【図１】

【図２】 図面

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ランプキャップを有する外側バルブによっ
   て形成される空間内に収容されている放電容器を具え、
   かつ電圧従属コンデンサを有する点弧回路を具えてなる
   高圧放電灯において、 電圧従属抵抗を前記コンデンサと直列に接続したことを
   特徴とする高圧放電灯。
2. 【請求項２】点弧回路にフェーズを設けた請求項１記載
   の高圧放電灯。
3. 【請求項３】電圧従属コンデンサを、外側バルブ内で、
   ガスを充填した気密ガラスカプセル内に収容して搭載し
   た請求項１または２記載の高圧放電灯。
4. 【請求項４】電圧従属コンデンサをランプキャップ内に
   設けた請求項１または２記載の高圧放電灯。